JPH10310062A - ケーブル式ステアリング装置 - Google Patents

ケーブル式ステアリング装置

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JPH10310062A
JPH10310062A JP9120718A JP12071897A JPH10310062A JP H10310062 A JPH10310062 A JP H10310062A JP 9120718 A JP9120718 A JP 9120718A JP 12071897 A JP12071897 A JP 12071897A JP H10310062 A JPH10310062 A JP H10310062A
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pulley
driven
driven pulley
cable
housing
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Koichi Suyama
孝一 陶山
Yoshinobu Tada
賀信 多田
Tomoya Toyohira
朝弥 豊平
Norifumi Tamura
憲史 田村
Hiroshi Tabata
宏 田畠
Shigeki Ebara
茂樹 江原
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/163Part of the steering column replaced by flexible means, e.g. cable or belt

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル式ステアリング装置を組み立てる際
に、ハウジングの内部に収納されたプーリにボーデンケ
ーブルのインナーケーブルが正しく巻き付けられている
か否かを容易且つ確実に確認できるようにする。 【解決手段】 ハンドル1に駆動軸10drを介して接
続された駆動プーリ11drは、その外周面に形成した
螺旋溝に2本のインナーケーブル5i,6iが巻き付け
られる。ハンドル1を駆動軸10drにスプライン17
で組み付けるとき、駆動プーリ11drに2本のインナ
ーケーブル5i,6iが正しく2回転ずつ巻き付けられ
ていることが外部から確認できるように、駆動プーリ1
1drを収納する駆動プーリハウジング2に開口部21
が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドルとステア
リングギヤボックスとをボーデンケーブル等の撓み易い
ケーブルで接続したケーブル式ステアリング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ステアリング装置は、上端
にハンドルを有するステアリングシャフトの下端をステ
アリングギヤボックスに接続し、ハンドルに入力される
操舵トルクをステアリングシャフトを介してステアリン
グギヤボックス内に設けたラックアンドピニオン機構に
伝達するようになっていた。
【0003】しかしながら、ステアリングシャフトを用
いてハンドルとステアリングギヤボックスとを接続する
と、ステアリングギヤボックスの位置に対するハンドル
の相対位置を自由に選択することが難しいため、設計自
由度が大幅に制限されるばかりか、右ハンドル車と左ハ
ンドル車とでステアリングギヤボックスを共用すること
ができないという問題がある。しかも、路面からタイヤ
に入力される振動やエンジンの振動がステアリングシャ
フトを介してハンドルに入力されるため、その振動によ
って室内の静粛性や乗り心地が阻害されるという問題が
ある。
【0004】そこで、従来のステアリングシャフトに代
えて、ボーデンケーブル等のフレキシブルな伝達手段を
採用したケーブル式ステアリング装置が提案されている
(特開平8−2431号公報参照)。
【0005】このようにすれば、ステアリングギヤボッ
クスの位置に対するハンドルの相対位置を自由に選択す
ることが可能になり、しかもステアリングギヤボックス
の振動がハンドルに伝達され難くなるため、上述した各
問題を解消することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるケー
ブル式ステアリング装置を組み立てるとき、駆動プーリ
及び従動プーリにケーブルを巻き付けた状態で、ハンド
ルを駆動プーリに結合するとともに従動プーリをステア
リングギヤボックスに結合するようになっている。この
とき、ハンドルをニュートラル位置にしたときに車輪が
正しくニュートラル位置になり、且つハンドルが左右に
同角度だけ回転し得るように、駆動プーリ及び従動プー
リの位相を合わせてハンドル及びステアリングギヤボッ
クスに結合する必要がある。しかしながら、駆動プーリ
及び従動プーリは一般にハウジングの内部に収納されて
いるため、駆動プーリ及び従動プーリにケーブルが正し
く巻き付いているか否かを外部から容易に確認すること
ができない問題がある。
【0007】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、駆動プーリや従動プーリに対するケーブルの巻き付
き状態をハウジングの外部から容易に確認できるように
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、ハンドルに連なる駆
動軸と、駆動軸に設けた駆動プーリと、駆動プーリを収
納する駆動プーリハウジングと、ステアリングギヤボッ
クスに連なる従動軸と、従動軸に設けた従動プーリと、
従動プーリを収納する従動プーリハウジングと、駆動プ
ーリ及び従動プーリの外周に形成した螺旋溝に巻き付け
られて駆動プーリの回転を従動プーリに伝達するケーブ
ルとを備えたケーブル式ステアリング装置であって、駆
動プーリハウジング及び従動プーリハウジングに、駆動
プーリ及び従動プーリに対するケーブルの巻き付き状態
を確認する開口部を形成したことを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、駆動プーリハウジング
及び従動プーリハウジングの内部に収納された駆動プー
リ及び従動プーリに対するケーブルの巻き付き状態を外
部から容易に確認することができ、ケーブル式ステアリ
ング装置の組み立てを正確且つ容易に行うことができ
る。
【0010】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、ハンドル及び駆動軸がセレーション
により結合可能であり、ハンドル及び駆動軸の結合位相
を確認する確認手段を備えたことを特徴とする。
【0011】上記構成によれば、ハンドル及び駆動軸を
セレーション結合する際に、その位相合わせを確認手段
によって確実に行うことができる。尚、ここでいうセレ
ーションとは、スプラインを含むものとする。
【0012】また請求項3に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、従動軸及び従動プーリがセレーショ
ンにより結合可能であり、従動軸及び従動プーリの結合
位相を確認する確認手段を備えたことを特徴とする。
【0013】上記構成によれば、従動軸及び従動プーリ
をセレーション結合する際に、その位相合わせを確認手
段によって確実に行うことができる。尚、ここでいうセ
レーションとは、スプラインを含むものとする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0015】図1〜図10は本発明の一実施例を示すも
ので、図1はケーブル式ステアリング装置の全体斜視
図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3
−3線断面図、図4は図3の4方向矢視図、図5は図3
の5−5線断面図、図6は図2の6−6線拡大断面図、
図7は図1の7−7線拡大断面図、図8は図1の8−8
線拡大断面図、図9は図7の9方向矢視図、図10は図
8の10方向拡大矢視図である。
【0016】図1に示すように、自動車のハンドル1の
前方に設けた駆動プーリハウジング2と、ステアリング
ギヤボックス3の上方に設けた従動プーリハウジング4
とが、2本のボーデンケーブル5,6によって接続され
る。ステアリングギヤボックス3の両端部から車体左右
方向に延びるタイロッド7L ,7R が、左右の車輪
L ,WR を支持するナックル(図示せず)に接続され
る。
【0017】図2及び図3に示すように、駆動プーリハ
ウジング2に回転自在に支持されてハンドル1と共に回
転する駆動軸10drに駆動プーリ11drが一体に形
成される。2本のボーデンケーブル5,6はアウターチ
ューブ5o,6oと、その内部にスライド自在に収納さ
れるインナーケーブル5i,6iとから構成されてお
り、両インナーケーブル5i,6iの一端は、駆動プー
リ11drの外周に形成した螺旋溝111 (図5(A)
参照)に約2回転巻き付けられた後、駆動プーリ11d
rの側面に形成した固定溝112 (図3参照)に埋め込
まれ、更にその先端に設けたピン15を駆動プーリ11
drの側面に形成したピン孔113 (図3参照)に嵌め
込んで固定される。アウターチューブ5o,6oの一端
は駆動プーリハウジング2に固定される。
【0018】駆動プーリハウジング2の内部に、ポテン
ショメータ12が2本のインナーケーブル5i,6i間
に挟まれるように設けられる。ポテンショメータ12の
検出軸13に固定されたT字状のアーム14の両端が、
2本のインナーケーブル5i,6iにスライド自在に接
触する。また駆動プーリハウジング2には、駆動軸10
drを挟んでポテンショメータ12の反対側に、長円形
の開口部21 (図4参照)が形成される。この開口部2
1 を通して、駆動プーリ11drに対する2本のインナ
ーケーブル5i,6iの巻き付き状態を確認することが
できる。
【0019】図2から明らかなように、駆動プーリハウ
ジング2から突出する駆動軸10drに、ハンドル1の
中央に設けたハンドルボス16がセレーション17で結
合されてナット18で固定される。図6に示すように、
駆動軸10dr及びハンドルボス16を結合するセレー
ション17は確認手段としての欠歯部171 を備えてお
り、従って駆動軸10dr及びハンドルボス16は常に
一定の位相で結合される。
【0020】図1及び図7〜図9に示すように、従動プ
ーリハウジング4に回転自在に支持された従動軸10d
nに従動プーリ11dnがセレーション19を介して固
定される。両インナーケーブル5i,6iの他端は、従
動プーリ11dnの外周に形成した螺旋溝111 (図8
参照)にそれぞれ約2回転ずつ巻き付けられた後、従動
プーリ11dnの側面に形成した固定溝112 (図7参
照)に埋め込まれ、更にその先端に設けたピン15を従
動プーリ11dnの側面に形成したピン孔11 3 (図7
参照)に嵌め込んで固定される。また両ボーデンケーブ
ル5,6のアウターチューブ5o,6oの他端が従動プ
ーリハウジング4に固定される。従動プーリハウジング
4には、2本のボーデンケーブル5,6に挟まれる位置
に長円形の開口部41 が形成されており、この開口部4
1 を通して従動プーリ11dnに対する2本のインナー
ケーブル5i,6iの巻き付き状態を確認することがで
きる。
【0021】従動プーリハウジング4からステアリング
ギヤボックス3の内部に突出する従動軸10dnの先端
にピニオン21が設けられており、このピニオン21が
ステアリングギヤボックス3の内部に左右スライド自在
に支持されたステアリングロッド22に形成したラック
23に噛み合っている。
【0022】従動プーリハウジング4にパワーアシスト
手段としてのパワーステアリング用モータ24が支持さ
れており、従動プーリハウジング4の内部でパワーステ
アリング用モータ24の出力軸25に設けたウオーム2
6が従動軸10dnに設けたウオームホイール27に噛
み合っている。従って、パワーステアリング用モータ2
4のトルクはウオーム26及びウオームホイール27を
介して従動軸10dnに伝達される。
【0023】図10から明らかなように、従動軸10d
nに従動プーリ11dnをセレーション19で結合する
とき、その位相が一定に保たれるように、従動軸10d
nの端面と従動プーリ11dnの端面とに、対応するマ
ーク101 ,114 が設けられる。これらマーク1
1 ,114 は本発明の確認手段を構成する。
【0024】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0025】ケーブル式ステアリング装置を組み立てる
とき、ハンドル1のニュートラル位置と車輪WL ,WR
のニュートラル位置とを正しく対応させる必要があり、
そのために以下のような手順で組み立てが行われる。
【0026】先ず、駆動軸10drとハンドルボス16
とをセレーション17で結合するが、このときセレーシ
ョン17に設けた欠歯部171 により駆動軸10drと
ハンドルボス16とは常に一定の位相で結合される(図
6参照)。続いて、従動軸10dnに従動プーリ11d
nをセレーション19で結合するが、このとき、従動軸
10dnと従動プーリ11dnとが一定の位相で結合さ
れるように、従動軸10dnに設けたマーク101 と従
動プーリ11に設けたマーク114 とを位置合わせする
(図10参照)。尚、実施例では駆動軸10drとハン
ドルボス16との位相合わせをセレーション17の欠歯
部171 で行い、従動軸10dnと従動プーリ11dn
との位相合わせをマーク101 ,114 で行っている
が、それら位相合わせの手段は適宜交換或いは変更可能
である。
【0027】ところで、従動軸10dnと従動プーリ1
1dnとをセレーション19で結合するとき、ハンドル
1及び車輪WL ,WR を共にニュートラル位置に固定し
た状態で前記セレーション19の結合を行えば、ケーブ
ル式ステアリング装置の組み立てが正しく完了するはず
であるが、次のような場合に組み立て不良が発生する可
能性がある。即ち、ハンドル1及び車輪WL ,WR が共
にニュートラル位置にあるとき、図5(A)に示すよう
に、駆動プーリ11drの螺旋溝111 には両インナー
ケーブル5i,6iがそれぞれ2回転ずつ巻き付いてい
るべきであるが、駆動プーリ11drが左右に1回転し
ていると、図5(B),(C)に示すように、駆動プー
リ11drの螺旋溝111 に両インナーケーブル5i,
6iの一方が1回転巻き付き、他方が3回転巻き付いた
組み立て不良状態が発生する可能性がある。
【0028】そこで、本実施例では従動軸10dnと従
動プーリ11dnとをセレーション19で結合すると
き、駆動プーリハウジング2の開口部21 から内部を覗
き、駆動プーリ11drに対するインナーケーブル5
i,6iの巻き付き状態が図4に示す正常状態にあるか
否かを確認する。尚、図4では両インナーケーブル5
i,6iを識別できるように網目模様を変えて表現して
いるが、実際には両インナーケーブル5i,6iは外観
上同一であって識別できないため、両インナーケーブル
5i,6iがそれぞれ2回転ずつ巻き付いているか否か
を確認することができない。そこで、図4に示すよう
に、駆動プーリ11drに設けたマーク115 と両イン
ナーケーブル5i,6iに設けたマーク51 ,61 とが
一致しているときに、正常状態にあると判定するように
なっている。
【0029】駆動プーリ11drに対して両インナーケ
ーブル5i,6iが正常に巻き付いているとき、従動プ
ーリハウジング4の開口部41 から内部を覗くと、図9
に示すように、正常な状態では従動プーリ11dnの螺
旋溝111 に両インナーケーブル5i,6iがそれぞれ
2回転ずつ巻き付いていることが確認される。この場
合、両インナーケーブル5i,6iの間に螺旋溝111
が露出するため、従動プーリ11dn及び両インナーケ
ーブル5i,6iにマークを設けずとも、両インナーケ
ーブル5i,6iを識別して巻き付き回数を確認するこ
とができる。
【0030】このように、駆動プーリハウジング2及び
従動プーリハウジング4の開口部2 1 ,41 から駆動プ
ーリ11dr及び従動プーリ11dnに対する両インナ
ーケーブル5i,6iの巻き付き状態を簡単に確認する
ことができるので、誤組みの発生を確実に防止すること
ができる。
【0031】而して、車両を旋回させるべくハンドル1
を操作して駆動軸10drを回転させると、駆動プーリ
11drに巻き付けられたボーデンケーブル5,6の一
方が引かれて他方が弛められることにより、駆動プーリ
11drの回転が従動プーリ11dnに伝達される。そ
の結果、図8に示す従動軸10dnが回転し、ステアリ
ングギヤボックス3内のピニオン21、ラック23及び
スアリングロッド22を介して車輪WL ,WR に操舵ト
ルクが伝達される。
【0032】また、インナーケーブル5i,6iの一方
の張力が増加して他方の張力が減少することにより、両
インナーケーブル5i,6iにアーム14を介して接続
するポテンショメータ12の検出軸13が回転し、ポテ
ンショメータ12の出力に基づいてハンドル1の操舵ト
ルクが検出される。
【0033】このようにして検出された操舵トルクは電
子制御ユニットにおいて車速信号等の他の制御信号と共
に演算処理され、その結果に基づいて、インナーケーブ
ル5i,6iの張力差が略一定になるように、パワース
テアリング用モータ24が発生する操舵アシストトルク
がフィードバック制御される。このようにパワーステア
リング用モータ24がトルクを発生すると、ウオーム2
6及びウオームホイール27を介して従動軸10dnが
回転し、ドライバーによるハンドル1の操作がアシスト
される。
【0034】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0035】例えば、実施例では駆動プーリハウジング
2及び従動プーリハウジング4の両方に開口部21 ,4
1 を設けているが、その一方だけに開口部21 ,41
設けても良い。なぜならば、両インナーケーブル5i,
6iの長さが正しく設定されている限り、駆動プーリ1
1dr及び従動プーリ11dnの何れか一方に両インナ
ーケーブル5i,6iが均等に巻き付いていれば、その
他方にも両インナーケーブル5i,6iが均等に巻き付
いていることが保証されるからである。
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、駆動プーリハウジング及び従動プーリハウジ
ングの少なくとも一方に、駆動プーリ又は従動プーリに
対するケーブルの巻き付き状態を確認する開口部を形成
したので、駆動プーリ又は従動プーリに対するケーブル
の巻き付き状態を駆動プーリハウジング及び従動プーリ
ハウジングの外部から容易に確認することができ、ケー
ブル式ステアリング装置の組み立てを正確且つ容易に行
うことができる。
【0037】また請求項2に記載された発明によれば、
ハンドル及び駆動軸がセレーションにより結合可能であ
り、ハンドル及び駆動軸の結合位相を確認する確認手段
を備えたことにより、ハンドル及び駆動軸をセレーショ
ン結合する際の位相合わせを確実に行うことができる。
【0038】また請求項3に記載された発明によれば、
従動軸及び従動プーリがセレーションにより結合可能で
あり、従動軸及び従動プーリの結合位相を確認する確認
手段を備えたことにより、従動軸及び従動プーリをセレ
ーション結合する際の位相合わせを確実に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケーブル式ステアリング装置の全体斜視図
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図3の4方向矢視図
【図5】図3の5−5線断面図
【図6】図2の6−6線拡大断面図
【図7】図1の7−7線拡大断面図
【図8】図1の8−8線拡大断面図
【図9】図7の9方向矢視図
【図10】図8の10方向拡大矢視図
【符号の説明】
1 ハンドル 2 駆動プーリハウジング 3 ステアリングギヤボックス 4 従動プーリハウジング 5 ボーデンケーブル(ケーブル) 6 ボーデンケーブル(ケーブル) 10dr 駆動軸 10dn 従動軸 101 マーク(確認手段) 11dr 駆動プーリ 11dn 従動プーリ 111 螺旋溝 114 マーク(確認手段) 17 セレーション 171 欠歯部(確認手段) 19 セレーション
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、ハンドルに連なる駆
動軸と、駆動軸に設けた駆動プーリと、駆動プーリを収
納する駆動プーリハウジングと、ステアリングギヤボッ
クスに連なる従動軸と、従動軸に設けた従動プーリと、
従動プーリを収納する従動プーリハウジングと、駆動プ
ーリ及び従動プーリの外周に形成した螺旋溝に巻き付け
られて駆動プーリの回転を従動プーリに伝達するケーブ
ルとを備えたケーブル式ステアリング装置であって、駆
動プーリハウジング及び従動プーリハウジングの少なく
とも一方に、駆動プーリ又は従動プーリに対するケーブ
ルの巻き付き状態を確認する開口部を形成したことを特
徴とする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】上記構成によれば、駆動プーリハウジング
及び従動プーリハウジングの内部に収納された駆動プー
リ及び従動プーリの少なくとも一方に対するケーブルの
巻き付き状態を外部から容易に確認することができ、ケ
ーブル式ステアリング装置の組み立てを正確且つ容易に
行うことができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、駆動プーリハウジング及び従動プーリハウジ
ングの少なくとも一方に、駆動プーリ又は従動プーリに
対するケーブルの巻き付き状態を確認する開口部を形成
したので、駆動プーリ又は従動プーリに対するケーブル
の巻き付き状態を駆動プーリハウジング又は従動プーリ
ハウジングの外部から容易に確認することができ、ケー
ブル式ステアリング装置の組み立てを正確且つ容易に行
うことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 憲史 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 田畠 宏 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 江原 茂樹 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル(1)に連なる駆動軸(10d
    r)と、 駆動軸(10dr)に設けた駆動プーリ(11dr)
    と、 駆動プーリ(11dr)を収納する駆動プーリハウジン
    グ(2)と、 ステアリングギヤボックス(3)に連なる従動軸(10
    dn)と、 従動軸(10dn)に設けた従動プーリ(11dn)
    と、 従動プーリ(11dn)を収納する従動プーリハウジン
    グ(4)と、 駆動プーリ(11dr)及び従動プーリ(11dn)の
    外周に形成した螺旋溝(111 )に巻き付けられて駆動
    プーリ(11dr)の回転を従動プーリ(11dn)に
    伝達するケーブル(5,6)と、を備えたケーブル式ス
    テアリング装置であって、 駆動プーリハウジング(2)及び従動プーリハウジング
    (4)の少なくとも一方に、駆動プーリ(11dr)又
    は従動プーリ(11dn)に対するケーブル(5,6)
    の巻き付き状態を確認する開口部(21 ,41 )を形成
    したことを特徴とするケーブル式ステアリング装置。
  2. 【請求項2】 ハンドル(1)及び駆動軸(10dr)
    がセレーション(17)により結合可能であり、ハンド
    ル(1)及び駆動軸(10dr)の結合位相を確認する
    確認手段(171 )を備えたことを特徴とする、請求項
    1に記載のケーブル式ステアリング装置。
  3. 【請求項3】 従動軸(10dn)及び従動プーリ(1
    1dn)がセレーション(19)により結合可能であ
    り、従動軸(10dn)及び従動プーリ(11dn)の
    結合位相を確認する確認手段(101 ,114 )を備え
    たことを特徴とする、請求項1に記載のケーブル式ステ
    アリング装置。
JP12071897A 1997-05-12 1997-05-12 ケーブル式ステアリング装置 Expired - Fee Related JP3802649B2 (ja)

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