JPH1031790A - Pos端末装置、および、そのレジューム処理方法 - Google Patents

Pos端末装置、および、そのレジューム処理方法

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JPH1031790A
JPH1031790A JP18902096A JP18902096A JPH1031790A JP H1031790 A JPH1031790 A JP H1031790A JP 18902096 A JP18902096 A JP 18902096A JP 18902096 A JP18902096 A JP 18902096A JP H1031790 A JPH1031790 A JP H1031790A
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pos
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JP18902096A
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Takuya Hirao
卓也 平尾
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NEC Platforms Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】POS端末装置においてはレジューム機能の無
いものが多い一方で、レジューム機能を適用したPOS
端末装置では電源を落として初期状態に戻すことができ
ない。つまり、電源切断後、所望の状態で再起動するこ
とができない。 【解決手段】モード切換部18をレジュームを有効にす
るように設定しておくことにより、停電が生じた際に
は、割り込みにより始動される停電処理プログラムによ
り、CPU内部レジスタや各種データは、CPUにリセ
ットがかかるまでの間に退避させる。そして、電圧が復
帰した場合には、先に退避させたデータをロードして中
断されたプログラムが再開される。また、モード切換部
18をレジューム無効に設定しておけば、電圧切断後も
レジューム処理を通らずに、アプリケーションを初期状
態から立ち上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POS(point of
sale:販売時点情報管理)システムの端末装置に関し、
事故あるいは故意により電源が切断されて再び電源が投
入された際に、所望の状態で処理が再開できるようなP
OS端末装置、および、そのレジューム処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】商店やレストランなどの小売業におい
て、どの商品がいくつ売れたかを把握するために、実際
に商品を販売したときに単品情報を収集しコンピュータ
で管理するPOSシステムが普及しつつある。そのよう
なPOSシステムにおいては、レジスタ(金銭登録機)
を端末として用いることが多い。最近では、大型のLC
D画面を具え、汎用のマイクロプロセッサを利用し、実
質的にパーソナルコンピュータと同等の構成をしたPO
S端末装置も製造され利用され始めている。
【0003】ところで、そのようなPOS端末は、多数
の人が操作するため種々の方法で操作され、誤操作も多
いこと、計算機として望ましい環境で使用されるとは限
られないことなどから、電源コードが抜けるなどして突
然電力の供給が停止したり、端末の電源を故意に落とし
てリセットをしたりすることが、通常のパーソナルコン
ピュータなどに比べると多いと言える。そして、そのよ
うな、POS端末が一時的に停止された場合には、元の
作業が直ちに引き続き行えるように復旧したい場合と、
元の状態をリセットして復旧した場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在広
く用いられている通常のPOS端末においては、ほとん
どの場合、いわゆるレジューム機能は設けられておら
ず、供給されている電源が瞬断または停電した場合に再
び電源を投入しても、画面の売り上げ操作画面はシステ
ム設定中や、売上操作途中時の状態を維持しないで、初
期画面に戻ってしまっていた。また、レジューム機能を
適用したPOS端末においては、逆に、誤操作などによ
り装置が異常状態となり、電源を一時的に落とした方が
復旧が早い場合などに、レジューム機能により初期状態
にリセットされないので、装置を初期状態に戻すことが
できないという問題が生じる。
【0005】そして、パーソナルコンピュータなどで用
いられているこれまでのレジューム機能においては、レ
ジューム機能を有効にするか無効にするかの選択は、ユ
ーティリティプログラムなどを介して設定することが多
く、非常の場合に直ちに選択することはできなかった。
このように、これまでのPOS端末装置においては、電
源を落とした後の再立ち上げを、所望の状態で行うこと
ができなかった。
【0006】したがって、本発明の目的は、そもそもレ
ジューム機能を有していないようなマイクロプロセッサ
を用いているPOS端末装置においても、レジューム機
能を実現し、さらに、そのレジューム機能を選択的に機
能できるようにし、所望の状態での立ち上げが可能な、
POS端末装置を提供することにある。また、本発明の
他の目的は、そのようなPOS端末装置のための、レジ
ューム処理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のPOS端末装置は、商品取引による金銭収
支を登録するレジスタ機能を有するPOS端末装置であ
って、電力の低下を検出する電力検出手段と、電力の低
下が検出されたら、登録処理中のレジスタ処理を中断
し、少なくともその取引に関する途中段階の登録処理状
態、および、その登録処理による操作画面の状態とを退
避させる退避手段と、電力復帰時に、退避された状態を
復帰させ、レジスタ処理を再開し、取引に関する登録処
理を継続的に再開する復帰手段とを有する。
【0008】好適には、本発明のPOS端末装置は、電
力復帰時に、電力切断時の状態で復帰させるか、所定の
初期状態で復帰させるかを指定する復帰状態指定手段を
さらに有し、復帰手段は、電力復帰時に、復帰状態指定
手段において電力切断の状態で復帰させることが指定さ
れている場合には、退避された状態を復帰させ、レジス
タ処理を再開し、取引に関する登録処理を継続的に再開
し、所定の初期状態で復帰させることが指定されている
場合には、中断された取引きに関する処理はそのまま中
止し、レジスタ処理を所定の初期状態から復帰させる。
【0009】また、本発明のPOS端末装置のレジュー
ム処理方法は、専用のレジューム機能を有しないプロセ
ッサ手段とメモリ手段を有する演算処理装置を有し、そ
の演算処理装置によりレジスタ処理およびPOS処理を
実現するPOS端末装置におけるレジューム処理方法で
あって、電力の低下を検出し、検出に基づいてプロセッ
サ手段に割り込みをかけ、割り込みによる割り込み処理
により、プロセッサにおいてその割り込みにより中断さ
れたレジスタ処理およびPOS処理の状態を退避し、電
力の復帰が検出された場合には、退避された各処理の状
態を復帰させ、割り込みがかけられた時に継続するレジ
スタ処理およびPOS処理を再開し、電力の復帰が検出
されず、POS端末装置が停止した場合には、電力の復
帰に基づいてイニシャライズ処理を行い、イニシャライ
ズ処理終了後、退避された各処理の状態を復帰させ、割
り込みがかけられた時に継続するレジスタ処理およびP
OS処理を再開する。
【0010】好適には、電力の復帰が検出された場合、
および、イニシャライズ処理終了後の、退避された各処
理の状態を復帰する前に、予め設定されたレジューム機
能を有効にするか否かの設定結果を読み込み、レジュー
ム機能が有効にする旨が設定されていた場合には、退避
された各処理の状態を復帰させ、割り込みがかけられた
時に継続するレジスタ処理およびPOS処理を再開し、
レジューム機能が無効にする旨が設定されていた場合に
は、レジスタ処理およびPOS処理を所定の初期状態か
ら復帰させる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のPOS端末装置の一実施
の形態を図1〜図3を参照して説明する。本実施の形態
においては、小売店などに設置されているレジスタ機能
を有するPOS端末装置について説明する。図1は、そ
のPOS端末装置の構成を示すブロック図である。PO
S端末装置1は、表示部11、入力部12、ROM1
3、RAM14、退避用メモリ15、通信部16、電源
ユニット17、モード切換部18、停電検出部19およ
びコントローラ20を有する。
【0012】まず、各部の構成について説明する。表示
部11は、各種の情報を表示する大型のLCD表示装置
である。表示部11には、通常のPOS端末装置1の運
用時には、入力した売買商品情報や、合計売買額、釣り
銭額などの情報が表示される。また、立ち上げ時や保守
時には、それらの処理の経過や状態などの情報が表示さ
れる。入力部12は、商品番号や金額などを入力するた
めのキーボードである。POS端末装置1はレジスタと
して用いる装置なので、POS端末装置1の上部全面に
斜めに傾斜してこのキーボードは設けられている。な
お、入力部12には商品番号や金額を入力するキーの他
に、各種のユーティリティの設定を行うキーも設けられ
ている。
【0013】ROM13は、コントローラ20で実行す
る処理プログラムを記憶するメモリである。RAM14
は、種々の処理時に、入力されたデータなどを一時的に
記憶するためのメモリである。退避用メモリ15は、電
源が低下した時などのPOS端末装置1が動作を中断す
る時に、CPUの状態およびRAM14の内容を一時的
に退避するメモリであり、不揮発性メモリで構成され
る。通信部16は、POS端末装置1に入力された売買
商品の情報などを、上位のホストコンピュータ装置など
に逐次送信するための通信手段である。電源ユニット1
7は、外部から入力されたたとえばAC100Vの交流
電圧を、所定の直流電圧に変換して、POS端末装置1
の各部に供給する。
【0014】モード切換部18は、レジューム機能を有
効にするか否かを直接的に設定するスイッチである。す
なわち、電源が一時的に落とされて再び立ち上げられた
際に、電源が落とされる直前の状態に戻すか、処理プロ
グラムを最初から起動して初期状態で立ち上げるかは、
このモード切換スイッチ18による選択に基づいて決定
される。なお、本実施の形態においては、モード切換部
18は、POS端末装置1の筐体側面に設けられている
鍵スイッチである。停電検出部19は、電源ユニット1
7からPOS端末装置1の各部に供給される電源ライン
の電圧を検出し、適切な電力が供給されているか否かを
判定し、その結果をPF(パワーフェール)信号として
コントローラ20に出力する。また、電圧の低下を検出
した場合には、コントローラ20で行うプロセスを切り
換えるためにコントローラ20に対して割り込みをかけ
る。
【0015】コントローラ20は、POS端末装置1が
レジスタ装置およびPOS端末としての各種の処理を行
うように、ROM13に登録されているプログラムに従
ってPOS端末装置1の各部を制御し、売買情報の登録
や金銭出納処理などを行う。また、停電検出部19から
電圧低下の検出による割り込み信号が入力された時や、
POS端末装置1の立ち上げ時、すなわち電源が投入さ
れた時などには、各々後述する停電処理、および立ち上
げ処理を行う。具体的には、停電処理においては、レジ
ューム機能により電圧低下前の状態に復帰できるよう
に、その状態を退避用メモリ15に退避する。そして、
リセットがかかる前に再び電源が立ち上がった時には、
モード切換部18の状態に基づいて電圧低下前の状態で
立ち上げるか初期状態で立ち上げるかを制御する。ま
た、立ち上げ処理の時には、電源の瞬断があったか否か
等の条件に基づいて、電圧低下前の状態で立ち上げるか
初期状態で立ち上げるかを制御する。
【0016】次に、前述したコントローラ20の停電処
理および立ち上げ処理について、図2および図3のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。なお、この説明に
より、POS端末装置1の本発明に係わる動作も同時に
説明する。まず、POS端末装置1の電源が落とされた
場合の動作について、図2を参照して説明する。まず、
POS端末装置1が運用されている時に、POS端末装
置1に入力されている元の電源の瞬断、停電が生じた
り、あるいは、オペレータが電源スイッチを落としたり
すると、停電検出部19において、電源ユニット17よ
り出力されるパワーの低下が検出され、停電検出部19
はコントローラ20に対して割り込みをかける。
【0017】コントローラ20においては、停電検出部
19からの割り込みがかけられると、他のタスクに優先
して図2に示すような停電処理を開始する。まず、停電
検出部19より入力される電源ユニット17に対してP
F信号のリセットを行い、これにより電源ユニット17
から出力される電圧が適切な電圧になったか否かのチェ
ックが行えるようにする(ステップS11)。次に、現
在実行しているプログラムの全ての情報をセーブし(ス
テップS12)、再起動時のために瞬断フラグをセット
し(ステップS13)、さらに電源復帰時のためにスタ
ックポインタをセーブする(ステップS14)。そし
て、PF信号線を監視して、電源が復帰したか否かをチ
ェックする(ステップS15)。電源が復帰せずにその
まま切断された場合にはそのまま処理は停止し、リセッ
トがかかった、または、かけられた場合には、アドレス
0000h番地からの通常の立ち上げ処理が開始される
ので、これらの場合には停電処理としての処理は終了す
る(ステップS16)。
【0018】ステップS15において、PF信号線を監
視している時に、リセットがかかるより早く電源が復帰
した場合には、ステップS17移行の処理を行う。この
場合、電源復帰後に続けて瞬断があってもよいように、
所定時間WAITした後(ステップS17)、スタック
ポインタを復帰する(ステップS18)。なお、本実施
の形態においては、この時、100[msec]WAITする
ものとする。次に、モード切換部18において設定され
ているスイッチの状態を検出し、レジューム機能が有効
にされているか否かを調べる(ステップS19)。レジ
ューム機能が有効に設定されていた場合にはステップS
20に、無効にされていた場合にはステップS23に処
理が移る。
【0019】レジューム機能が有効であった場合には、
ステップS12で退避した実行プログラムの情報を復帰
させ(ステップS20)、瞬断フラグをクリアして(ス
テップS21)、瞬断した際にセーブしたプログラムカ
ウンタから、プログラムの実行を再開する(ステップS
22)。レジューム機能が無効だった場合には、プログ
ラムを最初から立ち上げる。すなわち、瞬断フラグをク
リアし(ステップS23)、TCBおよびTCDを初期
化し(ステップS24)、アプリケーションを最初から
スタートさせる(ステップS25)。
【0020】次に、POS端末装置1の立ち上げ時の処
理について、図3を参照して説明する。前述した停電処
理のステップS15において、CPUにリセットがかか
った場合、すなわち、電源が落とされることにより実質
的にPOS端末装置1が停止した後に電源が復旧あるい
は投入された場合には、アドレス000h番地よりプロ
グラムが開始される。まず各部の初期化が開始され、ま
ずMMUがイニシャライズされる(ステップS31)。
次に、瞬断フラグがチェックされて、瞬断フラグが立っ
ている、すなわち、瞬断があった場合には、後にアプリ
ケーションの立ち上げを制御するアプリケーション用瞬
断フラグをセットする(ステップS32)。その後、コ
ントローラ20であるCPUの内部レジスタをイニシャ
ライズし(ステップS33)、さらにIOのイニシャラ
イズを行う(ステップS34)。
【0021】次に、ステップS32でセットしたアプリ
ケーション用瞬断フラグをチェックし、瞬断がなかった
場合にはステップS36以降の処理へ、瞬断があった場
合にはステップS39以降の処理へ移る。瞬断がなかっ
た場合には、通常の立ち上げであり、プログラムを最初
から立ち上げる。すなわち、瞬断フラグをクリアし(ス
テップS36)、TCBおよびTCDを初期化し(ステ
ップS37)、アプリケーションを最初からスタートさ
せる(ステップS38)。
【0022】瞬断があった場合には、レジューム機能に
より瞬断直前の状態で立ち上げる。そのために、まず、
伝送ラインをイニシャライズし(ステップS39)、セ
ーブしてある停止時のポインタをチェックする(ステッ
プS40)。そのチェックの結果、タスクの途中で割り
込みがかかり処理を中止していた場合には、そこから処
理を再開するように、RUNTCB,RUNTCDのポ
インタをセットし(ステップS41),退避してある瞬
断時の各レジスタを復帰し(ステップS42)、瞬断に
より停止したポインタからプログラムを再開する(ステ
ップS43)。また、ステップS40において、スケジ
ューラで処理が停止されていた時には、RUNTCBの
ポインタをセットし(ステップS44)、スケジューラ
の中から処理をスタートさせる(ステップS45)。
【0023】以上説明したPOS端末装置1の動作をま
とめると、オペレータは、POS端末装置1を使用する
時に、モード切換部18をレジュームを有効にするよう
に設定しておくことにより、停電が生じた際には、割り
込みにより始動される停電処理プログラムにより、CP
U内部レジスタや各種データを、CPUにリセットがか
かるまでの間に退避させる。そして、電圧が復帰した場
合には、先に退避させたデータをロードして中断された
プログラムからプログラムの実行を再開する。また、停
電の後、電源が復帰した場合には、各種IOを初期化し
た後、OSにて停電時に退避されたデータをプログラム
メモリにロードし、中断したプログラムカウンタから再
びプログラムを再開させる。また、電源を一時的に切断
して再立ち上げすることにより、POS端末装置1を初
期状態にしたい場合には、オペレータはPOS端末装置
1のモード切換部18であるスイッチをある決められた
位置にすることにより、レジューム処理を通らずに、ア
プリケーションの初期状態から立ち上げることができ
る。
【0024】このように、本実施の形態のPOS端末装
置1においては、レジューム機能を基本機能として有し
ていないような安価なCPUを用いて構成されているP
OS端末装置1においても、ソフトウエアによりレジュ
ーム機能を実現することができる。また、簡単なスイッ
チ操作により、レジューム機能を無効にして、初期状態
からPOS端末装置1を立ち上げることもできる。
【0025】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、種々の改変が可能である。たとえば、PO
S端末装置1の構成は、図1に示した構成に限られるも
のではなく任意の構成が可能である。たとえば、退避用
メモリ15の実現方法は任意でよい。不揮発性メモリを
メモリ空間の所定の空間に割り当ててもよいし、必要な
時にRAM14の所定の領域を退避用メモリ15として
用いるなどRAM14に内包されるような構成でもよ
い。また、POS端末装置1はハードディスク装置など
を有する構成でもよく、その場合には退避用メモリ15
の機能をハードディスク上に実現してもよい。
【0026】また、モード切換部18の構成も任意でよ
い。本実施の形態においては、POS端末装置1のモー
ド切換を行う鍵スイッチにおいて、このレジュームを有
効にするか否かの設定も行うようにした。しかし、別途
スイッチを設けてもよいし、そのスイッチは入力部12
のキーボード上に一体的に設けるようにしてもよい。ま
た、入力部12のキーボードを用いてその設定を切り換
えるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
そもそもレジューム機能を有していないようなマイクロ
プロセッサを用いているPOS端末装置においても、レ
ジューム機能を実現することができる。さらに、そのレ
ジューム機能を選択的に機能できるようにし、故意に電
源を落とした場合などに所望の状態での装置の再立ち上
げが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のPOS端末装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示したPOS端末装置で行われる停電時
の処理を示すフローチャートである。
【図3】図1に示したPOS端末装置で行われる立ち上
げ時の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…POS端末装置 11…表示部 12…入力部 13…ROM 14…RAM 15…退避用メモリ 16…通信部 17…電源ユニット 18…モード切換部 19…停電検出部 20…コントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金銭収支を登録するレジスタ機能を有する
    POS端末装置であって、 電力の低下を検出する電力検出手段と、 前記電力の低下が検出されたら、前記登録処理を中断
    し、少なくとも当該取引に関する途中段階の登録処理状
    態、および、該登録処理による操作画面の状態とを退避
    させる退避手段と、 電力復帰時に、前記退避された状態を復帰させ、当該取
    引に関する前記登録処理を継続的に再開する復帰手段と
    を有するPOS端末装置。
  2. 【請求項2】電力復帰時に、電力切断時の状態で復帰さ
    せるか、所定の初期状態で復帰させるかを指定する復帰
    状態指定手段をさらに有し、 前記復帰手段は、電力復帰時に、前記復帰状態指定手段
    において電力切断時の状態で復帰させることが指定され
    ている場合には、前記退避された状態を復帰させ、前記
    登録処理を継続的に再開し、前記所定の初期状態で復帰
    させることが指定されている場合には、前記中断された
    取引きに関する処理はそのまま中止し、前記レジスタ処
    理を所定の初期状態から復帰させる請求項1記載のPO
    S端末装置。
  3. 【請求項3】専用のレジューム機能を有しないプロセッ
    サ手段とメモリ手段を有する演算処理装置を有し、該演
    算処理装置によりレジスタ処理およびPOS処理を行う
    POS端末装置におけるレジューム処理方法であって、 電力の低下を検出し、 前記検出に基づいて前記プロセッサ手段に割り込みをか
    け、 前記割り込みによる割り込み処理により、前記プロセッ
    サにおいて当該割り込みにより中断された前記レジスタ
    処理およびPOS処理の状態を退避し、 電力の復帰が検出された場合には、前記退避された前記
    各処理の状態を復帰させ、前記割り込みがかけられた時
    に継続する前記レジスタ処理およびPOS処理を再開
    し、 電力の復帰が検出されず、前記POS端末装置が停止し
    た場合には、電力の復帰に基づいてイニシャライズ処理
    を行い、前記イニシャライズ処理終了後、前記退避され
    た前記各処理の状態を復帰させ、前記割り込みがかけら
    れた時に継続する前記レジスタ処理およびPOS処理を
    再開するPOS端末装置のレジューム処理方法。
  4. 【請求項4】前記電力の復帰が検出された場合、およ
    び、前記イニシャライズ処理終了後の、前記退避された
    前記各処理の状態を復帰する前に、予め設定されたレジ
    ューム機能を有効にするか否かの情報を読み込み、 前記レジューム機能が有効にする旨が設定されていた場
    合には、前記退避された前記各処理の状態を復帰させ、
    前記割り込みがかけられた時に継続する前記レジスタ処
    理およびPOS処理を再開し、 前記レジューム機能が無効にする旨が設定されていた場
    合には、前記レジスタ処理およびPOS処理を所定の初
    期状態から復帰させる請求項3記載のPOS端末装置の
    レジューム処理方法。
JP18902096A 1996-07-18 1996-07-18 Pos端末装置、および、そのレジューム処理方法 Pending JPH1031790A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008103866A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置および画像処理プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008103866A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置および画像処理プログラム

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