JP4296322B2 - 行動履歴管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、人などの行動履歴を管理するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
人が移動した履歴を測定するシステムとして、次のようなものが考えられる。図7に示すように、複数のリーダーr1,r2,r3,…を、特定の場所に配置し、それぞれを管理コンピュータ3に接続している。また、ユーザーには、IDタグを埋め込んだユーザーカードC1,C2、…を配布し、ユーザーは、上記リーダーr1,r2,r3,…に、自分のユーザーカードを読み込ませながら移動する。
ユーザーが、カードを読み取らせながら移動し、上記カードリーダーr1,r2,r3,…は、ユーザーカードC1、…から読み取ったIDを管理コンピュータ3へ送信する。
管理コンピュータ3は、図8に示すように、受信したユーザーIDを、対応するリーダーごとに、さらに、時間ごとに記憶する。なお、ここでは、カードC1,C2…に記憶されているユーザーIDを、それぞれ「C1」,「C2」,「C3」,…とする。
【0003】
そして、図8に示すようなデータから、特定のユーザー、例えば、ユーザーカードC1を持ったユーザーの行動履歴を管理する場合は、次のようにする。
まず、図8に示すデータの中から、ユーザーID「C1」を検索し、このID「C1」に対応する時間帯順に、対応するリーダーを並べ替える。つまり、「C1」が、対応している時間帯「10:00から11:00」→「11:00から12:30」→「12:30から15:00」に対応するリーダーは、リーダーr1→リーダーr2→リーダーr3である。従って、カードC1のユーザーは、上記時間帯に、それぞれのリーダーに対応する位置に居たということがわかる。
【0004】
このような行動履歴データは、ユーザーが、管理コンピュータ3から引き出して見ることができるようにすることもできるし、リーダーを設置した側が、人の行動履歴を管理することもできる。例えば、上記リーダーを遊技場の遊技台に対応させて設置すれば、ユーザーごとの遊技台利用データとして、ユーザーも、遊技場側も利用することもできる。
つまり、図7に示すのは、IDタグを携帯したユーザーが、そのIDを読み込ませながら移動すると、リーダーr1,r2,r3,…の設置場所から、そのユーザーの移動場所を特定することができるというシステムである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図7に示す行動履歴管理システムにおいて、特定する移動位置の位置精度を高めるためには、リーダーの設置個数を多くしなければならない。また、管理コンピュータ3に、各リーダーが、読み取ったIDを入力するために、リーダーと管理コンピュータ3とを接続しなければならない。
しかし、リーダーを多数設置するためにはそれだけコストが掛かる。また、特定のユーザーIDから行動履歴を確認するためには、各リーダーから入力された全てのデータを総合的に判断する必要がある。従って、多数設置したリーダーを全て、管理コンピュータに接続しなければならない。そのために、さらに設備コストが掛かるという問題があった。
この発明の目的は、設備コストを抑えて、人の行動履歴を管理できるシステムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、特定のエリア内の、複数の位置にそれぞれ配置したIDタグと、管理サーバーと、この管理サーバーに接続可能にした携帯リーダーとからなりこの携帯リーダーは、上記IDタグに記憶されている情報を読み取る読み取り手段と、読み取った情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された情報を出力する出力手段と、表示手段と、処理手段とを備え、上記処理手段は、上記読み取り手段を介してIDタグからIDを読み取り、そのIDを読み取り時刻に対応づけて上記記憶手段に記憶させるとともに、読み取ったIDと読み取り時刻とを上記出力手段を介して出力し、管理サーバーは、携帯リーダーから出力されたIDに対応し、かつ上記読み取り時刻に対応した関連情報を、予め記憶している情報から抽出してそれを出力し、上記携帯リーダーの処理手段は、管理サーバーから出力された関連情報を受信して上記表示手段に表示させる点に特徴を有する。
上記IDタグとは、そのもの固有の識別願号などのID情報を記憶し、それを外部から読み取ることができるようにしているタグのことで、実際には、カードやシールなどに埋め込んで用いる。
【0007】
第2の発明は、上記IDタグを、遊技場に設置された遊技台ごとに対応づけて設け、上記管理サーバーは、遊技台の台番号とIDタグのIDとを対応づけた対応テーブルと、遊技台ごとに時刻に対応づけた遊技台情報とを記憶上記対応テーブルに基づいて上記携帯リーダーから送信されたIDに対応する台番号を特定するとともに、この台番号ごとに遊技台情報を抽出して、この遊技台情報の中から、上記携帯リーダーから送信されたIDに対応する読み取り時刻に対応した遊技台情報を台番号とともに上記関連情報として出力する点に特徴を有する
【0008】
【発明の実施の形態】
図1〜図5に示す第1実施例は、この発明の、行動履歴管理システムを遊技場に適用した例である。
図1のように、遊技台1の隣にそれぞれに対応する台端末2を設置している。この台端末2には、それぞれ、隣接された遊技台を特定するIDを記憶したIDタグT1,T2,T3,…を貼り付けている。具体的には、IDタグを内蔵したシールを貼っている。ここでは、台端末2にIDタグを貼付しているが、遊技台1に貼付してもよい。また、台端末2は、遊技台1に電気的に接続し、ユーザーからの要求に従って、遊技台1に対して、遊技媒体の払い出し指令を出力するようにしても良い。
【0009】
また、各遊技台1は、管理コンピュータ4に接続され、管理コンピュータ4には、各遊技台1の遊技台情報が記憶されるようにしている。遊技台情報とは、図3に示すような情報で、遊技台1ごとの、アウト玉数やセーフ玉数、大当たり回数などのデータである。なお、アウト玉数とは、その遊技台において、ユーザーが打ち出した玉数のことで有り、セーフ玉数とは、遊技台から払い出された玉数のことである。
セーフ玉数からアウト玉数を引いた値が、ユーザーの獲得玉数になる。そして、大当たり回数の大当たりとは、特定の入賞口に入賞することによって回転した図柄が、予め決められた特定の図柄で止まったときのことで、多数の玉が払い出される状態である。
【0010】
また、IDタグT1,T2,T3,…は、それぞれ、IDを記憶するとともに、記憶しているID情報などを出力する出力手段を備えている。
この出力手段は、例えば、外部からの電波によって起動する送信回路を備え、情報を発信する手段である。ただし、IDタグ側に電源等を設けて、外部からの電波によらないでも、情報を送信できるようにしてもよい。
【0011】
一方、遊技するユーザーは、携帯リーダーRを携帯する。この携帯リーダーRは、図2に示すように、上記IDタグTの情報を読み取って入力する入力手段5を備えている。この入力手段5は、上記IDタグTに対して電波を発信し、それによって送信されたID情報などを受信する手段で、この発明の読み取り手段にあたる。そして、携帯リーダーRに設けた読み取りボタンなどを押すことによって、読み取りを開始させるようにしてもよいし、携帯リーダーR側で、定期的に、電波を発信して、IDタグからの情報を受信するようにしてもよい。ただし、携帯リーダーRが発信する電波によって情報を発信できるIDタグは、上記携帯リーダーRからの距離が所定距離以内のものに限られ、その距離を適当に設定しておけば、複数のIDタグからの情報が混信してしまうことがない。
【0012】
また、携帯リーダーRは、処理手段6や、データを記憶する記憶手段7、データを出力する出力手段8、タイマー9を備えている。
上記処理手段6は、入力手段5から入力されたデータを記憶手段7に記憶させたり、出力手段8から出力させたりする。この出力手段8は、図示しないディスプレイに接続して、記憶手段7に記憶されている情報を表示したり、図1に示すように通信手段Iを介して管理コンピュータ4へ接続して、データを送信したりする機能を備えている。
また、タイマー9は、時刻を計測する機能を備え、上記処理手段6は、入力手段5が、特定のIDタグTから情報を読み取ったとき、その情報にその時刻を対応づけて記憶手段7に記憶させたり、上記入力手段5や出力手段8の動作を制御したりする機能を備えている。
【0013】
以下に、携帯リーダーRを持ったユーザーが、遊技場で遊技をして、その後、自分の遊技履歴を確認する手順を説明する。
ユーザーが、図1における左端の遊技台1を利用する場合、まず携帯リーダーRによって、IDタグT1のID情報を読み取る。ここでは、携帯リーダーRは、電源を入れると、自動的に、しかも定期的にIDタグからの情報を受信するようにする。そして、この遊技場内に設置されているIDタグのうち、最も携帯リーダーRに近い場所にあるIDタグT1からの情報を受信する。そして、IDタグT1からID情報を受信するたびに、処理手段6は、その時刻をタイマー9で特定して、受信したID情報にその時刻を対応づけて記憶手段7に記憶させる。
【0014】
そして、ユーザーが、遊技台を変えて、例えば、右隣の遊技台1に移動して遊技すれば、その間は、携帯リーダーRは、IDタグT2の情報を受信することになる。
同様に、他の遊技台へ移動すれば、その位置に対応するIDタグの情報を受信し、そのID情報を受信した時刻とともに記憶手段7に記憶させる。
一日の遊技を終了した時点で、ユーザーの携帯リーダーRの記憶手段7には、図4に示すように、入力手段5が読み取ったIDとその時刻とが記憶されている。
【0015】
例えば、10:20から12:00までの間、ユーザーは、図1における左端の遊技台1の前にいたため、携帯リーダーRは、IDタグT1からの情報を受信している。さらに、12:30から15:00までの間は、IDタグT3のIDを受信している。すなわち、左端から3番目の遊技台1で遊技していたと考えられる。
なお、ここでは、IDタグT1,T2,T3…それぞれが記憶しているIDをそれぞれ「T1」,「T2」,「T3」とする。
【0016】
しかし、上記のように、記憶手段7に記憶されているIDと時間帯とをそのままディスプレイなどに表示されても、ユーザーにとっては、意味が分からないこともあるが、記憶手段7に記憶されているIDが、遊技台1に付けられている台番号に対応していれば、ユーザーは、自分が、何時から何時まで、どの台を利用していたのかということがわかる。つまり、ユーザーは自分の行動履歴を把握することができる。
また、携帯リーダーRに、図5に示すようなIDと台番号との対応テーブルを記憶させて、処理手段が受信したIDを台番号に変換して、表示させるようにすれば、ユーザーが、自分の台利用履歴を知ることができる。
【0017】
なお、図5に示すようなID−台番号対応テーブルなどは、予め記憶手段7に記憶させておくのではなく、必要なときにだけ、取り込むようにすることもできる。例えば、遊技場に来店するごとに、遊技場側の専用の端末から受信し、記憶させるようにする。そして、その遊技場での履歴を出力した後は、削除するようにすれば、記憶手段の容量をそれほど大きくしなくても、携帯リーダーRを様々な遊技場で利用することができる。
【0018】
そして、この第1実施例のシステムでは、個人の行動履歴を管理するために、各遊技台1のIDタグが読み取られたという情報を、管理コンピュータ4などで、一括管理する必要が無い。つまり、管理コンピュータとIDタグT1,T2,T3,…などを連結する必要は無いし、複数の携帯リーダーR同士をネットワーク化する必要も無い。個人の履歴は、個人が携帯するリーダーRに記憶された情報で管理できるため、他の携帯リーダーRが読み取ったデータを総合化して判定する必要が無いのである。従来例のように、複数のリーダーの情報を管理コンピュータ3に入力して、それら全てのデータから個人の行動履歴を把握するシステムと比べて、設備コストを大幅に抑えることができる。
【0019】
また、この実施例では、ユーザーの利用した遊技台1がどれであるかということだけでなく、自分の遊技成績を含んだ遊技履歴まで、ユーザーが知ることができるようにしている。ユーザーが、自分の遊技履歴を獲得する手順を以下に説明する。なお、上記遊技履歴がこの発明の関連情報にあたる。また、このとき携帯リーダーRには、ディスプレイを備え、このディスプレイに、遊技履歴情報を表示させるものとする。
まず、ユーザーは、上記のようにして、遊技場で携帯リーダーRに遊技台1を特定するID情報を記憶させる。携帯リーダーRの記憶手段7には、図4に示すように、時刻に対応して、利用した遊技台1のIDが記憶されている。
【0020】
一方、図1の管理コンピュータ4には、先に説明した遊技台情報として図3に示す情報が、遊技台ごとに記憶されている。さらに、管理コンピュータ4には、図5に示すような、IDタグのIDと台番との対応テーブルも記憶されている。
この状態で、上記携帯リーダーRを、通信手段Iを介して管理コンピュータ4に接続し、自身の記憶手段7に記憶されているデータ(図4参照)を送信する。このデータを受信した管理コンピュータ4は、受信したIDと、図5の対応テーブルとを対比して台番号を特定する。
【0021】
さらに、管理コンピュータ4は、特定した台番号ごとに、遊技台情報を抽出して、その中から、ユーザーの携帯リーダーRに記憶されているIDに対応する時間帯のデータを切り出して、携帯リーダーRへ送信する。例えば、図4に示すデータ中の、10:20から12:00に対応するID「T1」と、図5のテーブルとから、図3に示す台番号201の遊技台データを抽出する。さらに、この台番号201の遊技台情報の中から、上記「10:20から12:00」部分のデータ、図の一点差線の枠10で囲んだ部分のデータを切り出す。同様に、他の時間帯についても、対応するIDから遊技台を特定し、さらに、遊技台情報からユーザーの遊技データを切り出す。
【0022】
このようにして切り出したデータを、ユーザーの遊技履歴として、携帯リーダーRへ送信する。これにより、ユーザーは、遊技履歴を知ることができるが、このような遊技履歴データによって、ユーザーは、その日の勝ち負けを判断したり、その後の遊技の参考にしたりできる。
つまり、この第1実施例において、管理コンピュータ4が、この発明の管理サーバーであり、関連情報出力手段として機能している。
【0023】
なお、この第1実施例では、ID情報を読み取った時刻を携帯リーダーR側で特定するようにしているが、携帯リーダーRは、時刻を特定するためのタイマーを備えていなくても良い。時刻情報は、リーダーRの外部から入力されるようにすることもできる。
また、時刻情報を携帯リーダーに記憶させないようにした場合でも、ユーザーの行動履歴として、利用した遊技台の順序などはわかるし、管理コンピュータ4から遊技台情報を受信すれば、自分が利用した遊技台の特徴を知ることもできる。
【0024】
なお、この実施例では、携帯リーダーRにディスプレイを備えているので、携帯リーダーRが管理コンピュータ4にアクセスできれば、どこででも、ユーザーは自分の履歴データを確認することができる。ただし、携帯リーダーRには、ディスプレイなどを備えないで、リーダーRを、別体のディスプレイやプリンタなどに接続して、受信したデータを出力させるようにしてもかまわない。
【0025】
また、ユーザーが、携帯リーダーRを用いて管理コンピュータ4へアクセスするのではなく、携帯電話やパソコンなど別のユーザー端末を用いて、アクセスするようにしてもよい。そして、携帯リーダーRに記憶されているデータを、上記ユーザー端末を介して送信し、管理コンピュータ4から出力される履歴データを、携帯電話やパソコンなどで受信するようにしても良い。
さらに、上記のようなシステムを用いた遊技場側では、ユーザーの携帯リーダーRが管理コンピュータ4へアクセスしてきたときに、パスワードなどユーザーを特定するIDを取得すれば、顧客ごとの遊技履歴を管理して、マーケティング情報として利用することもできる。
【0026】
図6に示す第2実施例は、特定のエリア11内の、通路12の交差点に、IDタグT1〜T13を設けた例である。
そして、携帯リーダーRを持った人が、上記エリア11内の通路12を移動しながらID情報を読み取っていく。そして、記憶手段7に記憶されているID情報を出力させれば、その記憶順序から、その人が通過した交差点の順序がわかる。
【0027】
この第2実施例においても、IDタグからID情報を読み取るたびに、その時刻を記憶させるようにすれば、通過順序ととともに、通過時刻がわかる。
このようなシステムを店舗内や、工場などに利用すれば、店員や作業員などの動線を確認することができ、それにより、店員などの、行動を管理することもできるし、作業効率の良い配置を考えることもできる。例えば、開店時に店員が集まらなければならない店舗内の特定の場所にIDタグを設けて、各店員の携帯リーダーRに記憶されているデータから、開店時に、その場所にいたかどうかを確認することもできる。
【0028】
そして、この第2実施例でも、IDタグT1〜T13同士や、リーダーRをネットワーク化することは必要でない。特に、移動経路を正確に把握するためには、設置するIDタグの間隔を細かくする必要が有るが、IDタグを多数設けたとしても、従来のように、リーダーを多数設ける場合と比べて、格段にコストを抑えることができる。
【0029】
【発明の効果】
第1、第2の発明によれば、設備コストを抑えて、人の移動経路とともに、移動位置に対応する関連情報などの行動履歴を管理することができるようになる。
さらに、関連情報を付加した履歴情報を、リーダー表示手段に表示させ、移動する本人が簡単に見ることができるようになる。
第2の発明によれば、移動位置に対応する関連情報として遊技場での遊技履歴を管理することができる。遊技場は、関連情報を付加した履歴情報を、マーケティング情報として、管理することができるし、管理される人にも、より詳細な履歴情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のシステムの全体図である。
【図2】第1実施例の携帯リーダーの構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施例の遊技台情報を示した表である。
【図4】第1実施例の携帯リーダーが記憶しているデータを示した表である。
【図5】第1実施例のタグのIDと遊技台の台番号との対応テーブルである。
【図6】第2実施例の、システム構成を示す図である。
【図7】従来例のシステムの構成を示した図である。
【図8】従来例のデータを示した表である。
【符号の説明】
R 携帯リーダー
4 管理コンピュータ
5 入力手段
6 処理手段
7 記憶手段
8 出力手段
9 タイマー
T1〜T13 IDタグ

Claims (2)

  1. 特定のエリア内の、複数の位置にそれぞれ配置したIDタグと、管理サーバーと、この管理サーバーに接続可能にした携帯リーダーとからなりこの携帯リーダーは、上記IDタグに記憶されている情報を読み取る読み取り手段と、読み取った情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された情報を出力する出力手段と、表示手段と、処理手段とを備え、上記処理手段は、上記読み取り手段を介してIDタグからIDを読み取り、そのIDを読み取り時刻に対応づけて上記記憶手段に記憶させるとともに、読み取ったIDと読み取り時刻とを上記出力手段を介して出力し、管理サーバーは、携帯リーダーから出力されたIDに対応し、かつ上記読み取り時刻に対応した関連情報を、予め記憶している情報から抽出してそれを出力し、上記携帯リーダーの処理手段は、管理サーバーから出力された関連情報を受信して上記表示手段に表示させる行動履歴管理システム。
  2. 上記IDタグを、遊技場に設置された遊技台ごとに対応づけて設け、上記管理サーバーは、遊技台の台番号とIDタグのIDとを対応づけた対応テーブルと、遊技台ごとに時刻に対応づけた遊技台情報とを記憶上記対応テーブルに基づいて上記携帯リーダーから送信されたIDに対応する台番号を特定するとともに、この台番号ごとに遊技台情報を抽出して、この遊技台情報の中から、上記携帯リーダーから送信されたIDに対応する読み取り時刻に対応した遊技台情報を台番号とともに上記関連情報として出力する請求項1に記載の行動履歴管理システム。
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