JP3784492B2 - ケーブル式ステアリング装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハンドルとステアリングギヤボックスとをボーデンケーブル等の撓み易いケーブルで接続したケーブル式ステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用ステアリング装置は、上端にハンドルを有するステアリングシャフトの下端をステアリングギヤボックスに接続し、ハンドルに入力される操舵トルクを、ステアリングシャフトを介してステアリングギヤボックス内に設けたラックアンドピニオン機構に伝達するようになっていた。
【0003】
しかしながら、ステアリングシャフトを用いてハンドルとステアリングギヤボックスとを接続すると、ステアリングギヤボックスの位置に対するハンドルの相対位置を自由に選択することが難しいため、設計自由度が大幅に制限されるばかりか、右ハンドル車と左ハンドル車とでステアリングギヤボックスを共用することができないという問題がある。しかも、路面からタイヤに入力される振動やエンジンの振動がステアリングシャフトを介してハンドルに入力されるため、その振動によって室内の静粛性や乗り心地が阻害されるという問題がある。
【0004】
そこで、従来のステアリングシャフトに代えて、ボーデンケーブル等のフレキシブルな伝達手段を採用したケーブル式ステアリング装置が提案されている(特開平8−2431号公報参照)。
【0005】
このようにすれば、ステアリングギヤボックスの位置に対するハンドルの相対位置を自由に選択することが可能になり、しかもステアリングギヤボックスの振動がハンドルに伝達され難くなるため、上述した各問題を解消することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ケーブル式ステアリング装置と電動パワーステアリング装置とを組み合わせた場合、ハンドルに入力される操舵トルクを検出して電動パワーステアリング装置のアクチュエータを駆動することにより、ドライバーの操舵をアシストすることができる。前記操舵トルクをケーブルの張力に基づいて検出する場合には、張力検出手段の検出部材をケーブルに接触させる必要があるが、一般にケーブル式ステアリング装置のケーブルには強度の高い金属縒り線が使用されるため、そのケーブルが検出部材に対して接触した状態でスライドする際に、検出部材がケーブルの表面の凹凸等により細かく振動して正確な張力の検出を妨げる問題があった。
【0007】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、金属縒り線よりなるケーブルの凹凸等に起因する張力検出の精度低下を回避することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ハンドルに入力される操舵トルクを金属縒り線よりなるケーブルを介してステアリングギヤボックスに伝達するとともに、ケーブルに張力検出部材を接触させることにより該ケーブルの張力を検出する張力検出手段の出力に基づいてパワーアシスト手段を作動させるケーブル式ステアリング装置であって、基端がピンを介してハウジングに回転自在に支持された一対のリンクと、両端がピンを介してそれらのリンクの先端に回転自在に支持された連結ロッドと、により4節リンク機構を構成し、前記張力検出部材を連結ロッドの両端に取り付けるとともに、連結ロッドに対してスライド自在にカラーを設け、該カラーをセンタリングばねにより連結ロッドの中央に向けて付勢して、前記張力検出手段がカラーの動作を検出することによってケーブルの張力を検出するようにし、ケーブルの少なくとも前記張力検出部材に接触する部分に平滑加工を施したことを特徴とする。
【0009】
上記構成によれば、金属縒り線よりなるケーブルが張力検出部材に接触しながらスライドするとき、ケーブルが平滑加工されているので張力検出部材が振動することがなくなり、正確な張力検出が可能になる。また、フローティング支持されたカラーの動作を検出することによってケーブルの張力を検出するので、連結ロッドの振動も吸収され、張力検出手段の出力を安定させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0011】
先ず、図1〜図4により参考例について説明する。図1はケーブル式ステアリング装置の全体斜視図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図1の3−3線拡大断面図、図4はインナーケーブルの断面図である。
【0012】
図1に示すように、自動車のハンドル1の前方に設けた駆動プーリハウジング2と、ステアリングギヤボックス3の上方に設けた従動プーリハウジング4とが、2本のボーデンケーブル5,6によって接続される。ステアリングギヤボックス3の両端部から車体左右方向に延びるタイロッド7L,7Rが、左右の車輪WL,WRを支持するナックル(図示せず)に接続される。
【0013】
図2に示すように、駆動プーリハウジング2に回転自在に支持されてハンドル1と共に回転する回転軸10drに駆動プーリ11drが固定される。2本のボーデンケーブル5,6はアウターチューブ5o,6oと、その内部にスライド自在に収納されるインナーケーブル5i,6iとから構成されており、両インナーケーブル5i,6iの一端は駆動プーリ11drの外周に形成した螺旋状のプーリ溝に複数回巻き付けられて固定されるとともに、アウターチューブ5o,6oの一端は駆動プーリハウジング2に固定される。
【0014】
駆動プーリハウジング2の内部に、ポテンショメータ12が2本のインナーケーブル5i,6i間に挟まれるように設けられる。ポテンショメータ12の検出軸13に固定されたハ字状のアーム14の両端に、2本のインナーケーブル5i,6iにそれぞれ接触する一対のローラ15,15が回転自在に支持される。一対のローラ15,15の間隔は駆動プーリ11drの直径よりも僅かに大きく設定されており、従ってポテンショメータ12の検出軸13が回転しても、一対のローラ15,15と2本のインナーケーブル5i,6iとは常に接触状態に保たれる。ポテンショメータ12は本発明の張力検出手段を構成し、ローラ15,15は本発明の張力検出部材を構成する。
【0015】
図1及び図3に示すように、従動プーリハウジング4に回転自在に支持された回転軸10dnに従動プーリ11dnが固定されており、両インナーケーブル5i,6iの他端が従動プーリ11dnの外周に形成した螺旋状のプーリ溝に複数回巻き付けられて固定され、また両ボーデンケーブル5,6のアウターチューブ5o,6oの他端が従動プーリハウジング4に固定される。従動プーリハウジング4からステアリングギヤボックス3の内部に突出する回転軸10dnの先端にピニオン21が設けられており、このピニオン21がステアリングギヤボックス3の内部に左右スライド自在に支持されたステアリングロッド22に形成したラック23に噛み合っている。
【0016】
従動プーリハウジング4にパワーアシスト手段としてのパワーステアリング用モータ24が支持されており、従動プーリハウジング4の内部で出力軸25に設けたウオーム26が回転軸10dnに設けたウオームホイール27に噛み合っている。従って、パワーステアリング用モータ24のトルクはウオーム26及びウオームホイール27を介して回転軸10dnに伝達される。
【0017】
図4(A)には、ボーデンケーブル5,6のインナーケーブル5i,6iの素材としての金属縒り線の断面が示される。インナーケーブル5i,6iの素材は、先ず多数の細い金属線を束ねて縒り合わせたものを製造し、それを7本束ねて縒り合わせることにより構成される。かかるインナーケーブル5i,6iの素材の表面は細かいうねりや、ほつれた金属線の突出があって平滑ではない。従って、そのインナーケーブル5i,6iがローラ15,15に接触してスライドすると、アーム14が細かく振動してポテンショメータ12の出力が変動するため、パワーステアリング用モータ24のトルクが変動してハンドル1に不快な振動が伝わる場合がある。
【0018】
そこで本参考例では、図4(B)に示すようにインナーケーブル5i,6iの素材に平滑加工としてのスェージ加工を施すことにより、その表面を平滑化してポテンショメータ12の出力変動を防止している。スェージ加工とは、インナーケーブル5i,6iの素材の表面に圧力を加えて直径を減少させるとともに、その断面が略円形になるように変形させる加工であり、このスェージ加工を施されたインナーケーブル5i,6iは表面が平滑になる。
【0019】
次に、前述の構成を備えた参考例の作用について説明する。
【0020】
車両を旋回させるべくハンドル1を操作して回転軸10drを図2のA方向に回転させると、駆動プーリ11drに巻き付けられたボーデンケーブル5,6の一方のインナーケーブル6iが引かれ、他方のインナーケーブル5iが弛められることにより、駆動プーリ11drの回転が従動プーリ11dnに伝達される。その結果、図3に示す回転軸10dnが回転し、ステアリングギヤボックス3内のピニオン21、ラック23及びステアリングロッド22を介して車輪WL,WRに操舵トルクが伝達される。
【0021】
また、一方のインナーケーブル6iの張力が増加して他方のインナーケーブル5iの張力が減少することにより、両インナーケーブル5i,6iにローラ15,15を介して接続されたアーム14が検出軸13と共に矢印B方向に回転し、その回転角がポテンショメータ12により検出される。ハンドル1に入力される操舵トルクは一対のインナーケーブル5i,6iの張力差に比例し、且つポテンショメータ12の検出軸13の回転角は前記張力差に比例するため、ポテンショメータ12の出力に基づいて前記操舵トルクを知ることができる。
【0022】
このようにして検出された操舵トルクは電子制御ユニットUにおいて車速信号等の他の制御信号と共に演算処理され、その結果に基づいて、インナーケーブル5i,6iの張力差が略一定になるように、パワーステアリング用モータ24が発生する操舵アシストトルクがフィードバック制御される。このようにパワーステアリング用モータ24がトルクを発生すると、ウオーム26及びウオームホイール27を介して回転軸10dnが回転し、ドライバーによるハンドル1の操作がアシストされる。
【0023】
尚、ハンドル1を図2の矢印A′方向に回転させた場合にも、前述の矢印A方向に回転させた場合と同様にしてハンドル1の操舵トルクを検出することができる。
【0024】
上述したように、インナーケーブル5i,6iがローラ15,15に接触しながらスライドするとき、そのインナーケーブル5i,6iの表面がスェージ加工により平滑になっていることから、ローラ15,15を介してインナーケーブル5i,6iに接続されたアーム14の振動が防止され、ポテンショメータ12の出力が安定する。その結果、パワーステアリング用モータ24のトルクの変動が防止され、ハンドル1に不快な振動が伝わる不具合が解消される。
【0025】
次に、本発明の実施例を図5及び図6に基づいて説明する。
【0026】
本実施例は、インナーケーブル5i,6iの張力をポテンショメータ12に伝達するための機構と、インナーケーブル5i,6iの平滑加工の方法とに特徴があり、その他の構造は参考例と同じである。
【0027】
図5に示すように、駆動プーリハウジング2の中央に設けられたポテンショメータ12を挟むように、ピン31,31を介して一対のリンク32,32の基端が回転自在に支持される。一対のリンク32,32の先端には、それぞれピン33,33を介してローラ15,15及びローラホルダー34,34が回転自在に支持されており、両ローラホルダー34,34は連結ロッド35で一体に連結される。従って、一対のリンク32,32及び連結ロッド35は4本のピン31,31;33,33を支点とする4節リンク機構を構成し、連結ロッド35はその長手方向に移動自在に支持される。また、ローラ15,15は連結ロッド35の両端に取り付けられている。
【0028】
連結ロッド35の中央には環状溝361を備えたカラー36がスライド自在に支持されており、一対のローラホルダー34,34とカラー36との間に、該カラー36を連結ロッド35の中央位置に付勢するセンタリングばね37,37が装着される。ポテンショメータ12の検出軸13に基端を固定したアーム14の先端にはガイドピン38が固定されており、このガイドピン38はカラー36の環状溝361に嵌まっている。
【0029】
図6に示すように、本実施例のインナーケーブル5i,6iは、図4(A)に示したインナーケーブル5i,6iの素材の表面を軟質の合成樹脂39でコーティングすることにより平滑加工を施したものである。
【0030】
而して、この実施例によれば、ハンドル1の操作により一方のインナーケーブル6iの張力が増加して他方のインナーケーブル5iの張力が減少すると、一対のリンク32,32がピン31,31回りに回転することにより連結ロッド35が長手方向に移動する。その結果、センタリングばね37,37で連結ロッド35の中央部に保持されたカラー36にガイドピン38を押されたアーム14が検出軸13と共に回転し、その回転をポテンショメータ12で検出することにより操舵トルクを知ることができる。すなわち、カラー36の動作を検出することによりインナーケーブル5i,6iの張力を検出することができる。
【0031】
インナーケーブル5i,6iがローラ15,15に接触しながらスライドするとき、そのインナーケーブル5i,6iの表面が樹脂コーティング加工により平滑化されているため、ローラ15,15の振動を回避してポテンショメータ12の出力を安定させることができる。このとき、ローラ15,15及び該ローラ15,15に接続された連結ロッド35が若干振動したとしても、ポテンショメータ12のアーム14に連なるカラー36が連結ロッド35に対してセンタリングばね37,37でフローティング支持されているため、連結ロッド35の振動をセンタリングばね37,37で吸収してポテンショメータ12の出力を一層安定させることができる。
【0032】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0033】
例えば、実施例ではインナーケーブル5i,6iの全長に亘って平滑加工を施しているが、ローラ15,15に接触する部分だけに平滑加工を施しても良い。その平滑加工も、上記参考例のようにスェージ加工とすることもできる。またパワーステアリング用モータ24で従動プーリ11dnの回転軸10dnを駆動する代わりに、パワーステアリング用モータ24をステアリングギヤボックス3の内部に同軸に収納し、そのロータでボールねじ機構を介してステアリングロッド22を直接駆動することができる。この場合、従動プーリ11dnを廃止して、インナーケーブル5i,6iでパワーステアリング用モータ24のロータを直接駆動することも可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、金属縒り線よりなるケーブルの少なくとも張力検出部材に接触する部分に平滑加工を施したので、ケーブルが張力検出部材に接触しながらスライドするとき、その張力検出部材の振動が防止されて正確な張力検出が可能になる。また、フローティング支持されたカラーの動作を検出することによってケーブルの張力を検出するので、連結ロッドの振動も吸収され、張力検出手段の出力を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ケーブル式ステアリング装置の全体斜視図
【図2】 図1の2−2線拡大断面図
【図3】 図1の3−3線拡大断面図
【図4】 インナーケーブルの断面図
【図5】 本発明の実施例に係る、前記図2に対応する図
【図6】 インナーケーブルの断面図
【符号の説明】
1 ハンドル
2 駆動プーリハウジング(ハウジング)
3 ステアリングギヤボックス
5 ボーデンケーブル(ケーブル)
6 ボーデンケーブル(ケーブル)
12 ポテンショメータ(張力検出手段)
15 ローラ(張力検出部材)
24 パワーステアリング用モータ(パワーアシスト手段)
31 ピン
32 リンク
33 ピン
35 連結ロッド
36 カラー
37 センタリングばね
Claims (1)
- ハンドル(1)に入力される操舵トルクを金属縒り線よりなるケーブル(5,6)を介してステアリングギヤボックス(3)に伝達するとともに、ケーブル(5,6)に張力検出部材(15)を接触させることにより該ケーブル(5,6)の張力を検出する張力検出手段(12)の出力に基づいてパワーアシスト手段(24)を作動させるケーブル式ステアリング装置であって、
基端がピン(31,31)を介してハウジング(2)に回転自在に支持された一対のリンク(32,32)と、両端がピン(33,33)を介してそれらのリンク(32,32)の先端に回転自在に支持された連結ロッド(35)と、により4節リンク機構を構成し、前記張力検出部材(15)を連結ロッド(35)の両端に取り付けるとともに、
連結ロッド(35)に対してスライド自在にカラー(36)を設け、該カラー(36)をセンタリングばね(37,37)により連結ロッド(35)の中央に向けて付勢して、前記張力検出手段(12)がカラー(36)の動作を検出することによってケーブル(5,6)の張力を検出するようにし、
ケーブル(5,6)の少なくとも前記張力検出部材(15)に接触する部分に平滑加工を施したことを特徴とするケーブル式ステアリング装置。
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