JP3715040B2 - ケーブル式ステアリング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハンドルに連結されたワイヤー駆動手段と車輪を操舵するギヤボックスに連結されたワイヤー従動手段とをワイヤーで接続し、ハンドルに入力される操舵トルクを前記ワイヤーを介してギヤボックスに伝達するケーブル式ステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用ステアリング装置は、上端にハンドルを有するステアリングシャフトの下端をギヤボックスに接続し、ハンドルに入力される操舵トルクをステアリングシャフトを介してギヤボックス内に設けたラックアンドピニオン機構に伝達するようになっていた。
しかしながら、ステアリングシャフトを用いてハンドルとギヤボックスとを接続すると、ギヤボックスの位置に対するハンドルの相対位置を自由に選択することが難しいため、設計自由度が大幅に制限されるばかりか、右ハンドル車と左ハンドル車とでギヤボックスを共用することができないという問題がある。しかも、路面からタイヤに入力される振動やエンジンの振動がステアリングシャフトを介してハンドルに入力されるため、その振動によって室内の静粛性や乗り心地が阻害されるという問題がある。
【0003】
そこで、従来のステアリングシャフトに代えて、ボーデンワイヤー等のフレキシブルな伝達手段を採用したケーブル式ステアリング装置が提案されている(特開平8−2431号公報参照)。
【0004】
このようにすれば、ギヤボックスの位置に対するハンドルの相対位置を自由に選択することが可能になり、しかもギヤボックスの振動がハンドルに伝達され難くなるため、上述した各問題を解消することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ハンドルの回転軸に設けたプーリとギヤボックスの回転軸に設けたプーリとの間にはエンジンルームの後壁を構成する隔壁が介在するため、両プーリを接続するワイヤーを前記隔壁を貫通するように取り付ける必要があり、その組み付けが面倒であった。しかも、従来のものは車室側に設けられたハンドルのニュートラル位置とエンジンルーム側に設けられたギヤボックスのニュートラル位置とを一致させるべく、車室及びエンジンルームの両方から同時に調整する必要があり、その作業性が悪いとういう問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ハンドルとギヤボックスとを接続するワイヤーの処理を容易にするとともに、そのニュートラル位の調整を容易にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された発明では、ハンドルに連結されたワイヤー駆動手段と中間連動手段とが第1ワイヤーで接続され、ギヤボックスに連結されたワイヤー従動手段と中間連動手段とが第2ワイヤーで接続されるので、ハンドルの操作が第1ワイヤー、中間連動手段及び第2ワイヤーを介してギヤボックスに伝達される。第1、第2ワイヤーの組み付けがハンドル側及びギヤボックス側で別個に行えるので、ハンドル及びギヤボックス間に隔壁が存在するような場合でも、第1、第2ワイヤーの組み付けを支障なく行うことができる。
【0007】
特に、予め中間従動プーリに第1ワイヤーの他端を接続するとともに中間駆動プーリに第2ワイヤーの他端を接続しておき、その後に中間従動プーリ及び中間駆動プーリスプライン軸及びスプライン孔で一体に結合すればハンドル及びギヤボックス間の駆動力伝達系が確立される。
【0008】
また請求項に記載された発明では、中間従動プーリ及び中間駆動プーリ加熱した金属製のスプライン軸及び樹脂製のスプライン孔により結合することで、ハンドルの中立位置とギヤボックスの中立位置とが一致するように微調整を行うことができる。
【0009】
また請求項に記載された発明では、第1ワイヤーの変位に対する第2ワイヤーの変位が、中間従動プーリ及び中間駆動プーリの有効半径の比率によって変化するため、前記有効半径の比率を所定の設定することにより、ハンドルの操作量に対するギヤボックスの作動量を任意に変化させることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図5は本発明の第1実施例を示すもので、図1は車両用ステアリング装置の全体斜視図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図1の3−3線拡大断面図、図4は図1の4−4線拡大断面図、図5は図4の5−5拡大断面図である。
【0011】
図1に示すように、自動車のハンドル1の前方に設けた駆動プーリハウジング2と、ギヤボックス3に設けた従動プーリハウジング4とが、2本の第1ボーデンワイヤー5,6と、中間連動手段7と、2本の第2ボーデンワイヤー5′,6′とによって接続される。ギヤボックス3の両端部から車体左右方向に延びるタイロッド8L ,8R が、左右の車輪WL ,WR を支持するナックル(図示せず)に接続される。駆動プーリハウジング2とギヤボックス3との間に、電子制御ユニットUが設けラレル。
【0012】
図2に示すように、駆動プーリハウジング2に回転自在に支持されてハンドル1と共に回転する回転軸12に駆動プーリ13が固定される。第1ボーデンワイヤー5はアウターチューブ5oと、その内部にスライド自在に収納されるインナーケーブル5iとから構成され、同様に第1ボーデンワイヤー6はアウターチューブ6oと、その内部にスライド自在に収納されるインナーケーブル6iとから構成される。
【0013】
両インナーケーブル5i,6iの一端は駆動プーリ13の外周に形成した螺旋状のプーリ溝に巻き付けられて固定され、アウターチューブ5o,6oの一端は駆動プーリハウジング2に形成された2個のケーブル挿通孔21 ,22 を貫通し、そのフランジ部51 ,61 が駆動プーリハウジング2の内面に固定される。
【0014】
図3に示すように、ギヤボックス3は左側のモータ収納室18と右側のラックアンドピニオン収納室19とに分割されており、そのラックアンドピニオン収納室19に前記従動プーリハウジング4が支持される。従動プーリハウジング4内に設けた従動プーリ20と一体の回転軸21がラックアンドピニオン収納室19内に延びており、そこにピニオン22が固定される。ギヤボックス3の内部には、両端が前記タイロッド8L ,8R に接続されたステアリングロッド23が左右スライド自在に支持されており、このステアリングロッド23に形成したラック24に前記ピニオン22が噛み合っている。
【0015】
従動プーリ20の外周に2本の第2ボーデンワイヤー5,6のインナーケーブル5i,6iの他端が巻き付けられて固定されるとともに、アウターチューブ5o,6oの他端が従動プーリハウジング4の適宜位置に固定される。
【0016】
ギヤボックス3のモータ収納室18に収納されたパワーステアリング用モータ25は、モータ収納室18の内周面に固定されたステータ26と、モータ収納室18の内周面に3個のボールベアリング27,28,29を介して回転自在に支持されてステアリングロッド23の外周に嵌まるモータ出力軸30と、モータ出力軸30に固着されて前記ステータ26に対向するロータ31とを備える。モータ出力軸30の内周面とステアリングロッド23の外周面との間にボールネジ機構32が設けられており、モータ25を駆動してモータ出力軸30を正逆転させることにより、ステアリングロッド23を左右方向に往復移動させる操舵アシスト力を発生させることができる。
【0017】
図4及び図5に示すように、中間連動手段7はダッシュボードロア部材等の車体の隔壁35を挟んで一体に結合される第1ハウジング36及び第2ハウジング37を備える。第1ハウジング36には中間従動プーリ38が第1回転軸39により回転自在に支持されるとともに、第2ハウジング37には前記中間従動プーリ38と同一直径の中間駆動プーリ40が第2回転軸41により回転自在に支持される。
【0018】
中間従動プーリ38は第1回転軸39の反対側の側面にテーパしたスプライン軸42を備えており、このスプライン軸42は第1ハウジング36、隔壁35及び第2ハウジング37に形成した通孔43を貫通し、中間駆動プーリ40の第2回転軸41の反対側の側面に形成したプライン孔44に係合する。これにより、中間従動プーリ38及び中間駆動プーリ40は同軸に結合されて一体に回転する。図5から明らかなように、スプライン軸42及びスプライン孔44のスプライン歯は欠歯により円周方向に非対称になっており、従って中間従動プーリ38及び中間駆動プーリ40は必ず一定の位相で結合されるようになっている。
【0019】
第1ボーデンワイヤー5,6は、アウターチューブ5o,6oが第1ハウジング36に固定され、インナーケーブル5i,6iの他端が第1ハウジング36の内部で中間従動プーリ38の外周に巻き付けられて固定される。同様に、第2ボーデンワイヤー5′,6′は、アウターチューブ5o,6oが第2ハウジング37に固定され、インナーケーブル5i,6iの他端が第2ハウジング37の内部で中間駆動プーリ40の外周に巻き付けられて固定される。
【0020】
次に、前述の構成を備えた本発明の実施例の作用について説明する。
【0021】
例えば、車両を旋回させるべくハンドル1を回転させると、図2において回転軸12が駆動プーリ13と共に回転し、第1ボーデンワイヤー5のインナーケーブル5iが引かれ、第1ボーデンワイヤー6のインナーケーブル6iが弛められる。その結果、図4において中間連動手段4の中間従動プーリ38が回転し、その回転がスプライン軸42及びスプライン孔44を介して中間駆動プーリ40に伝達される。中間駆動プーリ40の回転は第2ボーデンワイヤー5′,6′を介してギヤボックス3の従動プーリ20に伝達され、図3において回転軸21と一体のピニオン22が回転してラック24に操舵トルクが伝達される。
【0022】
ハンドル1の操舵トルクが図示せぬ検出手段により検出されると、その操舵トルクの検出値は電子制御ユニットUにおいて他の制御信号と共に演算処理され、その結果に基づいてパワーステアリング用モータ25が駆動される。而して、ステアリングロッド23がパワーステアリング用モータ25により左右方向に駆動され、ドライバーによるハンドル1の操作がアシストされる。
【0023】
以上説明したように、ハンドル1とギヤボックス3とを撓み易い第1ボーデンワイヤー5,6及び第2ボーデンワイヤー5′,6′で接続したので、ギヤボックス3に対してハンドル1を任意の位置に配置することが可能になり、設計自由度が大幅に向上する。これにより、例えば右ハンドル車と左ハンドル車とでギヤボックス3を共用したり、ハンドル1のチルト機構やテレスコピック機構の構造を簡略化することができる。
【0024】
また、ハンドル1とギヤボックス3とを接続する従来のステアリングシャフトが廃止されるため、ギヤボックス3の振動やエンジンの振動がハンドル1に伝達され難くなって乗り心地が向上するだけでなく、ドライバーの足元の空間を充分に確保して居住性を高めることができ、しかも車両の衝突時にハンドル1を車体前方に向けて充分なストロークで移動させることができるので、大きな衝撃吸収効果を発揮させることができる。
【0025】
更に、中間連動手段7の第1ハウジング36及び第2ハウジング37は隔壁35を挟んで分離可能であるため、予め第1ボーデンワイヤー5,6を組み付けた中間従動プーリ38を収納した第1ハウジング36と、予め第2ボーデンワイヤー5′,6′を組み付けた中間駆動プーリ40を収納した第2ハウジング37とを、隔壁35挟んで結合するだけで、ハンドル1とギヤボックス3との接続が完了するため、作業性が大幅に向上する。しかも、その際に中間従動プーリ38と中間駆動プーリ40とが結合される位相がスプライン軸42及びスプライン孔44によって一定に保持されるため、ハンドル1の中立位置とギヤボックス3の中立位置とがずれることがない。
【0026】
次に、図6に基づいて本発明の第2実施例を説明する。
【0027】
第2実施例は中間従動プーリ38の有効半径R1 に対して中間駆動プーリ40の有効半径R2 を大きく設定したものである。これにより、第1ボーデンワイヤー5,6の変位がR2 /R1 の比率で拡大されて第2ボーデンワイヤー5′,6′に伝達されるため、ハンドル1の操作量に対するギヤボックス3の作動量を増幅することができる。勿論、必要に応じて中間従動プーリ38の有効半径R1 に対して中間駆動プーリ40の有効半径R2 を小さく設定しても良い。
【0028】
次に、図7に基づいて本発明の第3実施例を説明する。
【0029】
第3実施例は中間従動プーリ38がテーパした金属製のスプライン42′を備えるとともに、中間駆動プーリ40がスプライン歯を持たない樹脂製のスプライン孔44′を備えている。ハンドル1及びギヤボックス3をそれぞれ中立位置に位置決めした状態で、加熱したスプライン軸42′をスプライン孔44′に圧入すれば、スプライン孔44′が溶融してスプライン軸42に結合される。このように中間従動プーリ38と中間駆動プーリ40とを任意の位相で結合できるようにすれば、ハンドル1の中立位置とギヤボックス3の中立位置とを一致させるべく微調整を行うことが可能となる。
【0030】
次に、図8及び図9に基づいて本発明の第4実施例を説明する。
【0031】
第4実施例は中間連動手段7の構造において第1実施例と異なっている。図8に示すように、第4実施例の中間連動手段7は、ヒンジ45によって開閉自在に連結された第1ホルダー46及び第2ホルダー47を備えており、両ホルダー46,47は3本のボルト48…で閉状態に固定される。
【0032】
図9から明らかなように、第1ボーデンワイヤー6及び第2ボーデンワイヤー6′を接続する断面円形の長溝49が両ホルダー46,47間に形成される。長溝49の両端近傍には一対の環状溝491 ,491 が形成されており、これら環状溝491 ,491 に第1、第2ボーデンワイヤー6,6′のアウターチューブ6o,6oのフランジ部62 ,62 が着脱自在に嵌め込まれる。長溝49の中央部にはスライダー50がスライド自在に収納されており、第1、第2ボーデンワイヤー6,6′のインナーケーブル6i,6iの端部が前記スライダー50に着脱自在に結合される。他の第1、第2ボーデンワイヤー5,5′も、前記第1、第2ボーデンワイヤー6,6′と同じ構造により中間連動手段7の内部で結合される。
【0033】
この第4実施例によれば、ボルト48…を外して第1ホルダー46及び第2ホルダー47をヒンジ45回りに開くことにより、第1ボーデンワイヤー5,6及び第2ボーデンワイヤー5′,6′を容易に連結或いは連結解除することができる。
【0034】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である
【0035】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載された発明によれば、ワイヤー駆動手段に一端を接続された第1ワイヤーの他端と、ワイヤー従動手段に一端を接続された第2ワイヤーの他端とを、ハンドル及びギヤボックス間に設けた中間連動手段を介して接続したので、第1、第2ワイヤーの組み付けがハンドル側及びギヤボックス側で別個に行えるようになり、ハンドル及びギヤボックス間に隔壁が存在する場合でも、組み付けを支障なく行うことが可能となって組付作業性が向上する。
【0036】
特に、中間連動手段が相互に結合・分離可能な中間従動プーリ及び中間駆動プーリを備えてなり、中間従動プーリに第1ワイヤーの他端に接続し、中間駆動プーリに第2ワイヤーの他端を接続したので、予め中間従動プーリに第1ワイヤーの他端を接続し、予め中間駆動プーリに第2ワイヤーの他端を接続しておけば、中間従動プーリ及び中間駆動プーリスプライン軸及びスプライン孔で一体に結合するだけでハンドル及びギヤボックス間の駆動力伝達系を確立することができ、組付作業性が一層向上する
【0037】
また請求項に記載された発明によれば、加熱した金属製の前記スプライン軸を、樹脂製の前記スプライン孔に圧入して結合したので、中間従動プーリ及び中間駆動プーリを結合する際に、ハンドルの中立位置とギヤボックスの中立位置とが一致するように微調整を行うことができる。
【0038】
また請求項に記載された発明によれば、中間従動プーリの回転中心から第1ワイヤーまでの有効半径と、中間駆動プーリの回転中心から第2ワイヤーまでの有効半径とを異ならせたので、ハンドルの操作量に対するギヤボックスの作動量を任意に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車両用ステアリング装置の全体斜視図
【図2】 図1の2−2線拡大断面図
【図3】 図1の3−3線拡大断面図
【図4】 図1の4−4線拡大断面図
【図5】 図4の5−5拡大断面図
【図6】 本発明の第2実施例に係る、前記図4に対応する図
【図7】 本発明の第3実施例に係る、中間従動プーリ及び中間駆動プーリの結合部を示す図
【図8】 本発明の第4実施例に係る車両用ステアリング装置の全体斜視図
【図9】 図8の9−9線拡大断面図
【符号の説明】
1 ハンドル
3 ギヤボックス
5 第1ボーデンワイヤー(第1ワイヤー)
5′ 第2ボーデンワイヤー(第2ワイヤー)
6 第1ボーデンワイヤー(第1ワイヤー)
6′ 第2ボーデンワイヤー(第2ワイヤー)
7 中間連動手段
13 駆動プーリ(ワイヤー駆動手段)
20 従動プーリ(ワイヤー従動手段)
38 中間従動プー
40 中間駆動プー
38 中間軸
42 スプライン
42′ スプライン
44 スプライン
44′ スプライン
1 有効半径
2 有効半径

Claims (3)

  1. ハンドル(1)に連結されたワイヤー駆動手段(13)と車輪を操舵するギヤボックス(3)に連結されたワイヤー従動手段(20)とをワイヤー(5,5′,6,6′)で接続し、ハンドル(1)に入力される操舵トルクを前記ワイヤー(5, 5′,6,6′)を介してギヤボックス(3)に伝達するケーブル式ステアリング装置であって、
    前記ワイヤー駆動手段(13)に一端を接続された第1ワイヤー(5,6)の他端と、前記ワイヤー従動手段(20)に一端を接続された第2ワイヤー(5′,6′)の他端とを、ハンドル(1)及びギヤボックス(3)間に設けた中間連動手段(7)を介して接続し、前記中間連動手段(7)が相互に結合・分離可能な中間従動プーリ(38)及び中間駆動プーリ(40)を備えてなり、中間従動プーリ(38)に第1ワイヤー(5,6)の他端を接続し、中間駆動プーリ(40)に第2ワイヤー(5′,6′)の他端を接続し、かつ中間従動プーリ(38)及び中間駆動プーリ(40)を結合するスプライン軸(42,42′)およびスプライン孔(44,44′)を備えたことを特徴とするケーブル式ステアリング装置。
  2. 加熱した金属製の前記スプライン軸(42′)を、樹脂製の前記スプライン孔(44′)に圧入して結合したことを特徴とする、請求項記載のケーブル式ステアリング装置。
  3. 中間従動プーリ(38)の回転中心から第1ワイヤー(5,6)までの有効半径(R1 )と、中間駆動プーリ手段(40)の回転中心から第2ワイヤー(5′,6′)までの有効半径(R2 )とを異ならせたことを特徴とする、請求項2記載のケーブル式ステアリング装置。
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