JP2002163349A - 交通情報提供システム - Google Patents

交通情報提供システム

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JP2002163349A
JP2002163349A JP2000357093A JP2000357093A JP2002163349A JP 2002163349 A JP2002163349 A JP 2002163349A JP 2000357093 A JP2000357093 A JP 2000357093A JP 2000357093 A JP2000357093 A JP 2000357093A JP 2002163349 A JP2002163349 A JP 2002163349A
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Sokichi Hirotsu
総吉 廣津
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Eng Kk
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Eng Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運行状況変化が発生した交通機関の運行状況
発信サーバから運行状況変化の情報を交通情報管理サー
バが取得して、経路探索用の基礎データを更新し、運行
状況変化を反映した適切な経路探索が行える交通情報提
供システムを提供する。 【解決手段】 交通機関に運行状況の変化が生じると運
行状況発信サーバ30から運行状況の変化内容が交通情
報管理サーバ20へ送信され、交通情報管理サーバ20
が運行状況の変化に合わせて経路探索用のデータベース
を更新した上でクライアント40からの新たな経路探索
要求に対応して、複数の交通機関の組合わせ利用による
移動経路を探索し、最適経路を取得してクライアント4
0に送信することから、クライアント40を通じて利用
者に常時現状に対応した最適な経路探索結果を与えるこ
とができ、利用者の効率のよい移動を確実に支援でき、
利用者の利便性が大幅に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者に対し、複
数の交通機関を介して出発地と目的地の間を移動する場
合の最適な経路等の情報を経路探索により与える交通情
報提供システムに関し、特に、交通機関に事故等で運行
状況変化が発生した場合に、この運行状況変化の情報を
交通機関から取得して、運行状況変化を反映した経路探
索を行うと共に、この運行状況変化情報を必要に応じて
経路探索の利用者にも提供する交通情報提供システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】人が出張や旅行等である地点から別の地
点へ移動するにあたり、前もって時間や運賃等を条件に
経路選択を行う場合に、近年、移動経路における各交通
機関の運賃や時刻表を自ら精細に調べなくても、低コス
ト且つ短時間で移動が行えるよう出発地から目的地まで
の利用可能な交通機関の組合わせを探索し、利用者に目
的地までの経路、運賃、及び所要時間等の情報を一又は
複数件提示して利用者の移動を支援する経路探索システ
ムが利用されるようになっている。
【0003】この従来の経路探索システムは、一般にイ
ンターネット等のネットワークを通じて接続されたサー
バとクライアントで構成され、まず、利用者に出発地と
目的地の位置や到着時刻、運賃その他の条件などを含む
経路探索用情報をクライアントから入力させると、これ
らの経路探索用情報がクライアントからサーバに送信さ
れる。サーバでは、送信された経路探索用情報を受取っ
て解析し、サーバの記憶装置に格納されたデータベース
としての交通機関の時刻表情報及び路線情報を参照し、
出発地と目的地の間に存在する複数の交通機関を組合わ
せた利用可能な乗継ぎパターンの中から最適な経路を探
索・取得し、得られた経路をクライアントに送信する。
そして、クライアントの表示手段に、送信された最適経
路が表示される仕組みである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の経路探索システ
ムは以上のように構成されていたことから、サーバによ
る最適経路の探索は定常運行用の時刻表情報及び路線情
報からなるデータベースを参照して行われ、この経路探
索時に交通機関に定常運行状態からの運行状況の変化が
生じていても、ダイヤ改正や路線新設等の大きな運行状
況変化を除いて、データベースは一般に更新されず、定
常運行用の情報のままで経路探索が行われる。このた
め、経路探索で得られた最適経路に従って利用者が移動
しようとしても、移動経路に含まれる交通機関に事故に
よる運転休止などの運行状況の変化が生じている場合に
は、与えられた移動経路の内容と実際の交通機関の運行
状況が異なることとなり、利用者は移動経路どおりに移
動することが難しく、利用者が得た最適移動経路の情報
は意味をなさないものになってしまうという課題を有し
た。
【0005】このため、利用者が正しい探索結果を得よ
うとするには、一旦経路探索による最適経路情報を得て
から、経路内に含まれる交通機関に運行状況の変化がな
いか利用者自身で調べた後、交通機関に運行状況変化の
ある場合はこの運行状況変化の内容を把握し、利用者自
身が適切に交通機関を絞り込んだ上で再びサーバに経路
探索を行わせる、といった作業を繰返して運行状況変化
のない交通機関のみの組合わせを導く他なく、利用者の
作業負担が大きくなるという課題を有していた。
【0006】交通機関においては、管理下の各交通手段
のいずれかに運転休止等の運行状況変化が確認された場
合、交通機関の情報発信部門から直接、又は報道機関を
通じて一般の利用者に運行状況の変化に関する情報が伝
えられる仕組みとなっていたが、近年、情報発信部門の
情報発信サーバにおいてインターネットを通じて利用者
に現在運行状況等の重要な情報を閲覧可能に公開する体
制が整備されつつある。これにより、利用者は交通機関
の運行状況情報をインターネットを通じて取得し、運行
状況変化の内容を把握することができるようになる。
【0007】しかし、利用者が利用可能性のある複数の
交通機関の運行状況を知りたい場合、各交通機関の運行
状況情報を報道機関の報道からまとめて得る以外は、運
行状況情報の提供は各交通機関毎に行われており、各交
通機関の運行状況情報を総合的に取得する方法は従来な
く、インターネットを通じた情報入手でも利用者がクラ
イアントから各交通機関の情報発信サーバにそれぞれア
クセスして情報を自ら取得する必要があり、手間がかか
ってしまうという課題を有していた。
【0008】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、運行状況変化が発生した交通機関の運行状況
発信サーバから運行状況変化の情報を交通情報管理サー
バが取得して、経路探索用の基礎データを更新し、運行
状況変化を反映した適切な経路探索を可能にすると共
に、この運行状況変化情報を必要に応じて経路探索の利
用者にも通知し、利用者の利便性を向上させられる交通
情報提供システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る交通情報提
供システムは、所定のネットワークに接続され、当該ネ
ットワークを通じて不特定多数のクライアントに対し交
通情報の提供サービスを行う交通情報管理サーバを少な
くとも備え、当該交通情報管理サーバが、所定のクライ
アントから送信される少なくとも出発地及び目的地を含
む経路探索用情報に基づいて、複数の交通機関の組合わ
せ利用による前記出発地と目的地間の移動経路を探索
し、得られた最適経路情報を前記クライアントに送信し
て提供する交通情報提供システムにおいて、前記交通情
報管理サーバとネットワーク接続されて前記各交通機関
毎に配設され、交通機関における運行状況が以前の状態
から変化した際には変化内容を含む運行状況情報を交通
情報管理サーバに送信する複数の運行状況発信サーバを
備え、前記交通情報管理サーバが、前記各交通機関の時
刻表情報及び路線情報を経路探索用データベースとして
格納する記憶手段を有してなり、前記経路探索用データ
ベースの初期値として各交通機関の定常運行状態におけ
る時刻表情報や路線情報を格納した上で、前記各運行状
況発信サーバから送信される運行状況情報を受信・参照
し、各交通機関の運行状況変化に合わせて経路探索用デ
ータベースの時刻表情報及び路線情報の内容をそれぞれ
更新すると共に、前記経路探索用情報が所定のクライア
ントから送信された場合には、経路探索用情報に基づき
前記記憶手段の経路探索用データベースを参照して移動
経路探索を行い、得られた最適経路情報を含む所定のコ
ンテンツを前記クライアントに返信し、前記クライアン
トが、前記経路探索用情報を入力する入力手段と、文字
及び画像情報を利用者から視認可能に表示する表示手段
とを少なくとも有する端末とされてなり、前記交通情報
管理サーバから送信されたコンテンツを表示手段に表示
するものである。
【0010】このように本発明においては、経路探索用
情報に基づいて複数の交通機関の組合わせ利用による移
動経路を探索し、最適経路情報を取得する交通情報管理
サーバ、各交通機関における運行状況の変化内容を含む
運行状況情報を交通情報管理サーバに送信する運行状況
発信サーバ、及び前記交通情報管理サーバと経路探索用
情報や最適経路情報をやり取りするクライアントがそれ
ぞれ配設され、交通機関に運行状況の変化が生じると運
行状況発信サーバから送信される運行状況情報を交通情
報管理サーバが取得し、交通情報管理サーバが運行状況
の変化に合わせて経路探索用のデータベースを更新した
上でクライアントからの新たな経路探索要求に対応する
ことにより、クライアントを通じて利用者に常時現状に
対応した最適な経路探索結果を与えることができ、利用
者の効率のよい移動を確実に支援でき、利用者の利便性
が大幅に向上する。また、利用者が複数の交通機関の情
報を自ら収集して交通機関の運行状況を正確に把握する
手間を省けることとなり、利用者の負担を著しく軽減で
き、利用者に経路探索の利用を促してシステムの利用率
を高められる。
【0011】また、本発明に係る交通情報提供システム
は必要に応じて、前記交通情報管理サーバが、所定のク
ライアントから経路探索用情報の送信を受けて移動経路
を探索し、最適経路情報を前記クライアントに送信する
と共に、最適経路に含まれる各交通機関における運行状
況変化の利用者への通知希望の有無を問い合せるコンテ
ンツを前記クライアントへ送信し、利用者からの入力を
経て前記クライアントから通知希望有りと送信された場
合に、新たに利用者の少なくとも電子メールのメールア
ドレスを含む個人情報入力を要求するコンテンツを前記
クライアントに送信し、利用者からの入力を経て前記ク
ライアントから送信された利用者の個人情報及び前記最
適経路情報を前記記憶手段に格納して利用者データベー
スとして登録し、さらに、前記交通情報管理サーバが、
所定の交通機関の運行状況発信サーバから送信された運
行状況情報を受信した場合、前記利用者データベースを
参照して運行状況変化通知対象の利用者のうち前記交通
機関を最適経路に含んでいる利用者を抽出し、当該利用
者の前記メールアドレス宛にネットワークを通じて前記
交通機関の運行状況内容の電子メールを送信し、前記ク
ライアントが、ネットワークを通じて前記電子メールを
受取り、当該電子メール内容を表示手段に表示するもの
である。
【0012】このように本発明においては、交通情報管
理サーバで経路探索を利用した利用者の個人情報及び探
索結果としての最適経路情報を利用者データベースに登
録し、交通機関の運行状況変化に伴って運行状況発信サ
ーバから運行状況情報が発信された場合に、交通情報管
理サーバが登録された利用者宛に交通機関の運行状況変
化内容の電子メールを送信し、利用者がクライアントを
通じて電子メールの内容を確認し、交通機関の運行状況
変化を把握することにより、利用者がクライアントをネ
ットワークに接続できる環境であれば、経路探索で取得
した最適経路の状況が変化したことを確実に把握でき、
運行状況変化への利用者の対応を容易にすることとな
り、利用者の利便性をより一層高められる。
【0013】また、本発明に係る交通情報提供システム
は必要に応じて、前記交通情報管理サーバが、利用者か
らの入力を経て前記クライアントから送信された利用者
の個人情報及び最適経路情報を前記記憶手段に格納し利
用者データベースとして登録する際に、利用者の最適経
路に含まれる各交通機関における運行状況変化を反映し
た新たな経路探索の実施と探索結果通知の希望の有無を
問い合せるコンテンツを送信し、利用者からの入力を経
てクライアントから経路探索と結果通知の希望有りと送
信された場合に、経路探索と結果通知の希望有りとの内
容を利用者データベースにおける利用者の個人情報に付
加し、さらに利用者の経路探索用情報を前記記憶手段に
格納して利用者データベースに追加して登録し、さら
に、前記交通情報管理サーバが、所定の交通機関の運行
状況発信サーバから送信された運行状況情報を受信した
場合に、前記交通機関の運行状況変化に合わせて経路探
索用データベースの時刻表情報及び路線情報の内容をそ
れぞれ更新した上で、前記利用者データベースを参照し
て運行状況変化通知対象の利用者のうち前記交通機関を
最適経路に含んでいる利用者で、且つ新たな経路探索実
施と探索結果通知を希望する利用者を抽出し、当該利用
者に対応する経路探索用情報に基づき、更新された経路
探索用データベースを参照して新たに移動経路探索を行
い、得られた新たな最適経路情報を含む前記交通機関の
運行状況内容の電子メールを利用者の前記メールアドレ
ス宛にネットワークを通じて送信するものである。
【0014】このように本発明においては、交通情報管
理サーバで利用者の個人情報及び最適経路情報を利用者
データベースに登録する際、必要に応じて利用者が新た
な経路探索及びその結果通知を希望するという内容を個
人情報に付加すると共に、その利用者の経路探索用情報
を追加して登録し、交通機関の運行状況変化に伴って運
行状況発信サーバから運行状況情報が発信された場合
に、交通情報管理サーバが交通機関の運行状況変化に合
わせて経路探索用データベースを更新した上で、新たな
経路探索実施と探索結果通知の対象となる利用者を利用
者データベースから抽出し、各利用者の経路探索用情報
に基づいて新たに経路探索を行って最適経路情報を導
き、利用者宛にこの最適経路情報を含んだ電子メールを
送信し、利用者に新たな最適経路を把握させることによ
り、利用者がクライアントをネットワークに接続できる
環境であれば、以前の経路探索による最適経路の状況変
化に加え、交通機関の運行状況変化を踏まえた経路探索
による新たな最適経路を確実に把握でき、利用者を代替
経路にスムーズに誘導して運行状況変化による利用者へ
の悪影響を最小限に抑えられることに加え、利用者の新
たな経路探索に係る操作が不要となり、利用者の負担を
減らして利便性をさらに向上させられる。
【0015】
【本発明の実施の形態】(本発明の第1の実施形態)以
下、本発明の第1の実施形態を図1〜図3に基づいて説
明する。図1は本実施形態に係る交通情報提供システム
のブロック図、図2は本実施形態に係る交通情報提供シ
ステムにおける運行状況情報の取込み処理のフローチャ
ート、図3は本実施形態に係る交通情報提供システムに
おける経路探索及び探索結果提供処理のフローチャート
である。
【0016】前記各図において本実施の形態に係る交通
情報提供システム10は、ネットワークとしてのインタ
ーネットに接続され、インターネットを通じて不特定多
数のクライアントに対し経路探索サービスとして出発地
と目的地の間の最適移動経路の探索及び各種情報提供を
行う交通情報管理サーバ20と、インターネットに接続
されて各交通機関毎に配設され、交通機関における運行
状況が以前の状態から変化した際に変化内容を含む運行
状況情報を交通情報管理サーバ20に送る複数の運行状
況発信サーバ30と、交通情報管理サーバ20とネット
ワーク接続され、利用者の指示操作に基づいて交通情報
管理サーバ20に対し経路探索サービス要求を行う前記
クライアントとしての利用者側端末40とを備える構成
である。
【0017】前記交通情報管理サーバ20は、インター
ネット上で交通情報の提供や出発地から目的地までの経
路探索サービスをコンテンツとして利用者側端末40の
利用者に提供し、各種情報のやり取りを行うサイトを構
築されるネットワークサーバである。この交通情報管理
サーバ20は、所定の交通機関における運行状況発信サ
ーバ30からインターネットを通じて送信される運行状
況情報を受信・参照し、データベース化された各交通機
関の時刻表情報及び路線情報の内容を交通機関の運行状
況変化に合わせて更新した上で、所定の利用者側端末4
0から経路探索用情報が送信された場合、この経路探索
用情報に基づく経路探索を行い、得られた最適経路情報
(経路をなす各交通機関の利用区間、発着時刻、運賃、
所要時間等といった情報)を経路探索結果のコンテンツ
として利用者側端末40へ返信する機能を有するもので
ある。なお、経路探索のアルゴリズムは公知技術を用い
ており、詳細な説明を省略する。
【0018】また、この交通情報管理サーバ20は、利
用者側端末40や運行状況発信サーバ30とやり取りす
る各種情報を格納する記憶手段21を備えており、各利
用者側端末40から送信された経路探索用情報や各交通
機関の運行状況発信サーバ30から送られた運行状況情
報の内容を記憶手段21に一旦格納する他、各交通機関
の時刻表情報及び路線情報を経路探索用データベースと
して更新可能に格納する仕組みである。
【0019】前記運行状況発信サーバ30は、交通機関
の管理下にある各交通手段に以前の運行状態からの変化
が生じた場合に、その変化した運行状況の情報を、イン
ターネットを通じて接続された交通情報管理サーバ20
へ送信する仕組みとなっている。この運行状況発信サー
バ30は、交通情報管理サーバ20とインターネット等
の外部のネットワークを介して接続される他に、直接ネ
ットワーク接続される場合もあり得る。
【0020】前記利用者側端末40は、利用者の操作に
基づいて、交通情報管理サーバ20にコンテンツの閲覧
要求を与え、この要求に対応して交通情報管理サーバ2
0から転送されるファイルを受取ってコンテンツとして
利用者に示し、さらにコンテンツに対応した利用者の入
力操作に基づいて、交通情報管理サーバ20に対し各種
情報を送信するクライアントとしての情報通信機器であ
り、利用者からの入力操作を受ける入力手段41と、コ
ンテンツ等を画面表示として利用者に示す表示手段42
とを少なくとも備える構成である。この利用者側端末4
0は、インターネットを介して交通情報管理サーバ20
と接続されるが、必要に応じて交通情報管理サーバ20
と直接ネットワーク接続されてもかまわない。
【0021】次に、前記構成に基づく交通情報提供シス
テムによる経路情報提供処理について、図2及び図3に
示すフローチャートに基づいて説明する。まず、交通情
報管理サーバ20における運行状況情報の取込み処理に
ついて図2を用いて説明する。前提として、交通情報管
理サーバ20においては、記憶手段21の経路探索用デ
ータベースにおける時刻表情報及び路線情報の初期値と
して、あらかじめ定常運行時の時刻表情報及び路線情報
が登録されているものとする。
【0022】経路探索サービスの開始後、経路探索の対
象となる各交通機関において、管理下の交通手段に運行
休止や遅れ等の定常運行状態とは異なる状態への変化、
又は前記変化状態からの回復など、以前の運行状態から
の変化が生じると、交通機関の管理部門からこの運行状
態の変化内容が運行状況発信サーバ30に伝達され、運
行状況発信サーバ30はインターネットを通じて、以前
の運行状態から変化した内容を運行状況情報として交通
情報管理サーバ20に送信する(ステップ101)。
【0023】交通情報管理サーバ20は、この交通機関
の運行状況情報を受取り(ステップ102)、この運行
状況情報を参照して、交通機関の運行状況変化の内容に
基づき記憶手段21の経路探索用データベースにおける
時刻表情報及び路線情報の該当部分を更新する(ステッ
プ103)。この後、交通情報管理サーバ20は管理者
により経路探索用データベースの更新中止の指示操作が
なされているか否かを判断し(ステップ104)、中止
指示がある場合には一連の処理を終了する。中止指示が
ない場合には前記ステップ101に戻って以降の処理を
繰返す。
【0024】続いて、経路探索と探索結果の提供処理に
ついて、図3のフローチャートを用いて説明する。前提
として、利用者が利用者側端末40を操作して、交通情
報管理サーバ20にアクセスし、経路探索サービスの実
行を選択可能なコンテンツを閲覧しているものとする。
まず、利用者が利用者側端末40の入力手段41を操作
し、コンテンツ上に示されている経路探索サービスの実
行を指示する(ステップ201)と、交通情報管理サー
バ20が経路探索用の情報項目が入力欄と共にリストア
ップされた入力画面を利用者側端末40の表示手段42
に表示させる(ステップ202)。
【0025】この表示手段42に表示された情報項目を
見ながら、利用者が入力手段41を用いて各情報項目に
対応する入力欄にそれぞれ情報を入力して入力完了を指
示すると(ステップ203)、入力された経路探索用情
報が利用者側端末40から交通情報管理サーバ20に送
信され、交通情報管理サーバ20が、送信された経路探
索用情報の内容に誤りや不足がなく、経路探索可能であ
るか否かを判断する(ステップ204)。
【0026】このステップ204で、利用者が必要な経
路探索用情報を適切に入力してこの経路探索用情報を基
に経路探索可能である場合には、経路探索を正式に受付
け、利用者の入力した出発地や目的地等の経路探索用情
報に基づいて、あらかじめ各交通機関の運行状況情報を
反映させた記憶手段21の経路探索用データベースを参
照し、利用者の入力した出発地から目的地に至る経路を
構成可能な交通機関の組合わせをそれぞれ探索して、な
るべく短時間且つ低コストで目的地に到達可能な交通機
関の組合わせからなる経路を選び出し、最適経路として
取得する(ステップ205)。
【0027】一方、前記ステップ204で経路探索用情
報の内容に誤りや不足があって経路探索が実行できない
場合には、前記ステップ202に戻り利用者に修正入力
を指示する。前記ステップ205の後、経路探索用情報
を送信した利用者側端末40に交通情報管理サーバ20
から経路探索の結果がコンテンツの一部として送信され
る(ステップ206)。このコンテンツ内には、経路探
索結果の他、必要に応じて広告等の情報を挿入すること
もできる。利用者側端末40では、経路探索の結果とし
ての目的地までの経路と、その経路における運賃や所要
時間等といった情報が表示手段42に表示されて利用者
に示され(ステップ207)、一連の処理が完了する。
【0028】利用者は利用者側端末40の表示手段42
上に表示された経路情報を、目的地までの移動経路に実
際に適用することができる。このように、本実施の形態
に係る交通情報提供システムにおいては、利用者の利用
者側端末40へ経路探索結果を送信する交通情報管理サ
ーバ20が、いずれかの交通機関の運行状況が変化した
際にこの交通機関の運行状況発信サーバ30から送信さ
れた運行状況情報を受信し、記憶手段21の経路探索用
データベースを運行状況の変化に合わせて更新した上
で、利用者側端末40から移動経路探索要求を受けた場
合には経路探索用データベースを参照して経路探索を実
行し、得られた最適経路情報を利用者側端末40に送信
し、利用者側端末40を通じて利用者に経路情報を示す
ことから、利用者に常時現状に対応した最適な経路探索
結果を提供でき、経路探索の運行状況変化による悪影響
を抑えられ、利用者の効率のよい移動を確実に支援で
き、利用者の利便性が大幅に向上する。また、経路探索
の利用者が各交通機関の運行状況を考慮しつつ経路探索
操作を繰返す手間が省け、経路探索をスムーズ且つ効率
よく進めることができ、利用者の負担を著しく軽減で
き、利用者に経路探索の利用を促してシステムの利用率
を高められる。
【0029】(本発明の第2の実施形態)本発明の第2
の実施形態を図4〜図6に基づいて説明する。図4は本
実施形態に係る交通情報提供システムのブロック図、図
5は本実施形態に係る交通情報提供システムにおける経
路探索利用者の登録処理のフローチャート、図6は本実
施形態に係る交通情報提供システムにおける利用者への
情報提供処理のフローチャートである。
【0030】前記各図において本実施の形態に係る交通
情報提供システム10は、前記第1の実施形態同様、交
通情報管理サーバ20と、運行状況発信サーバ30と、
利用者側端末40とを備える一方、追加機能として、交
通情報管理サーバ20が、利用者側端末40から送られ
た利用者の個人情報を受取って利用者を登録した上で、
所定の交通機関の運行状況発信サーバ30から運行状況
の変化に関する情報が送信された場合に、登録利用者に
所定の情報を提供する仕組みを有するものである。
【0031】前記交通情報管理サーバ20は、前記第1
の実施形態同様、インターネット上で所定のサービスを
実施するネットワークサーバである。この交通情報管理
サーバ20の記憶手段21は、前記経路探索用データベ
ースに加えて、利用者データベースとして、利用者を識
別する個人情報、経路探索時に利用者が入力した経路探
索用情報及び探索結果としての最適経路情報を利用者毎
に格納する構成である。
【0032】この交通情報管理サーバ20は、前記第1
の実施形態同様の経路探索サービスを実施後、得られた
経路中に含まれる交通機関の運行状況に変化が生じた場
合の通知を希望するか否かを利用者に問い合せ、希望す
る利用者には利用者側端末40を通じて利用者を識別す
る個人情報(メールアドレス等)の入力を要求し、利用
者の入力を経てこの個人情報を取得し、利用者の経路探
索用情報及び取得された最適経路情報と共に個人情報を
記憶手段21の利用者データベースに記録して利用者を
登録する。そして、運行状況発信サーバ30から運行状
況の変化に関する情報が送信されると、これを受信した
交通情報管理サーバ20は利用者データベースを参照
し、登録されている利用者のうち、運行状況の変化した
交通機関を移動経路の一部としている利用者に対し、運
行状況変化内容の概略情報を電子メールとして利用者あ
てに送信する仕組みとなっている。
【0033】また、この交通情報管理サーバ20は、運
行状況変化の通知を希望する利用者で、さらに運行状況
変化を踏まえた新たな最適経路の提示も希望する利用者
に対して、運行状況の変化に合わせて更新された経路探
索用データベースを参照しつつ、利用者毎に登録された
経路探索用情報に基づく経路探索を行い、新たに得られ
た最適経路情報を前記運行状況変化内容と共に利用者あ
てに電子メールとして送信する機能も有する。
【0034】次に、前記構成に基づく交通情報提供シス
テムによる利用者への経路情報提供処理について、図5
及び図6に示すフローチャートに基づいて説明する。は
じめに、経路探索利用者の登録処理について図5を用い
て説明する。前提として、前記第1の実施形態同様に交
通情報管理サーバ20が利用者からの指示操作で経路探
索を実施して最適経路を取得しているものとする(図3
参照;ステップ201〜ステップ205)。交通情報管
理サーバ20は、経路探索用情報を送信してきた利用者
側端末40に対し、経路探索の結果をコンテンツの一部
として送信する際、同じコンテンツ内に、得られた経路
中に含まれる交通機関の運行状況に変化が生じた場合の
通知を希望するか問い合せて利用者に指示入力させる入
力部分を挿入した上で送信し、コンテンツを利用者側端
末40の表示手段42に表示させる(ステップ30
1)。
【0035】利用者が利用者側端末40の入力手段41
を操作し、表示されたコンテンツ上に示されている通知
の希望を指示する(ステップ302)と、利用者側端末
40から通知希望の情報が交通情報管理サーバ20に送
信され、これを受けて交通情報管理サーバ20は利用者
を識別する個人情報項目が入力欄と共にリストアップさ
れた入力画面を利用者側端末40に送信し、表示手段4
2に表示させる(ステップ303)。この表示手段42
に表示された情報項目を見ながら、利用者が入力手段4
1を用いて各情報項目に対応する入力欄にそれぞれ情報
を入力して入力完了を指示すると(ステップ304)、
利用者側端末40から入力された個人情報が交通情報管
理サーバ20に送信され、交通情報管理サーバ20は送
信された個人情報の内容に誤りや不足がなく、登録可能
であるか否かを判断する(ステップ305)。
【0036】このステップ305で個人情報が登録可能
である場合には、交通情報管理サーバ20は入力された
個人情報の内容を利用者の経路探索用情報及び先に取得
された最適経路情報と共に利用者データベースの一部と
して記憶手段21に格納する(ステップ306)。一
方、前記ステップ305で個人情報の内容に誤りや不足
があってそのまま処理できない場合には、前記ステップ
303に戻り利用者に修正入力を指示する。
【0037】前記ステップ306の後、交通情報管理サ
ーバ20は、さらに運行状況変化を踏まえた新たな経路
探索とこれにより得られる最適経路の提示についてその
可否いずれかを問い合せて利用者に選択入力させる入力
部分を有するコンテンツを送信し、利用者側端末40の
表示手段42に表示させる(ステップ307)。利用者
が利用者側端末40の入力手段41を操作し、コンテン
ツ上に示されている可否いずれかの選択肢を入力指示す
る(ステップ308)と、利用者側端末40から選択入
力の情報が送信され、これを受けて交通情報管理サーバ
20は利用者が新規の経路探索及び最適経路の提示を希
望しているか否かを判断する(ステップ309)。
【0038】利用者がコンテンツ上に示されている最適
経路の提示を希望している場合、記憶手段21の利用者
データベースに格納されている利用者の個人情報に最適
経路提示希望を示す内容を新たに付加して個人情報を更
新する(ステップ310)。この後、交通情報管理サー
バ20は利用者の登録終了の内容を含むコンテンツを送
信して利用者側端末40の表示手段42に表示させ(ス
テップ311)、一連の処理を終了する。
【0039】前記ステップ309で利用者が最適経路の
提示を希望していない場合、そのまま前記ステップ31
1に移行する。続いて、利用者への情報提供処理につい
て説明する。経路探索対象の各交通機関において、管理
下の交通手段に運行休止や遅れ等の定常運行状態とは異
なる状態への変化、又は前記変化状態からの回復など、
以前の運行状態からの変化が生じると、交通機関の管理
部門からこの運行状態の変化内容が運行状況発信サーバ
30に伝達され、運行状況発信サーバ30はネットワー
クを通じて、以前の運行状態から変化した内容を運行状
況情報として交通情報管理サーバ20に送信する(ステ
ップ401)。
【0040】交通情報管理サーバ20は、この交通機関
の運行状況情報を受取り(ステップ402)、この運行
状況情報を参照して、交通機関の運行状況変化の内容に
基づき記憶手段21の経路探索用データベースにおける
時刻表情報及び路線情報の該当部分を更新する(ステッ
プ403)。また、交通情報管理サーバ20は利用者デ
ータベースを参照して、登録されている運行状況変化通
知対象の利用者のうち、運行状況の変化した交通機関を
最適移動経路の一部に含んでいる利用者を抽出する(ス
テップ404)。さらに、交通情報管理サーバ20は、
抽出された利用者について、個人情報を参照し、新たな
経路探索実施と最適経路の提示を希望しているか否かを
判定し(ステップ405)、利用者が希望している場
合、この利用者に対応する経路探索用情報に基づき、更
新された経路探索用データベースを参照しつつ新たに移
動経路探索を行う(ステップ406)。
【0041】交通情報管理サーバ20は、新たに得られ
た最適経路情報を前記交通機関の運行状況変化内容の概
略と共に電子メールとして、あらかじめ登録されている
利用者のメールアドレス宛にインターネットを通じて送
信する(ステップ407)。送信後、抽出された全ての
利用者について電子メール送信が完了したか否か判断し
(ステップ408)、送信が終了していれば一連の処理
を終了する。送信が終了していない場合には前記ステッ
プ405に戻り、抽出された他の利用者について以降の
処理を繰返す。
【0042】前記ステップ405で利用者が最適経路の
提示を希望していない場合、この利用者のメールアドレ
ス宛に、前記交通機関の運行状況変化内容の概略を電子
メールとしてインターネットを通じて送信する(ステッ
プ409)。この後、前記ステップ408へ移行する。
利用者は、利用者側端末40による電子メールの受信
後、利用者側端末40の表示手段42上に表示された交
通機関の運行状況変化内容と新たな最適経路を参照し、
所定の交通機関を乗継いで目的地までの移動を実行する
ことができる。利用者は交通機関の運行状況変化に際し
ても、利用者側端末40を介して交通情報管理サーバ2
0に対する経路探索の指示操作を一切行わずに済む。
【0043】このように、本実施の形態に係る交通情報
提供システムにおいては、交通情報管理サーバ20で経
路探索を利用した利用者の個人情報、経路探索用情報及
び最適経路情報を利用者データベースに登録すると共
に、必要に応じて利用者が新たな経路探索及びその結果
通知を希望するという内容を個人情報に付加し、交通機
関の運行状況変化に伴って運行状況発信サーバ30から
運行状況情報が発信された場合に、交通情報管理サーバ
20が交通機関の運行状況変化に合わせて経路探索用デ
ータベースを更新した上で、交通情報管理サーバ20が
登録された利用者宛に交通機関の運行状況変化内容の電
子メールを送信する一方、さらに新たな経路探索実施と
探索結果通知の対象となる利用者については、各利用者
の経路探索用情報に基づいて新たに経路探索を行って最
適経路情報を導き、利用者宛にこの最適経路情報を含ん
だ電子メールを送信し、利用者に新たな最適経路を把握
させることから、利用者が利用者側端末40をインター
ネットに接続できる環境であれば、経路探索で取得した
最適経路の状況が変化したことや、必要に応じて交通機
関の運行状況変化を踏まえた経路探索による新たな最適
経路を確実に把握でき、運行状況変化に利用者を迅速に
対応させられ、利用者を代替経路にスムーズに誘導して
運行状況変化による利用者への悪影響を最小限に抑えら
れることに加え、利用者の新たな経路探索に係る操作が
不要となり、利用者の負担を減らして利便性を大きく向
上させられる。
【0044】なお、前記実施の形態に係る交通情報提供
システムにおいては、利用者の個人情報登録の有無に関
わりなく、同じ経路探索サービスのコンテンツを利用者
側端末40を通じて提供する構成としているが、これに
限らず、公開されるコンテンツを複数通り用意し、個人
認証と組合わせて、登録の有無や経路探索の利用実績、
コンテンツから広告スポンサーサイトへの進み具合など
の情報を基に閲覧可能なコンテンツを利用者毎に異なら
せ、所定の利用者にはより詳細な経路探索等が可能なコ
ンテンツを閲覧させる構成とすることもでき、利用者の
経路探索サービス利用を促進させられることとなり、利
用件数を確実に増加させることができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、経路探索
用情報に基づいて複数の交通機関の組合わせ利用による
移動経路を探索し、最適経路情報を取得する交通情報管
理サーバ、各交通機関における運行状況の変化内容を含
む運行状況情報を交通情報管理サーバに送信する運行状
況発信サーバ、及び前記交通情報管理サーバと経路探索
用情報や最適経路情報をやり取りするクライアントがそ
れぞれ配設され、交通機関に運行状況の変化が生じると
運行状況発信サーバから送信される運行状況情報を交通
情報管理サーバが取得し、交通情報管理サーバが運行状
況の変化に合わせて経路探索用のデータベースを更新し
た上でクライアントからの新たな経路探索要求に対応す
ることにより、クライアントを通じて利用者に常時現状
に対応した最適な経路探索結果を与えることができ、利
用者の効率のよい移動を確実に支援でき、利用者の利便
性が大幅に向上するという効果を奏する。また、利用者
が複数の交通機関の情報を自ら収集して交通機関の運行
状況を正確に把握する手間を省けることとなり、利用者
の負担を著しく軽減でき、利用者に経路探索の利用を促
してシステムの利用率を高められるという効果を有す
る。
【0046】また、本発明によれば、交通情報管理サー
バで経路探索を利用した利用者の個人情報及び探索結果
としての最適経路情報を利用者データベースに登録し、
交通機関の運行状況変化に伴って運行状況発信サーバか
ら運行状況情報が発信された場合に、交通情報管理サー
バが登録された利用者宛に交通機関の運行状況変化内容
の電子メールを送信し、利用者がクライアントを通じて
電子メールの内容を確認し、交通機関の運行状況変化を
把握することにより、利用者がクライアントをネットワ
ークに接続できる環境であれば、経路探索で取得した最
適経路の状況が変化したことを確実に把握でき、運行状
況変化への利用者の対応を容易にすることとなり、利用
者の利便性をより一層高められるという効果を有する。
【0047】また、本発明によれば、交通情報管理サー
バで利用者の個人情報及び最適経路情報を利用者データ
ベースに登録する際、必要に応じて利用者が新たな経路
探索及びその結果通知を希望するという内容を個人情報
に付加すると共に、その利用者の経路探索用情報を追加
して登録し、交通機関の運行状況変化に伴って運行状況
発信サーバから運行状況情報が発信された場合に、交通
情報管理サーバが交通機関の運行状況変化に合わせて経
路探索用データベースを更新した上で、新たな経路探索
実施と探索結果通知の対象となる利用者を利用者データ
ベースから抽出し、各利用者の経路探索用情報に基づい
て新たに経路探索を行って最適経路情報を導き、利用者
宛にこの最適経路情報を含んだ電子メールを送信し、利
用者に新たな最適経路を把握させることにより、利用者
がクライアントをネットワークに接続できる環境であれ
ば、以前の経路探索による最適経路の状況変化に加え、
交通機関の運行状況変化を踏まえた経路探索による新た
な最適経路を確実に把握でき、利用者を代替経路にスム
ーズに誘導して運行状況変化による利用者への悪影響を
最小限に抑えられることに加え、利用者の新たな経路探
索に係る操作が不要となり、利用者の負担を減らして利
便性をさらに向上させられるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る交通情報提供シ
ステムのブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る交通情報提供シ
ステムにおける運行状況情報の取込み処理のフローチャ
ートである。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る交通情報提供シ
ステムにおける経路探索及び探索結果提供処理のフロー
チャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る交通情報提供シ
ステムのブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る交通情報提供シ
ステムにおける経路探索利用者の登録処理のフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る交通情報提供シ
ステムにおける利用者への情報提供処理のフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 交通情報提供システム 20 交通情報管理サーバ 21 記憶手段 30 運行状況発信サーバ 40 利用者側端末 41 入力手段 42 表示手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のネットワークに接続され、当該ネ
    ットワークを通じて不特定多数のクライアントに対し交
    通情報の提供サービスを行う交通情報管理サーバを少な
    くとも備え、当該交通情報管理サーバが、所定のクライ
    アントから送信される少なくとも出発地及び目的地を含
    む経路探索用情報に基づいて、複数の交通機関の組合わ
    せ利用による前記出発地と目的地間の移動経路を探索
    し、得られた最適経路情報を前記クライアントに送信し
    て提供する交通情報提供システムにおいて、 前記交通情報管理サーバとネットワーク接続されて前記
    各交通機関毎に配設され、交通機関における運行状況が
    以前の状態から変化した際には変化内容を含む運行状況
    情報を交通情報管理サーバに送信する複数の運行状況発
    信サーバを備え、 前記交通情報管理サーバが、前記各交通機関の時刻表情
    報及び路線情報を経路探索用データベースとして格納す
    る記憶手段を有してなり、前記経路探索用データベース
    の初期値として各交通機関の定常運行状態における時刻
    表情報や路線情報を格納した上で、前記各運行状況発信
    サーバから送信される運行状況情報を受信・参照し、各
    交通機関の運行状況変化に合わせて経路探索用データベ
    ースの時刻表情報及び路線情報の内容をそれぞれ更新す
    ると共に、前記経路探索用情報が所定のクライアントか
    ら送信された場合には、経路探索用情報に基づき前記記
    憶手段の経路探索用データベースを参照して移動経路探
    索を行い、得られた最適経路情報を含む所定のコンテン
    ツを前記クライアントに返信し、 前記クライアントが、前記経路探索用情報を入力する入
    力手段と、文字及び画像情報を利用者から視認可能に表
    示する表示手段とを少なくとも有する端末とされてな
    り、前記交通情報管理サーバから送信されたコンテンツ
    を表示手段に表示することを特徴とする交通情報提供シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の交通情報提供シス
    テムにおいて、 前記交通情報管理サーバが、所定のクライアントから経
    路探索用情報の送信を受けて移動経路を探索し、最適経
    路情報を前記クライアントに送信すると共に、最適経路
    に含まれる各交通機関における運行状況変化の利用者へ
    の通知希望の有無を問い合せるコンテンツを前記クライ
    アントへ送信し、利用者からの入力を経て前記クライア
    ントから通知希望有りと送信された場合に、新たに利用
    者の少なくとも電子メールのメールアドレスを含む個人
    情報入力を要求するコンテンツを前記クライアントに送
    信し、利用者からの入力を経て前記クライアントから送
    信された利用者の個人情報及び前記最適経路情報を前記
    記憶手段に格納して利用者データベースとして登録し、 さらに、前記交通情報管理サーバが、所定の交通機関の
    運行状況発信サーバから送信された運行状況情報を受信
    した場合、前記利用者データベースを参照して運行状況
    変化通知対象の利用者のうち前記交通機関を最適経路に
    含んでいる利用者を抽出し、当該利用者の前記メールア
    ドレス宛にネットワークを通じて前記交通機関の運行状
    況内容の電子メールを送信し、 前記クライアントが、ネットワークを通じて前記電子メ
    ールを受取り、当該電子メール内容を表示手段に表示す
    ることを特徴とする交通情報提供システム。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の交通情報提供シス
    テムにおいて、 前記交通情報管理サーバが、利用者からの入力を経て前
    記クライアントから送信された利用者の個人情報及び最
    適経路情報を前記記憶手段に格納し利用者データベース
    として登録する際に、利用者の最適経路に含まれる各交
    通機関における運行状況変化を反映した新たな経路探索
    の実施と探索結果通知の希望の有無を問い合せるコンテ
    ンツを送信し、利用者からの入力を経てクライアントか
    ら経路探索と結果通知の希望有りと送信された場合に、
    経路探索と結果通知の希望有りとの内容を利用者データ
    ベースにおける利用者の個人情報に付加し、さらに利用
    者の経路探索用情報を前記記憶手段に格納して利用者デ
    ータベースに追加して登録し、 さらに、前記交通情報管理サーバが、所定の交通機関の
    運行状況発信サーバから送信された運行状況情報を受信
    した場合に、前記交通機関の運行状況変化に合わせて経
    路探索用データベースの時刻表情報及び路線情報の内容
    をそれぞれ更新した上で、前記利用者データベースを参
    照して運行状況変化通知対象の利用者のうち前記交通機
    関を最適経路に含んでいる利用者で、且つ新たな経路探
    索実施と探索結果通知を希望する利用者を抽出し、当該
    利用者に対応する経路探索用情報に基づき、更新された
    経路探索用データベースを参照して新たに移動経路探索
    を行い、得られた新たな最適経路情報を含む前記交通機
    関の運行状況内容の電子メールを利用者の前記メールア
    ドレス宛にネットワークを通じて送信することを特徴と
    する交通情報提供システム。
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