JPH10312856A - 機器直付用シールドコネクタ - Google Patents
機器直付用シールドコネクタInfo
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- JPH10312856A JPH10312856A JP9125516A JP12551697A JPH10312856A JP H10312856 A JPH10312856 A JP H10312856A JP 9125516 A JP9125516 A JP 9125516A JP 12551697 A JP12551697 A JP 12551697A JP H10312856 A JPH10312856 A JP H10312856A
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- connector
- contact
- elastic
- piece
- contact piece
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/58—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation characterised by the form or material of the contacting members
- H01R4/64—Connections between or with conductive parts having primarily a non-electric function, e.g. frame, casing, rail
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
- H01R13/6581—Shield structure
- H01R13/6582—Shield structure with resilient means for engaging mating connector
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/73—Means for mounting coupling parts to apparatus or structures, e.g. to a wall
- H01R13/74—Means for mounting coupling parts in openings of a panel
- H01R13/748—Means for mounting coupling parts in openings of a panel using one or more screws
-
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/28—Clamped connections, spring connections
- H01R4/48—Clamped connections, spring connections utilising a spring, clip, or other resilient member
- H01R4/489—Clamped connections, spring connections utilising a spring, clip, or other resilient member spring force increased by screw, cam, wedge, or other fastening means
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S439/00—Electrical connectors
- Y10S439/939—Electrical connectors with grounding to metal mounting panel
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電機機器に直付けされる従来のシールドコネ
クタは、コネクタハウジングに装着された金属シェルと
電機機器が確実に接続されない問題があった。 【解決手段】 コネクタハウジング３０に装着され、端
子収容部３５を取り囲む金属シェル３６に屈曲して突出
する接触片３６ｂを設け、接触片３６ｂに弾性接触部４
４を設け、コネクタハウジング３０のフランジ３２を電
機機器に取り付けたときに、弾性接触部４４を電機機器
の導電性のケーシング１３に弾性変形量の範囲内で圧縮
変形させ、ケーシング１３に押圧接触して接触片３６ｂ
とケーシング１３との接触圧を保持するようにした。
クタは、コネクタハウジングに装着された金属シェルと
電機機器が確実に接続されない問題があった。 【解決手段】 コネクタハウジング３０に装着され、端
子収容部３５を取り囲む金属シェル３６に屈曲して突出
する接触片３６ｂを設け、接触片３６ｂに弾性接触部４
４を設け、コネクタハウジング３０のフランジ３２を電
機機器に取り付けたときに、弾性接触部４４を電機機器
の導電性のケーシング１３に弾性変形量の範囲内で圧縮
変形させ、ケーシング１３に押圧接触して接触片３６ｂ
とケーシング１３との接触圧を保持するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば動力用モー
タなどの各種電気機器に直付けされるシールドコネクタ
に関する。
タなどの各種電気機器に直付けされるシールドコネクタ
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、各種電気機器に直付けされるシー
ルドコネクタは、合成樹脂製のコネクタハウジングに金
属シェルを一体成形して形成することが提案されてい
る。一体成形型のシールドコネクタＡの一例を図６に基
づいて簡単に説明すると、シールドコネクタＡは、シー
ルド電線１の端末に圧着される端子金具２と金属シェル
３を一体成形したコネクタハウジング４とにより構成さ
れる（実開平６−５８５６０号公報など参照）。
ルドコネクタは、合成樹脂製のコネクタハウジングに金
属シェルを一体成形して形成することが提案されてい
る。一体成形型のシールドコネクタＡの一例を図６に基
づいて簡単に説明すると、シールドコネクタＡは、シー
ルド電線１の端末に圧着される端子金具２と金属シェル
３を一体成形したコネクタハウジング４とにより構成さ
れる（実開平６−５８５６０号公報など参照）。
【０００３】シールド電線１の外部被覆層１ａを剥離し
て露出させた網組製シールド部１ｂに接続部材５を着設
し、シールド電線１の内部被覆層１ｃを皮剥きして露出
させた芯線（導体部）１ｄが、良導体の端子金具２の一
側に設けられた底付きの孔２ａに挿入され、加締め加工
により圧着される。
て露出させた網組製シールド部１ｂに接続部材５を着設
し、シールド電線１の内部被覆層１ｃを皮剥きして露出
させた芯線（導体部）１ｄが、良導体の端子金具２の一
側に設けられた底付きの孔２ａに挿入され、加締め加工
により圧着される。
【０００４】コネクタハウジング４は筒状部４ａとフラ
ンジ４ｂからなり、その間に金属シェル３が埋設され、
筒状部４ａに端子金具２が挿入される。フランジ４ｂが
電気機器の金属製のケーシング６にボルト７で締着され
ると、シールド部１ｂが接続部材５及び金属シェル３を
介して金属製のケーシング６に接続してアースされる。
電線９付きの機器側端子８に挿通されたボルト１０が、
端子金具２の他側に設けられたねじ孔に螺合し、機器側
端子８と端子金具２が電気接続される。
ンジ４ｂからなり、その間に金属シェル３が埋設され、
筒状部４ａに端子金具２が挿入される。フランジ４ｂが
電気機器の金属製のケーシング６にボルト７で締着され
ると、シールド部１ｂが接続部材５及び金属シェル３を
介して金属製のケーシング６に接続してアースされる。
電線９付きの機器側端子８に挿通されたボルト１０が、
端子金具２の他側に設けられたねじ孔に螺合し、機器側
端子８と端子金具２が電気接続される。
【０００５】このような一体成形型のシールドコネクタ
Ａでは、合成樹脂製のコネクタハウジング４と金属シェ
ル３との馴染みを良くするための処理が難しく、合成樹
脂材と金属との間に空間が発生すると、シールド効果が
確保されない問題などが生じる。合成樹脂材自体に金属
メッキする方法はあるが、合成樹脂材へのメッキ処理に
は多大なコストがかかる問題がある。
Ａでは、合成樹脂製のコネクタハウジング４と金属シェ
ル３との馴染みを良くするための処理が難しく、合成樹
脂材と金属との間に空間が発生すると、シールド効果が
確保されない問題などが生じる。合成樹脂材自体に金属
メッキする方法はあるが、合成樹脂材へのメッキ処理に
は多大なコストがかかる問題がある。
【０００６】図７及び図８は、低コストでシールド効果
のある機器直付け用シールドコネクタＡ1 の縦断面図及
び主要部品の斜視図であり、シールドコネクタＡ1 はコ
ネクタハウジング１１に金属シェル１２を内装し、モー
タ等の電気機器の導電性のケーシング１３にコネクタハ
ウジング１１を直接装着（直付け）するようにしたもの
である。
のある機器直付け用シールドコネクタＡ1 の縦断面図及
び主要部品の斜視図であり、シールドコネクタＡ1 はコ
ネクタハウジング１１に金属シェル１２を内装し、モー
タ等の電気機器の導電性のケーシング１３にコネクタハ
ウジング１１を直接装着（直付け）するようにしたもの
である。
【０００７】コネクタハウジング１１は、相手側コネク
タの外筒部を受け入れる套体部１４の一端に、ケーシン
グ１３に装着されるフランジ１５が周設され、フランジ
１５の４隅にボルト挿入用孔１６が設けられる。套体部
１４の内部には、フランジ１５の略中心部に端子収容部
１７が設けられ、端子収容部１７の外周に設けた溝２０
に装着される金属シェル１２には、端部から屈曲して突
出する接触片１８が設けられる。
タの外筒部を受け入れる套体部１４の一端に、ケーシン
グ１３に装着されるフランジ１５が周設され、フランジ
１５の４隅にボルト挿入用孔１６が設けられる。套体部
１４の内部には、フランジ１５の略中心部に端子収容部
１７が設けられ、端子収容部１７の外周に設けた溝２０
に装着される金属シェル１２には、端部から屈曲して突
出する接触片１８が設けられる。
【０００８】端子収容部１７は、両端が開口する内周面
に端子金具１９が収容され、端子金具１９及び金属シェ
ル１２は、図示していないが、それぞれ相手側コネクタ
の端子及びシールド部材と接続する。ボルト挿入用孔１
６及びケーシング１３の孔２１に挿通したボルトにより
フランジ１５とケーシング１３とを締結すると、接触片
１８がケーシング１３に押圧接触し、電気接続される。
に端子金具１９が収容され、端子金具１９及び金属シェ
ル１２は、図示していないが、それぞれ相手側コネクタ
の端子及びシールド部材と接続する。ボルト挿入用孔１
６及びケーシング１３の孔２１に挿通したボルトにより
フランジ１５とケーシング１３とを締結すると、接触片
１８がケーシング１３に押圧接触し、電気接続される。
【０００９】接触片１８は、先端部がケーシング１３に
接近する方向に傾斜しているので、フランジ１５とケー
シング１３を締め付けたときに、接触片１８の先端部が
弾性力を伴ってケーシング１３に圧接するが、接触片１
８の接触圧を更に高めるために、接触片１８とフランジ
１５の間に導電性接触体２２が挿入される。符号２３は
Ｏリングであり、符号２４はパッキンである。
接近する方向に傾斜しているので、フランジ１５とケー
シング１３を締め付けたときに、接触片１８の先端部が
弾性力を伴ってケーシング１３に圧接するが、接触片１
８の接触圧を更に高めるために、接触片１８とフランジ
１５の間に導電性接触体２２が挿入される。符号２３は
Ｏリングであり、符号２４はパッキンである。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】接触片１８は、金属シ
ェル１２の端部から屈曲して突出する形状であるので、
剛性力に乏しく、フランジ１５とケーシング１３を締め
付けて接触片１８の先端部をケーシング１３に長期間に
わたって圧接したままにしておくと、塑性変形を起こし
て弾性力が失われ、ケーシング１３に対する弾性接触力
が次第に低下するので、接触の安定性が見込めない。点
検などでケーシング１３をフランジ１５から分解し、再
度組み立てたときには、接触片１８が初期の弾性力が失
った状態で接触し、電気接続の信頼性が低下する。
ェル１２の端部から屈曲して突出する形状であるので、
剛性力に乏しく、フランジ１５とケーシング１３を締め
付けて接触片１８の先端部をケーシング１３に長期間に
わたって圧接したままにしておくと、塑性変形を起こし
て弾性力が失われ、ケーシング１３に対する弾性接触力
が次第に低下するので、接触の安定性が見込めない。点
検などでケーシング１３をフランジ１５から分解し、再
度組み立てたときには、接触片１８が初期の弾性力が失
った状態で接触し、電気接続の信頼性が低下する。
【００１１】接触片１８の弾性力が低下しないようにす
るには、接触片１８の寸法変更，金属シェル１２の材質
の変更などが考えられるが、シールドコネクタＡ1 をコ
ンパクト化して省スペースに対応することが困難にな
り、又、製品が高価になる問題がある。本発明はかかる
課題を解決することを目的とし、接触片を大形化するこ
となく、高価な材料に変更することなく、しかも、シー
ルドコネクタの部品点数を増加させることなく、接触片
の弾性力を保持できる機器直付用シールドコネクタを提
供するものである。
るには、接触片１８の寸法変更，金属シェル１２の材質
の変更などが考えられるが、シールドコネクタＡ1 をコ
ンパクト化して省スペースに対応することが困難にな
り、又、製品が高価になる問題がある。本発明はかかる
課題を解決することを目的とし、接触片を大形化するこ
となく、高価な材料に変更することなく、しかも、シー
ルドコネクタの部品点数を増加させることなく、接触片
の弾性力を保持できる機器直付用シールドコネクタを提
供するものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、内部に端子収容部が設けられるコネクタ
ハウジングに、前記端子収容部を取り巻くシールド用の
金属シェルを設け、該金属シェルに屈曲して突出する接
触片を延設し、前記コネクタハウジングを電気機器に直
付けするときに、前記接触片が前記電気機器の導電性の
ケーシングに押圧されて電気接続する機器直付用シール
ドコネクタにおいて、前記接触片に弾性接触部を設け、
前記コネクタハウジングと前記導電性のケーシングとの
重合面のうち、少なくとも一方の重合面に、前記弾性接
触部が弾性復帰可能な範囲の圧縮変形した前記接触片を
収容する深さの収容凹部を設けることにより、前記コネ
クタハウジングが電気機器に直付けされるときに、前記
弾性接触部は弾性復帰可能な圧縮変形により前記導電性
のケーシングに押圧接触することを特徴とするものであ
る。
に、本発明は、内部に端子収容部が設けられるコネクタ
ハウジングに、前記端子収容部を取り巻くシールド用の
金属シェルを設け、該金属シェルに屈曲して突出する接
触片を延設し、前記コネクタハウジングを電気機器に直
付けするときに、前記接触片が前記電気機器の導電性の
ケーシングに押圧されて電気接続する機器直付用シール
ドコネクタにおいて、前記接触片に弾性接触部を設け、
前記コネクタハウジングと前記導電性のケーシングとの
重合面のうち、少なくとも一方の重合面に、前記弾性接
触部が弾性復帰可能な範囲の圧縮変形した前記接触片を
収容する深さの収容凹部を設けることにより、前記コネ
クタハウジングが電気機器に直付けされるときに、前記
弾性接触部は弾性復帰可能な圧縮変形により前記導電性
のケーシングに押圧接触することを特徴とするものであ
る。
【００１３】前記弾性接触部は、前記接触片に絞り加工
を施して塑性変形した絞り加工部とするか、或いは、前
記接触片に設けられたばね片とすることができる。ばね
片とした場合には、中間部に屈曲部を形成した板ばねと
するとよい。
を施して塑性変形した絞り加工部とするか、或いは、前
記接触片に設けられたばね片とすることができる。ばね
片とした場合には、中間部に屈曲部を形成した板ばねと
するとよい。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明すると、図１は、本発明の第１実施例の
機器直付用シールドコネクタＢの縦断面図、図２は機器
直付用シールドコネクタＢの分解斜視図である。図１に
示すように、シールドコネクタＢのコネクタハウジング
３０は、相手コネクタの外筒部を受け入れる套体部３１
の一端にフランジ３２が周設される。
を参照して説明すると、図１は、本発明の第１実施例の
機器直付用シールドコネクタＢの縦断面図、図２は機器
直付用シールドコネクタＢの分解斜視図である。図１に
示すように、シールドコネクタＢのコネクタハウジング
３０は、相手コネクタの外筒部を受け入れる套体部３１
の一端にフランジ３２が周設される。
【００１５】フランジ３２の４隅に取付孔３３が穿設さ
れ、各取付孔３３にカラー３４が挿入され、フランジ３
２の略中心部に円筒状の端子収容部３５が設けられ、端
子収容部３５の外周囲に金属シェル３６が挿入される溝
３７が設けられる。端子収容部３５は両端が開口してお
り、内部に収容される端子金具３８が収容される。
れ、各取付孔３３にカラー３４が挿入され、フランジ３
２の略中心部に円筒状の端子収容部３５が設けられ、端
子収容部３５の外周囲に金属シェル３６が挿入される溝
３７が設けられる。端子収容部３５は両端が開口してお
り、内部に収容される端子金具３８が収容される。
【００１６】端子金具３８は一端（図１において上端）
に底付きの孔３９が設けられ、底付きの孔３９の内壁面
にばね片４０が装着され、底付きの孔３９に挿入された
相手端子にばね片４０が圧接する。端子金具３８の他端
に形成された板形状部４１に、機器側の端子４２が取り
付けられるねじ孔４３が設けられる（図１，図２参
照）。
に底付きの孔３９が設けられ、底付きの孔３９の内壁面
にばね片４０が装着され、底付きの孔３９に挿入された
相手端子にばね片４０が圧接する。端子金具３８の他端
に形成された板形状部４１に、機器側の端子４２が取り
付けられるねじ孔４３が設けられる（図１，図２参
照）。
【００１７】金属シェル３６は導電性と弾性を有する金
属板から加工形成され、筒状に形成された筒体部３６ａ
と、筒体部３６ａの下端から屈曲して突出する４つの接
触片３６ｂとにより構成される。各接触片３６ｂの先端
部に設けられる弾性接触部４４は、プレスの金型などに
より絞り加工されて下面が凹状に、反対側の上面が凸状
になった絞り加工部であり、弾性接触部４４の先端は下
方に向けて僅かに傾斜している（図１参照）。
属板から加工形成され、筒状に形成された筒体部３６ａ
と、筒体部３６ａの下端から屈曲して突出する４つの接
触片３６ｂとにより構成される。各接触片３６ｂの先端
部に設けられる弾性接触部４４は、プレスの金型などに
より絞り加工されて下面が凹状に、反対側の上面が凸状
になった絞り加工部であり、弾性接触部４４の先端は下
方に向けて僅かに傾斜している（図１参照）。
【００１８】コネクタハウジング３０のフランジ３２の
下面は、電気機器のケーシング１３との重合面３２ａで
あり、溝３７に連通する収容凹部４５が設けられ、収容
凹部４５の外側に環状のリング溝４６が設けられ、リン
グ溝４６に０リング４７が挿入される。フランジ３２に
は、套体部３１と端子収容部３５との間にパッキン挿入
溝４８が設けられ、パッキン挿入溝４８にパッキン４９
が挿入される。図１では、収容凹部４５をフランジ３２
の重合面３２ａに設けたが、フランジ３２に設けない
で、ケーシング１３の重合面に収容凹部を設けてもよい
（この場合の収容凹部は図４の収容凹部４５′と同様で
ある）。
下面は、電気機器のケーシング１３との重合面３２ａで
あり、溝３７に連通する収容凹部４５が設けられ、収容
凹部４５の外側に環状のリング溝４６が設けられ、リン
グ溝４６に０リング４７が挿入される。フランジ３２に
は、套体部３１と端子収容部３５との間にパッキン挿入
溝４８が設けられ、パッキン挿入溝４８にパッキン４９
が挿入される。図１では、収容凹部４５をフランジ３２
の重合面３２ａに設けたが、フランジ３２に設けない
で、ケーシング１３の重合面に収容凹部を設けてもよい
（この場合の収容凹部は図４の収容凹部４５′と同様で
ある）。
【００１９】金属シェル３６の筒状部３６ａが溝３７に
挿入されたとき、金属シェル３６の接触片３６ｂが深さ
ｄの収容凹部４５に収容されるが、接触片３６ｂの弾性
接触部４４の先端は、コネクタハウジング３０のフラン
ジ３２の重合面３２ａより寸法ｅだけ突出している（図
１参照）。突出寸法ｅは、弾性接触部４４が弾性的に圧
縮変形する量よりも小さくしているので、接触片３６ｂ
全体が深さｄの収容凹部４５の内部に没入しても、弾性
接触部４４には永久歪みは生じない。
挿入されたとき、金属シェル３６の接触片３６ｂが深さ
ｄの収容凹部４５に収容されるが、接触片３６ｂの弾性
接触部４４の先端は、コネクタハウジング３０のフラン
ジ３２の重合面３２ａより寸法ｅだけ突出している（図
１参照）。突出寸法ｅは、弾性接触部４４が弾性的に圧
縮変形する量よりも小さくしているので、接触片３６ｂ
全体が深さｄの収容凹部４５の内部に没入しても、弾性
接触部４４には永久歪みは生じない。
【００２０】図３は、弾性接触部４４が接触片３６ｂと
同一平面になるまで荷重を加えた実験結果の「荷重−変
形量」線図であり、縦軸は弾性接触部４４に加えた荷重
ｋｇｆ、横軸は弾性接触部４４の変形量ｍｍであり、凹
部の深さが0.４ｍｍの弾性接触部４４が平坦に変形する
まで荷重を加えた（実線参照）ときの荷重は8.６ｋｇｆ
であり、この荷重を開放したとき（鎖線参照）の永久歪
み量は0.２７２ｍｍであり、残りの0.１２８ｍｍは弾性
復帰した量である。
同一平面になるまで荷重を加えた実験結果の「荷重−変
形量」線図であり、縦軸は弾性接触部４４に加えた荷重
ｋｇｆ、横軸は弾性接触部４４の変形量ｍｍであり、凹
部の深さが0.４ｍｍの弾性接触部４４が平坦に変形する
まで荷重を加えた（実線参照）ときの荷重は8.６ｋｇｆ
であり、この荷重を開放したとき（鎖線参照）の永久歪
み量は0.２７２ｍｍであり、残りの0.１２８ｍｍは弾性
復帰した量である。
【００２１】これによって、弾性接触部４４は、永久歪
みを伴うような大きな変形量に対してもかなりの弾性復
帰力が残されていることを確認することができた。本発
明は、弾性接触部４４の突出寸法ｅを、弾性変形する範
囲内に抑えているので、シールドコネクタＢとケーシン
グ１３との接触圧力は、長期間にわたっても低下するこ
とはなく、分解，再組立を行ってもシールドは確実に保
持される。以上の実施例では、収容凹部４５をフランジ
３２の重合面３２ａに設けたが、ケーシング１３の重合
面に設けてもよい。
みを伴うような大きな変形量に対してもかなりの弾性復
帰力が残されていることを確認することができた。本発
明は、弾性接触部４４の突出寸法ｅを、弾性変形する範
囲内に抑えているので、シールドコネクタＢとケーシン
グ１３との接触圧力は、長期間にわたっても低下するこ
とはなく、分解，再組立を行ってもシールドは確実に保
持される。以上の実施例では、収容凹部４５をフランジ
３２の重合面３２ａに設けたが、ケーシング１３の重合
面に設けてもよい。
【００２２】図４及び図５は、本発明の第２実施例の機
器直付用シールドコネクタＢ1 の縦断面図及びシールド
コネクタＢの主要部の分解斜視図である。第２実施例の
機器直付用シールドコネクタＢ1 は、金属シェル３６′
の接触片３６ｂ′が第１実施例のシールドコネクタＢの
接触片３６ｂと異なる他はシールドコネクタＢと同一で
あるので、接触片３６ｂ′以外には第１実施例と同一符
号を付してその詳細説明を省略する。
器直付用シールドコネクタＢ1 の縦断面図及びシールド
コネクタＢの主要部の分解斜視図である。第２実施例の
機器直付用シールドコネクタＢ1 は、金属シェル３６′
の接触片３６ｂ′が第１実施例のシールドコネクタＢの
接触片３６ｂと異なる他はシールドコネクタＢと同一で
あるので、接触片３６ｂ′以外には第１実施例と同一符
号を付してその詳細説明を省略する。
【００２３】金属シェル３６′の筒状部３６ａの端部か
ら屈曲して延設される接触片３６ｂ′は、先端がケーシ
ング１３の方向に傾斜しており、接触片３６ｂ′のほぼ
中央部に切込み加工により形成されるばね片である弾性
接触部５０が設けられ、弾性接触部５０の中間部に形成
された屈曲部５１は、弾性接触部５０よりフランジ３２
に向かって突出している（図４参照）。
ら屈曲して延設される接触片３６ｂ′は、先端がケーシ
ング１３の方向に傾斜しており、接触片３６ｂ′のほぼ
中央部に切込み加工により形成されるばね片である弾性
接触部５０が設けられ、弾性接触部５０の中間部に形成
された屈曲部５１は、弾性接触部５０よりフランジ３２
に向かって突出している（図４参照）。
【００２４】ケーシング１３の重合面には、接触片３６
ｂ′を収容する収容凹部４５′が設けられる。収容凹部
４５′の深さは、第１実施例と同様に、弾性接触部５０
が弾性復帰可能な範囲の圧縮変形した状態の接触片３６
ｂ′を収容する深さである。第２実施例では収容凹部４
５′をケーシング１３に設けたが、ケーシング１３に設
けないで、第１実施例のようにフランジ３２に設けても
よい。
ｂ′を収容する収容凹部４５′が設けられる。収容凹部
４５′の深さは、第１実施例と同様に、弾性接触部５０
が弾性復帰可能な範囲の圧縮変形した状態の接触片３６
ｂ′を収容する深さである。第２実施例では収容凹部４
５′をケーシング１３に設けたが、ケーシング１３に設
けないで、第１実施例のようにフランジ３２に設けても
よい。
【００２５】金属シェル３６′をコネクタハウジング３
０の溝３７内に装着すると、弾性接触部５０がフランジ
３２の重合面３２ａに圧接する。次に、フランジ３２と
ケーシング１３とを重ねると、接触片３６ｂ′がケーシ
ング１３に圧接すると共に、フランジ３２とケーシング
１３に挟圧された弾性接触部５０が接触片３６ｂ′とほ
ぼ同一平面となるまで変形する。弾性接触部５０の変形
は弾性変形の範囲内であり、永久歪みを生じることがな
いので、長期間にわたってシールドが確実に保持され、
分解や再組立を行っても保持状態は低下しない。
０の溝３７内に装着すると、弾性接触部５０がフランジ
３２の重合面３２ａに圧接する。次に、フランジ３２と
ケーシング１３とを重ねると、接触片３６ｂ′がケーシ
ング１３に圧接すると共に、フランジ３２とケーシング
１３に挟圧された弾性接触部５０が接触片３６ｂ′とほ
ぼ同一平面となるまで変形する。弾性接触部５０の変形
は弾性変形の範囲内であり、永久歪みを生じることがな
いので、長期間にわたってシールドが確実に保持され、
分解や再組立を行っても保持状態は低下しない。
【００２６】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、金属シェルの接触片が弾性限界の範囲内の弾性変形
で電気機器のケーシングに押圧接触するので、シールド
コネクタのシールドが長期間にわたって確実に保持さ
れ、分解や再組立を行っても保持状態は低下しない。本
発明の金属シェルは、部品製作段階のプレス加工成形時
に、弾性接触部を同時に設けることができるので、部品
を増加させることなく、シールドの信頼性の高い機器直
付用シールドコネクタを従来のシールドコネクタと同じ
製造コストで製作することができる。
で、金属シェルの接触片が弾性限界の範囲内の弾性変形
で電気機器のケーシングに押圧接触するので、シールド
コネクタのシールドが長期間にわたって確実に保持さ
れ、分解や再組立を行っても保持状態は低下しない。本
発明の金属シェルは、部品製作段階のプレス加工成形時
に、弾性接触部を同時に設けることができるので、部品
を増加させることなく、シールドの信頼性の高い機器直
付用シールドコネクタを従来のシールドコネクタと同じ
製造コストで製作することができる。
【図１】本発明の第１実施例を示す機器直付用シールド
コネクタの縦断面図である。
コネクタの縦断面図である。
【図２】図２は第１実施例の機器直付用シールドコネク
タの分解斜視図である。
タの分解斜視図である。
【図３】第１実施例の機器直付用シールドコネクタにお
ける接触片の弾性接触部の「荷重−変形量」線図であ
る。
ける接触片の弾性接触部の「荷重−変形量」線図であ
る。
【図４】本発明の第２実施例の機器直付用シールドコネ
クタの縦断面図である。
クタの縦断面図である。
【図５】第２実施例のシールドコネクタの主要部を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図６】機器直付用シールドコネクタの従来例を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図７】機器直付用シールドコネクタの他の従来例を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図８】図７のシールドコネクタの主要部を示す斜視図
である。
である。
Ｂ，Ｂ1 シールドコネクタ １３ ケーシング ３０ コネクタハウジング ３２ フランジ ３２ａ 重合面 ３５ 端子収容部 ３６，３６′ 金属シェル ３６ａ 筒状部 ３６ｂ，３６ｂ′ 接触片 ３７ 溝 ３８ 端子金具 ４１ 板形状部 ４２ 機器側の端子 ４４，５０ 弾性接触部 ４５ 収容凹部 ５１ 屈曲部
Claims (4)
- 【請求項１】 内部に端子収容部が設けられるコネクタ
ハウジングに、前記端子収容部を取り巻くシールド用の
金属シェルを設け、該金属シェルに屈曲して突出する接
触片を延設し、前記コネクタハウジングを電気機器に直
付けするときに、前記接触片が前記電気機器の導電性の
ケーシングに押圧されて電気接続する機器直付用シール
ドコネクタにおいて、 前記接触片に弾性接触部を設け、前記コネクタハウジン
グと前記導電性のケーシングとの重合面のうち、少なく
とも一方の重合面に、前記弾性接触部が弾性復帰可能な
範囲の圧縮変形した前記接触片を収容する深さの収容凹
部を設けることにより、 前記コネクタハウジングが電気機器に直付けされるとき
に、前記弾性接触部は弾性復帰可能な圧縮変形により前
記導電性のケーシングに押圧接触することを特徴とする
機器直付用シールドコネクタ。 - 【請求項２】 前記弾性接触部は、前記接触片に絞り加
工を施して塑性変形した絞り加工部であることを特徴と
する請求項１記載の機器直付用シールドコネクタ。 - 【請求項３】 前記弾性接触部は、前記接触片に設けら
れたばね片であることを特徴とする請求項１記載の機器
直付用シールドコネクタ。 - 【請求項４】 前記ばね片は、中間部に屈曲部を形成し
た板ばねであることを特徴とする請求項３記載の機器直
付用シールドコネクタ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9125516A JPH10312856A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 機器直付用シールドコネクタ |
| DE19822015A DE19822015C2 (de) | 1997-05-15 | 1998-05-15 | Abgeschirmter Stecker für eine direkte Verbindung mit einem Gerät |
| US09/078,763 US5971811A (en) | 1997-05-15 | 1998-05-15 | Shielded connector adapted to be directly attached to an apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9125516A JPH10312856A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 機器直付用シールドコネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10312856A true JPH10312856A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14912090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9125516A Pending JPH10312856A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 機器直付用シールドコネクタ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5971811A (ja) |
| JP (1) | JPH10312856A (ja) |
| DE (1) | DE19822015C2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6358069B2 (en) | 2000-03-28 | 2002-03-19 | Yazaki Corporation | Connecting structure of shielded wire for shield connector |
| JP2008016364A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Sanden Corp | シールド構造体、シールド構造体を有するコネクタ組立体及びコネクタ構造体、ケーシング組立体、並びに電動圧縮機 |
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| WO2013051529A1 (ja) * | 2011-10-07 | 2013-04-11 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 端子金具 |
| JP2018037147A (ja) * | 2016-08-29 | 2018-03-08 | ヒロセ電機株式会社 | コネクタ |
| JP2019033011A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | 矢崎総業株式会社 | 機器直付用シールドコネクタの取付構造 |
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| JP3425541B2 (ja) * | 1999-08-23 | 2003-07-14 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | シールドコネクタ |
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1997
- 1997-05-15 JP JP9125516A patent/JPH10312856A/ja active Pending
-
1998
- 1998-05-15 DE DE19822015A patent/DE19822015C2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-05-15 US US09/078,763 patent/US5971811A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5971811A (en) | 1999-10-26 |
| DE19822015C2 (de) | 2003-05-15 |
| DE19822015A1 (de) | 1998-11-19 |
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