JPH10309228A - レンタル用マット及びその製造方法 - Google Patents

レンタル用マット及びその製造方法

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JPH10309228A
JPH10309228A JP12233897A JP12233897A JPH10309228A JP H10309228 A JPH10309228 A JP H10309228A JP 12233897 A JP12233897 A JP 12233897A JP 12233897 A JP12233897 A JP 12233897A JP H10309228 A JPH10309228 A JP H10309228A
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JP
Japan
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rubber sheet
data carrier
plate member
rubber
sheet piece
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Pending
Application number
JP12233897A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuki Nogami
信季 野上
Yasuyuki Nakanishi
康之 中西
Kazuhiko Ishii
和彦 石井
Yuji Nagahama
勇二 永浜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duskin Co Ltd
Original Assignee
Duskin Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、データキャリアの取り付け部
に洗濯に対する耐久性を持たせた、レンタル用マットを
提供すること。 【解決手段】 ゴム板部材1に、データキャリア3を取
り付けたレンタル用マットにおいて、一面にデータキャ
リア3が設置された1枚のゴムシート片41がゴム板部
材1の裏面側に内蔵されており、ゴムシート片41とゴ
ム板部材1とが接合して一体となっており、ゴムシート
片41のデータキャリア3に面する部分の厚さT1が
0.5mm以上に設定されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品管理の利便性
を向上させるためにデータキャリアを取り付けたレンタ
ル用マット、及びその製造方法に関するものである。な
お、データキャリアは、商品管理等に必要なデータを記
憶し出力できる小型電子機器である。
【0002】
【従来技術及びその課題】商品管理の利便性を向上させ
るためにデータキャリアを取り付けたレンタル用マット
は、例えば、特開平6−327542号公報に示されて
いるように、既に公知である。ところで、レンタル用マ
ットは繰り返し洗濯を行うものであるので、データキャ
リアの取り付けは洗濯に対する耐久性を十分に考慮しな
ければならない。この点、上記公報記載の技術では、デ
ータキャリアの下方に補強部材を設けることにより、耐
久性を持たせているが、これは過剰とも言える補強であ
り、作業性やコスト面の観点からすれば、無駄とも言え
るものであった。
【0003】本発明は、簡単な構成で、データキャリア
の取り付け部に洗濯に対する耐久性を持たせた、レンタ
ル用マットを提供すること、及びそのようなレンタル用
マットを製造する方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の請求項1記載の発明は、マット基材を構成す
るゴム板部材に、データキャリアを取り付けたレンタル
用マットにおいて、一面側にデータキャリアが設置され
た1枚のゴムシート片が、ゴム板部材の裏面側に、デー
タキャリアを内部に位置させて内蔵されており、ゴムシ
ート片とゴム板部材とが接合して一体となっており、ゴ
ムシート片のデータキャリアに面する部分の厚さが、
0.5mm以上に設定されていることを特徴としてい
る。
【0005】請求項2記載の発明は、マット基材を構成
するゴム板部材に、データキャリアを取り付けたレンタ
ル用マットにおいて、一面側にデータキャリアが設置さ
れた1枚のゴムシート片及びこれの他面側に接合された
1枚以上の別のゴムシート片が、ゴム板部材の裏面側
に、データキャリアを内部に位置させて内蔵されてお
り、全ゴムシート片とゴム板部材とが接合して一体とな
っており、全ゴムシート片のデータキャリアに面する部
分の厚さの和が、0.5mm以上に設定されていること
を特徴としている。
【0006】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の発明において、データキャリアが更に別のゴムシ
ート片で覆われているものである。
【0007】請求項4記載の発明は、マット基材を構成
するゴム板部材に、データキャリアを取り付けたレンタ
ル用マットにおいて、一面側にデータキャリアが設置さ
れた1枚のゴムシート片が、ゴム板部材の裏面に、デー
タキャリアをゴム板部材の裏面に当接させて接合されて
おり、ゴムシート片のデータキャリアに面する部分の厚
さが、0.5mm以上に設定されていることを特徴とし
ている。
【0008】請求項5記載の発明は、マット基材を構成
するゴム板部材に、データキャリアを取り付けたレンタ
ル用マットにおいて、一面側にデータキャリアが設置さ
れた1枚のゴムシート片及びこれの他面側に接合された
1枚以上のゴムシート片が、ゴム板部材の裏面に、デー
タキャリアをゴム板部材の裏面に当接させて接合されて
おり、全ゴムシート片のデータキャリアに面する部分の
厚さの和が、0.5mm以上に設定されていることを特
徴としている。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項4又は5に
記載の発明において、データキャリアが更に別のゴムシ
ート片で覆われているものである。
【0010】請求項7記載の発明は、マット基材を構成
するゴム板部材に、データキャリアを取り付ける、レン
タル用マットの製造方法において、データキャリアを1
枚のゴムシート片の一面に設置する第1工程と、ゴムシ
ート片を、ゴム板部材の裏面に、データキャリアをゴム
板部材側に位置させて当接させる第2工程と、ゴムシー
ト片とゴム板部材とを加熱加圧処理して接合する第3工
程とを備え、ゴム板部材として未加硫のものを用いる場
合にはゴムシート片として未加硫、半加硫、又は加硫の
ものを用い、ゴム板部材として加硫のものを用いる場合
にはゴムシート片として未加硫又は半加硫のものを用
い、ゴムシート片の、データキャリアに面する部分の厚
さが、加熱加圧処理後に、0.5mm以上となるよう、
ゴムシート片の厚さ及び加熱加圧処理条件を設定したこ
とを特徴としている。
【0011】請求項8記載の発明は、マット基材を構成
するゴム板部材に、データキャリアを取り付ける、レン
タル用マットの製造方法において、データキャリアを1
枚の第1ゴムシート片の一面に設置するとともに、第1
ゴムシート片の他面側に第2ゴムシート片を当接させる
第1工程と、第1ゴムシート片を、ゴム板部材の裏面
に、データキャリアをゴム板部材側に位置させて当接さ
せる第2工程と、第1及び第2ゴムシート片とゴム板部
材とを加熱加圧処理して接合する第3工程とを備え、ゴ
ム板部材として未加硫又は加硫のものを、第1ゴムシー
ト片として未加硫又は半加硫のものを、第2ゴムシート
片として半加硫又は加硫のものを用い、第1及び第2ゴ
ムシート片の、データキャリアに面する部分の厚さの和
が、加熱加圧処理後に、0.5mm以上となるよう、第
1及び第2ゴムシート片の厚さ及び加熱加圧処理条件を
設定したことを特徴としている。
【0012】請求項9記載の発明は、請求項7又は8に
記載の発明において、ゴム板部材又はゴムシート片とし
て加硫のものを用いる場合、その接合面に予め粗面処理
及び接着剤塗布処理を施すものである。
【0013】請求項10記載の発明は、請求項7又は8
に記載の発明において、第1工程において、設置された
データキャリアを別のゴムシート片で覆うものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)本実施形態は、マット基材の製作と同時
にデータキャリアを取り付けたものである。図1は本実
施形態のレンタル用マットの縦断面部分図である。図に
おいて、1はマット基材を構成するゴム板部材、2はゴ
ム板部材1表面に接合されたマット原反である。マット
原反2は、パイル21が基布22に植設されて構成され
ており、更に裏面には形態安定やパイル抜け防止のため
に適量のラテックス等が塗布されることがある。
【0015】このマットでは、一面にデータキャリア3
が設置された1枚のゴムシート片41が、データキャリ
ア3を内部に位置させてゴム板部材1に内蔵されてお
り、ゴムシート片41とゴム板部材1とが接合して一体
となっている。ゴムシート片41のデータキャリア3に
面する部分の厚さT1は0.5mm以上に設定されてい
る。
【0016】上記構成のマットは、次のようにして製造
する。即ち、図2に示すように、まず、データキャリア
3を1枚の未加硫のゴムシート片41aの一面に設置す
る。次に、そのゴムシート片41aを、未加硫のゴム板
部材1aの裏面に、データキャリア3をゴム板部材1a
側に位置させて当接させる。そして、ゴムシート片41
aとゴム板部材1aとを加熱加圧処理する。これによ
り、データキャリア3及びゴムシート片41aが、ゴム
板部材1a内に埋まり込んでいくとともに、ゴムシート
片41aとゴム板部材1aとが接合して一体となり、共
に加硫状態のゴムシート片41及びゴム板部材1とな
る。
【0017】なお、上記方法において、ゴムシート片4
1aの大きさはデータキャリア3の縁より5mm以上広
いものとする。また、ゴムシート片41aの厚さT11
及び加熱加圧処理条件は、ゴムシート片41の厚さT1
が0.5mm以上となるよう設定する。加熱加圧処理条
件は、ゴムシート片41a及びゴム板部材1aのそれぞ
れの成分配合に応じたものとし、一般には、140〜2
00℃で5〜30分間、プレス圧10kg/cm2以下
とする。
【0018】上記方法は、データキャリア3をゴムシー
ト片41aの一面に設置し、ゴムシート片41a及びゴ
ム板部材1aを加熱加圧処理するだけであるので、簡単
に行われる。
【0019】上記構成のマットにおいては、ゴムシート
片41とゴム板部材1とが接合して一体となっており、
ゴムシート片41の厚さT1が0.5mm以上であるの
で、データキャリア3はゴムシート片41により十分保
護されており、洗濯を繰り返しても、ゴムシート片41
が剥がれてデータキャリア3が外れてしまうことはな
い。
【0020】なお、ゴムシート片41aとしては、未加
硫のものに限らず、半加硫又は加硫のものを用いてもよ
い。ここで、加硫のものを用いる場合には、ゴムシート
片41aの接合面411aに予め粗面処理及び接着剤塗
布処理を施しておくのが好ましい。なお、半加硫とは、
未加硫と加硫との間の状態のものである。
【0021】(実施形態2)本実施形態も、マット基材
の製作と同時にデータキャリアを取り付けたものであ
る。図3は本実施形態のレンタル用マットの縦断面部分
図である。図において、図1と同一符号は同じ又は相当
するものを示す。
【0022】このマットでは、データキャリア3が1枚
のゴムシート片41の一面に設置されるとともにゴムシ
ート片42で覆われており、これらが、ゴムシート片4
2を内部に位置させてゴム板部材1に内蔵されており、
ゴムシート片41,42とゴム板部材1とが接合して一
体となっている。ゴムシート片41のデータキャリア3
に面する部分の厚さT2は0.5mm以上に設定されて
いる。
【0023】上記構成のマットは、次のようにして製造
する。即ち、図4に示すように、まず、データキャリア
3を、1枚の未加硫のゴムシート片41aの一面に設置
するとともに未加硫のゴムシート片42aで覆う。次
に、これらを、未加硫のゴム板部材1aの裏面に、ゴム
シート片42aをゴム板部材1a側に位置させて当接さ
せる。そして、ゴムシート片41a,42aとゴム板部
材1aとを加熱加圧処理する。これにより、データキャ
リア3及びゴムシート片41a,42aが、ゴム板部材
1a内に埋まり込んでいくとともに、ゴムシート片41
a,42aとゴム板部材1aとが接合して一体となり、
共に加硫状態のゴムシート片41,42及びゴム板部材
1となる。
【0024】なお、上記方法において、ゴムシート片4
1aの大きさはデータキャリア3の縁より5mm以上広
いものとし、また、ゴムシート片42aの大きさはデー
タキャリア3以上とする。また、ゴムシート片41aの
厚さT21及び加熱加圧処理条件は、ゴムシート片41
の厚さT2が0.5mm以上となるよう設定する。加熱
加圧処理条件は、ゴムシート片41a,42a及びゴム
板部材1aのそれぞれの成分配合に応じたものとし、一
般には、140〜200℃で5〜30分間、プレス圧1
0kg/cm2以下とする。
【0025】上記方法は、データキャリア3をゴムシー
ト片41aの一面に設置するとともにゴムシート片42
aで覆い、ゴムシート片41a,42a及びゴム板部材
1aを加熱加圧処理するだけであるので、簡単に行われ
る。
【0026】上記構成のマットにおいては、ゴムシート
片41,42とゴム板部材1とが接合して一体となって
おり、ゴムシート片41の厚さT2が0.5mm以上で
あるので、データキャリア3はゴムシート片41により
十分保護されており、洗濯を繰り返しても、ゴムシート
片41が剥がれてデータキャリア3が外れてしまうこと
はない。
【0027】なお、ゴムシート片41a,42aとして
は、未加硫のものに限らず、半加硫又は加硫のものを用
いてもよい。ここで、加硫のものを用いる場合には、ゴ
ムシート片41a,42aの接合面411a,421a
の少なくとも一方に予め粗面処理及び接着剤塗布処理を
施しておくのが好ましい。
【0028】(実施形態3)本実施形態も、マット基材
の製作と同時にデータキャリアを取り付けたものであ
る。図5は本実施形態のレンタル用マットの縦断面部分
図である。図において、図1と同一符号は同じ又は相当
するものを示す。
【0029】このマットでは、一面にデータキャリア3
が設置された1枚のゴムシート片41及びこれの他面に
接合されたゴムシート片43が、データキャリア3を内
部に位置させてゴム板部材1に内蔵されており、ゴムシ
ート片41,43とゴム板部材1とが接合して一体とな
っている。ゴムシート片41,43のデータキャリア3
に面する部分の厚さの和T3は0.5mm以上に設定さ
れている。
【0030】上記構成のマットは、次のようにして製造
する。即ち、図6に示すように、まず、データキャリア
3を1枚の未加硫のゴムシート片41aの一面に設置
し、ゴムシート片41aの他面に加硫のゴムシート片4
3を当接させる。次に、これらを、未加硫のゴム板部材
1aの裏面に、データキャリア3をゴム板部材1a側に
位置させて当接させる。そして、ゴムシート片41a,
43とゴム板部材1aとを加熱加圧処理する。これによ
り、データキャリア3及びゴムシート片41a,43
が、ゴム板部材1a内に埋まり込んでいくとともに、ゴ
ムシート片41a,43とゴム板部材1aとが接合して
一体となる。このとき、ゴムシート片41a及びゴム板
部材1aは共に加硫状態のゴムシート片41及びゴム板
部材1となる。
【0031】なお、上記方法において、ゴムシート片4
1a,43の大きさはデータキャリア3の縁より5mm
以上広いものとする。また、ゴムシート片41a,43
の厚さT31,T32及び加熱加圧処理条件は、ゴムシ
ート片41,43の厚さの和T3が0.5mm以上とな
るよう設定する。加熱加圧処理条件は、ゴムシート片4
1a,43及びゴム板部材1aのそれぞれの成分配合に
応じたものとし、一般には、140〜200℃で5〜3
0分間、プレス圧10kg/cm2以下とする。
【0032】上記方法は、データキャリア3をゴムシー
ト片41aの一面に設置するとともにゴムシート片41
aの他面にゴムシート片43を当接させ、ゴムシート片
41a,43及びゴム板部材1aを加熱加圧処理するだ
けであるので、簡単に行われる。
【0033】上記構成のマットにおいては、ゴムシート
片41,43とゴム板部材1とが接合して一体となって
おり、ゴムシート片41,43の厚さの和T3が0.5
mm以上であるので、データキャリア3はゴムシート片
41,43により十分保護されており、洗濯を繰り返し
ても、ゴムシート片41,43が剥がれてデータキャリ
ア3が外れてしまうことはない。
【0034】なお、ゴムシート片43の接合面431に
は予め粗面処理及び接着剤塗布処理を施しておくのが好
ましい。また、ゴムシート片41aとしては、未加硫の
ものに限らず、半加硫のものを用いてもよい。また、ゴ
ムシート片43の代わりに半加硫のゴムシート片を用い
てもよい。
【0035】(実施形態4)本実施形態も、マット基材
の製作と同時にデータキャリアを取り付けたものであ
る。図7は本実施形態のレンタル用マットの縦断面部分
図である。図において、図1と同一符号は同じ又は相当
するものを示す。
【0036】このマットでは、データキャリア3が1枚
のゴムシート片41の一面に設置されるとともにゴムシ
ート片42で覆われ、更にゴムシート片41の他面にゴ
ムシート片43が接合されており、これらが、ゴムシー
ト片42を内部に位置させてゴム板部材1に内蔵されて
おり、ゴムシート片41,42,43とゴム板部材1と
が接合して一体となっている。ゴムシート片41,43
のデータキャリア3に面する部分の厚さの和T4は0.
5mm以上に設定されている。
【0037】上記構成のマットは、次のようにして製造
する。即ち、図8に示すように、まず、データキャリア
3を、1枚の未加硫のゴムシート片41aの一面に設置
するとともに未加硫のゴムシート片42aで覆い、更
に、ゴムシート片41aの他面に加硫のゴムシート片4
3を当接させる。次に、これらを、未加硫のゴム板部材
1aの裏面に、ゴムシート片42aをゴム板部材1a側
に位置させて当接させる。そして、ゴムシート片41
a,42a,43とゴム板部材1aとを加熱加圧処理す
る。これにより、データキャリア3及びゴムシート片4
1a,42a,43が、ゴム板部材1a内に埋まり込ん
でいくとともに、ゴムシート片41a,42a,43と
ゴム板部材1aとが接合して一体となる。このとき、ゴ
ムシート片41a,42a及びゴム板部材1aは共に加
硫状態のゴムシート片41,42及びゴム板部材1とな
る。
【0038】なお、上記方法において、ゴムシート片4
1a,43の大きさはデータキャリア3の縁より5mm
以上広いものとし、また、ゴムシート片42aの大きさ
はデータキャリア3以上とする。また、ゴムシート片4
1a,43の厚さT41,T42及び加熱加圧処理条件
は、ゴムシート片41,43の厚さの和T4が0.5m
m以上となるよう設定する。加熱加圧処理条件は、ゴム
シート片41a,,42a,43及びゴム板部材1aの
それぞれの成分配合に応じたものとし、一般には、14
0〜200℃で5〜30分間、プレス圧10kg/cm
2以下とする。
【0039】上記方法は、データキャリア3をゴムシー
ト片41aの一面に設置するとともにゴムシート片42
aで覆い、更に、ゴムシート片41aの他面にゴムシー
ト片43を当接させ、ゴムシート片41a,42a,4
3及びゴム板部材1aを加熱加圧処理するだけであるの
で、簡単に行われる。
【0040】上記構成のマットにおいては、ゴムシート
片41,42,43とゴム板部材1とが接合して一体と
なっており、ゴムシート片41,43の厚さの和T4が
0.5mm以上であるので、データキャリア3はゴムシ
ート片41,43により十分保護されており、洗濯を繰
り返しても、ゴムシート片41,43が剥がれてデータ
キャリア3が外れてしまうことはない。
【0041】なお、ゴムシート片41aとしては、未加
硫のものに限らず、半加硫のものを用いてもよく、ゴム
シート片42aとしては半加硫又は加硫のものを用いて
もよい。ここで、加硫のものを用いる場合には、ゴムシ
ート片42aの接合面421aに予め粗面処理及び接着
剤塗布処理を施しておくのが好ましい。また、ゴムシー
ト片43の代わりに半加硫のゴムシート片を用いてもよ
い。
【0042】(実施形態5)本実施形態は、既製のマッ
トにデータキャリアを取り付けたものである。図9は本
実施形態のレンタル用マットの縦断面部分図である。図
において、図1と同一符号は同じ又は相当するものを示
す。
【0043】このマットでは、一面にデータキャリア3
が設置された1枚のゴムシート片41が、ゴム板部材1
の裏面11との間にデータキャリア3を挟むようにし
て、裏面11に接合されている。ゴムシート片41のデ
ータキャリア3に面する部分の厚さT5は0.5mm以
上に設定されている。
【0044】上記構成のマットは、次のようにして製造
する。即ち、図10に示すように、予め、加硫のゴム板
部材1の裏面11の接合面11aに粗面処理及び接着剤
塗布処理を施しておく。そして、まず、データキャリア
3を1枚の未加硫のゴムシート片41aの一面に設置す
る。次に、そのゴムシート片41aを、ゴム板部材1の
裏面11の接合面11aに、データキャリア3を裏面1
1側に位置させて当接させる。そして、ゴムシート片4
1aとゴム板部材1とを加熱加圧処理する。これによ
り、ゴムシート片41aが、ゴム板部材1の裏面11と
の間にデータキャリア3を挟むようにして裏面11に接
合する。このとき、ゴムシート片41aは加硫状態のゴ
ムシート片41となる。
【0045】なお、上記方法において、ゴムシート片4
1aの大きさはデータキャリア3の縁より5mm以上広
いものとする。また、ゴムシート片41aの厚さT51
及び加熱加圧処理条件は、ゴムシート片41の厚さT5
が0.5mm以上となるよう設定する。加熱加圧処理条
件は、ゴムシート片41a及びゴム板部材1のそれぞれ
の成分配合に応じたものとし、一般には、140〜20
0℃で5〜30分間、プレス圧10kg/cm2以下と
する。
【0046】上記方法は、ゴム板部材1の裏面11の接
合面11aに粗面処理及び接着剤塗布処理を施し、デー
タキャリア3をゴムシート片41aの一面に設置し、ゴ
ムシート片41a及びゴム板部材1を加熱加圧処理する
だけであるので、簡単に行われる。
【0047】上記構成のマットにおいては、ゴムシート
片41がゴム板部材1に接合しており、ゴムシート片4
1の厚さT5が0.5mm以上であるので、データキャ
リア3はゴムシート片41により十分保護されており、
洗濯を繰り返しても、ゴムシート片41が剥がれてデー
タキャリア3が外れてしまうことはない。
【0048】なお、ゴムシート片41aとしては、未加
硫のものに限らず、半加硫又は加硫のものを用いてもよ
い。
【0049】(実施形態6)本実施形態も、既製のマッ
トにデータキャリアを取り付けたものである。図11は
本実施形態のレンタル用マットの縦断面部分図である。
図において、図1と同一符号は同じ又は相当するものを
示す。
【0050】このマットでは、データキャリア3が1枚
のゴムシート片41の一面に設置されるとともにゴムシ
ート片42で覆われており、ゴムシート片41,42
が、ゴムシート片42をゴム板部材1側に位置させてゴ
ム板部材1の裏面11に接合されている。ゴムシート片
41のデータキャリア3に面する部分の厚さT6は0.
5mm以上に設定されている。
【0051】上記構成のマットは、次のようにして製造
する。即ち、図12に示すように、予め、加硫のゴム板
部材1の裏面11の接合面11aに粗面処理及び接着剤
塗布処理を施しておく。そして、まず、データキャリア
3を、1枚の未加硫のゴムシート片41aの一面に設置
するとともに未加硫のゴムシート片42aで覆う。次
に、これらを、加硫のゴム板部材1の裏面11の接合面
11aに、ゴムシート片42a及びデータキャリア3を
ゴム板部材1側に位置させて当接させる。そして、ゴム
シート片41a,42aとゴム板部材1とを加熱加圧処
理する。これにより、ゴムシート片42aが裏面11に
接合するとともに、ゴムシート片41aがデータキャリ
ア3をゴムシート片42aとの間に挟んだ状態で裏面1
1に接合する。このとき、ゴムシート片41a,42a
は共に加硫状態のゴムシート片41,42となる。
【0052】なお、上記方法において、ゴムシート片4
1aの大きさはデータキャリア3の縁より5mm以上広
いものとし、また、ゴムシート片42aの大きさはデー
タキャリア3以上とする。また、ゴムシート片41aの
厚さT61及び加熱加圧処理条件は、ゴムシート片41
の厚さT6が0.5mm以上となるよう設定する。加熱
加圧処理条件は、ゴムシート片41a,42a及びゴム
板部材1のそれぞれの成分配合に応じたものとし、一般
には、140〜200℃で5〜30分間、プレス圧10
kg/cm2以下とする。
【0053】上記方法は、ゴム板部材1の裏面11の接
合面11aに粗面処理及び接着剤塗布処理を施し、デー
タキャリア3をゴムシート片41aの一面に設置すると
ともにゴムシート片42aで覆い、ゴムシート片41
a,42a及びゴム板部材1を加熱加圧処理するだけで
あるので、簡単に行われる。
【0054】上記構成のマットにおいては、ゴムシート
片41,42がゴム板部材1に接合しており、ゴムシー
ト片41の厚さT6が0.5mm以上であるので、デー
タキャリア3はゴムシート片41により十分保護されて
おり、洗濯を繰り返しても、ゴムシート片41が剥がれ
てデータキャリア3が外れてしまうことはない。
【0055】なお、ゴムシート片41aとしては、未加
硫のものに限らず、半加硫又は加硫のものを用いてもよ
く、ゴムシート片42aとしては半加硫又は加硫のもの
を用いてもよい。ここで、加硫のものを用いる場合に
は、ゴムシート片に予め粗面処理及び接着剤塗布処理を
施しておくのが好ましい。
【0056】(実施形態7)本実施形態も、既製のマッ
トにデータキャリアを取り付けたものである。図13は
本実施形態のレンタル用マットの縦断面部分図である。
図において、図1と同一符号は同じ又は相当するものを
示す。
【0057】このマットでは、一面にデータキャリア3
が設置された1枚のゴムシート片41及びこれの他面に
接合されたゴムシート片43が、データキャリア3をゴ
ム板部材1側に位置させてゴム板部材1の裏面11に接
合されている。ゴムシート片41,43のデータキャリ
ア3に面する部分の厚さの和T7は0.5mm以上に設
定されている。
【0058】上記構成のマットは、次のようにして製造
する。即ち、図14に示すように、予め、加硫のゴム板
部材1の裏面11の接合面11aに粗面処理及び接着剤
塗布処理を施しておく。そして、まず、データキャリア
3を1枚の未加硫のゴムシート片41aの一面に設置
し、ゴムシート片41aの他面に加硫のゴムシート片4
3を当接させる。次に、これらを、加硫のゴム板部材1
の裏面11の接合面11aに、データキャリア3をゴム
板部材1側に位置させて当接させる。そして、ゴムシー
ト片41a,43とゴム板部材1とを加熱加圧処理す
る。これにより、ゴムシート片41a,43が、ゴム板
部材1との間にデータキャリア3を挟んだ状態でゴム板
部材1の裏面11に接合する。このとき、ゴムシート片
41aは加硫状態のゴムシート片41となる。
【0059】なお、上記方法において、ゴムシート片4
1a,43の大きさはデータキャリア3の縁より5mm
以上広いものとする。また、ゴムシート片41a,43
の厚さT71,T72及び加熱加圧処理条件は、ゴムシ
ート片41,43の厚さの和T7が0.5mm以上とな
るよう設定する。加熱加圧処理条件は、ゴムシート片4
1a,43及びゴム板部材1のそれぞれの成分配合に応
じたものとし、一般には、140〜200℃で5〜30
分間、プレス圧10kg/cm2以下とする。
【0060】上記方法は、ゴム板部材1の裏面11の接
合面11aに粗面処理及び接着剤塗布処理を施し、デー
タキャリア3をゴムシート片41aの一面に設置すると
ともにゴムシート片41aの他面にゴムシート片43を
当接させ、ゴムシート片41a,43及びゴム板部材1
を加熱加圧処理するだけであるので、簡単に行われる。
【0061】上記構成のマットにおいては、ゴムシート
片41,43がゴム板部材1に接合しており、ゴムシー
ト片41,43の厚さの和T7が0.5mm以上である
ので、データキャリア3はゴムシート片41,43によ
り十分保護されており、洗濯を繰り返しても、ゴムシー
ト片41,43が剥がれてデータキャリア3が外れてし
まうことはない。
【0062】なお、ゴムシート片43の接合面431に
は予め粗面処理及び接着剤塗布処理を施しておくのが好
ましい。また、ゴムシート片41aとしては、未加硫の
ものに限らず、半加硫のものを用いてもよい。また、ゴ
ムシート片43の代わりに半加硫のゴムシート片を用い
てもよい。
【0063】(実施形態8)本実施形態も、既製のマッ
トにデータキャリアを取り付けたものである。図15は
本実施形態のレンタル用マットの縦断面部分図である。
図において、図1と同一符号は同じ又は相当するものを
示す。
【0064】このマットでは、データキャリア3が1枚
のゴムシート片41の一面に設置されるとともにゴムシ
ート片42で覆われ、更にゴムシート片41の他面にゴ
ムシート片43が接合されており、これらが、ゴムシー
ト片42をゴム板部材1側に位置させてゴム板部材1の
裏面11に接合されている。ゴムシート片41,43の
データキャリア3に面する部分の厚さの和T8は0.5
mm以上に設定されている。
【0065】上記構成のマットは、次のようにして製造
する。即ち、図16に示すように、予め、加硫のゴム板
部材1の裏面11の接合面11aに粗面処理及び接着剤
塗布処理を施しておく。そして、まず、データキャリア
3を1枚の未加硫のゴムシート片41aの一面に設置す
るとともに未加硫のゴムシート片42aで覆い、更に、
ゴムシート片41aの他面に加硫のゴムシート片43を
当接させる。次に、これらを、加硫のゴム板部材1の裏
面に、ゴムシート片42aをゴム板部材1側に位置させ
て当接させる。そして、ゴムシート片41a,42a,
43とゴム板部材1とを加熱加圧処理する。これによ
り、ゴムシート片42aが裏面11に接合するととも
に、ゴムシート片41a,43がデータキャリア3をゴ
ムシート片42aとの間に挟んだ状態で裏面11に接合
する。このとき、ゴムシート片41a,42aは共に加
硫状態のゴムシート片41,42となる。
【0066】なお、上記方法において、ゴムシート片4
1a,43の大きさはデータキャリア3の縁より5mm
以上広いものとし、また、ゴムシート片42aの大きさ
はデータキャリア3以上とする。また、ゴムシート片4
1a,43の厚さT81,T82及び加熱加圧処理条件
は、ゴムシート片41,43の厚さの和T8が0.5m
m以上となるよう設定する。加熱加圧処理条件は、ゴム
シート片41a,42a,43及びゴム板部材1のそれ
ぞれの成分配合に応じたものとし、一般には、140〜
200℃で5〜30分間、プレス圧10kg/cm2
下とする。
【0067】上記方法は、ゴム板部材1の裏面11の接
合面11aに粗面処理及び接着剤塗布処理を施し、デー
タキャリア3をゴムシート片41aの一面に設置すると
ともにゴムシート片42aで覆い、更に、ゴムシート片
41aの他面にゴムシート片43を当接させ、ゴムシー
ト片41a,42a,43及びゴム板部材1を加熱加圧
処理するだけであるので、簡単に行われる。
【0068】上記構成のマットにおいては、ゴムシート
片41,42,43がゴム板部材1に接合しており、ゴ
ムシート片41,43の厚さの和T8が0.5mm以上
であるので、データキャリア3はゴムシート片41,4
3により十分保護されており、洗濯を繰り返しても、ゴ
ムシート片41,43が剥がれてデータキャリア3が外
れてしまうことはない。
【0069】なお、ゴムシート片41aとしては、未加
硫のものに限らず、半加硫のものを用いてもよく、ゴム
シート片42aとしては半加硫又は加硫のものを用いて
もよい。ここで、加硫のものを用いる場合には、ゴムシ
ート片42aの接合面421aに予め粗面処理及び接着
剤塗布処理を施しておくのが好ましい。また、ゴムシー
ト片43の代わりに半加硫のゴムシート片を用いてもよ
い。
【0070】
【発明の効果】請求項1ないし6に記載のレンタル用マ
ットによれば、簡単な構成で、取り付けられたデータキ
ャリアを十分に保護でき、洗濯の繰り返しによりデータ
キャリアが外れてしまうのを防止できる。特に、請求項
3又は6に記載のレンタル用マットによれば、データキ
ャリアを両面から十分に保護できる。
【0071】請求項7記載のレンタル用マットの製造方
法によれば、請求項1又は4に記載のレンタル用マット
を簡単な作業により得ることができる。
【0072】請求項8記載のレンタル用マットの製造方
法によれば、請求項2又は5に記載のレンタル用マット
を簡単な作業により得ることができる。
【0073】請求項9記載のレンタル用マットの製造方
法によれば、加硫のゴムシート片又はゴム板部材を確実
に接合させて、レンタル用マットを得ることができる。
【0074】請求項10記載のレンタル用マットの製造
方法によれば、請求項3又は6に記載のレンタル用マッ
トを簡単な作業により得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1のレンタル用マットの縦断面部分
図である。
【図2】 図1のマットの一製造工程を示す縦断面部分
図である。
【図3】 実施形態2のレンタル用マットの縦断面部分
図である。
【図4】 図3のマットの一製造工程を示す縦断面部分
図である。
【図5】 実施形態3のレンタル用マットの縦断面部分
図である。
【図6】 図5のマットの一製造工程を示す縦断面部分
図である。
【図7】 実施形態4のレンタル用マットの縦断面部分
図である。
【図8】 図7のマットの一製造工程を示す縦断面部分
図である。
【図9】 実施形態5のレンタル用マットの縦断面部分
図である。
【図10】 図9のマットの一製造工程を示す縦断面部
分図である。
【図11】 実施形態6のレンタル用マットの縦断面部
分図である。
【図12】 図11のマットの一製造工程を示す縦断面
部分図である。
【図13】 実施形態7のレンタル用マットの縦断面部
分図である。
【図14】 図13のマットの一製造工程を示す縦断面
部分図である。
【図15】 実施形態8のレンタル用マットの縦断面部
分図である。
【図16】 図15のマットの一製造工程を示す縦断面
部分図である。
【符号の説明】
1 (加硫)ゴム板部材 1a (未加硫)ゴム板部材 3 データキャリア 41,42,43 (加硫)ゴムシート片 41a,42a (未加硫又は半加硫)ゴムシート片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永浜 勇二 大阪府吹田市豊津町1番33号 株式会社ダ スキン内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マット基材を構成するゴム板部材に、デ
    ータキャリアを取り付けたレンタル用マットにおいて、 一面側にデータキャリアが設置された1枚のゴムシート
    片が、ゴム板部材の裏面側に、データキャリアを内部に
    位置させて内蔵されており、ゴムシート片とゴム板部材
    とが接合して一体となっており、ゴムシート片のデータ
    キャリアに面する部分の厚さが、0.5mm以上に設定
    されていることを特徴とするレンタル用マット。
  2. 【請求項2】 マット基材を構成するゴム板部材に、デ
    ータキャリアを取り付けたレンタル用マットにおいて、 一面側にデータキャリアが設置された1枚のゴムシート
    片及びこれの他面側に接合された1枚以上の別のゴムシ
    ート片が、ゴム板部材の裏面側に、データキャリアを内
    部に位置させて内蔵されており、全ゴムシート片とゴム
    板部材とが接合して一体となっており、全ゴムシート片
    のデータキャリアに面する部分の厚さの和が、0.5m
    m以上に設定されていることを特徴とするレンタル用マ
    ット。
  3. 【請求項3】 データキャリアが更に別のゴムシート片
    で覆われている請求項1又は2に記載のレンタル用マッ
    ト。
  4. 【請求項4】 マット基材を構成するゴム板部材に、デ
    ータキャリアを取り付けたレンタル用マットにおいて、 一面側にデータキャリアが設置された1枚のゴムシート
    片が、ゴム板部材の裏面に、データキャリアをゴム板部
    材の裏面に当接させて接合されており、ゴムシート片の
    データキャリアに面する部分の厚さが、0.5mm以上
    に設定されていることを特徴とするレンタル用マット。
  5. 【請求項5】 マット基材を構成するゴム板部材に、デ
    ータキャリアを取り付けたレンタル用マットにおいて、 一面側にデータキャリアが設置された1枚のゴムシート
    片及びこれの他面側に接合された1枚以上のゴムシート
    片が、ゴム板部材の裏面に、データキャリアをゴム板部
    材の裏面に当接させて接合されており、全ゴムシート片
    のデータキャリアに面する部分の厚さの和が、0.5m
    m以上に設定されていることを特徴とするレンタル用マ
    ット。
  6. 【請求項6】 データキャリアが更に別のゴムシート片
    で覆われている請求項4又は5に記載のレンタル用マッ
    ト。
  7. 【請求項7】 マット基材を構成するゴム板部材に、デ
    ータキャリアを取り付ける、レンタル用マットの製造方
    法において、 データキャリアを1枚のゴムシート片の一面に設置する
    第1工程と、 ゴムシート片を、ゴム板部材の裏面に、データキャリア
    をゴム板部材側に位置させて当接させる第2工程と、 ゴムシート片とゴム板部材とを加熱加圧処理して接合す
    る第3工程とを備え、 ゴム板部材として未加硫のものを用いる場合にはゴムシ
    ート片として未加硫、半加硫、又は加硫のものを用い、
    ゴム板部材として加硫のものを用いる場合にはゴムシー
    ト片として未加硫、半加硫、又は加硫のものを用い、 ゴムシート片の、データキャリアに面する部分の厚さ
    が、加熱加圧処理後に、0.5mm以上となるよう、ゴ
    ムシート片の厚さ及び加熱加圧処理条件を設定したこと
    を特徴とするレンタル用マットの製造方法。
  8. 【請求項8】 マット基材を構成するゴム板部材に、デ
    ータキャリアを取り付ける、レンタル用マットの製造方
    法において、 データキャリアを1枚の第1ゴムシート片の一面に設置
    するとともに、第1ゴムシート片の他面側に第2ゴムシ
    ート片を当接させる第1工程と、 第1ゴムシート片を、ゴム板部材の裏面に、データキャ
    リアをゴム板部材側に位置させて当接させる第2工程
    と、 第1及び第2ゴムシート片とゴム板部材とを加熱加圧処
    理して接合する第3工程とを備え、 ゴム板部材として未加硫又は加硫のものを、第1ゴムシ
    ート片として未加硫又は半加硫のものを、第2ゴムシー
    ト片として半加硫又は加硫のものを用い、 第1及び第2ゴムシート片の、データキャリアに面する
    部分の厚さの和が、加熱加圧処理後に、0.5mm以上
    となるよう、第1及び第2ゴムシート片の厚さ及び加熱
    加圧処理条件を設定したことを特徴とするレンタル用マ
    ットの製造方法。
  9. 【請求項9】 ゴム板部材又はゴムシート片として加硫
    のものを用いる場合、その接合面に予め粗面処理及び接
    着剤塗布処理を施す請求項7又は8に記載のレンタル用
    マットの製造方法。
  10. 【請求項10】 第1工程において、設置されたデータ
    キャリアを別のゴムシート片で覆う請求項7又は8に記
    載のレンタル用マットの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082633A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Duskin Co Ltd 両面接着型icタグ付設マット
JP2009093426A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Duskin Co Ltd 処理面型icタグ付設マット
JP2009116633A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Duskin Co Ltd 片面柔軟性扁平icタグ及びicタグ付設物品

Cited By (3)

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JP2009093426A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Duskin Co Ltd 処理面型icタグ付設マット
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