JPH10307772A - ダイレクトメール通信管理装置と通信管理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置に蓄積されたＤＭデータおよびユーザ情
報を用いてＤＭ発信者は適切なユーザにＤＭを提供で
き、ユーザにとっては不必要なＤＭが排除されるダイレ
クトメール通信管理装置と通信管理方法を提供する。 【解決手段】 電子メールを用いたダイレクトメール通
信の管理装置であって、電子メール装置に、ダイレクト
メールデータを登録するＤＭ登録部１７２と、ダイレク
トメール送付先のユーザ情報を登録するユーザ登録部１
７４と、ＤＭ登録部に登録されたダイレクトメールデー
タの情報とユーザ登録部に登録されたユーザの属性とを
検索する検索処理部１７０と、ダイレクトメールを送付
したユーザの属性データを記憶する統計データ記憶部１
７６と、統計データ記憶部に記憶された属性データを処
理して統計データを作成する統計データ処理部１７８と
を付加して構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は商用目的で使用する
通信ネットワークに関し、特に通信ネットワークを介し
電子メールを用いたダイレクトメール通信の分野に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来用いられていたこの種の通信ネット
ワークを介したダイレクトメール通信の通信管理装置
は、一般に図４にて示す電子メール装置を利用した構成
のものが採用されていた。即ち図４は従来例のダイレク
トメール通信管理装置のブロック構成図であり、図中符
号４１０は入出力インタフェース部、４１２は出力部、
４１４は入力部、４２０は記憶部、４３０はコマンド処
理部、４４０は転送部、４４２は送信部、４４４は受信
部、４５０は制御部、４６０はネットワーク、４６２は
入力装置である。以下ダイレクトメールは文中ＤＭと略
する。

【０００３】従来装置によりＤＭをＤＭ発信者が発信す
るには、ＤＭ発信者はネットワーク４６０を用いて電子
メールとして、または入力装置４６２を用いてＤＭデー
タを入出力インタフェース部４１０に入力し、入出力イ
ンタフエース部４１０に入力されたＤＭデータは制御部
４５０の指示により入力部４１４に読み込まれる。入力
部４１４に読み込まれたＤＭデータは制御部４５０の指
示により記憶部４２０に転送される。記憶部４２０は制
御部４５０の指示により転送されたデータを所定の位置
に記憶する。

【０００４】また、ＤＭ発信者はＤＭデータを送付しよ
うとするユーザのアドレスをネットワーク４６０を用い
て電子メールとして、または入力装置４６２を用いて入
出力インタフェース部４１０に入力し、入出力インタフ
エース部４１０に入力されたアドレスは制御部４５０の
指示により入力部４１４に読み込まれる。入力部４１４
に読み込まれたアドレスは制御部４５０の指示により記
憶部４２０に転送される。記憶部４２０は制御部４５０
の指示により転送されたデータを所定の位置に記憶す
る。

【０００５】さらに、ＤＭ発信者はＤＭ発信のコマンド
をネットワーク４６０を用いて電子メールで、または入
力装置４６２を用いて入出力インタフェース部４１０に
入力し、入出力インタフエース部４１０に入力されたＤ
Ｍ発信のコマンドは制御部４５０の指示により入力部４
１４に読み込まれる。入力部４１４に読み込まれたＤＭ
発信のコマンドは制御部４５０の指示によりコマンド処
理部に送信される。コマンド処理部４３０は制御部４５
０の指示によりＤＭ発信のコマンドを解析し、当該処理
を行うために必要なＤＭデータおよびアドレスのデータ
の検索と出力とを記憶部４２０に指示する。記憶部４２
０は制御部４５０の指示によりＤＭ発信を行うために必
要なＤＭデータおよびアドレスのデータを送信部４４２
に送信し、送信部４４２は制御部４５０の指示により入
出力インタフエース部４１０を介してネットワーク４６
０を経由してＤＭデータを指定されたアドレスに電子メ
ールとして送信する。

【０００６】次にユーザ側によるＤＭなどの情報の受信
について説明する。他の電子メール装置等からネットワ
ーク４６０を経由して入出力インタフェース部４１０に
送信されてきたＤＭ付きメールは、制御部４５０の指示
により受信部４４４で受信される。受信されたデータは
制御部４５０の指示により記憶部４２０に転送される。
記憶部４２０は当該データを制御部４５０の指示により
所定の位置に記憶する。ユーザからのコマンドがネット
ワーク４６０を経由して入出力インタフェース部４１０
に送信されてきた場合は、当該コマンドは制御部４５０
の指示により入力部４１４で受信される。入力部４１４
は制御部４５０の指示によりコマンドをコマンド処理部
４３０に送信する。コマンド処理部４３０は制御部４５
０の指示によりコマンドを解析し、当該コマンドに対応
したデータの検索と出力とを記憶部４２０に指示する。
記憶部４２０は制御部４５０の指示によりコマンドに対
応したデータを出力部４１２に送信し、出力部４１２は
制御部４５０の指示によりコマンドに対応したデータを
入出力インタフェース部４１０を介して電子メールでコ
マンドを発信したユーザの表示装置あるいはネットワー
ク４６０上に連結された表示装置などに表示させる。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】このように従来の電子
メール装置を用いたダイレクトメール通信管理装置によ
りネットワーク通信システムで電子メールとしてＤＭを
送信しようとするＤＭ発信者は、ユーザのメールアドレ
スを独自に調査・入手・管理し、自らＤＭを送信しなく
てはならないという問題点があった。

【０００８】また、入手したユーザの属性を知るために
は直接ユーザに尋ねるしか方法が無かく、さらに入手し
たユーザ属性の統計処理も自ら蓄積・分析する必要があ
った。

【０００９】一方でユーザは、不必要な情報を一方的に
送られてくるという問題があり、このように送信者およ
び受信者の双方にとって問題点があった。

【００１０】本発明の目的は、装置に蓄積されたＤＭデ
ータおよびユーザ情報を用いてＤＭ発信者は適切なユー
ザにＤＭを提供でき、ユーザにとっては不必要なＤＭが
排除されるダイレクトメール通信管理装置と通信管理方
法を提供することにある。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明のダイレクトメー
ル通信管理装置は、電子メールを用いたダイレクトメー
ル通信の管理装置であって、外部より電子メールを受信
する受信部と、受信した電子メールを蓄積する蓄積部
と、蓄積された電子メールの読み出し処理を行う読み出
し部と、外部に対する送信処理を行う送信部と、構成機
器の制御を行う制御部とを有する電子メール装置に、ダ
イレクトメールデータを登録するＤＭ登録部と、ダイレ
クトメール送付先のユーザ情報を登録するユーザ登録部
と、ＤＭ登録部に登録されたダイレクトメールデータの
情報とユーザ登録部に登録されたユーザの属性とを検索
する検索処理部と、ダイレクトメールを送付したユーザ
の属性データを記憶する統計データ記憶部と、統計デー
タ記憶部に記憶された属性データを処理して統計データ
を作成する統計データ処理部とを付加して構成されてい
る。

【００１２】本発明のダイレクトメール通信管理方法
は、電子メールを用いたダイレクトメール通信管理装置
によるダイレクトメール通信の管理方法であって、ダイ
レクトメール発信者からあらかじめ送信された、発信を
希望するダイレクトメールと該ダイレクトメールの属性
とを含むダイレクトメールデータを登録し、ダイレクト
メールの受信を希望するユーザからあらかじめ送信され
た、該ユーザの属性を含む所定のユーザ情報を登録して
おく。ダイレクトメール発信者からダイレクトメール発
信のコマンドが送信されると、ダイレクトメール発信の
コマンドの内容を解析し、コマンドで指定されたダイレ
クトメールと指定された属性のユーザデータとを検索
し、検索されたダイレクトメールを、検索されたユーザ
データのユーザに電子メールとして送信する。

【００１３】さらに、ダイレクトメールが送信されたユ
ーザのユーザデータから所定の属性データを記憶し、記
憶された属性データを処理して統計データを作成し、作
成された統計データをダイレクトメール発信者に送信す
ることが好ましい。

【００１４】ある分野のＤＭをユーザーに電子メールで
発信したいＤＭ発信者は希望する分野を指定したＤＭ発
信のコマンドを発行するだけで、当該ＤＭの対象とする
分野に対応するユーザや受信を希望するユーザに対して
ＤＭが送信されるため、ＤＭ発信者はユーザ情報を独自
に入手することなく効率的にＤＭの発信が可能になる。
また、ＤＭ発信者はＤＭを受け取ったユーザに関する統
計的な情報を入手することができる。ユーザはユーザ登
録部に希望するＤＭの分野を登録することにより不必要
なＤＭを受け取ることがなくなる。

【００１５】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図１は本発明の実施の形態
のダイレクトメール通信管理装置のブロック構成図であ
り、図中符号１１０は入出力インタフェース部、１１２
は出力部、１１４は入力部、１２０は記憶部、１３０は
読み出し部でもあるコマンド処理部、１４０は転送部、
１４２は送信部、１４４は受信部、１５０は制御部、１
５２は制御プログラムを記録した記録媒体、１６０はネ
ットワーク、１６２は入力装置、１７０は検索処理部、
１７２はＤＭ登録部、１７４はユーザ登録部、１７６は
統計データ記憶部、１７８は統計処理部である。図２は
本発明の実施の形態のダイレクトメール通信管理装置を
用いてＤＭ発信者がＤＭを発信する手順を示すフローチ
ャートであり、図３は本発明の実施の形態のダイレクト
メール通信管理装置を用いてユーザがＤＭなどの情報を
受信する手順を示すフローチャートである。図中Ｓ２０
１〜Ｓ２１０およびＳ３０１〜Ｓ３１１は各ステップを
示す。

【００１６】制御プログラムは記録媒体１５２から制御
部１５０のデータ処理装置（不図示）に読み込まれデー
タ処理装置の動作を制御する。制御部１５０は制御プロ
グラムの制御により以下の処理を実行する。

【００１７】本発明においてはＤＭの受信を希望するユ
ーザと、ＤＭを送信する会社との対応関係を検索するこ
とで効率的なＤＭ発信を可能としている。ＤＭの受信を
希望する者は、あらかじめ入手したいＤＭの分野を含む
ユーザデータをユーザ登録部１７４に登録しておく。ま
た、ＤＭの発信を希望するＤＭ発信者はあらかじめＤＭ
登録部１７２に提供するＤＭの分野の情報とＤＭ本体と
を記憶させておく。

【００１８】まず図１と図２を参照して本発明のダイレ
クトメール通信管理装置を用いてＤＭ発信者がＤＭを発
信する手順を説明する。あらかじめＤＭ登録部１７２に
ＤＭの分野とＤＭ本体を登録してあるＤＭ発信者が、Ｄ
Ｍ発信のコマンドを入力装置１６２から直接、またはネ
ットワーク１６０を経由して装置の入出力インタフェー
ス部１１０に入力して動作を開始させると（Ｓ２０
１）、入出力インタフェース部１１０に入力されたコマ
ンドは、まず制御部１５０の指示により入力部１１４に
読み込まれる。入力部１１４に入力されたコマンドは制
御部１５０の指示によりコマンド処理部１３０に送信さ
れコマンドは受け付けられる（Ｓ２０２）。

【００１９】コマンド処理部１３０は制御部１５０の指
示により受け付けたコマンドを解析し、ＤＭ発信処理を
行うために必要なＤＭ本体のデータの検索を検索処理部
１７０に指示する。検索処理部１７０は制御部１５０の
指示により検索キーを生成し、ＤＭ登録部１７２から対
応するＤＭ本体の情報を読みだし、検索処理部１７０を
経由して記憶部１２０に送信する。記憶部１２０は制御
部１５０の指示により検索されたＤＭ本体の情報を所定
の位置に記憶する（Ｓ２０３）。

【００２０】また、コマンド処理部１３０は制御部１５
０の指示により解析したコマンドから、ＤＭ発信処理を
行うために必要なユーザのデータの検索を検索処理部１
７０に指示する。検索処理部１７０は制御部１５０の指
示によりユーザ登録部１７４から該当する発信先のユー
ザデータを検索し検索処理部７００を経由して記憶部１
２０に送信し、記憶部１２０は制御部１５０の指示によ
り送信されたユーザデータを所定の位置に記憶する（Ｓ
２０４）。

【００２１】すべてのユーザデータが検索された後、コ
マンド処理部１３０は制御部１５０の指示により記憶部
１２０からＤＭ本体のデータとユーザデータとを読み出
し、発信処理をするためのデータとともに転送部１４０
の送信部１４２に送信する。送信部１４２は制御部１５
０の指示により、送信されてきたＤＭ本体のデータを入
出力インタフェース１１０を介してネットワーク１６０
を経由して送信されてきたユーザデータのユーザに電子
メールで送信する（Ｓ２０５）。

【００２２】同時にコマンド処理部１３０は制御部１５
０の指示により記憶部１２０に記憶されたユーザデータ
からＤＭ本体の送信先ユーザの年代、性別、居住地域等
の統計処理を行うために必要なユーザ属性データを読み
込み、統計用のデータとして統計データ記憶部１７６に
転送する。統計データ記憶部１７６は制御部１５０の指
示により転送されたデータを記憶して蓄積する（Ｓ２０
６）。

【００２３】個々のユーザへのＤＭ本体の発信処理と、
ユーザ属性データの転送が完了すると、記憶部１２０は
制御部１５０の指示により蓄積されたユーザデータから
送信済みの登録ユーザを削除する。コマンド処理部１３
０は記憶部１２０に蓄積されたユーザデータの登録ユー
ザが０になるまでＤＭ本体のユーザへの発信処理とユー
ザ属性データの統計データ記憶部１７６への転送を繰り
返す（Ｓ２０７−Ｎｏ）。

【００２４】ＤＭ本体が記憶部１２０の蓄積ユーザデー
タの全ての登録ユーザに送信されたら（Ｓ２０７−Ｙｅ
ｓ）、制御部１５０の指示により統計処理部１７８は統
計データ記憶部１７６から統計用のデータをすべて読み
込み、必要な統計データを計算し（Ｓ２０８）、作成さ
れた統計データを、ＤＭ発信者に統計データを送るため
の送信処理用のデータと共に送信部１４２に送信する。
送信部１４２は制御部１５０の指示により、受信した統
計データを入出力インタフエース１１０を介してネット
ワーク１６０を経由してＤＭ発信者に送信して（Ｓ２０
９）、動作を終了する（Ｓ２１０）。

【００２５】次にユーザ側からのＤＭなどの情報の受信
について説明する。他の電子メール装置等からネットワ
ーク１６０を経由してＤＭ付きメールが入出力インタフ
ェース部１１０に送信されてくると、受信部１４４を経
由して記憶部に蓄積される。ユーザーからネットワーク
１６０を経由して通信が送信されてくると受信動作が開
始され（Ｓ３０１）、通信内容が受信され（Ｓ３０
２）、受信された通信がデータの場合は（Ｓ３０３−Ｎ
ｏ）、制御部１５０の指示により受信部１４４で受信さ
れる（Ｓ３０４）。受信されたデータは制御部１５０の
指示により記憶部１２０に転送される。記憶部１２０は
当該データを制御部１５０の指示により所定の位置に記
憶する（Ｓ３０５）。

【００２６】ユーザからの通信がコマンドの場合は（Ｓ
３０３−Ｙｅｓ）、当該コマンドは制御部１５０の指示
により入力部１１４で受信される。電子メールにコマン
ドが含まれている場合は、制御部１５０の指示により受
信部１４４から入力部１１４に転送される（Ｓ３０
６）。入力部１１４は制御部１５０の指示によりコマン
ドをコマンド処理部１３０に送信する（Ｓ３０７）。コ
マンド処理部１３０は制御部１５０の指示によりコマン
ドを解析し、当該コマンドに対応したデータの出力を記
憶部１２０に指示する（Ｓ３０８）。記憶部１２０は制
御部１５０の指示によりコマンドに対応したデータを検
索して出力部１１２に送信し（Ｓ３０９）、出力部１１
２は制御部１５０の指示によりコマンドに対応したデー
タを入出力インタフェース部１１０を介して電子メール
でコマンドを発信したユーザの表示装置あるいはネット
ワーク１６０上に連結された表示装置などに表示させて
（Ｓ３１０）、受信動作は終了する（Ｓ３１１）。

【００２７】ＤＭ発信者が登録したＤＭ本体も属性のデ
ータを付して記憶部１２０に記憶しておくことによって
自動的に希望するユーザに発信される。

【００２８】以上の説明により、本発明が記録媒体に記
録されたプログラムなどのソフトウエアによっても実現
できることは容易に類推できる。

【００２９】ユーザ登録部に登録されるユーザ情報は、
例えば住所、年齢、性別、職業、趣味、希望ＤＭ分野等
が考えられ、ユーザがネットワークを通じて登録した情
報を原則とするが、他に本管理装置の運営者が独自に新
規のユーザについての情報を登録することも可能であ
る。ユーザ情報はＤＭ発信者および他の全てのユーザか
ら隠蔽され、ＤＭ発信者にはあくまでも統計データのみ
が渡される。これによりユーザのプライバシーの保護が
得られ、ＤＭ発信者は付加価値の高いユーザ属性の統計
データを入手することが可能となる。

【００３０】本発明において登録内容に、ユーザの属性
として、特定分野あるいは特定業者のＤＭを拒絶する、
あるいは歓迎することを設定することも可能である。こ
のような属性を設定することによつて、ＤＭ受信者であ
るユーザは送付されるＤＭの内容の選択が可能となる。
当該属性は、あらかじめ、あるいは動作の途中で、制御
部１５０の指示により、ユーザ登録部１７４ヘ設定する
ことによってそれぞれの属性として記憶される。検索処
理部１７０は制御部１５０の指示により、当該属性を考
慮して、ＤＭの発信先のユーザの検索を行う。

【００３１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によりユー
ザは不必要なＤＭが送られてくる煩わしさから開放さ
れ、欲しい情報を選択的に入手することが可能となり、
ＤＭ発信者は独自にＤＭ発送信用の名簿を入手・管理せ
ずともＤＭの発信が可能となり、不必要なＤＭを送る手
間を省くことができるという効果がある。

【００３２】さらにＤＭ発信者はＤＭを受け取ったユー
ザに関する統計データ（例えば年代、居住地域、性別
等）を入手することが可能となる。このようにしてＤＭ
の発信者・受信者双方の従来の問題点が解決される。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態のダイレクトメール通信管
理装置のブロック構成図である。

【図２】本発明の実施の形態のダイレクトメール通信管
理装置を用いてＤＭ発信者がＤＭを発信する手順を示す
フローチャートである。

【図３】本発明の実施の形態のダイレクトメール通信管
理装置を用いてユーザがＤＭなどの情報を受信する手順
を示すフローチャートである。

【図４】従来例のダイレクトメール通信管理装置のブロ
ック構成図である。

【符号の説明】

１１０、４１０ 入出力インタフェース部 １１２、４１２ 出力部 １１４、４１４ 入力部 １２０、４２０ 記憶部 １３０、４３０ コマンド処理部 １４０、４４０ 転送部 １４２、４４２ 送信部 １４４、４４４ 受信部 １５０、４５０ 制御部 １５２ 記録媒体 １６０、４６０ ネットワーク １６２、４６２ 入力装置 １７０ 検索処理部 １７２ ＤＭ登録部 １７４ ユーザ登録部 １７６ 統計データ記憶部 １７８ 統計処理部 Ｓ２０１〜Ｓ２１０、Ｓ３０１〜Ｓ３１１ 各ステッ
プ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 電子メールを用いたダイレクトメール通
   信の管理装置であって、 外部より電子メールを受信する受信部と、受信した電子
   メールを蓄積する蓄積部と、蓄積された前記電子メール
   の読み出し処理を行う読み出し部と、外部に対する送信
   処理を行う送信部と、構成機器の制御を行う制御部とを
   有する電子メール装置に、 ダイレクトメールデータを登録するＤＭ登録部と、 ダイレクトメール送付先のユーザ情報を登録するユーザ
   登録部と、 前記ＤＭ登録部に登録されたダイレクトメールデータの
   情報と前記ユーザ登録部に登録されたユーザの属性とを
   検索する検索処理部と、 ダイレクトメールを送付したユーザの属性データを記憶
   する統計データ記憶部と、 前記統計データ記憶部に記憶された属性データを処理し
   て統計データを作成する統計データ処理部と、を付加し
   て構成されたことを特徴とするダイレクトメール通信管
   理装置。
2. 【請求項２】 電子メールを用いたダイレクトメール通
   信管理装置によるダイレクトメール通信の管理方法であ
   って、 ダイレクトメール発信者からあらかじめ送信された、発
   信を希望するダイレクトメールと該ダイレクトメールの
   属性とを含むダイレクトメールデータを登録し、 ダイレクトメールの受信を希望するユーザからあらかじ
   め送信された、該ユーザの属性を含む所定のユーザ情報
   を登録し、 ダイレクトメール発信者から送信された、ダイレクトメ
   ール発信のコマンドの内容を解析し、 前記コマンドで指定されたダイレクトメールと指定され
   た属性のユーザデータとを検索し、 検索された前記ダイレクトメールを、検索された前記ユ
   ーザデータのユーザに電子メールとして送信する、こと
   を特徴とするダイレクトメール通信管理方法。
3. 【請求項３】 前記ダイレクトメールが送信された前記
   ユーザのユーザデータから所定の属性データを記憶し、 記憶された属性データを処理して統計データを作成し、 作成された統計データを前記ダイレクトメール発信者に
   送信する、請求項２に記載のダイレクトメール通信管理
   方法。
4. 【請求項４】 電子メールを用いたダイレクトメール通
   信管理装置においてダイレクトメールをユーザに送信す
   るための制御プログラムを記録した記録媒体であって、 ダイレクトメール発信者から送信され受信部で受信され
   た発信を希望するダイレクトメールと該ダイレクトメー
   ルの属性とを含むダイレクトメールデータをＤＭ登録部
   に登録する手順と、 ダイレクトメールの受信を希望するユーザから送信され
   受信部で受信された該ユーザの属性を含む所定のユーザ
   情報をユーザ登録部に登録する手順と、 ダイレクトメール発信者から送信され受信部で受信され
   たダイレクトメール発信のコマンドを読み出し部に転送
   する手順と、 前記読み出し部によって該コマンドの内容を解析する手
   順と、 前記コマンドで指定されたダイレクトメールを検索処理
   部によって前記ＤＭ登録部から検索する手順と、 前記コマンドで指定された属性のユーザデータを前記検
   索処理部によって前記ユーザ登録部から検索する手順
   と、 検索された前記ダイレクトメールを、送信部を通じて検
   索された前記ユーザデータのユーザに電子メールとして
   送信する手順と、を実行させるためのプログラムを記録
   した機械読み取り可能な記録媒体。
5. 【請求項５】 さらに、前記ダイレクトメールが送信さ
   れた前記ユーザのユーザデータから所定の属性データを
   統計データ記憶部に記憶させる手順と、 統計データ処理部で前記統計データ記憶部に記憶された
   属性データを処理して統計データを作成させる手順と、 作成された統計データを前記送信部を通じて前記ダイレ
   クトメール発信者に送信する手順と、を実行させるため
   のプログラムを記録した請求項４に記載の機械読み取り
   可能な記録媒体。