JPH0962213A - 多面表示素子 - Google Patents

多面表示素子

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JPH0962213A
JPH0962213A JP21566595A JP21566595A JPH0962213A JP H0962213 A JPH0962213 A JP H0962213A JP 21566595 A JP21566595 A JP 21566595A JP 21566595 A JP21566595 A JP 21566595A JP H0962213 A JPH0962213 A JP H0962213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
rotary
exciting coils
pair
magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP21566595A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Mihashi
俊雄 三橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T I SHII SHICHIZUN KK
TIC CITIZEN KK
Original Assignee
T I SHII SHICHIZUN KK
TIC CITIZEN KK
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Publication date
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Publication of JPH0962213A publication Critical patent/JPH0962213A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転表示体を細く形成することができる多色
表示装置を提供する。 【解決手段】 一対の励磁コイル1A,1Bを同一軸線
上に配置し、その対向間隙内に回転磁石3を配置する。
回転磁石の回転軸は励磁コイルの磁芯に形成した軸受孔
6によって軸受けすると共に、この回転磁石に筒状の回
転表示体9を連結し、回転表示体を励磁コイルの周縁部
で回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば社員の出
社、退社状況等を表示することに用いることができる多
面表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より社員の出社状況及び退社状況を
表示する出退表示装置が実用されている。従来のこの種
の表示装置は図4に示すように、表示盤Bに多数の表示
窓を形成し、この表示窓に社員名を書き込んだ光透過性
のプレートPを嵌め込み、その背後に光源を設け、出社
状況にある場合は光源を点灯させ、退社時には光源を消
灯させて退社したことを表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は光源の点灯と、
消灯により2つの状態しか表示することができない不都
合がある。つまり、出社状態にあるか、席を離れてい
る、或いは出張等で一時的に不在である状態等を表示す
ることができない不都合がある。このため、光源に各種
の色を発光する色発光素子を設け、出社、退社の状況別
の外に、社内に居るが席にいない状況、或いは出張等で
一時的に不在である状況等を発光素子の色によって表示
するようにした試みがある。
【0004】しかしながら、このように発光素子の発光
色によって各種状況を表示させるためには、各表示窓の
背後に複数の色発光素子を配置しなければならないた
め、消費電流が多く、また、色ムラがある等の欠点があ
る。このため、角柱体の回転表示体の各面に色を付し、
この回転表示体を回転制御して表示窓に表示される色を
変化させる方法が考えられる。しかしながら、従来の回
転表示体は回転駆動手段が大きいため、図4に示したプ
レートPのように長細く形成することがむずかしいた
め、回転表示体をこの種の表示装置に利用することはで
きない。
【0005】この発明の目的は、回転表示体の形状を長
細く形成することができる多色表示装置を提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では、同一軸線
上に所定の間隔を保持して一対の励磁コイルを配置する
と共に、この一対の励磁コイルの各磁芯の互いに対向す
る面に軸受孔を形成し、この軸受孔によって回転磁石を
回転自在に支持させる。励磁コイルの各端部から回転磁
石の互いに180°対向する位置に延長して4つの磁極
を配置し、この4つの磁極を励磁コイルの励磁磁界によ
って磁化させることにより、回転磁石の回転位置を制御
する。回転磁石の周面には励磁コイルを覆う多角形状の
回転表示体を取付け、この回転表示体の一つの面を表示
窓に表示させる。回転表示体の各面に所望の色を付して
おくことにより、表示窓に何れか一つの面に付した色を
表示させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2にこの発明による多
面表示素子の実施構造の一例を示す。図中1A,1Bは
同一軸線上に配置された励磁コイルを示す。この励磁コ
イル1A,1Bは絶縁樹脂材によって形成されたボビン
2Aと2Bに巻回されて構成される。ボビン2A,2B
の一方の鍔2AA,2BBはケースの外壁を兼用する。
つまりボビン2A,2Bに励磁コイル1Aと1Bを各別
に巻装した状態でケースに組み立てる。
【0008】励磁コイル1Aと1Bの対向する間隙部分
には回転磁石3を配置する。この回転磁石3には上下に
軸4が突設され、この軸4が励磁コイル1Aと1Bの軸
芯に装着した磁芯5に形成した軸受孔6に軸支される。
従って、回転磁石3は励磁コイル1Aと1Bの対向する
間隙内において回転自在に支持される。励磁コイル1A
と1Bの各端部には磁気ヨーク7A,7B及び8A,8
Bが取付けられる。磁気ヨーク7Aと8Aは励磁コイル
1Aと1Bの各外側の端部に磁気結合し、ボビン2A,
2Bの各外壁2AA,2BBを貫通してケースの内側に
挿入され、回転磁石3の周面と対向する位置まで延長さ
れる。
【0009】磁気ヨーク7Bと8Bは励磁コイル1Aと
1Bの各内側の端部に磁気結合し、他方の磁気ヨーク7
A,8Aと互いに180°対向し、回転磁石3の周面と
対向して配置される(図2参照)。なお、図1は図2に
示したX−X線上の断面を示す。回転磁石3には多角形
状の回転表示体9が取付けられる。この例では回転表示
体9を四角形の筒状とした場合を示す。このため、4つ
の面9A,9B,9C,9Dにそれぞれ異なる色が付さ
れる。例えば面9Aを赤、面9Bを橙、9Cを黒、9D
を青とすることにより、4色の表示を行うことができ
る。
【0010】10は表示窓を示す。この表示窓10を通
じて回転表示体9を観測することにより、回転表示体9
の各面9A〜9Dの色を見ることができる。表示窓10
には例えば透明板に社員名等を書き込むことにより、社
員名の背景色を赤、橙、黒、青に変化させることができ
る。図3を用いて回転表示体9が回転する様子を説明す
る。図3Aに示すように、磁気ヨーク7AがN極、7B
がS極、8AがN極、8BがS極となる向きに励磁コイ
ル1A,1Bを励磁した場合には、回転磁石3は磁気ヨ
ーク7Aと8Aの間にS極が向き、磁気ヨーク7Bと8
Bの間にN極が向く方向に回転位置が固定される。
【0011】図3Aに示した極性に磁極が発生した場合
は表示窓10には回転表示体9の表示面9Aが対向し、
従って表示窓10には赤色が表示される。図3Bでは励
磁コイル1Aに与える電流だけを図3Aで流した電流と
は逆向きとし、励磁コイル1Aと1Bに電流を流す。こ
の結果、磁気ヨーク8Aと8Bの磁極は変化せず、磁気
ヨーク7AがS極、7BがN極に反転する。従って、回
転磁石3は上向きにN極、下向きにS極となる姿勢に回
転し、表示窓10には表示面9Dが対向し、青色が表示
される。
【0012】図3Cでは励磁コイル1Aに流す電流の向
きはそのままにし、励磁コイル1Bに流す電流を図3B
で流した電流とは逆向きの電流とする。この結果、磁気
ヨーク7Aと7Bの磁極は図3Bと同じであるが、磁気
ヨーク8A,8Bの磁極が反転する。従って、回転磁石
3は右向きにN極、左向きにS極となる姿勢に回転し、
表示窓10には表示面9Cが対向し、黒色が表示され
る。
【0013】図3Dでは励磁コイル1Bに流す電流の向
きはそのままとし、励磁コイル1Aの電流を図3Cで流
した電流と逆向きの電流を流す。この結果、磁気ヨーク
8Aと8Bの磁極は図3Cと同じであるが、磁気ヨーク
7Aと7Bの磁極が反転する。従って、回転磁石3は上
向きにS極、下向きにN極となる姿勢に回転し、表示窓
10に橙色が表示される。
【0014】上述したように、この発明によれば表示窓
10に、例えば赤、青、黒、橙の4色の色を表示するこ
とができる。従って、表示窓10に例えば黒色で社員名
を書き込んでおくことにより、黒色の社員名に対し背景
色が黒の場合は社員名が見えないため、退社を表示する
ことができる。また他の赤色、青色、橙色の3色を用い
て例えば出社状態、出張中、社内に居るが現在不在等の
3つの状況を表示することができる。なお、黒に代えて
白色とすることも考えられる。白色とした場合も、例え
ば退社を表すものと規定すればよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では筒状
表示体9を回転させて表示窓10に表示する色を切り替
えたから、光源の断線のような事故に合うことはない。
従って誤表示状態になることはなく、信頼性の高い表示
装置を得ることができる。しかも、この発明では一対の
励磁コイル1Aと1Bを2分割して同一軸線上に配置し
たから、励磁コイル1Aと1Bを覆って回転する筒状表
示体を細く形成することができる。従って表示窓10を
多数設けて、多数の社員の出退表示器を構成する場合に
は、表示器を構成するケースの横幅に対して多くの表示
窓を形成することができる。よって小形でありながら、
多数の社員名を表示することができる出退表示器を構成
することができる利点が得られる。また、光源を用いな
いから、電力消費量を少なくすることができる利点も得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図2のX−X線上の
断面図。
【図2】図1を上方から見た平面図。
【図3】この発明の動作を説明するための図。
【図4】従来の技術を説明するための正面図。
【符号の説明】
1A,1B 励磁コイル 2A,2B ボビン 3 回転磁石 4 軸 5 磁芯 6 軸受孔 7A,7B,8A,8B 磁気ヨーク 9 回転表示体 9A〜9D 表示面 10 表示窓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.同一軸線上に所定の間隔を保持して
    配置された一対の励磁コイルと、 B.この一対の励磁コイルの各磁芯に形成され、一対の
    励磁コイルの互いに対向する間隔内に配置される回転磁
    石から突出した回転軸を支持する軸受孔と、 C.上記一対の励磁コイルのそれぞれの端部から、上記
    回転磁石の周縁に180°ずつ対向する位置に延長され
    て配置された4つの磁極と、 D.上記回転磁石の周縁に取付けられ、上記一対の励磁
    コイルを覆う多角形の回転表示体と、 E.この回転表示体を一方向からだけ観測させる表示窓
    と、 によって構成したことを特徴とする多面表示素子。
JP21566595A 1995-08-24 1995-08-24 多面表示素子 Pending JPH0962213A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21566595A JPH0962213A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 多面表示素子

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JP21566595A JPH0962213A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 多面表示素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0962213A true JPH0962213A (ja) 1997-03-07

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ID=16676151

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21566595A Pending JPH0962213A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 多面表示素子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7673844B2 (en) 2007-04-20 2010-03-09 Shenzhen Mindray Bio-Medical Electronics Co., Ltd. Pivotable support shaft for display

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7673844B2 (en) 2007-04-20 2010-03-09 Shenzhen Mindray Bio-Medical Electronics Co., Ltd. Pivotable support shaft for display
US8251334B2 (en) 2007-04-20 2012-08-28 Shenzhen Mindray Bio-Medical Electronics Co., Ltd. Pivotable support shaft for display

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