JPH08121545A - トラクタの逆転pto - Google Patents

トラクタの逆転pto

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JPH08121545A
JPH08121545A JP6256353A JP25635394A JPH08121545A JP H08121545 A JPH08121545 A JP H08121545A JP 6256353 A JP6256353 A JP 6256353A JP 25635394 A JP25635394 A JP 25635394A JP H08121545 A JPH08121545 A JP H08121545A
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pto
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transmission
shaft
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Matsuhiko Tsunekawa
松彦 常川
Mitsuhiko Ikeda
光彦 池田
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラクタのPTO軸を逆回転伝動するための
逆転アイドルギヤ7によるシフトを円滑に行わせる。 【構成】 主変速ギヤ1及び副変速ギヤ2を配置する走
行伝動系と、PTO変速ギヤ3を配置するPTO伝動系
とへ伝動する入力軸4上に、この入力軸4と一体回転の
入力ギヤ5を設け、この入力ギヤ5に対する該PTO伝
動系への出力ギヤ6を軸方向位置をずらせて設けると共
に、これら入力ギヤ5と出力ギヤ6との間に亘って噛合
する逆転アイドルギヤ7を、該入力ギヤ5へ噛合させた
のち出力ギヤ6へ噛合させて逆転伝動するようにシフト
することを特徴とするトラクタの逆転PTOの構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタの逆転PT
Oに関し、PTO軸を逆回転伝動に切替えて伝動するも
のである。逆転ロータリ耕耘装置の伝動等に利用でき
る。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】主変
速ギヤや副変速ギヤ等を配置する走行伝動系及びPTO
変速ギヤを有するPTO伝動系へ入力部で、逆転PTO
変速ギヤを切替噛合するときは、走行伝動系及びPTO
伝動系共に多数のギヤを有していて、伝動負荷が大きく
特にいずれかの主変速ギヤ又は副変速ギヤが変速位置に
あるときは、この逆転PTO変速ギヤの噛合が円滑に行
われ難い。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、主変速ギヤ
1及び副変速ギヤ2を配置する走行伝動系と、PTO変
速ギヤ3を配置するPTO伝動系とへ伝動する入力軸4
上に、この入力軸4と一体回転の入力ギヤ5を設け、こ
の入力ギヤ5に対する該PTO伝動系への出力ギヤ6を
軸方向位置をずらせて設けると共に、これら入力ギヤ5
と出力ギヤ6との間に亘って噛合する逆転アイドルギヤ
7を、該入力ギヤ5へ噛合させたのち出力ギヤ6へ噛合
させて逆転伝動するようにシフトすることを特徴とする
トラクタの逆転PTOの構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】エンジン側から主クラッチ等
を経て入力軸4が駆動されると、主変速ギヤ1及び副変
速ギヤ2の噛合伝動を経て走行伝動系が駆動される。
又、PTO伝動系は、該入力軸4上の入力ギヤ5、及び
出力ギヤ6に対して逆転アイドルギヤ7を噛合させるこ
とによって行うことができる。
【0005】この逆転アイドルギヤ7の軸方向シフトに
よる噛合では、入力軸4上の入力ギヤ5と、出力ギヤ6
が軸方向位置をずらせて設けられるために、入力ギヤ5
に噛合したのちに出力ギヤ6に噛合して、PTO伝動系
が駆動されることとなる。このため、逆転アイドルギヤ
7は操作は軽く行われ、入力ギヤ5と出力ギヤ6との二
枚のギヤに対して噛合するも、これらの軸方向位置のず
れによって、初めに入力ギヤ5に噛合してから、この逆
転アイドルギヤ7を回転させながら続いて出力ギヤ6へ
噛合させることができるために、円滑な噛合操作を行う
ことができる。
【0006】
【実施例】トラクタのミッションケース8には、入力軸
4と走行変速軸9とを同軸心上に前後に配置し、後端の
ベベルギヤ10を後車輪軸のデフ装置11に噛合させる
走行軸12、及びこの走行軸12の前端部からギヤ1
3,14伝動される前車軸出力軸15と、この前車軸出
力軸15と同軸心上にあって後端部をギヤ16,17伝
動でPTO軸18へ出力するPTO伝動軸19等を配置
する。20はバックアイドル軸で、バックギヤ21を回
転自在とする。
【0007】このようなミッションケース8は、前端面
を主クラッチ有したクラッチハウジングと連結し、更に
前方へエンジンボディを連結して、該入力軸4へ主クラ
ッチを介して入力回転できる構成としている。PTO軸
18は、ミッションケース8の後端面に突出して設けら
れ、上部油圧ケース22内の油圧シリンダ23の伸縮に
よって上下動されるリフトアーム24や、三点リンク機
構等によって連結されるロータリ耕耘装置等の作業機を
連動する。
【0008】ミッションケース8の前部には、前部ケー
ス25が着脱可能に設けられて、この前部ケース25内
において、入力軸4に一体の入力ギヤ5と、走行軸12
前端部に対して回転自在の出力ギヤ6と、スプライン軸
からなるアイドル軸26に摺動自在に設けられる逆転ア
イドルギヤ7等を配置する。入力軸4は、後端にギヤ2
7を有して走行軸12の外周に回転自在に軸装したカウ
ンタギヤ軸28の前端部のギヤ部に噛合して、走行変速
軸9上の主変速ギヤ1等の走行伝動系へ伝動する。又、
走行軸12の前部上で回転自在の出力ギヤ6は、PTO
伝動軸19の前端部に一体のギヤ29と噛合して、前記
逆転アイドルギヤ7の噛合によってPTO軸18を逆回
転に伝動しうる。
【0009】逆転アイドルギヤ7は、操作レバーによっ
て連動される逆転シフター30によって、アイドル軸2
6に沿って摺動シフトされる。この逆転アイドルギヤ7
は、前記入力ギヤ5と出力ギヤ6との間に亘って噛合さ
れ、又離脱される。これら入力ギヤ5と出力ギヤ6との
ギヤ幅は、該逆転アイドルギヤ7の噛合される幅に亘っ
て対応するが、入力ギヤ5の前端縁が出力ギヤ6の前端
縁よりも前側、即ち該逆転アイドルギヤ7のシフトによ
る噛合される側に向けて、若干長くA突出して設けられ
る。このため、逆転アイドルギヤ7をシフトして噛合す
るときは、初めに入力ギヤ5に噛合して、その後に出力
ギヤ6へ噛合する。このとき入力軸4は主クラッチの切
り操作で動力が入っていないとき、逆転アイドルギヤ7
の噛合が悪いときは、主クラッチを入れることによって
噛合を円滑に行わせることができる。
【0010】前記主変速ギヤ1及び副変速ギヤ2は、走
行変速軸9上に配置され、変速レバー31によるシフタ
ー32や、シフター33等によって変速される。走行軸
12上のカウンタギヤ軸28は、各主変速ギヤ1との噛
合を受けるギヤ部を有し、この一部のギヤはバックギヤ
21と噛合されて行進走行伝動を行うことができる。こ
のカウンタギヤ軸28の後側に走行軸12と一体回転で
副変速ギヤ2の噛合されるカウンタギヤ34を有する。
【0011】前記PTO伝動軸19の変速ギヤ3は、該
走行軸12上のカウンタギヤ軸28のギヤ部と噛合する
ことによってPTO軸18の正回転方向を変速伝動を行
うことができる。35はPTO伝動軸19に対して回転
自在の低速ギヤで、カウンタギヤ軸28に対して常時噛
合し、PTO変速ギヤ3のシフトによって爪係合して伝
動しうる。
【0012】図4、図5は、トラクタの前記油圧シリン
ダ23や、主変速ギヤ1、副変速ギヤ2、PTO変速ギ
ヤ3等、更にはパワステアリング、作業機の左右水平姿
勢制御、リバーサクラッチ、四WD切替クラッチ等の各
操作機構部を油圧回路による油圧力によって作動させる
ものである。トラクタのミッションケース8の上部の油
圧ケース22部に前記水平姿勢制御用の水平分流弁36
をカートリッジ形態にして着脱可能に設け、この水平分
流弁36のポンプポートP1部に金網からなるオイルフ
ィルタ37を設けて、取替交換できる構成としたもので
ある。分流弁36へ送られる塵埃をこのオイルフィルタ
37で除去する。オイルフィルタ37は、分流弁36と
一体として着脱できるから交換操作が容易である。
【0013】図5において、分流弁36は、油圧ケース
22前側に形成されるバルブホール38内に挿通され
て、ねじ部39に螺合される。このバルブホール38内
には主油圧ポンプPM側のポンプポートP1と、水平制
御を行う水平シリンダ40及びこの水平制御弁41へ連
通する水平制御ポート42と、油圧シリンダ23及びこ
の昇降制御弁43へ連通する昇降制御ポート43等を配
置する。44は戻り油のポートである。
【0014】分流弁36は、内部のスプール室48内に
スプール45がばね46に押されて摺動自在に設けら
れ、上記ポンプポートP1側からの油圧力を受けて、ば
ね46に抗するように作動しながら、このスプール45
内の通路47から水平制御ポート42へ供給し、スプー
ル45の移動によって昇降制御ポート43へ直接連通し
て分流するものである。前記オイルフィルタ37は、こ
の分流弁36の奥側端部において嵌合されて、ポンプポ
ートP1とスプール45の嵌合されるスプール室48と
の間に設けられて、このスプール室48を通るオイルを
ろ過する。従って、ポンプポートP1のオイルは、この
オイルフィルタ37でろ過されてから水平シリンダ40
やリフト用油圧シリンダ23等へ分流される。
【0015】油圧回路中、Tはタンクポート、PSは副
油圧ポンプである。主油圧ポンプPMによる油圧回路に
は、外部油圧取出用の制御弁49や油圧シリンダ50が
設けられている。又、副油圧ポンプPSによる油圧回路
には、減圧弁51を介してパワーステアリングモータ5
2及び制御弁53が設けられ、この二次圧力側回路に、
前後進の切替えを行うリバーサクラッチシリンダ54及
びこの制御弁55、PTO軸の伝動クラッチを入り切り
するPTOクラッチシリンダ56及びこの制御弁57、
前車輪への伝動を増減速して等速四WDと前車輪増速に
よる増速四WDとに切替える四WD切替クラッチシリン
ダ58及びこの制御弁59、前記主変速ギヤ1又は副変
速ギヤ2を変速シフトする変速シリンダ60及びこれら
の制御弁61等を配置している。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミッションケースの伝動側面図。
【図2】その一部の拡大側面図。
【図3】その正面図。
【図4】別発明を示す油圧回路図。
【図5】その一部の分流弁部の断面図。
【符号の説明】
1 主変速ギヤ 2 副変速ギヤ 3 PTO変速ギヤ 4 入力軸 5 入力ギヤ 6 出力ギヤ 7 アイドルギヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主変速ギヤ1及び副変速ギヤ2を配置す
    る走行伝動系と、PTO変速ギヤ3を配置するPTO伝
    動系とへ伝動する入力軸4上に、この入力軸4と一体回
    転の入力ギヤ5を設け、この入力ギヤ5に対する該PT
    O伝動系への出力ギヤ6を軸方向位置をずらせて設ける
    と共に、これら入力ギヤ5と出力ギヤ6との間に亘って
    噛合する逆転アイドルギヤ7を、該入力ギヤ5へ噛合さ
    せたのち出力ギヤ6へ噛合させて逆転伝動するようにシ
    フトすることを特徴とするトラクタの逆転PTO。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010207152A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Yanmar Co Ltd 作業機系油圧構造
JP2014070646A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Iseki & Co Ltd 作業車両
JP2015140030A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 株式会社クボタ 作業車両
CN109737189A (zh) * 2019-02-22 2019-05-10 银芳丽 一种农耕机培土变速箱

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CN109737189B (zh) * 2019-02-22 2023-09-19 广西玉林市德高机械有限公司 一种农耕机培土变速箱

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