JP2017170079A - 来店管理システム、サーバー及び携帯端末用プログラム - Google Patents

来店管理システム、サーバー及び携帯端末用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】店舗への来店状況を管理する来店管理システムにおいて、ユーザーが使用した通信方式の集計を行う。
【解決手段】本発明に係る来店管理システムは、通信装置と、サーバーとを備えた来店管理システムであって、通信装置は、店舗に配置され、ユーザーが所持する携帯端末と複数の通信方式中、何れか1の通信方式で通信可能とし、通信装置もしくは携帯端末は、通信装置と携帯端末の間で通信が行われた際、来店したユーザーを識別可能な識別情報と、通信に使用した通信方式を含む来店情報をサーバーに送信する送信処理を実行し、サーバーは、受信した来店情報に基づいて、ユーザーの来店に関する集計を行う集計処理を実行することを特徴とする。
【選択図】図23

Description

本発明は、ユーザーが所持する携帯端末を使用して来店したユーザーの各種管理を行う来店管理システムに関する。また、来店管理システムに使用されるサーバー、並びに、携帯端末で実行される携帯端末用プログラムに関する。
現在、普及が拡大するスマートホン等の携帯端末は、その通信機能を利用した各種サービスが行われている。従来、店舗に来店した場合、ポイントカードに捺印する、あるいは、ポイントカードをカードリーダーに通すことで、店舗を来店した会員に特典を与えるサービスが行われている。
特許文献1には、遊技場に固有情報を発信する発信装置を設置しておき、遊技者が携帯する通信装置が固有情報を受信した場合、携帯端末からサーバーに来店情報を送信することで、遊技場に来店した遊技者に対して特典を付与する来店管理システムが開示されている。また、この来店管理システムでは、来店管理情報を遊技場毎に集計することで、複数遊技店に亘る遊技者の遊技動向を取得することを可能としている。
特許文献2には、遊技施設に設置された通信装置の通信エリア内において、携帯装置の表示部に遊技情報が含まれた情報を表示することのできるサービス提供システムが開示されている。このようなサービス提供システムにより、遊技者は来店した遊技施設に関するきめ細かい各種遊技情報を知ることが可能となる。
特開2015−171487号公報 特開2016−2378号公報
ところで、スマートホン等の携帯端末では、Bluetooth、赤外線通信、音声通信、二次元バーコードの読み取り等、外部装置と各種通信方式を使用して通信を行うことが可能である。特許文献1、特許文献2に開示されるシステムでは、各種通信方式の内、所定の通信方式を使用することが考えられる。携帯端末では、全ての通信方式を備えている機種もあれば、所定の通信方式しか備えていない機種も存在する。また、ユーザーの利用上、特定の通信方式しか利用しない、あるいは、特定の通信方式を利用しない、もしくは利用できないことがある。特に、携帯端末の操作が不得手なユーザーは、所定の通信方式の操作方法しか知らない場合もある。
本発明は、このような状況を鑑みたものであって、店舗への来店状況を管理する来店管理システムにおいて、ユーザーが使用した通信方式を集計することで、例えば、ユーザーが好んで使用する通信方式を判別可能とすることを目的とする。
そのため、本発明の第1の手段(請求項1)に係る来店管理システムは以下の構成を採用したことを特徴とする。
通信装置(例えば、図1の通信装置2a〜2d)と、サーバー(例えば、図1のサーバー5)とを備えた来店管理システムであって、
前記通信装置は、店舗(例えば、図1の店舗A〜店舗D)に配置され、ユーザーが所持する携帯端末(例えば、図1の携帯端末3)と複数の通信方式(例えば、図1の通信装置2a〜2dで使用するBluetooth(登録商標)、Wifi、音波、二次元バーコード)中、何れか1の前記通信方式で通信可能とし、
前記通信装置もしくは前記携帯端末は、前記通信装置と前記携帯端末の間で通信が行われた際、来店した前記ユーザーを識別可能な識別情報(例えば、図14の会員ID)と、前記通信に使用した前記通信方式(例えば、図14の通信方式)を含む来店情報を前記サーバーに送信する送信処理(例えば、図16のS202)を実行し、
前記サーバーは、受信した前記来店情報に基づいて、前記ユーザーの来店に関する集計を行う集計処理(例えば、図16の集計処理S350)を実行することを特徴とする。
本発明の第1の手段に係る来店管理システムによれば、店舗に来店したユーザーが通信装置と携帯端末の間の通信に使用した通信方式をサーバーで集計することで、ユーザーが好んで使用する通信方式を判別し、ユーザーに応じた通知を行う等、ユーザーに適した各種サービスを提供することが可能となる。また、来店管理システム内での通信方式の利用率を比較するなどして、ユーザーによる通信方式の使用傾向を判定し、今後、店舗に設置する通信装置の通信方式の選定の参考にすることも可能となる。
さらに本発明の第2の手段(請求項2)に係る来店管理システムは、第1の手段に係る来店管理システムにおいて、
前記サーバーは、前記来店情報に基づき前記ユーザーの使用頻度の高い前記通信方式(例えば、図14の高頻度通信方式)を判定し、判定した前記通信方式を採用する前記店舗の広告を、当該ユーザーが所持する前記携帯端末に対して優先的に行う広告処理(例えば、図16の広告選択処理S370)を実行することを特徴とする。
本発明の第2の手段に係る来店管理システムによれば、集計処理の結果に基づき、使用頻度の高い通信方式を採用する通信装置が設置された店舗を広告することで、ユーザーが利用しやすい店舗を広告の対象とし、広告の対象となった店舗に、ユーザーを効果的に誘引することが可能となる。
さらに本発明の第3の手段(請求項3)に係る来店管理システムは、第1または第2の手段に係る来店管理システムにおいて、
前記サーバーは、前記来店情報に含まれる前記通信方式と、前記店舗で使用する前記通信方式が異なることを検出可能とすることを特徴とする。
本発明の第3の手段に係る来店管理システムによれば、来店ポイントを不正取得する等の不正利用を判定し、不正利用の場合には来店ポイントを付与しない等、不正利用に対する適切な対応を取ることが可能となる。
さらに本発明の第4の手段(請求項4)に係る来店管理システムは、第1から第3の何れか1つの手段に係る来店管理システムにおいて、
前記通信方式には、前記ユーザーが気付き易い第1の通信方式(例えば、二次元バーコードを使用する通信方式)と、前記ユーザーが気付き難い第2の通信方式(例えば、Bluetooth、Wifi、音波を使用する通信方式)が存在し、
前記携帯端末は、前記第2の通信方式で前記通信装置と通信を行った場合、通信したことを前記第1の通信方式と異なる形態で前記ユーザーに通知する通知処理(例えば、図16のS206)を実行可能とすることを特徴とする。
本発明の第4の手段に係る来店管理システムによれば、通信したことが気付き難い通信方式であっても、ユーザーは、通信装置と携帯端末の間で通信が行われたことを確認することが可能となる。
さらに本発明の第5の手段(請求項5)に係る来店管理システムは、第1から第5の何れか1つの手段に係る来店管理システムにおいて、
前記サーバーは、受信した前記来店情報に基づいて、前記ユーザーに来店ポイントを付与するポイント付与処理(例えば、図16のS306)を実行することを特徴とする。
本発明の第5の手段に係る来店管理システムによれば、来店に対する特典としての来店ポイントをユーザーに与えることで、ユーザーを店舗に誘引することが可能となる。
さらに本発明の第6の手段(請求項6)に係る来店管理システムは、第5の手段に係る来店管理システムにおいて、
前記サーバーは、前記通信装置と前記携帯端末の間で通信を行う際、前記ユーザーに対してアンケートを行うための処理(図16のS360、S302〜S305)を実行し、
前記ポイント付与処理は、前記アンケートに回答した場合と回答しない場合で、前記ユーザーに付与する前記来店ポイントを異ならせることを特徴とする。
本発明の第6の手段に係る来店管理システムによれば、例えば、アンケートに回答した場合、アンケートに回答しない場合よりも多くの来店ポイントを付与することで、ユーザーのアンケートに回答する意欲を向上させ、アンケートの回答率を向上させることが可能となる。
さらに本発明の第7の手段(請求項7)に係る来店管理システムは、第6の手段に係る来店管理システムにおいて、
前記アンケート処理は、前記ユーザーが以前に回答しなかったアンケートに対応するアンケートの出現率を下げる、もしくは、出さないことを特徴とする。
本発明の第7の手段に係る来店管理システムによれば、ユーザーが回答し易いアンケートが提示されることになり、アンケートの回答率向上を図ることが可能となる。
さらに本発明の第8の手段(請求項8)に係る来店管理システムは、第1から第7の何れか1つの手段に係る来店管理システムにおいて、
前記通信装置は、発信時間を異ならせて複数種類の情報を発信し、
前記集計処理は、前記携帯端末が複数種類の情報を受信したか否かを特定可能に集計することを特徴とする。
本発明の第8の手段に係る来店管理システムによれば、複数種類の情報を受信したことに基づき、来店した店舗における滞在時間を推定することが可能となる。このような構成により、例えば、店舗が遊技店の場合、来店ポイントを集めるためにだけ来店したのか、実際に遊技を行ったかを推定することも可能となる。
さらに本発明の第9の手段(請求項9)に係る来店管理システムは、第1から第8の何れか1つの手段に係る来店管理システムにおいて、
前記店舗内には複数の前記通信装置(例えば、図29の通信装置2a−1〜2a−10、2d−1〜2d−3)が配置され、前記通信装置毎に異なる所定情報(例えば、図14(a)の店舗内エリアID)を発信し、
前記集計処理は、前記携帯端末が複数の前記所定情報を受信したか否かを特定可能に集計することを特徴とする。
本発明の第9の手段に係る来店管理システムによれば、同じ店舗内に配置された通信装置毎が異なる所定情報を発信することで、所定情報を受信したサーバーは、ユーザーが店舗内のどの通信装置と通信したかを認識することが可能となる。したがって、ユーザーが店舗内のどこで通信を行ったかを判定することが可能となる。このような店舗内における使用位置を集積することで、店舗内における利用頻度の高い位置、低い位置等、ユーザーの行動に関する情報を判定することが可能となる。
さらに本発明の第10の手段(請求項10)に係る来店管理システムは、第1から第8の何れか1つの手段に係る来店管理システムにおいて、
前記サーバーは、
前記通信装置と携帯端末間で通信を行う際、前記ユーザーに対してアンケートを行うアンケート処理と、
前記アンケートに対する回答と、前記ユーザーが実際行ったことで得た情報に基づき、前記ユーザーが実際行ったことで得た情報を優先してサービスや広告を行うことを特徴とする。
本発明の第10の手段に係る来店管理システムによれば、ユーザーが実際行ったことで得た情報は、ユーザーの実際の行動に基づくため、ユーザーのニーズに応じた確度の高い広告、サービスを行うことが可能となる。
さらに本発明の第11の手段(請求項11)に係る来店管理システムは、第1から第10の何れか1つの手段に係る来店管理システムにおいて、
前記携帯端末は、遊技媒体を管理する遊技媒体管理装置(例えば、図9のメダル管理コンピューター550)と通信可能とし、
前記サーバーは、前記携帯端末と前記遊技媒体管理装置との間で所定の通信が行われた場合と、行われない場合とで、異なる広告を当該携帯端末に対し行う広告処理を実行することを特徴とする。
本発明の第11の手段に係る来店管理システムによれば、遊技媒体管理装置と通信を行った場合と、行われない場合とで異なる広告を携帯端末で行うことで、例えば、通信を行った場合には、貯蓄遊技媒体数等の遊技状況に応じた広告を行うことが可能となる。
さらに本発明の第12の手段(請求項12)に係る来店管理システムは、第11の手段に係る来店管理システムにおいて、
前記ユーザーが所持する遊技媒体の数(例えば、図10(a)の店舗会員貯蓄管理テーブル中の貯蓄メダル数)に応じたメッセージを形成するメッセージ形成処理(例えば、図16のメッセージ形成処理S380)を実行することを特徴とする。
本発明の第12の手段に係る来店管理システムによれば、所持する遊技媒体の数に応じたメッセージを通知されたユーザーは、来店した店舗(遊技店)における遊技状況を認識することが可能となる。また、店舗(遊技店)側も、遊技媒体の数に応じたメッセージを通知することで、ユーザーを遊技に誘引することが可能となる。
また本発明の第13の手段(請求項13)に係るサーバーは、
通信装置と通信可能なサーバーであって、
前記通信装置は、店舗に配置され、ユーザーが所持する携帯端末と複数の通信方式中、何れか1の通信方式で通信可能とし、
前記通信装置、もしくは、前記携帯端末は、前記通信装置と前記携帯端末の間で通信が行われた際、来店したユーザーを識別可能な識別情報と、前記通信に使用した前記通信方式を含む来店情報を前記サーバーに送信する送信処理を実行し、
前記サーバーは、受信した前記来店情報に基づいて、前記ユーザーの来店に関する集計を行う集計処理を実行することを特徴とする。
本発明の第13の手段に係るサーバーによれば、店舗に来店したユーザーが通信装置と携帯端末の間の通信に使用した通信方式を集計することで、ユーザーが好んで使用する通信方式を判別し、ユーザーに応じた通知を行う等、ユーザーに適した各種サービスを提供することが可能となる。また、来店管理システム内での通信方式の利用率を比較するなどして、ユーザーによる通信方式の使用傾向を判定し、今後、店舗に設置する通信装置の通信方式の選定の参考にすることも可能となる。
また本発明の第14の手段(請求項14)に係る携帯端末用プログラムは、
サーバー、及び、通信装置と通信可能な携帯端末で実行可能な携帯端末用プログラムであって、
前記通信装置は、店舗に配置され、ユーザーが所持する前記携帯端末と複数の通信方式中、何れか1の通信方式で通信可能とし、
前記携帯端末は、前記通信装置と前記携帯端末の間で通信が行われた際、来店したユーザーを識別可能な識別情報と、通信に使用した前記通信方式を含む来店情報を前記サーバーに送信する送信処理を実行することを特徴とする。
本発明の第14の手段に係る携帯端末用プログラムによれば、店舗に来店したユーザーが通信装置と携帯端末の間の通信に使用した通信方式をサーバーに送信することで、ユーザーが好んで使用する通信方式を判別し、ユーザーに応じた通知を行う等、ユーザーに適した各種サービスを提供することが可能となる。また、来店管理システム内での通信方式の利用率を比較するなどして、ユーザーによる通信方式の使用傾向を判定し、今後、店舗に設置する通信装置の通信方式の選定の参考にすることも可能となる。
来店管理システムの全体像を示すシステム構成図 店舗での通信装置の配置を説明するための図 遊技店における遊技用システムの全体像を示すシステム構成図 スロットマシンおよびメダル貸出機を示す正面図 メダル貸出機の構成を示すブロック図 (a)は、メダル貸出機のカードテーブルを示す図、(b)は、メダル貸出機のカード受付け中遊技情報を示す図、(c)は、メダル貸出機のメダル情報を示す図、(d)は、メダル貸出機のカウンタ情報を示す図である カード管理コンピューターの構成を示すブロック図 (a)は、カード管理コンピューターの店舗会員カードテーブル、(b)は、カード管理コンピューターの一般カードテーブルを示す図である メダル管理コンピューターの構成を示すブロック図 (a)は、メダル管理コンピューターの店舗会員貯蓄管理テーブル、(b)は、メダル管理コンピューターの一般貯蓄管理テーブルを示す図である メダル管理コンピューターのユニット管理テーブルを示す図 (a)は、メダル管理コンピューターの店舗会員情報テーブル、(b)は、メダル管理コンピューターの店舗会員別遊技履歴テーブルを示す図である 携帯端末の構成を示すブロック図 (a)は、履歴管理テーブル、(B)は、会員情報テーブルを示す図 店舗情報テーブルを示す図 来店管理システムで実行される来店処理を示すフロー図 集計処理を示すフロー図 アンケート選択処理を示すフロー図 広告選択処理を示すフロー図 メッセージ形成処理を示すフロー図 ポイントプログラム(ポイントアプリ)のトップ画面を示す図 ポイントプログラムのメニュー内容を示す図 ポイントプログラムの通信方式選択画面を示す図 ポイントプログラムのアンケート画面を示す図 ポイントプログラムのポイント通知画面を示す図 ポイントプログラムの遊技履歴画面を示す図 他の実施形態における来店処理を示すフロー図 ポイントプログラムの二次元バーコード利用画面を示す図 他の実施形態における店舗での通信装置の配置を説明するための図
図1は、本発明の実施形態に係る来店管理システムの全体像を示すシステム構成図である。来店管理システムは、サーバー5、各店舗A〜Dに設置された通信装置2a〜2dを含んで構成されている。通信装置2a〜2dは、その通信方式毎に符号a〜dを付しているが、以下、通信装置2a〜2dの総称として通信装置2と表記する場合がある。なお、来店管理システムが対象とする店舗は、図1に示す店舗A〜Dのみならず、通信装置2が設置された多数の店舗を対象とすることが可能である。
通信装置2は、来店管理システムの会員としてのユーザーが所持する携帯端末3と通信することが可能である。通信装置2の通信方式は各種形態があり、例えば、店舗Aに設置される通信装置2aは、Bluetooth(登録商標)規格による近距離無線の通信方式を採用する。また、店舗Bに設置される通信装置2bは、Wifi規格による無線の通信方式を採用する。また、店舗Cに設置される通信装置2cは、音波を使用した無線の通信方式を採用する。そして、店舗Dに設置される通信装置2dは、二次元バーコードを使用した携帯端末3との通信方式を採用する。なお、二次元バーコードを使用する通信方式については、通信装置2d側で二次元バーコードを表示し、携帯端末3のカメラで読み取る形態、あるいは、携帯端末3側で二次元バーコードを表示し、通信装置2dに設けられたカメラあるいはスキャナーで読み取る形態がある。
サーバー5は、来店管理システムの管理業者によって設置されており、インターネット等の通信網を介して、店舗側に設置された通信装置2、無線基地局4を介した携帯端末3との通信を行うことが可能である。サーバー5は、通常のコンピューターと同様、CPU、通信部等で構成された制御手段51、各種プログラム、データを記録する記憶手段52を含んで構成されている。
図2は、店舗Aでの通信装置2aの配置を説明するための図である。店舗Aは、業種が遊技店であって、店舗内には遊技機としてのスロットマシン1を複数配列した遊技島3A〜3Eが設置されている。通信装置2aは、店舗内の景品交換カウンター付近に設置されており、通信装置2aの付近には、携帯端末3を使用して来店ポイントが取得できること、また、使用する通信方式(この場合、Bluetooth規格による通信方式)が看板等を使用して表示されている。来店管理システム上の会員となっているユーザーは、携帯端末3にインストールされたプログラム(後で詳しく説明を行う)を起動して、通信エリアA内で通信装置2aと通信を行うことで、来店ポイントを取得することが可能である。他の店舗B〜Dにおいても同様に、通信装置2a〜2dが店舗内に設置されており、所定の通信方式にて来店ポイントを取得することが可能である。
このように、本実施形態の来店管理システムは、店舗に設置された通信装置2とユーザーが所持する携帯端末3との間で、所定の通信方式で通信を行うことで、ユーザーが来店したことを確認し、来店ポイントの付与サービス等を行うことが可能となっている。また、通信装置2が採用する通信方式は複数の種類が存在し、店舗側は何れかの通信方式を選択することが可能である。なお、図1、図2では、各店舗A〜Dに1つの通信装置2a〜2dを設置する形態としているが、各店舗A〜Dには異なる通信方式を採用する複数の通信装置2を設置してもよい。あるいは、1つの通信装置2が複数の通信方式に対応できる構成としてもよい。
本実施形態の来店管理システムは、ユーザーが所持する携帯端末3において、来店した店舗が遊技店(パチンコ店やスロット店等)であった場合、店舗で管理する遊技媒体(メダルや遊技球)に関する情報を参照することが可能となっている。まず、図3〜図12を使用して、遊技店における遊技媒体の管理について説明を行う。
図3は、遊技用システム1000の全体像を示すシステム構成図である。遊技用システム1000は、スロットマシン1と、メダル貸出機100と、カード管理コンピューター500と、メダル管理コンピューター550と、ホールコンピュータ540と、呼出ランプ200と、景品交換POS570と、精算装置580、通信装置2aを有して構成されている。
スロットマシン1は、遊技場内に複数配置される各遊技島(図示略)に並設される遊技機である。メダル貸出機100は、スロットマシン1の所定側の側方位置に該スロットマシン1に対して1対1に対応設置され、主に店舗会員登録をしていない一般の遊技者を対象として発行される遊技用記録媒体であるプリペイド機能を備える一般カードや、該遊技機に店舗会員登録した店舗会員に対して発行される遊技用記録媒体である店舗会員カード、さらには該店舗会員カードと同等の機能を有する遊技用記録媒体として、店舗会員が予め登録した店舗会員が所有する携帯電話、スマートホン等の携帯端末3を受付けて、遊技機における遊技に使用される遊技媒体であるメダルを貸し出すための処理や、対応するスロットマシン1における遊技にて獲得されたメダルを計数するとともに、該計数済みのメダル数の範囲内のメダルの払出し(返却)を行なう本発明の遊技用装置である。
なお、以下の説明では、一般カードと店舗会員カードと店舗会員が所有する携帯端末3とを区別することなく「カード類」と記載する場合がある。また、店舗会員カードと携帯端末3とを区別することなく「店舗会員カード類」と記載する場合がある。
カード管理コンピューター500は、メダル貸出機100にて使用されるカード類並びにメダル貸出機100の管理等を行なう。メダル管理コンピューター550は、各メダル貸出機100において計数された計数済メダル数の管理や、店舗会員カードあるいは携帯端末3を所持する店舗会員が再度の遊技に使用可能に所有する貯蓄メダル数(以下、貯玉数ともいう)や一般カードに記録された持ちメダル数(以下、持玉数ともいう)の管理を行なう管理装置である。ホールコンピュータ540は、遊技場内に設置された各スロットマシン1の台データ等の遊技情報を管理する。
呼出ランプ200は、遊技場の店員を呼出すための操作ボタン、並びに、遊技機から遊技に関する情報を受信して、大当りやビッグボーナスの回数や前回の大当りやビッグボーナスからの回転数などの遊技状況および遊技履歴などを表示するための表示部を備える。景品交換POS570は、遊技場の店員がいるカウンターに設置され、店員によって操作されて、カード類に対応付けられた持ちメダル数および貯蓄メダル数に対応する遊技価値を、景品に交換するための処理を実行する。精算装置580は、カード類を受付けて、これらのカードに対応付けられたプリペイド残額を現金に精算するための処理を実行する。
そして、これら本実施形態の遊技用システム1000を構成する各装置は、図3に示すように、ハブ(HUB)70並びに通信ケーブル80を介して双方向のデータ通信が可能に接続されていて、各接続機器にはそれぞれローカルIPアドレスが付与されてローカルエリアネットワーク(LAN)が形成されており、該ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されているこれら各装置には、当該装置を個々に識別可能な装置IDが付与されているとともに、各装置が装置(ユニット)IDとローカルIPアドレスとが対応付けられたIPアドレステーブルや後述するユニット管理テーブル(図11参照)等を有することで、該装置(ユニット)IDから特定される各ローカルIPアドレスを送信データに付与して送受信することにより、互いにデータの送受を実行できるようになっている。また、ローカルエリアネットワーク(LAN)には、外部の通信網と通信を行うためのルーター82が設けられている。
なお、本実施形態のカード管理コンピューター500は、上述したように、各カード類に残存するプリペイド残額(遊技用価値)を管理しているとともに、ルーター82を介して通信網にアクセスし、これらカード類を管理する遊技場外のカード管理会社に設置された管理サーバーと双方向のデータ通信を行うことが可能である。管理サーバーに対してカード管理コンピューター500から、各種の管理情報が送信されることにより、カード管理会社は、該管理サーバーにて各遊技場のカード類による売り上げ等を把握できるようになっている。
次に、遊技機の一例であるスロットマシンおよび遊技用装置の一例であるメダル貸出機について説明する。図4は、スロットマシン1およびメダル貸出機を示す正面図である。
図4に示すように、スロットマシン1は、遊技場内に複数配置される各遊技島(図示略)に複数並設されており、前面が開口する筐体11aと、この筐体11aの左側辺に回動自在に枢支された前面扉11bと、から構成されている。筐体11aの内部上方位置には、外周に複数種類の図柄が配列されたリール12L,12C,12Rが水平方向に並設されており、これらリール12L,12C,12Rに配列された図柄のうち連続する3つの図柄が透視窓13から見えるように配置されている。
スロットマシン1においてゲーム(遊技)を行なう場合には、まず、円盤状の遊技媒体の一例であるメダルMをメダル投入部14から投入するか、あるいはクレジットを使用して賭数を設定する。クレジットを使用するにはMAXBETスイッチ16を操作すれば良い。遊技状態に応じて定められた規定数の賭数が設定されると、入賞ラインL1〜L5が有効となり、スタートスイッチ17の操作が有効な状態、すなわち、ゲームが開始可能な状態となる。本実施形態では、規定数の賭数として遊技状態に関わらず3枚が定められて規定数の賭数が設定されると入賞ラインL1〜L5が有効となる。なお、遊技状態に対応する規定数のうち最大数を超えてメダルMが投入された場合には、その分はクレジットに加算される。スタートスイッチ17が操作されるとリール12L,12C,12Rが回転開始する。遊技者は各リールストップボタン12L,12C,12Rに対応して設けられたストップボタン18L,18C,18Rを操作することで、各リール12L,12C,12Rの回転を停止させる。停止したリール12L,12C,12Rの図柄の組み合わせが入賞条件を満たした場合、メダル排出口19からメダルが排出される。
メダル貸出機100は、スロットマシン1の所定側(本実施形態では、スロットマシン1に向かって右側)の側方位置に対応設置され、紙幣、またはカード類を受付けて、遊技機における遊技に使用される円盤状の遊技媒体であるメダルMを貸し出すための処理と、遊技者がスロットマシン1での遊技にて獲得したメダルMを受付けて、該受付けたメダルMを計数するための処理と、該計数した獲得メダル枚数をカード類から特定可能とするための処理等を行なう。
なお、メダル貸出機100は、メダル貸出機100にて使用されるカード類並びにメダル貸出機100の管理等を行なうカード管理コンピューター500や、貯蓄メダル数や持ちメダル数の管理を行なうメダル管理コンピューター550や、遊技場内に設置された各スロットマシン1の台データ等の遊技情報を管理するホールコンピュータ540等の各種のコンピューターが接続されており、これら各コンピューターとの間において双方向のデータ通信が可能とされている。
本実施形態に使用されるカード類には、種々のデータを記憶するための不揮発性メモリと、これら記録情報の書き換えや読み出しを実行するとともに、外部のリーダライタ装置との非接触通信を実行する制御部とを有するICチップが搭載されたICカードを使用しており、これらカード類には、個々のカード類を識別可能なカードID、具体的には、一般カードにはVCで始まるカードIDが、店舗会員カード類(店舗会員カードおよび携帯端末3)には、KCで始まる店舗会員カードIDが予め書き換え不能に記憶されていて、その種別がカードIDから識別可能とされているとともに、プリペイド残額を特定可能なプリペイド残額データ等の各種データが記憶されている。
なお、店舗会員カードは、遊技場に店舗会員登録を実施した店舗会員に対して発行されるものであり、該店舗会員に対して付与される店舗会員IDが書き換え不能に記憶されている。また、携帯端末3は、店舗会員カードと同等の機能を店舗会員が所有する携帯電話などの端末に持たせたものであり、店舗会員カードIDおよび店舗会員IDが書き換え不能に記憶されている。店舗会員は店舗会員カード類を使用して一度獲得して計数したメダルMをその翌日以降においても再度遊技に使用できる貯蓄メダルを行なうことができるようになっているが、店舗会員カード類には、該貯蓄メダルのデータである貯蓄メダル数は直接記録されておらず、これら貯蓄メダル数は、貯蓄メダルの情報を管理するメダル管理コンピューター550において、カードIDと店舗会員IDとに対応付けて記憶されることで、該カードIDや店舗会員IDから特定されるようになっている。
また、貯蓄メダルと同様に、当日において計数された持ちメダルについても、メダル管理コンピューター550において、カードIDと店舗会員IDと持ちメダルの情報が対応付けて記憶されることで、該カードID店舗や会員IDから持ちメダルの数を特定できるようになっている。また、これら持ちメダルについては、店舗会員カード類だけではなく、一般カードについても同様に、メダル管理コンピューター550において、カードIDに対応付けて持ちメダルの情報が記憶されていて、一般カードには、持ちメダルの情報は記録されないようになっている。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、一般カードにも、持ちメダルの情報を記憶して、メダル管理コンピューター550の持ちメダルの情報を照合できるようにしても良い。
また、一般カードは、遊技場内に設置された図示しないカード発行・入金機にて、購入、発行されるとともに、メダル貸出機100においても発行される。なお、一般カードには、該一般カードを所有する遊技者が計数した計数済玉数に基づく持玉数と日付とが記憶されており、該持玉数をその当日においてのみ、遊技場内の各カードユニット703において使用できるようになっている。
なお、本実施形態では、上述したように、一般カードのみに持玉数を書き込み記録するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら持玉数や貯玉数のデータを、一般カードと同じく、店舗会員カードに記録するようにしても良い。
次に、本実施形態のメダル貸出機100について、図4に基づいて説明する。図4に示すように、本実施形態のメダル貸出機100は、正面視縦長長方形状をなす前面が開口する筐体101と、該筐体101の前面下部開口の開閉可能とする開閉板102と、から構成され、内部には後述する各種装置が内蔵されている。
図4に示すように、開閉板102の前面上部には、紙幣を挿入するための紙幣挿入口110が設けられ、その下方位置には、タッチパネル124付きの液晶表示器123が設けられている。タッチパネル124付きの液晶表示器123においては、メダル貸出機100に対する各種操作が受付けられ、これらの操作に伴う情報、並びに、プリペイド残額、持ちメダル数、および、貯蓄メダル数などの情報が表示される。タッチパネル124付きの液晶表示器123の下方位置には、フルカラーLEDにより構成されて複数の色に点灯することでメダル貸出機100の状態等を報知可能とされた状態報知ランプ111や、店舗会員カードや一般カードを挿入するためのカード挿入口112が設けられている。
状態報知ランプ111の下方位置には、入金の利用可能状態を報知する入金可ランプ113と、挿入中の店舗会員カードや一般カードを排出する返却ボタン114と、カード残高やエラーコード等を表示するカード残高表示部115と、メダルMの払出しが行なわれるメダル貸出ボタン116と、メダルMの貸出が可能なことを表示するメダル貸出ランプ117と、貸出メダル貯留部(図示せず)の状態を報知するメダル切れランプ118と、店舗会員カード類の暗証番号等を入力するためのテンキー120と、店舗会員カード類を受付けた場合において、該店舗会員カード類に記録された店舗会員カードID並びに店舗会員IDにより特定される貯蓄メダル数を用いた再プレイ遊技を実施するための再プレイボタン121と、再プレイ遊技を実施する際に入力する暗証番号が表示される暗証番号表示部119と、メダルMの計数を手動で開始させるための計数ボタン122とが配設されている。
これら各種操作部の下方位置には、携帯端末3に記憶された店舗会員カードIDおよび店舗会員IDを、携帯端末3から取得する(読み出す)ための端末リーダライタ170が配設されている。
端末リーダライタ170の下方には、貸出メダル貯留部183にメダルMを補給する際に開閉板102の一部を開放するためのメダル補給扉130が、下辺を回動軸として開閉可能に設けられている。このメダル補給扉130は、遊技場の店員等が携帯する所定の鍵(図示略)をメダル補給扉鍵131に差し込まない限り開放できないようになっている。
メダル補給扉130の下方位置には、遊技者が遊技により獲得したメダルMを受け入れて計数するための受入部140が設けられているとともに、該受入部140の下部からは、受入部140にて受け入れたメダルMを下方に誘導して後述する計数装置190の導入口142に導入するための導入経路を構成する導入経路カバー141が下方に向けて延設されている。
また、この導入経路カバー141の上下方向の中央位置よりもやや下方には、払出装置182(図5参照)から払出されたメダルMをスロットマシン1の下皿15に誘導するノズル150が、導入経路カバー141の前後方向に挿通されている。
また、開閉板102における受入部140の間口に対応する位置、つまり受入部140の開口の入り側には、計数装置190にてメダルMが計数された際に発光する発光部165が設けられている。なお、この発光部165は、開閉板102に設けられた横長長方形状の開口から前面側に露呈している。
このように発光部165を設けることで、メダルMが計数装置190で計数されていることを遊技者に知らせることができる。また、対応するスロットマシン1にてメダルMが払出されていることを発光により周囲の遊技者に知らせることができるので、演出効果を高めることができるとともに、周囲の遊技者の視線を集めることで、不正なメダル(贋メダル)等が受入部140に投入されることを抑止できる。
図5は、本実施形態のメダル貸出機100の構成を示すブロック図である。メダル貸出機100は、紙幣識別ユニット180、カードリーダライタ187、端末リーダライタ170、貸出操作基板189、再プレイ操作基板185、計数装置190、払出装置182、制御ユニット181などを含んで構成される。
紙幣識別ユニット180は、紙幣挿入口110に連設され、該紙幣挿入口110に投入された紙幣を取り込んでその真贋や紙幣種別の識別を実行し、その識別結果を制御ユニット181に出力する。該紙幣識別ユニット180は、各種紙幣(1万円、5千円、2千円、千円の各紙幣)の受付が可能である。
カードリーダライタ187は、カード挿入口112に対応する位置に内蔵される。カードリーダライタ187は、カード挿入口112から挿入される店舗会員カード並びに一般カードに記録されているカードIDや、店舗会員ID(店舗会員カードのみ)、プリペイド残額データ等の記録情報の読み出し並びに書き込みを行なうとともに、発行に使用する一般カード(回収したカードを含む)を貯留するカードストック部(図示略)を有しており、該カードストック部(図示略)に貯留されたカードを発行可能とされている。
端末リーダライタ170は、携帯端末3がかざされる(所定距離以内に近づけられる)と、携帯端末3との間で無線通信を実行し、携帯端末3からカードID、店舗会員ID、プリペイド残額データ等の記録情報の読み出し並びに書き込みを非接触で行なう。
このように、本実施形態によるメダル貸出機100は、一般カードあるいは店舗会員カードを受付ける手段(カード挿入口112、カードリーダライタ187等)と、携帯端末3受付ける手段(端末リーダライタ170等)との双方を備える。なお、一般カードあるいは店舗会員カードを受付ける手段を備えずに、携帯端末3を受付ける手段のみを備える構成であってもよい。
計数装置190は、導入されたメダルMの枚数を計数する。計数装置190に導入されたメダルMは、回転ディスクに投入され、この回転ディスクから1枚ずつ吐出されたメダルMが整列されて、フォトセンサによって検知される。
制御ユニット181は、メダル貸出機100の各機器の動作を制御する。制御ユニット181は、制御プログラムを実行可能な中央演算処理回路(CPU)181aや、カード類のカードID、プリペイド残額や、持ちメダル数、貯蓄メダル数、来店ポイント数、対応するスロットマシン1の台データ、遊技中の店舗会員の遊技情報等の各種のデータを記憶可能なRAM181bや、中央演算処理回路(CPU)181aが実行する制御プログラムや、当該メダル貸出機100の装置IDを含む設定情報を書き換え記憶可能な不揮発性メモリであるEEPROM181cや、その時点の時刻情報やカレンダ情報等を出力可能なリアルタイムクロック(RTC)181dを含む。RAM181bは図示しない電池によりバックアップされており、電源が遮断されても、所定期間において記憶されているデータが保持される。また、制御ユニット181は、通信部184並びに前述したHUB70を介して各種コンピューターとの双方向のデータ通信が可能とされている。
また、制御ユニット181には、前述した液晶表示器123およびタッチパネル124を制御するための表示制御基板129や、紙幣識別ユニット180や、状態報知ランプ111や、カードリーダライタ187や、端末リーダライタ170や、払出装置182や、スピーカ(図示せず)を制御するための音声制御基板(図示せず)が接続されている。スピーカーでは、メダル貸出機100からの報知が音声によって行なわれる。なお、メダル貸出機100自体には、音声を出力するための手段を設けずに、呼出ランプ200のスピーカーから報知を行なうための制御信号を出力可能なように構成してもよい。更に、制御ユニット181には、後述するメダル情報の総メダル貯留数、自店メダル貯留数、偽メダル貯留数の値をリセットするためのリセットスイッチ186が接続されている。このリセットスイッチ186は、筐体101の内部に設けられ、筐体101の前面下部の開閉板102(図4参照)を開放した場合に操作できる。
この開閉板102(図4参照)の上端には、開閉板鍵106が設けられる。この開閉板鍵106により施錠することで、開閉板102がメダル貸出機100の前面側に取り外し不能に取り付けられる。なお、遊技場の店員等が携帯する所定の鍵(図示略)を開閉板鍵106に差し込まない限り、開閉板102を取り外せないようになっている。
また、制御ユニット181には、貸出操作基板189が接続されている。この貸出操作基板189には、前述したカード残高表示部115に対応するカード残高表示器115’と、メダル貸出ボタン116に対応するメダル貸出ボタンスイッチ116’と、返却ボタン114に対応する返却ボタンスイッチ114’と、入金可ランプ113と、メダル貸出ランプ117と、メダル切れランプ118と、計数ボタン122に対応する計数ボタンスイッチ122’が設けられている。
また、制御ユニット181には、再プレイ操作基板185が接続されている。この再プレイ操作基板185には、前述した暗証番号表示部119に対応する暗証番号表示器119’と、テンキー120に対応するテンキースイッチ120’と、再プレイボタン121に対応する再プレイボタンスイッチ121’と、が設けられている。
また、制御ユニット181は、当該メダル貸出機100の下部位置に設けられている計数装置190に接続され、該計数装置190による各計数信号が入力可能とされている。この計数装置190からの計数信号の入力に応じて、後述する各種テーブルの更新を行なうようになっている。
図6は、制御ユニット181のRAM181bに記憶されている情報(カードテーブル、カード受付け中遊技情報、メダル情報、カウンタ情報)を示す図である。本実施形態のRAM181bに記憶されているカードテーブルには、図6(a)に示すように、カード類から読み出したカードIDと、店舗会員ID(店舗会員カード類のみ)と、暗証番号(店舗会員カード類のみ)と、カードID並びにプリペイド残額データに基づくプリペイド残額と、カードIDから特定される持ちメダル数と、カードIDと店舗会員IDから特定される貯蓄メダル数(店舗会員カード類のみ)と、店舗会員カードおよび一般カードのいずれかのカードを受付中か、および、店舗会員カードに対応する携帯端末3を受付中か仮受付中かを示す受付中フラグが記憶される。また、図示はしていないが、カードIDまたは店舗会員IDに対応付けて遊技者の遊技履歴(たとえば、貸与メダル数、使用持ちメダル数、再プレイメダル数、計数メダル数、大当り回数、大当り間変動回数、リーチ回数など)が記憶される。
なお、携帯端末3を仮受付中である状態とは、携帯端末3が端末リーダライタ170にかざされ端末IDが携帯端末3からメダル貸出機100に送信されたが暗証番号が未だ入力されていない状態である。また、携帯端末3を受付中である状態とは、携帯端末3が端末リーダライタ170にかざされ端末IDが携帯端末3からメダル貸出機100に送信され、かつ、当該携帯端末3に対応する暗証番号が入力された状態である。また、カードを受付中である状態とは、カードリーダライタ187にカードが挿入され、かつ、店舗会員カードの場合は当該店舗会員カードに対応する暗証番号が入力された状態である。
また、RAM181bに記憶されているカード受付け中遊技情報には、図6(b)に示すように、カードリーダライタ187に店舗会員カードまたは一般カードが挿入された時点からの遊技情報、つまり、該挿入された店舗会員カードまた一般カードを所持する遊技者の遊技に関する遊技情報が集計される。
具体的には、遊技者が遊技を開始した開始時間(カードの受付け時刻)と、遊技者が遊技を終了した終了時間(カードの返却時刻)と、遊技者の遊技時間と、遊技者のカードを受付けてから使用した持ちメダル数を示す使用持ちメダル数と、遊技者のカードを受付けてから再プレイに使用した再プレイメダル数(店舗会員のみ)とが記憶され、対応するスロットマシン1で遊技中の遊技者が遊技を開始してからの遊技情報を把握できるようになっている。
また、RAM181bに記憶されているメダル情報には、図6(c)に示すように、払出装置182から本日に払出されたメダルの総数である払出総メダル数と、計数装置190に本日に投入されたメダルの総数である計数総メダル数(計数遊技媒体数)とが記憶される。なお、払出総メダル数と計数総メダル数とが記憶されることに代えて、これらの差枚数が記憶されるようにしてもよい。
また、RAM181bに記憶されている仮メダル数情報には、図6(d)に示すように、携帯端末3が仮受付中である場合に計数されたメダル数である仮メダル数が記憶される。
<<<カード管理コンピューター500>>>
次に、本実施形態のカード管理コンピューター500について、図7に基づき説明する。まず、本実施形態に用いたカード管理コンピューター500は、図7に示すように、コンピューター内部にてデータの送受を行なうデータバス501に、該カード管理コンピューター500が実行する各種処理を行なうCPU502、ワークメモリ等として使用されるRAM503、時刻情報やカレンダ情報を出力するRTC504、ハードディスク等からなる記憶装置505、キーボードやマウス等の入力装置506、各種の画面を表示出力する表示装置507、各種情報をプリント出力するプリンタ508、ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されたメダル貸出機100(制御ユニット181)やカード発行・入金機等の各装置、また、ルーター82を介して外部の管理サーバー等とのデータ通信を行なう通信部509が接続された通常のコンピューターである。
記憶装置505には、カード管理コンピューター500において実行される各種処理を行なうための処理内容が記述された処理プログラムに加えて、店舗会員カード類に残存するプリペイド残額を管理するための店舗会員カードテーブル(図8(a)参照)と、一般カードに残存するプリペイド残額を管理するための一般カードテーブル(図8(b)参照)と、が記憶されている。
店舗会員カードテーブルには、図8(a)に示すように、各店舗会員カード類を個々に識別可能な店舗会員カードIDに対応付けて、当該店舗会員カードの状況(メダル貸出機100で受付中であるか未受付中であるか)と、当該店舗会員カード類を所持する店舗会員の店舗会員IDと、プリペイド残額と、店舗会員カードおよび携帯端末3の認証に用いられる暗証番号とが記憶されている。これにより、店舗会員カード類に記憶されている店舗会員カードID若しくは店舗会員IDから、プリペイド残額、および暗証番号を特定できるようになっている。本実施形態においては店舗会員カード類の暗証番号は、店舗会員カード類の発行時に、予め設定される。
また、一般カードテーブルには、図8(b)に示すように、各一般カードを個々に識別可能なカードIDに対応付けて、当該一般カードの状況(利用中であるか保管中であるか)と、当該一般カードが発行された最新の日時である最新発行日時と、プリペイド残額とが記憶されている。これにより、一般カードに記憶されているカードIDから、プリペイド残額を特定できるようになっている。
本実施形態のカード管理コンピューター500(CPU502)は、メダル貸出機100におけるカード類の受付けに応じて各メダル貸出機100から送信される、該メダル貸出機100の装置ID並びに該受付けたカード類から読み出した(店舗会員)カードID並びにプリペイド残額を含むカード受付け通知の受信に応じて、該カード類の使用の可否を判定してメダル貸出機100に返信する処理を実行する。
また、本実施形態のカード管理コンピューター500(CPU502)は、メダル貸出機100における貸出処理の実行に伴い送信される貸出完了通知の受信に応じて、該受信した貸出完了通知に含まれる(店舗会員)カードIDに対応して店舗会員カードテーブル若しくは一般カードテーブルに記憶されているプリペイド残額から、該貸出完了通知に含まれる税込使用額を減算更新する処理を行なう。
また、本実施形態のカード管理コンピューター500(CPU502)は、メダル貸出機100或いはカード発行・入金機における発行・入金処理の実行に伴い送信されるカード入金通知の受信に応じて、該受信したカード入金通知に含まれる(店舗会員)カードIDに対応して店舗会員カードテーブル若しくは一般カードテーブルに記憶されているプリペイド残額に、該カード入金通知に含まれる入金金額を加算更新する処理を行なう。
次に、本実施形態のメダル管理コンピューター550について、図9に基づき説明する。まず、本実施形態に用いたメダル管理コンピューター550は、図9に示すように、コンピューター内部にてデータの送受を行なうデータバス551に、該メダル管理コンピューター550が実行する各種処理を行なう中央演算処理装置(CPU)552、ワークメモリ等として使用されるRAM553、時刻情報やカレンダ情報を出力するリアルタイムクロック(RTC)554、ハードディスク等からなる記憶装置555、キーボードやマウス等の入力装置556、各種の画面を表示出力する表示装置557、各種情報をプリント出力するプリンタ558、ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されたメダル貸出機100とのデータ通信を行なう通信部559が接続された通常のコンピューターである。
記憶装置555には、メダル管理コンピューター550において実行される各種処理を行なうための処理内容が記述された処理プログラムに加えて、店舗会員カード類を所持する店舗会員が所有する営業当日において当該店舗会員により獲得された持ちメダル数、並びに営業当日前に当該店舗会員により獲得された貯蓄メダル数を管理するための店舗会員貯蓄管理テーブル(図10(a)参照)と、一般カードに記録されている該一般カードを所持する遊技者により営業当日において獲得された持ちメダル数を管理するための一般貯蓄管理テーブル(図10(b)参照)と、遊技場内の各メダル貸出機100における受付け中のカード類を管理するためのユニット管理テーブル(図11参照)と、店舗会員カード類を所有する店舗会員に関する店舗会員情報が格納される店舗会員情報テーブル(図12(a)参照)と、店舗会員を特定可能な店舗会員IDごとに、当該店舗会員の遊技情報を含む遊技履歴が格納される店舗会員別遊技履歴テーブル(図12(b)参照)と、が記憶されている。
店舗会員貯蓄管理テーブルには、図8(a)に示すように、各店舗会員カードIDに対応付けて、当該店舗会員カード類を所持する店舗会員を個々に識別可能な店舗会員識別情報である店舗会員IDと、当該店舗会員がその営業当日において獲得した獲得メダル数の合計であって遊技や景品交換に未使用のメダル数である持ちメダル数と、当該店舗会員がその営業当日前において獲得した獲得メダル数の合計であって遊技や景品交換に未使用のメダル数である貯蓄メダル数とが記憶されている。これにより、店舗会員カード類に記憶されているカードID若しくは店舗会員IDから、当該店舗会員が所有する持ちメダル数および貯蓄メダル数を特定できるようになっている。
なお、店舗会員貯蓄管理テーブルに管理されている持ちメダル数は、その営業当日のみ持ちメダル数として管理されており、営業終了後の締め処理において店舗会員貯蓄管理テーブルに存在する持ちメダル数は、貯蓄メダル数に加算更新された後、全てリセットされる。
また、一般貯蓄管理テーブルには、図12(b)に示すように、各一般カードを個々に識別可能なカードIDに対応付けて、当該一般カードの最新発行日時と、該一般カードを所持する遊技者がその営業当日において獲得した獲得メダル数の合計であって遊技や景品交換に未使用のメダル数である持ちメダル数とが記憶されている。これにより、一般カードに記憶されているカードIDから、当該遊技者が所有する持ちメダル数を特定できるようになっている。
なお、一般貯蓄管理テーブルに管理されている持ちメダル数は、その営業当日のみ有効とされており、営業終了後の締め処理において一般貯蓄管理テーブルに存在する持ちメダル数が全てリセットされることにより、無効化される。また、持ちメダル数がリセットされた一般カードは、所在が不明のカードであるので、「未回収」や「持ち去られ」や「廃棄」などのステータスを付加して管理するようにしてもよい。
また、持ちメダル数および貯蓄メダル数は、ここでは、1つのメダル管理コンピューター550で管理されることとした。しかし、これに限定されず、持ちメダル数および貯蓄メダル数は、別々のコンピューターで管理されるようにしてもよい。この場合、持ちメダル数および貯蓄メダル数を管理するコンピューターのいずれかで暗証番号が対応付けられて管理されるようにしてもよい。
ユニット管理テーブルには、図11に示すように、遊技場内に設置された各メダル貸出機100に固有に付与された装置IDに対応付けて、メダル貸出機100のローカルIPアドレスが格納されるローカルIPと、当該メダル貸出機100が設置されている遊技島の島番号が格納される設置島と、当該メダル貸出機100がカードの受付け中であるか待機中であるかが格納される状況と、当該メダル貸出機100が対応するスロットマシン1の台番号が格納される対応台番号と、受付け中のカード類のカードIDが格納される受付IDとが記憶されている。
店舗会員情報テーブルには、図12(a)に示すように、店舗会員カード類を所持する店舗会員の店舗会員IDに対応付けて、本人確認のための暗証番号と、店舗会員の氏名(氏および名)、性別、年齢、誕生日、職業、住所、電子メールアドレスからなる店舗会員属性情報(個人情報)とが登録されている。
また、店舗会員別遊技履歴テーブルには、図12(b)に示すように、店舗会員IDごとに、当該店舗会員の遊技履歴、具体的には、来店日、遊技を行なったスロットマシン1の台番号、機種名、遊技開始時間(時刻)、遊技終了時間(時刻)、遊技開始から終了までの間の遊技時間、再プレイメダル数、使用持ちメダル数、計数メダル数からなる遊技履歴が格納されている。店舗会員別遊技履歴テーブルの来店日には、RTC554から出力されるカレンダ情報に基づく当該遊技履歴の記憶時点の年月日が格納されるとともに、遊技開始時間、遊技終了時間、遊技時間の遊技履歴は、カードの返却時にメダル貸出機100から送信される店舗会員遊技履歴データに基づいて記憶される。
次に、来店管理システムにおいて、会員となっているユーザーが所持する携帯端末3の構成例について説明を行う。図13は、本発明の実施形態に係る携帯端末3の構成を示す図である。この携帯端末3としては、スマートホン、タブレット端末、携帯電話等を使用することが可能である。この携帯端末3に、ポイントプログラム(ポイントアプリ)をインストールすることで、来店ポイントを受領することのできる装置として使用することが可能となる。ユーザーは、ポイントカード等を所持する必要が無く、携帯端末3を使用して来店ポイントの貯蓄、管理を行うことが可能である。
本実施形態の携帯端末3は、制御部31、RAM32、記憶部33、画像処理部34、音響処理部41等を含んで構成された制御手段を有している。記憶部33には、NAND型フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶手段を採用することが可能である。この記憶部33には、本実施形態におけるポイントプログラム、そして、当該プログラムで使用する各種データが記憶されている。
制御部31は、CPU等、携帯端末3全体を統括して制御する手段であり、記憶部33に記憶されたプログラム、データに基づいて各種制御を実行する。RAM32には、制御部31の制御によって生成されたデータを一時的に格納する。
音響処理部41は、携帯端末3の音響関係の入出力を行う手段である。制御部31の制御によりスピーカー42に放音させる手段である。また、音響処理部41は、接続されたマイクロホン43から周囲の音声を取り込み可能としている。
タッチパネル表示部37は、画像を表示する表示部37bとその表面あるいは裏面に配設されるタッチパネル37aを有して構成されている。タッチパネル37aには、静電容量方式などユーザーのタッチ位置を認識可能とする各種タイプを採用することが可能である。制御部31は、表示部37bに表示を行うとともに、タッチパネル37aからのタッチ入力にて、表示させている画像中のどの部分にタッチ入力されたかを判定することが可能である。
画像処理部34は、携帯端末3の画像関係の入出力を行う手段である。画像処理部34は、制御部31で形成された画像情報を表示部37bに表示出力する。また画像処理部34は、携帯端末3の前面(タッチパネル表示部37側)に配置されたフロントカメラ35F、もしくは、携帯端末6の背面に配置されたリアカメラ35Rで撮像された画像を取り込む機能を有する。
携帯端末3は、外部との通信を行うため各種通信部を有している。本実施形態では、携帯網通信部40a、無線LAN通信部40b、Bluetooth通信部40c(Bluetoothは登録商標)、赤外線通信部40d、非接触通信部40eを備えている。これら各種通信部は、通信管理インターフェイス40を介してデータバスに接続されている。携帯網通信部40aは、携帯無線網を介した無線通信を行うことが可能であり、無線基地局と無線通信することで、通話、あるいは、インターネットを使用した通信を行うことが可能である。無線LAN通信部40bは、LAN上に接続されたアクセスポイントに無線接続することで無線LAN通信を行うことが可能である。
Bluetooth通信部40cは、Bluetooth規格による近距離無線通信方式を採用し、同規格に対応する装置と無線通信を行うことが可能である。赤外線通信部40dは、赤外線の発光、受光による無線通信方式を採用し、同規格に対応する装置と無線通信を行うことが可能である。非接触通信部40eは、NFC規格による近距離無線通信を採用し、同規格に対応する装置と無線通信を行うことが可能である。本実施形態の携帯端末3は、携帯網通信部40a以外に、近距離通信を可能とする4つの通信部を備えているが、携帯端末3において採用する通信部は、携帯端末3の機種等の仕様によって異なっている。
本実施形態の携帯端末3は、入力手段としてタッチパネル37a以外に入力スイッチ39を備えて構成されている。この入力スイッチ39には、電源スイッチ、音量調整スイッチ、実行するプログラムによって入力用途が変更されるスイッチ等、各種スイッチを設けることが可能である。
図14(a)は、履歴管理テーブル、図14(b)は、会員情報テーブルを示す図である。図14(a)に示される履歴管理テーブルは、サーバー5での記憶手段52で記憶管理されるテーブルであり、複数の来店情報で構成されている。記憶情報は、携帯端末3を所持して店舗に来店した会員が通信装置2と通信を行うことで形成される。本実施形態の来店情報は、日時、会員ID、店舗ID、店舗内エリアID、通信方式、送信広告ID、アンケートID、回答状況、付与来店ポイントを有して構成されている。来店情報中の日時は、携帯端末6と店舗に設置されている通信装置間で通信が行われた日時であって、会員が店舗に来店した日時に相当している。会員IDは、来店管理システムに登録した会員の識別情報である。店舗IDは、会員が来店した店舗の識別情報である。店舗内エリアIDは、店舗内に複数の通信装置2が設置されている場合、どの通信装置2と通信したかを示す識別情報であり、この店舗内エリアIDを参照することで、会員が店舗内のどこで通信を行ったかを特定することが可能となる。通信方式は、会員が所持する携帯端末3で、どの通信方式を使用して通信装置2と通信を行ったかを示す情報である。本実施形態では、図1で説明したように4つの通信方式の何れかを使用することが可能であって、来店情報中の各符号a〜dは、「a」:bluetooth、「b」:Wifi、「c」:音波、「d」:二次元バーコードに対応している。
送信広告IDは、来店した会員に対して来店ポイントを付与した際に表示した広告を示す識別情報である。アンケートIDは、来店した会員に対して来店ポイントを付与した際に会員に対して行ったアンケートを示す識別情報である。回答状況は、アンケートIDに対応する会員の回答であって、選択式のアンケートに対する回答番号である。なお、回答状況「0」は、アンケートを提示された会員がアンケートに答えなかったことを示している。付与来店ポイントは、会員が店舗に来店したことで付与された来店ポイントである。この来店ポイントを蓄積することで、商品やサービス等の景品に交換することが可能である。
図14(b)に示される会員情報テーブルは、来店管理システムに登録した会員の会員情報が記録されている。本実施形態の会員情報には、各会員について、会員ID、性別、高頻度通信方式、通信方式使用回数、嗜好店舗ID、来店履歴、店舗会員、保有ポイント、景品交換履歴、広告履歴、アンケート履歴を有して構成されている。会員IDは、来店管理システムに登録した会員の識別情報である。性別は来店管理システムに登録されている会員の性別である。会員に関する個人情報には、性別以外に、氏名、住所、来店管理システムでのニックネーム、ログインする際のパスワード、メールアドレス等、各種情報を登録可能としてもよい。
通信方式使用回数は、会員が店舗に来店した際、携帯端末3と通信装置2間の通信方式の使用回数であり、各符号(「a」:bluetooth、「b」:Wifi、「c」:音波、「d」:二次元バーコード)毎に使用回数が記録されている。高頻度通信方式は、この通信方式使用回数中、最も使用回数が多い通信方式を示している。来店履歴は、会員の店舗毎の来店回数であって、店舗IDに対応付けて来店回数が記録されている。嗜好店舗IDは、来店履歴中、最も来店回数の多い店舗の店舗IDが記録される。店舗会員は、店舗の種別が遊技店(パチンコ店やスロット店)について、会員が店舗会員として登録している店舗について店舗ID、店舗会員IDを有している。店舗会員IDは、図8、図12で説明した店舗会員IDと同一である。サーバー5は、この店舗ID、店舗会員IDを使用して、遊技店で記憶管理している店舗会員貯蓄管理テーブル、店舗会員別遊技履歴テーブル等にアクセスし、会員の遊技状況を取得することが可能となっている。
保有ポイントは、会員が来店することで蓄積した来店ポイントである。景品交換履歴は、保有ポイントを景品に交換した履歴であって、交換した日時、並びに、交換した景品の識別情報(景品ID)の対を含んで構成されている。広告履歴は、会員が来店したときに携帯端末3で通知した広告に関する履歴であり、広告を通知した日時、通知した広告の識別情報(広告ID)の組を含んで構成されている。アンケート情報は、会員が来店したときに携帯端末3で行ったアンケートに関する履歴であり、アンケートを行った日時、行ったアンケートの識別情報(アンケートID)、アンケートの回答状況の組を含んで構成されている。
図15は、店舗情報テーブルを示す図である。店舗情報テーブルは、サーバー5での記憶手段52で記憶管理されるテーブルであって、各店舗の店舗情報で構成されている。店舗情報は、店舗ID、業種、通信方式、住所、広告情報、付与来店ポイント、総付与来店ポイントを含んで構成されている。店舗IDは、店舗を示す識別情報である。業種は店舗の業種カテゴリーを示す情報である。店舗の業種には、パチンコ店、スロット店等の遊技店、飲食店、小売店等を規定することが可能である。住所は店舗の所在地が記録されている。広告情報は、店舗の広告に対応したファイル名が記録されている。このファイル名に対応する広告ファイルを、携帯端末3に送信することで、携帯端末3において店舗の広告を通知することが可能となる。なお、各店舗では、複数種の広告を行うことも可能であり、その場合、広告ファイルに対応した複数の広告IDが記録されている。来店付与ポイントは、来店した会員に対する来店ポイントが規定されている。本実施形態では、アンケートに回答した場合と、回答しなかった場合とで、付与する来店ポイントの値を異ならせている。総付与来店ポイントは、店舗が会員に付与した来店ポイントの総数である。来店管理システムを運営する業者は、この総付与来店ポイントに基づいて、各店舗に対して来店管理システムの加入費用の請求を行う。
来店時、会員に対して来店ポイントを付与する来店処理では、携帯端末3とサーバー5の間で通信を行う形態、通信装置2とサーバー5の間で通信を行う形態がある。まず、携帯端末3とサーバー5の間で通信を行う形態について説明を行う。図16は、来店管理システムで実行される来店処理を示すフロー図である。携帯端末3とサーバー5が通信を行う形態では、店舗に設置された通信装置2は、所定の通信方式により来店確認情報を送信している。また、通信装置2の近傍には、来店ポイントを付与する通信エリアであること、そして、その通信方式を示す旨が看板等で表示されている。店舗に来店した会員は、通信エリア付近で、所持する携帯端末3を使用して来店ポイントを受領することが可能である。
図21は、携帯端末3でポイントプログラム(ポイントアプリ)を実行した際、タッチパネル表示部37に表示されるトップ画面である。会員はこのポイントプログラムを使用して、来店した店舗での来店ポイントを受領することが可能である。トップ画面の上方にはメニューボタン371が設けられており、メニューボタン371をタッチ操作することで、図22に示すようにポイントプログラムのメニュー内容が表示される。本実施形態ででは、トップ画面に戻る項目371a、ポイントの受け取り画面への遷移項目371b、遊技店における履歴表示項目371cが設けられている。店舗に来店した会員は、ポイントプログラムを起動後、ポイントの受け取り画面への遷移項目371bを選択する。
図23は、ポイントの受け取り画面への遷移項目371bを操作したときに表示されるポイントプログラムの通信方式選択画面である。図1で説明したように、本実施形態では、通信装置2には複数種類の通信方式があることを前提としている。また、会員が所持する携帯端末3で使用可能な通信方式が限られていることも考えられる。あるいは、会員によっては好んで使う通信方式が存在することも考えられる。本実施形態では、このような事情の下、会員が使用する通信方式を選択可能としている。通信方式選択画面には、複数の通信方式選択ボタン372a〜372dが設けられており、会員は店舗内の通信装置2に対応し、使用したい通信方式選択ボタン372a〜372dを選択する。なお、携帯端末3において使用可能な通信方式が限られている場合、使用できない通信方式選択ボタン372a〜372dを非表示、あるいは、選択できない状態としてもよい。
通信方式選択ボタン372a〜372dを選択することで、携帯端末3は選択された通信方式を使用して通信装置2との通信を行う。例えば、通信装置2が採用する通信方式がBluetoothの場合、通信装置2は、携帯端末3とBluetooth規格による通信を確立後、携帯端末3に対して来店確認情報を送信する(S101)。来店確認情報には、少なくとも来店した店舗の店舗IDが含まれている。店舗内に複数の通信装置2が設置されている場合には、携帯端末3が通信を行った通信装置2に対応する店舗内エリアIDを含めてもよい。また、通信方式がWifiの場合、通信装置2は、携帯端末3とWifi規格による通信を行い、携帯端末3に対して来店確認情報を送信する。また、通信方式が音波の場合、携帯端末3は通信装置2から放音される来店確認情報をマイクロホン43で受信する。また、通信方式が二次元バーコードの場合、通信装置2で表示した二次元バーコードを携帯端末3のリアカメラ35Rで読み取ることで、携帯端末3は来店確認情報を受信する。
来店確認情報を受信(S201:Yes)した携帯端末3は、来店確認情報に基づいて来店情報を形成しサーバー5に送信する。来店情報には、来店確認情報に含まれる店舗ID、店舗内エリアIDの他、日時、会員ID、通信装置2との間で使用した通信方式などが含まれている。携帯端末3とサーバー5の間の通信は、携帯網通信部40a、無線基地局4を介して行われる。来店情報を受信(S301)したサーバー5は、まず、来店情報に基づき集計処理(S350)を実行する。
図17は、サーバー5で実行される集計処理を示すフロー図である。集計処理では、受信した来店情報を履歴情報として履歴管理テーブルに記録する(S351)。そして、来店情報に含まれる会員IDに対応する会員情報を、図14(b)で説明した会員情報テーブルから読み出す(S352)。そして、読み出した会員情報中、来店情報の通信方式に対応する通信方式使用回数をカウントアップする(S353)。そして、通信方式使用回数中、最も使用回数の多い通信方式に変更があった場合、高頻度通信方式を更新する(S354)。次に、受信した来店情報に含まれる店舗IDに基づき、会員情報中の来店履歴の更新を行う(S355)。そして、来店履歴中、最も来店回数の多い店舗IDに変更があった場合、嗜好店舗IDを更新する(S356)
本実施形態では、来店した会員に対してアンケートを行うこととしている。本実施形態では、アンケート選択処理(S360)において、これまで会員に対して行ったアンケートの実績に基づき、アンケートを行うか否かの決定、並びに、アンケートを行う場合、会員に提示するアンケートの選択が行われる。図18は、アンケート選択処理を示すフロー図である。アンケート選択処理では、まず、会員のこれまでのアンケート実績を参照するため、会員情報からアンケート回答履歴を取得する(S361)。アンケート回答履歴に基づき、アンケートの回答率が閾値以上と判定された場合(S362:Yes)、会員に対して提示するアンケートが選択される(S363)。なお、会員に提示されるアンケートは、アンケートは来店管理システム全般に関係したアンケート以外に、来店した店舗に関係するアンケートであってもよい。一方、アンケートの回答率が閾値よりも小さい場合、アンケート無しに設定される(S364)。
アンケート選択処理(S360)において、アンケートありとなった場合(S302:Yes)、サーバー5は携帯端末3に対してアンケートを送信する(S303)。アンケートを受信(S203:Yes)した携帯端末3は、タッチパネル表示部37にアンケート画面を表示し、会員に対してアンケートを行うことを促す(S204)。図24は、ポイントプログラムのアンケート画面を示す図である。アンケート画面には、アンケートについて、質問項目373と回答選択項目374が表示される。本実施形態では、選択項目タイプのアンケートであって、会員は質問項目373に対して回答選択項目374中の何れかの項目を選択することでアンケートに回答することが可能である。アンケートに回答する場合は、項目を選択した後、回答送信ボタン375を操作する。一方、会員によってはアンケートに回答したくない場合もある。その場合、キャンセルボタン376を操作することでアンケートの回答を拒否することが可能である。アンケートに回答した場合、しない場合、どちらの場合も回答結果がサーバーに送信される(S205)。携帯端末3からアンケートの回答結果を受信(S304)したサーバー5は、行ったアンケートを示すアンケートIDとその回答状況を履歴情報と会員情報のアンケート履歴に記録する(S305)。
ところで、アンケート選択処理(S360)で選択されるアンケートは、アンケート履歴を参照して選択することとしてもよい。例えば、以前、回答を得ることができなかったアンケート、あるいは当該アンケートと同じ種別のアンケートの出現率を下げる、あるいは、出さないこととすることが考えられる。このようにアンケート履歴に基づいてアンケートを選択することで、会員が回答し易いアンケートを提示し、回答率の向上を図ることも可能となる。
サーバーは、集計処理(S350)での集計結果等に基づいて、会員の携帯端末6に表示する広告を選択する広告選択処理(S370)を実行する。図19は、広告選択処理(S370)を示すフロー図である。本実施形態では、店舗に来店した会員に適した広告を表示することとしている。特に、会員が好んで使用する通信方式の通信装置2が設置された店舗を優先して広告することとしている。広告選択処理(S370)が開始されると、まず、履歴情報中の店舗IDによって、今回来店した店舗(利用店舗)の店舗IDを取得する(S371)。そして、店舗情報中、高頻度通信方式を使用した通信装置2が設置された店舗を選択する(S372)。会員情報に規定される高頻度通信方式は、来店ポイントを貯める際、会員が好んで使用する通信方式である。高頻度通信方式を使用する通信装置2を設置した店舗を広告対象とすることで、広告を見た会員は来店ポイントを貯めるために適した店舗を知ることが可能となる。
また、本実施形態では、今回来店した店舗(利用店舗)と同じ業種の店舗を除外することとしている(S373)。同じ業種の店舗を広告して会員に推奨しても、会員が直ぐに広告対象となった店舗を来店することが望み薄いことが考えられる。また、利用店舗に対しても顧客喪失の機会となる可能性もある。したがって、本実施形態では利用店舗と同じ業種の店舗を広告の対象から除外している。次に、対象としている店舗中、店舗の住所を参照し、利用店舗に近い店舗を広告対象店舗として選択する(S374)。そして、選択された広告対象店舗の広告情報が抽出される(S375)。
また、本実施形態では、会員の携帯端末3に対し、利用店舗での会員の各種状況に応じたメッセージを表示することとしている。本実施形態では、遊技店を対象とし、遊技店に店舗会員として登録している会員に対し、貯蓄メダル数に応じたメッセージを表示することとしている。図20は、メッセージ形成処理(S380)を示すフロー図である。メッセージ形成処理(S380)では、履歴情報中の店舗IDによって、今回来店した店舗(利用店舗)の店舗IDを取得する(S381)。そして、店舗情報を参照し、取得した店舗IDの業種が遊技店か否かを判定する(S382)。遊技店であった場合(S382:Yes)。履歴情報中の会員IDに対応する会員情報を参照し(S383)、会員情報中に利用店舗の店舗会員IDが規定されているか否かを判定する(S384)。店舗会員IDが規定されている場合(S384:Yes)には、利用店舗の店舗会員IDを取得し(S385)、利用店舗(遊技店)に対して貯蓄遊技媒体数の問い合わせを行う(S386)。
サーバー5は、利用店舗(遊技店)から、店舗会員IDに対応する貯蓄遊技媒体数を取得する(S387)。例えば、利用店舗(遊技店)が、図3で説明したようなスロット店の場合には、貯蓄遊技媒体数として店舗会員IDに対応した貯蓄メダル数が取得される。そして、サーバー5は、貯蓄遊技媒体数に応じて会員に対するメッセージを形成する(S388)。形成するメッセージとしては、貯蓄遊技媒体数が閾値を超えている場合、会員を称えるメッセージとする、また、貯蓄遊技媒体数が閾値より少ない場合、会員を励ますメッセージとすること等が考えられる。このように本実施形態では、利用店舗の業種が遊技店であった場合、店舗会員が貯蓄している貯蓄遊技媒体数に応じて形成するメッセージを異ならせることで、利用店舗における遊技状況に応じたメッセージを会員に通知することが可能となっている。なお、メッセージを通知するための遊技状況としては、このような貯蓄遊技媒体数に限られるものでは無く、例えば、図12(b)で説明した店舗会員別遊技履歴テーブルに基づく遊技状況に応じたメッセージを形成することとしてもよい。
サーバー5は、来店した会員に対して来店ポイントの付与を行う(S306)。本実施形態では、アンケートを行うこととしており、アンケートに回答したか否かによって来店ポイントを異ならせている。このような構成により、会員のアンケートに回答する意欲を向上させ、アンケートの回答率を向上させることが可能となる。なお、アンケートに回答しない場合、来店ポイントを付与しないこととしてもよい。付与する来店ポイントは、店舗情報中の付与来店ポイントとして規定されており、各店舗においてアンケートに回答した場合の来店ポイントと、回答無しの場合の来店ポイントが規定されている。サーバー5はアンケートの回答状況に応じて、付与する来店ポイントを決定し、履歴情報に記録する。また、会員情報中の保有ポイント、並びに、店舗情報中の総付与来店ポイントに付与来店ポイントを加算する(S306)。
サーバー5は、広告選択処理(S370)で選択した広告情報、メッセージ形成処理(S380)で形成したメッセージ、付与した来店ポイント、保有ポイントを含むポイント通知情報を携帯端末3に送信する(S307)。携帯端末3は、受信したポイント通知情報に基づいてポイント通知画面を表示する(S206)。図25は、ポイントプログラムのポイント通知画面を示す図である。図25は、業種が遊技店の店舗に来店した際に表示されるポイント通知画面であり、メッセージ377、来店ポイント378、保有ポイント379、広告表示欄380を有して構成されている。メッセージ377は、メッセージ形成処理(S380)で形成された、会員に対する通知内容となっている。本実施形態では、店舗の業種が遊技店の場合、当該店舗での貯蓄遊技媒体数等の遊技状況に応じた通知内容となっている。来店ポイント378は、来店処理中、S306において会員に付与された来店ポイントである。保有ポイント379は、会員が店舗に来店することで、これまでに貯蓄した来店ポイントである。広告表示欄380には、広告選択処理(S370)で選択された広告情報が表示される。本実施形態では、高頻度通信方式を使用する通信装置2を設置した店舗を広告対象としており、会員は、広告された店舗に来店することで、高頻度通信方式を使用する通信装置2と通信を行い、来店ポイントを貯めることが可能である。なお、広告表示欄380に表示される広告には、店舗において使用している通信方式を表示することとしてもよい。広告の対象となった店舗に、会員をより効果的に誘引することが可能となる。
以上、携帯端末3を使用して会員に来店ポイントを付与する来店処理を説明したが、本実施形態では、携帯端末3と通信装置2間で行われた通信の通信方式をサーバーで集計することで、会員が好んで使用する高頻度通信方式を判定することが可能となる。このように判定された高頻度通信方式は、会員に対して広告する店舗の選出に使用することが可能である。あるいは、一般的にどの通信方式が利用されているかを判定することで、今後、店舗に設置する通信装置2の通信方式の選定の参考にすることも可能である。
また、本実施形態のポイントプログラムは、メッセージ形成処理(S380)で説明したように、来店した店舗(利用店舗)が遊技店の場合、当該利用店舗の店舗会員IDを参照し、利用店舗での貯蓄遊技媒体数など、利用店舗における遊技状況を取得することが可能となっている。本実施形態のポイントプログラムは、利用店舗における遊技状況の取得機能を利用し、利用店舗における遊技履歴を参照表示可能としている。
図26は、ポイントプログラムの遊技履歴画面を示す図である。図22に示すトップ画面中、履歴表示項目371cが選択操作された場合、現在、利用している利用店舗での遊技履歴が表示される。携帯端末3は、サーバー5を経由して、図8(a)に示す店舗会員カードテーブル、図12(b)に示す店舗会員別遊技履歴テーブルなどにアクセスし、遊技履歴画面を表示する。本実施形態の遊技履歴画面には、店舗会員の遊技に関する情報として、現在状況表示欄381、推移表示グラフ382が表示される。現在状況表示欄381には、店舗会員のプリペイド残高、店舗会員が営業日当日に獲得した持ちメダル数が表示される。推移表示グラフ282には、店舗会員の当日の使用メダル数および獲得メダル数の変動がグラフで表示される。このように本実施形態のポイントプログラムは、利用店舗において来店ポイントを貯蓄するのみならず、利用店舗における遊技状況を参照することが可能となっている。
図16で説明した来店処理は、携帯端末3とサーバー5の間で通信を行う形態であったが、来店処理では、通信装置2とサーバー5の間で通信を行う形態を使用してもよい。図27は、他の実施形態における来店処理を示すフロー図である。この来店処理では、まず、携帯端末3から通信装置2に対して来店確認情報が送信される(S251)。この来店確認情報には、少なくとも会員を特定するための会員IDが含まれている。来店確認情報を受信した通信装置2は、来店確認情報に基づいて形成された来店情報をサーバー5に送信する(S152)。この来店情報には、来店確認情報に含まれる店舗ID、店舗内エリアIDの他、日時、会員ID、通信装置2との間で使用した通信方式などが含まれている。来店情報を受信(S301)したサーバー5は、図16の来店処理と同様、S301〜S307の処理を実行する。
このように通信装置2とサーバー5で通信を行う形態では、二次元バーコードを使用する場合には、携帯端末3側で二次元バーコードを表示させる必要がある。したがって、図23で説明したポイントプログラムの通信方式選択画面において、二次元バーコードを使用する通信方式選択ボタン372dが選択された場合には、携帯端末3側で二次元バーコードを表示する。図28には、ポイントプログラムの二次元バーコード利用画面が示されている。二次元バーコード利用画面には、来店確認情報をコード化した二次元バーコード383が表示されている。この二次元バーコード383を通信装置2に設けられたカメラ、スキャナー等の読取装置で読み取らせることで、携帯端末3から通信装置2に対して来店確認情報が送信されることになる。
図29は、他の実施形態における店舗での通信装置の配置を説明するための図である。図2では、1つの店舗Aに1台の通信装置2aが設置され、通信装置2aは1つの通信方式を使用している形態について説明したが、1つの店舗Aには複数の通信装置2が設置されていてもよい。図29の場合、遊技島3A〜3Eの両端にBluetooth規格の通信方式を採用する通信装置2a−1〜2a−10が設置されている。また、店舗の各出入口には、二次元バーコードの通信方式を採用する通信装置2d−1〜2d−3が設置されている。なお、Bluetooth規格の通信方式を採用する通信装置2a−1〜2a−10は、小型で実現できるため、予め設置されている両替機等の装置内に組み込むこととしてもよい。このように複数の通信装置2を設置する形態では、各通信装置2に対して店舗内エリアIDを割り当てておくことで、サーバー5は、ユーザーがどの通信装置2と通信したかを認識することが可能となる。したがって、ユーザーが店舗内のどこで通信を行ったかを判定することが可能となる。このような店舗内における使用位置を集積することで、店舗内における利用頻度の高い位置、低い位置等、ユーザーの行動に関する情報を判定することが可能となる。
ところで、本実施形態の来店管理システムのように、複数の通信方式を利用可能とする場合、サーバー5に送信される通信方式(来店情報に含まれている)は、不正検出に利用することが可能である。図15で説明したように、店舗側の各種情報を管理する店舗情報には、店舗で採用する通信方式を含めておくことが可能である。来店情報に含まれる通信方式が、この店舗情報に含まれる通信方式と異なっていた場合、来店ポイントを不正取得する等の不正利用であることが考えられる。サーバー5は、受信した来店情報中の通信方式が、店舗情報に含まれる通信方式と異なっているかを検出し、異なっていた場合には不正と判定し、来店ポイントの付与などの処理を行わず、一致していることを条件として、図16で説明した来店処理が実行する。不正の判定には、通信方式を使用する形態のみならず、店舗の営業日、営業時間を使用することとしてもよい。この場合、店舗情報には、店舗の営業日あるいは営業時間といった営業期間情報を含ませておくことになる。サーバー5は、来店情報の受信日あるいは受信時間を当該店舗の営業期間情報と対比し、受信日あるいは受信時間が営業期間情報と異なる場合、不正と判定する。不正と判定された来店情報に対しては、上述する通信方式の場合と同様、来店ポイント付与などの処理を実行しないこととする。
また、本実施形態では、図25で説明した来店ポイント通知画面を表示することで、ユーザーに対して来店ポイントが付与されたこと、すなわち、携帯端末3と通信装置2との間で通信が行われたことを通知している。ここで、携帯端末3で実行されるポイントプログラムは、ユーザーが予め設定した通信方式で自動通信する形態も考えられる。このような自動通信による形態は、Bluetooth、Wifi、音波といった無線による通信方式(第2の通信方式という)において有効である。ユーザーは来店するだけで、携帯端末3を操作すること無く、携帯端末3と通信装置2間の通信を行うことが可能となる。しかしながら、この第2の通信方式は、通信が行われたことが気付き難い。一方、二次元バーコードを使用する場合、ユーザーが通信装置2に表示された二次元バーコードを携帯端末3で読み取る、あるいは、携帯端末3に表示させた二次元バーコードを通信装置2に読み取らせる必要があるため、携帯端末3と通信装置2間の通信に気付き易い通信方式(第1の通信方式という)といえる。したがって、携帯端末3と通信装置2間で通信が行われた場合、ユーザーが気付き易い第1の通信方式では、来店ポイント画面でユーザーに通知し、ユーザーが気付き難い第2の通信方式では、携帯端末3のスピーカー42からの音でユーザーに通知する、あるいは、携帯端末3の振動機能を使用し、振動によってユーザーに通知する等、第1の通信方式、第2の通信方式のどちらで通信を行ったかによって、通知形態を変更することが好ましい。
また、通信装置2が発信する来店確認情報(図16の場合)、あるいは、来店情報(図27の場合)には、発信時間によって種類が異なる判定情報を含めてもよい。この判定情報は来店情報に含めてサーバー5に送信され、サーバー5の集計処理(S350)で集計される。来店ポイントを集めるためにだけ、店舗に赴くユーザーも考えられる。このように、発信時間によって種類が異なる判定情報をサーバー5に送信、集計することで、ユーザーが赴いた店舗における滞在時間を判定することが可能となる。例えば、サーバー5は、同じ店舗から複数種類の判定情報を受信している場合、ユーザーは長時間滞在していると推定することが可能である。このような構成により、店舗が遊技店の場合には、滞在時間に基づいて、来店ポイントを集めるためにだけ来店したのか、実際に遊技を行ったかを推定することも可能となる。
また、本実施形態の広告選択処理(S370)は、(1)高頻度通信方式を採用する店舗であること、(2)利用店舗と異なる業種の店舗であること、(3)利用店舗に近い店舗であること、を条件として広告対象とする店舗を決定しているが、これら条件以外に、(4)アンケートに対する回答、(5)遊技店における遊技状況等、ユーザーが実際に行ったことで得られた情報、を使用して広告を行うこととしてもよい。なお、(4)、(5)の両方を条件とする場合、(5)を優先することが好ましい。(5)はユーザーの実際の行動に基づくため、ユーザーのニーズに応じた確度の高い広告を行うことが可能となる。なお、(1)〜(5)の条件は、何れか1つを使用する、あるいは、適宜数組み合わせて行うこととしてもよい。また、(1)〜(5)で選択する内容は、携帯端末3で広告対象とする店舗のみならず、携帯端末3で通知するメッセージの選択、あるいは、携帯端末3で行われるその他のサービスに使用することとしてもよい。
また、本実施形態のメッセージ形成処理(S380)では、来店した店舗が遊技店であった場合、店舗側のメダル管理コンピューター550にアクセスすることで、店舗会員としての遊技状況(例えば、貯蓄遊技媒体数)を取得し、遊技状況に応じたメッセージを形成しているが、広告選択処理(S370)においても同様に、店舗会員としての遊技状況に応じた広告を選択することとしてもよい。例えば、遊技状況が好調である場合には高価格帯の飲食店の広告を選択し、遊技状況が低調である場合には低価格帯の飲食店の広告を選択すること等が考えられる。また、来店した店舗が遊技店であった場合、店舗会員となっていない等、メダル管理コンピューター550との通信が行われなかった場合には、遊技状況とは無関係に広告を出力することとなる。このように遊技媒体管理装置(例えば、メダル管理コンピューター550)と通信を行った場合と、行われない場合とで異なる広告を携帯端末で行うことで、特に、通信を行った場合には、貯蓄遊技媒体数等の遊技状況に応じた広告を行うことが可能となる。
以上、本実施形態の来店管理システムは、スロットマシン1が配置された店舗に適用した例を説明したが、本発明に係る来店管理システムは、他の形態の店舗、例えば、遊技球(パチンコ球)を使用したパチンコ遊技機が設置された店舗、あるいは、飲食店や小売店等、各種店舗に適用することが可能である。
1:スロットマシン 123:液晶表示器
2(2a〜2d):通信装置 124:タッチパネル
3:携帯端末 129:表示制御基板
3A〜3D:遊技島 130:メダル補給扉
4:無線基地局 131:メダル補給扉鍵
5:サーバー 140:受入部
6:携帯端末 141:導入経路カバー
11a:筐体 142:導入口
11b:前面扉 150:ノズル
12C、12L、12R:リール 165:発光部
13:透視窓 170:端末リーダライタ
14:メダル投入部 180:紙幣識別ユニット
15:下皿 181:制御ユニット
16:スイッチ 181b:RAM
17:スタートスイッチ 181c:EEPROM
18C、18L、18R:ストップボタン 182:払出装置
19:メダル排出口 183:貸出メダル貯留部
31:制御部 184:通信部
32:RAM 185:再プレイ操作基板
33:記憶部 186:リセットスイッチ
34:画像処理部 187:カードリーダライタ
35F:フロントカメラ 189:貸出操作基板
35R:リアカメラ 190:計数装置
37:タッチパネル表示部 200:呼出ランプ
37a:タッチパネル 282:推移表示グラフ
37b:表示部 371:メニューボタン
39:入力スイッチ 371a:項目
40:通信管理インターフェイス 371b:遷移項目
40a:携帯網通信部 371c:履歴表示項目
40b:無線LAN通信部 372a〜372d:通信方式選択ボタン
40c:通信部 373:質問項目
40d:赤外線通信部 374:回答選択項目
40e:非接触通信部 375:回答送信ボタン
41:音響処理部 376:キャンセルボタン
42:スピーカー 377:メッセージ
43:マイクロホン 378:来店ポイント
51:制御手段 379:保有ポイント
52:記憶手段 380:広告表示欄
80:通信ケーブル 381:現在状況表示欄
82:ルーター 382:推移表示グラフ
100:メダル貸出機 383:二次元バーコード
101:筐体 500:カード管理コンピューター
102:開閉板 501:データバス
106:開閉板鍵 502:CPU
110:紙幣挿入口 503:RAM
111:状態報知ランプ 504:RTC
112:カード挿入口 505:記憶装置
113:入金可ランプ 506:入力装置
114:返却ボタン 507:表示装置
114':返却ボタンスイッチ 508:プリンタ
115:カード残高表示部 509:通信部
115':カード残高表示器 540:ホールコンピュータ
116:メダル貸出ボタン 550:メダル管理コンピューター
116':メダル貸出ボタンスイッチ 551:データバス
117:メダル貸出ランプ 553:RAM
118:メダル切れランプ 554:RTC
119:暗証番号表示部 555:記憶装置
119':暗証番号表示器 556:入力装置
120:テンキー 557:表示装置
120':テンキースイッチ 558:プリンタ
121:再プレイボタン 559:通信部
121':再プレイボタンスイッチ 580:精算装置
122:計数ボタン 703:カードユニット
122':計数ボタンスイッチ 1000:遊技用システム

Claims (14)

  1. 通信装置と、サーバーとを備えた来店管理システムであって、
    前記通信装置は、店舗に配置され、ユーザーが所持する携帯端末と複数の通信方式中、何れか1の前記通信方式で通信可能とし、
    前記通信装置もしくは前記携帯端末は、前記通信装置と前記携帯端末の間で通信が行われた際、来店した前記ユーザーを識別可能な識別情報と、前記通信に使用した前記通信方式を含む来店情報を前記サーバーに送信する送信処理を実行し、
    前記サーバーは、受信した前記来店情報に基づいて、前記ユーザーの来店に関する集計を行う集計処理を実行することを特徴とする
    来店管理システム。
  2. 前記サーバーは、前記来店情報に基づき前記ユーザーの使用頻度の高い前記通信方式を判定し、判定した前記通信方式を採用する前記店舗の広告を、当該ユーザーが所持する前記携帯端末に対して優先的に行う広告処理を実行することを特徴とする
    請求項1に記載の来店管理システム。
  3. 前記サーバーは、前記来店情報に含まれる前記通信方式と、前記店舗で使用する前記通信方式が異なることを検出可能とすることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の来店管理システム。
  4. 前記通信方式には、前記ユーザーが気付き易い第1の通信方式と、前記ユーザーが気付き難い第2の通信方式が存在し、
    前記携帯端末は、前記第2の通信方式で前記通信装置と通信を行った場合、通信したことを前記第1の通信方式と異なる形態で前記ユーザーに通知する通知処理を実行可能とすることを特徴とする
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の来店管理システム。
  5. 前記サーバーは、受信した前記来店情報に基づいて、前記ユーザーに来店ポイントを付与するポイント付与処理を実行することを特徴とする
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の来店管理システム。
  6. 前記サーバーは、前記通信装置と前記携帯端末の間で通信を行う際、前記ユーザーに対してアンケートを行うための処理を実行し、
    前記ポイント付与処理は、前記アンケートに回答した場合と回答しない場合で、前記ユーザーに付与する前記来店ポイントを異ならせることを特徴とする。
    請求項5に記載の来店管理システム。
  7. 前記アンケート処理は、前記ユーザーが以前に回答しなかったアンケートに対応するアンケートの出現率を下げる、もしくは、出さないことを特徴とする
    請求項6に記載の来店管理システム。
  8. 前記通信装置は、発信時間を異ならせて複数種類の情報を発信し、
    前記集計処理は、前記携帯端末が複数種類の情報を受信したか否かを特定可能に集計することを特徴とする
    請求項1から請求項7の何れか1項に記載の来店管理システム。
  9. 前記店舗内には複数の前記通信装置が配置され、前記通信装置毎に異なる所定情報を発信し、
    前記集計処理は、前記携帯端末が複数の前記所定情報を受信したか否かを特定可能に集計することを特徴とする
    請求項1から請求項8の何れか1項に記載の来店管理システム。
  10. 前記サーバーは、
    前記通信装置と携帯端末間で通信を行う際、前記ユーザーに対してアンケートを行うアンケート処理と、
    前記アンケートに対する回答と、前記ユーザーが実際行ったことで得た情報に基づき、前記ユーザーが実際行ったことで得た情報を優先してサービスや広告を行うことを特徴とする
    請求項1から請求項8の何れか1項に記載の来店管理システム。
  11. 前記携帯端末は、遊技媒体を管理する遊技媒体管理装置と通信可能とし、
    前記サーバーは、前記携帯端末と前記遊技媒体管理装置との間で所定の通信が行われた場合と、行われない場合とで、異なる広告を当該携帯端末に対し行う広告処理を実行することを特徴とする
    請求項1から請求項10の何れか1項に記載の来店管理システム。
  12. 前記ユーザーが所持する遊技媒体の数に応じたメッセージを形成するメッセージ形成処理を実行することを特徴とする
    請求項11に記載の来店管理システム。
  13. 通信装置と通信可能なサーバーであって、
    前記通信装置は、店舗に配置され、ユーザーが所持する携帯端末と複数の通信方式中、何れか1の通信方式で通信可能とし、
    前記通信装置、もしくは、前記携帯端末は、前記通信装置と前記携帯端末の間で通信が行われた際、来店したユーザーを識別可能な識別情報と、前記通信に使用した前記通信方式を含む来店情報を前記サーバーに送信する送信処理を実行し、
    前記サーバーは、受信した前記来店情報に基づいて、前記ユーザーの来店に関する集計を行う集計処理を実行することを特徴とする
    サーバー。
  14. サーバー、及び、通信装置と通信可能な携帯端末で実行可能な携帯端末用プログラムであって、
    前記通信装置は、店舗に配置され、ユーザーが所持する前記携帯端末と複数の通信方式中、何れか1の通信方式で通信可能とし、
    前記携帯端末は、前記通信装置と前記携帯端末の間で通信が行われた際、来店したユーザーを識別可能な識別情報と、通信に使用した前記通信方式を含む来店情報を前記サーバーに送信する送信処理を実行することを特徴とする
    携帯端末用プログラム。

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