JPH1031427A - 多面表示素子 - Google Patents

多面表示素子

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JPH1031427A
JPH1031427A JP18478896A JP18478896A JPH1031427A JP H1031427 A JPH1031427 A JP H1031427A JP 18478896 A JP18478896 A JP 18478896A JP 18478896 A JP18478896 A JP 18478896A JP H1031427 A JPH1031427 A JP H1031427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
display body
fixed
shafts
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP18478896A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Mihashi
俊雄 三橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T I SHII SHICHIZUN KK
TIC CITIZEN KK
Original Assignee
T I SHII SHICHIZUN KK
TIC CITIZEN KK
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Publication date
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Publication of JPH1031427A publication Critical patent/JPH1031427A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示体内部に埃が入りにくく、交換・点検、
修理等を簡便容易に行うことのできる多面表示素子とす
る。 【解決手段】 シャフトに回転可能に保持された表示体
と、前記表示体内部の前記シャフトの周辺に固定保持さ
れた励磁コイルと、前記励磁コイルのステータに対向し
て配設され前記表示体内部で表示体に固定された磁石と
を有する構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば社員の出社
及び退社状況等を知らせるために用いることができる多
面表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、社員の出社及び退社の状
況を知らせる表示装置として、角柱体の各面に色を付
し、この表示体を回転制御して表示窓に表示される色を
変化させる多面表示素子が用いられている。
【0003】従来の多面表示素子では、表示体を回転さ
せるための励磁コイルが表示体本体の基板に固定保持さ
れており、また、励磁コイル等の内部機構が回転表示体
により完全に覆われておらず、回転表示体と基板との隙
間からのぞく構造となっていた(実開平1−13548
7号公報)。
【0004】また、一方で、本件の出願人は、基板と一
体となった窓枠に励磁コイルを固定保持した多面表示素
子を提案したが、これも表示体が内部機構を完全に覆う
ものではなかった(特願平7−215665号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これまでの多面表示素
子は、上述のような構造であることから、固定された励
磁コイル付近の隙間から回転表示体内部に埃が入りやす
く、故障等のトラブルを引き起こしやすい。また、多面
表示素子を取り外そうとするときには、基板あるいは窓
枠ごと取り外さなければならないので交換・点検等の作
業が煩雑であるという問題点があった。
【0006】そこで、本発明では、表示体内部に埃が入
りにくく、交換・点検を簡便容易に行うことのできる多
面表示素子を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の多面表示素子は、シャフトに回転可能に保
持された表示体と、前記表示体内部の前記シャフトの周
辺に固定保持された励磁コイルと、前記励磁コイルのス
テータに対向して配設され前記表示体内部で表示体に固
定された磁石とを有する構造とする。これにより、表示
体内部に全ての機構を納めることができるため、内部機
構への埃の侵入を防止でき、埃による故障を防止でき
る。また、表示体の交換を容易に行うことができ、点
検、修理も容易となる。
【0008】また、前記シャフトに設けた中空穴を通し
て前記励磁コイルのリード線を表示体外部に導出した多
面表示素子とすることができる。これにより、リード線
の処理を簡便にして表示体の密封性をより高めることが
できる。また、表示素子単体の交換を可能とし、保守を
容易とできる。
【0009】さらに、前記表示体内部の一方の端に前記
回転磁石が配設され、前記励磁コイルのリード線が他方
の端から表示体外部に導出されている多面表示素子とす
ることができる。これによって、表示体内部に収納した
構造をよりコンパクトにまとめることができる。また、
コイルの形状を長くできるため、電気効率が良くなる。
【0010】また、前記表示体は、表示体ホルダーとこ
れに保持される表示体本体とから成り、表示体本体が抜
き穴を有する枠状とすることができる。これにより、表
示体を軽量化して消費電流を従来より少なくすることが
できるとともに応答を良くできる。
【0011】また、前記表示体は、表示体ホルダーとこ
れに保持される表示体本体とから成り、表示体本体が2
つに分離可能とすることができる。これにより、表示体
及び表示体内部の点検・部品の交換等を容易に行うこと
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態及び
実施例について説明する。
【0013】図1に本発明の実施例である多面表示素子
を用いた多面表示装置の一部分を表す断面図を示す。
【0014】多面表示素子1は、長方形の表示面14と
なる四面と正方形の上下面とからなる六面体で形成し、
この六面体の内部に多面表示素子1の全ての機構が収ま
っており、上下面から突出したシャフト19に回動自在
に固定され、前記シャフト19の上下部はDカット部を
持ち、窓枠3に固定されている。窓枠3は一つの側面が
表示部5として抜き穴となっており、本実施例では前記
表示部に対向する壁面はなく、開口となっている。この
開口部7より多面表示素子1の取り付け取り外しが可能
である。
【0015】窓枠3は表示部5の抜き穴に対応する複数
の穴を配列したパネル9の裏面に取り付け、パネル9の
表面には表示部5に表示銘板11及び銘板枠13をはめ
込む。多面表示素子1はパネル9に設置された各々の窓
枠3に各々取り付け、前記表示銘板11には社員名等を
それぞれ記入しておく。そして、多面表示素子1の表示
体15の長方形の表示面14には、各面に所望の色を付
しておき、前記多面表示素子1の表示体15を回転制御
し、表示銘板11に記入した社員名等の背景の色によっ
て各々の社員の出社及び退社を含め、全部で4種類の状
況を示すことができる。
【0016】図2は本発明の同実施例の多面表示素子の
図であり、(a)に横断面図を示し、(b)に(a)の
A−A線の縦断面図を示す。
【0017】本実施例の多面表示素子1では、励磁コイ
ル17はシャフト19に固定し、(a)に示すように、
前記シャフトを中心に互いに90度離して2つ設置す
る。そして、(b)と合わせて示すように、磁石23
を、2つの励磁コイル17の中心部から突き出したステ
ータとそれと対向する2本のステータから成る4本のス
テータ21の内側で、表示体15の軸部16に固定す
る。磁石23は平たいドーナツ状としているので、従来
の棒状の磁石に比べて磁石間の隙間がないため、磁気抵
抗を小さくできる。表示体15はシャフト19を軸とし
て回動自在に保持されており、中心部にシャフト19を
貫通させた前述のとおりの六面体である。シャフト19
は少なくとも一部を中空体としており、そこから2つの
抜き穴19aを設け、この抜き穴19aから励磁コイル
17のリード線25を挿入し、シャフト19内を通じて
前記表示体外部に導出する。
【0018】前記表示体の駆動は、励磁コイル17に電
流を流し、ステータ21に磁極を生じさせ、磁石23を
回動させると共に、前記磁石に固定されている表示体1
5を回転させて行う。電流方向を変化させることで、ス
テータ21の磁極を変化させ、磁石23を回動させて表
示体15をコントロールすることができる。
【0019】図3に示すように、2つの励磁コイル17
の電流の向きによって、ステータ21にN極とS極をそ
れぞれ有意に生じさせ、磁石23の4つの静止位置を得
ることができる。
【0020】また、表示体15が軽量であれば消費電流
が少なくて済むため、図4で示すように、表示体15
は、抜き穴15cを有する表示体本体15aと、これを
上下部で保持する表示体ホルダー15bとで構成するこ
ともできる。そして、前記表示体本体15aの表面に色
付セロファン15d等のごく軽量の部材を貼り付けたも
のを使用する。前記前記表示体本体15aと前記表示体
ホルダー15bとの接続は、それぞれ対応させた凸部1
5eと凹部15fを設けること等により、はめ込みで簡
単に合体できる構造とする。表示体15は2分割したも
のを合体させて4角柱として用いることができる。この
場合には、多面表示素子内部の点検・交換等の時に表示
体を取り外しやすく、必要に応じて、片面あるいは全面
を取り外して作業をすることができ効率が良い。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような構造であ
るため、内部駆動機構に埃が入りにくく、埃等による故
障を極力防ぐことができる。さらに、多面表示素子の交
換・点検、修理等も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例である多面表示素子の横部分
断面図である。
【図2】 本発明の実施例である多面表示素子の図であ
り、(a)に横断面図を示し、(b)にA−A線の縦断
面図を示す。
【図3】 本発明の実施例である多面表示素子の駆動説
明図を示す。
【図4】 本発明の実施例である表示体本体の斜視図を
示す。
【符号の説明】
1 多面表示素子、3 窓枠、5 表示部、7 開口
部、9 パネル、11表示銘板、13 銘板枠、14
表示面、15 表示体、15a 表示体本体、15b
表示体ホルダー、15c 抜き穴、15d 色付セロフ
ァン、15e凸部、15f 凹部、16 軸部、17
励磁コイル、19 シャフト、19a抜き穴、21 ス
テータ、23 磁石、25 リード線。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトに回転可能に保持された表示体
    と、前記表示体内部の前記シャフトの周辺に固定保持さ
    れた励磁コイルと、前記励磁コイルのステータに対向し
    て配設され前記表示体内部で表示体に固定された磁石と
    を有することを特徴とする多面表示素子。
  2. 【請求項2】 前記シャフトに設けた中空穴を通して前
    記励磁コイルのリード線を表示体外部に導出したことを
    特徴とする請求項1記載の多面表示素子。
  3. 【請求項3】 前記表示体内部の一方の端に前記回転磁
    石が配設され、前記励磁コイルのリード線が他方の端か
    ら表示体外部に導出されていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の多面表示素子。
  4. 【請求項4】 前記表示体は、表示体ホルダーとこれに
    保持される表示体本体とから成り、表示体本体が抜き穴
    を有する枠状であることを特徴とする請求項1、2又は
    3記載の多面表示素子。
  5. 【請求項5】 前記表示体は、表示体ホルダーとこれに
    保持される表示体本体とから成り、表示体本体が2つに
    分離可能とされていることを特徴とする請求項1、2、
    3又は4記載の多面表示素子。
JP18478896A 1996-07-15 1996-07-15 多面表示素子 Pending JPH1031427A (ja)

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ID=16159310

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JP18478896A Pending JPH1031427A (ja) 1996-07-15 1996-07-15 多面表示素子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5892278B1 (ja) * 2015-03-18 2016-03-23 株式会社安川電機 スクリーン装置、画像表示システム、画像表示方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5892278B1 (ja) * 2015-03-18 2016-03-23 株式会社安川電機 スクリーン装置、画像表示システム、画像表示方法
US10031408B2 (en) 2015-03-18 2018-07-24 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Screen device, image display system, and image display method for displaying an image with a screen part having at least one polyhedron

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