JPH10194144A - ケーブル式ステアリング装置 - Google Patents

ケーブル式ステアリング装置

Info

Publication number
JPH10194144A
JPH10194144A JP9005346A JP534697A JPH10194144A JP H10194144 A JPH10194144 A JP H10194144A JP 9005346 A JP9005346 A JP 9005346A JP 534697 A JP534697 A JP 534697A JP H10194144 A JPH10194144 A JP H10194144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driven pulley
steering
power
cable
steering device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9005346A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3765339B2 (ja
Inventor
Hiroshi Tabata
宏 田畠
Koichi Suyama
孝一 陶山
Yasuo Shimizu
康夫 清水
Shigeki Ebara
茂樹 江原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP00534697A priority Critical patent/JP3765339B2/ja
Priority to US09/006,930 priority patent/US6161645A/en
Publication of JPH10194144A publication Critical patent/JPH10194144A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3765339B2 publication Critical patent/JP3765339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/163Part of the steering column replaced by flexible means, e.g. cable or belt
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0409Electric motor acting on the steering column

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動パワーステアリング装置を有するケーブ
ル式ステアリング装置の寸法や形状の設計自由度を高
め、狭いエンジンルームへの収納を容易化する。 【解決手段】 ハンドル1の操舵トルクが、駆動プーリ
ハウジング2の内部に設けた駆動プーリ、ケーブル5,
6、従動プーリハウジング4の内部に設けた従動プーリ
11及びギヤボックス3を介して車輪WL ,WR に伝達
されるケーブル式ステアリング装置において、前記操舵
トルクをアシストするパワーステアリング用モータ24
を、ギヤボックス3に設けずに従動プーリハウジング4
に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドルとギヤボ
ックスとをボーデンケーブル等の撓み易いケーブルで接
続したケーブル式ステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ステアリング装置は、上端
にハンドルを有するステアリングシャフトの下端をギヤ
ボックスに接続し、ハンドルに入力される操舵トルクを
ステアリングシャフトを介してギヤボックス内に設けた
ラックアンドピニオン機構に伝達するようになってい
た。
【0003】しかしながら、ステアリングシャフトを用
いてハンドルとギヤボックスとを接続すると、ギヤボッ
クスの位置に対するハンドルの相対位置を自由に選択す
ることが難しいため、設計自由度が大幅に制限されるば
かりか、右ハンドル車と左ハンドル車とでギヤボックス
を共用することができないという問題がある。しかも、
路面からタイヤに入力される振動やエンジンの振動がス
テアリングシャフトを介してハンドルに入力されるた
め、その振動によって室内の静粛性や乗り心地が阻害さ
れるという問題がある。
【0004】そこで、従来のステアリングシャフトに代
えて、ボーデンケーブル等のフレキシブルな伝達手段を
採用したケーブル式ステアリング装置が提案されている
(特開平8−2431号公報参照)。
【0005】このようにすれば、ギヤボックスの位置に
対するハンドルの相対位置を自由に選択することが可能
になり、しかもギヤボックスの振動がハンドルに伝達さ
れ難くなるため、上述した各問題を解消することができ
る。
【0006】また従来周知の電動パワーステアリング装
置は、ギヤボックスの外部にパワーステアリング用モー
タよりなるアクチュエータを設け、このアクチュエータ
でギヤボックスの内部に収納したステアリングロッドを
駆動して車輪を操舵するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ケーブル式
ステアリング装置と電動パワーステアリング装置とを組
み合わせた場合、アクチュエータをギヤボックスに設け
ると電動パワーステアリング装置の寸法や形状の設計自
由度が低下してしまい、その電動パワーステアリング装
置を狭いエンジンルームに収納するのが難しくなる問題
がある。
【0008】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、電動パワーステアリング装置を有するケーブル式ス
テアリング装置の寸法や形状の設計自由度を高め、狭い
エンジンルームへの収納を容易化することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明では、ドライバーによるハンドルの操作は駆動プー
リ、ケーブル、従動プーリ及びギヤボックスを介して車
輪に伝達される一方、操舵トルク検出手段で検出したハ
ンドルの操舵トルクに基づいてパワーアシスト手段が作
動し、ドライバーによるハンドル操作がアシストされ
る。このとき従動プーリを収納する従動プーリハウジン
グにパワーアシスト手段が設けられているので、ギヤボ
ックスを小型化及び簡素化してエンジンルームへの収納
を容易にすることができ、しかも既存のマニュアルステ
アリング装置のギヤボックスをそのまま使用することが
できる。
【0010】また請求項2に記載された発明では、パワ
ーアシスト手段を構成するパワーステアリング用モータ
が回転すると、その出力軸に設けたウオームから従動プ
ーリ又は該従動プーリの回転軸に設けたウオームホイー
ルに駆動力が伝達されてドライバーによる操舵がアシス
トされる。
【0011】また請求項3に記載された発明では、パワ
ーアシスト手段を構成するパワーステアリング用モータ
が回転すると、その出力軸に直結された従動プーリ又は
該従動プーリの回転軸に駆動力が伝達されてドライバー
による操舵がアシストされる。
【0012】また請求項4に記載された発明では、パワ
ーアシスト手段を構成するパワーステアリング用モータ
が回転すると、その出力軸に設けたスパーギヤから従動
プーリ又は該従動プーリの回転軸に設けたスパーギヤに
駆動力が伝達されてドライバーによる操舵がアシストさ
れる。
【0013】また請求項5に記載された発明では、パワ
ーアシスト手段を構成するパワーステアリング用モータ
が回転すると、その出力軸に設けたベベルギヤから従動
プーリ又は該従動プーリの回転軸に設けたベベルギヤに
駆動力が伝達されてドライバーによる操舵がアシストさ
れる。
【0014】また請求項6に記載された発明では、パワ
ーステアリング用モータの出力軸が従動プーリから延び
る一対のケーブルと平行に配置され、且つパワーステア
リング用モータは両ケーブルの間に挟まれるように配置
される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0016】図1〜図3は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は車両用ステアリング装置の全体斜視図、図
2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図1の3−3線
拡大断面図である。
【0017】図1に示すように、自動車のハンドル1の
前方に設けた駆動プーリハウジング2と、ギヤボックス
3の上方に設けた従動プーリハウジング4とが、2本の
ボーデンケーブル5,6によって接続される。ギヤボッ
クス3の両端部から車体左右方向に延びるタイロッド7
L ,7R が、左右の車輪WL ,WR を支持するナックル
(図示せず)に接続される。
【0018】図2に示すように、駆動プーリハウジング
2に回転自在に支持されてハンドル1と共に回転する回
転軸10drに駆動プーリ11drが固定される。2本
のボーデンケーブル5,6はアウターチューブ5o,6
oと、その内部にスライド自在に収納されるインナーケ
ーブル5i,6iとから構成されており、両インナーケ
ーブル5i,6iの一端は駆動プーリ11drの外周に
形成した螺旋状のプーリ溝に複数回巻き付けられて固定
されるとともに、アウターチューブ5o,6oの一端は
駆動プーリハウジング2にスライド自在に支持される。
【0019】アウターチューブ5o,6oの一端部を大
径に形成したスプリングシート12,13は、駆動プー
リハウジング2に形成した端壁21 と中間壁22 との間
に位置しており、駆動プーリハウジング2の中間壁22
とスプリングシート12,13との間に、両アウターチ
ューブ5o,6oを駆動プーリハウジング2から押し出
す方向にバイアスするスプリング14,15が圧縮状態
で装着される。従って、両アウターチューブ5o,6o
のスプリングシート12,13は、スプリング14,1
5の伸縮に伴って縦方向(ボーデンケーブル5,6の長
手方向)に移動自在である。駆動プーリハウジング2の
中間壁22 に操舵トルク検出手段としての一対の差動ト
ランス16,17が設けられており、それら差動トラン
ス16,17の検出子161 ,171 がそれぞれスプリ
ングシート12,13に接続される。
【0020】而して、ハンドル1を操作して回転軸10
drを矢印A方向に回転させると、インナーケーブル5
iの張力が増加することによりアウターチューブ5oが
スプリング14に抗して矢印B方向に引かれ、そのアウ
ターチューブ5oのスプリングシート12が差動トラン
ス16の検出子161 を矢印B方向に移動させる。一
方、インナーケーブル6iの張力が減少することにより
アウターチューブ6oがスプリング15の弾発力で矢印
C方向に押され、そのアウターチューブ6oのスプリン
グシート13が差動トランス17の検出子171 を矢印
C方向に移動させる。
【0021】ハンドル1に入力される操舵トルクは一対
のインナーケーブル5i,6iの張力差に比例し、且つ
一対のアウターチューブ5o,6oの相対移動量は前記
張力差に比例するため、差動トランス16,17により
両アウターチューブ5o,6oの相対移動量を検出する
ことにより前記操舵トルクを知ることができる。このよ
うにして検出された操舵トルクは電子制御ユニットUに
おいて他の制御信号と共に演算処理され、その結果に基
づいて、インナーケーブル5i,6iの張力差が略一定
になるように、つまりアウターチューブ5o,6oの相
対移動量が略一定になるように、後述するパワーステア
リング用モータ24が発生する操舵アシストトルクがフ
ィードバック制御される。
【0022】尚、ハンドル1を図2の矢印A′方向に回
転させた場合にも、前述の矢印A方向に回転させた場合
と同様にしてハンドル1の操舵トルクを検出することが
できる。
【0023】図1及び図3に示すように、従動プーリハ
ウジング4に回転自在に支持された回転軸10dnに従
動プーリ11dnが固定されており、両インナーケーブ
ル5i,6iの他端が従動プーリ11dnの外周に形成
した螺旋状のプーリ溝に複数回巻き付けられて固定さ
れ、また両ボーデンケーブル5,6のアウターチューブ
5o,6oの他端が従動プーリハウジング3に固定され
る。従動プーリハウジング4からギヤボックス3の内部
に突出する回転軸10dnの先端にピニオン21が設け
られており、このピニオン21がギヤボックス3の内部
に左右動自在に支持されたステアリングロッド22に形
成したラック23に噛み合っている。
【0024】従動プーリハウジング4にパワーステアリ
ング用モータ24が支持されており、従動プーリハウジ
ング4の内部で出力軸25に設けたウオーム26が回転
軸10dnに設けたウオームホイール27に噛み合って
いる。従って、パワーステアリング用モータ24のトル
クはウオーム26及びウオームホイール27を介して回
転軸10dnに伝達される。
【0025】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0026】車両を旋回させるべくハンドル1を操作す
ると、図2において回転軸10drが駆動プーリ11d
rと共に回転する。その結果、ボーデンケーブル5,6
の一方のインナーケーブル5i,6iが引かれ、他方の
インナーケーブル5i,6iが弛められることにより、
駆動プーリ11drの回転が従動プーリ11dnに伝達
されて回転軸10dnが回転し、ギヤボックス3内のピ
ニオン21、ラック23及びスアリングロッド23を介
して車輪WL ,WR に操舵トルクが伝達される。
【0027】このとき、差動トランス16,17がハン
ドル1に加えられた操舵トルクを検出すると、その操舵
トルクに応じてパワーステアリング用モータ24がトル
クを発生することによりウオーム26及びウオームホイ
ール27を介して回転軸10dnが回転し、ドライバー
によるハンドル1の操作がアシストされる。ウオーム2
6及びウオームホイール27よりなるウオームギヤは減
速比を大きく取ることができるため、小出力のパワース
テアリング用モータ24で充分なアシスト力を発揮させ
ることができる。
【0028】而して、パワーステアリング用モータ24
を従動プーリハウジング4に設けたので、ギヤボックス
3にパワーステアリング用モータを装着する必要なくな
る。その結果、ギヤボックス3の寸法を小型化し且つ構
造を簡略化してエンジンルーム内でのレイアウトの自由
度を高めることができ、しかもマニュアルステアリング
装置用のギヤボックスをそのまま流用してコストの削減
に寄与することができる。
【0029】次に、本発明の第2実施例を図4及び図5
に基づいて説明する。
【0030】第2実施例はパワーステアリング用モータ
24の出力軸25を従動プーリ11dnの回転軸10d
nに直結したものであり、第1実施例のウオーム26及
びウオームホイール27を省略して部品点数を削減する
ことができる。
【0031】次に、本発明の第3実施例を図6及び図7
に基づいて説明する。
【0032】第3実施例はパワーステアリング用モータ
24の出力軸25を従動プーリ11dnの回転軸10d
nと平行に配置し、その出力軸25に設けた小径のスパ
ーギヤ28を従動プーリ11dnの回転軸10dnに設
けた大径のスパーギヤ29に噛み合わせたものであり、
第1実施例のウオームギヤを用いたものより安価であ
り、しかも動力伝動効率が優れている。
【0033】次に、本発明の第4実施例を図8及び図9
に基づいて説明する。
【0034】第4実施例はパワーステアリング用モータ
24の出力軸25を従動プーリ11dnの回転軸10d
nに対して直角に配置し、その出力軸25に設けた小径
のベベルギヤ30を従動プーリ11dnの回転軸10d
nに設けた大径のベベルギヤ31に噛み合わせたもので
あり、従動プーリ11dnの回転軸10dnの軸線方向
に見て、パワーステアリング用モータ24は従動プーリ
11dnから延びる一対のボーデンケーブル5,6の間
に配置される(図9参照)。このようにベベルギヤ3
0,31を使用することにより、パワーステアリング用
モータ24の出力軸25と従動プーリ11dnの回転軸
10dnとを任意の角度に交差させてレイアウトの自由
度を高めることができ、しかも一対のボーデンケーブル
5,6の間のデッドスペースを利用してパワーステアリ
ング用モータ24をコンパクトにレイアウトすることが
できる。
【0035】第1〜第4実施例で説明したように、パワ
ーステアリング用モータ24を従動プーリハウジング4
の任意の位置に任意の姿勢で配置することにより、パワ
ーステアリング装置の設計自由度が高まってエンジンル
ーム内でのレイアウトが容易化になる。
【0036】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0037】例えば、第1実施例においてウオームホイ
ール27を回転軸10dnに設ける代わりに従動プーリ
11dnに設けても良く、第2実施例においてパワース
テアリング用モータ24の出力軸25を回転軸10dn
に直結する代わりに従動プーリ11dnに直結しても良
く、第3実施例において大径のスパーギヤ29を回転軸
10dnに設ける代わりに従動プーリ11dnに設けて
も良く、第4実施例において大径のベベルギヤ31を回
転軸10dnに設ける代わりに従動プーリ11dnに設
けても良い。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、パワーアシスト手段を、従動プーリを収納
する従動プーリハウジングに設けたので、ギヤボックス
にパワーアシスト手段を設ける必要がなくなり、該ギヤ
ボックスを小型化及び簡素化してエンジンルームへの収
納を容易にすることができる。しかも既存のマニュアル
ステアリング装置のギヤボックスをそのまま使用するこ
とができる。
【0039】また請求項2に記載された発明によれば、
パワーアシスト手段がパワーステアリング用モータより
なり、このパワーステアリング用モータの出力軸に設け
たウオームを従動プーリ又は該従動プーリの回転軸に設
けたウオームホイールに噛み合わせたので、従動プーリ
ハウジングにパワーステアリング用モータをコンパクト
に一体化しながらパワーステアリング用モータの駆動力
をギヤボックスに確実に伝達することができ、しかも大
減速比のウオームギヤの採用によりパワーステアリング
用モータを小型化することができる。
【0040】また請求項3に記載された発明によれば、
パワーアシスト手段がパワーステアリング用モータより
なり、このパワーステアリング用モータの出力軸を従動
プーリ又は該従動プーリの回転軸に直結したので、従動
プーリハウジングにパワーステアリング用モータをコン
パクトに一体化しながらパワーステアリング用モータの
駆動力をギヤボックスに確実に伝達することができ、し
かもギヤが不要になって部品点数が削減される。
【0041】また請求項4に記載された発明によれば、
パワーアシスト手段がパワーステアリング用モータより
なり、このパワーステアリング用モータの出力軸に設け
たスパーギヤを従動プーリ又は該従動プーリの回転軸に
設けたスパーギヤに噛み合わせたので、従動プーリハウ
ジングにパワーステアリング用モータをコンパクトに一
体化しながらパワーステアリング用モータの駆動力をギ
ヤボックスに確実に伝達することができ、しかも安価な
スパーギヤの採用によりコストを削減することができ
る。
【0042】また請求項5に記載された発明によれば、
パワーアシスト手段がパワーステアリング用モータより
なり、このパワーステアリング用モータの出力軸に設け
たベベルギヤを従動プーリ又は該従動プーリの回転軸に
設けたベベルギヤに噛み合わせたので、従動プーリハウ
ジングにパワーステアリング用モータをコンパクトに一
体化しながらパワーステアリング用モータの駆動力をギ
ヤボックスに確実に伝達することができ、しかもパワー
ステアリング用モータの出力軸と従動プーリの回転軸と
を任意の方向に配置してレイアウトの自由度を高めるこ
とができる。
【0043】また請求項6に記載された発明によれば、
従動プーリの回転軸の軸線方向に見て、パワーステアリ
ング用モータを従動プーリから延びる一対のケーブル間
に配置したので、従動プーリハウジング、パワーステア
リング用モータ及びケーブルをコンパクトにレイアウト
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用ステアリング装置の全体斜視図
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】図1の3−3線拡大断面図
【図4】第2実施例実施に係る車両用ステアリング装置
の全体斜視図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】第3実施例実施に係る車両用ステアリング装置
の全体斜視図
【図7】図6の7−7線断面図
【図8】第4実施例実施に係る従動プーリハウジングの
縦断面図
【図9】図8の9−9線断面図
【符号の説明】
1 ハンドル 3 ギヤボックス 4 従動プーリハウジング 5 ボーデンケーブル(ケーブル) 6 ボーデンケーブル(ケーブル) 10dn 回転軸 11dr 駆動プーリ 11dn 従動プーリ 24 パワーステアリング用モータ(パワーア
シスト手段) 25 出力軸 26 ウオーム 27 ウオームホイール 28 スパーギヤ 29 スパーギヤ 30 ベベルギヤ 31 ベベルギヤ WL 車輪 WR 車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江原 茂樹 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル(1)に連結されて回転する駆
    動プーリ(11dr)と車輪(WL ,WR )を操舵する
    ギヤボックス(3)に連結されて回転する従動プーリ
    (11dn)とをケーブル(5,6)で接続し、ハンド
    ル(1)に入力される操舵トルクをケーブル(5,6)
    を介してギヤボックス(3)に伝達するとともに、前記
    操舵トルクを操舵トルク検出手段(16,17)で検出
    し、検出した操舵トルクに基づいてパワーアシスト手段
    (24)を作動させるケーブル式ステアリング装置であ
    って、 前記パワーアシスト手段(24)を、前記従動プーリ
    (11dn)を収納する従動プーリハウジング(4)に
    設けたことを特徴とするケーブル式ステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記パワーアシスト手段(24)がパワ
    ーステアリング用モータよりなり、このパワーステアリ
    ング用モータの出力軸(25)に設けたウオーム(2
    6)を従動プーリ(11dn)又は該従動プーリ(11
    dn)の回転軸(10dn)に設けたウオームホイール
    (27)に噛み合わせたことを特徴とする、請求項1記
    載のケーブル式ステアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記パワーアシスト手段(24)がパワ
    ーステアリング用モータよりなり、このパワーステアリ
    ング用モータの出力軸(25)を従動プーリ(11d
    n)又は該従動プーリ(11dn)の回転軸(10d
    n)に直結したことを特徴とする、請求項1記載のケー
    ブル式ステアリング装置。
  4. 【請求項4】 前記パワーアシスト手段(24)がパワ
    ーステアリング用モータよりなり、このパワーステアリ
    ング用モータの出力軸(25)に設けたスパーギヤ(2
    8)を従動プーリ(11dn)又は該従動プーリ(11
    dn)の回転軸(10dn)に設けたスパーギヤ(2
    9)に噛み合わせたことを特徴とする、請求項1記載の
    ケーブル式ステアリング装置。
  5. 【請求項5】 前記パワーアシスト手段(24)がパワ
    ーステアリング用モータよりなり、このパワーステアリ
    ング用モータの出力軸(25)に設けたベベルギヤ(3
    0)を従動プーリ(11dn)又は該従動プーリ(11
    dn)の回転軸(10dn)に設けたベベルギヤ(3
    1)に噛み合わせたことを特徴とする、請求項1記載の
    ケーブル式ステアリング装置。
  6. 【請求項6】 従動プーリ(11dn)の回転軸(10
    dn)の軸線方向に見て、前記パワーステアリング用モ
    ータを従動プーリ(11dn)から延びる一対のケーブ
    ル(5,6)間に配置したことを特徴とする、請求項5
    記載のケーブル式ステアリング装置。
JP00534697A 1997-01-16 1997-01-16 ケーブル式ステアリング装置 Expired - Fee Related JP3765339B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00534697A JP3765339B2 (ja) 1997-01-16 1997-01-16 ケーブル式ステアリング装置
US09/006,930 US6161645A (en) 1997-01-16 1998-01-14 Cable steering device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00534697A JP3765339B2 (ja) 1997-01-16 1997-01-16 ケーブル式ステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10194144A true JPH10194144A (ja) 1998-07-28
JP3765339B2 JP3765339B2 (ja) 2006-04-12

Family

ID=11608657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00534697A Expired - Fee Related JP3765339B2 (ja) 1997-01-16 1997-01-16 ケーブル式ステアリング装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6161645A (ja)
JP (1) JP3765339B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6419043B1 (en) * 1999-05-17 2002-07-16 Nacam France Sa Electrical and mechanical steering system for automobile vehicles
KR101126248B1 (ko) 2009-12-03 2012-03-20 현대자동차주식회사 스티어 바이 와이어 장치
KR101428073B1 (ko) * 2008-05-27 2014-09-23 현대자동차주식회사 좌우 독립형 스티어 바이 와이어 시스템의 외란저감장치

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002225729A (ja) * 2001-01-31 2002-08-14 Fuji Kiko Co Ltd 車両用操舵装置
JP3934925B2 (ja) * 2001-12-03 2007-06-20 本田技研工業株式会社 ケーブル式ステアリング装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE791492A (fr) * 1971-11-17 1973-03-16 North American Rockwell Systeme de transmission de mouvement
SE382785B (sv) * 1974-06-26 1976-02-16 Stiga Ab Styrinrettning
US4183421A (en) * 1978-03-31 1980-01-15 The Bendix Corporation Steering control for an integrated brake and steering system
JPS6044196B2 (ja) * 1980-12-15 1985-10-02 日本ケ−ブル・システム株式会社 舶用操舵装置
JPH0288362A (ja) * 1988-09-26 1990-03-28 Mitsubishi Electric Corp パワーステアリング装置
JPH082431A (ja) * 1994-06-21 1996-01-09 Chuo Spring Co Ltd 自動車用パワーステアリング装置
JPH1045007A (ja) * 1996-07-31 1998-02-17 Chuo Spring Co Ltd 自動車用パワーステアリング装置
JP3668565B2 (ja) * 1996-08-28 2005-07-06 本田技研工業株式会社 ケーブル式ステアリング装置
JP3640485B2 (ja) * 1996-12-10 2005-04-20 本田技研工業株式会社 ケーブル式ステアリング装置
JP3784492B2 (ja) * 1997-04-23 2006-06-14 本田技研工業株式会社 ケーブル式ステアリング装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6419043B1 (en) * 1999-05-17 2002-07-16 Nacam France Sa Electrical and mechanical steering system for automobile vehicles
KR101428073B1 (ko) * 2008-05-27 2014-09-23 현대자동차주식회사 좌우 독립형 스티어 바이 와이어 시스템의 외란저감장치
KR101126248B1 (ko) 2009-12-03 2012-03-20 현대자동차주식회사 스티어 바이 와이어 장치

Also Published As

Publication number Publication date
US6161645A (en) 2000-12-19
JP3765339B2 (ja) 2006-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3668564B2 (ja) ケーブル式ステアリング装置
JP3934925B2 (ja) ケーブル式ステアリング装置
US6053274A (en) Cable-type steering device
JP3640485B2 (ja) ケーブル式ステアリング装置
JPH10194144A (ja) ケーブル式ステアリング装置
JP3104165B2 (ja) 車両用ステアリング装置
US6125962A (en) Cable-type steering device
US5937704A (en) Cable-type steering device
JP3715040B2 (ja) ケーブル式ステアリング装置
JP3966622B2 (ja) ケーブル式ステアリング装置における操舵角検出装置
US6012730A (en) Cable-type steering device
JP2001151125A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3793323B2 (ja) ケーブル式ステアリング装置
JPH10329726A (ja) ケーブル式ステアリング装置
JP3966859B2 (ja) ケーブル式ステアリング装置
JP3668562B2 (ja) ケーブル式ステアリング装置
JP3777323B2 (ja) ケーブル式ステアリング装置
JP2010100143A (ja) 車両用操舵装置
JP3923194B2 (ja) ケーブル式ステアリング装置
JP3751111B2 (ja) ケーブル式ステアリング装置
JP2005096578A (ja) 減速機付舵取装置
JP4430190B2 (ja) ケーブル式ステアリング装置
JP3854179B2 (ja) 舵角比可変ステアリング装置
JP3592550B2 (ja) ケーブル式ステアリング装置
JP3935009B2 (ja) ケーブル式ステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees