JP5400754B2 - 遊技情報提供システム、遊技情報提供装置および遊技管理端末 - Google Patents

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Description

本発明は、スロットマシンやパチンコ機等の遊技機での遊技に関する情報(以下「遊技情報」という)を利用者に提供する技術に関する。
遊技機での遊技に関する遊技情報(例えばメダル投入数や入賞回数等)を利用者毎に個別に提供する技術が従来から提案されている。例えば特許文献1には、利用者が所持するICカードが遊技機に挿入されてから排出されるまでの遊技期間内の遊技に応じた遊技データを、そのICカードに記憶された識別情報に対応させて管理することで、遊技データに応じた遊技情報を利用者毎に個別に提供する技術が開示されている。
特開2008−43630号公報
しかし、特許文献1の技術では、遊技時に順次に発生する各遊技データと利用者の識別情報とが直接的に対応付けられるから、各遊技データの柔軟な管理が制限されるという問題がある。例えば、遊技機での遊技の開始から終了まで利用者が自身のICカードを遊技機に挿入しておく必要があるから、ICカードを所持する利用者しか遊技データを収集できないという制約がある。以上の事情を考慮して、本発明は、各利用者の遊技データを管理する場合の種々の制約を緩和することを目的とする。
以上の課題を解決するために本発明が採用する手段を以下に説明する。なお、本発明の理解を容易にするために以下では図面の参照符号を便宜的に括弧書で付記するが、本発明を図示の形態に限定する趣旨ではない。
本発明の遊技情報提供システム(100)は、複数の遊技機(22)の各々に対応する複数の遊技管理端末(24)と、各遊技機(22)での遊技に関する遊技情報(P)を利用者に提供する遊技情報提供装置(10)とを具備する遊技情報提供システム(100)であって、複数の遊技管理端末(24)の各々は、利用者から利用指示を受付ける受付手段(46)と、遊技機(22)での遊技に応じて発生する遊技信号(S)を受信する信号受信手段(44)とを含み、遊技情報提供装置(10)は、各遊技管理端末(24)の受付手段(46)が利用者から利用指示を受付けた時刻に応じた第1時刻情報(TA)と当該利用者の識別情報(UID,CID)とを含む複数の第1履歴情報(LA0,LA)を記憶する第1記憶手段(16)と、各遊技管理端末(24)の信号受信手段(44)が受信した遊技信号(S)に応じた遊技データ(DP)と当該遊技信号(S)の発生時刻に応じた第2時刻情報(TB)とを含む複数の第2履歴情報(LB0,LB)を記憶する第2記憶手段(16)と、遊技情報(P)の提供を要求する利用者の提供用識別情報(CID_IN)を取得する識別情報取得手段(74)と、提供用識別情報(CID_IN)に対応した識別情報(UID,CID)を含む第1履歴情報(LA0,LA)を第1記憶手段(16)から検索し、当該第1履歴情報(LA0,LA)の第1時刻情報(TA)に関連した第2時刻情報(TB)を含む第2履歴情報(LB0,LB)を第2記憶手段(16)から検索する情報検索手段(76)と、情報検索手段(76)が検索した第2履歴情報(LB0,LB)に応じた遊技情報(P)を利用者に提供する情報提供手段(78)とを含む。
以上の構成では、利用者の識別情報(UID,CID)と利用者の遊技に応じた遊技データ(DP)とが分離して管理されるから、識別情報(UID,CID)と遊技データ(DP)と直接的に対応させる特許文献1の構成と比較して、各遊技データ(DP)の柔軟な利用が実現されるという利点がある。
なお、第1記憶手段(16)および第2記憶手段(16)の単体/別体は不問である。すなわち、第1記憶手段(16)と第2記憶手段(16)とを別体の記憶装置とした構成と、単体の記憶装置に設定された別個の記憶領域を第1記憶手段(16)および第2記憶手段(16)とした構成との双方が本発明の範囲に包含される。また、第1履歴情報(LA0,LA)が第1時刻情報(TA)と識別情報(UID,CID)とを含む状態とは、第1時刻情報(TA)と識別情報(UID,CID)とが相互に対応付けられた状態を意味し、第1履歴情報(LA0,LA)の具体的なデータ構造の如何は不問である。同様に、第2履歴情報(LB0,LB)が遊技データ(DP)と第2時刻情報(TB)とを含む状態とは、遊技データ(DP)と第2時刻情報(TB)とが相互に対応付けられた状態を意味し、第2履歴情報(LB0,LB)の具体的なデータ構造の如何は不問である。
本発明の好適な態様において、第1履歴情報(LA0,LA)および第2履歴情報(LB0,LB)の少なくとも一方は、当該履歴情報に対応する遊技管理端末(24)に接続された遊技機(22)の機種情報(QB)に関連付けられ、情報提供手段(78)は、機種情報(QB)に応じた遊技情報(P)を利用者に提供する。以上の態様では、第1履歴情報(LA0,LA)および第2履歴情報(LB0,LB)の少なくとも一方が遊技機(22)の機種情報(QB)に関連付けられるから、機種情報(QB)を反映した遊技情報(P)を利用者に提供できるという利点がある。例えば、機種情報(QB)が示す機種毎の遊技情報(P)を利用者に提供することが可能である。
本発明の好適な態様において、第1履歴情報(LA0,LA)および第2履歴情報(LB0,LB)の少なくとも一方は、当該履歴情報に対応する遊技管理端末(24)が設置された遊技施設に関する店舗情報(QA)に関連付けられ、情報提供手段(78)は、店舗情報(QA)に応じた遊技情報(P)を利用者に提供する。以上の態様では、第1履歴情報(LA0,LA)および第2履歴情報(LB0,LB)の少なくとも一方が店舗情報(QA)に関連付けられるから、店舗情報(QA)を反映した遊技情報(P)を利用者に提供できるという利点がある。例えば、店舗情報(QA)が示す店舗毎の遊技情報(P)を利用者に提供することが可能である。
第1履歴情報(LA0,LA)および第2履歴情報(LB0,LB)の少なくとも一方に機種情報(QB)や店舗情報(QA)を関連付けるための構成は任意である。例えば、複数の遊技管理端末(24)が接続された複数の管理装置(26)を具備する構成では、各遊技管理端末(24)が生成した第1履歴情報(LA0)や第2履歴情報(LB0)に対して管理装置(26)が機種情報(QB)や店舗情報(QA)を付加する。また、遊技情報提供装置(10)が、機種情報(QB)や店舗情報(QA)を記憶する第3記憶手段(16)を具備する構成では、遊技管理端末(24)から送信された第1履歴情報(LA0)や第2履歴情報(LB0)に対して遊技情報提供装置(10)が機種情報(QB)や店舗情報(QA)を付加する。
本発明の好適な態様において、第1履歴情報(LA0,LA)は、遊技開始時刻または遊技終了時刻に応じた第1時刻情報(TA)を含み、情報検索手段(76)は、提供用識別情報(CID_IN)に対応する第1履歴情報(LA0,LA)の第1時刻情報(TA)が示す遊技開始時刻から、当該提供用識別情報(CID_IN)に対応する第1履歴情報(LA0,LA)の第1時刻情報(TA)が示す遊技終了時刻までの遊技時間帯に対応した第2時刻情報(TB)を含む第2履歴情報(LB0,LB)を検索する。以上の態様では、遊技開始時刻から遊技終了時刻までの遊技時間帯に対応した第2時刻情報(TB)を含む第2履歴情報(LB0,LB)が検索されるから、各利用者の遊技に応じた遊技データ(DP)を含む第2履歴情報(LB0,LB)を利用者毎に正確に抽出できるという利点がある。
第1時刻情報(TA)が遊技開始時刻または遊技終了時刻に応じて設定される構成の第1態様において、受付手段(46)は、遊技開始指示を利用者から受付ける開始受付手段(464)と、遊技終了指示を利用者から受付ける終了受付手段(466)とを含み、第1履歴情報(LA0,LA)は、開始受付手段(464)が遊技開始指示を受付けた遊技開始時刻、または、終了受付手段(466)が遊技終了指示を受付けた遊技終了時刻に応じた第1時刻情報(TA)を含む。以上の態様では、開始受付手段(464)による遊技開始指示の受付時刻や終了受付手段(466)による遊技終了指示の受付時刻に応じて第1時刻情報(TA)が設定されるから、開始受付時刻および終了受付時刻を適切に特定することが可能である。なお、以上の態様の具体例は例えば第1実施形態として後述される。
第1時刻情報(TA)が遊技開始時刻または遊技終了時刻に応じて設定される構成の第2態様において、各遊技管理端末(24)は、受付手段(46)が利用者から利用指示を受付けた場合に、利用者の通信端末(30)が無線通信網(210)を介して遊技情報提供装置(10)と通信するためのアクセス情報(α)を近距離無線通信で通信端末(30)に通知する近距離通信手段(462)を具備し、遊技情報提供装置(10)は、通信端末(30)に対する操作に応じて当該通信端末(30)から無線通信網(210)に送信される遊技開始指示または遊技終了指示を受信する通信手段(12)を具備し、第1履歴情報(LA0,LA)は、通信手段(12)が遊技開始指示を受信した遊技開始時刻または通信手段(12)が遊技終了指示を受信した遊技終了時刻に応じた第1時刻情報(TA)を含む。以上の態様では、通信端末30に対する操作で発生した遊技開始指示や遊技終了指示の受信時刻に応じて第1時刻情報(TA)が設定されるから、開始受付時刻および終了受付時刻を適切に特定することが可能である。また、通信端末(30)に対する操作に応じて遊技開始指示または遊技終了指示が発生するから、遊技開始指示や遊技開始指示を受付ける要素を遊技管理端末(24)や遊技機(22)に設置する必要がないという利点もある。なお、以上の態様の具体例は例えば第2実施形態として後述される。
本発明の好適な態様において、受付手段(46)は、利用者の通信端末(30)に記憶された機体識別情報(UID)を取得する情報取得手段(462)と、機体識別情報(UID)に対応する会員登録の有無を照会するとともに会員登録済の利用者について会員識別情報(CID)を取得する会員照会手段(526)とを含み、第1履歴情報(LA0,LA)の識別情報は、会員照会手段(526)が取得した会員識別情報(CID)である。以上の態様によれば、会員登録の有無が照会されるとともに会員登録済の利用者の会員識別情報(CID)が第1履歴情報(LA0,LA)に含まれるから、会員登録の有無に関わらず遊技データ(DP)を収集しながら、遊技情報(P)の提供の対象を会員登録済の利用者に制限できるという利点がある。なお、会員登録とは、有効な会員として登録されていることを意味する。以上の態様の具体例は例えば第3実施形態として後述される。
本発明は、遊技情報(P)を利用者に提供する遊技情報提供装置(10)としても特定される。本発明の遊技情報提供装置(10)は、利用者から利用指示を受付ける複数の遊技管理端末(24)の各々に接続された遊技機(22)での遊技に関する遊技情報(P)を利用者に提供する装置であって、各遊技管理端末(24)が利用者から利用指示を受付けた時刻に応じた第1時刻情報(TA)と当該利用者の識別情報(UID,CID)とを含む複数の第1履歴情報(LA0,LA)を記憶する第1記憶手段(16)と、遊技機(22)での遊技に応じて発生する遊技信号(S)に対応する遊技データ(DP)と当該遊技信号(S)の発生時刻に応じた第2時刻情報(TB)とを含む複数の第2履歴情報(LB0,LB)を記憶する第2記憶手段(16)と、遊技情報(P)の提供を要求する利用者の提供用識別情報(CID_IN)を取得する識別情報取得手段(74)と、提供用識別情報(CID_IN)に対応した識別情報(UID,CID)を含む第1履歴情報(LA0,LA)を第1記憶手段(16)から検索し、当該第1履歴情報(LA0,LA)の第1時刻情報(TA)に関連した第2時刻情報(TB)を含む第2履歴情報(LB0,LB)を第2記憶手段(16)から検索する情報検索手段(76)と、情報検索手段(76)が検索した第2履歴情報(LB0,LB)に応じた遊技情報(P)を利用者に提供する情報提供手段(78)とを具備する。以上の遊技情報提供装置(10)によれば、本発明の遊技情報提供システム(100)と同様の作用および効果が実現される。
また、本発明は、遊技情報(P)の生成に利用される履歴情報を利用者による遊技に応じて生成する遊技管理端末(24)としても特定される。本発明の遊技管理端末(24)は、第1時刻情報(TA)と利用者の識別情報(UID,CID)とを含む複数の第1履歴情報(LA0,LA)を記憶する第1記憶手段(16)と、遊技データ(DP)と第2時刻情報(TB)とを含む第2履歴情報(LB0,LB)を記憶する第2記憶手段(16)とを具備し、遊技情報(P)の提供を要求する利用者の提供用識別情報(CID_IN)に対応した識別情報(UID,CID)を含む第1履歴情報(LA0,LA)を第1記憶手段(16)から検索し、当該第1履歴情報(LA0,LA)の第1時刻情報(TA)に関連した第2時刻情報(TB)を含む第2履歴情報(LB0,LB)に応じた遊技情報(P)を利用者に提供する遊技情報提供装置(10)に対して情報を送信する遊技管理端末(24)であって、利用者から利用指示を受付ける受付手段(46)と、遊技機(22)での遊技に応じて発生する遊技信号(S)を受信する信号受信手段(44)と、受付手段(46)が利用者から利用指示を受付けた時刻に応じた第1時刻情報(TA)と当該利用者の識別情報(UID,CID)とを含む複数の第1履歴情報(LA0,LA)を生成する第1生成手段(522)と、信号受信手段(44)が受信した遊技信号(S)に応じた遊技データ(DP)と当該遊技信号(S)の発生時刻に応じた第2時刻情報(TB)とを含む第2履歴情報(LB0,LB)を生成する第2生成手段(524)と、第1生成手段(522)が生成した第1履歴情報(LA0,LA)と第2生成手段(524)が生成した第2履歴情報(LB0,LB)とを送信する通信手段(54)とを具備する。以上の遊技管理端末(24)によれば、本発明の遊技情報提供システム(100)と同様の作用および効果が実現される。
本発明の第1実施形態に係る遊技情報提供システムのブロック図である。 各遊技信号の波形図および遊技データの模式図である。 遊技管理端末および管理装置のブロック図である。 第1生成部が生成する第1履歴情報の模式図である。 第1生成部の動作のフローチャートである。 第2生成部が生成する第2履歴情報の模式図である。 機種テーブルの模式図である。 信号テーブルの模式図である。 遊技情報提供装置に保持される履歴情報の模式図である。 遊技情報提供装置に保持される履歴情報の模式図である。 遊技情報提供装置のブロック図である。 識別情報取得部の動作のフローチャートである。 情報検索部の動作のフローチャートである。 遊技情報の表示内容の模式図である。 第2実施形態における遊技情報提供システムの動作の説明図である。 遊技開始時における通信端末の表示内容の模式図である。 遊技終了時における通信端末の表示内容の模式図である。 第3実施形態における遊技管理端末および管理装置のブロック図である。 第3実施形態における遊技情報提供システムの動作の説明図である。 変形例における遊技情報提供システムの動作の説明図である。
<A:第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る遊技情報提供システム100のブロック図である。遊技情報提供システム100は、遊技機22の各利用者にその利用者の遊技に関する遊技情報を提供するための通信システムであり、遊技情報提供装置10と複数の店舗システム20とを具備する。遊技情報提供装置10は、遊技情報を利用者に提供するサーバ装置である。図1に示すように、遊技情報提供装置10と各店舗システム20とは通信網200を介して相互に通信する。通信網200は、例えばインターネットを利用したVPN(virtual private network)を含んで構成される。
複数の店舗システム20の各々はパチンコ店等の遊技施設毎に設置される。各店舗システム20は、複数の遊技機22と複数の遊技管理端末24と管理装置26と通信中継装置28とを含んで構成される。各遊技管理端末24と管理装置26とは、通信中継装置28に接続されたLAN(local area network)282に接続される。各遊技管理端末24は、LAN282を介して管理装置26と通信する。通信中継装置28は、通信網200に接続された通信機器(例えばVPNルータ)であり、遊技情報提供装置10と管理装置26との間の通信を中継する。
複数の遊技管理端末24の各々は、遊技機22毎に設置されてその遊技機22に電気的に接続される。第1実施形態の遊技機22はスロットマシンである。遊技機22は、遊技状態(例えばメダルの投入/払出や特別ゲームの作動中/非作動中)に応じた複数の遊技信号Sを生成および出力する。遊技管理端末24は、自装置に対応した遊技機22から出力される各遊技信号Sの処理等により遊技機22の稼働状態を把握することが可能である。例えば遊技施設の従業員を利用者が呼出すための呼出ランプや利用者にメダルを貸出す貸出機に遊技管理端末24が搭載され得る。また、遊技機22での遊技中に電飾による演出を実行する演出装置としても遊技管理端末24は利用される。なお、左右に隣合う2台の遊技機22の間に設置された1台の遊技管理端末24が各遊技機22に対応する構成(いわゆるニコイチ)も採用され得る。
図2は、遊技機22が出力する各遊技信号S(S1〜S4)を例示する波形図である。遊技信号S1は、遊技機22に対するメダルのベット枚数(M_IN)を示す信号であり、ベット枚数毎に例えば50ミリ秒幅のパルスが50ミリ秒間隔で出力される。遊技信号S2は、遊技機22からのメダルの払出(M_OUT)を示す信号であり、1回の遊技の結果として獲得したメダル枚数毎にパルスが出力される。遊技信号S3は、ビッグボーナス(BB)ゲームの作動中/非作動中を示す信号であり、遊技信号S4は、レギュラーボーナス(RB)ゲームの作動中/非作動中を示す信号である。ただし、各遊技機22が出力する遊技信号Sの意味や総数(信号種類)は、店舗システム20毎または遊技機22の機種毎に相違し得る。
図3は、遊技管理端末24および管理装置26の詳細な構成を図示した遊技情報提供システム100のブロック図である。遊技機22の利用者が所持する通信端末30が図3には併記されている。通信端末30は、無線通信部32と近距離通信部34と表示部36とを含んで構成される携帯型の通信機器(例えば携帯電話機)である。無線通信部32は、無線基地局(図示略)を含む無線通信網210との間で無線通信を実行する。無線通信網210は、例えば3G(3rd Generation)やGSM(Global System for Mobile Communications)等の無線通信網、またはWiFiやWiMAX等の公衆無線LAN(Local Area Network)である。なお、無線通信網210は通信網200の一部を構成し得る。通信端末30は、無線通信部32により無線通信網210と通信網200とを介して遊技情報提供装置10と通信可能である。
近距離通信部34は、近距離無線通信(非接触通信)を実行する通信機器(RFID:radio frequency identification)である。近距離通信部34による通信方式は任意であるが、例えばFeliCa(登録商標)やNFC(near field communication)が好適に採用され得る。近距離通信部34は、近距離無線通信で接続先に提供可能な識別情報UIDを保持する。識別情報UIDは、通信端末30(通信端末30の利用者)に固有の識別符号(例えばFeliCa IDm)である。表示部36は、遊技情報提供装置10から提供された遊技情報を表示する。
図3に示すように、遊技管理端末24は、計時部42と信号受信部44と受付部46と記憶部48と制御部52と通信部54と表示部56とを具備する。なお、図3では1個の遊技管理端末24のみについて詳細な構成を代表的に図示したが、店舗システム20内の各遊技管理端末24は同様の構成である。
計時部42は、現在時刻(時分秒)を示す時刻情報Tを生成する時計回路(RTC:real time clock)である。信号受信部44は、遊技管理端末24に接続された遊技機22から出力される複数の遊技信号S(S1〜S4)を受信する。遊技機22の導入時や入替時には、店舗内に設置された遊技管理端末24の近傍に遊技機22が固定され、遊技機22の各遊技信号Sの出力端子と遊技管理端末24の信号受信部44とが配線を介して電気的に接続される。
受付部46は、遊技機22の利用指示を利用者から受付ける。第1実施形態の受付部46は、近距離通信部462と開始受付部464と終了受付部466とを含んで構成される。近距離通信部462は、利用者の通信端末30(近距離通信部34)との間で近距離無線通信を実行する。通信端末30の近距離通信部34と遊技管理端末24の近距離通信部462との間の通信には、前述のように例えばFeliCa(登録商標)やNFCが好適に採用され得る。利用者が自身の通信端末30を遊技管理端末24に接近(いわゆるタッチ)させた場合に、近距離通信部462は、通信端末30の識別情報UIDを近距離通信部34との近距離無線通信で取得する。すなわち、近距離通信部462は、利用者の識別情報UIDを取得する要素(情報取得手段)として機能する。
開始受付部464は、自装置に対応する遊技機22での遊技の開始の指示(以下「遊技開始指示」という)を利用者から受付ける。他方、終了受付部466は、自装置に対応する遊技機22での遊技の終了の指示(以下「遊技終了指示」という)を利用者から受付ける。例えば、利用者が押下する操作子が開始受付部464や終了受付部466として採用される。
以上の説明から理解されるように、第1実施形態の受付部46が利用者から受付ける利用指示は、通信端末30を利用した識別情報UIDの入力(通信端末30を近距離通信部462に接近させる動作)と遊技開始指示および遊技終了指示とを包含する。遊技施設に来場した利用者は、所望の遊技機22に対応する遊技管理端末24の近距離通信部462に自身の通信端末30を接近させて識別情報UIDを認識させ、遊技開始指示を開始受付部464に付与したうえで遊技機22での遊技を開始する。そして、遊技機22での遊技を終了する利用者は、遊技中の遊技機22に対応する遊技管理端末24の近距離通信部462に自身の通信端末30を接近させて識別情報UIDを認識させたうえで遊技終了指示を終了受付部466に付与する。
記憶部48は、プログラムや各種のデータを記憶する。例えば記憶部48は、遊技管理端末24に固有に付与された端末識別情報RIDを記憶する。制御部52は、遊技管理端末24を統括的に制御する演算処理装置であり、記憶部48に記憶されたプログラムの実行で複数の機能(第1生成部522,第2生成部524)を実現する。なお、制御部52の各機能を複数の集積回路に分散した構成や、専用の電子回路が各機能を実現する構成も採用され得る。
第1生成部522は、受付部46が利用者から受付けた利用指示に応じた第1履歴情報LA0を順次に生成する。図4は、第1履歴情報LA0の模式図である。図4に示すように、第1履歴情報LA0は、受付部46が利用指示を受付けた時刻を示す時刻情報TAと、利用指示の内容を示す指示情報Aと、遊技管理端末24の端末識別情報RIDと、近距離通信部462が通信端末30から受信した識別情報UIDとを含んで構成される。時刻情報TAは、利用指示の受付の時点で計時部42が出力する時刻情報Tである。
図5は、第1生成部522が第1履歴情報LA0を生成する処理(以下「情報生成処理」という)のフローチャートである。図5の情報生成処理は、例えば所定の間隔で発生する割込信号を契機として周期的に実行される。情報生成処理を開始すると、第1生成部522は、近距離通信部462が通信端末30から識別情報UIDを取得したか否か(すなわち利用者が通信端末30を近距離通信部462に接近させたか否か)を判定する(SA11)。近距離通信部462が識別情報UIDを取得していない場合(SA11:NO)、第1生成部522は、第1履歴情報LA0を生成せずに情報生成処理を終了する。
近距離通信部462が識別情報UIDを取得した場合(SA11:YES)、第1生成部522は、識別情報UIDの取得の時点から所定の時間が経過するまでに開始受付部464が利用者から遊技開始指示を受付けたか否かを判定する(SA12)。遊技開始指示を受付けた場合(SA12:YES)、第1生成部522は、遊技開始指示に対応する第1履歴情報LA0を生成して情報生成処理を終了する(SA13)。すなわち、処理SA13で生成される第1履歴情報LA0は、遊技開始指示の受付時刻(遊技開始時刻)を示す時刻情報TAと、遊技開始指示を示す指示情報Aと、端末識別情報RIDおよび識別情報UIDとを含んで構成される。
他方、遊技開始指示を受付けていない場合(SA12:NO)、第1生成部522は、識別情報UIDの取得の時点から所定の時間が経過するまでに終了受付部466が利用者から遊技終了指示を受付けたか否かを判定する(SA14)。遊技終了指示を受付けた場合(SA14:YES)、第1生成部522は、遊技終了指示に対応する第1履歴情報LA0を生成して情報生成処理を終了する(SA15)。すなわち、処理SA15で生成される第1履歴情報LA0は、遊技終了指示の受付時刻(遊技終了時刻)を示す時刻情報TAと、遊技終了指示を示す指示情報Aと、端末識別情報RIDおよび識別情報UIDとを含んで構成される。
他方、遊技開始指示も遊技終了指示も受付けずに所定の時間が経過した場合(SA14:NO)、第1生成部522は、識別情報UIDの受付(遊技開始指示や遊技終了指示の非発生)に対応する第1履歴情報LA0を生成して情報生成処理を終了する(SA16)。すなわち、処理SA16で生成される第1履歴情報LA0は、識別情報UIDの受付時刻を示す時刻情報TAと、識別情報UIDの受付を示す指示情報Aと、端末識別情報RIDおよび識別情報UIDとを含んで構成される。以上が第1生成部522による情報生成処理である。
図3の第2生成部524は、信号受信部44が遊技機22から受信した各遊技信号S(S1〜S4)に応じた第2履歴情報LB0を生成する。第1実施形態の第2生成部524は、遊技機22が実行する1ゲーム毎に第2履歴情報LB0を順次に生成する。図6は、第2履歴情報LB0の模式図である。図6に示すように、第2履歴情報LB0は、信号受信部44が各遊技信号Sを受信した時刻(あるいは各遊技信号Sの発生時刻)を示す時刻情報TBと、各遊技信号Sに応じた複数の遊技データDP(DP1〜DP4)と、遊技管理端末24の端末識別情報RIDとを含んで構成される。時刻情報TBは、1ゲームに対応した時刻情報Tである。例えば、1ゲーム毎に出力される遊技信号S1の最初のパルスの受信の時点で計時部42が出力する時刻情報Tが時刻情報TBとして利用される。
各遊技信号Sに対応する遊技データDPは、その遊技信号Sに応じた数値に設定される。例えば、図2に示すように、遊技信号S1(M_IN)に対応する遊技データDP1は、1ゲーム内でのベット枚数(遊技信号S1のパルスの個数)に設定され、遊技信号S2(M_OUT)に対応する遊技データDP2は、1ゲーム内で払出されたメダルの枚数(遊技信号S2のパルスの個数)に設定される。また、遊技信号S3に対応する遊技データDP3は、BBゲームの作動中/非作動中を示す数値(例えば作動中:1/非作動中:0)に設定され、遊技信号S4に対応する遊技データDP4は、RBゲームの作動中/非作動中を示す数値に設定される。
なお、遊技信号Sが直接的に示す数値の遊技データDP以外に、遊技信号Sから新たな遊技データDPを生成する構成も採用され得る。例えば、1ゲームにおける遊技信号S1の最初の1個のパルスを順次に計数することで総ゲーム数を特定して遊技データDPとすることが可能である。なお、スロットマシンでは一般的に1ゲームの最低時間が4.1秒に規定されているため、1ゲームの区切は、1ゲームでの遊技信号S1のパルスと次のゲームでの遊技信号S1のパルスとの間隔が充分に空くことで容易に判断し得る。
また、1ゲームの区切に関する仕様データ(1ゲームの区切に参照する遊技信号Sやパルスの指定,1ゲーム内で発生し得るパルスの総数,1ゲームの最低時間等を定義するデータ)を用意しておき、第2生成部524が仕様データを参照して1ゲームの区切を特定する構成も採用され得る。以上の構成によれば、様々な仕様の遊技機に適応することが可能である。また、1ゲームの最低時間の規定が変更された場合でも仕様データを更新するだけで対応が可能になるという利点もある。なお、仕様データを後述の定義情報QCに含ませた構成も好適である。
図3の表示部56は、第2生成部524が順次に生成する遊技データDPに応じた遊技情報を表示する表示機器である。例えば、当日の総ゲーム数やBBゲームまたはRBゲームの作動回数やBBゲームまたはRBゲームの作動確率等の遊技情報が表示部56に表示される。なお、作動確率は、当日の総ゲーム数と作動回数とから算出される。
図3の通信部54は、管理装置26と通信する通信機器であり、第1生成部522が生成する第1履歴情報LA0や第2生成部524が生成する第2履歴情報LB0を管理装置26に送信する。例えば、管理装置26は、複数の遊技管理端末24の各々に対して所定の周期で履歴情報要求を順番に送信(ポーリング)する。通信部54は、第1履歴情報LA0や第2履歴情報LB0を順次に蓄積し、管理装置26から履歴情報要求を受信した時点で未送信の第1履歴情報LA0または第2履歴情報LB0を管理装置26に送信する。
図3の管理装置26は、店舗システム20内の各遊技管理端末24を管理する店舗内サーバ装置であり、制御部62と記憶部64と通信部66とを含んで構成される。通信部66は、店舗システム20内の各遊技管理端末24と通信するとともに通信中継装置28を介して遊技情報提供装置10と通信する通信機器である。
記憶部64は、プログラムや各種のデータを記憶する。第1実施形態の記憶部64は、管理装置26の設置店舗に関する店舗情報QAと、機種テーブルTBL1および信号テーブルTBL2とを記憶する。店舗情報QAは、例えば店舗システム20が設置された店舗毎に固有に付与された識別情報(店舗番号)である。
機種テーブルTBL1は、各遊技管理端末24に接続された遊技機22の機種情報QBを店舗システム20内の遊技管理端末24毎(遊技機22毎)に登録したデータテーブルである。具体的には、機種テーブルTBL1は、図7に示すように、各遊技管理端末24の端末識別情報RID(RID_1,RID_2,……)とその遊技管理端末24に接続された遊技機22の機種情報QB(QB_1,QB_2,……)とを対応付ける。機種情報QBは、例えば遊技機22の機種名(型式名)や検定番号や機体番号(製造番号)である。各遊技機22の導入時や入替時に機種テーブルTBL1は更新される。
前述のように各遊技信号Sの意味や総数(信号種類)は店舗システム20毎または遊技機22の機種毎に個別に設定されるから、第2履歴情報LB0内の各遊技データDP(DP1〜DP4)が示す数値の意味は、店舗システム20毎または遊技機22の機種毎に相違し得る。したがって、第2履歴情報LB0内の遊技データDPのみからでは各遊技データDPの数値の意味を一義的には特定できない。記憶部64に格納された信号テーブルTBL2は、第2履歴情報LB0内の各遊技データDPの意味を定義する定義情報QCを遊技機22の機種毎に登録したデータテーブルである。具体的には、信号テーブルTBL2は、図8に示すように、店舗システム20内の各遊技機22の機種情報QB(QB_1,QB_2,……)とその遊技機22の定義情報QC(QC_1,QC_2,……)とを対応付ける。なお、新規な遊技機22の発売毎にその遊技機22の機種情報QBおよび定義情報QCを信号テーブルTBL2に追加することで、追加対象の機種情報QBが機種テーブルTBL1にて利用可能となる。
例えば、図2の遊技信号Sを生成する遊技機22の定義情報QCは、遊技データDP1をメダルのベット枚数(M_IN)と定義し、遊技データDP2をメダルの払出数(M_OUT)と定義し、遊技データDP3をBBゲームの作動中/非作動中と定義し、遊技データDP4をRBゲームの作動中/非作動中と定義する。
図3の制御部62は、管理装置26を統括的に制御する演算処理装置であり、記憶部64に記憶されたプログラムの実行で情報設定部620として機能する。情報設定部620は、各遊技管理端末24から受信した第1履歴情報LA0に対する情報の付加で図9の第1履歴情報LAを生成し、遊技管理端末24から受信した第2履歴情報LB0に対する情報の付加で図10の第2履歴情報LBを生成する。図3に示すように、情報設定部620は、店舗情報設定部622と機種情報設定部624と定義情報設定部626とを含んで構成される。なお、制御部62の各機能を複数の集積回路に分散した構成や、専用の電子回路が各機能を実現する構成も採用され得る。
図9および図10に示すように、店舗情報設定部622は、記憶部64に記憶された店舗情報QAを第1履歴情報LA0および第2履歴情報LB0に付加する。また、機種情報設定部624は、第1履歴情報LA0および第2履歴情報LB0に機種情報QBを付加する。具体的には、機種情報設定部624は、第1履歴情報LA0内の端末識別情報RIDに対応する機種情報QBを機種テーブルTBL1から取得して第1履歴情報LA0に付加する。第2履歴情報LB0についても同様に、機種テーブルTBL1内で端末識別情報RIDに対応付けられた機種情報QBが付加される。
定義情報設定部626は、第2履歴情報LB0に定義情報QCを付加する。具体的には、定義情報設定部626は、機種情報設定部624が第2履歴情報LB0に付加する機種情報QBに対応した定義情報QCを信号テーブルTBL2から取得して第2履歴情報LB0に付加する。
以上に説明したように、時刻情報TAと指示情報Aと端末識別情報RIDと識別情報UIDと店舗情報QAと機種情報QBとを含む図9の第1履歴情報LAが生成され、時刻情報TBと遊技データDP(DP1〜DP4)と端末識別情報RIDと店舗情報QAと機種情報QBと定義情報QCとを含む図10の第2履歴情報LBが生成される。情報設定部620が生成した第1履歴情報LAおよび第2履歴情報LBは、通信部66から通信中継装置28および通信網200を介して遊技情報提供装置10に送信される。例えば、遊技情報提供装置10は、複数の店舗システム20の各々に対して所定の周期で履歴情報要求を順番に送信(ポーリング)する。各店舗システム20の管理装置26の通信部66は、情報設定部620が順次に生成する第1履歴情報LAまたは第2履歴情報LBを蓄積し、遊技情報提供装置10から履歴情報要求を受信した時点で未送信の第1履歴情報LAまたは第2履歴情報LBを遊技情報提供装置10に送信する。
図11は、遊技情報提供装置10のブロック図である。図11に示すように、遊技情報提供装置10は、通信部12と制御部14と記憶部16とを含んで構成される。通信部12は、通信網200に接続されたVPNルータ等の通信中継装置(図示略)を介して各店舗システム20内の管理装置26と通信する通信機器である。通信部12は、第1履歴情報LAおよび第2履歴情報LBを各店舗システム20の管理装置26から順次に受信する。
記憶部16は、プログラムや各種のデータを記憶する。制御部14は、遊技情報提供装置10を統括的に制御する演算処理装置であり、記憶部16に記憶されたプログラムの実行で複数の機能(情報管理部72,識別情報取得部74,情報検索部76,情報提供部78)を実現する。なお、制御部14の各機能を複数の集積回路に分散した構成や、専用の電子回路が各機能を実現する構成も採用され得る。
情報管理部72は、各店舗システム20の管理装置26から通信部12が受信する第1履歴情報LAを記憶部16に順次に格納する。したがって、図11に示すように、各店舗システム20で生成された第1履歴情報LAの時系列(以下「履歴情報群GA」という)が記憶部16に生成される。同様に、情報管理部72は、各店舗システム20の管理装置26から通信部12が受信する第2履歴情報LBを記憶部16に順次に格納する。したがって、各店舗システム20で生成された第2履歴情報LBの時系列(以下「履歴情報群GB」という)が記憶部16に生成される。
遊技情報提供システム100の利用を希望する利用者は、会員登録を受ける必要がある。会員登録を受けた利用者には固有の識別情報CID(customer ID)が付与される。遊技情報提供装置10の記憶部16は、会員登録毎に会員情報Mを記憶する。会員情報Mは、図11に示すように、利用者に付与された識別情報CIDと、利用者の通信端末30の識別情報UIDと、会員登録時に利用者が設定したパスワード(暗証番号)PWDとを含んで構成される。なお、通信端末30のメールアドレス等の利用者の個人情報を会員情報Mに含ませることも可能である。
会員登録後に自身の遊技情報の提供を希望する利用者(以下では特に「情報要求者」という)は、識別情報CID_INとパスワードPWD_INを含む遊技情報要求を通信端末30から遊技情報提供装置10に送信する。例えば、遊技情報提供装置10から通信端末30に提供されるログインページに識別情報CID_INとパスワードPWD_INとを入力したうえで会員認証の要求を指示する(例えばログインページ内のコマンドボタンを押下する)と、図11に示すように、識別情報CID_INとパスワードPWD_INとを含む遊技情報要求が通信端末30から遊技情報提供装置10に送信される。遊技情報要求は、無線通信網210と通信網200とを介して遊技情報提供装置10の通信部12に到達する。
図11の識別情報取得部74は、通信部12が受信した遊技情報要求の識別情報CID_INおよびパスワードPWD_INを利用して会員認証を実行するとともに情報要求者の識別情報UIDを特定する。図12は、識別情報取得部74が実行する処理(以下「識別情報取得処理」という)のフローチャートである。通信部12が通信端末30から遊技情報要求を受信するたびに識別情報取得処理が実行される。
識別情報取得処理を開始すると、識別情報取得部74は、遊技情報要求を送信した通信端末30を所持する情報要求者が会員登録を受けているか否かを判定する(SB11)。具体的には、遊技情報要求内の識別情報CID_INとパスワードPWD_INに符合する識別情報CIDおよびパスワードPWDを含む会員情報Mが記憶部16に記憶されているか否かに応じて識別情報取得部74は会員登録の有無を判定する(会員認証)。
会員情報Mが存在しない場合(すなわち、会員登録が未実施の場合や識別情報CID_INまたはパスワードPWD_INが間違っている場合)、識別情報取得部74は、会員認証の失敗を通信端末30に通知して識別情報取得処理を終了する(SB12)。他方、情報要求者の会員情報Mが存在する場合、識別情報取得部74は、会員認証の成功を通信端末30に通知する(SB13)。そして、識別情報取得部74は、今回の識別情報CID_IN(CID)に対応する識別情報UIDを会員情報Mから取得する(SB14)。
図11の情報検索部76は、履歴情報群GBを構成する複数の第2履歴情報LBのうち情報要求者の遊技に対応する各第2履歴情報LBを記憶部16から検索する。概略的には、情報検索部76は、情報要求者の識別情報UIDを含む第1履歴情報LAを検索し、各第1履歴情報LA内の時刻情報TAに関連した時刻情報TBを含む第2履歴情報LBを履歴情報群GBから検索する。図13は、情報検索部76が実行する情報検索処理のフローチャートである。識別情報取得部74が情報要求者の識別情報UIDを取得するたびに情報検索処理が実行される。
図13の情報検索処理を開始すると、情報検索部76は、識別情報取得部74が取得した識別情報UIDを含む1個以上の第1履歴情報LA(すなわち、情報要求者の利用指示に応じて生成された第1履歴情報LA)を記憶部16内の履歴情報群GAから検索する(SC11)。そして、情報検索部76は、情報要求者が遊技機22で遊技した時間帯(以下「遊技時間帯」という)を、処理SC11で検索した第1履歴情報LAから特定する(SC12)。
例えば、指示情報Aが遊技開始指示を示す第1履歴情報LAと指示情報Aが遊技終了指示を示す第1履歴情報LAとが処理SC11で検索され、かつ、端末識別情報RIDが双方の第1履歴情報LAで共通する場合、遊技開始時刻に対応する第1履歴情報LAの時刻情報TAが示す遊技開始時刻から、遊技終了指示に対応する第1履歴情報LAの時刻情報TAが示す遊技終了時刻までの期間が遊技時間帯として特定される。
例えば利用者が遊技終了時に遊技終了指示を付与し忘れた場合、遊技終了指示に対応する第1履歴情報LAは処理SC11で検索されない。以上のように遊技終了指示の第1履歴情報LAが欠落した場合、遊技開始指示に対応する第1履歴情報LAの時刻情報Tが示す遊技開始時刻から、その第1履歴情報LAと端末識別情報RIDが共通するが情報要求者とは別人の識別情報UIDを含む第1履歴情報LAの時刻情報TAの遊技開始時刻(すなわち、情報要求者が遊技を終了した遊技機22で別個の利用者が遊技を開始した時刻)までの期間が遊技時間帯として特定される。
情報検索部76は、履歴情報群GBを構成する複数の第2履歴情報LBのうち、処理SC11で検索された各第1履歴情報LAと端末識別情報RIDが共通し、かつ、処理SC12で特定した遊技時間帯内の時刻を時刻情報TBが指定する第2履歴情報LBを検索する(SC13)。すなわち、情報要求者の遊技時間帯内に遊技機22から出力された各遊技信号Sに応じた第2履歴情報LBが処理SC13で検索される。
図11の情報提供部78は、情報検索部76が検索した各第2履歴情報LB内の遊技データDPに応じた遊技情報Pを生成して通信部12から情報要求者の通信端末30に送信する。通信端末30は、通信網200および無線通信網210を介して無線通信部32が受信した遊技情報Pを表示部36に表示する。なお、以上の説明では、利用指示の付与(識別情報UIDの入力)に利用した通信端末30に遊技情報Pを提供する場合を例示したが、利用指示の付与に利用した通信端末30とは別個の通信端末(例えば利用者の自宅に設置された据置型のパーソナルコンピュータ)に遊技情報Pを提供する構成も採用され得る。
図14は、通信端末30の表示部36に表示される遊技情報Pの模式図である。図14から理解されるように、情報提供部78は、例えば、各第2履歴情報LBの店舗情報QAが示す遊技施設毎または各第2履歴情報LBの機種情報QBが示す機種毎に、各第2履歴情報LB内の遊技データDP(DP1〜DP4)に応じて、総ゲーム数やBBゲームまたはRBゲームの作動回数やBBゲームまたはRBゲームの作動確率、入賞毎の時間(時刻情報TB)等を含む遊技情報Pを生成する。各遊技データDPの内容(意味)は第2履歴情報LB内の定義情報QCから特定される。通信端末30の利用者は、表示部36を視認することで自身の遊技情報P(遊技履歴)を確認することが可能である。なお、利用者が複数日にわたって遊技した場合や複数の店舗で遊技した場合には、遊技情報P(遊技履歴)の表示対象として所望の日付や店舗を利用者が選択するためのメニューが表示部36に表示される。
第1実施形態では、利用者の識別情報UIDと利用者からの利用指示の発生時刻に応じた時刻情報TAとを対応させる第1履歴情報LAと、各遊技信号Sに応じた遊技データDPと各遊技信号Sの発生時刻に応じた時刻情報TBとを対応させる第2履歴情報LBとが個別に生成および管理され、情報要求者の第1履歴情報LAから特定される遊技時間帯に関連する第2履歴情報LBの各遊技データDPから遊技情報Pが生成される。すなわち、識別情報UIDと遊技データDPとが分離して管理されるから、各遊技データと識別情報とを直接的に対応させる特許文献1の構成と比較して、各遊技データDPの柔軟な利用が実現されるという利点がある。
例えば、特定の利用者の識別情報UIDを含む第1履歴情報LAを履歴情報群GAから抽出および解析することで利用者の行動(各利用者が各遊技機22で遊技した時間等)を追跡することが可能である。第1実施形態では特に、識別情報UIDの認識後に遊技管理端末24に遊技開始指示や遊技終了指示が付与されない場合に識別情報UIDの受付のみ(遊技開始指示や遊技終了指示の非発生)を示す指示情報Aを含む第1履歴情報LAが生成される(SA16)。したがって、自身の通信端末30を遊技管理端末24に接近させた利用者(すなわち遊技機22に興味を示した利用者)が実際に遊技を開始したか否かといった行動まで解析することが可能である。また、履歴情報群GBの各第2履歴情報LBの遊技データDPを解析すれば、利用者毎の個別の遊技情報Pではなくて遊技施設全体の遊技機22の稼働状況を把握することも可能である。
<B:第2実施形態>
本発明の第2実施形態を以下に説明する。なお、以下に例示する各形態において作用や機能が第1実施形態と同等である要素については、以上の説明で参照した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
第1実施形態では、利用者が自身の通信端末30を遊技管理端末24(近距離通信部462)に接近させることで識別情報UIDを遊技管理端末24に認識させ、かつ、遊技管理端末24の開始受付部464または終了受付部466に対する利用指示に応じた指示情報Aを含む第1履歴情報LA0を生成した。他方、第2実施形態では、通信端末30に対する操作に応じて遊技開始指示および遊技終了指示を付与する。したがって、第1実施形態の開始受付部464や終了受付部466は遊技管理端末24から省略され得る。
図15は第2実施形態の動作の説明図である。利用者が所望の遊技機22の遊技管理端末24に自身の通信端末30を接近させる(すなわち利用指示を付与する)と、近距離通信部462は、通信端末30の近距離通信部34から識別情報UIDを取得する(SD11)。第1生成部522は、利用指示の受付時刻(例えば近距離通信の開始時刻や識別情報UIDの受信時刻)を示す時刻情報TAと、遊技管理端末24の端末識別情報RIDと、通信端末30から受信した識別情報UIDとを含む第1履歴情報LA0を生成して通信部54から送信する(SD12)。遊技管理端末24から送信された第1履歴情報LA0は、管理装置26にて店舗情報QAと機種情報QBと定義情報QCとが付加されたうえで遊技情報提供装置10に受信され、第1履歴情報LA(履歴情報群GA)として記憶部16に記憶される(SD13)。
また、通信端末30から識別情報UIDを取得すると(SD11)、遊技管理端末24の近距離通信部462は、遊技情報提供装置10に接続するためのアクセス情報αを近距離無線通信で通信端末30の近距離通信部34に送信する(SD14)。アクセス情報αは、通信網200における遊技情報提供装置10の所在を示すアドレス情報(例えばURL)である。
通信端末30がアクセス情報αを利用して遊技情報提供装置10に接続すると(SD15)、遊技情報提供装置10の情報管理部72は、識別情報CIDおよびパスワードPWDの入力を促すログインページ(認証用画面)を通信端末30の表示部36に表示させる(SD16)。通信端末30は、利用者がログインページに入力した識別情報CID_INとパスワードPWD_INとを含む認証要求を遊技情報提供装置10に送信する(SD17)。遊技情報提供装置10の識別情報取得部74は、図12と同様の処理で会員認証を実行するとともに識別情報UIDを特定する(SD18)。
利用者の会員認証が成功すると、遊技情報提供装置10の情報管理部72は、図16のプレイ操作ページを通信端末30の表示部36に表示させる(SD19)。図16のプレイ操作ページは、開始受付部362をコマンドボタンとして包含する。遊技機22での遊技開始を希望する利用者が開始受付部362を操作すると、通信端末30の無線通信部32は遊技開始指示を遊技情報提供装置10に送信する(SD20)。無線通信網210と通信網200とを介して遊技開始指示を受信すると、情報管理部72は、記憶部16に記憶された履歴情報群GAのうち処理SD18で特定した識別情報UIDに対応する最新(すなわち時刻情報TAが示す時刻が現在時刻に最も近い)の第1履歴情報LAに、遊技開始指示を示す指示情報Aを追加する(SD21)。なお、識別情報UIDを含む遊技開始指示を処理SD20で通信端末30から送信し、その識別情報UIDを処理SD21での第1履歴情報LAの検索に利用することも可能である。
利用者が遊技機22での遊技を終了する場合も同様の動作が実行される。具体的には、利用者が通信端末30を遊技管理端末24に接近させることで、指示情報Aを含まない第1履歴情報LAが遊技情報提供装置10に送信される(SD12)とともにアクセス情報αが通信端末30に提供される(SD14)。そして、通信端末30がアクセス情報αを利用して遊技情報提供装置10に接続すると(SD15)、会員認証(SD16〜SD18)の成功を条件に図17のプレイ操作ページが通信端末30の表示部36に表示される(SD19)。図17のプレイ操作ページは、終了受付部364をコマンドボタンとして包含する。終了受付部364を利用者が操作することで遊技終了指示が通信端末30から遊技情報提供装置10に送信される(SD20)。無線通信網210と通信網200とを介して遊技終了指示を受信すると、情報管理部72は、記憶部16に記憶された履歴情報群GAのうち遊技終了指示を付与した利用者の識別情報UIDに対応する最新の第1履歴情報LAに、遊技終了指示を示す指示情報Aを追加する(SD21)。
以上の説明のように、第2実施形態でも、第1実施形態と同様の第1履歴情報LAが遊技情報提供装置10の記憶部16に格納される。第2履歴情報LBの生成や情報検索部76および情報提供部78の動作は第1実施形態と同様である。したがって、第2実施形態でも第1実施形態と同様の効果が実現される。また、第2実施形態によれば、開始受付部464や終了受付部466を各遊技管理端末24に設置する必要がないから、遊技管理端末24の構成が簡素化されるという利点がある。
なお、以上の説明では、時刻情報TAと端末識別情報RIDと識別情報UIDと店舗情報QAと機種情報QBと定義情報QCとを含む第1履歴情報LAを店舗システム20から遊技情報提供装置10に送信したが、時刻情報TAと端末識別情報RIDと店舗情報QAと機種情報QBと定義情報QCとを遊技開始指示または遊技終了指示に付加して通信端末30の無線通信部32から遊技情報提供装置10に送信する構成(したがって遊技管理端末24から遊技情報提供装置10に対する第1履歴情報LAの送信は省略される)も採用され得る。
<C:第3実施形態>
図18は、第3実施形態における遊技管理端末24のブロック図である。図18に示すように、第3実施形態の遊技管理端末24の制御部52は、第1実施形態と同様の要素(第1生成部522,第2生成部524)に加えて会員照会部526としても機能する。会員照会部526は、近距離通信部462が通信端末30から取得した識別情報UIDに対応する利用者について会員登録が完了しているか否かを遊技情報提供装置10に照会するとともに会員登録済の利用者の識別情報CIDを遊技情報提供装置10から取得する。
図19は、会員照会部526の処理に注目した遊技情報提供システム100の動作の説明図である。近距離通信部462が通信端末30から識別情報UIDを取得すると(SE11)、会員照会部526は、その識別情報UIDを含む認証要求を通信部54から遊技情報提供装置10に送信する(SE12)。遊技情報提供装置10の識別情報取得部74は、通信部12を介して受信した認証要求内の識別情報UIDを含む会員情報Mが記憶部16に格納されているか否か(すなわち利用者が会員登録済か否か)の会員認証を実行し(SE13)、認証結果を遊技管理端末24に送信する(SE14)。会員認証が成功した場合(識別情報UIDを含む会員情報Mが記憶部16から検索された場合)、会員情報M内の識別情報CIDを含む認証結果が遊技管理端末24に送信される。
遊技管理端末24の会員照会部526は、遊技情報提供装置10での会員認証の成否を認証結果から判定し(SE15)、会員認証の失敗時にはその旨を表示部56に表示する(SE16)。他方、利用者の会員認証が成功した場合、会員照会部526は、認証結果に含まれる識別情報CIDを取得する(SE17)。第1生成部522は、識別情報CIDを含む第1履歴情報LA0を生成する(SE18)。すなわち、第3実施形態の第1履歴情報LA0は、第1実施形態で例示した図4の第1履歴情報LA0の識別情報UIDを、会員照会部526が取得した識別情報CIDに置換した内容である。遊技情報提供装置10の記憶部16には、識別情報UIDに代えて識別情報CIDを含む第1履歴情報LAが順次に格納される。
遊技情報提供装置10の情報検索部76は、図13の処理SC11において、情報要求者が通信端末30に入力した識別情報CID_IN(会員情報M内の識別情報CID)を含む第1履歴情報LAを検索する。他の動作は第1実施形態と同様である。したがって、第3実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。
なお、第3実施形態では識別情報CIDが第1履歴情報LAに含まれるから、第1履歴情報LAを遊技情報提供装置10に記憶させるには利用者の事前の会員登録が必要である。すなわち、遊技情報Pの生成に利用できるのは、会員登録後の遊技で生成された第1履歴情報LAに制限される。他方、第1実施形態では、通信端末30の識別情報UIDが第1履歴情報LAに含まれるから、会員登録前でも第1履歴情報LAが遊技情報提供装置10に記憶される。そして、事後的な会員登録により識別情報UIDと識別情報CIDとを対応させることで、会員登録前の遊技で生成された第1履歴情報LAも遊技情報Pの生成に利用できるという利点がある。
なお、以上の形態では、遊技情報Pの提供を希望する情報要求者が識別情報CIDを通信端末30から遊技情報提供装置10に送信する場合を例示したが、識別情報CIDの代わりに識別情報UIDを送信して情報検索部76による第1履歴情報LAの検索に適用する構成も採用され得る。
<D:変形例>
前述の各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
(1)変形例1
以上の各形態では、店舗情報QAと機種情報QBとを第1履歴情報LA0に付加する処理と、店舗情報QAと機種情報QBと定義情報QCとを第2履歴情報LB0に付加する処理とを管理装置26にて実行したが、店舗情報QAや機種情報QBや定義情報QCを付加する時点は任意である。店舗情報QAと機種情報QBと定義情報QCとを遊技管理端末24に保持させ、図9の第1履歴情報LAと図10の第2履歴情報LBとを遊技管理端末24にて生成する構成も採用され得る。以上の構成の管理装置26は、各遊技管理端末24から送信された第1履歴情報LAおよび第2履歴情報LBを単に中継する要素として機能する。また、店舗情報QAと機種情報QB(機種テーブルTBL1)と定義情報QC(信号テーブルTBL2)とを遊技情報提供装置10の記憶部16に記憶させ、店舗情報QAと機種情報QBとを第1履歴情報LA0に付加して第1履歴情報LAを生成する処理や、店舗情報QAと機種情報QBと定義情報QCとを第2履歴情報LB0に付加して第2履歴情報LBを生成する処理を、遊技情報提供装置10の情報管理部72が実行する構成も採用され得る。
(2)変形例2
第1履歴情報LAや第2履歴情報LBの内容は以上の例示から適宜に変更される。例えば、以上の各形態では時分秒を示す時刻情報T(TA,TB)を第1履歴情報LAや第2履歴情報LBに含ませたが、日付を示す日付情報を時刻情報Tとともに第1履歴情報LAや第2履歴情報LBに含ませた構成や、履歴情報群GAや履歴情報群GBを日付毎に区別して管理する構成も採用され得る。
また、前述の各形態では各第1履歴情報LAが店舗情報QAを含む構成を例示したが、ひとつの店舗システム20から遊技情報提供装置10に送信された複数の第1履歴情報LAの集合に対して1個の店舗情報QAを対応付けた構成も好適である。第2履歴情報LBについても同様に、ひとつの店舗システム20から送信された複数の第2履歴情報LBの集合に対して1個の店舗情報QAを対応付けた構成が採用され得る。また、以上の各形態では第1履歴情報LAおよび第2履歴情報LBの双方に店舗情報QAを付加したが、第1履歴情報LAおよび第2履歴情報LBの片方のみに店舗情報QAを付加した構成も採用され得る。以上の例示から理解されるように、店舗情報QAを利用した構成は、第1履歴情報LAおよび第2履歴情報LBの少なくとも一方に店舗情報QAを関連付けた構成として包括され、第1履歴情報LAや第2履歴情報LBと店舗情報QAとの具体的な関係は任意である。
また、以上の各形態では各第1履歴情報LAが機種情報QBを含む構成を例示したが、ひとつの遊技管理端末24から送信された複数の第1履歴情報LAの集合に対して1個の機種情報QBを対応付けた構成も採用され得る。第2履歴情報LBも同様に、ひとつの遊技管理端末24から送信された複数の第2履歴情報LBに1個の機種情報QBを対応付けた構成が採用される。また、第1履歴情報LAおよび第2履歴情報LBの片方のみに機種情報QBを付加した構成も好適である。すなわち、機種情報QBを利用した構成は、第1履歴情報LAおよび第2履歴情報LBの少なくとも一方に機種情報QBを関連付けた構成として包括され、第1履歴情報LAや第2履歴情報LBと機種情報QBとの具体的な関係は任意である。
もっとも、店舗情報QAや機種情報QBは本発明に必須の要件ではない。例えば、遊技情報提供システム100がひとつの店舗システム20のみを含む構成では店舗情報QAが省略され得るし、各店舗システム20が1種類の遊技機22のみを含む構成では機種情報QBが省略され得る。定義情報QCについても同様であり、各遊技信号Sの意味が各遊技機22で共通するのであれば定義情報QCを省略することが可能である。したがって、遊技管理端末24の第1生成部522が生成した第1履歴情報LA0と第2生成部524が生成した第2履歴情報LB0とを遊技情報提供装置10の記憶部16に格納する構成(すなわち、遊技管理端末24での生成後に他の情報を付加しない構成)も採用され得る。
以上の説明から理解されるように、第1履歴情報(LA0,LA)は、利用者からの利用指示の受付時刻に応じた時刻情報TAと利用者の識別情報(UID,CID)とを対応させた情報として包括され、第2履歴情報(LB0,LB)は、遊技信号Sに応じた遊技データDPと遊技信号Sの発生時刻に応じた時刻情報TBとを対応させた情報として包括される。
(3)変形例3
第3実施形態では、利用者の会員認証の失敗時にその旨を表示部56に表示させる構成(SE16)を例示したが、会員認証の失敗時(すなわち未登録時)に、利用者に会員登録を促す会員登録ページを通信端末30に提供する構成も好適である。すなわち、図20に示すように、遊技情報提供装置10から受信した認証結果が失敗である場合(SE15:NO)、近距離通信部462は、会員登録ページを特定するアクセス情報β(例えばURL)を通信端末30に送信する。通信端末30がアクセス情報βを利用して遊技情報提供装置10に接続すると、識別情報CIDの付与やパスワードPWDの設定等の手続を経て利用者の会員登録が完了する。
(4)変形例4
以上の各形態では、開始受付部464と終了受付部466とを別個に設置したが、1個の操作子の機能を遊技開始指示の受付と遊技終了指示の受付との一方から他方に利用者による操作毎に変更する構成(すなわち、1個の操作子を開始受付部464および終了受付部466として兼用する構成)も採用され得る。利用者が機械的に押圧する操作子のほか、タッチパネルに表示された操作子を開始受付部464や終了受付部466として使用することも可能である。
また、以上の各形態では、遊技終了指示が付与された時点を時刻情報TAが遊技終了時刻として指定する第1履歴情報LA0(LA)を生成したが、近距離通信部462が識別情報UIDを取得した時点(または遊技開始指示が付与された時点)から、遊技終了指示が付与されずに、自装置に対応する遊技機22から各遊技信号Sが出力されない状態(各遊技信号Sが変化しない状態)が所定の時間(例えば30分)だけ継続した場合に、利用者が遊技終了指示を付与し忘れたと判断して、その判断の時点を見做し遊技終了時刻として第1生成部522が第1履歴情報LA0を生成する構成も採用され得る。また、近距離通信部462が通信端末30との通信を開始した時点(あるいは通信端末30から識別情報UIDを取得した時点)を遊技開始時刻や遊技終了時刻として第1生成部522が第1履歴情報LA0を生成する構成も好適である。以上の例示から理解されるように、第1履歴情報LA0(LA)の時刻情報TAが示す遊技開始時刻や遊技終了時刻を特定する方法は本発明において任意である。
利用者が遊技終了指示を付与し忘れたと判断する方法は以上の例示に限定されない。例えば、識別情報UIDの取得から遊技終了指示が付与されることなく別の利用者の識別情報UIDを取得した場合や、遊技終了指示が付与されることなく遊技施設の閉店時間が経過した場合に、利用者が遊技終了指示を付与し忘れたと判断することが可能である。また、利用者が遊技終了指示を付与し忘れたと判断した時点を見做し遊技終了時刻とする構成のほか、判断の時点の直前(最後)に生成された第2履歴情報LB0(すなわち最新の第2履歴情報LB0)の時刻情報TBが示す時刻を見做し遊技終了時刻とする構成も採用され得る。
見做し遊技終了時刻を時刻情報TAとして記録した場合に、例えば利用者が会員ページを閲覧した場合に通知し、利用者が遊技終了指示を付与し忘れたと判断した時刻や、最新の第2履歴情報LB0の時刻情報TBが示す時刻等を含む複数の時刻(見做し遊技終了時刻)の何れかを確定的な遊技終了時刻として利用者に選択させる構成や、適切な遊技終了時刻を利用者に指定させる(例えば見做し遊技終了時刻を修正させる)構成も採用される。
また、遊技開始時刻についても、遊技開始指示を付与し忘れたことを遊技機22での遊技の開始後に利用者が気付く可能性がある。その場合、利用者が気付いてから実際に遊技開始指示を付与した時刻や、その利用者の遊技に関連する最初の第2履歴情報LB0の時刻情報TBが示す時刻を見做し遊技開始時刻とする構成、または、前述の見做し遊技終了時刻の設定と同様に、複数の時刻(見做し遊技開始時刻)の何れかを確定的な遊技開始時刻として利用者に選択させる構成や遊技開始時刻を利用者に指定させる構成も採用され得る。
(5)変形例5
前述の各形態では、各遊技管理端末24が管理装置26を介して遊技情報提供装置10と通信したが、各遊技管理端末24が直接に(すなわち管理装置26を介さずに)遊技情報提供装置10と通信する構成も採用され得る。遊技管理端末24と遊技情報提供装置10とが直接に通信する構成では、前掲の変形例1の例示のように、店舗情報QAと機種情報QBと定義情報QCとを遊技管理端末24に保持させる構成が好適である。また、管理装置26が店舗情報QAや機種情報QBの付加を実行しない構成(別装置が各情報を付加する構成や各情報の付加を省略した構成)では管理装置26は省略され得る。
(6)変形例6
遊技機22の形態は任意である。例えばパチンコ機が遊技機22として採用され得る。遊技機22をパチンコ機とした構成では、遊技玉の払出数や入賞の保留数や大当たりの作動中/非作動中を示す遊技信号Sが遊技機22から遊技管理端末24に供給される。また、各遊技信号Sの出力元は遊技機22自体に限定されない。例えば、遊技機22を固定する枠体(フレーム)に搭載された電気回路(例えばパチンコ機の外部端子板)が各遊技信号Sを生成して遊技管理端末24に供給する構成も好適である。
さらに、スロットマシンのメダル貸出機やパチンコ機の玉貸機、メダルや遊技玉の計数器等の各種の機器からの出力を遊技信号Sとして遊技管理端末24に供給することも可能である。例えば、玉貸機からの遊技信号Sを利用する構成では、利用者に提供された遊技玉の個数(貸出数)を示す遊技データDPを生成し、遊技玉の計数器からの遊技信号Sを利用する構成では、遊技の結果として利用者が獲得した遊技玉の総数(獲得数)を示す遊技データDPを生成することが可能であり、また、貸出数と獲得数とに応じた収支結果を示す遊技データDPを生成することも可能である。また、遊技玉の貸出単価や交換率等の情報を遊技管理端末24や管理装置26に登録すれば、収支金額を遊技データDPとして利用者に提供できる。また、各遊技機22に設置されるセキュリティセンサの検出信号を遊技信号Sとして遊技管理端末24に伝送する構成によれば、例えば検出信号が異常を示した時点での遊技機22の利用者を特定することが可能である。
(7)変形例7
以上の各形態では、通信端末30自体に初期的に設定された固有の識別情報(例えばFeliCa IDm)を識別情報UIDとして利用したが、事後的に通信端末30に格納される情報を識別情報UIDとして利用する構成も採用され得る。
(8)変形例8
第3実施形態の会員照会部526は第1実施形態や第2実施形態にも適用され得る。例えば、第2実施形態に会員照会部526を追加した構成では、会員照会部526が遊技情報提供装置10から取得した識別情報CIDを遊技情報提供装置10に対する接続用のアクセス情報α(SD14)に付加する構成が好適である。以上の構成では、通信端末30がアクセス情報αを利用して遊技情報提供装置10に接続する段階(SD15)で識別情報CIDを通信端末30から遊技情報提供装置10に送信することで、ログインページでの識別情報CID_INの入力が省略される。
また、以上の各形態において、通信端末30がアクセス情報αを利用して遊技情報提供装置10に接続する場合に、通信端末30から遊技情報提供装置10に識別情報UIDを送信する構成も採用され得る。遊技情報提供装置10の識別情報取得部74は、通信端末30から受信した識別情報UIDに対応する識別情報CIDが記憶部16の会員情報Mから特定された場合に会員認証が成功したと判定する。したがって、ログインページでの識別情報CID_INの入力は省略される。
(9)変形例9
パスワードPWD_INの入力は省略され得る。また、パスワードPWD_INの要求の有無等のセキュリティレベルを、例えば会員用ページにて利用者が可変に設定できる構成も好適である。
(10)変形例10
以上の各形態では1ゲーム毎に1個の第2履歴情報LB0を生成したが、第2履歴情報LB0(LB)の生成の周期は任意である。例えば、所定数(複数)のゲームを単位として1個の第2履歴情報LB0を生成する構成や、所定の時間を単位として1個の第2履歴情報LB0を生成する構成が採用され得る。なお、複数ゲームや所定時間を周期として第2履歴情報LB0を生成する構成(すなわち、1ゲームよりも長い時間を周期として第2履歴情報LB0を生成する構成)では、例えばボーナスゲームでの遊技と非ボーナスゲームでの遊技との双方が1個の第2履歴情報LB0の遊技データDPに混在して反映される可能性がある。ボーナスゲームと非ボーナスゲームとで遊技データDPを区別する必要がある場合、ボーナスゲームおよび非ボーナスゲームの一方から他方に変化する時点において、所定のゲーム数や時間に満たない場合でも現段階の第2履歴情報LB0を確定させ、以後の遊技については新規な第2履歴情報LB0に反映させる構成が好適である。
(11)変形例11
遊技管理端末24から通信端末30に提供される情報は、遊技情報提供装置10に接続するためのアクセス情報α(例えばURL)に限定されない。例えば、遊技施設に初来店した場合やキャンペーンの実施日に特定の情報(例えば画像,音楽,クーポン,メッセージ等の特典データ)をアクセス情報αとともに遊技管理端末24から通信端末30に提供することが可能である。また、通信端末30を遊技管理端末24に接近させた段階で会員照会部526による会員認証が実行される第3実施形態の構成では、会員に限定して遊技管理端末24から特典データを提供する構成や、遊技管理端末24から提供される特典データを会員と非会員とで相違させる構成も好適である。また、遊技施設への来店回数や年齢・性別等の属性情報を会員情報Mに登録すれば、属性情報に応じた特典データを利用者に提供して会員の満足度を向上させることも可能である。
100……遊技情報提供システム、200……通信網、210……無線通信網、10……遊技情報提供装置、12,54,66……通信部、14,52,62……制御部、16,48,64……記憶部、20……店舗システム、22……遊技機、24……遊技管理端末、26……管理装置、28……通信中継装置、30……通信端末、32……無線通信部、34……近距離通信部、36,56……表示部、362,464……開始受付部、364,466……終了受付部、42……計時部、44……信号受信部、46……受付部、462……近距離通信部、522……第1生成部、524……第2生成部、526……会員照会部、72……情報管理部、74……識別情報取得部、76……情報検索部、78……情報提供部。

Claims (9)

  1. 複数の遊技機の各々に対応する複数の遊技管理端末と、前記各遊技機での遊技に関する遊技情報を利用者に提供する遊技情報提供装置とを具備する遊技情報提供システムであって、
    前記複数の遊技管理端末の各々は、
    利用者から利用指示を受付ける受付手段と、
    前記遊技機での遊技に応じて発生する遊技信号を受信する信号受信手段とを含み、
    前記遊技情報提供装置は、
    前記各遊技管理端末の前記受付手段が利用者から利用指示を受付けた時刻に応じた第1時刻情報と当該利用者の識別情報とを含む複数の第1履歴情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記各遊技管理端末の前記信号受信手段が受信した遊技信号に応じた遊技データと当該遊技信号の発生時刻に応じた第2時刻情報とを含む複数の第2履歴情報を記憶する第2記憶手段と、
    遊技情報の提供を要求する利用者の提供用識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記提供用識別情報に対応した識別情報を含む第1履歴情報を前記第1記憶手段から検索し、当該第1履歴情報の前記第1時刻情報に関連した第2時刻情報を含む第2履歴情報を前記第2記憶手段から検索する情報検索手段と、
    前記情報検索手段が検索した第2履歴情報に応じた遊技情報を利用者に提供する情報提供手段とを含む
    遊技情報提供システム。
  2. 前記第1履歴情報および前記第2履歴情報の少なくとも一方は、当該履歴情報に対応する遊技管理端末に接続された遊技機の機種情報に関連付けられ、
    前記情報提供手段は、前記機種情報に応じた前記遊技情報を利用者に提供する
    請求項1の遊技情報提供システム。
  3. 前記第1履歴情報および前記第2履歴情報の少なくとも一方は、当該履歴情報に対応する遊技管理端末が設置された遊技施設に関する店舗情報に関連付けられ、
    前記情報提供手段は、前記店舗情報に応じた前記遊技情報を利用者に提供する
    請求項1または請求項2の遊技情報提供システム。
  4. 前記第1履歴情報は、遊技開始時刻または遊技終了時刻に応じた前記第1時刻情報を含み、
    前記情報検索手段は、前記提供用識別情報に対応する前記第1履歴情報の前記第1時刻情報が示す遊技開始時刻から、当該提供用識別情報に対応する前記第1履歴情報の前記第1時刻情報が示す遊技終了時刻までの遊技時間帯に対応した第2時刻情報を含む第2履歴情報を検索する
    請求項1から請求項3の何れかの遊技情報提供システム。
  5. 前記受付手段は、
    遊技開始指示を利用者から受付ける開始受付手段と、
    遊技終了指示を利用者から受付ける終了受付手段とを含み、
    前記第1履歴情報は、前記開始受付手段が遊技開始指示を受付けた遊技開始時刻、または、前記終了受付手段が遊技終了指示を受付けた遊技終了時刻に応じた前記第1時刻情報を含む
    請求項4の遊技情報提供システム。
  6. 前記各遊技管理端末は、前記受付手段が利用者から利用指示を受付けた場合に、利用者の通信端末が無線通信網を介して前記遊技情報提供装置と通信するためのアクセス情報を近距離無線通信で前記通信端末に通知する近距離通信手段を具備し、
    前記遊技情報提供装置は、前記通信端末に対する操作に応じて当該通信端末から前記無線通信網に送信される遊技開始指示または遊技終了指示を受信する通信手段を具備し、
    前記第1履歴情報は、前記通信手段が前記遊技開始指示を受信した遊技開始時刻または前記通信手段が前記遊技終了指示を受信した遊技終了時刻に応じた前記第1時刻情報を含む
    請求項4の遊技情報提供システム。
  7. 前記受付手段は、
    利用者の通信端末に記憶された機体識別情報を取得する情報取得手段と、
    前記機体識別情報に対応する会員登録の有無を照会するとともに会員登録済の利用者について会員識別情報を取得する会員照会手段とを含み、
    前記第1履歴情報の識別情報は、前記会員照会手段が取得した会員識別情報である
    請求項1から請求項6の何れかの遊技情報提供システム。
  8. 利用者から利用指示を受付ける複数の遊技管理端末の各々に接続された遊技機での遊技に関する遊技情報を利用者に提供する装置であって、
    前記各遊技管理端末が利用者から利用指示を受付けた時刻に応じた第1時刻情報と当該利用者の識別情報とを含む複数の第1履歴情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記遊技機での遊技に応じて発生する遊技信号に対応する遊技データと当該遊技信号の発生時刻に応じた第2時刻情報とを含む複数の第2履歴情報を記憶する第2記憶手段と、
    遊技情報の提供を要求する利用者の提供用識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記提供用識別情報に対応した識別情報を含む第1履歴情報を前記第1記憶手段から検索し、当該第1履歴情報の前記第1時刻情報に関連した第2時刻情報を含む第2履歴情報を前記第2記憶手段から検索する情報検索手段と、
    前記情報検索手段が検索した第2履歴情報に応じた遊技情報を利用者に提供する情報提供手段と
    を具備する遊技情報提供装置。
  9. 第1時刻情報と利用者の識別情報とを含む複数の第1履歴情報を記憶する第1記憶手段と、遊技データと第2時刻情報とを含む第2履歴情報を記憶する第2記憶手段とを具備し、遊技情報の提供を要求する利用者の提供用識別情報に対応した識別情報を含む第1履歴情報を前記第1記憶手段から検索し、当該第1履歴情報の前記第1時刻情報に関連した第2時刻情報を含む第2履歴情報に応じた遊技情報を利用者に提供する遊技情報提供装置に対して情報を送信する遊技管理端末であって、
    利用者から利用指示を受付ける受付手段と、
    遊技機での遊技に応じて発生する遊技信号を受信する信号受信手段と、
    前記受付手段が利用者から利用指示を受付けた時刻に応じた第1時刻情報と当該利用者の識別情報とを含む複数の第1履歴情報を生成する第1生成手段と、
    前記信号受信手段が受信した遊技信号に応じた遊技データと当該遊技信号の発生時刻に応じた第2時刻情報とを含む第2履歴情報を生成する第2生成手段と、
    前記第1生成手段が生成した第1履歴情報と前記第2生成手段が生成した第2履歴情報とを送信する通信手段と
    を具備する遊技管理端末。
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