JPH10317302A - ラダー型まくらぎ用の曲線区間対応型接合装置 - Google Patents

ラダー型まくらぎ用の曲線区間対応型接合装置

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JPH10317302A
JPH10317302A JP15042497A JP15042497A JPH10317302A JP H10317302 A JPH10317302 A JP H10317302A JP 15042497 A JP15042497 A JP 15042497A JP 15042497 A JP15042497 A JP 15042497A JP H10317302 A JPH10317302 A JP H10317302A
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Takahiro Fujimoto
隆裕 藤本
Kazuo Okamura
一男 岡村
Hideo Motoki
英夫 元木
Kiyoshi Nakayama
潔 中山
Hajime Wakui
一 涌井
Hiromi Inoue
寛美 井上
Hiroyuki Okuda
広之 奥田
Nobuyuki Matsumoto
信之 松本
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軌道の直線区間だけでなく、曲線区間であっ
ても締結可能なラダー型まくらぎ用の接合装置を提供す
る。 【解決手段】 直線部1a、1bと円弧部2からなる凸
型接合板3と直線部4a、4bと円弧部5からなる凹型
接合板6、あるいは直線部4a、4bと円弧部5からな
る凹型接合板6と円筒部材から構成され、一方のラダー
型まくらぎの左右縦梁7a、7bの側面端部に直線部1
a、1bを固定した凸型接合板3の円弧部2に、他方の
ラダー型まくらぎの左右縦梁8a、8bの側面端部に直
線部4a、4bを固定した凹型接合板6の円弧部5を接
合させてボルト9で締結するか、あるいは前後のラダー
型まくらぎの左右縦梁の側面端部に直線部を固定した凹
型接合板の円弧部で形成した円内に、円筒部材を嵌合し
てボルトで締結することによって、直線区間だけでな
く、曲線区間にも対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道の道床上に敷
設される軌道として、コンクリート製縦梁と鋼管製継材
とをコンクリート打設により一体化したはしご状の混合
剛結構造まくらぎ(以下軌道用ラダー型まくらぎとい
う)同士を接合する接合装置であって、曲線区間でも接
合可能なラダー型まくらぎ用の曲線区間対応型接合装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道線路は、軌道とそれを支持する基盤
とから構成された専用の通路である。軌道は、道床、ま
くらぎ、レールからなり、基盤は、道床を支える路盤
と、さらにそれを支える土木構造物からなる。道床に
は、一般にバラストを用い、その弾力性をもって列車に
よる衝撃力や振動を吸収している。新幹線では、軌道保
守を軽減するためにまくらぎをコンクリート版に、バラ
ストをモルタルに置換えたスラブ軌道も使っている。ま
くらぎの役割は、車重を道床に広く分散して道床にかか
る負担を軽減し、レールの経年的な沈下を防止するスリ
ーパー機能と、左右レールの間隔(軌間)を一定に保つ
タイ機能と、横圧、レール軸方向力の作用に対して、レ
ールが左右、前後に動かないようにする横抵抗、縦抵抗
機能の三つである。
【0003】従来使用されてきたコンクリート製の横ま
くらぎは、木製まくらぎの代替品として開発されたもの
である。しかしながら、コンクリート製の横まくらぎ
は、重量があり、締結力も強いため、現代の高速鉄道に
おいては代替品を超えた重要な軌道構成要素になってき
ている。
【0004】コンクリート製の横まくらぎには、構造的
に分類すると以下のようなものがある。 1)、コンクリート付着性の良好なPC鋼線を予め緊張
しておき、コンクリートが硬化した後に緊張力を解放す
る形式のプレテンション式PCまくらぎ。 2)、コンクリートを硬化させた後に、PC鋼棒を挿入
して緊張したのち、PC鋼棒と挿入口の間隙にモルタル
を注入する形式のボンド・ポストテンション式PCまく
らぎ。 3)、PC鋼棒表面にアスファルト等を塗布した状態で
コンクリートを硬化させた後、PC鋼棒を緊張する形式
のアンポンド・ポストテンション式PCまくらぎ。 4)、鉄筋コンクリート製の短ブロックを鋼材で連結し
た形式のツーブロック型RCまくらぎ。
【0005】上記各コンクリート製の横まくらぎにおい
ては、ポストテンション式(ボンド、アンボンドを問わ
ず)は流れ作業に適しているという長所があり、ツーブ
ロック型はPCまくらぎより安価であるばかりでなく、
温度上昇時の座屈現象によるロングレールの横方向張り
出しを防止する横抵抗機能がモノブロック式より優れて
いると云われている。
【0006】このようなコンクリート製の横まくらぎ
は、木製まくらぎの代替品として開発されたため、木製
まくらぎと同様の形態を取っており、前述のスリーパー
機能よりもタイ機能を優先したまくらぎで、レールを間
欠的に支持するように独立した台として機能するため、
不動かつ均一にレールを支える必要がある。しかし、実
際の軌道では、横まくらぎは輪重の作用によって経年的
に沈下したり、横圧の作用によって滑動するため、軌道
が狂って車両の動揺が激しくなっていくという問題点を
有している。
【0007】前記スリーパー機能を強化した構造のまく
らぎとして、上記横まくらぎに代わるものとして縦まく
らぎが開発された。過去に開発された縦まくらぎは、下
記の問題点を有している。 1)、レール把握式スチール製継材方式は、前述のタイ
機能が大幅に不足する。 2)、ヒンジ結合コンクリート製継材方式は、ヒンジ接
合部の回転のため、前述のタイ機能が不足すると共に、
構造上の弱点となる。 3)、剛結合コンクリート製継材方式は、接合部を含め
て力学的な問題がないものの、過大重量・過大剛性とな
り、まくらぎの設置や保守が困難である。
【0008】上記問題点を克服できるまくらぎとして
は、本出願人の一人が開発した縦まくらぎのラダー型ま
くらぎがある。このラダー型まくらぎは、図7に示すと
おり、最小断面のPRCコンクリート製縦梁101と鋼
管製継材102とを一体化した梯子状の混合剛結構造で
あり、上面にレール103を締結装置104により固定
したもので、適度な剛性を持ち、かつ過大負荷に対する
耐荷性能と復元性能に優れた超軽量の構造体であり、ス
リーパー機能および横抵抗機能を大幅に強化したうえ
で、軽量化とタイ機能確保を満足させている。このよう
に、ラダー型まくらぎは、まくらぎに期待される機能に
優れたものである。
【0009】上記ラダー型まくらぎを使用して軌道を構
成する場合は、まくらぎ同士を接合することが望まし
く、従来は図8に示すとおり、縦梁101両側面に添接
板111を配置し、縦梁101を水平に貫通するボルト
112とナット113で締結するプレート方式が主であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記縦梁101両側面
に添接板111を配置し、縦梁101を水平に貫通する
ボルト112とナット113で接合する方式は、接合部
に繰り返し輪荷重が作用すると、ボルト112に剪断力
が作用し、添接板111と縦梁101部の間の摩擦抵抗
が解放され、最終的に縦梁101内部のボルト112近
傍にひび割れが生じていた。さらに、軌道は、直線区間
ばかりでなく、曲線区間があるため、縦梁101両側面
に添接板111を配置してボルトナットで締結するプレ
ート方式では、曲線区間での接合は不可能である。
【0011】本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解
消し、軌道の直線区間だけでなく、曲線区間であっても
接合可能で、ラダー型まくらぎの縦梁部と同等の曲げ剛
性、強度を有するラダー型まくらぎ用の曲線区間対応型
接合装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のラダ
ー型まくらぎ用の曲線区間対応型接合装置は、直線部と
円弧部からなる凸型接合板と、直線部と円弧部からなる
凹型接合板から構成され、一方のラダー型まくらぎの左
右縦梁の側面端部に直線部を固定した凸型接合板の円弧
部に、他方のラダー型まくらぎの左右縦梁の側面端部に
直線部を固定した凹型接合板の円弧部を接合させてボル
トで締結することとしている。このように、一方のラダ
ー型まくらぎの左右縦梁の側面端部に直線部を固定した
凸型接合板の円弧部に、他方のラダー型まくらぎの左右
縦梁の側面端部に直線部を固定した凹型接合板の円弧部
を接合させてボルトで締結することによって、直線区間
の接合ばかりでなく、凸型接合板の円弧部と凹型接合板
の円弧部を接合時一方を回動させることによって、軌道
の曲線区間であっても接合可能となり、曲線区間に対応
することができる。
【0013】また、本発明の請求項2のラダー型まくら
ぎ用の曲線区間対応型接合装置は、直線部と円弧部とか
らなる凹型接合板と、該凹型接合板の円弧部に沿う円筒
部材から構成され、前後のラダー型まくらぎの左右縦梁
の側面端部に直線部を固定した凹型接合板の円弧部で形
成した円内に、円筒部材を嵌合させてボルトで締結する
こととしている。このように、前後のラダー型まくらぎ
の左右縦梁の側面端部に直線部を固定した凹型接合板の
円弧部で形成した円内に、円筒部材を嵌合させてボルト
で締結することによって、直線区間の接合ばかりでな
く、前後の各凹型接合板の円弧部と円筒部材を嵌合時、
一方または双方の凹型接合板、すなわちラダー型まくら
ぎを回動させることによって、軌道の曲線区間であって
も接合可能となり、曲線区間に対応することができる。
【0014】さらに、本発明の請求項3のラダー型まく
らぎ用の曲線区間対応型接合装置は、請求項1、2の前
後のラダー型まくらぎの左右の縦梁の側面端部それぞれ
に、直線部と円弧部からなる接合板の直線部が固定され
ている。このように、前後のラダー型まくらぎの左右の
縦梁の側面端部それぞれに直線部を固定することによっ
て、凹型接合板の重量をその分軽量化することができ
る。
【0015】さらにまた、本発明の請求項4のラダー型
まくらぎ用の曲線区間対応型接合装置は、請求項1ない
し3のラダー型まくらぎの凸型接合板の円弧部、凹型接
合板の円弧部および円筒部材が円周方向に締結用ボルト
の長孔を有する。このように、凸型接合板の円弧部、凹
型接合板の円弧部および円筒部材が円周方向に締結用ボ
ルトの長孔を有することによって、敷設現場における曲
線区間にラダー型まくらぎを対応させて接合することが
できる。
【0016】また、本発明の請求項5のラダー型まくら
ぎ用の曲線区間対応型接合装置は、請求項1ないし4の
ラダー型まくらぎの凸型接合板の円弧部、凹型接合板の
円弧部、接合板の円弧部および円筒部材の接合面を球面
状としている。このように、凸型接合板の円弧部、凹型
接合板の円弧部、接合板の円弧部および円筒部材の接合
面を球面状としたことによって、前後のラダー型まくら
ぎを水平面内ならびに垂直面内の二方向に傾けて接合す
ることができ、直線区間の接合ばかりでなく、敷設現場
における曲線区間にラダー型まくらぎを対応させて接合
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1のラダー型まく
らぎ用の曲線区間対応型接合装置は、図1に示すとお
り、直線部1a、1bと円弧部2からなる凸型接合板3
と、直線部4a、4bと円弧部5からなる凹型接合板6
とからなる。ラダー型まくらぎの前部の左右の縦梁7
a、7bと後部の左右の縦梁8a、8bを接合する場合
は、前部の左右の縦梁7a、7bの側面端部に直線部1
a、1bをボルト9とナット10で固定した凸型接合板
3の円弧部2と、後部の左右の縦梁8a、8bの側面端
部に直線部4a、4bをボルト9とナット10で固定し
た凹型接合板6の円弧部5を接合させ、凸型接合板3の
円弧部2と凹型接合板6の円弧部5に穿孔した複数のボ
ルト孔にそれぞれボルト11を通して締結する。なお、
12はレール、13は鋼管製継材、14、15は補強用
水平リブである。
【0018】また、本発明の請求項2のラダー型まくら
ぎ用の曲線区間対応型接合装置は、図2に示すとおり、
直線部4a、4bと円弧部5からなる凹型接合板6と、
円筒部材21とからなる。ラダー型まくらぎの前部の左
右の縦梁7a、7bと後部の左右の縦梁8a、8bを接
合する場合は、前部および後部の左右の縦梁7a、7b
と8a、8bの対向する側面端部に、それぞれ各円弧部
5、5が円を形成するよう対向させて凹型接合板6の直
線部4a、4bをボルト9とナット10で固定し、該円
内に円筒部材21を嵌合して、各円弧部5、5および円
筒部材21に穿孔した複数のボルト孔あるいはねじ孔に
それぞれボルト11を通して締結する。
【0019】上記凸型接合板3および凹型接合板6の各
直線部1a、1b、4a、4bには、ラダー型まくらぎ
の縦梁に取付けるためのボルト孔あるいはねじ孔を穿孔
しておき、縦梁に穿孔しておいたボルト孔あるいはねじ
孔に通したボルトとナットで固定する。この場合、縦梁
に加わる負担を低減するには、縦梁の外側にボルト孔を
穿孔した補助座板を当接させて固定するのが効果的であ
る。
【0020】前記凸型接合板3および凹型接合板6の各
円弧部2、5には、凸型接合板3と凹型接合板6あるい
は各凹型接合板6と円筒部材21を締結するためのボル
ト孔あるいはねじ孔を穿孔しておき、凸型接合板3と凹
型接合板6あるいは各凹型接合板6と円筒部材21をボ
ルトで締結する。この場合、凸型接合板3と凹型接合板
6の締結においては、凸型接合板3または凹型接合板6
の一方あるいは双方のボルト孔(ねじ孔の場合は一方の
み)を円周方向に長孔としておくことによって、同一の
部材で必要な路線の曲線に対応することができる。ま
た、各凹型接合板6と円筒部材21の締結においては、
各凹型接合板6の円弧部5で形成した円内に円筒部材2
1を嵌合して締結する。この円筒部材21のボルト孔を
円周方向に長孔としておくことによって、同一の部材で
必要な路線の曲線に対応することができる。
【0021】前記凸型接合板3および凹型接合板6の直
線部1a、1b、4a、4bと円弧部2、5の間には、
補強用水平リブ14、15を設け、必要な強度、曲げ剛
性を満足させる。この補強用水平リブ14、15は、ラ
ダー型まくらぎの縦梁への取付けが許されるのであれ
ば、直線部1a、1b、4a、4bと円弧部2、5の間
を満たす形で取付けすることもできるし、強度、重量の
観点から、直線部1a、1b、4a、4bの中央に1枚
あるいは上下に2枚取付けすることもできる。さらに、
前記凸型接合板3および凹型接合板6の直線部1a、1
b、4a、4b、円弧部2、5ならびに補強用水平リブ
14、15は、必要な強度、曲げ剛性を満足できれば、
機械加工した後溶接で取付けてもよく、また、鋳込みに
より鋳造することもできる。
【0022】本発明の請求項3のラダー型まくらぎ用の
曲線区間対応型接合装置は、図3、図4に示すとおり、
直線部1a、1bと円弧部2からなる凸型接合板3と、
直線部31と円弧部32からなる接合板33、あるい
は、円筒部材21と直線部31と円弧部32からなる接
合板33からなる。ラダー型まくらぎの前部の左右の縦
梁7a、7bと後部の左右の縦梁8a、8bを、前部の
左右の縦梁7a、7bの側面端部に直線部1a、1bを
ボルト9とナットにより固定した凸型接合板3の円弧部
2と、後部の左右の縦梁8a、8bの対向する側面端部
にそれぞれ直線部31をボルト9とナットにより固定し
た接合板33の円弧部32を、接合させてボルト34に
より締結する。また、ラダー型まくらぎの前部の左右の
縦梁7a、7bと後部の左右の縦梁8a、8bを、前部
および後部の左右の縦梁7a、7b、8a、8bの対向
する側面端部それぞれに、直線部31をボルト9とナッ
トにより固定した各接合板33の各円弧部32の内周面
に沿わせた円筒部材21をボルト35により締結する。
この場合は、接合装置の重量を低減することができる。
なお、36は接合板33の補強用水平リブである。
【0023】さらに、凸型接合板3、凹型接合板6、接
合板33ならびに円筒部材21の必要な強度、曲げ剛性
は、材質、板厚、ボルト寸法を選択することによって確
保することができる。凸型接合板3および凹型接合板6
の円弧部2、5は、必ずしも半円である必要はなく、接
合装置に要求される強度、曲げ剛性等を満たす範囲であ
れば、例えば、接合板33の円弧部32のように36°
以上の円弧形状でもよい。このように、接合板33の円
弧部32のように36°以上の円弧形状等にすることに
よって、ラダー型まくらぎの接合装置の重量を低減する
ことができる。
【0024】さらにまた、凸型接合板3および凹型接合
板6の直線部1a、1b、2a、2bは、ラダー型まく
らぎの縦梁の対向する側面端部に固定することに限定さ
れるものではなく、前後の縦梁の対向する前後面を経由
して外側面に沿った形状とすることもできる。また、凸
型接合板3の円弧部2あるいは円筒部材21下部には、
図5に示すとおり、縦梁下面から50mm程度の縦荷重
抵抗板51を連結することによって、縦梁下面に所定間
隔で設置している縦荷重抵抗板を減じることが可能とな
る。
【0025】本発明の請求項5のラダー型まくらぎ用の
曲線区間対応型接合装置は、図6に示すとおり、凸型接
合板の円弧部、凹型接合板の円弧部、直線部61と円弧
部62からなる接合板63の円弧部62および円筒部材
64の接合面を球面状とすることができる。なお、65
は補強用水平リブである。これによって、前後のラダー
型まくらぎを水平面内ならびに垂直面内の二方向に傾け
て接合することができる。
【0026】本発明のラダー型まくらぎ用の曲線区間対
応型接合装置は、縦梁の側面端部に凸型接合板3、凹型
接合板6あるいは接合板33の直線部をボルトで固定す
る。これら凸型接合板3、凹型接合板6あるいは接合板
33は、縦梁を製作する過程において出荷前に予め固定
しておくことにより、ラダー型まくらぎ設置現場での施
工性を向上させることができる。
【0027】
【実施例】
実施例1 本発明のラダー型まくらぎ用の曲線区間対応型接合装置
を用いて前後のラダー型まくらぎを接合する場合におい
て、在来線および新幹線を考慮して曲線区間のR300
m〜R1000m、縦梁断面寸法、上面幅450mm、
下面幅460mm、高さ175mmのラダー型まくらぎ
長さ6m、12mにおける前後のまくらぎ間の必要最大
隙間を計算により求めた。その結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】表1に示すとおり、まくらぎ間の必要最大
隙間は、曲線区間のR300mの場合、ラダー型まくら
ぎ長さ6mで20mm、12mで40mm、R400m
の場合、ラダー型まくらぎ長さ6mで15mm、12m
で30mm、R800mの場合、ラダー型まくらぎ長さ
6mで7.5mm、12mで15mm、R1000mの
場合、ラダー型まくらぎ長さ6mで6mm、12mで1
2mmであった。
【0030】実施例2 直線部の板厚25mm、円弧部角度38°、円弧部板厚
40mm、直線部の上下端に厚さ25mmの補強用水平
リブを有する幅175mmの4個の接合板と、内径89
0mm、外径960mm、板厚35mm、幅175mm
の円筒部材からなる円筒型接合装置を、許容応力245
MPaの鋼材で製作した。この円筒型接合装置の各接合
板の直線部を許容応力500MPaのねじ部谷底径20
mmのボルト7本を用いて前後のラダー型まくらぎの縦
断面寸法が上面幅450mm、下面幅460mm、高さ
175mmの縦梁の端部側面にそれぞれ固定したのち、
実施例1におけるまくらぎ間の必要最大隙間の40mm
で、各接合板の円弧部に円筒部材を接合させて許容応力
500MPaのねじ部谷底径27mmのボルト12本に
より締結した。接合された前後のラダー型まくらぎは、
縦梁部の接合部から1585mmの位置を支持し、支持
部から735mmの位置にモーメントが22.5kN・
m、45kN・mとなるように荷重を加え、接合装置に
作用する最大応力および荷重方向の最大変位を測定し
た。なお、この荷重は、それぞれ疑似静的輪重および動
的輪重に対応するモーメント値である。
【0031】試験の結果、載荷により接合装置あるいは
縦梁に損傷は認められず、接合装置に生じる最大応力
は、円筒部材の接合部下部に生じ、その値は22.5k
N・mのモーメントを加えた時で130MPa、45k
N・mのモーメントを加えた時で240MPaで、鋼材
の設計許容値245MPa以下となっている。また、2
2.5kN・mのモーメントを加えた時の縦梁上面での
最大変位は、約4mmで、縦梁単体の最大変位約3mm
の1.3倍程度であり、実用上の問題は認められなかっ
た。
【0032】実施例3 表2に示す縦断面寸法のラダー型まくらぎを、表2に示
す各種形状の接合板とボルトを用いて縦梁間間隔40m
mで接合したケース1〜6と、縦梁単体の場合の長さ2
400mm(接合板を含む)の各モデルについて、下記
特徴を有する有限要素法解析モデル(以下FEM解析モ
デルという)を用い、ケース1〜5、7では疑似静的輪
重に対するモーメント:15kN・m、動的輪重に対す
るモーメント:30kN・m、ケース6では疑似静的輪
重に対するモーメント:22.5kN・m、動的輪重に
対するモーメント:45kN・mなるように荷重を加え
て、接合装置に作用する最大応力および負荷モーメント
に対する荷重方向の最大変位を解析した。その結果を表
2に示す。なお、縦梁のヤング率Ec=33000MP
aを使用し、鋼材のヤング率Es=206000MPa
であるので、Es/Ec=6.24である。また、表2
中の接合板形状欄の円弧型接合板Aは、凸型接合板と凹
型接合板の組合せ、円弧型接合板Bは、凸型接合板と接
合板の組合せ、円筒型接合板Cは、円筒部材と凹型接合
板の組合せ、円筒型接合板Dは、円筒部材と接合板の組
合せを示す。
【0033】用いたFEM解析モデルの特徴は、下記の
とおりである。 1)、各種接合板を含めたモデル長さ:2400mm
(片側縦梁長さ1180mm、縦梁間距離40mm) 2)、縦梁と接合板との固定:外径20mmのボルト使
用 3)、接合板と接合板との締結:外径27mmのボルト
使用 4)、接合板と縦梁とのボルト固定箇所は現行のプレー
ト方式での接合板締結箇所に準拠。 5)、それぞれのボルトは円断面ビーム要素で近似さ
せ、ビーム径はねじ部谷底径とした。 6)、縦梁ならびに接合板には三次元8節点アイソパラ
メトリック要素を使用。 7)、縦梁と接合板および接合板と接合板との間にはギ
ャップ要素を挿入して接触を考慮。 8)、載荷は端部から350mm内側の箇所にし、4点
曲げとした。したがって、設計負荷モーメントに対応す
る荷重として表3の値を用いた。
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】表2に示すとおり、長さ2400mmの縦
梁単体に4点曲げモーメント30kN・mを作用させた
時の最大変位/負荷モーメントは0.104mm/kN
・mであった。一方、縦梁を接合板で接合したモデルに
おいて30kN・mの曲げモーメントを作用させたとき
の円弧型接合板の最大変位/負荷モーメントは、ケース
3の円弧型接合板Bの0.281mm/kN・m、円筒
型接合板の最大変位は、ケース6の円筒型接合板Dの
0.347mm/kN・mで、ケース3の円弧型接合板
Bの最大変位/負荷モーメントは、縦梁単体の場合の約
2.7倍、ケース6の円筒型接合板Dの最大変位/負荷
モーメントは、縦梁単体の場合の約3.3倍であり、円
弧型接合板の方が若干曲げ剛性が大きい。
【0037】また、接合板の最大応力発生箇所は、円弧
型と円筒型共にほぼ接合中間部の接合板下部であった。
30kN・m曲げモーメントでの円弧型接合板の最大応
力値は、ケース2の円弧型接合板Bの246MPa、円
筒型接合板の最大応力値は、45kN・m曲げモーメン
トを負荷したケース6の円筒型接合板Dの331MPa
であった。さらに、締結ボルトの最大応力は、円弧型接
合板ではケース2の円弧型接合板Bの場合の466MP
a、円筒型接合板ではケース6の円筒型接合板Dの場合
の437MPaであり、いずれも許容応力未満である。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1のラダー型まくらぎ用
の曲線区間対応型接合装置は、一方のラダー型まくらぎ
の左右縦梁の側面端部に直線部を固定した凸型接合板の
円弧部に、他方のラダー型まくらぎの左右縦梁の側面端
部に直線部を固定した凹型接合板の円弧部を接合させて
ボルトで締結するため、直線区間の接合ばかりでなく、
凸型接合板の円弧部と凹型接合板の円弧部を接合時一方
を回動させることによって、軌道の曲線区間であっても
接合可能となり、曲線区間に対応することができると共
に、十分な強度、曲げ剛性を有している。
【0039】また、本発明の請求項2のラダー型まくら
ぎ用の曲線区間対応型接合装置は、前後のラダー型まく
らぎの左右縦梁の側面端部に直線部を固定した凹型接合
板の円弧部で形成した円内に、円筒部材を嵌合させてボ
ルトで締結するため、直線区間の接合ばかりでなく、前
後の各凹型接合板の円弧部と円筒部材を接合時、一方ま
たは前後のラダー型まくらぎを回動させることによっ
て、軌道の曲線区間であっても接合可能となり、曲線区
間に対応することができると共に、十分な強度、曲げ剛
性を有している。
【0040】さらに、本発明の請求項3のラダー型まく
らぎ用の曲線区間対応型接合装置は、請求項1、2の前
後のラダー型まくらぎの左右の縦梁の側面端部それぞれ
に、直線部と円弧部からなる接合板の直線部を固定した
ため、接合板の重量を凹型接合板より軽量化することが
できる。
【0041】さらにまた、本発明の請求項4のラダー型
まくらぎ用の曲線区間対応型接合装置は、請求項1〜3
のラダー型まくらぎの凸型接合板の円弧部、凹型接合板
の円弧部および円筒部材が円周方向に締結用ボルトの長
孔を有するため、直線区間の接合ばかりでなく、敷設現
場における曲線区間にラダー型まくらぎの縦梁を対応さ
せて接合することができる。
【0042】また、本発明の請求項5のラダー型まくら
ぎ用の曲線区間対応型接合装置は、請求項1〜4のラダ
ー型まくらぎの凸型接合板の円弧部、凹型接合板の円弧
部、接合板の円弧部および円筒部材の接合面を球面状と
したため、前後のラダー型まくらぎを水平面内ならびに
垂直面内の二方向に傾けて接合することができ、敷設現
場における直線区間の接合ばかりでなく、曲線区間にラ
ダー型まくらぎを対応させて接合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の曲線区間対応型接合装置に
よるラダー型まくらぎの接合状況を示すもので、(a)
図は要部平面図、(b)図は接合部の正面図である。
【図2】本発明の請求項2の曲線区間対応型接合装置に
よるラダー型まくらぎの接合状況を示す要部平面図であ
る。
【図3】本発明の請求項3の一方の曲線区間対応型接合
装置によるラダー型まくらぎの接合状況を示す要部平面
図である。
【図4】本発明の請求項3の他方の曲線区間対応型接合
装置によるラダー型まくらぎの接合状況を示す要部平面
図である。
【図5】直線部と円弧部からなる凸型接合板の円弧部下
部に縦荷重抵抗板を連結した場合の部分斜視図である。
【図6】本発明の請求項5の曲線区間対応型接合装置の
接合面を球面状とした場合の一例を示す部分斜視図であ
る。
【図7】ラダー型まくらぎの斜視図である。
【図8】従来のラダー型まくらぎの接合方法を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1a、1b、4a、4b、31、61 直線部 2、5、32、62 円弧部 3 凸型接合板 6 凹型接合板 7a、7b、8a、8b、101 縦梁 9、11、34、35、112 ボルト 10、113 ナット 12、103 レール 13、102 鋼管製継材 14、15、36、65 補強用水平リブ 21、64 円筒部材 33、63 接合板 104 締結装置 111 添接板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 元木 英夫 大阪市此花区島屋5丁目1番109号 住金 関西工業株式会社内 (72)発明者 中山 潔 大阪市此花区島屋5丁目1番109号 住金 関西工業株式会社内 (72)発明者 涌井 一 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人 鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 井上 寛美 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人 鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 奥田 広之 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人 鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 松本 信之 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人 鉄道総合技術研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラダー型まくらぎを線路に沿って前後に
    接合する曲線区間でも接合可能な曲線区間対応型接合装
    置であって、直線部と円弧部からなる凸型接合板と、直
    線部と円弧部からなる凹型接合板から構成され、一方の
    ラダー型まくらぎの左右縦梁の側面端部に直線部を固定
    した凸型接合板の円弧部に、他方のラダー型まくらぎの
    左右縦梁の側面端部に直線部を固定した凹型接合板の円
    弧部を接合させてボルトで締結することを特徴とするラ
    ダー型まくらぎ用の曲線区間対応型接合装置。
  2. 【請求項2】 ラダー型まくらぎを線路に沿って前後に
    接合する曲線区間でも接合可能な曲線区間対応型接合装
    置であって、直線部と円弧部とからなる凹型接合板と、
    該凹型接合板の円弧部に沿う円筒部材から構成され、前
    後のラダー型まくらぎの左右縦梁の各側面端部に直線部
    を固定した凹型接合板の円弧部で形成した円内に、円筒
    部材を嵌合させてボルトで締結することを特徴とするラ
    ダー型まくらぎ用の曲線区間対応型接合装置。
  3. 【請求項3】 ラダー型まくらぎの左右の縦梁の側面端
    部それぞれに、直線部と円弧部からなる接合板の直線部
    が固定されていることを特徴とする請求項1および2記
    載のラダー型まくらぎ用の曲線区間対応型接合装置。
  4. 【請求項4】 凸型接合板の円弧部、凹型接合板の円弧
    部および円筒部材が円周方向に締結用ボルトの長孔を有
    することを特徴とする請求項1ないし3記載のラダー型
    まくらぎ用の曲線区間対応型接合装置。
  5. 【請求項5】 凸型接合板の円弧部、凹型接合板の円弧
    部および円筒部材の接合面を球面状としたことを特徴と
    する請求項1ないし4記載のラダー型まくらぎ用の曲線
    区間対応型接合装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104264534A (zh) * 2011-01-26 2015-01-07 北京易科路通铁道设备有限公司 梯形轨枕
CN104264535A (zh) * 2011-01-26 2015-01-07 北京易科路通铁道设备有限公司 纵向轨枕
JP2021134496A (ja) * 2020-02-25 2021-09-13 公益財団法人鉄道総合技術研究所 ラダーマクラギ

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