JPH10314444A - 光通信を利用したゲーム機等の管理システムおよび光通信システム - Google Patents

光通信を利用したゲーム機等の管理システムおよび光通信システム

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JPH10314444A
JPH10314444A JP9130570A JP13057097A JPH10314444A JP H10314444 A JPH10314444 A JP H10314444A JP 9130570 A JP9130570 A JP 9130570A JP 13057097 A JP13057097 A JP 13057097A JP H10314444 A JPH10314444 A JP H10314444A
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JP
Japan
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game machine
data
light receiving
optical communication
optical
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Application number
JP9130570A
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English (en)
Inventor
Hirotoshi Watanabe
浩利 渡邊
Yoichi Shimamura
洋一 島村
Shinichi Tomori
新一 供利
Takafumi Nakase
貴文 中瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理者が手を煩わすことなくゲーム機等の装
置の配置位置を把握することが可能な管理システムを提
供する。 【解決手段】 光通信機2を有する複数のゲーム機1
と、光通信機2からのデータを受信する中継機3と、中
継機3が受信したデータを収集しデータ処理を行うこと
によって各ゲーム機1を管理する管理装置4から構成さ
れ、中継機3が複数の各ゲーム機1の光通信機2からの
光信号を受信する際に、その光信号が送信されてくる方
角を認識し、これを各ゲーム機1の位置データとして管
理装置4が管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム機等の装置
のデータを光通信によって、各装置から管理装置に送信
して、管理装置で一括して管理する光通信を利用したゲ
ーム機等の管理システム及び光通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、フロアーに設置された各種装
置に光通信機を搭載し、この光通信機を用いて各種装置
からデータを光通信で送信する光通信システムが提案さ
れている。
【0003】例えば、図16には、従来技術の光通信シ
ステムの例として、特開平7−250083号公報に記
載された構内情報通信システムが示されている。この構
内情報通信システムでは、同じフロアー内に設置された
親機101と子機102a,102b,102c,10
2d,102eとの間や、中継機103と子機102
c,102d,102eとの間や、親機101と中継機
103との間の通信手段として、光情報信号104によ
って情報をやり取りする光通信が採用されている。
【0004】すなわち、親機101や子機102a,1
02b,102c,102d,102eや中継機103
は、光通信機を備えた光送受信装置となっている。そし
て、子機102a,102b,102c,102d,1
02eには、パソコンやプリンタ等の端末装置が接続さ
れている。なお、この光通信システムでは、親機101
は変調した電気的な信号を発光素子を用いて光情報信号
104に変換して空間に発信し、この光情報信号104
を子機102a,102b,102c,102d,10
2eは受光素子で受信して元の電気的な情報信号に復調
するようにして通信するようにしている。
【0005】また、子機102a,102b,102
c,102d,102eにも発光素子が備えられてお
り、子機102a,102b,102c,102d,1
02eからの光情報信号104は、発光素子から空間に
発信され、親機101の受光素子で受信されるようにな
っている。中継機103は、親機101と子機102
a,102b,102c,102d,102eとの距離
が遠くて光情報信号104の送受信が出来ない場合に、
その光信号の送受信の中継を行うものとなっている。
【0006】一方、従来より、ゲームセンターでは、電
波を利用した通信を利用して各ゲーム機を管理してい
る。すなわち、ゲームセンターでは、アーケードゲーム
と呼ばれる各種のゲーム機が多数フロアーに設置されて
おり、これらのゲーム機は、客が各ゲーム機に100円
玉等の硬貨やゲームセンター独自のメダル等のコインを
投入すると起動するようになっている。そのため、各ゲ
ーム機内に設置されたコインボックスには、多量の硬貨
等のコインが投入されており、各ゲーム機にどのくらい
金銭が投入されているかというデータを、ゲームセンタ
ーの管理者が常に把握し管理する必要があった。
【0007】図17には、従来技術として特公平8−1
5504号公報に記載されたゲーム機管理システムが示
されている。このゲーム機管理システムは、店舗Aや店
舗B等の各店舗毎に配置された複数のゲーム機71、両
替装置72、集金装置73、フロアー管理機器74(パ
ソコン)、及び本店に設置されたマスター管理機器75
から主に構成されている。
【0008】そして、図18に示すように、ゲーム機7
1は、コイン等を投入するためのコイン投入口76と、
このコイン投入口76に投入されたコイン等を検出する
センサー部77と、投入されたコイン等を保管しておく
コインボックス78と、ゲーム自体を行うゲーム機本体
79と、センサー部77のセンサー入力に基づく入力デ
ータとゲーム機71自体のコードデータとを保持するデ
ータ保持部80と、このデータ保持部80で保持されて
いるデータを無線通信可能な無線部81とから主になっ
ている。
【0009】データ保持部80は、センサー部77のコ
イン投入時の接点スイッチオンの回数をカウントするカ
ウント機能と、カウントデータ及びゲーム機71のID
番号をメモリーするメモリー機能と、指示信号によるデ
ータクリア機能とを備えたもので、専用の基板としての
既設のゲーム機71に組み込むものである。
【0010】無線部81は、小電力型の無線局で構成さ
れており、一般的な無線機用のサブャリアMKSモデム
IC等を利用し、データ保持部80のデータを無線によ
って送信するとともに、フロアー管理機器74からの指
示信号の受信するように構成されたものである。
【0011】また、フロアー管理機器74は、パソコン
からなるデータ処理部82と、ゲーム機71との間の無
線によるデータ伝送を行う無線部83と、マスター管理
機器75との伝送のための通信用モデム84とで構成さ
れており、データ処理部82は、各ゲーム機71の無線
によるデータ収集プログラム及びフロアー内機器の集計
プログラムを具備しているものである。そして、各フロ
アー管理機器74は、マスター管理機器75とオンライ
ンで接続されるようになっている。
【0012】なお、各ゲーム機71と同フロアー内に設
置されている両替装置72は、両替金額または両替メダ
ルの総数のデータの保持部並びに当該データの無線送信
を行う無線部を備えている。また、集金装置73は、走
行式で、コイン等の係数機構、並びにゲーム機71のI
Dコード(バーコード表示)の読み取り機構、及び各機
構のデータの送信を行う無線部を備えている。
【0013】従来のゲーム機71の管理装置が設置され
たゲームセンターにおいて、客がゲームをする場合は、
まず客はコイン等をコイン投入口76に投入する。する
と、センサー部77がコイン等の投入を感知し、ゲーム
機71のゲーム機本体79が稼動する。また、このとき
データ保持部80は、コイン等の投入数をカウントする
とともにメモリーする。さらにこのとき、無線部81は
データ保持部80にメモリーされたデータをフロアー管
理機器74に無線によって伝送する。このフロアー管理
機器74は、フロアー全体の各ゲーム機71の稼動状況
を集計し、マスター管理機器75にその稼動状況をオン
ライン伝送し、マスター管理機器75が、全てのフロア
ーのゲーム機71の稼動状況を把握できるようになって
いる。
【0014】このようにして、従来のゲーム機管理シス
テムは、ゲーム機71からフロアー管理機器74に対し
て、各ゲーム機71のセンサー部77のセンサー入力デ
ータを無線で送信し、フロアー管理機器74がフロアー
内全体のデータを集計するように構成されているので、
任意の時点でのフロアー内にあるゲーム機71全体の稼
動状況をリアルタイム的に把握できることとなる。ま
た、ゲーム機71の稼動状態をフロアー管理機器74か
ら通信用モデム84を介してマスター管理機器75にオ
ンライン伝送される。そして、マスター管理機器75で
は、各フロアー管理機器74で集計されたデータをさら
に集計し、各店舗の売り上げ状況等を常にリアルタイム
的に把握できるようになっている。
【0015】しかしながら、ゲームセンター内は、様々
な電子機器を搭載した各種ゲームが設置されており、あ
まり電波状況が良くないため無線信号の受信が困難な状
況となっている。また、このような状況の中で、確実な
無線通信を行なうためには、高電力の無線情報を送信す
ることが必要となるが、電波法等の規制がありそれ程高
い電力の無線情報を送信することは出来ない。また、電
波利用による無線通信では、管理主体が異なるゲームセ
ンターが隣接されると、電波が混信し、正しい情報を送
受信できなくなる危険性を有している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このような状況下にお
いて、本出願人は、ゲーム機管理システムにおける上述
のような独特な問題を解決するため、ゲーム機71とフ
ロアー管理機器74との間の通信手段を光通信とする方
式を着想した。このような光通信をゲーム機71とフロ
アー管理機器74との間の通信手段として採用すると、
ゲームセンター内の電波状況の善し悪しに関わらず、空
間に発信された光情報信号が確実に受信でき、各ゲーム
機71の売り上げ等のデータを正確に管理することが可
能となる。また、通信方法が電波によるものではないた
め、他のゲームセンターが隣接されても混信が生じない
という効果を有することとなる。
【0017】しかしながら、光通信をゲーム機管理シス
テムに利用した場合、以下のような問題が生じる。例え
ば、ゲームセンターでは、各ゲーム機の売り上げを増加
させる等の目的で、客のニーズや趣向や経営戦略に応じ
てフロアーのレイアウト変更を頻繁に行う。レイアウト
変更に伴いゲーム機が移動されると、そのゲーム機の売
り上げが移動前と移動後で、増加したり逆に減少したり
することが多々ある。
【0018】ゲームセンターの管理者としては、各ゲー
ム機の設置場所毎の売り上げを管理することは、経営戦
略上、非常に重要なことである。そこで、ゲームセンタ
ーの管理者は、各ゲーム機の設置位置を手作業で記録す
る等して常時把握し、各ゲーム機から送信されてくる売
り上げデータと照合しながら管理することとなる。しか
しながら、ゲームセンターでは、ゲーム機の移動は頻繁
に行われるため、各ゲーム機の設置位置を移動時毎に、
手作業で記録するのは煩わしい。
【0019】なお、ゲーム機を移動する場合は、ゲーム
機の電源コンセントを抜いて、移動するようになってい
るので、一時的にゲーム機から管理装置への売り上げデ
ータの送信が停止されることとなる。そこで、ゲームセ
ンターの管理者は、この現象を利用して、各ゲーム機の
売り上げデータの増減をチェックする際に、売り上げデ
ータグラフ上でデータの送信が一時的に停止されたと分
かる箇所を、レイアウト変更に伴う移動がなされた時点
とみなし、合理的に処理することも考えられる。
【0020】ところが、各ゲーム機は、故障やメンテナ
ンス等によっても、移動時と同様に売り上げデータの送
信が一時的に停止する。したがって、ゲーム機のデータ
送信の停止という現象からは、その送信停止がゲーム機
の移動によるものか、あるいは単に故障やメンテナンス
のために一時的に売り上げデータの送信を停止したこと
によるものかを正確に把握することができない。すなわ
ち、従来技術の光通信を利用したゲーム機の管理システ
ム、単に、各ゲーム機の売り上げを管理することのみが
可能であって、ゲーム機の移動と売り上げの相関関係を
正確に把握することができないという問題が生じてい
る。
【0021】本発明では、上記の問題点に鑑みて、管理
者が手を煩わすことなく、各ゲーム機等の装置の配置位
置を把握することが可能な、光通信を利用したゲーム機
等の管理システムを提供することを目的とする。また、
本発明は、各ゲーム機等の装置がレイアウト変更等によ
り移動された場合に、それを正確に把握し、この移動と
各ゲーム機の売り上げとの相関関係を管理することが可
能な光通信を利用したゲーム機等の管理システムを提供
することを目的とする。また、本発明では、これらのゲ
ーム機等のデータを管理する管理システムやその他の用
途にも用いることが可能な光通信システムを提供するこ
とを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて、本発
明の請求項1記載の光通信を利用したゲーム機等の管理
システムでは、データを光通信によって送信する光通信
機をそれぞれ有するフロアーに配置された複数のゲーム
機等の装置と、光通信機から光通信によって送信されて
くるデータを受信する中継機と、この中継機が受信した
データを収集する通信機能及び収集されたデータを処理
して各ゲーム機等を管理するデータ処理機能を有する管
理装置と、を備える光通信を利用したゲーム機等の管理
システムにおいて、中継機が各ゲーム機等からの光信号
を受信する際に、その光信号が送信されてくる方角に関
する情報を各ゲーム機等の位置データとして、管理装置
が管理している。
【0023】また、請求項2記載の光通信を利用したゲ
ーム機等の管理システムでは、請求項1記載の発明に加
えて、中継機は、特定の方角からの光信号をそれぞれ受
信可能な複数の受光手段を略円形状に配置し、各ゲーム
機等から送信されてくる光信号を受信した受光手段の配
置位置をゲーム機等の位置情報としている。さらに、請
求項3記載の光通信を利用したゲーム機等の管理システ
ムでは、請求項2記載の発明に加えて、方角に関する情
報は、受信データをエラーチェックし、正しいパターン
で受信した受光手段の配置位置としている。
【0024】また、請求項4記載の光通信を利用したゲ
ーム機等の管理システムでは、請求項3記載の発明に加
えて、正しいパターンでデータを受信した受光手段が複
数あるとき、その中の一つを選択し、その選択された受
光手段の配置位置を方角に関する情報としている。さら
に、請求項5記載の光通信を利用したゲーム機等の管理
システムでは、請求項4記載の発明に加えて、選択され
た受光手段のみが受信を行うと共に、その受光手段の近
傍に受光手段によって受信したことを示す表示部を設け
ている。
【0025】また、請求項6記載の光通信を利用したゲ
ーム機等の管理システムでは、請求項2,3,4または
5記載の発明に加えて、中継機に配置された各受光手段
と隣接する位置には、管理装置からの信号をゲーム機等
に対して光信号で送信する発光手段が、各々配置されて
いる。さらに、請求項7記載の光通信を利用したゲーム
機等の管理システムでは、請求項1,2,3,4,5ま
たは6記載の発明に加えて、各ゲーム機等の装置のデー
タに、各装置の配置位置が変更された場合、この変更さ
れた時点を認識するためのマーキングが記されている。
【0026】また、上記目的に鑑みて、請求項8記載の
光通信を利用したゲーム機等の管理システムでは、フロ
アーに設置されたゲーム機等の装置と、このゲーム機等
から売り上げデータを受信する管理装置とを備える光通
信機を利用したゲーム機等の管理システムにおいて、ゲ
ーム機等の配置位置の変更を検知する位置変更検知装置
を設け、変更された時点を認識させるためのマーキング
を位置変更検知装置から送信されてくる検知信号を利用
して売り上げデータに付与している。さらに、請求項9
記載の光通信を利用したゲーム機等の管理システムで
は、請求項8記載の発明に加えて、売り上げデータを時
間軸によってグラフ化すると共に、そのグラフ上にマー
キングが付与されるようにした表示手段を管理装置に接
続している。
【0027】さらに、上記目的に鑑みて、請求項10記
載の光通信システムでは、データを光通信によって送信
する光通信機をそれぞれ有する複数の光送信装置と、こ
の光送信装置からの光通信によって送信されてくるデー
タを受信する複数の受光手段を有する光受信装置とを備
えた光通信システムにおいて、光送信装置の中の1つか
ら発信されたデータを受信可能となる受光手段が複数存
在するとき、その中の1つの受光手段のみで受信し、他
の受信可能な受光手段を受信不能にしている。
【0028】また、請求項11記載の光通信システムで
は、請求項10記載の発明に加えて、1つの受光手段の
選択を、正しいパターンでデータを受信した受光手段の
中から行うようにしている。さらに、請求項12記載の
光通信システムでは、請求項10または11記載の発明
に加えて、1つの受光手段を、受光手段の中で最小のノ
イズの受信データを受信する受光手段としている。
【0029】このように、本発明の光通信を利用したゲ
ーム機等の管理システムでは、中継機が各ゲーム機等か
らの光信号を受信する際に、その光信号が送信されてく
る方角に関する情報を各ゲーム機等の位置データとして
管理装置が管理しているので、管理者は手を煩わすこと
なく光信号を発信したゲーム機等の配置位置の管理が可
能となる。なお、中継機に光信号を受信可能な受光手段
を略円形状に複数設け、光信号を受信した受光手段の配
置位置によってゲーム機等の配置位置を特定するように
すると、簡単な構成で容易にゲーム機等の配置位置を管
理することが可能となる。
【0030】また、さらに、複数の受光手段で光信号を
受信した場合、光信号のエラーチェックをして受光手段
を選択することによって、外乱光等の影響を排除できる
と共に、各ゲーム機等の配置位置をより狭い範囲に特定
することが可能となる。また、中継機に配置された各受
光素子と隣接する位置に、管理装置からの信号を光信号
で送信する発光手段を各々配置することにより、各ゲー
ム機等のデータを収集し管理するのみでなく、管理装置
側から各ゲーム機等を主体的に制御することができる。
【0031】また、本発明の光通信を利用したゲーム機
等の管理システムでは、ゲーム機等の配置位置の変更を
検知する位置変更検知装置を設け、変更された時点を認
識させるためのマーキングを位置変更検知装置から送ら
れてくる検知信号を利用して売り上げデータに付与して
いるので、レイアウト変更等によって各ゲーム機等を移
動させた場合に、ゲームセンターの管理者が各ゲーム機
の移動前と移動後の売り上げ等のデータの変化を容易に
把握することができる。
【0032】また、本発明の光通信システムでは、光送
信装置の中の1つから発信されたデータを受信可能とな
る受光手段が複数存在するとき、その中の1つの受光手
段のみで受信し、他の受信可能な受光手段を受信不能に
しているので、複数の光信号を混線させることなく確実
に通信することが可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の光通信を利用したゲーム
機等の管理システムの実施の形態を図1から図15に基
づいて説明する。なお、本発明の光通信システムの実施
の形態は、ゲーム機等の管理システムの実施の形態の中
で併せて述べることとする。
【0034】本発明の実施の形態における、光通信を利
用したゲーム機等の管理システムは、ゲームセンターに
おけるゲーム機管理システムとなっている。このゲーム
機管理システムは、図1に示されているように、ゲーム
センターのフロアーに配置された複数のゲーム機1と、
各ゲーム機1に設けられた光通信機2と、ゲームセンタ
ーの天井等に設置された複数の中継機3と、管理装置4
から主に構成されている。ここでは、光通信用の光信号
としては、近赤外線を使用しているが、他の領域の光と
しても良い。
【0035】なお、中継機3は、光通信機2から光通信
によって送信されてくる売り上げデータを受信すると共
に、その光信号が送られてくる方角からゲーム機1の配
置位置の位置データを得るようになっている。中継機3
の売り上げデータの受信方法に関しては後述する。ま
た、管理装置4は、中継機3が受信した各ゲーム機1の
データを収集する通信機能と、収集されたデータを処理
すると共に、中継機3が光信号を受信した際に、その光
信号が中継機3に送信された方角を各ゲーム機1の位置
データとして各ゲーム機1を管理するデータ処理機能を
有している。
【0036】なお、本実施の形態では、光通信機2と管
理装置4との光通信は、中継機3を介して相互に通信可
能な双方向通信で行われている。また、管理装置4は、
ゲームセンター毎に少なくとも1つ設置されていると共
に、本部には、各ゲームセンターに設置された管理装置
4とオンライン接続されたホストコンピュータ5が設置
されている。このホストコンピュータ5は、管理装置4
から送信されてきたデータを一括管理している。
【0037】まず、上述したゲーム機1の構成および動
作について、図1から図5を用いて詳述する。
【0038】ゲーム機1は、アーケードゲームと呼ばれ
るTVゲーム用機械であって、ゲームセンターが発行す
る独自のコインもしくは100円玉等の一般の硬貨等の
コインを投入するとゲーム機本体(図示省略)が起動す
るようになっている。ゲーム機本体は、ゲーム駆動回路
6で起動されるように形成されており、ゲーム機1の内
部に取り外し可能に設置固定されている。
【0039】そして、ゲーム機1は、コインの投入によ
ってゲーム機本体に組み込まれたプログラムが起動する
と共に、客がゲーム機本体を操作できるようにしたコイ
ン投入式のゲーム機である。なお、ゲーム機本体もしく
はゲーム駆動回路6を付け替えることによって、他のプ
ログラムで形成されたゲーム機本体を起動させて楽しむ
ことができるようになっている。
【0040】また、ゲーム機1は、ゲームセンターの同
一フロアー内の床面の所定の位置にそれぞれ設置固定さ
れているとともにID番号が付されている。このID番
号は、ゲーム機1が管理装置4との光通信を行う上で必
要なものとなっており、設定方法に関しては後述する。
【0041】ゲーム機1は、図2に示すように、筐体で
形成されていると共に内部が過熱しないように数箇所に
空気孔7が設けられている。さらに、ゲーム機1の上部
平面部分には、光信号によってデータをやり取りする光
通信機2が設置されている。また、ゲーム機1の前面部
には、ゲーム機本体の内容を表示する画面からなるディ
スプレイ部8が設けられている。
【0042】なお、客がこのディスプレイ部8を見なが
ら操作できる位置、具体的には図2におけるディスプレ
イ部8の下部には、レバー部9aおよびボタン部9bか
らなる操作部9が設けられている。また、図2におい
て、ゲーム機1の操作部9の下部には、客がゲームを駆
動させるためのコインを投入するように形成されたコイ
ン投入口10と、ゲーム機が正常に起動しない場合やコ
インを必要以上に投入した場合に余剰分のコインを客に
返却するためのコイン返却口11と、が設けられてい
る。
【0043】また、図3および図4に示すように、ゲー
ム機1内には、コインセンサー部12と、ゲーム機本体
を起動するゲーム駆動回路6と、コインセンサー部12
と光通信機2及びゲーム駆動回路6に電気的に接続され
ている回路基板部13と、コイン通路部14と、投入さ
れたコインを格納するコインボックス15と、コインセ
ンサー部12で検出されなかったコインを客に返還する
ためのコイン返却口11とが配置されている。なお、こ
のコイン返却口11には、コインが勢いよく飛び出てし
まうのを防止する蓋11aが設けられている。また、回
路基板部13は、種々のコインセンサー部12やゲーム
駆動回路6に対応できるように、コインセンサー部12
の検出信号を確実に捉え、かつ送出できる回路構成とな
っている。
【0044】なお、コインセンサー部12は、コイン投
入口10から投入されたコインを検出するためのものと
なっており、メカセンサー部12aと光センサー部12
bとから構成されている。メカセンサー部12aは、図
4に示すように、センサーボックス16と、このセンサ
ーボックス16よりコイン通路部14内に突出した切片
部材17と、センサーボックス16に接続され切片部材
17にコインが接触すると検出信号を発生する検出信号
出力部18とから構成されている。
【0045】切片部材17は、弾性力のある金属部材を
湾曲して形成されると共に、一端がセンサーボックス1
6に固定されるように設けられている。この切片部材1
7は、コインがコイン通路部14内を通過し切片部材1
7に当接すると、切片部材17が矢示A方向に撓んでセ
ンサーボックス16に設けられた金属部材で形成された
スイッチ部材19に接触するように形成されている。
【0046】そして、切片部材17とスイッチ部材19
とが接触することによって、メカセンサー部12aは、
ON状態となりコインがコイン投入口10から投入され
たことを検出し、検出信号出力部18から検出信号を出
力するように構成されている。なお、この時、誤動作防
止のため、切片部材17とスイッチ部材19との接触時
間がある程度以上、具体的には40msec以上のとき
にメカセンサー部12aが作動するように設定してあ
る。
【0047】また、コイン通路部14内の切片部材17
の下側には、コインをコイン返却口11及びコインボッ
クス15のどちらかに選択的に導く導壁部20が設けら
れている。この導壁部20は、コイン返却口11の入り
口部分に支点20aと、この支点20aよりコイン返却
口11方向に延出された壁部20bと、支点20aより
メカセンサー部12a方向に延出された壁部20cとを
有している。そして、導壁部20は、メカセンサー部1
2aと連動する図示しない駆動源によって支点20aを
中心として、矢示B方向に旋回可能に形成されている。
【0048】なお、導壁部20は、図4に示したよう
に、壁部20bがコイン返却口11の下側の面と平行の
状態でかつ壁部20cが上側に約30°〜40°傾斜し
ている状態となっているのが原位置となっている。ま
た、導壁部20は、メカセンサー部12aと連動して矢
示B方向に旋回し所定時間経過後は、原位置に復帰する
ようになっている。
【0049】そして、導壁部20は、メカセンサー部1
2aがON状態になると、支点20aを中心にして矢示
B方向に約60°〜70°旋回する。すると、壁部20
bは、仮想線で示したように、コイン通路部14のコイ
ン返却口11方向の空間を塞ぐように立ち上がる。一
方、壁部20cは、コイン返却口11の下側の面よりコ
インボックス15側、すなわち下側に傾斜する。したが
って、メカセンサー部12aがオンになると、コイン
は、導壁部20に導かれてコインボックス15に入るよ
うになっている。なお、コインがコインボックス15に
入った後は、導壁部20は、図示しない駆動源によって
原位置に復帰するように旋回される。また、メカセンサ
ー部12aが作動せず、導壁部20が原位置のままにあ
る場合は、壁部20c及び壁部20bがガイドとなり、
コインはコイン返却口11に導かれる。
【0050】このようにして、メカセンサー部12aで
コインの投入を検出し、検出信号出力部18より検出信
号が出力されると、この検出信号はカウンタ21に入力
されるようになる。このカウンタ21は、コインの数を
積算するようになっている。カウンタ21には、リード
線22の一端が接続されていると共に、このリード線2
2の他端はゲーム駆動回路6に接続されており、これに
よってメカセンサー部12aとゲーム駆動回路6とが電
気的に接続されるようになっている。そして、このカウ
ンタ21に検出信号出力部18からの検出信号が入力さ
れると、ゲーム機本体を起動させるためのゲーム駆動回
路6が駆動されるようになっている。
【0051】また、メカセンサー部12aの下方には、
光センサー部12bが設けられている。この光センサー
部12bは、図4に示すように、コイン平面部に対向す
るように置かれた発光素子23と受光素子24とからな
り、コインボックス15とメカセンサー部12aとの間
の隙間に設置されている。すなわち、光センサー部12
bでは、メカセンサー部12aで検出されコインボック
ス15へ落下していくコインを検出するようになってい
る。この光センサー部12bは回路基板部13に接続さ
れ、光センサー部12bで検出された検出信号がこの回
路基板部13に入力されるようになっている。
【0052】回路基板部13は、図5に示すように、複
数のコイン種設定部25と、カウント部26と、メモリ
ー部27と、ロータリースイッチ等によりID番号が設
定されるID番号設定部28と、端子部29とを有して
いる。なお、端子部29には、リード線30の一端に設
けられたコネクター31が接続されている(図3参照)
と共に、このリード線30の他端は光通信機2に接続さ
れており、これによって回路基板部13と光通信機2と
の間を情報が双方向に送られるようになっている。
【0053】コイン種設定部25は、この実施の形態で
は10個設けられており、検知するコインの種類を設定
出来るようになっている。例えば、10円硬貨の場合、
光センサー部12bを通過する時間は約28msec
で、500円硬貨の場合は約35msecとなり、通過
時間が所定時間のもののみ検知するように設定すること
により検知するコインの種類を設定できる。具体的に
は、各コイン種設定部25の他に、自由設定コインとし
て2種類の計8種類の切り替えが可能となっている。こ
のコイン種設定部25を数多く設けているのは、ゲーム
機1の中には、複数個のコイン投入口10を有している
ものがあり、それら多数のコイン投入口10を有するゲ
ーム機1にも対応できるようにするためである。
【0054】カウント部26は、コイン種設定部25の
数と同数設けられており、光センサー部12bで検出さ
れたコインを種類別に積算するようになっている。すな
わち、光センサー部12bで検出されたコインの金額
は、コインボックス15内に入れられたコインの金額と
同じになるから、カウント部26はコインボックス15
内のコインの金額を検知することとなる。そして、カウ
ント部26は、コインの金額を加算すると、その加算し
た結果をメモリー部27に伝達する。
【0055】一方、ID番号設定部28は、ロータリー
スイッチ等によってゲーム機1毎に個別にID番号を付
与するためのものとなっており、このID番号設定部2
8によって設定されたID番号がID番号設定部28か
ら常時、メモリー部27に伝達されている。
【0056】また、メモリー部27は、カウント部26
から伝達されてきたコインボックス15内に格納された
コインの格納状況に関するデータと、ID番号設定部2
8によって設定されたゲーム機1のID番号とを、後述
するような中継機3からの呼び出し信号によってゲーム
機1が呼び出されるまで格納しておくようになってい
る。そして、メモリー部27は、端子部29よりこの格
納してあるコインに関するデータおよびID番号を、呼
び出し信号に応じて、光通信機2に伝送するようになっ
ている。
【0057】なお、メモリー部27には、カウント部2
6で加算されたコインに関するデータ、すなわちコイン
ボックス15内のコインの金額を「0」に戻すリセット
機能が備えられており、コインの格納状況に関するデー
タおよびID番号が、後述するような方法で光通信機2
から管理装置4へ送信された後に、自動的に管理装置4
によってリセットがかけられるようになっている。
【0058】次に、ゲーム機1に設けられ、ゲーム機1
のデータを光通信によって送信する光通信機2の構造及
び動作について、詳述する。
【0059】光通信機2は、図2に示すように、半円球
形の半透明ケースで形成されているとともに、ゲーム機
1の上部平面部分に設置固定されている。光通信機2
は、図3に示したように、リード線30の他端に接続さ
れており、回路基板部13からコインボックス15内の
コイン格納状況及びID番号に関するデータがリード線
30を介して伝送されてくるようになっている。なお、
リード線30は、図2に示すように、ゲーム機1に設け
られた空気孔7よりゲーム機1の内部に挿通され回路基
板部13の端子部29に一端を接続されるようになって
いる。
【0060】光通信機2は、光信号によってゲーム機1
のデータを後述する管理装置4に送信したり、あるいは
管理装置4から光信号によって送信されてくる信号を回
路基板部13に伝送するようになっている。なお、ゲー
ム機1と管理装置4との光通信は、中継機3を中継して
行われることとなるが、これに関しては後で詳述する。
そして、光通信機2の内部には、図6に示すように、送
信部32と、受信部33と、それらを制御する送受信制
御部34とが設けられている。
【0061】送信部32は、送受信制御部34によって
光信号に適した信号に変換されたゲーム機1のコインに
関するデータ及びID番号を半透明ケースを通して外部
に光信号で発光する発光ダイオード等の発光素子で形成
されている。なお、この送信部32から送信されるゲー
ム機1の光通信データは、最初の数ビットが、送信され
た光信号がゲーム機1に関するデータであることを認識
させるための検査ビットとなっており、この検査ビット
は所定のチェックパターンが書き込まれたものとなって
いる。
【0062】また、受信部33は、外部から半透明ケー
スを通して送信されてくる光信号を受信するホトダイオ
ード等の受光素子で形成されている。なお、受信部33
で受信した外部からの光信号は、送受信制御部34で回
路基板部13で扱うのに適した電気信号に変換される。
【0063】次に、中継機3、管理装置4およびホスト
コンピュータ5の構成および動作について詳述する。
【0064】ゲームセンターのフロアーの天井には、図
1に示すように、複数の中継機3がそれぞれ所定の位置
に設置されている。各中継機3は、通信ケーブル35に
よってそれぞれ管理装置4と接続されている。中継機3
は、図7に示すように、中継機3を天井に取り付けるた
めの取り付け部36と、この取り付け部36に取り外し
可能に固定される半円形状の半透明ケース37と、この
半透明ケース37内に格納され取り付け部36に固定さ
れたベース38と、このベース38に取り付けられた通
信制御用の回路基板39と、受光手段としての複数の受
光素子40と、発光手段としての複数の発光素子41
と、表示用ランプ42から構成される。
【0065】各受光素子40は、それぞれ各ゲーム機1
に設けられた光通信機2から送信された光信号を受信す
るためのものである。受光素子40は、回路基板39に
接続されており、光信号を受信すると回路基板39にそ
の光信号を伝送するようになっている。この受光素子4
0は、それぞれ特定の方角からの光信号を受信可能な、
いわゆる指向性を有する受光素子で形成されている。す
なわち、1つの受光素子40によって光信号を受信でき
る範囲は、図8(A)及び(B)に示すように、幅方向及び
高さ方向においては約45°、距離は約5m〜6m、最
大でも約10mである。なお、レンズ等を受光素子40
の前面に設けることにより、幅方向を高さ方向に比べ広
くするようにしても良い。
【0066】各中継機3には、図9に示すように、この
ような受光素子40が、中継機3の中心部から見て8方
向にそれぞれ2個ずつ、計16個が2重の円形状を描く
ように配置されている。なお、図7に示すように、中心
から見て内側に配置された受光素子40は、中心より外
側に15°傾斜するように設置されている。また、中心
から見て外側に配置された受光素子40は、中心より4
9°傾斜するように設置されている。このように受光素
子40が配置されると、隣接している受光素子40の各
々の指向性が合成されて、中継機3全体として合成指向
性を有するようになる。
【0067】すなわち、各受光素子40は、図10に示
すように、周方向に隣接する受光素子40と協働して幅
方向に拡大された合成指向性を有することとなる。その
ため、各受光素子40は、独自に有する指向性の範囲を
超えた位置からの光信号を受信可能となる。
【0068】このとき、中継機3の全体の指向性として
は、図10に示すように、8箇所に凸部Aを有する略円
形状になる。これは、各受光素子40が、隣接する受光
素子40の指向性を合成する際に、各受光素子40の独
自の指向性における中心線部分が、最も指向性が強くな
るためである。中継機3は、このように各受光素子40
が合成指向性を有しているので、半径5m〜6m(最大
で10m)で360°方向からの光信号を確実に入力可
能にしている。
【0069】また、各受光素子40は、図11に示すよ
うに、高さ方向においても指向性を有しており、同方向
で内側と外側に配置された2つの受光素子40が協働し
て高さ方向に広い指向性を有することとなる。すると、
受光素子40は、高さ方向の指向性が合成されて独自の
指向性の範囲を超えた位置からの光信号を受信可能とな
る。このように設置角度の異なる受光素子40を同じ方
角に配置することにより、垂直方向で0°から90°近
くまでの光信号の受信をカバーしている。また、壁面と
フロアーが交叉する隔部までも十分カバーするようにな
っている。
【0070】一方、これらの各受光素子40と隣接する
位置には、管理装置4からの信号を各ゲーム機1に対し
て光信号で送信するための発光素子41がそれぞれ配置
されている。すなわち、各中継機3には、発光素子41
が、中心部から見て8方向にそれぞれ2個ずつ、計16
個が2重の円形状を描くように配置されている。各発光
素子41は、回路基板39に接続されており、回路基板
39で生成された光信号をゲーム機1に送信するように
なっている。また、各発光素子41は、受光素子40同
様、それぞれ特定の方角に対して光信号を送信可能な、
いわゆる指向性を有する発光素子で形成されている。
【0071】なお、中心から見て内側に配置された発光
素子41は、中心より外側に15°傾斜するように設置
されている。また、中心から見て外側に配置された発光
素子41は、中心より49°傾斜するように設置されて
いる。この構成によって、中継機3は、幅方向及び高さ
方向に合成指向性を有するようになり、約5m〜6m、
最大で10m以内の範囲にある全方向のゲーム機1に対
して、16個ある発光素子41のうち少なくとも1つで
送信できるようになっている。
【0072】また、表示用ランプ42は、LED等から
なる可視表示体で形成されており、受光素子40が配置
された8方向に1つずつ設置されている。この表示用ラ
ンプ42は、回路基板39にそれぞれ接続されている。
そして、表示用ランプ42は、後述するように回路基板
39で光信号を受信する受光素子40が選択された場合
に、その選択された受光素子40の方向に設置されたも
のが点灯されるようになっている。
【0073】また、回路基板39は、図12に示すよう
に、データ切り替え部43と、第1CPU44と、第2
CPU45と、スイッチ部46と、レベル変換部47と
から主に構成されている。この回路基板39では、受光
素子40がゲーム機1からの光信号を受信する際に、そ
の光信号が送信されてくる方角に関する情報をゲーム機
1の位置データとするようになっている。すなわち、回
路基板39は、複数の受光素子40とそれぞれ接続され
ている。そして、回路基板39は、ゲーム機1からの光
信号を受光素子40が受信すると、その受信した受光素
子40の配置位置を光信号を発したゲーム機1の位置デ
ータとして認識するようになっている。さらに、回路基
板39は、ゲーム機1の位置データを、ゲーム機1に関
する他のデータ、例えば売り上げデータやID番号に関
するデータと共に、管理装置4に送信する。また、回路
基板39は、管理装置4から送信されてくる信号を発光
素子41へ伝送するようになっている。
【0074】回路基板39のデータ切り替え部43は、
複数の受光素子40とそれぞれ接続されている。そし
て、データ切り替え部43には、複数の受光素子40の
うちのどれかが光信号を受信すると、その光信号が入力
される。さらに、データ切り替え部43は、第1CPU
44と接続されており、入力した光信号を受信データと
して第1CPU44へ伝送するようになっている。ま
た、データ切り替え部43は、スイッチ部46がON状
態となることにより、第2CPU45と接続されるよう
になっており、第1CPU44の命令信号により各受光
素子40との接続を切り替えるようになっている。
【0075】また、第1CPU44は、データ切り替え
部43及び第2CPU45並びに表示用ランプ42とそ
れぞれ接続されていると共に、スイッチ部46のON/
OFF切り替え動作を行うようになっている。この第1
CPU44は、データ切替部43を順次切り替えて、ど
の受光素子40から伝送されてきた受信データが、ゲー
ム機1の光通信機2からの光信号で、かつその光信号は
正しいパターンで受信したものであるかどうかをチェッ
クするエラーチェック機能を有している。すなわち、第
1CPU44は、受光素子40に入力された光信号が、
単に蛍光燈の光やその他の光線等、ゲーム機1からの光
信号ではない場合や、たとえその光信号がゲーム機1か
らの光信号であるとしてもノイズエラーが多く正しいパ
ターンで受信されない場合に、それを受信エラーとして
処理するようになっている。そして、そのような受信を
行っている受光素子40との接続をOFFする。
【0076】具体的には、第1CPU44は、データ切
り替え部43より伝送されてきた各受光素子40からの
受信データを順次チェックする。受信データがない場合
は、すぐに接続をOFFし、受信データがある場合は、
受信データの最初の数ビットの検査ビット部分に所定の
チェックパターンが書き込まれているかをチェックし、
受信データがゲーム機1からの正しいパターンの光信号
であるかどうかをチェックするようになっている。
【0077】そして、チェックした受信データの中に、
正しいパターンで受信された受信データがあれば、第1
CPU44は、この受信データをゲーム機1からの光信
号であると認識する。そして、この受信データを受信し
た受光素子40の方角にその光信号を送信したゲーム機
1が配置されているとして、これをゲーム機1の位置デ
ータとする。なお、正しいパターンで受信された受信デ
ータ、すなわちゲーム機1からの光信号であると認識さ
れた受信データが複数ある場合は、これらの複数の受信
データの各々の検査ビットに含まれるノイズの数を比較
する。そして、第1CPU44は、正しいパターンで受
信された受信データの中で最小のノイズである受信デー
タを受信した受光素子40を選択し、他の受光素子40
との接続をOFFする。
【0078】さらに、第1CPU44は、光信号を最小
のノイズで受信した受光素子40の配置位置と、ゲーム
機1の位置データを第2CPU45に報告すると共に、
表示用ランプ42のうち選択した受光素子の配置位置と
対応するランプを点灯させる。このとき第1CPU44
は、同時に第2CPU45とデータ切り替え部43との
接続をON/OFFするスイッチ部46をONにする。
なお、第1CPU44は、データ切り替え部43から第
2CPU45への受信データの伝送状態を常時モニター
しており、一定期間受信データの伝送が途切れると、ス
イッチ部46をOFFにする。
【0079】一方、第1CPU44は、各発光素子41
ともそれぞれ接続されている。そして、第1CPU44
は、管理装置4が各ゲーム機1との通信制御のために送
信する制御信号が第2CPU45から入力した場合に、
その制御信号を全発光素子41へ同時に送信するように
なっている。これによって、管理装置4からの通信制御
信号は、中継機3から中継機3の全方角へ一斉に送信さ
れることとなる。
【0080】また、第2CPU45は、第1CPU44
及びレベル変換部47とそれぞれ接続されていると共
に、スイッチ部46をON状態とすることによってデー
タ切り替え部43と接続されるようになっている。この
第2CPU45は、第1CPU44から受光素子40の
選択の報告及び位置データを受けると、その位置データ
の処理と共に、選択された受光素子40で受信された受
信データの処理を行う。
【0081】第2CPU45は、このようにデータ切り
替え部43を介して伝送されてきた受信データと、第1
CPU44から送られてきたゲーム機1の位置データと
を、読み込み処理した後、レベル変換部47へ伝送する
ようになっている。また、第2CPU45は、管理装置
4からの通信制御信号がレベル変換部47で光信号に適
した信号に変換されて入力されると、この通信制御信号
を第1CPU44へ伝送するようになっている。これに
よって、管理装置4とゲーム機1とは、双方向通信とな
るようになっている。
【0082】なお、レベル変換部47は、第2CPU4
5より伝送されてきた受信データ及び位置データを電気
信号に適したレベルに変換したり、逆に管理装置4から
通信ケーブル35を介して電気信号で送信されてきた通
信制御信号を光信号に適したレベルに変換するためのも
のとなっている。
【0083】上述したように各中継機3は、各々通信可
能なエリア内に配置されたゲーム機1と双方向通信する
ようになっている。そして、図13に示すように、複数
の中継機3は、フロアー内に各々の通信可能なエリアが
多少重なるように配置されている。このように各中継機
3を配置すると、フロアー内の各ゲーム機1は少なくと
も1つの中継機3を介して管理装置4と光通信をするこ
とが可能となる。なお、複数の中継機3の通信可能なエ
リアに跨って配置されたゲーム機1は、後述する管理装
置4からの通信制御信号としての呼び出し信号を最初に
送信してきた中継機3を介して管理装置4と光通信する
こととなる。
【0084】以下に、ゲーム機1に関するデータが光通
信機2から中継機3を介して管理装置4へ送信される際
の、回路基板39の各部の動作、すなわち光信号を受信
したことによってその光信号を発信しているゲーム機1
の方角を特定する際の回路基板39の動作について、図
14に基づいて説明する。
【0085】まず、データ切り替え部43は、各受光素
子40の光信号の受信状態をサーチする。すなわち、デ
ータ切り替え部43は、各受光素子40との接続を順次
ON/OFFしていく(ステップ1)。受光素子40に
光信号が受信されていると、データ切り替え部43は、
その入力された光信号を受信データとして第1CPU4
4へ伝送すると共に、光信号が入力されていない受光素
子40に対してはその接続を停止する(ステップ2)。
これによって、データ切り替え部43から第1CPU4
4へ受信データを伝送中に、他の光信号を入力して、光
信号同士で混線することが防止される。
【0086】第1CPU44は、データ切り替え部43
より受信データが伝送されてくると、その受信データの
最初の数ビットの検査ビット部分に所定のパターンがあ
るかをチェックし、受信データが正しいパターンで受信
されているかどうかをチェックする(ステップ3)。そ
して、第1CPU44でチェックした受信データが、正
しいパターンで受信されている(=所定以下のエラー率
である)場合、第1CPU44は、この光信号をゲーム
機1に関する受信データであると認識する(ステップ
4)。
【0087】一方、チェックした受信データが正しいパ
ターンで受信された光信号でない場合、第1CPU44
は、この受信データはゲーム機1に関するデータではな
いと判断し、データ切り替え部43にこの受信データを
受信した受光素子40との接続を停止するように命令信
号を送信する(ステップ5)。データ切り替え部43は、
このチェック結果の伝送に伴い、この受信データを受信
した受光素子40との接続を停止する。
【0088】なお、データ切り替え部43から複数の受
信データが伝送されてくる場合もあるので、受信データ
のエラーチェックによる判定の後、未チェックの受信デ
ータがあるかどうかを検索する(ステップ6)。そし
て、未チェックの受信データがある場合、(ステップ
3)に戻って、この未チェックの受信データについてエ
ラーチェックを行う。
【0089】また、既に、全ての受信データについての
エラーチェックが終了している場合、エラーチェックし
た全ての受信データの中に、正しいパターンで受信した
受信データがあるかどうかを検索する(ステップ7)。
そして、エラーチェックをした受信データの中に、正し
いパターンで受信した受信データがない場合、第1CP
U44は、データ切り替え部43をリセットする(ステ
ップ8)。データ切り替え部43は、リセットされると
再びすべての受光素子40と接続可能な状態となる。
【0090】ステップ7において、受信データを検索し
た結果、正しいパターンで受信した受信データがある場
合は、その受信データが1つであるかもしくはそれ以上
であるかを検索する(ステップ9)。そして、正しいパ
ターンで受信した受信データが複数存在する場合、第1
CPU44は、ステップ3で検査ビットのチェックをし
た際の各受信データのエラーの数を比較し、各受信デー
タのうちで最小のノイズで受信した受信データを選択す
る(ステップ10)。なお、正しいパターンで受信した
受信データが1つしかない場合は、この受信データを選
択する。第1CPU44は、このようにして選択した受
信データを受信した受光素子40を、ゲーム機1の配置
位置の位置データとして、第2CPU45へ報告すると
共に当該受光素子40以外の受光素子40との接続をO
FFする(ステップ11)。また、同時に第1CPU4
4は、スイッチ部46をON状態にする(ステップ1
2)。
【0091】第2CPU45は、第1CPU44からの
報告を受けて、第1CPU44が選択した受光素子40
空の受信信号の受信および処理を開始する(ステップ1
3)。第2CPU45は、伝送されてきた受信データ及
びゲーム機1の位置データをレベル変換部47へ伝送
し、レベル変換部47はこの受信データ及び位置データ
を変換して管理装置4へ送信する(ステップ14)。こ
のとき、選択された受光素子40の方向に配置された表
示用ランプ42が点灯する。なお、光通信機2からの光
信号が一定時間途絶えると、第2CPU45は、その旨
を第1CPU44に伝送する。第1CPU44は、その
旨を受けてスイッチ部46をOFFにし、さらにデータ
切り替え部43をリセットする。
【0092】なお、光通信機2から管理装置4へデータ
送信する際の、中継機3の回路基板39の各部の動作を
上述したが、逆に管理装置4から中継機3を介して各ゲ
ーム機1に制御信号を送信する際は、以下のようにな
る。
【0093】すなわち、管理装置4から送信された電気
的信号による通信制御信号としての呼び出し信号は、通
信ケーブル35を通って中継機3に入力される。この呼
び出し信号は、レベル変換部47で光信号に適した信号
に生成されて第2CPU45に入力される。そして、こ
の制御信号は、第1CPU44に送信される。
【0094】この第1CPU44は、図12に示すよう
に、複数の発光素子41と各々接続されており、第1C
PU44に入力された制御信号は全ての発光素子41か
ら、各発光素子41の指向性に合わせた方角に向かって
それぞれ光信号で発信される。これによって、ゲーム機
1が中継機3からの光信号が届く範囲、具体的には中継
機3の半径5m〜6m、最大で10mの範囲に配置され
ていれば、ゲーム機1は管理装置4からの制御信号を受
信可能となる。
【0095】なお、上述したような回路構成を有する中
継機3は、後述するような管理装置4の制御により、1
台目の中継機3から順に、ゲーム機1に対し光通信を開
始させるための呼び出し信号を送信するので、例えば、
ゲーム機1が1台目の中継機3からの光信号の届かない
範囲にあっても、2台目の中継機3、3台目の中継機
3、・・・が光信号を発信するうちに、どれかの中継機
3の発信する光信号を受信するようになっている。な
お、ゲーム機1は、呼び出し信号を最初にゲーム機1の
光通信機2の受信部33に着信させた中継機3と光通信
を行うようになっている。ここで呼びかけ信号は、各ゲ
ーム機1に付与されたID番号を含むもので、順次その
ID番号を変えることにより順次ゲーム機1に呼びかけ
ていくものとなっている。
【0096】また、管理装置4は、パーソナルコンピュ
ータ(パソコン)等で形成されており、ゲームセンター
毎にフロアー内もしくは外に少なくとも1台設置されて
いる。管理装置4は、中継機3を介して光通信によって
送られてくる各ゲーム機1に関するデータを収集する通
信機能と、収集されたデータを処理してゲーム機1を管
理するデータ処理機能を有している。
【0097】すなわち、管理装置4は、図15に示すよ
うに、中継機3を介して光通信で得た各ゲーム機1の売
り上げ等に関するデータを集計すると共に、この集計結
果をディスプレイ48上に時間軸によってグラフ化して
表示することができる。すなわち、管理装置4には、売
り上げデータを時間軸によるグラフで表示するための表
示手段としてディスプレイ48が接続されている。な
お、管理装置4には、さらにプリンター(図示省略)も
接続されているので、売り上げデータの集計結果をアウ
トプットすることもできる。
【0098】また、管理装置4は、中継機3を介して各
ゲーム機1に、光通信を開始させるための呼び出し信号
を、それぞれ一定周期で送信するようになっている。す
なわち、管理装置4とゲーム機1との通信は、双方向通
信となっており、管理装置4側でゲーム機1の光通信を
制御するようになっている。各ゲーム機1は、管理装置
4からの呼び出し信号に応じて、中継機3を介してデー
タを送信するようになっている。
【0099】また、管理装置4には、中継機3から各ゲ
ーム機1の位置データが各ゲーム機1に関するデータと
共に送信されてくる。管理装置4内には、各ゲーム機1
の位置データの変更を検知するための位置変更検知装置
49が設けられている。すなわち、位置変更検知装置4
9は、各ゲーム機1から一定周期で送信されてくる光信
号のうちの位置データ部分を、前回同じゲーム機1から
送信されてきた光信号の位置データ部分と比較し、デー
タに変更がないかをチェックするようになっている。そ
して、位置データが前回と変更されている場合、位置変
更検知装置49は、検知信号を出力するようになってい
る。
【0100】なお、ゲーム機1の配置位置が変更され、
位置変更検知装置49から検知信号を出力されることを
利用して、ディスプレイ48上のグラフには、検知信号
が出力した変更した時点、すなわちゲーム機1の配置位
置が変更された時点を認識する表示手段としてのマーキ
ング50が付与されるようになっている。このため、管
理装置4は、ディスプレイ48に、各ゲーム機1の売り
上げデータを表示させるだけで、ゲームセンターの管理
者がどの時点でゲーム機1の移動があったのかを分かる
ようになっている。
【0101】また、さらに、管理装置4は、この集計し
たデータをホストコンピュータ5に伝送するように構成
されている。なお、管理装置4は、各ゲーム機1に対し
ての信号、例えば、コインに関するデータ及びID番号
等を受信した旨の確認信号や、各ゲーム機1のメモリー
部27に記憶されているコインに関するデータを消去す
るためのリセット信号等を中継機3を介して発信するこ
とによって、各ゲーム機1を制御している。
【0102】また、ホストコンピュータ5は、各ゲーム
センターに設置された管理装置4とオンラインで接続さ
れている。そして、ホストコンピュータ5は、各ゲーム
センターに設置された管理装置4からオンライン伝送さ
れてきたデータに基づき、各ゲームセンター毎の売り上
げや各ゲーム機毎の売り上げ等を管理するようになって
いる。
【0103】上述したように構成された本発明の実施の
形態の光通信を利用したゲーム機等の管理システムおよ
び光通信の一連の動作について説明する。
【0104】まず、ゲームセンターを訪れた客は、10
0円硬貨等のコインをゲーム機1のコイン投入口10へ
投入する。投入されたコインは、図4に示すように、コ
イン通路部14を落下していき、メカセンサー部12a
の切片部材17に接触する。このとき、切片部材17
は、コインの重量によって下側に撓むと共に、スイッチ
部材19に接触してメカセンサー部12aがON状態、
すなわちコインを検出した状態となる。
【0105】メカセンサー部12aがコインを検出する
と、メカセンサー部12aの作動と連動する導壁部20
が矢示B方向に旋回するようになる。コインは、メカセ
ンサー部12aの切片部材17に接触した後、さらに落
下していき導壁部20の壁部20c及び壁部20bにガ
イドされコインボックス15へ落下していくこととな
る。なお、コインがコイン投入口10より投入されて
も、コインセンサー部12が作動しない場合は、導壁部
20は原位置のままで旋回しないので、コインはコイン
返却口11へ導かれるようになっている。なお、コイン
は、導壁部20に導かれて転がりながらコイン返却口1
1へ入るとともに、外に飛び出るのを蓋11aによって
防止されている。
【0106】また、メカセンサー部12aがコインを検
出すると、検出信号出力部18から検出信号が発生し
て、この検出信号がカウンタ21に入力される。カウン
タ21は、数値を1つ上げると共に、この検出信号をカ
ウンタ21に接続されたリード線22を介してゲーム機
本体を起動するためのゲーム駆動回路6に伝送する。こ
れによって、ゲーム機本体が起動し、そのゲーム内容が
ディスプレイ部8に表示されると共に、客は操作部9を
操作してゲームを楽しむこととなる。
【0107】メカセンサー部12aを通過したコイン
は、さらに光センサー部12bを通過する。このとき通
過時間がコイン種設定部25で測定され、所定の時間長
であるとコイン種設定部25から検出信号がカウンタ部
26へ出力される。このため、設定されたコインと異な
るコインや異物が侵入してきてもカウントすることはな
く、設定されたコインのみを確実に検出するようになっ
ている。
【0108】またカウント部26は、検出信号が伝送さ
れてくると、この検出信号を加算して、その検出信号の
検出回数をカウントする。これによって、カウント部2
6は、コインボックス15内のコインの枚数をカウント
することとなる。そしてその結果をメモリー部27が記
憶する。一方、ID番号設定部28では、ロータリース
イッチ等によりゲーム機1の通信コードとなるID番号
が設定されている。そして、メモリー部27では、カウ
ント部26でカウントした検出信号に基づくコインに関
するデータ、すなわちコインボックス15内に何枚のコ
インが格納されているかというデータと、ID番号設定
部28で設定されたゲーム機1のID番号とが格納され
ることとなる。
【0109】一方、管理装置4は、最初に登録された中
継機3、すなわち1台目の中継機3に対し、フロアー内
の現在登録されている全てのゲーム機1からデータを入
手するように指示する。すると、この1台目の中継機3
は、フロアーのゲーム機1を個別に順番に呼び出す呼び
出し信号を複数の発光素子41の全てより一斉に送出す
る。この呼び出し信号は、各ゲーム機1に設定されたI
D番号を含むものであり、当該ID番号のゲーム機1の
み通信を可能とするものとなっている。そして、複数の
中継機3は、協働して呼び出し信号のID番号部分を順
番に替えながら、1台目のゲーム機1,2台目のゲーム
機1,・・・というように、各ゲーム機1を順番に呼び
出す。このようにして光通信が順に行われる。
【0110】すなわち、フロアーに100台のゲーム機
1があると、1台目の中継機3がまず、1台目のゲーム
機1のID番号を含む呼び出し信号を発生し、1台目の
ゲーム機1に呼びかける。1台目のゲーム機1が、1台
目の中継機3からの光信号を受信できる範囲にある場合
には、1台目の中継機3の複数の発光素子41のうちの
どれかから発信された光信号をゲーム機1の光通信機2
が受信することとなる。また、1台めのゲーム機1が、
1台目の中継機3からの光信号を受信できない位置に配
置されている場合には、2台目の中継機3が1台目のゲ
ーム機1を呼び出し、さらに1台目及び2台目の中継機
3が1台目のゲーム機1を呼び出せない場合には、また
さらに3台目の中継機が1台目のゲーム機1を呼び出す
ようになっている。このようにして、順番に複数の中継
機3が各ゲーム機1を1つずつ呼び出すようになってい
る。
【0111】この呼び出し信号は、光通信機2の受信部
33で受信されると共に、送受信制御部34からメモリ
ー部27に伝送される。すると、メモリー部27に格納
されていたデータは、端子部29及びリード線30を介
して光通信機2へ送出される。さらに、このデータは、
光通信機2の送受信制御部34で光通信に適した信号に
変換され送信部32に伝送される。そして、コインに関
するデータ及びID番号は、送信部32からゲーム機1
を呼び出した中継機3に対して光通信によって送信され
る。このとき他のゲーム機1は、通信が停止されてい
る。
【0112】このようにして光通信機2からゲーム機1
を呼び出した中継機3へ光信号が送信されてくると、こ
の光信号は、中継機3の複数の受光素子40のどれかに
入力される。そして、中継機3は、光信号を入力した受
光素子40のうち、最小のノイズで受光可能な受光素子
40を特定し、この受光素子40で光信号を受信すると
共に、この受光素子40の配置位置はゲーム機1の位置
データとなる。
【0113】中継機3に送信された1台目のゲーム機1
のコインに関するデータ及びID番号は、上述したよう
に中継機3で特定したゲーム機1の位置データと共に、
中継機3から管理装置4に伝送される。これによって、
管理装置4は、各ゲーム機1のコインに関するデータ及
び位置データを取得する。そして、管理装置4は、各ゲ
ーム機1のコインに関するデータを位置データと共に管
理することが可能となる。具体的には、管理装置4のデ
ィスプレイ48には、各ゲーム機1のデータが表示され
た時間軸のグラフ上に、各ゲーム機1の配置位置の変更
時点を認識するためのマーキング50が記されることが
可能となっている。このため、ゲームセンターの管理者
は、各ゲーム機1のコインに関するデータをディスプレ
イ48上に表示するだけで、各ゲーム機1の売り上げと
配置位置の変更との相関関係を見ることができる。
【0114】なお、管理装置4は、当該ゲーム機1のコ
インに関するデータ及びゲーム機1の位置データを取得
すると、取得した旨の信号(確認信号)を中継機3を介
して光通信機2に光通信によって送信する。管理装置4
からの信号は、光通信機2の受信部33で受信される。
この受信部33で受信された信号は、送受信制御部34
で回路基板部13での処理に適した電気信号に変換され
た後、リード線30及び端子部29を介してメモリー部
27に伝送される。
【0115】このように管理装置4からコインに関する
データ等を取得した旨の信号が返信されてくることによ
り、一定期間コインに関するデータは光通信機2から発
信されないようになる。また、管理装置4からの確認信
号を光通信機2が受信することにより、メモリー部27
に記憶されていたコインに関するデータは自動的にリセ
ットされるようになっている。なお、中継機3が受信信
号を確認し、すぐに光通信機2に受信した旨の信号を出
すようにしても良い。この場合においては、受信した旨
の信号によってメモリー部27にリセットをかけないよ
うにするのが好ましい。
【0116】1台目のゲーム機1からコインの格納状
況、すなわち売り上げデータを収集すると、次に2台目
のゲーム機1から同様に売り上げデータを収集する。こ
のようにして100台のゲーム機1との通信を行う。こ
のため、ある中継機3にとって、柱に隠れる等によって
光信号が通らず光通信できないゲーム機1があっても、
ゲーム機1側から見ればどれかの中継機3と光通信がで
きることとなり、通信漏れはなくなる。
【0117】以上のようにして、各ゲーム機1の売上金
額等のデータは、各ゲーム機1の位置データと共に、管
理装置4によって管理される。またさらに、このように
伝送されてきたデータは、管理装置4からホストコンピ
ュータ5にオンラインで送信される。これによって、各
ゲームセンター毎の売上金額等のデータをホストコンピ
ュータ5によって一括管理するようにしている。
【0118】なお、上述した本発明の光通信を利用した
ゲーム機等の管理システムの実施の形態では、フロアー
内に光通信装置としての複数のゲーム機1と、複数の受
光手段を有する光受信装置としての中継機3とが設置さ
れ、その中の1つのゲーム機1からの光信号を中継機3
が受信する際に、複数の受光手段の中の1つの受光手段
でのみ受信するようにエラーチェック等を行う光通信シ
ステムを採用しているが、この光通信システムは、ゲー
ム機の管理システムだけに適用するものではなく、広く
光通信全般に適用できる光通信システムとなっている。
【0119】本発明の実施の形態では、上述したように
構成したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能である。例えば、本実施の形態では、光通信機2に
受信部33を設けて受信機能を持たせたが、少なくとも
送信機能を有するようにすれば良い。そうすれば、管理
装置4がコインに関するデータを収集することができ、
各ゲーム機1を管理することが可能となる。また、図1
4に示したフローを行わせるには、そのフローに対応す
るプログラムをマイコンの中に入れて動作させるように
するのが好ましい。
【0120】また、本発明の実施の形態では、複数の受
光素子40で光信号を入力した場合に、それらの光信号
のデータ部分のノイズをチェックし最小のノイズで受信
可能な受光素子40を特定することによって、ゲーム機
1の配置位置を特定しているが、他の方法によってゲー
ム機1の配置位置を特定しても良い。例えば、各受光素
子40に入力された光信号の光強度を各々検出し、その
光強度分布から、ゲーム機1の配置位置を推定して、ゲ
ーム機1の配置位置を特定しても良いし、また、複数の
受光素子40で光信号を受信した場合は、単に受信した
受光素子40同士の中間をとって、例えば3つで受信す
ればその中央の位置、4つで受信すれば中央の2つのう
ちいずれか一方の位置をゲーム機1の配置位置としても
良い。さらには、光強度とその方向とのベクトル合成を
行うようにしても良い。また、上下一対の受光素子40
で1ゾーンを形成させ、計8ゾーンに分割しているが、
16個の各受光素子40により16ゾーンに分割しても
良い。さらには、他の数値のゾーン分割としても良い。
【0121】また、ゲーム機1側から送信するデータと
しては、コインの格納状況に関するデータの他に、稼動
データ、故障データ等の他のデータを単独、または他の
データと併せて送るようにしても良い。また、管理装置
4側から送信するデータとしては、データ伝達確認信号
の他に、ゲーム機1に使用するゲームそのもののプログ
ラムや使用していないゲーム機1に広告表示させるデー
タ等他のデータを適宜単独または組み合わせて送るよう
にしても良い。
【0122】また、ゲーム機1は、コインを使用するT
Vゲーム機で構成したが、ゲーム機なら何でも良く、例
えば、ドライブをするゲーム機やUFOキャッチャーの
ようなコインを使用するゲーム機やその他のコインを使
用しないゲーム機でも良い。また管理装置4は、本店に
設置されたホストコンピュータ5とオンライン接続され
ており、コインに関するデータをホストコンピュータ5
で一括管理しているが、1つのゲームセンターを管理す
る場合等、すなわち複数場所にゲームセンターが分散し
ていない場合は、ホストコンピュータ5は必要ない。
【0123】さらに本発明の実施の形態において、コイ
ン検出部となるコインセンサー部12を、ゲーム機本体
を駆動するための検出信号を検出するメカセンサー部1
2aと光センサー部12bから構成したが、メカセンサ
ー部12aを管理装置4へ送信するコインの格納状況に
関するデータを得るスイッチと兼用しても良い。
【0124】
【発明の効果】本発明の光通信を利用したゲーム機等の
管理システムでは、中継機が各ゲーム機等からの光信号
を受信する際に、各ゲーム機の位置データを取得し、こ
れを管理装置で管理するようになっているので、管理者
は、各ゲーム機の配置位置がレイアウト変更等により変
更されても、フロアー内で探すことなく管理装置のみを
確認するだけで、各ゲーム機の配置位置を把握すること
が可能な管理システムとなる。なお、中継機に光信号を
受信可能な受光手段を略円形状に複数設け、光信号を受
信した受光手段の配置位置によってゲーム機等の配置位
置を特定するようにすると、複雑な回路無しに、簡単な
構成で容易にゲーム機等の配置位置を把握することが可
能な管理システムとなる。
【0125】また、さらに、中継機が複数の受光手段で
光信号を受信した場合、光信号のエラーチェックをして
受光手段を選択するように構成すると、外乱光等の影響
を受けない選択が可能となると共に、各ゲーム機等の配
置位置をより狭い範囲に限定して、各ゲーム機の位置デ
ータをより細かなものに設定可能な管理システムとな
る。また、中継機に配置された各受光手段と隣接する位
置に、管理装置からの信号を光信号で送信する発光手段
を各々配置することにより、各ゲーム機等のデータを収
集し管理するのみでなく、管理装置側から各ゲーム機等
を主体的に制御することができる管理システムとなる。
【0126】また、本発明の光通信を利用したゲーム機
等の管理システムは、ゲーム機等の配置位置の変更を検
知する位置変更検知装置を設け、変更された時点を認識
させるためのマーキングを位置変更検知装置から送られ
てくる検知信号を利用して売り上げデータに付与してい
るので、レイアウト変更等によって各ゲーム機等を移動
させた場合に、管理者が各ゲーム機の移動前と移動後の
売り上げ等のデータの変化を容易に把握することがで
き、利便性の高いツールとなっている。
【0127】また、本発明の光通信システムでは、光送
信装置の中の1つから発信されたデータを受信可能とな
る受光手段が複数存在するとき、その中の1つの受光手
段のみで受信し、他の受信可能な受光手段を受信不能に
しているので、複数の光信号を混線させることなく確実
に通信することが可能となる。また、受信可能な受光手
段の中から、最小のノイズで受信データを受信する受光
手段を選択して使用するようにすると、よりクリアーな
受信データを送受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるゲーム機管理シス
テムの全体図である。
【図2】図1に示したゲーム機管理システムのゲーム機
を示した斜視図である。
【図3】図2に示したゲーム機の内部構造要部を説明し
た図である。
【図4】図3に示したゲーム機のIV−IV断面図であ
る。
【図5】図3に示したゲーム機の回路基板部の内部構造
を示すブロック図である。
【図6】図3に示したゲーム機の光通信機の内部構造を
示すブロック図である。
【図7】図1に示したゲーム機管理システムの中継機の
内部構造及び各ゲーム機を示した図である。
【図8】図7に示した中継機の受光素子の指向性を示し
た模式図で、(A)は、受光素子の幅方向の指向性を示
し、(B)は、受光素子の高さ方向の指向性を示してい
る。
【図9】図7に示した中継機の内部の平面図である。
【図10】図9のように受光素子を配置したときの中継
機の各受光素子の幅方向の合成指向性を示した模式図で
ある。
【図11】図7のように受光素子を配置したときの中継
機の各受光素子の高さ方向の合成指向性を示した模式図
である。
【図12】図7に示した中継機の回路基板の内部構造を
示すブロック図である。
【図13】図7に示した中継機をフロアーに配置したと
きの、各中継機の光通信可能なエリアを示した模式図で
ある。
【図14】図7に示した中継機が、光通信機からの光信
号をゲーム機管理装置へ中継する際の動作を示したフロ
ーチャート図である。
【図15】図1に示したゲーム機管理システムのゲーム
機管理装置を示した斜視図である。
【図16】従来技術の光通信システムの全体を示すブロ
ック図である。
【図17】従来技術のゲーム機管理システムの全体を示
すブロック図である。
【図18】図17に示したゲーム機管理システムのフロ
アー管理機器とゲーム機の詳細を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ゲーム機 2 光通信機 3 中継機 4 管理装置 40 受光素子(受光手段) 41 発光素子(発光手段) 42 表示用ランプ(表示部) 48 ディスプレイ(表示手段) 49 位置変更検知装置 50 マーキング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中瀬 貴文 東京都千代田区外神田4丁目11番5号 株 式会社船井電機研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを光通信によって送信する光通信
    機をそれぞれ有するフロアーに配置された複数のゲーム
    機等の装置と、上記光通信機から光通信によって送信さ
    れてくる上記データを受信する中継機と、この中継機が
    受信した上記データを収集する通信機能及び収集された
    上記データを処理して上記各ゲーム機等を管理するデー
    タ処理機能を有する管理装置と、を備える光通信を利用
    したゲーム機等の管理システムにおいて、上記中継機が
    上記各ゲーム機等からの光信号を受信する際に、その光
    信号が送信されてくる方角に関する情報を上記各ゲーム
    機等の位置データとして、上記管理装置が管理すること
    を特徴とする光通信を利用したゲーム機等の管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記中継機は、特定の方角からの光信号
    をそれぞれ受信可能な複数の受光手段を略円形状に配置
    し、前記各ゲーム機等から送信されてくる光信号を受信
    した受光手段の配置位置を前記方角に関する情報とした
    ことを特徴とする請求項1記載の光通信を利用したゲー
    ム機等の管理システム。
  3. 【請求項3】 前記方角に関する情報は、受信データを
    エラーチェックし、正しいパターンで受信した前記受光
    手段の配置位置としたことを特徴とする請求項2記載の
    光通信を利用したゲーム機等の管理システム。
  4. 【請求項4】 前記正しいパターンでデータを受信した
    受光手段が複数あるとき、その中の一つを選択し、その
    選択された受光手段の配置位置を前記方角に関する情報
    としたことを特徴とする請求項3記載の光通信を利用し
    たゲーム機等の管理システム。
  5. 【請求項5】 前記選択された受光手段のみが受信を行
    うと共に、その受光手段の近傍に上記受光手段によって
    受信したことを示す表示部を設けたことを特徴とする請
    求項4記載の光通信を利用したゲーム機等の管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記中継機に配置された各受光手段と隣
    接する位置には、前記管理装置からの信号を前記ゲーム
    機等に対して光信号で送信する発光手段が、各々配置さ
    れたことを特徴とする請求項2,3,4または5記載の
    光通信を利用したゲーム機等の管理システム。
  7. 【請求項7】 前記各ゲーム機等の装置のデータに、前
    記各装置の配置位置が変更された場合、この変更された
    時点を認識するためのマーキングが記されることを特徴
    とする請求項1,2,3,4,5または6記載の光通信
    を利用したゲーム機等の管理システム。
  8. 【請求項8】 フロアーに設置されたゲーム機等の装置
    と、このゲーム機等から売り上げデータを受信する管理
    装置とを備える光通信を利用したゲーム機等の管理シス
    テムにおいて、上記ゲーム機等の配置位置の変更を検知
    する位置変更検知装置を設け、変更された時点を認識さ
    せるためのマーキングを上記位置変更検知装置から送信
    されてくる検知信号を利用して上記売り上げデータに付
    与することを特徴とする光通信を利用したゲーム機等の
    管理システム。
  9. 【請求項9】 前記売り上げデータを時間軸によってグ
    ラフ化すると共に、そのグラフ上に前記マーキングが付
    与されるようにした表示手段を前記管理装置に接続した
    ことを特徴とする請求項8記載の光通信を利用したゲー
    ム機等の管理システム。
  10. 【請求項10】 データを光通信によって送信する光通
    信機をそれぞれ有する複数の光送信装置と、この光送信
    装置からの光通信によって送信されてくる上記データを
    受信する複数の受光手段を有する光受信装置とを備えた
    光通信システムにおいて、上記光送信装置の中の1つか
    ら発信された上記データを受信可能となる受光手段が複
    数存在するとき、その中の1つの受光手段のみで受信
    し、他の受信可能な受光手段を受信不能にすることを特
    徴とする光通信システム。
  11. 【請求項11】 前記1つの受光手段の選択を、正しい
    パターンで前記データを受信した前記受光手段の中から
    行うようにしたことを特徴とする請求項10記載の光通
    信システム。
  12. 【請求項12】 前記1つの受光手段を、前記受光手段
    の中で最小のノイズの受信データを受信する受光手段と
    したことを特徴とする請求項10または11記載の光通
    信システム。
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