JPH10315794A - トラクタのpto伝動装置 - Google Patents

トラクタのpto伝動装置

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JPH10315794A
JPH10315794A JP14581097A JP14581097A JPH10315794A JP H10315794 A JPH10315794 A JP H10315794A JP 14581097 A JP14581097 A JP 14581097A JP 14581097 A JP14581097 A JP 14581097A JP H10315794 A JPH10315794 A JP H10315794A
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JP
Japan
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gear
shaft
reverse
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pto
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JP14581097A
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English (en)
Inventor
Yasuhide Yamazaki
康秀 山崎
Shigero Tanaka
茂郎 田中
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PTO軸を逆回転させるコンパクトな逆転装
置を提供する。 【解決手段】 エンジン側からの駆動力が入力される入
力軸13側から駆動力が入力されている変速機構24の
低速側のギヤ21と噛合する入力ギヤ37aを、逆回転
をPTO軸2側に伝動する逆転ギヤ36を軸支した逆転
軸33に軸支して設け、入力軸13の回転を減速してP
TO軸2に伝動する変速機構24のニュートラル状態で
上記逆転ギヤ36と噛合する伝動ギヤ23bをPTO軸
2に軸支した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はトラクタのミッシ
ョンケースから後方に突出した動力取出用のPTO軸を
逆回転させるトラクタのPTO伝動装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】トラクタ
のミッションケースから後方に突出した動力取出用のP
TO軸を介して耕耘作業機に駆動力を伝動させる伝動構
成では、耕耘時の土寄せ等で耕耘作業機のロータリを逆
回転させるために上記PTO軸を逆回転させる逆転装置
が特開平5−169995号公報,特開平6−1913
01号公報,特開平7−172201号公報,特開平8
−2272号公報等に示されるようにミッションケース
内に構成されているものがあるが、伝動機構が複雑であ
ると共にオリジナルで逆転装置が設けられていないトラ
クタには容易に逆転機構を追加することができないとい
う欠点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明のトラクタのPTO伝動装置は、エンジン側
からの駆動力が入力される入力軸13と作業機側に駆動
力を出力するPTO軸2との間に上記入力軸13の回転
を減速してPTO軸2に伝動する複数段のPTO軸用の
変速機構24を設け、該変速機構24を介して伝動され
る回転方向の逆方向の回転をPTO軸2側に伝動する逆
転ギヤ36を上記入力軸13側から駆動力が入力される
逆転軸33に軸支してなる逆転装置26を変速機構24
側に取り付けたトラクタにおいて、上記入力軸13側か
ら駆動力が入力されている変速機構24の低速側のギヤ
21と噛合する入力ギヤ37aを上記逆転軸33に軸支
して設け、前述の変速機構24のニュートラル状態で上
記逆転ギヤ36と噛合する伝動ギヤ23bをPTO軸2
に軸支したことを第1の特徴としている。
【0004】また上記変速機構24及び逆転装置26を
操作する変速レバー41をトラクタの操作部42に設け
るとともに、変速機構24を操作する変速操作領域43
aと逆転装置26を操作する逆転操作領域43bとを備
えたレバーガイド孔43から突出せしめ、変速機構24
をニュートラルに切り換える変速操作領域43aのニュ
ートラル操作位置N1に、変速操作領域43aと逆転操
作領域43bとを切り換える切換操作領域43cを設け
たことを第2の特徴としている。
【0005】さらに変速レバー41が逆転操作領域43
bに位置することを作業者に報知する音響装置と発光装
置のいずれか一方または両方よりなる報知装置48を操
作部42近傍に設けたことを第3の特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は従来同様の構造で周知の動
作を行うトラクタ(図示せず)のミッションケース1の
側断面図であり、該ミッションケース1は後方から動力
取出用のPTO軸2が突出しており、該PTO軸2を介
して耕耘作業等を行う作業機(従来同様であり図示しな
い)に駆動力を伝動する構造となっている。次に上記ミ
ッションケース1内の構造について説明する。
【0007】上記ミッションケース1には従来公知の油
圧無段変速装置(HST)3が取り付けられており、該
HST3の入力軸4にはトラクタのエンジン(図示せ
ず)側からクラッチ6,メインシャフト7を介して駆動
力が入力されているとともに、上記HST3の出力軸8
からは副変速機構9を介してトラクタの前輪又は後輪側
に駆動力が出力されている。なお上記前輪又は後輪側へ
の駆動力の出力構造は従来のトラクタと同様であり、詳
細な説明は割愛する。
【0008】一方前述のHST3の入力軸4に入力され
た回転駆動力はミッションケース1内に回転自在に支持
されたPTO中継軸11にカップリング12を介して伝
動されているが、該PTO中継軸11の後端にはPTO
入力軸13が連結されており、つまり上記エンジン側か
らの回動駆動力はPTO中継軸11を介してPTO入力
軸13に入力されている。
【0009】このとき図1,図2に示されるように、P
TO入力軸13には低速用のギヤ16,中速用のギヤ1
7,高速用のギヤ18が一体回転するように所定の間隔
で軸支されており、また上記PTO入力軸13の下方に
回転自在に支持され、端部がミッションケース1の後方
に突出したPTO軸2には低速用の中継ギヤ21と高速
用の中継ギヤ22がPTO軸2に対して自由回転(フリ
ー回転)自在に所定間隔を介して支持されている。
【0010】そして上記ギヤ16が中継ギヤ21に、ギ
ヤ18が中継ギヤ22にそれぞれ噛合しており、PTO
入力軸13に伝動された回転駆動力がギヤ16を介して
中継ギヤ21に、ギヤ18を介して中継ギヤ22にそれ
ぞれ伝動され、中継ギヤ21及び中継ギヤ22がそれぞ
れPTO軸を中心にフリー回転(PTO軸2は回転しな
い)を行う。
【0011】一方PTO軸2には上記中継ギヤ21と中
継ギヤ22との間にPTO軸2と一体回転するクラッチ
ギヤ23が軸心方向にスライド自在に設けられている
が、該クラッチギヤ23は上記中継ギヤ21に形成され
た噛合内歯21aと噛合可能なギヤ23aと、上記ギヤ
17と噛合可能なギヤ23bと、上記中継ギヤ22に形
成された噛合歯22aと噛合可能なギヤ23cとで構成
されており、クラッチギヤ23をスライドさせることに
よってクラッチギヤ23のいずれかのギヤ23a,23
b,23cが相対するギヤ21,17,22に噛合して
PTO軸2に駆動力が伝動される。
【0012】なお各ギヤ噛合間には、クラッチギヤ23
がいずれのギヤ21,17,22とも噛合しないニュー
トラル状態が存在し、同時に2つの噛合が発生しないよ
うに構成されている。そしてクラッチギヤ23(ギヤ2
3a)と中継ギヤ21(噛合内歯21a)との噛合によ
って比較的低速な1速で、クラッチギヤ23(ギヤ23
c)と中継ギヤ22(噛合歯22a)との噛合によって
比較的高速な3速で、クラッチギヤ23(ギヤ23b)
とギヤ17との噛合によって上記2つの速度の中間の速
度(中速)である2速でPTO軸2はそれぞれ回転す
る。つまり以上に示す構造でPTO入力軸13の回転を
減速してPTO軸2に伝動する複数段(3段)のPTO
軸用の変速機構24が構成されている。
【0013】またミッションケース1(ハウジング1
a)における上記PTO軸2の下方は開放されて、PT
O軸2を上記変速機構24を介して伝動される回転方向
の逆方向に回転(逆回転)させる後述する逆転装置26
を取り付けるための取付部27が構成されており、前記
逆転装置26がミッションケース1内に位置するよう
に、上記取付部27にボルト28等を介して前記逆転装
置26が取り付けられて、取付部27が密閉されてい
る。
【0014】次に上記逆転装置26の構造について説明
する。図2,図3に示されるように逆転装置26は、上
記取付部27にボルト28等を介して着脱自在に取り付
けられる逆転ケース31内に形成されており、該逆転ケ
ース31に立設された支持部32には逆転軸33が回転
自在に支持されている。また逆転ケース31側には、逆
転ケース31が取付部27に取り付けられた状態で前述
の中継ギヤ21と噛合するギヤ34も回転自在に支持さ
れている。なお逆転ケース31が取付部27に取り付け
られると上記逆転軸33はPTO軸2に平行となる。
【0015】一方上記逆転軸33には、逆転ケース31
が取付部27に取り付けられた状態で、前述のクラッチ
ギヤ23を中継ギヤ21との噛合とギヤ32との噛合と
の間(1速と2速の間)のニュートラル状態とすること
で上記クラッチギヤ23のギヤ23bと噛合する逆転ギ
ヤ36がフリー回転自在に軸支されているとともに、逆
転軸33と一体回転するクラッチギヤ37が軸心方向に
スライド自在に軸支されており、該クラッチギヤ37は
上記ギヤ34に噛合する入力ギヤ37aと、上記逆転ギ
ヤ36に形成された内歯36aに噛合可能なギヤ37b
とを備えている。すなわち入力ギヤ37aはギヤ34を
介して中継ギヤ21と噛合している。
【0016】つまり以上に示される逆転装置26は、上
記逆転軸33にギヤ34と入力ギヤ37aを介して中継
ギヤ21から駆動力が入力されており、クラッチギヤ3
7を逆転ギヤ36方向にスライドさせてギヤ37bと逆
転ギヤ36(内歯36a)とを噛合せしめると逆転ギヤ
36に駆動力が入力される構造となっている。なおギヤ
34と入力ギヤ37aとの噛合は上記クラッチギヤ37
のスライド移動によって解除されることはない。
【0017】そして前述のクラッチギヤ23が上記ニュ
ートラル状態であるときに、ギヤ37bと逆転ギヤ36
とを噛合せしめると、逆転ギヤ36からギヤ23b(ク
ラッチギヤ23)を介してPTO軸2に駆動力が入力さ
れPTO軸2が回転させられるが、逆転ギヤ36又はク
ラッチギヤ37又はギヤ34が中継ギヤ21に対して逆
回転方向のギヤとなっており、PTO軸2は上記のよう
に逆転装置26を介して駆動されると逆回転させられ
る。
【0018】つまりクラッチギヤ23のギヤ23bは、
逆転ギヤ36と噛合してPTO軸2に逆転駆動力を伝動
する伝動ギヤを兼ねた構造となっている。なお本実施形
態はミッションケース1に逆転装置26を着脱自在に取
り付けた構造となっているが、逆転装置26をミッショ
ンケース1内に組み込んだ構成としても良い。すなわち
逆転装置26が内蔵されるミッションケースを構成して
も良い。
【0019】このとき上記PTO軸2の変速機構24
(クラッチギヤ23)及び逆転装置26(クラッチギヤ
37)は図4に示される変速レバー41によって操作さ
れるが、該変速レバー41はトラクタの操作部42に設
けられたレバーガイド孔43から突出しており、該レバ
ーガイド孔43に沿って操作可能となっている。
【0020】そして該レバーガイド孔43は図4に示さ
れるように上記変速機構24を操作するために変速レバ
ー41を前後方向に揺動操作可能にガイドする変速操作
領域43aと、逆転装置26を操作するために変速レバ
ー41を前後方向に揺動操作可能にガイドする逆転操作
領域43bとを備えており、さらに変速レバー41の操
作領域を切り換える(逆転操作領域43bと変速操作領
域43aとを切り換える)ために変速レバー41を左右
方向に揺動操作可能にガイドする切換操作領域43c
を、変速機構24を1速と2速との間のニュートラル状
態に切り換える変速操作領域43aのニュートラルポジ
ションN1と逆転操作領域43bのニュートラルポジシ
ョンN11とを連通(連結)して設けている。
【0021】なお変速レバー41の前後揺動支点軸44
には、変速レバー41を変速操作領域43aに位置させ
て前後方向に揺動させることで変速レバー41によって
操作されクラッチギヤ23を切り換える(クラッチギヤ
23のスライド移動を操作する)変速操作部46と、変
速レバー41を逆転操作領域43bに位置させて前後方
向に揺動させることで変速レバー41によって操作され
クラッチギヤ37を切り換える(クラッチギヤ37のス
ライド移動を操作する)逆転操作部47とが軸支されて
いる。
【0022】つまり変速レバー41を上記ニュートラル
ポジションN1に切り換えることで、クラッチギヤ23
と中継ギヤ21,ギヤ17,中継ギヤ22との噛合を解
除して、クラッチギヤ23(ギヤ23b)と逆転ギヤ3
6を噛合せしめ、その後変速レバー41を切換操作領域
43cに沿って揺動せしめて逆転操作領域43bに切り
換え(逆転操作領域43bのニュートラルポジションN
11に位置させても上記状態は保持される)、逆転操作
領域43cに沿って揺動させて逆転ONポジションRに
切り換えることで、クラッチギヤ23と逆転ギヤ36と
の噛合状態でクラッチギヤ37(ギヤ37b)と逆転ギ
ヤ36(内歯36a)とを噛合せしめPTO軸2を逆回
転させる。
【0023】このとき操作部42には変速レバー41を
逆転操作領域43bに位置させると、逆転操作部47又
は変速レバー41側に設けられる図示しないスイッチ等
がONされて発光する報知装置である逆転ランプ48が
設けられており、作業者は変速レバー41が逆転操作領
域43bに位置することを逆転ランプ48の発光によっ
て報知される。なお操作部42にはレバーガイド孔43
の切換操作領域43cと逆転操作領域43bを開閉自在
に覆うカバー49が設けられており、PTO軸2の逆転
操作を行わない場合は予めカバー49によって切換操作
領域43cと逆転操作領域43bを覆塞することで誤操
作等が防止される。
【0024】またオリジナルで逆転装置26が設置され
ていないトラクタに予め上記構造のレバーガイド孔43
を設けておくことで、逆転装置26を後付けする際にカ
バー49を開放又は取り外すこと等によってレバーガイ
ド孔43の形状を変更する必要がない。
【0025】以上に示される構造によって逆転装置26
を介してPTO軸2を駆動することによってPTO軸2
は逆回転し、この逆回転の回転速度が正回転(変速機構
24を介して伝動される回転)の1速と同程度の速度と
なるようにギヤ34,クラッチギヤ37,逆転ギヤ36
が設定されているが、変速機構24の低速側の中継ギヤ
21から駆動力を得る構造となっているため、ギヤ3
4,クラッチギヤ37,逆転ギヤ36を比較的小さくす
ることができ、逆転装置26をコンパクトに形成するこ
とができる。
【0026】また変速機構24の1速と2速との間のニ
ュートラル状態で逆転装置26への駆動力が入力される
ため比較的省スペースで逆転装置26をミッションケー
ス1側に取り付け形成することができる他、限定された
スペース内で強度を確保することができる。つまり比較
的コンパクトに形成された逆転装置26を比較的省スペ
ースで(例えば本実施形態のように下方から)ミッショ
ンケース1側に取り付けることができ、逆転装置26を
容易に取り付けることやミッションケース1内に形成す
ることができ、逆転装置26の追加によってミッション
ケース1が必要以上に大型化することもない。
【0027】そしてオリジナルで逆転装置26が設けら
れていないトラクタのミッションケースを本実施形態の
ミッションケースと同様の形態としておくことにより、
オプション等で容易に本実施形態と同様の逆転装置26
を追加することもできる。
【0028】一方変速レバー41の操作はレバーガイド
孔43の変速操作領域43a又は逆転操作領域43bに
ガイドされて行われるが、切換操作領域43cを介して
変速操作領域43aと逆転操作領域43bとを切り換え
ることができるため、変速レバー41によるPTO軸2
の変速操作と逆転操作の切り換え操作がガイドされ、上
記操作を容易且つ確実に行うことができる他、1つのレ
バーでPTO軸2の変速操作と逆転操作を容易に行うこ
とができ、誤操作等も防止される。
【0029】このとき変速レバー41が逆転操作領域4
3bに切り換えられると逆転ランプ48が発光して、作
業者に変速レバー41が逆転操作領域43bに位置する
ことを報知するためより、作業者はより確実に変速レバ
ー41の位置を認識することができ誤操作等も防止され
る。
【0030】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の構造に
よれば、変速機構の低速側のギヤから入力ギヤを介して
駆動力が伝動されように変速機構側に逆転装置を取り付
けることによって、PTO軸の逆転機構をトラクタに容
易に追加することができるが、低速ギヤ側から駆動力が
入力されるため入力ギヤを比較的小さくすることがで
き、比較的低速な逆回転を容易にPTO軸に伝動するこ
とができる他、逆転装置から変速機構への伝動構成が変
速機構のニュートラル状態で逆転ギヤと伝動ギヤとが噛
合する構造であるため、逆転装置をコンパクトに形成す
ることができるという効果がある。
【0031】また変速操作領域のニュートラル操作位置
に変速操作領域と逆転操作領域とを切り換える切換操作
領域を形成せしめることで、変速レバーによる変速操作
と逆転操作の切り換え操作を容易且つ確実に行うことが
でき、さらに変速レバーが逆転操作領域に位置すること
を報知装置によって作業者に報知する構造とすることで
誤操作等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミッションケースの側断面図である。
【図2】ミッションケースにおける逆転装置部分の側断
面図である。
【図3】逆転装置部分のギヤ噛合状態を示す背面略図で
ある。
【図4】レバーガイド孔部分の平面図及び要部正面断面
図である。
【符号の説明】
2 PTO軸 13 PTO入力軸(入力軸) 21 中継ギヤ(ギヤ) 23b ギヤ(伝動ギヤ) 24 変速機構 26 逆転装置 33 逆転軸 36 逆転ギヤ 37a 入力ギヤ 41 変速レバー 42 操作部 43 レバーガイド孔 43a 変速操作領域 43b 逆転操作領域 43c 切換操作領域 48 逆転ランプ(報知装置) N1 ニュートラルポジション(ニュートラル操作位
置)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン側からの駆動力が入力される入
    力軸(13)と作業機側に駆動力を出力するPTO軸
    (2)との間に上記入力軸(13)の回転を減速してP
    TO軸(2)に伝動する複数段のPTO軸用の変速機構
    (24)を設け、該変速機構(24)を介して伝動され
    る回転方向の逆方向の回転をPTO軸(2)側に伝動す
    る逆転ギヤ(36)を上記入力軸(13)側から駆動力
    が入力される逆転軸(33)に軸支してなる逆転装置
    (26)を変速機構(24)側に取り付けたトラクタに
    おいて、上記入力軸(13)側から駆動力が入力されて
    いる変速機構(24)の低速側のギヤ(21)と噛合す
    る入力ギヤ(37a)を上記逆転軸(33)に軸支して
    設け、前述の変速機構(24)のニュートラル状態で上
    記逆転ギヤ(36)と噛合する伝動ギヤ(23b)をP
    TO軸(2)に軸支したトラクタのPTO伝動装置。
  2. 【請求項2】 上記変速機構(24)及び逆転装置(2
    6)を操作する変速レバー(41)をトラクタの操作部
    (42)に設けるとともに、変速機構(24)を操作す
    る変速操作領域(43a)と逆転装置(26)を操作す
    る逆転操作領域(43b)とを備えたレバーガイド孔
    (43)から突出せしめ、変速機構(24)をニュート
    ラルに切り換える変速操作領域(43a)のニュートラ
    ル操作位置(N1)に、変速操作領域(43a)と逆転
    操作領域(43b)とを切り換える切換操作領域(43
    c)を設けた請求項1のトラクタのPTO伝動装置。
  3. 【請求項3】 変速レバー(41)が逆転操作領域(4
    3b)に位置することを作業者に報知する音響装置と発
    光装置のいずれか一方または両方よりなる報知装置(4
    8)を操作部(42)近傍に設けた請求項1又は2のト
    ラクタのPTO伝動装置。
JP14581097A 1997-05-20 1997-05-20 トラクタのpto伝動装置 Pending JPH10315794A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029170A (ja) * 2007-07-24 2009-02-12 Yanmar Co Ltd 作業車両

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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