JPH10320176A - 演算装置 - Google Patents

演算装置

Info

Publication number
JPH10320176A
JPH10320176A JP9312404A JP31240497A JPH10320176A JP H10320176 A JPH10320176 A JP H10320176A JP 9312404 A JP9312404 A JP 9312404A JP 31240497 A JP31240497 A JP 31240497A JP H10320176 A JPH10320176 A JP H10320176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit
coefficients
bit signals
values
arithmetic unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9312404A
Other languages
English (en)
Inventor
Peter Charles Eastty
ピーター チャールズ イースティ
Christopher Sleight
クリストファー スライト
Peter Damien Thorpe
ピーター ダミアン ソープ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Europe BV United Kingdom Branch
Original Assignee
Sony United Kingdom Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB9624643A external-priority patent/GB2319861B/en
Priority claimed from GB9624671A external-priority patent/GB2319931B/en
Application filed by Sony United Kingdom Ltd filed Critical Sony United Kingdom Ltd
Publication of JPH10320176A publication Critical patent/JPH10320176A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 演算装置は、係数と1ビット信号の積の和を
高速で生成する。 【解決手段】 pビットの係数X,Yを7,3とする
と、演算装置10は、1ビット信号A,Bの論理状態で
表されるビットb1〜b5からなる加算値AX+BYを算
出する。ビットb3は、1ビット信号A,Bの負論理積
であり、ビットb2は1ビット信号A,Bの一致であ
り、ビットb4は1ビット信号Bに等しく、ビットb
1は、1ビット信号A,Bの状態に関係なく、論理0で
あり、ビットb5は、1ビット信号Aの否定である。し
たがって、演算装置10は、図3に示す論理回路で実現
され、ビットb5は、1ビット信号Aをインバータ31
を通すことにより得られ、ビットb4は、入力されたビ
ット信号Bを直接出力することにより得られ、ビットb
3は、1ビット信号A,BをNANDゲート32に通す
ことにより得られ、ビットb2は、1ビット信号A,B
を一致ゲート33に通すことにより得られ、ビットb1
は、論理0の情報源からの信号を直接出力することによ
り得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1ビット信号に係
数を乗算して得られる複数の積の和(加算値)を求める
演算装置に関する。こような1ビット信号の積の和は、
例えば、n(≧1)次のデルタ−シグマ変調器を備えた
音声信号処理装置において用いられる。本発明の実施例
は、上述のような音声信号処理装置に関する。本発明の
実施例は、音声信号の処理に関するが、本発明は、音声
信号処理装置に限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】アナログ信号をナイキスト周波数以上の
周波数でサンプリングし、得られるサンプルの振幅をm
ビットで量子化することによって、アナログ信号をディ
ジタル信号に変換することが知られている。例えばm=
8のときは、サンプル値は、8ビットの精度で量子化さ
れる。一般的に、mは1以上とされる。
【0003】アナログ信号を1ビットのディジタル信号
に量子化するアナログ/ディジタル変換器(以下、A/
D変換器という。)として、「シグマ−デルタA/D変
換器」又は「デルタ−シグマA/D変換器」が知られて
いる。ここでは、「デルタ−シグマ」の用語を用いる。
そのようなデルタ−シグマA/D変換器は、例えば、ク
レイグ・マービン(Craig Marven)、ギリアン・イーワ
ース(Gillian Ewers)著、1993年、テキサスインス
トルメント(Texas Instruments)出版の「ディジタル信
号処理への簡単なアプローチ(A Simple Approach to D
igital SignalProcessing)」(ISBN 0-904.047-00-8)
に記述されている。
【0004】デルタ−シグマA/D変換器では、図11
に示すように、アナログ入力信号と、1ビットの出力信
号の積分値(シグマ)との差分(デルタ)が加算器10
1によって求められ、1ビット量子化器102に供給さ
れる。出力信号は、論理0と論理1のビットよりなる
が、論理0と論理1は、実際の値としては−1と+1を
それぞれ表している。積分器103は、1ビットの出力
信号を累積し、アナログ入力信号の値に追従する累積値
を出力する。1ビット量子化器102は、生成するビッ
ト毎に、累積値を増加(+1)又は減少(−1)させ
る。デルタ−シグマA/D変換器のサンプリング周波数
は、累積値がアナログ入力信号に追従するような出力ビ
ットストリームを生成することができるように、高い周
波数とされる。
【0005】特許請求の範囲及び以下の説明で用いてい
る「1ビット」信号の用語は、例えばデルタ−シグマA
/D変換器によって生成され、1ディジタルビットの精
度で量子化された信号を意味する。
【0006】デルタ−シグマ変調器(以下、DSMとい
う。)は、1ビット信号を直接処理するn次のフィルタ
として構成され、このn次のフィルタは、1993年1
0月7日〜10日に行われた第95回AES(Audio En
gineering Society)会議でエヌ.エム.ケーシー(N.M.
Casey)、ジェームス エー.エス.アンガス(James
A.S. Angus)によって発表された論文「音声信号の1ビ
ットディジタル処理(One Bit Digital Processing of
Audio Signals)」−信号処理:音声研究グループ、電
気部門、ヨーク大学、ヘスリングトン、ヨークY01
5DD 英国(Signal Processing : Audio Research G
roup, The Electronics Department, The University o
f York, Heslington, York YO1 5DD England)で提案さ
れたものである。図12は、DSMの3(n=3)次の
フィルタ部分の構成を示すブロック図である。
【0007】DSMは、図12に示すように、1ビット
信号が入力される入力端子111と、処理された1ビッ
ト信号を出力する出力端子117とを備える。1ビット
信号の各ビットは、DSM全体において所定のクロック
(図示せず)に同期して処理される。出力ビット信号
は、例えば閾値が0の比較器からなる1ビット量子化器
115によって生成される。DSMは、入力端子111
に接続された1ビット乗算器1121,1122,112
3と、出力端子117に接続された1ビット乗算器11
1,1162,1163と、加算器1131,1132
1133と、積分器1141,1142,1143とを備え
ている。
【0008】1ビット乗算器1121〜1123は、入力
端子111を介して供給される1ビット信号にpビット
からなる係数A1〜A3をそれぞれ乗算し、得られるpビ
ットの乗算値を加算器1131〜1133にそれぞれ供給
し、1ビット乗算器1161〜1163は、出力信号にp
ビットの係数C1〜C3をそれぞれ乗算し、得られるpビ
ットの乗算値を加算器1131〜1133にそれぞれ供給
する。加算器1131〜1133は、それらの乗算値をそ
れぞれ加算し、得られる加算値を積分器1141〜11
3に供給する。また、中間段の加算器1132,113
3は、前段の積分器1141,1142の出力もそれぞれ
加算する。最終段は、入力端子111に接続された1ビ
ット乗算器1124と、加算器1134とを備え、1ビッ
ト乗算器1124は、入力1ビット信号にpビットの係
数A4を乗算し、加算器1134は、この乗算値に前段の
積分器1143の出力を加算する。そして、得られる加
算値は、1ビット量子化器115に供給される。
【0009】DSMでは、正及び負のpビットの数を表
すために2の補数計算が用いられる。1ビット量子化器
115は、正の値が入力されると、それを+1(論理
1)に量子化し、負の値が入力されると、それを−1
(論理0)に量子化して出力する。
【0010】ケーシー及びアンガス著の論文には、「1
ビットの処理装置は、雑音により許容できないほど不明
瞭な音声信号を含む1ビットの出力信号を生成するの
で、・・・量子化雑音を適切に除去しなければならな
い。」との記載がある。音声信号を不明瞭にする雑音
は、1ビット量子化器115によって発生する量子化雑
音である。
【0011】1ビット量子化器115は、音声信号が供
給される第1の入力端子と、音声信号と実質的に相関が
ないランダムビットストリーム(量子化雑音)が供給さ
れる第2の入力端子とを有する加算器と見なすことがで
きる。このモデルでは、入力端子111を介して入力さ
れる音声信号は、1ビット乗算器1121〜1124によ
って出力端子117にフィードフォワードされるととも
に、1ビット乗算器1161〜1163によってフィード
バックされる。したがって、フィードフォワードパスに
おける係数A1〜A4は、音声信号の伝達関数のz変換に
おける零点を定め、フィードバックパスにおける係数C
1〜C3は、伝達関数のz変換における極を定めている。
【0012】一方、雑音信号は、1ビット量子化器11
5から1ビット乗算器1161〜1163によってフィー
ドバックされ、係数C1〜C3は、雑音信号の伝達関数の
極を定めている。
【0013】係数A1〜A4,C1〜C3は、他の所望の特
性の中で回路安定度が得られるように定められる。
【0014】係数C1〜C3は、例えば図13に実線12
0で示すように、音声帯域内における量子化雑音を除去
して最小にするように定められる。
【0015】係数A1〜A4,C1〜C3は、また所望の音
声信号特性が得られるように定められる。
【0016】係数A1〜A4,C1〜C3は、以下のように
して定めることができる。
【0017】a)例えば雑音除去機能を有する所望のフ
ィルタ特性の伝達関数をz変換してH(z)を求める。
【0018】b)H(z)を係数に変換する。
【0019】これは、「5次のシグマ−デルタA/D変
換器の理論と実践(Theory and Practical Implementat
ion of a Fifth Order Sigma-Delta A/D Converte
r)」、オーディオ・エンジニアリング・ソサィティ・
ジャーナル、39巻、No.7/8、1991年、7月
/8月、アール.ダブル.アダムス等著(Journal of A
udioEngineering Society, Volume 39, no. 7/8, 1991
July/August by R.W Adamset al.)、及びアンガスとケ
ーシーの上述した論文に記述されている方法を用いて、
行うことができる。
【0020】ここで、係数を定める具体的な方法につい
て説明する。
【0021】5次のDSMを解析する過程と、所望のフ
ィルタ特性が得られる係数を計算する過程とを概説す
る。
【0022】5次のDSMは、図14に示すように、係
数a〜fの乗算器1211〜1216と、加算器1221
〜1225と、積分器1231〜1235と、係数A〜E
の乗算器1251〜1255とを備えている。積分器12
1〜1235は、それぞれ単位遅延時間を有する。積分
器1231〜1235は、それぞれ信号s[n],t[n],
u[n],v[n],w[n]を出力する。DSMには、信号
x[n]が入力される。ここで、[n]は、クロックに同期
した連続のサンプルにおける1つのサンプルを表してい
る。量子化器124は、信号y[n]を出力し、この信号
y[n]は、DSMの出力信号でもある。量子化器124
を信号にランダム雑音を加える単なる加算器として動作
すると見なしたモデルに基づいて解析する。したがっ
て、量子化器124は、この解析では無視される。
【0023】サンプル[n]における出力信号y[n]は、
入力信号x[n]に係数fを乗算し、それに前段の積分器
1235の出力信号w[n]を加算したものであり、例え
ばy[n]=fx[n]+w[n]で表される。
【0024】同じ原理を積分器1231〜1234の各出
力信号に適用すると、下記式1が得られる。
【0025】 y[n]=fx[n]+w[n] w[n]=w[n−1]+ex[n−1]+Ey[n−1]+v[n−1] v[n]=v[n−1]+dx[n−1]+Dy[n−1]+u[n−1] u[n]=u[n−1]+cx[n−1]+Cy[n−1]+t[n−1] t[n]=t[n−1]+bx[n−1]+By[n−1]+s[n−1] s[n]=s[n−1]+ax[n−1]+Ay[n−1] ・・・式1 これらの式1をz変換すると、下記式2が得られる。
【0026】 Y(z)=fX(z)+W(z) W(z)(1−z-1)=z-1(eX(z)+EY(z)+V(z)) V(z)(1−z-1)=z-1(dX(z)+DY(z)+U(z)) U(z)(1−z-1)=z-1(cX(z)+CY(z)+T(z)) T(z)(1−z-1)=z-1(bX(z)+BY(z)+S(z)) S(z)(1−z-1)=z-1(aX(z)+AY(z)) ・・・式2 z変換式2において、Y(z)をX(z)の単一関数として
解くと、下記式3が得られる。
【0027】
【数1】
【0028】DSMの伝達関数は、Y(z)/X(z)であ
り、下記式4に示すように、zの級数で表される。この
式4の右辺の1行目は、式3に基づいて2行目に示すよ
うに表すことができる。
【0029】
【数2】
【0030】式4において、所望の伝達関数を満足する
ように係数αn,βnを決め、係数α0〜α5から係数f〜
aを、係数β0〜β5から係数E〜Aを導く。
【0031】右辺の2行目の分子におけるz0の項はf
だけであり、したがって、f=α0である。
【0032】次に、右辺の1行目の分子からα0(1−z
-1)5を引くと、α0+α1-1・・・+・・・α5-5
α0(1−z-1)5が得られる。
【0033】同様に、右辺の2行目の分子からf(1−
-1)5を引く。このとき、z-1の項はeだけであり、こ
のeは、右辺の1行目の対応したα1と等しい。
【0034】以上の処理を、式4の分子の全ての項に対
して繰り返して、係数d〜aを求める。また、この処理
を式4の分母の全ての項に対して繰り返して、係数E〜
Aを求める。
【0035】上述のようなフィルタ部では、1ビット乗
算器を用いることにより、pビットの乗算器を用いない
ようにするが、ビットストリームのビットレートが高い
ときは、それに対応して、係数と1ビット信号の積の加
算値を高速に生成する必要がある。
【0036】
【発明の解決しようとする課題】すなわち、本発明に係
る演算装置の目的は、係数と1ビット信号の積の和を高
速で生成する演算装置を提供することである。
【0037】
【課題を解決するための手段】本発明に係る演算装置
は、2つの1ビット信号A,Bと係数X,Yとのそれぞ
れの積AX,BYの和(加算値)によって得られる4つ
の値+X+Y,+X−Y,−X+Y,−X−Yからなる
加算値AX+BYを生成する演算装置であって、1ビッ
ト信号A,Bの4つの論理状態に、それぞれpビットか
らなる4つの値を割り付けた真理値表を定義する定義手
段を備える。この定義手段は、1ビット信号A,Bが供
給される入力手段と、入力手段に供給された1ビット信
号A,Bに対応するpビットを出力する出力手段とを有
する。
【0038】また、本発明に係る演算装置は、2つの1
ビット信号A,Bと係数X,Yとのそれぞれの積AX,
BYの和によって得られる4つの加算値+X+Y,+X
−Y,−X+Y,−X−Yからなる加算値AX+BYを
生成する演算装置であって、1ビット信号A,Bがそれ
ぞれ供給される2つの入力手段と、それぞれがpビット
からなる4つの値のうちの1つを出力する出力手段とを
有し、複数の論理ゲートからなる論理回路を備える。こ
の論理回路は、1ビット信号A,Bの4つの論理状態
に、加算値AX+BYを表す4つのpビットを関連付け
る。
【0039】これにより、高価なpビット乗算器や比較
的動作が遅いフルアダーを用いる必要がなく、1ビット
信号A,Bに応じて必要とされる算術関数を高速に生成
する。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る演算装置につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0041】本発明を適用した演算装置を構成する積分
段は、図1に示すように、機能的には、後述する図9に
示すデルタ−シグマ変調器(以下、DSMという。)の
積分部に対応している。1ビット信号A,Bは、例えば
DSMの入力端子11,12を介して演算装置10に供
給される。演算装置10は、1ビット信号Aにpビット
からなる係数Xを乗算する第1の1ビット乗数器13
と、1ビット信号Bにpビットの係数Yを乗算する第2
の1ビット乗数器14と、乗算値(積)AXと乗算値B
Yの和(加算値)を求める加算器15とを備える。
【0042】具体的には、本発明に係る一実施例では、
演算装置10は、加算値AX+BYの全てのとりうる値
を真理値表としてその中に記憶している。求める値は、
入力される1ビット信号A,Bの状態によって選択され
る。このような方法によって、加算値AX+BYを非常
に高速で生成することができる。例えば図2又は図4に
示すような真理値表は、係数X,Yが固定のときは、ハ
ードワイヤロジック回路で構成するようにしてもよい。
【0043】また、真理値表を、例えばルックアップテ
ーブルとして適切なメモリに記憶しておき、1ビット信
号A,Bをアドレスとして読み出すようにしてもよい。
係数X,Yが固定のときは、メモリをROMとする。係
数X,Yが変化するときは、メモリを書き込み可能なメ
モリとする。この実施例では、演算装置10は、可変の
係数のそのときの値に応じて真理値表を計算し、この真
理値表をメモリに記憶する。そして、真理値表の値を、
1ビット信号A,Bをアドレスとして読み出す。
【0044】加算値AX+BYは、積分器20に供給さ
れる。積分器20は、加算器21と、単位遅延時間を有
する遅延回路22とからなる。遅延回路22の出力は、
AX+BYの積分値を算出する加算器21にフィードバ
ックされる。加算値AX+BYは、例えばpビットから
なる。
【0045】1ビット信号A,Bは、それぞれ+1、−
1を表す論理0と論理1である。したがって、加算値A
X+BYは、それぞれpビットからなる4つの値を有す
る。
【0046】 A B AX+BY 1 1 +X+Y 1 0 +X−Y 0 1 −X+Y 0 0 −X−Y 本発明によれば、加算値AX+BYの各ビットは、1ビ
ット信号A,Bの状態の論理関数である。例えば、係数
X,Yが7,3のように固定(X=7、Y=3)であっ
て2の補数表現でビットb1〜b5の5ビットからなると
きは、+7,+3,−7,−3は、下記のようになる。
【0047】 b54321 +7= 0 0 1 1 1 +3= 0 0 0 1 1 −7= 1 1 0 0 1 −3= 1 1 1 0 1 例えば図2に示すように、X=7、Y=3であって、加
算値AX+BYの各ビットがビットb1〜b5であると
き、加算値AX+BYの取りうる4つの値は、1ビット
信号A,Bの論理状態に応じて、+7+3(=+1
0),+7−3(=+4),−7+3(=−4),−7
−3(=−10)となる。そして、図2に示す具体例で
は、ビットb3は、1ビット信号A,Bの負論理積(N
AND)である。ビットb2は、1ビット信号A,Bの
一致(NXOR)である。ビットb4は、1ビット信号
Bに等しく、ビットb1は、1ビット信号A,Bの状態
に関係なく、論理0である。ビットb5は、1ビット信
号Aの否定(NOT)である。
【0048】したがって、この実施例では、演算装置1
0は、例えば図3に示す論理回路で実現することができ
る。すなわち、ビットb5は、1ビット信号Aをインバ
ータ31に通すことにより得られる。ビットb4は、入
力された1ビット信号Bを直接出力することにより得ら
れる。ビットb3は、1ビット信号A,BをNANDゲ
ート32に通すことにより得られる。ビットb2は、1
ビット信号A,Bを一致ゲート33に通すことにより得
られる。ビットb1は、論理0の信号源からの信号を直
接出力することにより得られる。
【0049】係数X,Yが、整数でない正又は負の数で
ある実施例では、これらの係数X,Yには、小数点を適
当な位置に有する2進数における固定小数点の2の補数
演算が施される。各積分段の積分器20に記憶されうる
最大値は、予め知ることができる。2進数における小数
点の位置は、最大の積分値が記憶できる適切な位置とさ
れる。係数X,Yが整数でない、例えばX=1.5、Y
=0.5のときの具体例を図4,5に示す。図4は、A
X+BYの演算結果として得られる真理値表を示す図で
あり、図5は、この真理値表を実現する具体的な倫理回
路の構成を示す回路図である。
【0050】すなわち、加算値AX+BYの取りうる4
つの値は、1ビット信号A,Bの論理状態に応じて、+
1.5+0.5(=+2),+1.5−0.5(=+
1),−1.5+0.5(=−1),−1.5−0.5
(=−2)となる。そして、図5に示すように、ビット
4は、1ビット信号A,Bの状態に関係なく、論理0
であり、ビットb3は、1ビット信号A,Bの排他的倫
理和(XOR)である。ビットb2は、1ビット信号A
と1ビット信号Bの否定(NOT)との論理和(OR)
であり、ビットb1は、1ビット信号Aの否定(NO
T)である。このように、係数X,Yが固定のときは、
演算回路10を論理回路で構成することにより、1ビッ
ト信号A,Bと係数X,Yの積の和である加算値AX+
BYを高速に求めることができる。
【0051】加算値AX+BYのpビットは、例えば図
6に示すように、固定の係数X,Yに依存した固定の論
理関数を有するp個の論理ゲートG1〜Gpによって、
生成することができる。論理ゲートG1〜Gpは、図5
に示すように、ビットb1が1ビット信号Aを反転して
得られ、ビットb4が固定の論理値であるような倫理回
路の簡単な接続で実現することができる。
【0052】なお、1ビット信号A,Bの4つの状態に
対するAX+BYを計算することによって得られる真理
値表を実現する論理回路を必ずしも用いる必要はない。
具体的には、真理値表を、上述したように、ルックアッ
プテーブルとしてROM等のメモリに単純に記憶してお
き、1ビット信号A,Bをアドレスとして読み出すよう
にしてもよい。このように、加算値AX+BYをルック
アップテーブルとしてメモリに記憶しておくことによ
り、加算値AX+BYを高速に求めることができる。
【0053】上述の実施例では、係数X,Yを固定値と
して本発明を説明したが、係数X,Yを可変とした実施
例について説明する。
【0054】可変の係数X,Yは、例えば図7に示すよ
うに、係数発生器41により発生されて、プロセッサ4
2に供給される。プロセッサ42は、1ビット信号A,
Bの4つの各状態に対するpビットの加算値AX+BY
を算出する。4つの状態に対する各pビットの加算値A
X+BYは、例えば図2又は図4に示すような真理値表
を構成する。真理値表は、図1に示す演算装置10に対
応したメモリ43に記憶される。真理値表は、1ビット
信号A,Bをアドレスとしたルックアップテーブルとし
て記憶される。メモリ43に1ビット信号A,Bをアド
レスとして入力し、真理値表から適切なpビットの加算
値AX+BYを選択して読み出し、この加算値AX+B
Yをデルタ−シグマ変調器の積分器20に供給する。
【0055】つぎに、演算装置10の他の実施例につい
て説明する。この実施例では、演算装置10は、例えば
図8に示すように、少なくとも2つのメモリ51,52
を備える。係数X,Yを変化させるとき、次の真理値表
がプロセッサ53で算出されて、交互にメモり51,5
2に記憶される。1ビット信号A,Bは、入力マルチプ
レクサ54を介して交互にメモリ51,52に供給さ
れ、メモリ51,52から読み出された加算値AX+B
Yは、出力マルチプレクサ55を交互に介して出力され
る。これらのメモリ51,52は、制御プロセッサ56
により、真理値表の書込及び1ビット信号A,Bに応じ
た加算値AX+BYの読出が許可される。
【0056】例えば記憶装置52から入力ビット信号
A,Bをアドレスとして加算値AX+BYを読み出して
いる最中に、もう一方のメモリ51に新たな真理値表を
記憶する。
【0057】1ビット信号A,Bをアドレスとしてメモ
リ51から加算値AX+BYを読み出している最中に、
次の値の係数X,Yに対する真理値表を算出してメモリ
52記憶し、そして、1ビット信号A,Bをアドレスと
して新たな加算値AX+BYを読み出す。メモリ51と
メモリ52を交互に切り換えることにより、様々な値の
係数X,Yに対する加算値AX+BYを高速に算出する
ことができる。
【0058】ここで、上述の演算装置を用いたデルタ−
シグマ変調器(DSM)及び音声信号処理装置について
説明する。これらのデルタ−シグマ変調器及び音声信号
処理装置は、例えば関連出願(英国出願番号96246
71.5)に記載されている。
【0059】具体的には、このDSMは、図9に示すよ
うに、3次のDSMであり、3段の積分部を有する。各
積分部は、3つの入力を有する加算器651,652,6
3と、加算器651〜653の各出力端子にそれぞれ接
続された積分器661,662,663と、加算器651
653の第1の入力端子に接続され、第1の1ビット信
号Aに係数X1,X2,X3を乗算する第1の係数乗算器
631、632,633と、加算器651〜653の第2の
入力端子に接続され、第2の1ビット信号Bに係数
1,Y2,Y3を乗算する第2の係数乗算器641、64
2,643と、加算器651〜653の第3の入力端子に接
続され、このDSMの出力信号である1ビット信号Cに
係数Z1,Z2,Z3を乗算する第3の係数乗算器681
682,683とを備える。すなわち、これらの積分部
は、3つの1ビット信号A,B,Cにそれぞれ係数X,
Y,Zを乗算した加算値AX+BY+CZの積分値(累
積値)を求めるようになっている。
【0060】DSMの最終段は、3つの入力を有する加
算器654と、加算器654の第1の入力端子に接続さ
れ、第1の1ビット信号Aに第1の係数X4を乗算する
第1の係数乗算器634と、加算器654の第2の入力端
子に接続され、第2の1ビット信号Bに第2の係数Y4
を乗算する第2の係数乗算器644とを備え、前段の積
分器663の出力端子に接続されている。加算器654
出力端子は、量子化器67に接続されている。
【0061】中間段の加算器652,653は、それぞれ
第4の入力端子を有し、この入力端子を介して前段の積
分器661,662からの出力が供給される。
【0062】係数乗算器631〜634,641〜644
681〜684は、全て1ビットの乗数器であり、供給さ
れる1ビット信号A,B,Cにpビットからなる係数
X,Y,Zを乗算して、pビットの乗算値を生成する。
【0063】加算器651〜654及び積分器661〜6
3は、pビットで動作する。
【0064】pビットの信号は、例えば正数と負数を表
す2の補数表現となっている。
【0065】量子化器67は、閾値が0の比較器を備
え、負の入力を−1(論理0)に、正の入力を+1(論
理1)にエンコードして、1ビットの出力信号Cを出力
端子69を介して出力する。
【0066】同期回路62は、入力端子61a,61b
を介して第1の1ビット信号Aと第2の1ビット信号B
が供給され、これらの1ビット信号A,Bを、クロック
発生回路71から供給される局部クロックに同期させ
る。この同期回路62は、2つの入力1ビット信号A,
Bを、別々に同期させる場合もある。クロック発生回路
71は、DSMのクロッキング制御も行う。
【0067】係数X1〜X4,Y1〜Y4,Z1〜Z3は、上
述の論文に述べられた方法を用いて、下記条件を満足す
るように決定される。
【0068】a)回路安定度 b)雑音除去 係数Z1〜Z3は、雑音除去のために固定の値とされる。
【0069】係数X1〜X4,Y1〜Y4は、入力1ビット
信号A,Bの伝達関数の零点を定義しており、したがっ
て入力1ビット信号A,Bのゲインを制御するものであ
る。
【0070】ここで、係数X1〜X4,Y1〜Y4は、例え
ば係数の値で決定される固定の比率で第1の1ビット信
号Aと第2の1ビット信号Bが加算されるように定めら
れる。したがって、係数X1〜X4と係数Y1〜Y4は異な
る値としてもよいし、それぞれが等しい値としてもよ
い。
【0071】また、係数X1〜X4,Y1〜Y4は、例えば
第1の1ビット信号Aと第2の1ビット信号Bの混合比
を変えることができるように、可変とされる。これらの
可変係数X1〜X4,Y1〜Y4は、係数発生器72から供
給される。例えば、係数発生器72は、係数の組を予め
記憶した係数メモリからなり、制御信号CSに応じた種
々なアドレスによって係数X1〜X4,Y1〜Y4を読み出
して、係数乗算器631〜634,641〜644に供給す
る。
【0072】あるいは、係数発生器72を、制御信号C
Sに対応した係数を発生するマイクロコンピュータで構
成するようにしてもよい。
【0073】図9に示すDSMは、例えば音声信号を処
理するために用いることができる。具体的には、音声信
号処理装置は、例えば図10に示すように、2つの入力
信号を混合する混合器81,82,83,84を備え、
これらの混合器81〜84は、可変係数を発生する係数
発生器72を有する図9に示すDSMからなる。混合器
81,82の出力対は、加算器85に供給され、混合器
83,84の出力対は加算器86に供給される。これら
の加算器85,86は、固定の係数X1〜X4,Y1〜Y4
を有する図9のDSMからなる。最終の加算器87は、
加算器85,86と同様に、固定の係数を有するDSM
からなる。
【0074】図9の係数X1〜X4,Y1〜Y4,Z1〜Z4
が固定のときは、DSMの各段における乗算係数器13
i,14i,18i及び加算器15i(i=1,2,・・
・)は、ルックアップテーブルを記憶したROMで構成
することができる。具体的には、1ビット信号A,B,
Cに係数Xi,Yi,Ziを乗算して得られる積は、それ
ぞれ2つの+Xi,−Xi,+Yi,−Yi,+Zi,−Zi
となる。これらの積の様々加算の組合を、ROMに記憶
しておき、1ビット信号A,B,CをアドレスとしてR
OMから単に演算結果を読み出すようにする。また、乗
算係数器13i,14i,18i及び加算器15iを、例え
ば上述した図3,5,6と同様に、論理回路で構成する
ようにしてもよい。
【0075】一方、係数X1〜X4,Y1〜Y4,Z1〜Z4
が可変のときは、乗算係数器13i,14i,18i及び
加算器15i(i=1,2,・・・)を、上述した図7
又は図8に示すように、加算値AX+BY+CZを計算
するプロセッサと、真理値表を記憶するメモリとで構成
するようにする。
【0076】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ものではなく、例えば図7に示すように、係数発生器4
1と真理値表を計算するプロセッサ42を、プログラム
されたコンピュータ40で構成するようにしてもよい。
【0077】また、例えば、書込可能なメモリ43,5
1,52をプログラマブルゲートアレイで構成するよう
にしてもよい。
【0078】
【発明の効果】本発明に係る演算装置は、2つの1ビッ
ト信号A,Bと係数X,Yとのそれぞれの積AX,BY
の和によって得られる4つの値+X+Y,+X−Y,−
X+Y,−X−Yからなる加算値AX+BYを生成する
演算装置であって、1ビット信号A,Bの4つの論理状
態に、それぞれpビットからなる4つの値を割り付けた
真理値表を定義する定義手段を備える。定義手段は、1
ビット信号A,Bが供給される入力手段と、入力手段に
供給された1ビット信号A,Bに対応するpビットを出
力する出力手段とを有することにより、係数と1ビット
信号の積の和を高速で生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した演算装置の具体的な構成を示
すブロック図である。
【図2】1ビット信号A,Bと係数の積の加算値の真理
値表を示す図ある。
【図3】図2に示す真理値表を実現する論理回路の具体
的な構成を示す回路図である。
【図4】固定された位置に小数点を有する他の真理値表
を示す図である。
【図5】図4に示す真理値表を実現する論理回路の具体
的な構成を示す回路図である。
【図6】一般化された論理回路の構成を示すブロック図
である。
【図7】ルックアップテーブルを有する演算装置の具体
的な構成を示すブロック図である。
【図8】可変の係数のルックアップテーブルを有する演
算装置の具体的な構成を示すブロック図である。
【図9】図1に示す演算装置を用いたデルタ−シグマ変
調器の具体的な構成を示すブロック図である。
【図10】図9に示すデルタ−シグマ変調器を用いた音
声信号処理装置の構成を示すブロック図である。
【図11】従来のデルタ−シグマ変調器の構成を示すブ
ロック図である。
【図12】n次のフィルタとして構成されたデルタ−シ
グマ変調器の構成を示すブロック図である。
【図13】雑音除去特性を示す図である。
【図14】5次のデルタ−シグマ変調器の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
31 インバータ、32 NANDゲート、33 一致
ゲート、41 係数発生器、42 プロセッサ、43
メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イースティ ピーター チャールズ イギリス国 ケーティー13 0エックスダ ブリュー サリー ウェイブリッジ ブル ックランズ ザ ハイツ(番地なし) ソ ニー ユナイテッド キングダム リミテ ッド 内 (72)発明者 スライト クリストファー イギリス国 ケーティー13 0エックスダ ブリュー サリー ウェイブリッジ ブル ックランズ ザ ハイツ(番地なし) ソ ニー ユナイテッド キングダム リミテ ッド 内 (72)発明者 ソープ ピーター ダミアン イギリス国 ケーティー13 0エックスダ ブリュー サリー ウェイブリッジ ブル ックランズ ザ ハイツ(番地なし) ソ ニー ユナイテッド キングダム リミテ ッド 内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの1ビット信号A,Bと係数X,Y
    とのそれぞれの積AX,BYの和によって得られる4つ
    の値+X+Y,+X−Y,−X+Y,−X−Yからなる
    加算値AX+BYを生成する演算装置であって、 上記1ビット信号A,Bの4つの論理状態に、それぞれ
    pビットからなる上記4つの値を割り付けた真理値表を
    定義する定義手段を備え、 上記定義手段は、上記1ビット信号A,Bが供給される
    入力手段と、上記入力手段に供給された1ビット信号
    A,Bに対応するpビットを出力する出力手段とを有す
    る、 ことを特徴とする演算装置。
  2. 【請求項2】 上記定義手段は、上記1ビット信号A,
    Bをアドレスとして、真理値表を記憶する記憶手段を有
    する、 ことを特徴とする請求項1記載の演算装置。
  3. 【請求項3】 上記係数X,Y及び真理値表は固定であ
    る、 ことを特徴とする請求項1又は2記載の演算装置。
  4. 【請求項4】 上記係数X,Yのうちの少なくとも1つ
    は可変であり、その結果真理値表も可変である、 ことを特徴とする請求項1又は2記載の演算装置。
  5. 【請求項5】 更に、上記係数X,Yの値に応じて真理
    値表を算出する手段を備える、 ことを特徴とする請求項4記載の演算装置。
  6. 【請求項6】 2つの定義手段と、 上記1ビット信号A,Bをアドレスとして、上記2つの
    定義手段の一方から上記加算値AX+BYを読み出して
    いる最中に、真理値表を他方の定義手段に記憶させる制
    御を行う制御手段とを備える、 ことを特徴とする請求項5記載の演算装置。
  7. 【請求項7】 2つの1ビット信号A,Bと係数X,Y
    とのそれぞれの積AX,BYの和によって得られる4つ
    の値+X+Y,+X−Y,−X+Y,−X−Yからなる
    加算値AX+BYを生成する演算装置であって、 上記1ビット信号A,Bがそれぞれ供給される2つの入
    力手段と、それぞれpビットからなる上記4つの値のう
    ちの1つを出力する出力手段とを有し、複数の論理ゲー
    トからなる論理回路を備え、 上記論理回路は、上記1ビット信号A,Bの4つの論理
    状態に、上記加算値AX+BYを表す4つのpビットを
    関連付ける、 ことを特徴とする演算装置。
  8. 【請求項8】 上記論理回路は、p個の論理ゲートを有
    する、 ことを特徴とする請求項7記載の演算装置。
  9. 【請求項9】 2つの1ビット信号A,Bの値に依存し
    たそれぞれp(≧2)ビットからなる4つの値を有する
    1ビット信号A,Bの算術関数を生成する演算装置であ
    って、 上記1ビット信号A,Bの4つの論理状態に、それぞれ
    pビットからなる上記4つ値を割り付けた真理値表を定
    義する定義手段を備え、 上記定義手段は、上記1ビット信号A,Bが供給される
    入力手段と、上記入力手段に供給された1ビット信号
    A,Bに対応するpビットを出力する出力手段とを有す
    る、 ことを特徴とする演算装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか1項記載の
    演算装置を備えるデルタ−シグマ変調器。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のデルタ−シグマ変調
    器を備える音声信号処理装置。
JP9312404A 1996-11-27 1997-11-13 演算装置 Withdrawn JPH10320176A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9624643A GB2319861B (en) 1996-11-27 1996-11-27 1-BIT delta sigma modulator
GB9624671.5 1996-11-27
GB9624643.4 1996-11-27
GB9624671A GB2319931B (en) 1996-11-27 1996-11-27 Signal processors

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10320176A true JPH10320176A (ja) 1998-12-04

Family

ID=26310496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9312404A Withdrawn JPH10320176A (ja) 1996-11-27 1997-11-13 演算装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10320176A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000341129A (ja) * 1999-05-06 2000-12-08 Sony United Kingdom Ltd 信号処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000341129A (ja) * 1999-05-06 2000-12-08 Sony United Kingdom Ltd 信号処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1078521A (en) Digital signal processing device
KR100302093B1 (ko) 교차형디지탈유한임펄스응답필터에서이진입력신호를탭계수와승산시키는방법및회로배열과교차형디지탈필터의설계방법
DK150875B (da) Rekursivt digitalt filter
JP4445132B2 (ja) 乗算器を用いないデジタルフィルタリング
JP4058179B2 (ja) 信号処理装置
US5581253A (en) Implementation and method for a digital sigma-delta modulator
US6593866B1 (en) Signal processors
KR100651614B1 (ko) 캐스케이드된델타시그마변조기들
JPH10322220A (ja) デルタ−シグマ変調装置
JPH10320176A (ja) 演算装置
GB2349756A (en) Signal processors
JPH01117527A (ja) コード変換器
KR100562691B1 (ko) 산술회로단
JPH10313252A (ja) 1ビット信号処理装置
EP0845868B1 (en) Signal processors
Gustafsson et al. A low power decimation filter architecture for high-speed single-bit sigma-delta modulation
JP3799146B2 (ja) 1ビット信号処理装置
JPH0613906A (ja) Σ−δ変調器
JP3812775B2 (ja) 1ビット信号処理装置及びデルタ−シグマ変調装置
JP4315783B2 (ja) シングルビットδς変調演算回路
KR19980042806A (ko) 신호 처리기
JP2003229769A (ja) デルタシグマ変調型ノイズシェーパ回路
JP2540757B2 (ja) デシメ―ション用ディジタルフィルタ回路
KR0163904B1 (ko) 디지탈 시그마-델타 기법을 이용한 디지탈/아날로그 변환회로
JP2629731B2 (ja) 積和演算回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201