JPH10312716A - ワイヤハーネスの長さ調整構造および調整方法 - Google Patents
ワイヤハーネスの長さ調整構造および調整方法Info
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- JPH10312716A JPH10312716A JP9121902A JP12190297A JPH10312716A JP H10312716 A JPH10312716 A JP H10312716A JP 9121902 A JP9121902 A JP 9121902A JP 12190297 A JP12190297 A JP 12190297A JP H10312716 A JPH10312716 A JP H10312716A
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- Japan
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- wire harness
- corrugated tube
- exterior
- wire
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイヤハーネスの経路途中に長さ調整部を設
けることで長短ワイヤハーネスの共用化を図る。 【解決手段】 長さ調整すべきワイヤハーネスの経路途
中に、コルゲートチューブ12に外装された第1外装部
12a、第2外装部12bと、該第1、第2外装部12
a、12b間で調整すべき余長分の電線束Wを露出させ
た調整用露出電線束13と、により構成される長さ調整
部11を設け、該長さ調整部11を覆うようにして第
1、第2外装部12a、12bにまたがって連結用コル
ゲートチューブ15を更に外装してなる。
けることで長短ワイヤハーネスの共用化を図る。 【解決手段】 長さ調整すべきワイヤハーネスの経路途
中に、コルゲートチューブ12に外装された第1外装部
12a、第2外装部12bと、該第1、第2外装部12
a、12b間で調整すべき余長分の電線束Wを露出させ
た調整用露出電線束13と、により構成される長さ調整
部11を設け、該長さ調整部11を覆うようにして第
1、第2外装部12a、12bにまたがって連結用コル
ゲートチューブ15を更に外装してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネスの
長さ調整構造および調整方法に関し、詳しくは、1つの
ワイヤハーネスの経路途中に長さ調整部を設けること
で、使用状況に応じて2種類の長さのワイヤハーネスを
容易に組立可能とするものである。
長さ調整構造および調整方法に関し、詳しくは、1つの
ワイヤハーネスの経路途中に長さ調整部を設けること
で、使用状況に応じて2種類の長さのワイヤハーネスを
容易に組立可能とするものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用のワイヤハーネスは、同一構成
部品を有するものであっても、図6に示すように、車両
A、Bではシャーシの長さが相違するため、ワイヤハー
ネスの全長が異なり、よって、それぞれ使用される車両
A、Bに応じて専用の長さに設定されたワイヤハーネス
WA、WBを必要としている。したがって、車両の生産
変動が生じた場合には、特定の種類のワイヤハーネスに
過不足が生じることとなるため、この生産変動に即座に
対応するためには、各種類毎に多くの在庫を保有しなけ
ればならなかった。
部品を有するものであっても、図6に示すように、車両
A、Bではシャーシの長さが相違するため、ワイヤハー
ネスの全長が異なり、よって、それぞれ使用される車両
A、Bに応じて専用の長さに設定されたワイヤハーネス
WA、WBを必要としている。したがって、車両の生産
変動が生じた場合には、特定の種類のワイヤハーネスに
過不足が生じることとなるため、この生産変動に即座に
対応するためには、各種類毎に多くの在庫を保有しなけ
ればならなかった。
【0003】また、ワイヤハーネスの長さが相違する
と、ワイヤハーネスの組立に使用される布線板もそれに
応じて専用のものを準備しなければならず、布線板の保
有数が倍増し、さらに、各種類毎の生産ロットが少なく
なると共に、長さ違いのワイヤハーネスの組立切替え時
における生産ラインの段取り替えに相当の手間を要する
ため、生産効率が低い。
と、ワイヤハーネスの組立に使用される布線板もそれに
応じて専用のものを準備しなければならず、布線板の保
有数が倍増し、さらに、各種類毎の生産ロットが少なく
なると共に、長さ違いのワイヤハーネスの組立切替え時
における生産ラインの段取り替えに相当の手間を要する
ため、生産効率が低い。
【0004】そこで、一種類のワイヤハーネスの長さを
調整可能とすることで、複数の種類のワイヤハーネスに
対応可能としたものとして、特開平6−351126号
公報に記載のワイヤハーネスの長さ調整方法が知られて
いる。かかるワイヤハーネスの長さ調整方法は、図7に
示すように、コルゲートチューブ1で外装されたワイヤ
ハーネスW/Hを折り返した後、さらに折り返し部分を
外側に折り返して、折り返した前部分と後部分とが近接
した状態で屈曲部2を専用のプロテクタ3に収容するよ
うにしている。この方法によれば、折り返し長さを任意
の長さにすることによりワイヤハーネスの長さを任意の
長さに設定することができる。
調整可能とすることで、複数の種類のワイヤハーネスに
対応可能としたものとして、特開平6−351126号
公報に記載のワイヤハーネスの長さ調整方法が知られて
いる。かかるワイヤハーネスの長さ調整方法は、図7に
示すように、コルゲートチューブ1で外装されたワイヤ
ハーネスW/Hを折り返した後、さらに折り返し部分を
外側に折り返して、折り返した前部分と後部分とが近接
した状態で屈曲部2を専用のプロテクタ3に収容するよ
うにしている。この方法によれば、折り返し長さを任意
の長さにすることによりワイヤハーネスの長さを任意の
長さに設定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
長さ調整方法では、長さ調整部がコルゲートチューブ3
を外装したワイヤハーネスW/Hが3重に重なった状態
で折り返されることとなり、さらに屈曲部2にはプロテ
クタ3が装着されるため、かかる長さ調整部分が肥大化
して取付スペースに制約を要することとなる。また、プ
ロテクタ3を使用する長さ調整では、プロテクタ3の取
付時に別途短縮長さ寸法を測りながらプロテクタ3の装
着位置を決定しなければならず、その調整操作に手間を
要することとなる。
長さ調整方法では、長さ調整部がコルゲートチューブ3
を外装したワイヤハーネスW/Hが3重に重なった状態
で折り返されることとなり、さらに屈曲部2にはプロテ
クタ3が装着されるため、かかる長さ調整部分が肥大化
して取付スペースに制約を要することとなる。また、プ
ロテクタ3を使用する長さ調整では、プロテクタ3の取
付時に別途短縮長さ寸法を測りながらプロテクタ3の装
着位置を決定しなければならず、その調整操作に手間を
要することとなる。
【0006】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、ワイヤハーネスを折り返して長さ調整を図る部分
を必要以上に肥大化させることなく、しかも簡易な操作
によりワイヤハーネスの寸法調整を行ない得るようにす
ることを課題としている。
ので、ワイヤハーネスを折り返して長さ調整を図る部分
を必要以上に肥大化させることなく、しかも簡易な操作
によりワイヤハーネスの寸法調整を行ない得るようにす
ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1で、長さ調整すべきワイヤハー
ネスの経路途中に、コルゲートチューブに外装された第
1外装部、第2外装部と、該第1、第2外装部間で調整
すべき余長分の電線束を露出させた調整用露出電線束
と、により構成される長さ調整部を設け、該長さ調整部
を覆うようにして第1、第2外装部にまたがって連結用
コルゲートチューブを更に外装してなることを特徴とす
るワイヤハーネスの長さ調整構造を提供している。
め、本発明は、請求項1で、長さ調整すべきワイヤハー
ネスの経路途中に、コルゲートチューブに外装された第
1外装部、第2外装部と、該第1、第2外装部間で調整
すべき余長分の電線束を露出させた調整用露出電線束
と、により構成される長さ調整部を設け、該長さ調整部
を覆うようにして第1、第2外装部にまたがって連結用
コルゲートチューブを更に外装してなることを特徴とす
るワイヤハーネスの長さ調整構造を提供している。
【0008】具体的には、上記長さ調整部において調整
用露出電線束を折り返して折り返し部を形成することで
ワイヤハーネスの全長を短尺用の所要長さとし、次い
で、上記折り返し部を覆うようにして第1、第2外装部
間にまたがって連結用コルゲートチューブを外装し、ワ
イヤハーネスを短尺用として使用する場合は上記折り返
し部を形成した状態で上記連結用コルゲートチューブの
両端部をそれぞれ第1、第2外装部にテープ止め固定
し、一方、ワイヤハーネスを長尺用として使用する場合
は、第1、第2外装部を軸線方向に引っ張って折り返し
部を直線状に延ばした後、上記連結用コルゲートチュー
ブの両端部をそれぞれ第1、第2外装部にテープ止め固
定するようにしているワイヤハーネスの長さ調整方法を
提供している(請求項2)。
用露出電線束を折り返して折り返し部を形成することで
ワイヤハーネスの全長を短尺用の所要長さとし、次い
で、上記折り返し部を覆うようにして第1、第2外装部
間にまたがって連結用コルゲートチューブを外装し、ワ
イヤハーネスを短尺用として使用する場合は上記折り返
し部を形成した状態で上記連結用コルゲートチューブの
両端部をそれぞれ第1、第2外装部にテープ止め固定
し、一方、ワイヤハーネスを長尺用として使用する場合
は、第1、第2外装部を軸線方向に引っ張って折り返し
部を直線状に延ばした後、上記連結用コルゲートチュー
ブの両端部をそれぞれ第1、第2外装部にテープ止め固
定するようにしているワイヤハーネスの長さ調整方法を
提供している(請求項2)。
【0009】上記構成とすると、ワイヤハーネスを折り
返すことで長さを調整する折り返し調整部では、コルゲ
ートチューブから露出した調整用露電線束が第1、第2
外装部に重合する状態となるため、折り返し操作が容易
であると共に、折り返し調整部でのワイヤハーネスの肥
大化を必要最少限に止めることができる。
返すことで長さを調整する折り返し調整部では、コルゲ
ートチューブから露出した調整用露電線束が第1、第2
外装部に重合する状態となるため、折り返し操作が容易
であると共に、折り返し調整部でのワイヤハーネスの肥
大化を必要最少限に止めることができる。
【0010】また、短尺用としての使用時の長さ調整
は、調整用露電線束が折り返しにより突っ張る位置を基
準とすることができるため、その長さ調整に別途計測操
作を要することなく簡易に行なうことができる。
は、調整用露電線束が折り返しにより突っ張る位置を基
準とすることができるため、その長さ調整に別途計測操
作を要することなく簡易に行なうことができる。
【0011】さらに、折り返し調整部は屈曲部を含めて
連結用コルゲートチューブにて外装されるため、屈曲部
を別部材で固定する必要もなく、連結用コルゲートチュ
ーブを第1、第2外装部に外装してテープ止めする等の
簡易な操作により、外観上も滑らかな状態でワイヤハー
ネスの長さ調整を行なうことができる。
連結用コルゲートチューブにて外装されるため、屈曲部
を別部材で固定する必要もなく、連結用コルゲートチュ
ーブを第1、第2外装部に外装してテープ止めする等の
簡易な操作により、外観上も滑らかな状態でワイヤハー
ネスの長さ調整を行なうことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図2はコネクタ等の同一構成部品を
有する長短2種類のワイヤハーネスW/Hを示し、取り
付けるべき車両の長さに対応して幹線部W1のXY間の
長さが長短2種類設定され、該XY間の経路中に長さを
調整すべき長さ調整部11を設けている。図1は、長さ
調整部11にて短尺に設定された状態を示し、ワイヤハ
ーネスW/Hの幹線部W1の電線束Wは、合成樹脂製の
コルゲートチューブ12にて外装されているが、長さ調
整部11においては、ワイヤハーネスW/Hの長短の差
分(L2−L1)に相当する余長分をコルゲートチュー
ブ12で外装されない部分として電線束Wを露出させて
いる。そして、該電線束Wの露出部分を調整用露出電線
束13とし、該調整用露出電線束13の両側に位置する
コルゲートチューブ12にて外装された部分をそれぞれ
第1外装部12a、第2外装部12bとしている。
参照して説明する。図2はコネクタ等の同一構成部品を
有する長短2種類のワイヤハーネスW/Hを示し、取り
付けるべき車両の長さに対応して幹線部W1のXY間の
長さが長短2種類設定され、該XY間の経路中に長さを
調整すべき長さ調整部11を設けている。図1は、長さ
調整部11にて短尺に設定された状態を示し、ワイヤハ
ーネスW/Hの幹線部W1の電線束Wは、合成樹脂製の
コルゲートチューブ12にて外装されているが、長さ調
整部11においては、ワイヤハーネスW/Hの長短の差
分(L2−L1)に相当する余長分をコルゲートチュー
ブ12で外装されない部分として電線束Wを露出させて
いる。そして、該電線束Wの露出部分を調整用露出電線
束13とし、該調整用露出電線束13の両側に位置する
コルゲートチューブ12にて外装された部分をそれぞれ
第1外装部12a、第2外装部12bとしている。
【0013】上記長さ調整部11には、調整用露出電線
束13を折り返して折り返し部14を形成することによ
り第1、第2外装部12a、12bと調整用露出電線束
13を重合させた状態で、該重合部分を外装するに充分
な径を有する縦割溝15a付の連結用コルゲートチュー
ブ15を第1、第2外装部12a、12b間にまたがっ
て外装するようにしている。
束13を折り返して折り返し部14を形成することによ
り第1、第2外装部12a、12bと調整用露出電線束
13を重合させた状態で、該重合部分を外装するに充分
な径を有する縦割溝15a付の連結用コルゲートチュー
ブ15を第1、第2外装部12a、12b間にまたがっ
て外装するようにしている。
【0014】次に、上記構成からなるワイヤハーネスの
長さ調整方法を説明すると、ワイヤハーネスW/Hは、
長尺用に対応する電線長に調尺された電線束Wが使用さ
れ、長さ調整部11では、図3(A)に示すように、短
尺用に対応する差分(L2−L1)の長さの調整用露出
電線束13を第1、第2外装部12a、12b間に露出
させた状態としている。
長さ調整方法を説明すると、ワイヤハーネスW/Hは、
長尺用に対応する電線長に調尺された電線束Wが使用さ
れ、長さ調整部11では、図3(A)に示すように、短
尺用に対応する差分(L2−L1)の長さの調整用露出
電線束13を第1、第2外装部12a、12b間に露出
させた状態としている。
【0015】次いで、布線板(図示せず)上での組立工
程においては、長さ調整部11にて調整用露出電線束1
3をUターンさせることで折り返し部14を形成し、該
折り返し部14を覆うようにして連結用コルゲートチュ
ーブ15を第1、第2外装部12a、12b間にまたが
って外装する。
程においては、長さ調整部11にて調整用露出電線束1
3をUターンさせることで折り返し部14を形成し、該
折り返し部14を覆うようにして連結用コルゲートチュ
ーブ15を第1、第2外装部12a、12b間にまたが
って外装する。
【0016】次いで、図3(B)に示すように、連結用
コルゲートチューブ15の外周にテープTをハーフラッ
プ巻きして、連結用コルゲートチューブ15の縦割溝を
閉じる。かかる状態においては、連結用コルゲートチュ
ーブ15は前後の第1、第2外装部12a、12bには
テープTで固定されておらず、コルゲートチューブ12
外周の凹凸部に緩く嵌合した状態で、第1、第2外装部
12a、12bを延ばす方向への移動を許容する状態と
なっている。この状態でワイヤハーネスW/Hをストク
しておき、長短2種類の必要量に応じて次のように長さ
調整される。
コルゲートチューブ15の外周にテープTをハーフラッ
プ巻きして、連結用コルゲートチューブ15の縦割溝を
閉じる。かかる状態においては、連結用コルゲートチュ
ーブ15は前後の第1、第2外装部12a、12bには
テープTで固定されておらず、コルゲートチューブ12
外周の凹凸部に緩く嵌合した状態で、第1、第2外装部
12a、12bを延ばす方向への移動を許容する状態と
なっている。この状態でワイヤハーネスW/Hをストク
しておき、長短2種類の必要量に応じて次のように長さ
調整される。
【0017】上記の状態において、ワイヤハーネスW/
Hを短尺用として使用する場合は、図4に示すように、
調整用電線束13が折り返された状態、即ち、組み立て
られた状態のまま連結用コルゲートチューブ15の両端
部を第1、第2外装部12a、12bにそれぞれテープ
Tにて固定することで短尺用ワイヤハーネスW/Hとし
て出荷される。
Hを短尺用として使用する場合は、図4に示すように、
調整用電線束13が折り返された状態、即ち、組み立て
られた状態のまま連結用コルゲートチューブ15の両端
部を第1、第2外装部12a、12bにそれぞれテープ
Tにて固定することで短尺用ワイヤハーネスW/Hとし
て出荷される。
【0018】一方、長尺用として使用する場合は、図5
に示すよう、第1、第2外装部12a、12bを延ばす
方向へ引っ張って調整用電線束13を真っ直ぐに延ばし
た後、同様に連結用コルゲートチューブ15の両端部を
第1、第2外装部12a、12bにそれぞれテープTに
て固定すことで長尺用ワイヤハーネスW/Hとしてい
る。
に示すよう、第1、第2外装部12a、12bを延ばす
方向へ引っ張って調整用電線束13を真っ直ぐに延ばし
た後、同様に連結用コルゲートチューブ15の両端部を
第1、第2外装部12a、12bにそれぞれテープTに
て固定すことで長尺用ワイヤハーネスW/Hとしてい
る。
【0019】なお、上記の長短2種類の長さ調整は、調
整用電線束13が完全に折り返された状態と、完全に延
ばされた状態でそれぞれの所要寸法に対応するように設
定されているが、調整用電線束13を完全に延ばし切る
途中の段階で寸法調整することで中間長さのワイヤハー
ネスW/Hとすることもできる。
整用電線束13が完全に折り返された状態と、完全に延
ばされた状態でそれぞれの所要寸法に対応するように設
定されているが、調整用電線束13を完全に延ばし切る
途中の段階で寸法調整することで中間長さのワイヤハー
ネスW/Hとすることもできる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明より明きらかなように、本発
明に係わるワイヤハーネスの長さ調整構造および調整方
法では、折り返し調整部をコルゲートチューブから露出
した調整用露電線束にて構成しているため、折り返し操
作が容易であると共に、折り返し調整部でのワイヤハー
ネスの肥大化を必要最少限に止めることができる。ま
た、折り返し調整部は連結用コルゲートチューブにて外
装されるため、外観上も滑らかな状態で他部材との干渉
が防止され、長短専用のワイヤハーネスと同様に取り扱
うことができる。
明に係わるワイヤハーネスの長さ調整構造および調整方
法では、折り返し調整部をコルゲートチューブから露出
した調整用露電線束にて構成しているため、折り返し操
作が容易であると共に、折り返し調整部でのワイヤハー
ネスの肥大化を必要最少限に止めることができる。ま
た、折り返し調整部は連結用コルゲートチューブにて外
装されるため、外観上も滑らかな状態で他部材との干渉
が防止され、長短専用のワイヤハーネスと同様に取り扱
うことができる。
【図1】 本発明に係るワイヤハーネスの長さ調整構造
を示す一部切欠正面図である。
を示す一部切欠正面図である。
【図2】 長短2種類のワイヤハーネスの比較状態を示
す図である。
す図である。
【図3】 (A)(B)はワイヤハーネスの長さ調整工
程を示す図である。
程を示す図である。
【図4】 短尺使用時のワイヤハーネスの長さ調整構造
を示す図である。
を示す図である。
【図5】 長尺使用時のワイヤハーネスの長さ調整構造
を示す図である。
を示す図である。
【図6】 従来の長短2種類のワイヤハーネスを示す図
である。
である。
【図7】 従来のワイヤハーネスの長さ調整構造を示す
図である。
図である。
W/H ワイヤハーネス W 電線束 11 長さ調整部 12 コルゲートチューブ 12a 第1外装部 12b 第2外装部 13 調整用露出電線束 14 折り返し部 15 連結用コルゲートチューブ
Claims (2)
- 【請求項1】 長さ調整すべきワイヤハーネスの経路途
中に、コルゲートチューブに外装された第1外装部、第
2外装部と、該第1、第2外装部間で調整すべき余長分
の電線束を露出させた調整用露出電線束と、により構成
される長さ調整部を設け、 該長さ調整部を覆うようにして第1、第2外装部にまた
がって連結用コルゲートチューブを更に外装してなるこ
とを特徴とするワイヤハーネスの長さ調整構造。 - 【請求項2】 長さ調整すべきワイヤハーネスの経路途
中に、コルゲートチューブに外装された第1外装部、第
2外装部と、該第1、第2外装部間で調整すべき余長分
の電線束を露出させた調整用露出電線束と、により構成
される長さ調整部を設け、 上記長さ調整部において調整用露出電線束を折り返して
折り返し部を形成することでワイヤハーネスの全長を短
尺用の所要長さとし、次いで、上記折り返し部を覆うよ
うにして第1、第2外装部間にまたがって連結用コルゲ
ートチューブを外装し、 ワイヤハーネスを短尺用として使用する場合は上記折り
返し部を形成した状態で上記連結用コルゲートチューブ
の両端部をそれぞれ第1、第2外装部にテープ止め固定
し、 一方、ワイヤハーネスを長尺用として使用する場合は、
第1、第2外装部を軸線方向に引っ張って折り返し部を
直線状に延ばした後、上記連結用コルゲートチューブの
両端部をそれぞれ第1、第2外装部にテープ止め固定す
るようにしているワイヤハーネスの長さ調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9121902A JPH10312716A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | ワイヤハーネスの長さ調整構造および調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9121902A JPH10312716A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | ワイヤハーネスの長さ調整構造および調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10312716A true JPH10312716A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14822745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9121902A Withdrawn JPH10312716A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | ワイヤハーネスの長さ調整構造および調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10312716A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100949187B1 (ko) | 2009-08-25 | 2010-03-23 | 주식회사 일승에스티 | 신축 가능형 전선 케이블 |
-
1997
- 1997-05-13 JP JP9121902A patent/JPH10312716A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100949187B1 (ko) | 2009-08-25 | 2010-03-23 | 주식회사 일승에스티 | 신축 가능형 전선 케이블 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |