JPH10310459A - レジンコンクリート - Google Patents

レジンコンクリート

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JPH10310459A
JPH10310459A JP2138798A JP2138798A JPH10310459A JP H10310459 A JPH10310459 A JP H10310459A JP 2138798 A JP2138798 A JP 2138798A JP 2138798 A JP2138798 A JP 2138798A JP H10310459 A JPH10310459 A JP H10310459A
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surfactant
resin
liquid resin
filler
acrylate
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Application number
JP2138798A
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English (en)
Inventor
Masatetsu Kuromoto
雅哲 黒本
Akio Kawamura
彰男 河村
Takayuki Iwai
孝幸 岩井
Yoshikazu Ishizeki
嘉一 石関
Yasushi Yamada
康史 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUI SEKIKA SANSHI KK
Kumagai Gumi Co Ltd
Original Assignee
MITSUI SEKIKA SANSHI KK
Kumagai Gumi Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流動性と材料分離抵抗性に優れる。 【解決手段】 レジンコンクリートに配合される界面活
性剤は、脂肪族または芳香族の炭化水素や各種の有機系
重合体、およびこれらに各種の基を導入したものからな
る「液状レジンに親和性を有する基」(水溶性界面活性
剤の疎水基に相当する。)と、極性を有し「充填材に配
向吸着する基」(水溶性界面活性剤の親水基に相当す
る。)とからなる。液状レジンに親和性を有する基を外
側に向けて、界面活性剤が充填材に配向吸着すれば、液
状レジンと充填材間の界面張力が低下し、充填材の分散
性等が向上し、その結果、レジンコンクリートの流動性
が増進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流動性と材料分離
抵抗性に優れたレジンコンクリートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】レジンコンクリ−トは耐久性や強度特性
に優れ、プレキャスト製品として、また、現場打設の可
能な土木用材料として利用されている。しかしながら、
これら従来のレジンコンクリ−トは流動性が悪く、JIS
A1101(コンクリートのスランプ試験方法)に準拠した
方法で測定されるスランプフローに言及するような、優
れた流動性を有するレジンコンクリートは知られていな
い。また、低粘性で比較的作業性に優れたアクリレート
系液状レジンを結合材とするレジンコンクリートであっ
ても、スランプフローは30cm程度であるに過ぎなか
った。
【0003】従来のレジンコンクリートでも、液状レジ
ンを多量に配合することにより、例えばスランプフロー
を45cm以上とするような流動性に優れたレジンコン
クリートを得ることは可能である。しかしながら、この
ようなレジンコンクリートは材料分離を生じ易いので実
用に適さず、また、液状レジンを多量に配合する必要か
ら、コストが増加するなどの問題があった。
【0004】一方、セメント質物質を結合材とする高流
動コンクリートは公知である。しかしながら、高流動コ
ンクリートはセメント質物質を結合材とするために、レ
ジンコンクリートが本来有する、早硬性、耐薬品性、耐
摩耗性、高強度などの特性は有し得ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、流動性と材
料分離抵抗性に優れたレジンコンクリートを提供するこ
とを解決課題とするものであり、レジンコンクリートが
本来有する、早硬性、耐薬品性、耐摩耗性、高強度など
の特性に加え、高流動コンクリートが有する優れた施工
性、充填性、分離抵抗性などの特性を合わせ持つ、いわ
ば高流動レジンコンクリートを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るレジンコン
クリートは、液状レジン、充填材、骨材、および、該液
状レジンに分散または溶解可能で、該充填材に配向吸着
可能な官能基を有する界面活性剤を配合してなることを
特徴とするものである。
【0007】上記レジンコンクリートは、スランプフロ
ー値(JIS A1101 (コンクリートのスランプ試験方法)
に準拠した方法で測定される5分後の拡がり)が45c
m以上であることが好ましく、前記液状レジンはアクリ
レート系液状レジンであることが好ましい。また、アク
リレート系液状レジンの場合、レジンコンクリート中に
3〜9重量%配合することが望ましい。前記界面活性剤
は、界面活性剤1分子当たり前記官能基を3以上有する
高分子量界面活性剤であることが好ましい。また、前記
界面活性剤の有効成分は、前記充填材100重量部に対
して0.1〜2重量部配合されてなることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のレジンコンクリートを構
成する材料は、次のとおりである。
【0009】液状レジンとしては、メタクリル酸メチル
またはn−ブチルメタクリレートなどを主成分とするア
クリレート系、スチレンや酢酸ビニルなどのモノマーを
含むポリエステル系、およびエポキシ系を例示すること
ができる。このなかでは、特に、低粘性で取扱いが容易
な、アクリレート系の液状レジンが好適である。
【0010】本発明で用いるアクリレート系液状レジン
の主成分は、(メタ)アクリレート系単量体、もしくは
(メタ)アクリレート系単量体に該(メタ)アクリレー
ト系単量体と共重合可能な他の単量体を組み合わせたも
のである。
【0011】(メタ)アクリレート系単量体としては、
例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソ
ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アク
リレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、
シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。これらの単量体は、
1種単独あるいは2種以上を組み合わせて用いられる。
【0012】(メタ)アクリレート系単量体と共重合可
能な他の単量体としては、例えば、メチル(メタ)アク
リレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル
(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレー
ト、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)ア
クリレート、ラウリル(メタ)アクリレート等の(メ
タ)アクリレート系単量体;エチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ヘ
キシレングリコールジ(メタ)アクリレート、2,2−
ビス〔4−(メタ)アクリロイルオキシフェニル〕プロ
パン、2,2−ビス〔4−(メタ)アクリロイルオキシ
シクロヘキシル〕プロパン、2,2−ビス〔3−(メ
タ)アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシフ
ェニル〕プロパン、トリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メ
タ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メ
タ)アクリレート等の多官能(メタ)アクリレート系単
量体;ジメチルマレイネート、ジエチルマレイネート、
ジ−n−ブチルマレイネート、ジ−t−ブチルマレイネ
ート、ジイソブチルマレイネート等のマレイン酸エステ
ル系単量体;ジメチルフマレート、ジエチルフマレー
ト、ジ−n−ブチルフマレート、ジ−t−ブチルフマレ
ート、ジイソブチルフマレート等のフマル酸エステル系
単量体;スチレン、ビニルトルエン等のビニル系単量体
等が挙げられる。これらの単量体は、1種単独あるいは
2種以上を組合せて用いられる。
【0013】また、本発明において、アクリレート系液
状レジンは、前記(メタ)アクリレート系単量体もしく
は(メタ)アクリレート系単量体に該(メタ)アクリレ
ート系単量体と共重合可能な他の単量体を組み合わせた
ものからなる主成分以外に、必要に応じて他の成分を含
有してもよい。この他の成分として、例えば、ジ−2−
エチルヘキシルフタレート、ジ−n−オクチルフタレー
ト、トリクレジルホスフェート、ジ−2−エチルヘキシ
ルアジペート等の可塑剤;パラフィンワックス等の酸素
遮断剤;各種の耐候安定剤;単量体安定化のための微量
の重合禁止剤;重合開始剤と併用され重合開始剤の効果
を促進させる重合促進剤;あるいは前記の(メタ)アク
リレート系単量体の1種の単独重合体または2種以上の
組合せからなる共重合体、もしくは(メタ)アクリレー
ト系単量体と該共重合可能な他の単量体との共重合体な
どが挙げられる。
【0014】液状レジンの配合量は、アクリレート系液
状レジンの場合、レジンコンクリート中に概そ3〜9重
量%配合される。配合量が下限値に満たない場合には、
レジンコンクリートの施工性が著しく悪化するばかりで
なく、強度発現が不十分となるので好ましくない。一
方、配合量が上限値を越える場合には不経済となるので
好ましくない。
【0015】充填材としては、天然シリカ(砂、石英、
ノバキュライト等)、合成シリカ(コロイダルシリカ、
シリカアエロゲル等)、天然珪酸塩(カオリン、クレ
ー、マイカ、タルク、ウォラストナイト等)、合成珪酸
塩(ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム等)、金属
(アルミニウム、銅、ブロンズ等)、金属酸化物(アル
ミナ、チタニア、酸化鉄、酸化亜鉛等)、金属水酸化物
(水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等)、炭酸
塩、普通セメント、高炉スラグ、フライアッシュ、等が
挙げられる。しかしながら、本発明のレジンコンクリー
トには充填材の種類に格別の制限はない。上記充填材
は、レジンコンクリート中に通常、5〜44重量%配合
される。
【0016】本発明のレジンコンクリートでは、骨材と
して通常一般に用いられている、砂利、砕石、玉石など
の粗骨材と、珪砂、山砂、陸砂、川砂、海砂などの細骨
材が用いられる。これらの骨材は、レジンコンクリート
中に概そ、47〜92重量%配合される。
【0017】本発明においてレジンコンクリートに配合
される界面活性剤は、親水基と疎水基のような両親媒性
構造を有する通常の界面活性剤のうち、溶媒である前記
液状レジンに分散または溶解可能なものであることが必
要である。また、該界面活性剤は前記充填材に対して、
分散性の改善、再凝集の防止、濡れ性の改善、液状レジ
ンとの相溶性改良といった界面活性効果を付与するもの
であることが望ましい。
【0018】上記界面活性剤は、一般的な水溶性界面活
性剤と同じ構造を有するものが多く、脂肪族または芳香
族の炭化水素や各種の有機系重合体、およびこれらに各
種の基を導入したものからなる「液状レジンに親和性を
有する基」(水溶性界面活性剤の疎水基に相当する。)
と、極性を有し「充填材に配向吸着する基」(水溶性界
面活性剤の親水基に相当する。)とからなる。液状レジ
ンに親和性を有する基を外側に向けて、界面活性剤が充
填材に配向吸着すれば、液状レジンと充填材間の界面張
力が低下し、充填材の分散性等が向上する。その結果、
レジンコンクリートの流動性および作業性が増進し、単
位液状レジンの配合量が低減可能となる。
【0019】本発明で用いる界面活性剤は、レジンコン
クリートの強度特性の点からは、界面活性剤1分子当た
り前記「充填材に配向吸着する基」を3個以上、特に、
20個以上含むことが好ましい。なお、「充填材に配向
吸着する基」の種類には格別の制限はなく、また、界面
活性剤1分子に含まれる「充填材に配向吸着する基」
は、1種であっても複数種の組合せであってもよい。
「液状レジンに親和性を有する基」としては、脂肪族ま
たは芳香族炭化水素の単独重合体あるいは共重合体、ま
たは、複数の脂肪族および/または芳香族を組み合わせ
てなる長鎖炭化水素の単独重合体あるいは共重合体であ
ることが好ましい。
【0020】以下に「液状レジンに親和性を有する基」
と「充填材に配向吸着する基」を示す。配合される界面
活性剤は、使用する液状レジンと充填材の組み合わせを
配慮して選定するが、これらのいずれかの組み合わせを
単独で用いてもよいし、複数を併用してもよい。「液状
レジンに親和性を有する基」としては、先ず、脂肪族ま
たは芳香族の炭化水素基を挙げることができ、その基を
導入するための原料としては、アルキルエーテル、アル
キルアリルエーテル、アルキルベンゼン、アルキルフェ
ニルエーテル、アルキルナフタリン、(高級)アルコー
ル、(高級)メルカプタン、アルキルフェノール、(高
級)脂肪酸および不飽和(高級)脂肪酸、(高級)脂肪
酸エステルおよび不飽和(高級)脂肪酸エステル、多価
アルコール脂肪酸部分エステル、(高級)脂肪酸ハライ
ド、(高級)脂肪酸アミド、(高級)アルキルアミン、
(高級)アルキルハライド、ベタイン、油脂、等が例示
される。
【0021】また、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リプロピレングリコール、ポリスチレン、ポリアクリル
酸、ポリカルボン酸、ポリビニルアルコール、ポリアミ
ド、ポリアミノアミド、ポリエチレンイミン、ポリエチ
レンポリアミン、(不飽和)ポリエステル、ポリウレタ
ン、ポリスルフォン、ポリリン酸、ポリシロキサン、ポ
リ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩素化ポリエチレン、
ポリエチレンテレフタレート、等の単独重合体またはこ
れらの共重合体が好適である。
【0022】一方、「充填材に配向吸着する基」として
は、カルボン酸(塩)、スルホン酸(塩)、硫酸エステ
ル(塩)、カルボン酸エステル(塩)、アルキルカルボ
ン酸(塩)、アルキルスルホン酸(塩)、リン酸エステ
ル(塩)、第4級アンモニウム(塩)、アミン(塩)、
ピリジン(ピリジウム塩)、モルホリン、グアニジン、
ヒドラジン、カルボキシベタイン、スルホベタイン、ア
ミノカルボン酸(塩)、イミダゾリン誘導体、等が例示
される。また、ポリエチレンポリアミン、アミノエチル
エタノールアミン、ジエチルエチレンジアミン、等が含
有するアミノ基、エチレンオキサイド、プロピレンオキ
サイド、ジオキサン、ジフェニルエーテル、ポリエチレ
ングリコール、ポリオキシエチレン、ポリオキシスチレ
ン、アルキレンオキシド等が含有するエーテル基、なら
びに、アルカノールアミン、グリセリン、ソルビタン、
ソルビット、パーフルオロアルコール等が含有する水酸
基も好ましい。
【0023】好ましい界面活性剤の例としては、以下の
ものを列挙することができる。アルキルエーテルカルボ
ン酸(塩)、アシル化ペプチド、アルキルスルホン酸
(塩)、アルキルベンゼンスルホン酸(塩)、アルキル
ナフタレンスルホン酸(塩)、スルホコハク酸(塩)、
α−オレフィンスルホン酸(塩)、N−アシルスルホン
酸(塩)、アルキル硫酸(塩)、高級アルコール硫酸エ
ステル(塩)、高級アルコールスルホン酸(塩)、高級
アルコールアルキルスルホン酸(塩)、高級アルコール
アルキルアリルスルホン酸(塩)、高級アルコールアミ
ドスルホン酸(塩)、高級アルコール脂肪酸エステル、
高級アルコールカルボン酸エステル(塩)、脂肪族アル
コール硫酸エステル(塩)、脂肪族アミド硫酸エステル
(塩)、アルキルエーテル硫酸(塩)、高級アルコール
エトキシサルフェート、アルキルフェノールリン酸エス
テル(塩)、アルキルフェノールカルボン酸エステル
(塩)、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
硫酸(塩)、モノグリセリサルフェート、脂肪酸アルキ
ロールアマイド硫酸エステル(塩)、高級脂肪酸エステ
ル(塩)、アルキルアミド硫酸(塩)、アルキルリン酸
エステル(塩)、アルキルエーテルリン酸エステル
(塩)、アルキルアリルエーテルリン酸(塩)、脂肪族
アミン(塩)、脂肪族4級アンモニウム(塩)、アルキ
ルジメチルベンジルアンモニウム(塩)、アルキルピリ
ジニウム(塩)、アルキルジメチルベタイン、アルキル
アリルカルボン酸(塩)、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ア
ルキルフェノールホルマリン縮合物の酸化エチレン誘導
体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック
コポリマー、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステ
ル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリ
セリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エ
ステル、ポリプロピレングリコールのエチレンオキサイ
ド付加物、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチ
レン脂肪酸アミド、不飽和ポリアミノアミドと酸基を有
するポリエステルとの塩、不飽和ポリカルボン酸とポリ
シロキサンのコポリマー、ポリオキシエチレンアルキル
アミン、フルオロアルキルカルボン酸(塩)、パーフル
オロアルキルカルボン酸(塩)、パーフルオロアルキル
スルホン酸(塩)、パーフルオロアルキルエチレンリン
酸エステル、カルボン酸基を有する(不飽和)ポリエス
テル、硫酸エステル基を有する(不飽和)ポリエステ
ル、スルホン酸基を有する(不飽和)ポリエステル、部
分的に中和された酸基を有する(不飽和)ポリエステ
ル、酸基を有するビニル系コポリマー、不飽和ポリアミ
ノアミド(塩)、ポリ酢酸ビニルポリスチレンコポリマ
ーの(部分)カルボン酸(塩)、ポリビニルアルコール
の(部分)硫酸エステル(塩)、ポリスチレンの(部
分)硫酸(塩)、ポリアクリル酸(塩)、アルキルナフ
タレンスルホン酸(塩)ホルマリン縮合物、高級脂肪酸
ジエタノールアミド縮合物、リグニンスルホン酸
(塩)。
【0024】前記界面活性剤の中でも、ポリプロピレン
グリコールのエチレンオキサイド付加物、不飽和ポリア
ミノアミドと酸基を有するポリエステルとの塩、不飽和
ポリカルボン酸とポリシロキサンのコポリマー、カルボ
ン酸基を有する(不飽和)ポリエステル、硫酸エステル
基を有する(不飽和)ポリエステル、スルホン酸基を有
する(不飽和)ポリエステル、部分的に中和された酸基
を有する(不飽和)ポリエステル、酸基を有するビニル
系コポリマー、不飽和ポリアミノアミド(塩)、ポリ酢
酸ビニルポリスチレンコポリマーの(部分)カルボン酸
(塩)、ポリスチレンの(部分)硫酸(塩)、高級脂肪
酸ジエタノールアミド縮合物は、特に好ましい。
【0025】前記界面活性剤の配合量は、前記充填材1
00重量部に対して有効成分ベースで0.1〜2重量部
が好ましく、特に、0.1〜1重量部が更に好ましい。
0.1重量部未満では界面活性剤の添加効果が現れず、
他方、2重量部を越えると、材料分離を生じ易くなった
り、不経済となる他、強度低下が懸念される。
【0026】本発明に係るレジンコンクリートは、通常
の方法で製造される。即ち、前記液状レジンに重合開始
剤等を必要に応じて溶解させた後、充填材、界面活性剤
および骨材を混合し、反応硬化させて製造する。
【0027】
【実施例】以下、アクリレート系液状レジンを結合剤と
するレジンコンクリートの実施例により、本発明を詳述
する。なお、実施例、比較例において使用した材料、配
合、試験方法は、次のとおりである。
【0028】1.使用材料 (1)液状レジンには、メチルメタクリレート(以下、
MMAと略記する。)以外に、MMAの重合体(以下、
PMMAと略記する。)、重合促進剤、可塑剤、MMA
と共重合可能な単量体、および若干量の酸素遮断剤、耐
候安定剤、重合禁止剤を含むもの(密度:0.965g
/cm3 、粘度:2cP(20℃))を用いた。なお、
重合開始剤には、市販の過酸化ベンゾイルとフタル酸エ
ステルの1:1混合物を用い、この混合物を液状レジン
の重量に対して6.5%添加した。
【0029】(2)粗骨材には砕石(絶乾比重:2.6
9)、細骨材には陸砂(絶乾比重:2.56)を用い
た。 (3)充填材には、平均粒径が3.7μm、比重が3.
95であるアルミナを用いた。 (4)界面活性剤には表1に示す9種類を用い、有効成
分量は界面活性剤における不揮発成分の重量割合として
求めた。表1ににおいて、nは充填材に配向吸着する1
分子中の基の数を表す。
【0030】
【表1】符号 界面活性剤の種類 有効成分量 [wt%] イ 不飽和ポリアミノアミドと酸基を有する 30 2 ポリエステルとの塩 ロ カルボン酸基を有する飽和ポリエステル 30 1 ロ′ カルボン酸基を有する飽和ポリエステル 97 1 ハ スルホン酸基を有する飽和ポリエステル 30 1 ニ 脂肪族アルコール硫酸エステル塩 25 1 ホ 高級アルコールカルボン酸エステル 30 1 ヘ 高級脂肪酸ジエタノールアミド縮合物 50 2 ト 不飽和ポリカルボン酸とポリシロキサンの 97 ≧3 コポリマー チ ポリプロピレングリコールの 30 ≧3 エチレンオキサイド付加物
【0031】2.配合 細骨材と粗骨材の単位量を一定とし、液状レジンと充填
材の配合比(R/F)を変化させて得られた、4水準の
配合割合(界面活性剤を除く)を表2に示す。界面活性
剤は、各配合No. 〜No. においてレジンコンクリー
トの練り混ぜ直前に、それぞれ所定量を液状レジンに添
加し、溶解(分散)させた。界面活性剤の使用量は、表
3以下に示すとおりである。
【0032】
【表2】配合 Gmax R/F s/a レジン量 単 位 量 [kg/m3]No . [mm] [%] [wt%] 液状レジン 充填材 細骨材 粗骨材 20 53.5 48.7 7.5 183 342 903 998 20 37.9 48.7 6.5 162 428 903 998 20 31.9 48.7 6.0 151 473 903 998 20 23.2 48.7 5.0 130 561 903 998 但し、 R/F:液状レジンの重量/充填材の重量×100
であり、レジン量:コンクリート全体の重量(界面活性
剤を除く)に対する液状レジンの重量の割合である。
【0033】3.試験方法 50リットルのパン型ミキサーを用い、空練りを1分
間、本練りを3分間行い、混練した試料について、スラ
ンプとスランプフローを測定し、性状を目視により観察
した。スランプは、JIS A 1101(コンクリートのスラン
プ試験方法)に準拠した方法で、また、スランプフロー
は、同JIS A 1101に準拠した方法により、5分後の拡が
りを測定した。
【0034】圧縮強度と割裂引張強度については、φ1
0×20cmの円柱供試体を作製し、JIS A 1182および
JIS A 1185に準拠した方法で行った。試験材齢は28日
とし、試験開始まで20℃、相対湿度60%の室内にお
いて気乾養生した。測定結果を表3以下に示す。表中、
界面活性剤の使用量:充填材100重量部に対する界面
活性剤の重量部であり、括弧内の数値は、充填材100
重量部に対する界面活性剤の有効成分の重量部、S:ス
ランプ、SF:スランプフローである。
【0035】4.評価方法 (1)材料分離抵抗性 材料分離抵抗性に関する評価結果を表3以下に示す。な
お、表中、性状の評価で用いた記号A、B、C、Dの意
味は次のとおりである。 A・・・骨材の集中がなく、レジンコンクリートが均一
に拡がっている。材料分離がない。 B・・・中心部に若干骨材が集中している。樹脂がやや
過剰で、分離気味である。 C・・・骨材が中心部に集中し、周辺部に過剰な樹脂が
滲み出ている。材料が分離している。 D・・・樹脂(ペースト分)が不足で、粗々しい状態で
ある。
【0036】(2)流動性の総合評価 スランプフローと材料分離抵抗性の結果から判断した流
動性に関する総合評価で用いた記号◎、○、△、×の意
味を下記に示す。 ◎・・・材料分離抵抗性を有しながら(性状の評価:
A)、優れた流動性(スランプフローが45cm以上)
を示すもの。 ○・・・スランプフローは45cm未満であるが、材料
分離がない(性状の評価:A)もの。または、スランプ
フローは45cm以上であるものの、分離気味である
(性状の評価:B)もの。 △・・・スランプフローが45cm未満であり、分離気
味である(性状の評価:B)もの。 ×・・・スランプフローは45cm以上であるが、材料
分離している(性状の評価:C)もの。または、スラン
プフローが45cm未満であり、材料分離しているか、
粗々しい状態である(性状の評価:CまたはD)もの。
【0037】
【表3】 レ ジ ン コ ン ク リ ー ト の 試験 配合 界面活性剤の SF 性状 圧縮 引張 No . No. 符号 使用量 強度 強度 [cm] [cm] [MPa] [MPa]CF 1 − 0.0 (0.0) 18 35 A ○ 81.1 10.8CF 2 − 0.0 (0.0) 12 28 D × 72.3 6.89CF 3 イ 0.27 (0.081) 20 44 B △ − −CF 4 イ 1.61 (0.483) 20 66 C × − −EX 1 イ 1.14 (0.342) 25 66 B ○ 69.6 8.04CF 5 イ 0.016(0.005) 12 29 D × − −EX 2 イ 0.032(0.010) 14 33 A ○ − −EX 3 イ 0.095(0.029) 20 45 A ◎ − −EX 4 イ 0.19 (0.057) 23 48 A ◎ − −EX 5 イ 0.48 (0.144) 23 49 A ◎ − −EX 6 イ 0.96 (0.288) 24 59 A ◎ 70.6 7.79EX 7 イ 1.5 (0.45) 24 57 A ◎ 66.2 6.58EX 8 イ 2.56 (0.768) 25 63 A ◎ − −EX 9 イ 3.2 (0.96) 24 65 B ○ − −
【0038】
【表4】 レ ジ ン コ ン ク リ ー ト の 試験 配合 界面活性剤の SF 性状 圧縮 引張 No . No. 符号 使用量 強度 強度 [cm] [cm] [MPa] [MPa]CF 6 ロ 1.61 (0.483) 21 70 C × − −EX10 ロ 0.96 (0.288) 25 59 A ◎ − −EX11 ロ 0.5 (0.15) 22 48 A ◎ 73.8 6.99EX12 ロ 1.0 (0.3) 23 55 A ◎ 66.7 6.00EX13 ロ 1.5 (0.45) 25 68 A ◎ 63.4 5.88EX14 ロ′ 0.5 (0.485) 24 60 A ◎ 60.0 6.35CF 7 ハ 1.61 (0.483) 24 64 C × − −EX15 ハ 0.96 (0.288) 24 57 A ◎ − −EX16 ハ 1.5 (0.45) 25 74 A ◎ 62.4 6.00CF 8 ニ 1.61 (0.403) 23 66 C × − −EX17 ニ 1.06 (0.265) 25 65 A ◎ − −EX18 ニ 0.96 (0.24) 22 42 A ○ − −EX19 ホ 0.96 (0.288) 23 50 A ◎ − −EX20 ヘ 1.0 (0.5) 22 50 A ◎ 70.0 7.21
【0039】
【表5】 レ ジ ン コ ン ク リ ー ト の 試験 配合 界面活性剤の SF 性状 圧縮 引張 No . No. 符号 使用量 強度 強度 [cm] [cm] [MPa] [MPa]EX21 ト 0.05 (0.049) 21 42 A ○ 66.6 6.44EX22 ト 0.1 (0.097) 22 49 A ◎ 81.0 10.0EX23 ト 0.3 (0.291) 25 65 A ◎ 84.7 9.71EX24 ト 0.5 (0.485) 25 68 A ◎ 81.2 9.45EX25 ト 1.0 (0.97) 23 62 A ◎ 80.1 9.68EX26 ト 2.0 (1.94) 23 58 A ◎ 80.0 9.24EX27 ト 1.0 (0.97) 22 48 A ◎ 77.6 7.99EX28 チ 1.0 (0.3) 23 55 A ◎ 83.3 10.2EX29 チ 1.5 (0.45) 24 59 A ◎ 79.9 9.64
【0040】上記表3〜表5の結果から、流動性につい
て、以下のことが判る。試験No.CF1、CF2 は、界面活性
剤を使用しないレジンコンクリートであり、材料分離は
認められないが、いずれも流動性を示さない。液状レジ
ン配合量の少ない試験No.CF2は、液体成分が不足し、粗
々しい状態を呈した。
【0041】試験No.EX1〜EX9 および CF3〜CF5 は、界
面活性剤イを使用したレジンコンクリートである。液状
レジン配合量が6.0重量%の場合(試験No.CF2と同
じ)、界面活性剤の使用量が0.005重量部(充填材
100重量部当たりの有効成分の重量部。以下、同表
示)では(試験No.CF5)、レジンコンクリートの性状に
変化が見られず、0.01〜0.96重量部の使用量で
スランプ値とスランプフロー値の増大が認められる。特
に0.029重量部以上使用した時、優れた材料分離抵
抗性とスランプフロー45cm以上の優れた流動性を示
した。ただし、0.96重量部使用した場合には、液状
レジンと骨材が分離気味であった。液状レジン配合量を
7.5重量%(試験No.CF1と同じ)とし、界面活性剤を
使用した場合(試験No.CF3、CF4 )には、液状レジンが
過剰となり材料分離を生じた。
【0042】試験No. EX10〜EX20および CF6〜CF8 は、
種類の異なる界面活性剤(ロ、ロ′、ハ、ニ、ホ、ヘ)
を使用したレジンコンクリートである。界面活性剤イを
使用した場合と、同じ傾向が得られたが、界面活性剤ニ
は、その他のものに比べて、流動性を改善する効果がや
や劣った。
【0043】試験No. EX21〜EX29は、多官能基の高分子
量界面活性剤(ト、チ)を使用したレジンコンクリート
である。界面活性剤イを使用したレジンコンクリートと
同様に、液状レジン配合量が6.0重量%のときに、流
動性に優れたレジンコンクリートが得られている。界面
活性剤トの使用量の最適値は0.097重量%以上であ
る。液状レジン配合量を5.0重量%に減じた場合に
は、流動性を得るために必要な界面活性剤の使用量がや
や多くなる。
【0044】また、レジンコンクリートの強度特性につ
いては、次のことが判る。
【0045】界面活性剤を使用しないレジンコンクリー
トにおいて、液状レジン配合量が7.5重量%のとき
(試験No.CF1)、レジンコンクリート本来の優れた強度
特性が得られる。液状レジン配合量が6.0重量%のと
き(試験No.CF2)、液体成分が不足となり、特に引張強
度の著しい低下が認められた。
【0046】界面活性剤(イ、ロ、ロ′、ハ、ヘ)を使
用したレジンコンクリートについては、その使用によ
り、また使用量の増加とともに強度低下が認められた。
【0047】他方、界面活性剤ト、チ、を使用したレジ
ンコンクリートでは、その使用量の増加に伴う強度低下
は僅かなものとなっている。例えば、液状レジン配合量
が6.0重量%で、界面活性剤トを0.097重量%以
上使用した場合(試験No. EX21)には、界面活性剤を使
用せず液状レジン配合量が7.5重量%の試験No.CF1と
比べて、圧縮強度は最大2%程度低下するに過ぎない。
引張強度については7〜15%のやや大きな強度低下が
認められるものの、10.0〜9.2MPaの強度レベ
ルは実用上なんら問題なく、レジンコンクリートが本来
有する優れた強度特性を失っていない。一方、液状レジ
ン配合量が同一の場合には(試験No.CF2)、界面活性剤
を使用した方がむしろ強度は大きくなる傾向にある。こ
れは、試験No.CF2が液体成分の不足による、強度発現の
不良を生じているためである。
【0048】界面活性剤トを0.049重量%使用した
場合(試験No. EX21)には、減粘が不十分で骨材が十分
に濡れず、強度は大きく低下する。また、液状レジン配
合量が5.0重量%の場合(試験No. EX27)には、強度
低下の幅がやや大きくなる。界面活性剤チについても、
界面活性剤トと同様の結果が得られた。
【0049】
【発明の効果】請求項1〜請求項4記載のレジンコンク
リートは流動性と材料分離抵抗性に優れている。従っ
て、次のような効果を享受することができる。
【0050】(1)締固め作業が不要で、施工コストを
低減できる。 (2)ポンプを用いた機械施工が容易に実施可能であ
り、大規模な現場に適用可能である。 (3)材料分離がなく、ポンプを用いて長い距離の輸送
ができる。 (4)打ち込みにむらがなく、均質な施工ができる。 (5)打設しにくい特殊形状の部位にも、容易に充填で
きる。 (6)レジンコンクリートが本来有する特性を失うこと
はなく、従来レジンコンクリートが用いられてきた用途
に適用可能である。 (7)液状レジン配合量が少なく、材料コストを低減で
きる。 (8)液状レジン配合量が少なく、レジンコンクリート
の硬化収縮を抑制することができる。
【0051】請求項5および請求項6記載のレジンコン
クリートは前記効果に加えて、界面活性剤の添加に伴う
強度低下も僅少であり、優れた強度特性を有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 24:28 24:00 24:08) 103:40 111:20 (72)発明者 岩井 孝幸 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 石関 嘉一 茨城県つくば市大字鬼ヶ窪1043 株式会社 熊谷組技術研究所内 (72)発明者 山田 康史 東京都文京区湯島3丁目39番10号 三井石 化産資株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状レジン、充填材、骨材、および、該
    液状レジンに分散または溶解可能で、該充填材に配向吸
    着可能な官能基を有する界面活性剤を配合してなるレジ
    ンコンクリート。
  2. 【請求項2】 スランプフロー値(JIS A1101 (コンク
    リートのスランプ試験方法)に準拠した方法で測定され
    る5分後の拡がり)が45cm以上である請求項1記載
    のレジンコンクリート。
  3. 【請求項3】 前記液状レジンがアクリレート系液状レ
    ジンである請求項1または請求項2記載のレジンコンク
    リート。
  4. 【請求項4】 前記液状レジンの配合量が3〜9重量%
    である請求項1〜請求項3記載のレジンコンクリート。
  5. 【請求項5】 前記界面活性剤が、界面活性剤1分子当
    たり前記官能基を3以上有する高分子量界面活性剤であ
    る請求項1〜請求項4記載のレジンコンクリート。
  6. 【請求項6】 前記界面活性剤の有効成分が、前記充填
    材100重量部に対して0.1〜2重量部配合されてな
    る請求項1〜請求項5記載のレジンコンクリート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007530736A (ja) * 2004-03-23 2007-11-01 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 粒子含有固体表面材料
JP2008208334A (ja) * 2006-12-05 2008-09-11 Nicolas Fernando Tejada Juarez ポリマーコンクリートの組成物

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