JPH10192552A - ゲーム機およびゲーム機管理システム - Google Patents

ゲーム機およびゲーム機管理システム

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JPH10192552A
JPH10192552A JP9000320A JP32097A JPH10192552A JP H10192552 A JPH10192552 A JP H10192552A JP 9000320 A JP9000320 A JP 9000320A JP 32097 A JP32097 A JP 32097A JP H10192552 A JPH10192552 A JP H10192552A
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JP
Japan
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game machine
coin
sensor
unit
information
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JP9000320A
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English (en)
Inventor
Hisahiro Matsuhashi
久博 松橋
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10192552A publication Critical patent/JPH10192552A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正行為が行われず、ゲームセンターに金銭
的被害が生じないようにすることおよびコイン投入によ
ってゲーム機本体の駆動回路への電源供給を制御する
際、その検知信号の内容に影響が出ないようにすると共
にその検知信号を投入コイン情報として使用すること。 【解決手段】 このゲーム機1やゲーム機管理システム
は、コインの投入によって動作し、ゲーム機本体の駆動
回路を駆動させる第1のコインセンサー10aを有して
いる。そして、第1のコインセンサー10aとは別にコ
インの投入を検知する第2のコインセンサー10bを設
け、この第2のコインセンサー10bで検知した検知信
号を投入コイン情報として利用している。なお、例え
ば、第1のコインセンサー10aをメカニカルスイッチ
とし、第2のコインセンサー10bを光センサーとする
組み合わせが考えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コインの投入によ
って駆動されるゲーム機および投入されたコインをゲー
ム機管理装置で一括して集計するゲーム機管理システム
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ゲームセンターは、アーケードゲームと
呼ばれる各種のゲーム機を多数備えている。これらのゲ
ーム機は、客が各ゲーム機に100円玉等の硬貨やゲー
ムセンター独自のメダル等のコインを投入すると、起動
するようになっている。このため、各ゲーム機には、多
量の硬貨等のコインが各ゲーム機内に設置されているコ
インボックス内に投入されることとなり、ゲームセンタ
ーは、常に盗難防止等のセキュリティー上の問題を抱え
ている。そこで、従来より、各ゲーム機にどのくらい金
銭が投入されているかを、ゲームセンターの管理者が常
に把握し管理するためのゲーム機管理システムが種々提
案されている。
【0003】図9には、従来技術の例として、特公平8
−15504号公報に記載されたゲーム機管理システム
が示されている。このゲーム機管理システムは、店舗A
や店舗B等の各店舗毎に配置された複数のゲーム機7
1、両替装置72、集金装置73、フロアー管理機器7
4(パソコン)、及び本店に設置されたマスター管理機
器75から主に構成されている。
【0004】そして、図10に示すように、ゲーム機7
1は、コイン等を投入するためのコイン投入口76と、
このコイン投入口76に投入されたコイン等を検出する
センサー部77と、投入されたコイン等を保管しておく
コインボックス78と、ゲーム自体を行うゲーム機本体
79と、センサー部77のセンサー入力に基づく入力デ
ータとゲーム機71自体のコードデータとを保持するデ
ータ保持部80と、このデータ保持部80で保持されて
いるデータを無線通信可能な無線部81とから主になっ
ている。
【0005】データ保持部80は、センサー部77のコ
イン投入時の接点スイッチオンの回数をカウントするカ
ウント機能と、カウントデータ及びゲーム機71のID
番号をメモリーするメモリー機能と、指示信号によるデ
ータクリア機能とを備えたもので、専用の基板としての
既設のゲーム機71に組み込むものである。
【0006】無線部81は、小電力型の無線局で構成さ
れており、一般的な無線機用のサブャリアMKSモデム
IC等を利用し、データ保持部80のデータを無線によ
って送信するとともに、フロアー管理機器74からの指
示信号の受信するように構成されたものである。
【0007】また、フロアー管理機器74は、パソコン
からなるデータ処理部82と、ゲーム機71との間の無
線によるデータ伝送を行う無線部83と、マスター管理
機器75との伝送のための通信用モデム84とで構成さ
れており、データ処理部82は、各ゲーム機71の無線
によるデータ収集プログラム及びフロアー内機器の集計
プログラムを具備しているものである。そして、各フロ
アー管理機器74は、マスター管理機器75とオンライ
ンで接続されるようになっている。
【0008】なお、各ゲーム機71と同フロアー内に設
置されている両替装置72は、両替金額または両替メダ
ルの総数のデータの保持部並びに当該データの無線送信
を行う無線部を備えている。また、集金装置73は、走
行式で、コイン等の計数機構、並びにゲーム機71のI
Dコード(バーコード表示)の読み取り機構、及び各機
構のデータの送信を行う無線部を備えている。
【0009】従来のゲーム機71の管理装置が設置され
たゲームセンターにおいて、客がゲームをする場合は、
まず客はコイン等をコイン投入口76に投入する。する
と、センサー部77がコイン等の投入を感知し、ゲーム
機71のゲーム機本体79が稼動する。また、このとき
データ保持部80は、コイン等の投入数をカウントする
とともにメモリーする。さらにこのとき、無線部81は
データ保持部80にメモリーされたデータをフロアー管
理機器74に無線によって伝送する。このフロアー管理
機器74は、フロアー全体の各ゲーム機71の稼動状況
を集計し、マスター管理機器75にその稼動状況をオン
ライン伝送し、マスター管理機器75が、全てのフロア
ーのゲーム機71の稼動状況を把握できるようになって
いる。
【0010】このようにして、従来のゲーム機管理シス
テムは、ゲーム機71からフロアー管理機器74に対し
て、各ゲーム機71のセンサー部77のセンサー入力デ
ータを無線で送信し、フロアー管理機器74がフロアー
内全体のデータを集計するように構成されているので、
任意の時点でのフロアー内にあるゲーム機71全体の稼
動状況をリアルタイム的に把握できることとなる。ま
た、ゲーム機71の稼動状態をフロアー管理機器74か
ら通信用モデム84を介してマスター管理機器75にオ
ンライン伝送される。そして、マスター管理機器75で
は、各フロアー管理機器74で集計されたデータをさら
に集計し、各店舗の売り上げ状況等を常にリアルタイム
的に把握できるようになっている。
【0011】一方、図9のゲーム機管理システムに使用
されるゲーム機71とは異なる通常のゲーム機では、コ
イン投入を検知するスイッチ装置として、図11に示さ
れるような各種のスイッチ装置が使用されている。例え
ば、図11(A)のスイッチ装置86では、ドライ接点
のマイクロスイッチ90からなるコインスイッチの一端
側90aに5Vで100μAの電圧が印加され、他端側
90bがアースされる。そして、一端側90aにトラン
ジスタ91が接続され、コレクタからマイクロスイッチ
90のオン信号が取り出され、NOT回路92で反転さ
れマイコン(図示省略)に接続される。
【0012】また、図11(B)、(C)、(D)に示
すスイッチ装置87,88,89でもそれぞれ同様にマ
イクロスイッチ90を使用しているが、一端側90aお
よび他端側90bに加わる電流等は異なるものとなって
いる。図11(B)のスイッチ装置87は、一端側90
aは5Vかつ1mAで、他端側90bは0Vで100K
Ωの抵抗93がグランドとの間に設けられている。図1
1(C)のスイッチ装置88では、一端側90aは、5
Vかつ1Aで、他端側90bは、0Vで100KΩの抵
抗94がトランジスタ95との間に設けられている。さ
らに、図11(D)のスイッチ装置89では、一端側9
0aは5Vかつ1Aで、他端側90bは0Vとなってい
る。
【0013】さらに、特開昭55−32546に示され
る電子スイッチ装置は、図11のマイクロスイッチ90
のような機械式スイッチの代わりに、キースイッチの操
作により電源投入のコントロールを可能としている。し
かも、スイッチ回路により自由にコード設定が可能とな
っており、主回路を動作させる上で秘密性を持つ事がで
きるものとなっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のゲーム機管理システムは、コイン等の投入を感知する
センサー部77のセンサー入力に基づき、コイン等の投
入金額がいくらかをリアルタイム的に一括管理するよう
になっているだけで、実際に投入されたコイン等の投入
金額とゲーム機本体の稼動状況とが一致しているかどう
かはわからないようになっている。すなわち、ゲームセ
ンターでは、客または従業員等により不正行為が行われ
ることがある。例えば、センサー部77がコイン等を感
知する時に発生する検知信号を、ゲーム機本体79が故
障したときの修理作業時に使用することがある。このた
め、データ保持部80のデータとコインボックス78の
中のコインの枚数とがわずかに一致しない場合があって
も、従業員等が不正を行ったかはっきりせず、不正行為
が継続的に行われることが生じている。
【0015】このような状況になると、従業員等がコイ
ン回収時に、故障修理回数分のコインをコインボックス
78より抜き取っても、経営者等のゲームセンター管理
者には、修理が原因で、データ保持部80のデータとコ
インボックス78の中のコインの枚数とが一致しないの
か、不正行為によって一致しないのかがわからず、ゲー
ムセンターは金銭上の損害を被るということが問題とな
っている。例えば、仮に1台につき1日にわずか100
円分の不正が行われたとしても、ゲーム機71が100
台設置されているゲームセンターの場合、1日に1万円
で1ヶ月で30万円もの損失となる。
【0016】また、従来のゲーム機71やゲーム機管理
システムでは、ゲーム機71にIDコードが付与されて
いると共に、コインの情報及びIDコードからなるデー
タをフロアー管理機器74に伝送するようにしている。
しかし、このゲーム機管理システムを構築するために
は、従来から設置してあるゲーム機を改修しセンサー部
77を有するゲーム機71とする必要がある。ところ
が、従来のゲーム機では、図11に示すような、各種の
機械式のスイッチ装置86,87,88,89や、特開
昭55−32546のような電子スイッチ装置が使用さ
れている。このため、コインを検知するマイクロスイッ
チ90からコインの情報を入手してフロアー管理機器7
4にその情報を送出しようとして、従来の通常のゲーム
機に回路を付加する際、各ゲーム機に合った回路を選定
し個別に付加する必要が生じている。
【0017】しかし、各ゲーム機の駆動回路等の内部構
造は、そのゲーム機メーカーの秘密部分もあり、容易に
入手することはできない。このため、各ゲーム機に合っ
たセンサー部77を付加することは至難の技となってい
る。しかも、仮に、従来のゲーム機に合う回路を付加
し、新たなゲーム機71ができ上がったとしても、その
回路の付加により、ゲーム機71の本来の駆動がうまく
行われなくなる危険が生ずるものとなっている。もし、
ゲーム機71に何等かのトラブルが発生した場合に、何
が原因でトラブルが発生しているのかを発見するのに手
間がかかってしまう。
【0018】そして、時には、回路付加者にトラブルの
原因のすべての責任を負わせられてしまう場合もある。
このため、従来のゲーム機を有しているゲームセンター
の経営者が図9に示すようなゲーム機管理システムや新
たなゲーム機利用者へのサービスを導入しようとする
と、従来のゲーム機を撤去し、センサー部77を有する
ゲーム機71を新たに導入する必要が生じている。この
結果、新しいシステムの導入が困難となり、経営の効率
化と不正防止が不十分となりがちとなっている。
【0019】本発明は、不正行為が行われず、ゲームセ
ンターに金銭的被害が生じないゲーム機およびゲーム機
管理システムを提供することを目的とする。また、本発
明は、コインの投入等を検知してゲーム機本体の駆動回
路への電源の供給を制御する際、その検知信号の内容に
影響が出ないようにすると共にその検知信号を投入コイ
ン情報として使用したゲーム機およびゲーム機管理シス
テムを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、コインの投入によって動
作し、ゲーム機本体の駆動回路を駆動させる第1のコイ
ンセンサーを有するゲーム機において、第1のコインセ
ンサーとは別にコインの投入を検知する第2のコインセ
ンサーを設け、この第2のコインセンサーで検知した検
知信号を投入コイン情報として利用している。また、請
求項2記載の発明では、請求項1記載のゲーム機におい
て、第1のコインセンサーをメカニカルスイッチとし、
第2のコインセンサーを光センサーとしている。
【0021】さらに、請求項3記載の発明では、請求項
1記載のゲーム機において、第1のコインセンサーを、
コイン投入口に設けられるメカニカルスイッチと、この
メカニカルスイッチの状態を読み取るスイッチ状態読取
回路を介してメカニカルスイッチに接続されメカニカル
スイッチの状態と同一のスイッチ状態を作る置き換えス
イッチ駆動回路とで構成し、第2のコインセンサーを、
メカニカルスイッチと、スイッチ状態読取回路とで構成
している。加えて、請求項4記載の発明では、請求項
1、2または3記載のゲーム機において、第2のコイン
センサーで検知するコインの種類をコイン種設定部で選
択できるようにしている。
【0022】また、請求項5記載の発明では、各々通信
機およびID番号を有する複数のゲーム機と、各ゲーム
機へ投入されたコインの投入コイン情報を収集するゲー
ム機管理装置とを備えたゲーム機管理システムにおい
て、投入コイン情報を、ゲーム機始動用の第1のコイン
センサーとは別の第2のコインセンサーから得るように
し、投入コイン情報をID番号と共にゲーム機管理装置
に通信機を介して送信するようにしている。さらに、請
求項6記載の発明では、請求項5記載のゲーム機管理シ
ステムにおいて、第2のコインセンサーを光センサーと
し、通信機から送信する信号を光信号としている。
【0023】本発明のゲーム機管理システムでは、フロ
ア等に複数の本発明のゲーム機が設置され、フロアと異
なる部屋等にゲーム機管理装置が設置される。各ゲーム
機には、通信機が設けられると共に、それぞれ固有のI
D番号が付与される。そして、各ゲーム機に投入された
コインの情報が中継装置を介する等して、ゲーム機管理
装置に送信されるようになっている。
【0024】ゲーム機には、ゲーム機始動用の第1のコ
インセンサーと、第2のコインセンサーとが設けられて
いる。コインが投入されると第1のコインセンサーが検
知し、その検知信号がゲーム機始動用や第1の投入コイ
ン情報等に利用される。コイン投入は、第2のコインセ
ンサーでも検知され、その検知信号が第2の投入コイン
情報等に利用される。
【0025】このように、第1のコインセンサーで検知
した信号は、従来どおり、コインのカウント等に利用さ
れたりした後、そのままゲーム機の駆動回路へ伝えられ
る一方、第2のコインセンサーで検知した信号がゲーム
機管理装置に送信される等される投入コイン情報として
使用される。このため、ゲーム機の駆動回路は、従来の
動作を誤りなく実行することとなり、しかも第2のコイ
ンセンサーで検知した検知信号を投入コイン情報とし
て、フロアー管理機器等に伝送でき、サービスや装置管
理の質を向上させることができる。また、新しいシステ
ムを導入する際も、従来のゲーム機等の装置を撤去する
ことなくスイッチ側を変えるのみで簡単に対応すること
が可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明のゲーム機およびゲーム機
管理システムの第1の実施の形態を図1から図5に基づ
いて説明する。図1に示されているのは、本発明のゲー
ム機を使用したゲーム機管理システムであって、フロア
に設置された複数のゲーム機1と、これらのゲーム機1
に設けられた受信機能付き通信機としての送受信機2
と、フロアの天井に設置された複数の中継装置3と、フ
ロアとは別の部屋に設置されたゲーム機管理装置4と、
センター管理装置5とから主に構成されている。
【0027】説明に当たっては、まず、ゲーム機1と、
送受信機2の構成について説明する。
【0028】ゲーム機1は、アーケードゲームと呼ばれ
るTVゲーム用機械であって、ゲームセンターが発行す
る独自のコインもしくは100円玉等の一般の硬貨等の
コインを投入するとゲーム機本体に組み込まれたプログ
ラム通りにゲーム機本体が起動するとともに、客がゲー
ム機本体を操作できるようにしたコイン投入式のゲーム
機である。そして、各ゲーム機1は、ゲーム機本体の周
囲を取り囲むように箱型の筐体で形成されていると共
に、内部が過熱しないように数箇所に空気孔1aが設け
られている。また、このようなゲーム機1は、ゲームセ
ンターの同一フロアー内の床面の所定の位置にそれぞれ
設置固定されている。
【0029】各ゲーム機1には、それぞれゲーム機本体
を起動させるゲーム駆動回路11(図2参照)、ゲーム
機本体のゲーム内容を表示するTV画面からなるディス
プレイ部6、ゲーム機本体を操作するための操作部7、
客がコインを投入するためのコイン投入口8及びコイン
返却口9が設けられている。さらに、各ゲーム機1の外
側の平面部分には、ゲーム機管理装置4と中継装置3を
介して各々双方向通信を行うための送受信機2がそれぞ
れ固定されている。
【0030】また、図2および図3に示すように、ゲー
ム機1内には、ゲーム機始動用の第1のコインセンサー
となるメカセンサー部10aおよび第2のコインセンサ
ーとなる光センサー部10bからなるコインセンサー部
10と、ゲーム機本体を起動させるためのゲーム駆動回
路11と、光センサー部10bと送受信機2に電気的に
接続し情報を伝送する伝送部としての回路基板部12
と、コイン投入口8から投入されたコインが通過するコ
イン通路部13と、投入されたコインを格納するコイン
格納部としてのコインボックス14と、コイン通路部1
3を通過しメカセンサー部10aで検出されなかったコ
インを客に返還するためのコイン返却口9とが配置され
ている。なお、このコイン返却口9には、コインが勢い
よく飛び出てしまうのを防止する蓋9aが設けられてい
る。
【0031】メカセンサー部10aは、コインの投入を
検出し検出信号を発生するコイン検出部となっている。
すなわち、メカセンサー部10aは、図3に示すよう
に、センサーボックス15と、このセンサーボックス1
5よりコイン通路部13内に突出した切片部材16と、
センサーボックス15に接続され切片部材16にコイン
が接触すると検出信号を発生する検出信号出力部17と
から構成されている。
【0032】切片部材16は、弾性力のある金属部材を
湾曲して形成されると共に、一端をセンサーボックス1
5に固定されるように設けられている。この切片部材1
6は、コインがコイン通路部13内を通過し切片部材1
6に当接すると、切片部材16が矢示A方向に撓んでセ
ンサーボックス15に設けられた金属部材で形成された
スイッチ部材18に接触するように形成されている。そ
して、切片部材16とスイッチ部材18とが接触するこ
とによって、メカセンサー部10aは、オン状態となり
コインがコイン投入口8から投入されたことを検出し、
検出信号出力部17から検出信号を出力するように構成
されている。なお、この時、誤動作防止のため、切片部
材16とスイッチ部材18との接触時間がある程度以
上、具体的には40msec以上のときにメカセンサー
部10aが作動するように設定してある。
【0033】また、コイン通路部13内の切片部材16
の下側には、コインをコイン返却口9及びコインボック
ス14のどちらかに選択的に導く導壁部19が設けられ
ている。この導壁部19は、コイン返却部9の入り口部
分に支点19aと、この支点19aよりコイン返却口9
方向に延出された壁部19bと、支点19aよりメカセ
ンサー部10a方向に延出された壁部19cとを有して
いる。
【0034】この導壁部19は、メカセンサー部10a
と連動する図示しない駆動源によって支点19aを中心
として、矢示B方向に旋回可能に形成されている。な
お、導壁部19は、図3に示したように、壁部19bが
コイン返却部9の下側の面と平行の状態でかつ壁部19
cが上側に約30〜40°傾斜している状態となってい
るのが原位置となっている。また、導壁部19は、メカ
センサー部10aと連動して矢示B方向に旋回し所定時
間経過後は、原位置に復帰するようになっている。
【0035】そして、導壁部19は、メカセンサー部1
0aがオン状態になると、支点19aを中心にして矢示
B方向に約120°旋回する。すると、壁部19bは、
1点鎖線で示したように、コイン通路部13のコイン返
却口9方向の空間を塞ぐように立ち上がる。一方、壁部
19cは、コイン返却部9の下側の面よりコインボック
ス14側、すなわち下側に傾斜する。したがって、メカ
センサー部10aがオンになると、コインは、導壁部1
9に導かれてコインボックス14に入るようになってい
る。なお、コインがコインボックス14に入った後は、
導壁部19は、駆動源によって原位置に復帰するように
旋回される。また、メカセンサー部10aが作動せず、
導壁部19が原位置のままにある場合は、壁部19c及
び壁部19bがガイドとなり、コインはコイン返却口9
に導かれる。
【0036】メカセンサー部10aでコインの投入を検
出し、検出信号出力部17より検出信号が出力される
と、この検出信号はカウンタ26に入力されるようにな
る。このカウンタ26は、コインの数を積算するように
なっている。そして、このカウンタ26に、ゲーム機本
体を起動させるためのゲーム駆動回路11が接続されて
いる。なお、カウンタ26には、伝送部の一部を構成す
るリード線28の一端が接続されていると共に、このリ
ード線28の他端はゲーム駆動回路11に接続されてお
り、これによってメカセンサー部10aとゲーム駆動回
路11とが電気的に接続されるようになっている。
【0037】またメカセンサー部10aの下方には、第
2のコインセンサーとなる光センサー部10bが設けら
れている。この光センサー部10bは図3に示すよう
に、コイン平面部に対向するように置かれた発光素子4
1と光受光素子42とからなり、コインボックス14と
メカセンサー部10aとの間の隙間に設置される。この
光センサー部10bは回路基板部12に接続され、光セ
ンサー部10bで検出された検出信号がこの回路基板部
12に入力されるようになっている。
【0038】回路基板部12は、図4に示すように、複
数のコイン種設定部20と、複数のカウント部21と、
メモリー部22と、ロータリースイッチ等によりID番
号が設定されるID設定部24と、端子部25とを有し
ている。なお、端子部25には、伝送部の一部を構成す
ると共に信号線となるリード線29の一端に設けられた
コネクター30が接続されていると共に、このリード線
29の他端は送受信機2に接続されており、これによっ
て回路基板部12と送受信機2との間を情報が双方向に
送られるようになっている。
【0039】コイン種設定部20は、この実施の形態で
は10個設けられており、検知するコインの種類を設定
できるようになっている。例えば、10円硬貨の場合、
光センサー部10bを通過する時間は約28msec
で、500円硬貨の場合は約35msecとなり、通過
時間が所定時間のもののみ検知するように設定すること
により検知するコインの種類を設定できる。具体的に
は、各コイン種設定部20は、それぞれ1円、5円、1
0円、50円、100円、500円の日本の各硬貨の他
に、自由設定コインとして2種類の計8種類の切り替え
が可能となっている。このコイン種設定部20を数多く
設けているのは、ゲーム機1の中には、複数個のコイン
投入口8を有しているものがあり、それら多数のコイン
投入口8を有するゲーム機1にも対応できるようにする
ためである。
【0040】次に、このように構成されるゲーム機1に
おけるコイン投入から投入コイン情報の収集までの動作
について以下に説明する。
【0041】コインがコイン投入口8に入れられメカセ
ンサー部10aの検出信号出力部17からコインの検出
信号が出力されると、この検出信号は、カウンタ26に
伝達され、カウンタ26の数値を1つ上げる。そしてさ
らに、検出信号は、カウンタ26からリード線28を介
してゲーム駆動回路11に伝送されて、ゲーム駆動回路
11は起動し始める。すなわち、この検出信号は、ゲー
ム駆動回路11を起動させるための命令信号となってお
り、検出信号の発生に基づきゲーム機本体が起動するよ
うになっている。
【0042】一方、光センサー部10bもコインを検出
し、その検出信号をコイン種設定部20に送出する。そ
してその検出信号が設定された時間長に該当する長さを
有する信号であると、その信号をカウント部21へ送出
する。
【0043】カウント部21は、コイン種設定部20か
ら伝達されてきた検出信号の回数を加算するようになっ
ている。すなわち、光センサー部10bでコインを検出
した回数は、コインボックス14内に入れられた設定さ
れたコイン種に該当するコインの数と同じになるから、
カウント部21はコインボックス14に入れられたコイ
ンの枚数、正確には設定されたコイン種に該当するコイ
ンの枚数、を検知することとなる。
【0044】ここで、カウント部21のカウント数と、
コインボックス14のコインの枚数と、先に示したカウ
ンタ26の数値とは、ゲーム機1の故障修理作業や不正
が行われないときは、同一の値となる。コインボックス
14内のコインが抜き取られると、抜き取り者は、その
抜き取り分のみカウンタ26の数値を下げたり、カウン
タ26の値が多いのはゲーム機1の故障修理時にカウン
タ26に信号を与えて修理したためであると主張する。
そのようなとき、カウント部21が無いと、コインボッ
クス14内のコインの枚数とカウンタ26の枚数とが一
致することにより不正行為は見逃されてしまう。また、
修理したと主張すると、それが嘘であることを確認でき
ず、通常ではその不正行為は発見されない。
【0045】しかし、このゲーム機1では、カウンタ部
21の数値がコインボックス14内のコイン枚数より大
きな値となり、その不正が発見される。すなわち、カウ
ンタ部21の数値は、修理作業によって上下したりする
ことはなく、また、外部から簡単にその値を変更できる
ものではなく、投入されたコイン枚数を常に正しく記憶
し、かつゲーム管理装置4にそのデータを送信している
ためである。
【0046】また、カウント部21は、検出信号の回数
を加算すると、その加算した結果をメモリー部22に伝
達する。一方、ID設定部24によって設定されたID
番号に関する情報が常時メモリー部22に伝達されてい
る。そして、メモリー部22は、カウント部21から伝
達されてきたコインボックス14内に格納されたコイン
の格納状況に関する情報と、ID設定部24によって設
定されたゲーム機1のID番号に関する情報とを端子部
25に伝達するようになっている。
【0047】なお、メモリー部22には、カウント部2
1で加算されたコインに関する情報、すなわちコインボ
ックス14内のコインの枚数を「0」に戻すリセット機
能が備えられており、コインの格納状況に関する情報お
よびID番号に関する情報が後述するような方法で送受
信機2からゲーム機管理装置4へ送信された後に、自動
的にゲーム機管理装置4によってリセットをかけられる
ようになっている。また、送受信機2内の信号生成部2
7は、端子部25より電気信号で伝達されてきた情報を
光情報通信に適した信号に生成すると共に光情報として
受信した信号を電気信号に変換するものとなっている。
【0048】次に、コイン投入情報をゲーム機管理装置
4に送出する部分の構成および動作について説明する。
【0049】送受信機2は、上述したように、リード線
29の他端に接続されており、伝送部となる回路基板部
12からコインボックス14内のコイン格納状況及びI
D番号に関する情報が伝送されてくるようになってい
る。送受信機2は、図1に示すように、ゲーム機1の上
側の平面状部分に固定されている。送受信機2に他端を
接続されたリード線29は、ゲーム機1に設けられた空
気孔1aよりゲーム機1の内部に挿通され回路基板部1
2の端子部25に一端を接続されるようになっている。
【0050】このように配置された送受信機2は、受信
機能付き送信機となっており、図1に示すように、半円
球形の半透明レンズ体で形成されているとともに、内部
には、図5に示すように、回路基板31と、ID表示部
32と、送受信部2aとしての送信部33及び受信部3
4と、警報手段としての発音体35およびLED2b
と、が配置されている。なお、回路基板31には、図5
に示すように、入力部36と、メモリー部37と、信号
生成部27と、検出部38と、発音体35を駆動する駆
動部39と、送受信機2の電源としての電池40とが備
えられている。また、送信部33は電気信号を光に変換
するLED等の発光素子からなる光変換素子で形成さ
れ、受信部34は、光を受光し電気信号に変換するホト
ダイオード等の受光素子からからなる光変換素子で形成
されている。
【0051】回路基板31の入力部36は、リード線2
9の他端と接続されており、回路基板部12から伝送さ
れてくるコイン格納状況及びID番号に関する情報を入
力するようになっている。そして、メモリー部37は、
入力部36に入力された情報を格納すると共に、この情
報の全部を信号生成部27を介して送信部33に伝達
し、情報のうちゲーム機1のID番号に関する情報のみ
をID表示部32に伝達するようになっている。
【0052】さらに、検出部38は、入力部36に接続
されており、リード線29の一端に設けられたコネクタ
30と回路基板部12の端子部25との接続状態を検出
するようになっている。すなわち、検出部38は、常
に、入力部36に回路基板部12から正常に情報が伝達
されているどうかを検出する。そしてコネクタ30と端
子部25との接続が外れたり、途中で切断されたりし
て、回路基板部12から送受信機2への情報の伝達が行
われないようになると、検出部38は、発音体35を駆
動する駆動部39に検出信号を出力するようになってい
る。
【0053】駆動部39には、電源としての電池40が
接続されており、常に電力が供給されている。また駆動
部39は、検出部38に接続されており、検出部38か
らの検出信号、すなわちコネクタ30が回路基板部12
から外れていたり、途中で切断されたりしていることを
示す検出信号が入力されると、駆動部39のスイッチが
オンになり、発音体35に警報音を鳴らさせると共に、
LED2bが点消灯を繰り返すように構成されている。
なお、警報音または点消灯のいずれか一方のみを行わせ
るようにしてもよい。
【0054】また、ID表示部32は、回路基板31の
メモリー部37にリード線等で接続されており、メモリ
ー部37から情報の中のゲーム機1のID番号に関する
情報が入力されると、このID番号をランプ等からなる
表示体の点灯によって従業員等が視覚で確認できるよう
に表示する。
【0055】送信部33は、信号生成部27から送られ
てきたコインの格納状況及びID番号に関する情報を光
情報に変換する。そしてこの送信部33から光通信によ
って中継装置3にその光情報が伝送される。送信部33
からの光情報の送信方法としては、まずゲーム機1のI
D番号を送信して、中継装置3にどのゲーム機1の光情
報であるかを認識させてから、その後コインの格納状況
に関する情報、つまりコインの枚数に関する情報を伝送
する。またさらに、受信部34は、中継装置3からの呼
び出し信号(詳細は後述)と、中継装置3が送信部33
からの光情報を受信した際に、送受信機2に対して光情
報を受信した旨を返信する確認信号を受信する。
【0056】このようにして、送受信機2から光情報が
伝送されてくる中継装置3は、各ゲーム機1からの光通
信による伝送がし易いような場所、例えば、図1に示す
ようにゲームセンターのフロアーの天井に複数個設置さ
れている。中継装置3は、また、各ゲーム機1を包括的
に管理するゲーム機管理装置4に対して有線にて、いわ
ゆるデージーチェイン方式にてオンライン接続されてい
る(図6参照)。そして、各ゲーム機1に設置された送
受信機2から伝送されてくるコインの格納状況に関する
光情報が、それぞれ個別にゲーム機管理装置4に伝送さ
れるようになっている。なお、この中継装置3は、ゲー
ムセンターが狭い場合には、ゲームセンター内のフロア
ーに1箇所のみ設置するようにしても良い。さらには、
天井ではなく側壁や柱等に中継装置3を取りつけても良
い。
【0057】ゲーム機管理装置4は、パーソナルコンピ
ュータ(パソコン)等で構成されており、上述したよう
にして、各ゲーム機1のコインの格納状況に関する情報
が中継装置3を経由して入力されることとなる。このゲ
ーム機管理装置4は、図6に示すように、各ゲーム機1
から収集したコインの格納状況及び各ゲーム機1のID
番号からなる情報を記憶しておくメモリー部4aと、そ
の記憶された情報をファイルとして格納しておくファイ
ル部4bと、この情報を集計し演算処理する演算処理部
4cとを有している。
【0058】またゲーム機管理装置4は、中継装置3に
対して、各ゲーム機1を呼び出すための呼び出し信号を
出すように指示する命令信号を送出する機能を有してい
る。更に、ゲーム機管理装置4は、送受信機2からの光
情報を受信すると、その受信した旨を伝送するための確
認信号を出力する確認信号生成部(図示省略)を有して
いる。そしてゲーム機管理装置4は、演算処理部4cで
の演算処理を基に、ゲームセンター全体の売り上げや、
ゲーム機1毎の売り上げや、さらには時間単位毎の売り
上げ等細かな情報を集計し、アウトプットできるように
なっている。
【0059】さらに、ゲーム機管理装置4は、センター
管理装置5と有線のオンラインで接続されており、これ
らの情報は、センター管理装置5で集計され、このセン
ター管理装置5によって、ゲームセンター毎の営業成績
等を管理することが可能となっている。また、ゲーム機
管理装置4に伝送されてきた情報は、ファイル部4bに
記憶し格納されることとなるので、ゲーム機管理装置4
の電源を切ってもデータが失われることはない。さら
に、各ゲーム機1のコインボックス14に格納されたコ
イン等を回収した後は、ゲームセンターの管理者がゲー
ム機管理装置4によってメモリー部22に記憶されたデ
ータをリセットすることが可能となっている。なお、こ
のゲーム機管理装置4は、フロアとは別の部屋でかつ、
各建物毎に設置しているが、各フロアー毎や各スペース
毎に設置するようにしても良い。
【0060】上述したように構成された第1の実施の形
態のゲーム機管理システムの一連の動作を説明する。
【0061】まず、ゲームセンターを訪れた客は、10
0円硬貨等のコインをゲーム機1のコイン投入口8へ投
入する。投入されたコインは、図3に示すように、コイ
ン通路部13を落下していき、コインセンサー部10の
メカセンサー部10aの切片部材16に接触する。この
とき、切片部材16は、コインの重量によって下側に撓
むとともに、スイッチ部材18に接触してメカセンサー
部10aがオン状態、すなわちコインを検出した状態と
なる。
【0062】メカセンサー部10aがコインを検出する
と、メカセンサー部10aの作動と連動する導壁部19
が矢示B方向に旋回するようになる。コインは、メカセ
ンサー部10aの切片部材16に接触した後、さらに落
下していき導壁部19の壁部19c及び壁部19bにガ
イドされコインボックス14側へ落下していくこととな
る。なお、コインがコイン投入口8より投入されても、
コインセンサー部10が作動しない場合は、導壁部19
は原位置のままで旋回しないので、コインはコイン返却
口9へ導かれるようになっている。なお、コインは、導
壁部19に導かれて転がりながらコイン返却口9へ入る
と共に、外に飛び出るのを蓋9aによって防止されてい
る。
【0063】また、メカセンサー部10aがコインを検
出すると、検出信号出力部17から検出信号が発生し
て、この検出信号がカウンタ26に入力される。カウン
タ26は、数値を1つ上げると共に、この検出信号をカ
ウンタ26に接続されたリード線28を介してゲーム機
本体を起動するためのゲーム駆動回路11に伝送する。
これによって、ゲーム機本体が起動し、そのゲーム内容
がディスプレイ部6に表示されると共に、客は操作部7
を操作してゲームを楽しむこととなる。
【0064】メカセンサー部10aを通過したコイン
は、さらに光センサー部10bを通過する。このときの
通過時間がコイン種設定部20で測定され、所定の時間
長であると、コイン種設定部20から検出信号がカウン
タ部21へ出力される。なお、コイン種設定部20で
は、あらかじめ所定のコインのみを検出するように設定
されている。このため、設定されたコインと異なるコイ
ンや異物が侵入してきてもカウントすることはなく、設
定されたコインのみを確実に検出するようになってい
る。
【0065】カウント部21は、検出信号が伝送されて
くると、この検出信号を加算して、その検出信号の検出
回数をカウントする。これによって、コインボックス1
4内のコインの枚数をカウントすることとなる。そし
て、その結果をメモリー部22が記憶する。このメモリ
ー部22は、コイン種設定部20に入力されカウント部
21でカウントした検出信号に基づくコインの格納状況
に関する情報、すなわちコインボックス14内に何枚の
コインが格納されているかという情報と、ID設定部2
4によって設定されたゲーム機1のID番号に関する情
報とを端子部25に伝達する。
【0066】端子部25は、メモリー部22から伝達さ
れたコインの格納状況に関する情報及びゲーム機1のI
D番号に関する情報をリード線29を介して送受信機2
に伝送する。なお、回路基板部12と送受信機2とは、
回路基板部12に設けられた端子部25とリード線29
に設けられたコネクター30とによって接続されてい
る。
【0067】送受信機2は、コインの格納状況に関する
情報及びID番号に関する情報を入力部36から入力
し、これらの情報をメモリー部37に格納する。
【0068】一方、ゲーム機管理装置4は、最初に登録
された中継装置3、すなわち1台目の中継装置3に対
し、フロア内の現在登録されているすべてのゲーム機1
から情報を入手するように指示する。すると、その中継
装置3は、フロアのゲーム機1を個別に順に呼び出す呼
び出し信号を送出する。この呼び出し信号は、各ゲーム
機1に設定されているID番号を含むものであり、当該
ID番号のゲーム機1のみにその通信を可能とさせるも
のとなっている。そして、このID番号を順に替えるこ
とにより各ゲーム機1との通信が順に行われる。
【0069】例えば、フロアに100台のゲーム機1が
あると、1台目の中継装置3がまず、1台目のゲーム機
1のID番号を含む呼び出し信号を発信し、その1台目
のゲーム機1に呼びかける。すると、そのゲーム機1の
メモリー部37に格納された情報は、信号生成部27に
よって光通信に適した信号に変換される。そして、送信
部33からその中継装置3に対して光通信によって送信
される。このとき、他のゲーム機1は、通信が停止され
ている。
【0070】中継装置3に送信された1台目のゲーム機
1のコインの格納状況に関する情報及びID番号に関す
る情報は、中継装置3を中継してゲーム機管理装置4に
伝送される。ゲーム機管理装置4は、当該ゲーム機1の
コインの格納状況に関する情報を取得すると、取得した
旨の信号(確認信号)を中継装置3を介して送受信機2
に光通信によって送信する。ゲーム機管理装置4からの
信号は、送受信機2の受信部34で受信される。
【0071】この受信部34は、光信号を電気信号に変
換するホトダイオード等の受光素子で形成されており、
受信部34は受信した信号を電気信号に変換してメモリ
ー部37に送信する。これにより、一定期間コインの格
納状況に関する情報は送受信機2から発信されないよう
になる。また、ゲーム機管理装置4から送受信機2へ確
認信号が送信されると、回路基板部12のメモリー部2
2および回路基板31内のメモリー部37の数値は、自
動的に「0」にリセットをかけられる。すなわち、ゲー
ム機1はそれまで蓄積していた売り上げデータを削除す
ることとなる。なお、中継装置3が受信信号を確認し、
すぐに送受信機2に受信した旨の信号を出すようにして
もよい。この場合においては、この受信した旨の信号に
よってメモリー部22,37にリセットをかけないよう
にするのが好ましい。
【0072】1台目のゲーム機1からコインの格納状
況、すなわち、売り上げデータを収集すると、次に2台
目のゲーム機1から同様に売り上げデータを収集する。
このようにして100台のゲーム機1との通信を行った
後(1台に1秒かかるとすると100台で計100秒と
なる)、次に2台目の中継装置3が同様にして100台
のゲーム機1との通信を行う。このようにして、順次各
中継装置3がすべてのゲーム機1に呼びかけを行う。
【0073】このため、各中継装置3にとって、柱に隠
れる等の理由により通信できないゲーム機1があって
も、ゲーム機1側から見ればどれかの中継装置3と通信
できることとなり、通信もれはなくなる。なお、あるゲ
ーム機1がある中継装置3との通信中に何等かの理由で
その通信が途絶えたとしても、各通信には呼び出し番号
がつけてあるため、その呼び出し番号に該当する数値を
キャンセルすることで重複しての計数はなされないこと
となる。
【0074】以上のようにして、各ゲーム機1の売り上
げ金額等の情報をゲーム機管理装置4によって管理して
いる。またさらに、このように伝送された情報は、ゲー
ム機管理装置4からセンター管理装置5にオンラインで
送信される。これによって、各ゲームセンター毎の売り
上げ金額等の情報をセンター管理装置5によって一括管
理している。なお、メモリー部37にあるコインの格納
状況及びID番号に関する情報のうち、ゲーム機1のI
D番号に関する情報は、ID表示部32に伝達される。
それによって、ID表示部32は、ゲーム機1のID番
号をランプ等に点灯することにより表示する。
【0075】この第1の実施の形態のゲーム機管理シス
テムは、正常に起動している場合に関しては、上述した
ように動作をしている。しかしながら、客や従業員等に
よって不正行為が行われた場合、すなわち、ゲーム機本
体は起動しているにもかかわらず、回路基板部12に設
けられた端子部25とリード線29に設けられたコネク
ター30との接続が外されたり、リード線29が切断さ
れたりして、コインの格納状況に関する情報及びゲーム
機1のID番号に関する情報が、送受信機2へ伝送され
ない場合は、このゲーム機管理システムは、以下のよう
な動作となる。
【0076】ここで、メカセンサー部10aが、コイン
の投入を検出し、検出信号出力部17から出力された検
出信号が入力部20に入力されるまでの動作に関しては
上述した正常時の動作と同様である。検出信号が入力部
20からカウンタ26に入力されると、カウンタ26
は、数値を1つ加算すると共に、この検出信号をカウン
タ26に接続されたリード線28を介してゲーム機本体
を起動するためのゲーム駆動回路11に伝送する。これ
によって、ゲーム機本体が起動し、そのゲーム内容がデ
ィスプレイ部6に表示されるとともに、客はこのゲーム
内容を操作部7を操作して操縦することとなる。すなわ
ち、コネクタ30が端子部25から抜けていても、ゲー
ム機本体そのものは起動されることとなる。
【0077】一方、光センサー部10bで検出された検
出信号は、コイン種設定部20に送出される。カウント
部21は、コイン種設定部20からの検出信号を加算し
て、その検出信号の検出回数をカウントする。これによ
って、コインボックス14内のコインの枚数をカウント
することとなる。そして、その結果をメモリー部22が
記憶する。このメモリー部22は、コイン種設定部20
に入力されカウント部21でカウントした検出信号に基
づくコインの格納状況に関する情報、すなわちコインボ
ックス14内に何枚のコインが格納されているかという
情報と、ID設定部24によって設定されたゲーム機1
のID番号に関する情報とを端子部26に伝達する。
【0078】端子部26は、メモリー部22から伝達さ
れたコインの格納状況に関する情報及びゲーム機1のI
D番号に関する情報をリード線29を介して送受信機2
に伝送しようとする。しかし、この場合、回路基板部1
2と送受信機2との接続、すなわち回路基板部12に設
けられた端子部25とリード線29に設けられたコネク
ター30との接続が外されてしまっているので、コイン
の格納状況に関する情報及びゲーム機1のID番号に関
する情報はメモリー部22に格納されたままで、送受信
機2には伝送されない状態となる。
【0079】そのため、送受信機2は、コインの格納状
況に関する情報及びID番号に関する情報を入力部36
から入力することが出来ない。そして、このとき、入力
部36に接続されている検出部38が、リード線29の
接続が外れたり、リード線29が切断されたりして、入
力部36に情報が伝送されてこないことを検出する。検
出部38は、入力部36に情報が伝送されてこないこと
を示す検出信号を、駆動部39に対して出力する。駆動
部39は、この検出信号によって駆動され発音体35を
発音させると共にLED2bを点消灯させることとな
る。この結果、従業員等は、この警報音を聞くかLED
2bがチカチカ光ることを視認することにより、コネク
ター30が端子部25から抜けていたり、リード線29
が切断していることが分かることとなる。
【0080】このように、従業員等により、コネクター
30が端子部25から抜けていること等が分かるように
なると、ゲーム機管理装置4及びセンター管理装置5で
集計された管理上のコインの枚数と、実際にコインボッ
クス14内に格納されているコインの枚数とが一致しな
いという状態を防止できる。すなわち、コネクター30
が端子部25から抜けたり等すると、警報手段としての
発音体35が発音し、LED2bがチカチカ光り、コイ
ンの格納状況に関する情報が送受信機2に伝わっていな
いことを従業員に知らせるようになっている。
【0081】なお、コネクター30が端子部25から抜
けている状態等が生じても、コインセンサー部10は正
常時と同様に作動し、その検出信号を回路基板部12内
のカウンタ部21で加算しメモリー部22で記憶してい
る。そして従業員等が、コネクター30を再び接続等す
れば、コネクター30が抜けていた間に投入されたコイ
ンの分も加算された情報として正確に送受信機2に送ら
れることとなる。
【0082】次に、本発明の第2の実施の形態のゲーム
機管理システムを図7を用いて説明する。なお、第2の
実施の形態におけるゲーム機管理システムでは、中継装
置3、ゲーム機管理装置4及びセンター管理装置5に関
しては、第1の実施の形態と同様であり、またゲーム機
1のコイン検知スイッチ部分以外も第1の実施の形態の
ゲーム機1と同様であるので、図7にはゲーム機1の他
の実施の形態のコインセンサー部41のみを示して説明
する。
【0083】このコインセンサー部41は、第1のコイ
ンセンサーの一部を構成すると共に第2のコインセンサ
ーの一部を構成するメカセンサー部10aと、このメカ
センサー部10aに接続され第2のコインセンサーの一
部を構成するスイッチ状態読取回路42と、このスイッ
チ状態読取回路42に接続され第1のコインセンサーの
一部を構成する置き換えスイッチ駆動回路43とから構
成されている。
【0084】スイッチ状態読取回路42は、メカセンサ
ー部10aの一方のスイッチ接点に接続され他端がアー
スされる抵抗44と、上述のスイッチ接点に接続される
NOT回路45と、このNOT回路45に接続される2
つ目のNOT回路46とから構成される。2つのNOT
回路45,46の中央から第1の実施の形態の回路基板
部12に検知信号が入力される。なお、回路基板部12
の代わりにマイコンを接続し、投入コイン情報に加え、
他の用途にもこの検知信号を利用するようにしても良
い。
【0085】また、置き換えスイッチ駆動回路43は、
第2のNOT回路46にベースが接続されるトランジス
タ47と、トランジスタ47のコレクタと電源との間に
並列に接続されるダイオード48およびコイル49と、
コイル49によって動作させられる置き換えスイッチ5
0とから構成される。置き換えスイッチ50は、第1の
実施の形態の検出信号出力部17に接続され、ゲーム駆
動回路11のための信号が置き換えスイッチ50から取
り出される。
【0086】この第2の実施の形態のコインセンサー部
41は、ゲーム機1に備えられたメカセンサー部10a
のスイッチ回路がどのような状態のものでも、メカセン
サー部10aとスイッチ状態読取回路42とからなる第
2のコインセンサーで検知したコイン投入の信号を、中
継装置3へ送出するための投入コイン情報として採用す
ることができる。
【0087】本発明のゲーム機管理システムの各実施の
形態は、上述したように構成したが、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、信号生成
部27、発光素子からなる送信部33、受光素子からな
る受信部34等の信号生成部分をゲーム機1の筐体内部
に設け、光ファイバーで筐体外の送信レンズと受信レン
ズとに接続するようにしても良い。このようにすると、
外部に露出する受発信部分が目立たなくなる。このた
め、それらがいたずらされにくくなると共に、ゲーム機
1の外観がスマートになる。
【0088】また、中継装置3とゲーム機管理装置4と
の接続関係は、図8(A)に示す上述の実施の形態のよ
うなデージーチェイン方式(=バス方式)の他に、図8
(B)のような並列接続方式としたり、図8(C)のよ
うに各中継装置3をリング状に接続する方式としても良
い。また、ID表示部32を送受信機2の中に組み込む
のではなく別体とし、ゲーム機1に別個に取り付けるよ
うにしても良い。
【0089】さらに、各実施の形態では、送信と受信の
両機能を有する送受信機2および中継装置3からの呼び
かけ信号等を用いたが、少なくとも送信の機能を有する
ようにすれば少なくともコイン情報を収集することがで
きる。また、ゲーム機1から送信する情報としては、コ
インの格納状況に関する情報の他に、稼動情報、故障情
報等他の情報を単独、または他の情報と併せて送るよう
にしても良い。また、ゲーム機1の受信情報としては、
呼びかけ信号や情報伝達確認信号の他に、ゲーム機1に
使用するゲームそのもののプログラムや故障状態検知信
号や使用していないゲーム機1に広告表示させる情報等
他の情報を適宜単独または組み合わせて送られてくる情
報としても良い。
【0090】また、各ゲーム機1は、TVゲーム機で構
成したが、コインを使用するゲーム機なら何でも良く、
例えば、ドライブをするゲーム機やUFOキャッチャー
のようなゲーム機でもよい。さらには、コインではなく
磁気カードやICカード等他の手段でゲーム機1を駆動
させるようにしたものにも本発明を適用することができ
る。この場合、投入コイン情報そのものではなく、投入
コイン情報に相当する利用金額や利用回数等の情報を収
集することとなる。
【0091】またゲーム機管理装置4は、センター管理
装置5とオンライン接続されており、コインに関するデ
ータをセンター管理装置5で一括管理しているが、1つ
のゲームセンターを管理する場合等、複数場所にゲーム
センターが分散していない場合は、センター管理装置5
は必要ない。また、送受信機2のID表示部32は、ラ
ンプ等で形成されているが、LED等の他の表示手段を
採用しても良い。
【0092】さらに第1の実施の形態において、回路基
板部12を送受信機2側にもってくるようにしても良
い。またさらに、本発明の第1の実施の形態では、リー
ド線29のコネクタ30が回路基板部12の端子部25
から抜けたこと等を知らせる警報手段として発音体35
とLED2bを用いているが、いずれか一方としたり、
他の方法の警報手段を採用しても良い。また、例えば、
ID表示部32を警報手段として用いてもよい。さらに
は、駆動部39によって無線手段を動作させ、中継装置
3を介したり、または直接にゲーム機管理装置4に警報
表示をさせるようにしても良い。また、さらには、これ
らの警報手段を設けないようにしても良い。また、警報
手段を設けない構成とする場合等において、両メモリー
部22,37のいずれか一方を無くすようにしても良
い。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および5
記載のゲーム機およびゲーム機管理システムによれば、
ゲーム機本体の駆動回路を駆動させる第1のコインセン
サーとは別に、第2のコインセンサーを設け、第2のコ
インセンサーの検知信号を投入コイン情報として利用し
ているので、硬貨をコインとして使用した場合に硬貨が
ゲーム機から抜き取られるという不正行為を防止でき
る。また、第2のコインセンサーから投入コイン情報を
得ているので、第1のコインセンサーによってゲーム機
本体が駆動される際の影響が防止される。
【0094】また、請求項2記載のゲーム機では、第2
のコインセンサーを光センサーとしているので、スペー
スが狭い所にも設置できる。また、メカ的な接触部分が
存在しないので、コインの各種の形状への対応がし易い
ものとなる。
【0095】さらに、請求項3記載のゲーム機では、第
2のコインセンサーの一部としてメカニカルスイッチを
使用しているので、ゲーム機に通常使用されているスイ
ッチをそのまま使用して第2のコインセンサーを構成で
きる。このため、第2のコインセンサー部分を従来のゲ
ーム機へも容易に取り付けることができると共に、低価
格なものとすることができる。加えて、請求項4記載の
ゲーム機では、各種のコインへ対応でき、利便性の良い
ゲーム機となる。
【0096】また、請求項6記載のゲーム機管理システ
ムでは、第2のコインセンサーを光センサーとしている
のでスペースが狭い所にも簡単に設置できる。しかも、
通信機から送信する信号を光信号としているので、他の
管理主体が経営するゲームセンターが隣接することにな
っても、通信が混信することなく投入コイン情報の管理
を正確に行える。加えて、通信機の伝送方式を光伝送に
することによりコストが低価格光通信なので電波法
の抵触等の問題(電波法により電波の強度に制限が加え
られている)もなく、電波による無線に比して強度の伝
送力を持たせることができるという点で有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるゲーム機お
よびゲーム機管理システムの全体図である。
【図2】図1に示したゲーム機の内部構造要部を説明し
た図である。
【図3】図1に示したゲーム機のIII−III断面図
である。
【図4】図1に示したゲーム機の回路基板部の内部構造
およびその周辺を示すブロック図である。
【図5】図1に示したゲーム機の送受信機の内部構造を
示すブロック図である。
【図6】図1に示したゲーム機管理システムに使用する
ゲーム機管理装置の内部構造および中継装置等との接続
関係を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるゲーム機の
コインセンサー部分の回路図である。
【図8】本発明のゲーム機管理システムの中継装置とゲ
ーム機管理状態との接続関係を示した図で、(A)は第
1および第2の実施の形態に用いられる接続関係を示す
図で、(B)は他の接続関係の1例としての並列接続方
式を示す図で、(C)はさらに他の接続関係を示すもの
でリング状に接続する方式を示す図である。
【図9】従来のゲーム機管理システムの全体を示すブロ
ック図である。
【図10】図9に示したゲーム機管理システムのフロア
ー管理機器とゲーム機の詳細を示すブロック図である。
【図11】従来の一般のゲーム機に使用されているコイ
ンセンサー部分の回路図である。
【符号の説明】
1 ゲーム機 2 送受信機(通信機) 3 中継装置 4 ゲーム機管理装置 5 センター管理装置 10 コインセンサー部(コイン検出部) 10a メカセンサー部(第1のコインセンサー) 10b 光センサー部(第2のコインセンサー) 11 ゲーム駆動回路(ゲーム機本体を起動させるため
のもの) 12 回路基板部(伝送部) 14 コインボックス(コイン格納部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コインの投入によって動作し、ゲーム機
    本体の駆動回路を駆動させる第1のコインセンサーを有
    するゲーム機において、上記第1のコインセンサーとは
    別にコインの投入を検知する第2のコインセンサーを設
    け、この第2のコインセンサーで検知した検知信号を投
    入コイン情報として利用したことを特徴とするゲーム
    機。
  2. 【請求項2】 前記第1のコインセンサーをメカニカル
    スイッチとし、前記第2のコインセンサーを光センサー
    としたことを特徴とする請求項1記載のゲーム機。
  3. 【請求項3】 前記第1のコインセンサーを、コイン投
    入口に設けられるメカニカルスイッチと、このメカニカ
    ルスイッチの状態を読み取るスイッチ状態読取回路を介
    して上記メカニカルスイッチに接続され上記メカニカル
    スイッチの状態と同一のスイッチ状態を作る置き換えス
    イッチ駆動回路とで構成し、前記第2のコインセンサー
    を、上記メカニカルスイッチと、上記スイッチ状態読取
    回路とで構成したことを特徴とする請求項1記載のゲー
    ム機。
  4. 【請求項4】 前記第2のコインセンサーで検知する前
    記コインの種類をコイン種設定部で選択できるようにし
    たことを特徴とする請求項1、2または3記載のゲーム
    機。
  5. 【請求項5】 各々通信機およびID番号を有する複数
    のゲーム機と、各ゲーム機へ投入されたコインの投入コ
    イン情報を収集するゲーム機管理装置とを備えたゲーム
    機管理システムにおいて、上記投入コイン情報を、ゲー
    ム機始動用の第1のコインセンサーとは別の第2のコイ
    ンセンサーから得るようにし、上記投入コイン情報を上
    記ID番号と共に上記ゲーム機管理装置に上記通信機を
    介して送信するようにしたことを特徴とするゲーム機管
    理システム。
  6. 【請求項6】 前記第2のコインセンサーを光センサー
    とし、前記通信機から送信する信号を光信号としたこと
    を特徴とする請求項5記載のゲーム機管理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002189665A (ja) * 2000-12-22 2002-07-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 広告配信システムおよび広告配信方法
JP2006280451A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Saxa Inc コイン処理装置

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