JPH056328A - 共有メモリ装置 - Google Patents

共有メモリ装置

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JPH056328A
JPH056328A JP3042531A JP4253191A JPH056328A JP H056328 A JPH056328 A JP H056328A JP 3042531 A JP3042531 A JP 3042531A JP 4253191 A JP4253191 A JP 4253191A JP H056328 A JPH056328 A JP H056328A
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JP
Japan
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memory device
data
shared
semiconductor memory
bus
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JP3042531A
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Hitoshi Tsunoda
仁 角田
Yoshihisa Kamo
善久 加茂
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高性能な入出力動作を可能とする共有メモリ
装置を提供する。 【構成】 独立にアクセス可能な複数のアドレス制御信
号およびデータ入出力のポートと、それぞれのポートか
ら同時にチップ内のデータへアクセスすることが可能な
メモリチップからなるデュアルポートメモリ素子を有す
る共有メモリを構成し、かつ、前記それぞれのポ−トに
は独立した複数のバスを接続し、少なくとも一つのバス
を磁気ディスクの専用とし、他のバスを通常の前記共有
メモリへのアクセス用とする。 【効果】 共有メモリ内のデータのバックアップ中に、
CPUから当該データへのアクセス要求が発行されて
も、当該データに対してロックがかけられないため、C
PUからのアクセス要求は受け付けられ、I/O処理性
能の向上が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュ−タシステム
に係り、特に高性能な入出力動作を可能とする共有メモ
リ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のコンピュータシステムにおいて
は、CPU等の上位側が必要とするデ−タは2次記憶装
置に格納され、CPUが必要とする時に応じ2次記憶装
置に対してデ−タの書き込み、読み出しを行っている。
【0003】近年高度情報化に伴い、コンピュータシス
テムにおいて、2次記憶装置の処理速度に対する高性能
化が要求されてきた。この2次記憶装置としては一般に
不揮発な記憶媒体が使用され、代表的なものとして磁気
ディスク、光ディスクなどがあげられる。これら磁気デ
ィスク、光ディスクではデータの入出力の際、目標トラ
ックまでのヘッドのSEEKや、トラック上での要求レ
コードまでの回転待ち等のメカニカルな動作を必要とす
る。このため、飛躍的に処理速度を向上させるのは非常
に困難である。
【0004】上記のような処理速度の高速化への要求に
対する一つの解として、CPU等が直接アクセスするデ
ータを半導体メモリに格納する方法がとられている。こ
のように、半導体メモリにデータを置くことにより、磁
気ディスク、光ディスクのようなメカニカルな動作を必
要とせずに、データのアクセスができるため、高速化を
図ることが可能となる。
【0005】このような半導体メモリにより構成される
半導体記憶装置としては、第3図に示すような磁気ディ
スクの制御装置9内のディスクキャッシュ10(以下こ
れをキャッシュという)があげられ、これは既に製品化
されている。〔日立ストレージシステム(VOS3)、
カタログNO.CC−994P.1990.7〕
【0006】第3図を用いてキャッシュにおけるデータ
処理方法を説明する。キャッシュ10では読み出す場
合、CPU1が要求するデータがキャッシュ10内にあ
るかどうかをデータ管理制御部11により判定する。キ
ャッシュ10内に当該データがある場合(これをヒット
するという)、キャッシュ10からデータを読み出し、
キャッシュ10内にデータが無い場合(これをミスとい
う)、当該データが格納されている磁気ディスク12か
らデータを読み出す。また、書き込み時も同様にデータ
管理制御部11により当該データがキャッシュ10内に
あるかどうかを判定し、ヒットした場合はキャッシュ1
0内のデータを更新し、ミスの時はキャッシュ10内に
新たに書き込む。キャッシュ10は揮発なDRAMで構
成されるため、停電等により電力の供給が遮断された場
合、メモリ内のデータが消失してしまう。そこで、書き
込みの場合ヒット、ミスにかかわらず書き込みデータを
キャッシュ10に書き込んだ後、適当なタイミングで不
揮発な磁気ディスク12内に格納する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】キャッシュ10は揮発
なメモリであるDRAMを使用するため、CPU1から
書き込みを行う場合、不揮発な磁気ディスク12にデー
タを書き込まなければならない(これをバックアップと
いう)。バックアップ時は、キャッシュ10内の当該書
き込みデータに対してはロックがかけられ、ヒットして
も磁気ディスク12への書き込みが終了するまで、当該
データへのアクセスができない。以上のように、キャッ
シュ10ではそれに書き込まれたデータのバックアップ
を行うことにより、アクセス要求を処理する能力が大き
く低下する問題がある。本発明の目的は、高性能な入出
力動作を可能とする共有メモリ装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、独立にアクセス可能な複数のアドレス制御信号およ
びデータ入出力のポートと、それぞれのポートから同時
にチップ内のデータへアクセスすることが可能なメモリ
チップからなる、第2図に示すようなデュアルポートメ
モリ素子13を有する共有メモリ7(第1図)を構成
し、かつ、前記それぞれのポ−トには独立した複数のバ
スを接続し、少なくとも一つのバスを磁気ディスクの専
用とし、他のバスを通常の前記共有メモリへのアクセス
用とする。
【0009】
【作用】独立にしかも同時にアクセスすることが可能な
デュアルポートメモリ素子のDRAMにより、共有メモ
リ内のデータのバックアップ中に、CPUから当該デー
タへのアクセス要求が発行されても、当該データはポー
トに対し独立に接続された磁気ディスクとの専用バスを
介して転送され、CPUからのアクセス要求はポートに
対し独立に接続された通常の共有メモリ7へのアクセス
用バスを介して受け付けられる。これにより、バックア
ップ中であっても、当該データに対してロックがかけら
れないため、CPUからのアクセス要求は受け付けら
れ、I/O処理性能の向上が図られる。また、複数のポ
ートに対し、それぞれ、磁気ディスクとの専用バスと、
通常の共有メモリへのアクセス用バスを接続し、各ポー
トが両方の機能を持つことにより、二重化が可能とな
り、バス及びポートの信頼性を向上させる。
【0010】
【実施例】
《実施例1》以下、本発明の一実施例を第1図により説
明する。本実施例は、CPU1,メモリ(M)2,メモ
リ管理部(MMU)3,共有メモリアクセス用バス(バ
ス#1)4,磁気ディスク専用バス(バス#2)5,バ
スアービタ6,半導体メモリから構成される共有メモリ
7,バックアップ用磁気ディスク8が第1図に示すよう
に構成される。
【0011】まず、共有メモリ7の内部構造を第2図を
用いて説明する。第2図に示すように共有メモリ7はデ
ュアルポートのメモリ素子13(以下DPMとする)に
より構成される。このDPM13は1個に対し、アドレ
ス制御信号及びデータ入出力のポートを独立に2系統持
つ。各々のポートからは同時にしかも独立に素子内のデ
ータをアクセスすることが可能である。共有メモリ7の
独立した2個のポートには、それぞれ独立した2本のバ
スが接続される。1本は通常の共有メモリ7へのアクセ
ス用バスであり、他の1本は、磁気ディスクとのデータ
のやり取りの際に、優先的に使用する磁気ディスク8へ
の専用バスとなっている。それぞれのバスはMMU3を
介してCPU1と接続されている。また、これらのバス
はバスアービタ6によりアービトレーションされる。
【0012】次に、共有メモリ7に対し、ポート1、ポ
ート2から同一アドレスに同時にアクセス要求が発生し
た場合の本実施例における真理値表を第4図に示す。第
4図からわかるように、DPM13の同一アドレスに対
し、ポート1、2から同時にアクセス要求が発行された
場合、以下のように処理する。 (1)同一アドレスからの同時読み出しは可能である。 (2)同一アドレスに対する同時読み出し/書き込みに
ついて、書き込みデータは保証されないが、読み出しデ
ータは保証される。 (3)同一アドレスに対する同時書き込みについて、そ
のデータは保証されない。
【0013】次に、以上のような構成のシステムにおけ
る具体的な動作について説明する。第1図におけるCP
U#1,2,3は全て等価のCPU1であり、それぞれ
のCPU1が必要とするデータを共有メモリ7から読み
込んでおくメモリ2が接続されている。CPU#1から
共有メモリ7に対しデータの読み込み要求が発行された
場合、メモリ管理部(MMU)3によりアドレス管理さ
れる。次に、共有メモリへアクセスするバス(バス#
1)4によりポート1に要求を発行する。まず、ポート
1では共有メモリ内の当該データに対し、ポート2から
そのデータにアクセスが行われているかを調べ、アクセ
スされていない場合はすぐにアクセスを開始する。しか
し、当該データに対しポート2からすでにアクセス要求
が発行され、当該データに対し2つのポートからのアク
セスが競合した場合は、以下のように処理する。CPU
#1はポート1から共有メモリ7内のアクセスしたい当
該アドレスに対し、ポート2からアクセスされているか
どうかを調べ、アクセスされている場合は、この要求に
対し、第4図に示した真理値表にのっとって処理可能か
どうか判断する。処理可能な場合は当該アドレスのデー
タへアクセスし、当該データをバス#1を介しメモリ2
に読み込む。
【0014】具体的には、ポート2から同時に同一アド
レスに対して読み込み要求が発行された場合は、両方を
受付ける。ポート2から書き込み要求が発行された場合
は、読み込み要求を優先し、ポート2の書き込み要求は
またされる。書き込み要求がポート1に発行された場
合、同時に同一アドレスに対しポート2から読み込み要
求が発行されると、ポート2からの読み込み要求を優先
し、ポート1の書き込み要求はまたされる。また、両方
のポートから同時に書き込み要求が発行された場合は、
どちらかを優先する。なお、バス#2、ポート2を使用
して共有メモリ7をアクセスするのは、バス#1、ポー
ト1を使用してアクセスするのと同じ方法で行う。
【0015】次に、共有メモリ7内のデータをポート
2、バス#2を用いてバックアップ用磁気ディスク(バ
ックアップディスク)8にバックアップをとる方法を示
す。
【0016】第2図に示したDPM13内の内部構造を
詳しく第5図に示す。第5図に示すように、DPM13
は多数のデュアルポートメモリチップ(DPC)14に
より構成される。DPC14そのものもデュアルポート
メモリであり、チップポート1、チップポート2のそれ
ぞれが独立して、メモリ内のデータ(1)〜(8)をア
クセスすることが可能である。チップポート2に接続さ
れたバス#2はバックアップに最優先で使用される、バ
ックアップ用の磁気ディスクへの専用バスであり、共有
メモリ7内のデータのバックアップ時は共有メモリ7か
らチップポート2、バス#2を介してバックアップディ
スク8に格納される。このようなデータのバックアップ
処理は第1図に示すCPU1の中で空いているものを選
び、その空いているCPU1の管理のもとで行われる。
DPM13内におけるデータの格納する順番は、まず、
DPC#1内のデータをバックアップディスク8に格納
し、次にDPC#2内のデータをバックアップディスク
8に格納する。このように順にDPC#3,4,5,・
・とDPC14の番号順にデータをバックアップディス
ク8に格納する。なお、本実施例では上述したような順
序でバックアップを取るが、この格納順序についての制
限は無い。この時、格納中のDPC14内の格納中のデ
ータに対して、バックアップ制御にあたっていないCP
U1からアクセス要求が発行された場合、前記した通常
のアクセスの競合時と同様にバス#1、チップポート1
から読み込み要求は受け付けるが、書き込み要求は受け
付けずに待たせ、当該データのバックアップが終了次第
処理を行う。
【0017】次に、共有メモリ7内にバックアップディ
スク8から共有メモリ7内にデータを格納する方法(ア
ップロード)について説明する。
【0018】共有メモリ7の容量には物理的な限界があ
るため、必要とするデータをバックアップディスク8か
ら全て格納しておくことが不可能な場合がある。このよ
うな場合、不必要になったデータをバックアップディス
ク8に格納し、必要なデータをバックアップディスク8
から共有メモリ7にアップロードする。不必要になった
データをバックアップディスク8に格納する方法は、前
述したような方法により行われる。必要になったデータ
をバックアップディスク8から共有メモリ7にアップロ
ードする場合も、バックアップと同様に行われる。
【0019】以下、その方法について説明する。チップ
ポート2に接続されたバックアップ用の磁気ディスクへ
の専用バス#2は、バックアップと同様に他のアクセス
より優先でアップロードに使用される。共有メモリ7へ
データをアップロードする時は、バックアップディスク
8からチップポート2、バス#2を介して共有メモリ7
に格納される。このようなデータのアップロード処理は
バックアップと同様に第1図に示すCPU1の中で空い
ているものを選び、その空いているCPU1の管理のも
とで行われる。DPM13内にデータを格納する順番
は、まず、DPC#1内のデータをバックアップディス
ク8からアップロードし、次にDPC#2内のデータを
バックアップディスク8からアップロードする。このよ
うに順にDPC#3,4,5,・・とDPC14の番号
順にデータをアップロードする。なお、本実施例では上
述したような順序でアップロードするが、この順序につ
いての制限はバックアップと同様に無い。この時アップ
ロード中のDPC14内のデータに対して、アップロー
ド制御にあたっていないCPU1からアクセス要求が発
行された場合、読み込み、書き込み共にアップロードが
完了し、当該データが確定するまで処理は受け付けず、
当該データが確定次第処理を行う。
【0020】なお、バス#2は、バックアップ、アップ
ロード処理にあたっている場合、優先してバックアッ
プ、アップロード処理に使用させるが、バックアップ、
アップロード処理が終了し処理を行っていない場合は、
バス#2もバス#1と同様の通常の共有メモリ7へのア
クセス用に全てのCPU1に対し使用させる。また、バ
ス#2に障害が発生した場合、バス#1によりバックア
ップおよびアップロード処理を行うことが可能である。
このようにバス#1、バス#2において、処理の互換性
を持たせることにより、バスの2重化が図られる。ま
た、どちらかのポートに障害が発生し、使用できなくて
も、残りのポートにより障害ポートの処理をカバーする
ことが可能となる。このように、どちらかのバス、ポー
トに障害が発生した場合、もう一方のバス、ポートを使
用することにより、メモリへのアクセスおよびバックア
ップ、アップロードが可能で、予備として使用できるた
め、バス、ポ−トの信頼性の向上が可能となる。
【0021】《実施例2》実施例1では、同一DPC1
4の同一アドレスに同時にアクセス要求が発行され、一
つのチップポートからは読み込み要求で、もう一つのチ
ップポートからは書き込み要求が発行された場合、実施
例1では読み込み要求を優先し、書き込み要求はまたさ
れる。これは、バックアップ処理が共有メモリ7に対し
て読み込みを行うため、同一アドレスに対して書き込み
要求が発生した場合、取りあえずバックアップ処理を優
先させるためである。
【0022】本実施例では第6図に示す構成をとる。バ
ックアップ処理を行っている当該データに対して書き込
み要求が発行された場合,CPU1を使用せずにダイレ
クトメモリアクセス(DMA)16が独自でCPU1か
ら指定された書き込みデータを格納するDPC14の当
該アドレスを変換し、バス#1を用いて書き込みデータ
を1次退避させるシングルポートメモリチップ(SP
C)15の空き領域に格納する。なお、この時DMA1
6は、CPU1から指定されたDPC14のアドレスと
SPC15のアドレスの変換表を作成し管理する。ま
た、このアドレスの変換表は、非常に重要であり、停電
等の障害によるデ−タの消失を防ぐため、バッテリによ
り電源のバックアップを行う。そして、DPC14の当
該アドレスに対するバックアップ処理が終了した後、D
MA16は、1次退避させたシングルポートメモリチッ
プ(SPC)15より退避させた書き込みデータを、D
PC14の当該アドレスに戻す。この元のDPC14内
のアドレスに戻す処理は、他のデータのバックアップを
行っている間でも構わないし、また、全てのバックアッ
プ処理が終了した後でバスが空いているタイミングで行
っても良い。なお、DPC14内の元のアドレスに戻す
前に、そのデータにアクセス要求が発行された場合はS
PC15の当該アドレスのデータに対して処理を行う。
【0023】次に、本実施例における共有メモリ7内に
バックアップディスク8からデータを格納する方法(ア
ップロード)について説明する。
【0024】実施例1では、アップロード中のDPC1
4内のデータに対して、アップロード制御にあたってい
ないCPU1からアクセス要求が発行された場合、読み
込み、書き込み共にアップロードが完了し、当該データ
が確定するまで処理は受け付けずに待たせる。本実施例
では、アップロード処理を行っている当該データに対し
て、書き込み要求が発行された場合,DMA16により
書き込みデータを格納するDPC14の当該アドレスを
変換し、バス#1を用いて書き込みデータを1次退避さ
せるシングルポートメモリチップ(SPC)15の空き
領域に格納する。そして、DPC14の当該アドレスに
対するアップロード処理が終了した後、DMA16は、
書き込みデータを1次退避させたシングルポートメモリ
チップ(SPC)15より退避させた書き込みデータ
を、DPC14の当該アドレスに戻す。この元のDPC
14内のアドレスに戻す処理もバックアップと同様に、
他のデータのアップロードを行っている間でも構わない
し、また、全てのアップロード処理が終了した後でバス
が空いているタイミングで行ってもよい。なお、DPC
14内の元のアドレスに戻す前に、そのデータにアクセ
ス要求が発行された場合はSPC15の当該アドレスの
データに対して処理を行う。また、アップロード処理を
行っている当該データに対して、読み込み要求が発行さ
れた場合は当該データが確定するまで受け付けない。
【0025】本実施例では、書込みデータを1次退避さ
せるメモリをシングルポートのメモリチップとしたが、
これをデュアルポートのメモリチップとし、1次退避に
よりDMA16によりアドレス変換を行い格納した後
は、この退避させたデータを元のアドレスに戻すことは
せず、以降はこの退避先のアドレスに対しアクセスを行
うことも可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明を用いることにより、共有メモリ
7のバックアップ処理中でも読み込み、または、書き込
み要求を受け付けられるため、バックアップ処理により
アクセス要求を処理する能力が大きく低下するのを防
ぐ。また、デュアルポ−トのメモリにより構成されるた
め、バックアップ、バックリ−ドを行わない時は2倍の
アクセス要求を受け付けられるため、処理能力の向上が
図られる。さらに、バス、ポートの二重化によりバス、
ポートの信頼性の向上を図ることが可能となる。また、
共有メモリをバッテリで電源のバックアップを行い、し
かも、不揮発な磁気ディスクに随時データをバックアッ
プすることで、共有メモリを不揮発な半導体メモリによ
り構成されたように扱えるため、データに対する信頼性
の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すシステム構成図
【図2】共有メモリの内部構成を示す説明図
【図3】従来の磁気ディスクサブシステムの構成図
【図4】本発明で使用した共有メモリおよびデュアルポ
ートメモリの動作真理値表
【図5】共有メモリの内部構成を示す詳細図
【図6】本発明の第2の実施例の共有メモリの内部構成
を示す詳細図
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ(M) 3 メモリ管理部(MMU) 4 共有メモリアクセス用バス(バス#1) 5 磁気ディスク専用バス(バス#2) 6 バスア−ビタ 7 共有メモリ 8 ハックアップ用磁気ディスク(バックアップディス
ク) 13 デュアルポ−トメモリ素子(DPM) 14 デュアルポ−トメモリチップ(DPC) 15 シングルポ−トメモリチップ(SPC) 16 ダイレクトメモリアクセス(DMA)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の上位装置からのデ−タの入出力要
    求に対応する共有半導体メモリ装置と、この半導体メモ
    リ装置内のデータを格納するディスクシステムからなる
    メモリシステムにおいて、前記半導体メモリ装置は、独
    立にアクセス可能な複数のアドレス制御信号およびデー
    タ入出力のポートと、それぞれのポートから同時にチッ
    プ内のデータへアクセスすることが可能なメモリチップ
    からなるデュアルポートメモリ素子を有し、かつ、前記
    それぞれのポ−トには独立した複数のバスを接続し、少
    なくとも一つのバスを前記ディスクシステムの専用と
    し、他のバスを通常の前記半導体メモリ装置へのアクセ
    ス用として、前記複数の上位装置から前記半導体メモリ
    装置内のデータにアクセスすることを可能としたことを
    特徴とする共有メモリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の共有メモリ装置において、デ
    ィスクシステムの専用としたバスは、共有半導体メモリ
    装置とディスクシステムとの間でデータを入出力する際
    に、最優先して使用させることを特徴とする共有メモリ
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の共有メモリ装置において、デ
    ィスクシステムの専用としたバスは、共有半導体メモリ
    装置とディスクシステムとの間でデータの入出力に使用
    しない場合には、通常の前記半導体メモリ装置へのアク
    セス用のバスとして使用され、複数の上位装置から前記
    半導体メモリ装置内のデータに同時にアクセスすること
    を可能としたことを特徴とする共有メモリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項3の共有メモリ装
    置において、同一アドレスに対し同時にアクセス要求が
    発行され、一つのポートからは書き込み要求、他のポー
    トからは読み込み要求が発行された場合、読み込み要求
    を優先させ、書き込み要求を待たせることを特徴とする
    共有メモリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の共有メモリ装置において、共
    有半導体メモリ装置にダイレクトメモリアクセスを設
    け、バックアップ処理を行っている当該データに対し、
    書き込み要求が発行された場合、上位装置を介すること
    なく前記ダイレクトメモリアクセスが独自に、書き込み
    データを一旦退避させるメモリに格納することを特徴と
    する共有メモリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5の共有メモリ装置において、書
    き込みデータを一旦退避させるメモリに格納した後、適
    当なタイミングで正規の当該アドレスに戻すことを特徴
    とする共有メモリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6の共有メモリ装置において、正
    規の当該アドレスに戻す前にそのデータに対しアクセス
    要求が発行された場合、書き込みデータを一旦退避させ
    るメモリに対し処理を行うことを特徴とする共有メモリ
    装置。
  8. 【請求項8】 複数の上位装置からのデ−タの入出力要
    求に対応する共有半導体メモリ装置と、この半導体メモ
    リ装置内のデータを格納するディスクシステムからなる
    共有メモリシステムにおいて、前記半導体メモリ装置
    は、独立にアクセス可能な複数のアドレス制御信号およ
    びデータ入出力のポートと、それぞれのポートから同時
    にチップ内のデータへアクセスすることが可能なメモリ
    チップからなるデュアルポートメモリ素子を有し、か
    つ、前記独立にアクセス可能な複数ポートは、前記上位
    装置と前記共有半導体メモリ装置との間のバスと、前記
    ディスクシステムと前記共有半導体メモリ装置との間の
    バスにそれぞれ接続され、前記共有半導体メモリ装置内
    のどのポートからも、前記上位装置との間の通常のアク
    セスとディスクシステムとの間の入出力が行えることを
    可能としたことを特徴とする共有メモリ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8のいずれか1項の共
    有メモリ装置において、共有半導体メモリ装置自体をバ
    ッテリにより電源のバックアップを行い、しかも、不揮
    発なディスクシステムに随時共有半導体メモリ装置内の
    データを格納することにより、不揮発な共有メモリとし
    て扱うことを可能としたことを特徴とする共有メモリ装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6128689A (en) * 1997-04-14 2000-10-03 Hms Fieldbus Systems Ab System for exchanging data through data memory area of common memory in synchronous and asynchronous modes

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6128689A (en) * 1997-04-14 2000-10-03 Hms Fieldbus Systems Ab System for exchanging data through data memory area of common memory in synchronous and asynchronous modes

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