JPH10307435A - 画像記録装置及び画像記録方法 - Google Patents

画像記録装置及び画像記録方法

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JPH10307435A
JPH10307435A JP9134460A JP13446097A JPH10307435A JP H10307435 A JPH10307435 A JP H10307435A JP 9134460 A JP9134460 A JP 9134460A JP 13446097 A JP13446097 A JP 13446097A JP H10307435 A JPH10307435 A JP H10307435A
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JP
Japan
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recording
image
page
unit
character
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JP9134460A
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English (en)
Inventor
Makoto Kikukawa
眞 菊川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字/写真ページが混在する複数枚の原稿の
記録時に、記憶媒体を効率良く使用して操作者所望の記
録を可能とした画像記録装置及び画像記録方法を提供す
る。 【解決手段】 記録画質選択モードの設定が可能な操作
部115を有し原稿から画像データを読み取るリーダ部
1と、リーダ部1及び画像入出力制御部3からの画像デ
ータに応じた画像を記録紙上に記録するプリンタ部2
と、原稿が文字ページか写真ページかを判別し、写真ペ
ージと判別したページを文字記録画質で記録させ、該記
録ページについて操作部115による記録画質の再設定
に基づきページ毎に再記録を行わせる画像入出力制御部
3とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置及び
画像記録方法に係り、更に詳しくは、記録媒体に画像情
報を記録すると共に該記録した画像情報を検索して出力
する場合に好適な画像記録装置及び画像記録方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複写機に、ファクシミリ
機能、プリンタ機能、電子ファイル機能等の多機能を複
合して持たせることにより、機能を拡張するシステム展
開が進展している。上述した各機能の中でも電子ファイ
ル機能は、各種情報を記載した書類をバインダ等に綴じ
込んで管理する際にバインダ等の収納場所にスペースを
取っていた文書管理に代わり、MOディスク(Magneto
Opticalディスク:光磁気ディスク)等のメモリに各
種情報を書き込んで記録する機能であるという面から、
省スペースに貢献している。
【0003】他方、各種情報の検索機能についても、文
書名検索や文書番号検索を始めとして、文書を記録した
時にプリントされる検索シートを使用することにより、
次回に当該書類を出力する際には前記検索シートを読ま
せることで、1つのMOディスク等の記憶媒体に書き込
んだ複数のファイルの中から所望の物を出力することが
できる等、検索が容易になってきている。
【0004】図15は従来例に係る複写機、画像入出力
装置(ファイル−ユニット)、MOドライブからなるシ
ステムの構成例を示す外観図である。該システムは、複
写機1001と、複写機1001に接続された画像入出
力装置1002と、複写機1001及び画像入出力装置
1002に接続されると共に複写機1001の近傍にM
Oドライブ置台1003を介して設置されたMOドライ
ブ1004とを備えている。
【0005】データの書き込み/読み出しを行う場合に
は、MOドライブ1004にMOディスクを挿入し、原
稿を複写機1001で読み込むことにより、ファイル部
へのデータの書き込み、または操作部上の文書検索操作
により、データの読み出しを行う。また、操作者は原稿
の記録時に原稿の種類に応じて、記録画質を“文字モー
ド”或いは“ハーフトーン(立体感を与えるための手
法)モード”に予め設定しておくことで、最適な画質で
記録を行わせることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術においては下記のような問題があった。即ち、複数枚
の原稿の記録時においてページ毎の原稿の内容が文字原
稿と写真原稿とが混在している場合に、ドキュメントフ
ィーダで連続で読み込み記録を行うとき、記録画質を
“文字モード”に設定して記録すると、写真原稿ページ
を記録した際に中間調部分がつぶれて記録されてしまう
という不具合があった。また、記録画質を“ハーフトー
ンモード”に設定して記録すると、写真原稿ページの画
質は中階調処理されて適切な画質になるが、画像データ
をハーフトーン処理して記録するため、文字原稿ページ
の記録においても多量のメモリ(記憶媒体)を使用して
しまい、記憶媒体を無駄に使用してしまうという不具合
があった。
【0007】更に、操作者が複数枚の原稿の文字ページ
と写真ページの順序を変えて文字ページと写真ページと
を分離し、文字ページの原稿は文字モードで記録し、写
真ページの原稿はハーフトーンモードで記録することで
一文書の記録を行うこともできるが、該記録方法では、
正しいページ順に記録することができず、記録終了後に
また原稿ページの順序を元通りに直さなければならない
ため作業が煩雑化する。また、原稿の各ページを文字ペ
ージまたは写真ページに判別し、自動的に各ページの記
録画質を変えて記録する制御もあるが、写真ページと判
別した場合は判別ページを全てハーフトーン処理を行い
記録してしまう。
【0008】ここで、複数枚の原稿における複数枚の写
真ページを記録する場合、操作者の思惑として、写真ペ
ージであっても、記憶媒体の容量を効率良く使用するた
めにハーフトーンモードで記録するのではなく、中間調
部分がつぶれて画質が悪化してもよいから文字モードで
記録するというページが存在する場合もある。このよう
に複数枚の写真ページを記録する場合には、従来の判
別、記録では不具合があり、各写真ページを効率良く画
質を変えて記録する制御が必要となるという課題があっ
た。
【0009】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、文字/写真ページが混在する複数枚の原稿の記
録時に、記憶媒体を効率良く使用して操作者所望の記録
を可能とした画像記録装置及び画像記録方法を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、原稿から読み取った画像を記録
する画像記録装置において、原稿が文字ページか写真ペ
ージかを判別する判別手段と、写真ページと判別したペ
ージを文字記録画質で記録させ、該記録したページにつ
いて記録画質の再設定に基づき再記録を行わせる制御手
段とを有することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項2の発明
は、前記記録画質の再設定を行う再設定手段を有するこ
とを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項3の発明
は、前記再設定手段は、画面に表示されたメッセージに
従って、文字記録画質で記録された単一ページ或いは複
数ページについて記録画質の再設定を行うことが可能で
あることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項4の発明
は、前記再設定手段は、文字記録画質で記録されたペー
ジについて文字記録画質でよいか写真記録画質で再記録
するかの再設定を行うことが可能であることを特徴とす
る。
【0014】上記目的を達成するため、請求項5の発明
は、原稿から読み取った画像を記録する画像記録方法に
おいて、原稿が文字ページか写真ページかを判別する判
別ステップと、写真ページと判別したページを文字記録
画質で記録させ、該記録したページについて記録画質の
再設定に基づき再記録を行わせる制御ステップとを有す
ることを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項6の発明
は、前記記録画質の再設定を行う再設定ステップを有す
ることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項7の発明
は、前記再設定ステップでは、画面に表示されたメッセ
ージに従って、文字記録画質で記録された単一ページ或
いは複数ページについて記録画質の再設定を行うことが
可能であることを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項8の発明
は、前記再設定ステップでは、文字記録画質で記録され
たページについて文字記録画質でよいか写真記録画質で
再記録するかの再設定を行うことが可能であることを特
徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0019】図1は本実施の形態に係る画像処理装置の
全体構成を示すブロック図である。画像処理装置は、リ
ーダ部1と、プリンタ部2と、画像入出力制御部3とか
ら大略構成されており、電話回線に接続されると共にパ
ーソナルコンピュータまたはワークステーション(PC
/WS)11に接続されている。画像入出力制御部3
は、リーダ部1に接続されており、ファクシミリ部4
と、ファイル部5と、光磁気ディスク・ドライブユニッ
ト(外部記憶装置)6と、コンピュータ・インターフェ
ース部7と、フォーマッタ部8と、イメージメモリ部9
と、コア部10と、ハードディスク12とを備えてい
る。
【0020】上記各部の構成を動作と共に詳述すると、
リーダ部1は、原稿の画像を読み取り、原稿画像に応じ
た画像データをプリンタ部2及び画像入出力制御部3へ
出力する。プリンタ部2は、リーダ部1及び画像入出力
制御部3からの画像データに応じた画像を記録紙上に記
録する。画像入出力制御部3のファクシミリ部4は、電
話回線を介して外部から受信した圧縮画像データを伸長
すると共に伸長した画像データをコア部10へ転送し、
また、コア部10から転送された画像データを圧縮する
と共に圧縮した圧縮画像データを電話回線を介して外部
へ送信する。ハードディスク12は、ファクシミリ部4
に接続されており、該ファクシミリ部4で受信した圧縮
画像データを一時的に保存することができる。
【0021】ファイル部5は、コア部10から転送され
た画像データを圧縮し、その画像データを検索するため
のキーワードと共に光磁気ディスク・ドライブユニット
6にセットされた光磁気ディスクに記憶させる。また、
ファイル部5は、コア部10を介して転送されたキーワ
ードに基づいて光磁気ディスクに記憶されている圧縮画
像データを検索し、検索した圧縮画像データを読み出し
て伸長し、伸長した画像データをコア部10へ転送す
る。光磁気ディスク・ドライブユニット(外部記憶装
置)6は、ファイル部5に接続されており、光磁気ディ
スクがセットされる。
【0022】コンピュータ・インターフェース部7は、
パーソナルコンピュータまたはワークステーション(P
C/WS)11とコア部10との間のデータ送受信を行
うインターフェースである。フォーマッタ部8は、PC
/WS11から転送された画像を表すコードデータをプ
リンタ部2で記録できる画像データに展開する。イメー
ジメモリ部9は、PC/WS11から転送されたデータ
を一時的に記録する。コア部10は、リーダ部1、ファ
クシミリ部4、ファイル部5、コンピュータ・インター
フェース部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9
のそれぞれの間のデータの流れを制御する。尚、コア部
10については後述する。
【0023】図2は本実施の形態に係る画像処理装置の
リーダ部1及びプリンタ部2の各機構部の構成を示す断
面図である。リーダ部1は、原稿給送装置101と、プ
ラテンガラス102と、ランプ103と、スキャナユニ
ット104と、ミラー105、106、107と、レン
ズ108と、CCD(Charge Coupled Devise)イメ
ージセンサ(以下、CCDと略称)109とを備えてい
る。また、プリンタ部2は、レーザ発光部201と、感
光ドラム202と、現像器203と、カセット204、
205と、転写部206と、定着部207と、排出ロー
ラ208と、フラッパ209と、再給紙搬送路210
と、ソータ220と、レーザドライバ221とを備えて
いる。
【0024】リーダ部1各部の構成を動作と共に詳述す
ると、原稿給送装置101は、原稿を最終頁から順に1
枚ずつプラテンガラス102上へ給送し、原稿の読み取
り動作終了後、プラテンガラス102上の原稿を排出す
るものである。原稿がプラテンガラス102上に搬送さ
れると、ランプ103を点灯し、次いでスキャナユニッ
ト104の移動を開始させて原稿を露光走査する。この
時の原稿からの反射光は、ミラー105、106、10
7及びレンズ108によってCCD109へ導かれる。
このように、走査された原稿の画像はCCD109によ
って読み取られる。CCD109から出力される画像デ
ータは、所定の処理が施された後、プリンタ部2及び画
像入出力制御部3のコア部10へ転送される。
【0025】プリンタ部2各部の構成を動作と共に詳述
すると、プリンタ部2のレーザドライバ221は、レー
ザ発光部201を駆動するものであり、リーダ部1から
出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部
201に発光させる。該レーザ光は感光ドラム202に
照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像
が形成される。該感光ドラム202に形成された潜像の
部分には、現像器203によって現像剤が付着される。
そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、
カセット204及びカセット205の何れかから記録紙
を給紙して転写部206へ搬送し、感光ドラム202に
付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤がのった
記録紙は定着部207に搬送され、定着部207の熱と
圧力により現像剤は記録紙に定着される。定着部207
を通過した記録紙は排出ローラ208によって排出さ
れ、ソータ220は排出された記録紙をそれぞれのビン
に収納して記録紙の仕分けを行う。
【0026】尚、ソータ220は、仕分けが設定されて
いない場合は、最上ビンに記録紙を収納する。また、ソ
ータ220は、両面記録が設定されている場合は、排出
ローラ208の箇所まで記録紙を搬送した後、排出ロー
ラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209によっ
て再給紙搬送路210へ導く。また、ソータ220は、
多重記録が設定されている場合は、記録紙を排出ローラ
208まで搬送しないようにフラッパ209によって再
給紙搬送路210へ導く。再給紙搬送路210へ導かれ
た記録紙は上述したタイミングで転写部206へ給紙さ
れる。
【0027】図3は本実施の形態に係る画像処理装置の
リーダ部1の詳細構成を示すブロック図である。リーダ
部1は、CCD109と、アナログ/デジタル変換・シ
ェーディング補正部(A/D・SH)110と、画像処
理部111と、インターフェース(I/F)部113
と、CPU114と、操作部115と、メモリ116と
を備えている。
【0028】上記各部の構成を動作と共に詳述すると、
CCD109から出力された画像データは、A/D・S
H110でアナログ/デジタル変換が行われると共にシ
ェーディング補正が行われる。A/D・SH110によ
って処理された画像データは、画像処理部111を介し
てプリンタ部2へ転送されると共にインターフェース部
113を介して画像入出力制御部3のコア部10へ転送
される。CPU114は、操作部115で設定された設
定内容に応じて画像処理部111及びインターフェース
部113を制御する。
【0029】例えば、トリミング処理を行って複写を行
う複写モードが操作部115で設定されている場合は、
画像処理部111でトリミング処理を行わせてプリンタ
部2へ転送させる。また、ファクシミリ送信モードが操
作部115で設定されている場合は、インターフェース
部113から画像データと設定されたモードに応じた制
御コマンドをコア部10へ転送させる。このようなCP
U114の制御プログラムはメモリ116に記憶されて
おり、CPU114はメモリ116を参照しながら制御
を行う。また、メモリ116はCPU114の作業領域
としても使われる。
【0030】図4は本実施の形態に係る画像処理装置の
画像入出力制御部3のコア部10の詳細構成及びコア部
10とファクシミリ部4、ファイル部5、コンピュータ
・インターフェース部6、フォーマッタ部8、イメージ
メモリ部9との接続構成を示すブロック図である。コア
部10は、インターフェース(I/F)120と、デー
タ処理部121と、インターフェース(I/F)122
と、CPU123と、メモリ124とを備えている。
【0031】上記各部の構成を動作と共に詳述すると、
リーダ部1からの画像データはデータ処理部121へ転
送されると共に、リーダ部1からの制御コマンドはCP
U123へ転送される。データ処理部121は画像の回
転処理や変倍処理等の画像処理を行うものであり、リー
ダ部1からデータ処理部121へ転送された画像データ
は、リーダ部1から転送された制御コマンドに応じて、
インターフェース120を介してファクシミリ部4、フ
ァイル部5、コンピュータ・インターフェース部7へ転
送される。また、コンピュータ・インターフェース部7
を介して入力された画像を表すコードデータは、データ
処理部121へ転送された後、フォーマッタ部8へ転送
されて画像データに展開され、該画像データはデータ処
理部121へ転送された後、ファクシミリ部4やプリン
タ部2へ転送される。
【0032】ファクシミリ部4からの画像データは、デ
ータ処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファ
イル部5、コンピュータ・インターフェース部7へ転送
される。CPU123は、メモリ124に記憶されてい
る制御プログラム及びリーダ部1から転送された制御コ
マンドに従って、上記のような制御を行う。また、メモ
リ124はCPU123の作業領域としても使われる。
このように、コア部10を中心に、原稿画像の読み取
り、画像のプリント、画像の送受信、画像の保存、PC
/WS11からのデータの入出力等の機能を複合させた
処理を行うことが可能である。
【0033】図5は本実施の形態に係る画像処理装置の
画像入出力制御部3のファイル部5の詳細構成を示すブ
ロック図である。ファイル部5は、コネクタ500と、
圧縮回路503と、伸長回路504と、メモリA506
と、メモリB507と、メモリC508と、メモリD5
09と、メモリコントローラ510と、変倍回路511
と、タイミング生成回路514と、デュアルポートメモ
リ515と、CPU516と、CODEC(COder-D
ECoder)517と、DMA(Direct Memory Acce
s)コントローラ518と、SCSI(Small Compute
r System Interface)コントローラ519とを備えて
いる。
【0034】上記各部の構成を動作と共に詳述すると、
コネクタ500には、伸長回路504、圧縮回路50
3、タイミング生成回路514、デュアルポートメモリ
515が接続されており、メモリコントローラ510
は、伸長回路504、圧縮回路503、タイミング生成
回路514に接続されると共に、メモリA506、メモ
リB507、メモリC508、メモリD509、COD
EC517、変倍回路511、SCSIコントローラ5
19に接続されている。DMAコントローラ518は、
変倍回路511、CPUバス560に接続されており、
CPUバス560には、CPU516、デュアルポート
メモリ515、SCSIコントローラ519、メモリコ
ントローラ510、CODEC517が接続されてい
る。SCSIコントローラ519には、外部記憶装置
(光磁気ディスク・ドライブユニット)6が接続されて
いる。
【0035】ファイル部5は、コネクタ500を介して
コア部10と接続された各種要素との信号のやり取りを
行う。多値入力信号551は、圧縮回路503に入力さ
れ、ここで多値画像情報から圧縮情報に変換され、メモ
リコントローラ510に出力される。圧縮回路503の
出力信号552は、メモリコントローラ510の制御下
でメモリA506、メモリB507、メモリC508、
メモリD509の何れか、または2組のメモリをカスケ
ード接続したものに記憶される。
【0036】メモリコントローラ510は、CPU51
6の指示により、メモリA506〜メモリD509とC
PUバス560のデータのやり取りを行うモードと、符
号化・復号化を行うCODEC517のCODECバス
570とデータのやり取りを行うモードと、メモリA5
06〜メモリD509の内容をDMAコントローラ51
8の制御により変倍回路511からのバス562とデー
タのやり取りを行うモードと、タイミング生成回路51
4の制御下で信号552をメモリA506〜メモリD5
09の何れかに記憶するモードと、メモリA506〜メ
モリD509の何れかからメモリ内容を読み出して信号
ライン556に出力するモードの5つの機能を有する。
【0037】メモリA506、メモリB507、メモリ
C508、メモリD509は、それぞれ例えば2Mバイ
トの容量を有するメモリであり、例えば400dpiの
解像度でA4相当の画像を記憶する。タイミング生成回
路514は、コネクタ500と信号ライン553で接続
されており、コア部10からの制御信号(HSYNC、
HEN、VSYNC、VEN)により起動され、下記の
2つの機能を達成するための信号を生成する。第1の機
能は、コア部10からの情報をメモリA506〜メモリ
D509の何れか1つのメモリまたは2つのメモリに記
憶する機能であり、第2の機能は、メモリA506〜メ
モリD509の何れか1つから画像情報を読み出して信
号ライン556に伝達する機能である。
【0038】デュアルポートメモリ515は、信号ライ
ン554を介してコア部10のCPU123、信号ライ
ン(CPUバス)560を介してファイル部5のCPU
516と接続されている。各々のCPU123、CPU
516は該デュアルポートメモリ515を介してコマン
ドのやり取りを行う。SCSIコントローラ519は、
上記図1のファイル部5に接続されている外部記憶装置
(光磁気ディスク・ドライブユニット)6とのインター
フェースを行う。外部記憶装置6は、具体的には光磁気
ディスク(図示略)に画像情報等のデータを蓄積する。
尚、記憶媒体は光磁気ディスクに限らず他の記憶媒体で
あってもよい。
【0039】CODEC517は、メモリA506〜メ
モリD509の何れかに記憶されているイメージ情報を
読み出し、MH(一次元符号化)、MR(二次元符号
化)、MMR(二次元逐次符号化)方式の何れかの所望
する方式で符号化を行った後、メモリA506〜メモリ
D509の何れかに符号化情報として記憶する。一方、
CODEC517は、メモリA506〜メモリD509
に記憶されている符号化情報を読み出し、上記MH、M
R、MMR方式の何れかに復号化を行った後、メモリA
506〜メモリD509の何れかに復号化情報、即ちイ
メージ情報として記憶する。
【0040】ここで、外部記憶装置6を介して光磁気デ
ィスクにファイル情報が蓄積される一態様を説明する。
リーダ部1からの8bit多値画像信号は、コネクタ5
00を介して入力された信号ライン551を通り圧縮回
路503に入力される。信号ライン551の信号は、圧
縮回路503で圧縮情報552に変換される。圧縮情報
552は、メモリコントローラ510に入力される。メ
モリコントローラ510はコア部10からの信号553
によってタイミング生成回路514でタイミング信号を
生成し、該信号に従って圧縮信号552をメモリA50
6に記憶する。CPU516はメモリコントローラ51
0のメモリA506、メモリB507をCODEC51
7のバスライン570に接続する。
【0041】CODEC517はメモリA506から圧
縮された情報を読み出し、上記MR法により符号化を行
い、符号化情報をメモリB507に書き込む。CODE
C517が符号化を終了すると、CPU516はメモリ
コントローラ510のメモリB507をCPUバス56
0に接続する。CPU516は符号化された情報をメモ
リB507から順次読み出し、SCSIコントローラ5
19に転送する。SCSIコントローラ519は符号化
された情報572を外部記憶装置6の光磁気ディスクに
記憶する。
【0042】次に、外部記憶装置6から情報を取り出
し、プリンタ部2に出力する一態様を説明する。情報の
検索・プリントのコマンドを受け取ると、CPU516
はSCSIコントローラ519を介して外部記憶装置6
から符号化された情報を受け取り、該符号化情報をメモ
リC508へ転送する。このとき、メモリコントローラ
510はCPU516の指示により、CPUバス560
をメモリC508のバス566に接続する。メモリC5
08への符号化情報の転送が終了すると、CPU516
はメモリコントローラ510を制御することにより、メ
モリC508とメモリD509をCODEC517のバ
ス570に接続する。
【0043】CODEC517はメモリC508から符
号化情報を読み取り、順次復号化した後、メモリD50
9へ転送する。プリンタ部2に拡大・縮小等の変倍が必
要な場合、メモリD509を変倍回路511のバス56
2に接続し、DMAコントローラ518の制御下でメモ
リD509の内容を変倍する。CPU516はデュアル
ポートメモリ515を介してコア部10のCPU123
と通信を行い、メモリD509から画像データをコア部
10を介してプリンタ部2へ送り、画像をプリント出力
するための設定を行う。
【0044】プリント出力設定を終了すると、CPU5
16はタイミング生成回路514に起動をかけ、信号ラ
イン559から所定のタイミング信号をメモリコントロ
ーラ510へ出力する。メモリコントローラ510はタ
イミング生成回路514からの信号に同期してメモリD
509から復号化情報を読み出し、信号ライン556へ
伝送する。信号ライン556へ伝送された復号化情報は
伸長回路504へ入力され伸長される。伸長回路504
の出力信号はコネクタ500を介してコア部10へ出力
され、プリンタ部2へ出力される。
【0045】ここで、ファイルシステムへの一般的な原
稿読み取り操作の流れを図6に示す。操作者は原稿をフ
ィーダにセットした後、記録画質の設定(解像度、濃
度、読み取りモード、読み取りサイズ等)を行う(ステ
ップS601)。原稿載置後、スタートキーを押下して
記録を開始させると(ステップS602)、フィーダか
ら原稿を読み取り始めファイルに記録を行う(ステップ
S603)。原稿読み取りが終了すると(ステップS6
04)、検索シートをプリント出力した後(ステップS
605)、他の文書を記録するか否かを判定し(ステッ
プS606)、他の文書を記録しない場合は、処理を終
了する。
【0046】上述した一般的な原稿読み取り操作では、
記録画質の設定において“文字モード”または“ハーフ
トーンモード”の設定を前もって行い記録するので、文
字原稿と写真原稿が混在した原稿記録を行うには不適で
ある。他方、図8に示す記録設定画面上において、複数
枚の原稿中の文字ページ/写真ページを判別して記録す
る“文字判別”モードを用いる記録設定方法では、記録
原稿が文字原稿か写真原稿かを判別し、文字原稿は文字
モードで記録し写真原稿はハーフトーンモードで記録す
ることで最適画質での記録を図ることができる。図8を
改善した記録設定画面である図9については後述する。
【0047】図7は本実施の形態に係る画像処理装置の
画像入出力部3のコア部10内におけるデータ処理部1
21の詳細構成を示すブロック図である。データ処理部
121は、文字判別部701と、フィルタ処理部702
と、拡大処理部703と、濃度処理部704と、2値化
処理部705と、スムージング部706と、回転処理部
707とを備えている。
【0048】データ処理部121における“文字判別”
の動作を説明すると、画像処理装置(複写機)本体から
送られてくる画像データは、コア部10のインターフェ
ース122を経てデータ処理部121へ入力される。デ
ータ処理部121内で、フィルタ処理部702によるフ
ィルタ処理と同時に、文字判別部701にデータが流れ
文字判別が行われる。そして、2値化処理部705によ
り、文字原稿の場合は単純2値化による処理が、写真原
稿と判別された場合は中間調の処理がそれぞれ行われ、
ファイル部5へ送られる。尚、拡大処理部703では画
像の拡大処理、濃度処理部704では画像の濃度処理、
スムージング部706では画像のスムージング(平滑
化)処理、回転処理部707では画像の回転処理が行わ
れる。
【0049】しかし、在来の記録モードでは写真原稿と
文字原稿を自動で判別するため、例えば画像記録メモリ
の残容量が少ない場合、写真原稿が多くハーフトーン処
理によるデータが多い記録のときは画像記録メモリが不
足することがある。この場合、操作者の思惑で、当該ペ
ージは写真ページであるが文字モードの記録でもよいか
ら画像記録メモリを節約して当該写真ページだけハーフ
トーンで記録しておこうといった操作ができず、画像記
録メモリを最適且つ有効に使うことができないため、結
局、前もって原稿を文字モード記録用とハーフトーン記
録用とに分けてからモードを設定して記録するという作
業が必要となる。原稿枚数が多くなったときは分別して
記録後にまた順番通りに並べ変えるという煩雑な作業と
なる。
【0050】図9は本実施の形態に係る画像処理装置の
リーダ部1の操作部115に表示された記録設定画面の
説明図である。本実施の形態では、上記図8に示した各
機能に加えて“記録画質選択”を新規に設けた点が特徴
となっている。文字/写真混じりの複数枚の原稿が連続
的にフィーダで記録されるときに、コア部10内のデー
タ処理部121において、画像処理装置本体から送られ
てくる画像データを文字判別部701でページ毎に文字
/写真の判別を行い、その各ページの判別結果をコア部
10のCPU123からファイル部5のCPU516へ
送る。
【0051】写真ページと判別された自動判別時には、
中間調処理されたのを、該“記録画質選択”モードで
は、文字モードで2値化を行い(結局この時点では全て
の画像データを文字モードで2値化を行う)、ファイル
部5へ伝送し、ファイル部5が記録を行う。操作者によ
り“記録画質選択”モードが選択され、全原稿データが
送られて記録され、更に文字判別によるページ判別結果
が送られてきたら、ファイル部5は当該判別結果を用い
て写真ページと判別されたページを記録された文字モー
ドで出力する。
【0052】例えば、10枚の文字/写真原稿混じり書
類を読み込んだときに、2ページ目と5ページ目が写真
ページと判別された場合、文字モードで記録された中間
調がつぶれた出力が行われる。本実施の形態では、画像
処理装置の操作部115(上記図3参照)上に、図10
に示すような画質再設定による記録を行うかをページ毎
に操作者に聞いてくる画面が表示される。
【0053】例えば、最初に2ページ目の表示と当該ペ
ージを設定を変えて再記録するかを聞いてくるので、文
字モードの記録でよいという場合は再設定をしない「N
O」を入力する。ハーフトーンモードにして再記録をし
たい場合は「YES」を入力すると、図11に示すよう
な記録再設定後に記録開始操作を行う画面に変わり、当
該ページの再記録が行われる。同様に、5ページ目につ
いても同じ操作を行い再設定記録操作を終了する(図1
2)。
【0054】図13及び図14は本実施の形態に係る画
像処理装置における“記録画質選択”モードによる文書
記録操作の流れを示すフローチャートである。操作者は
画像処理装置のリーダ部1の原稿載置部に原稿をセット
した後、リーダ部1の操作部115から操作を行い記録
を開始させる(ステップS101)。これに伴い、リー
ダ部1において原稿の読み込みが開始される(ステップ
S102)。原稿の読み込みが終了すると(ステップS
103)、原稿に写真判別ページが有るか否かを判定す
る(ステップS104)。写真判別ページが無い場合
は、後述のステップS109へ移行する。他方、写真判
別ページが有る場合は、写真ページを文字モードで記録
し出力する(ステップS105)。
【0055】次に、操作部115上に記録画質再設定記
録を行うかを示す表示を行い(上記図10参照)、操作
者に問い合わせる(ステップS106)。操作者が記録
画質再設定記録を行うことを指示した場合は、記録画質
再設定記録を行う(ステップS107)。他方、操作者
が記録画質再設定記録を行わないことを指示した場合、
或いは上記ステップS107が終了した場合は、他の写
真判別ページが有るか否かを判定する(ステップS10
8)。他の写真判別ページが有る場合は、上記ステップ
S106へ戻る。他方、他の写真判別ページが無い場合
は、検索シートを出力し(ステップS109)、他の文
書を記録するか否かを判定する(ステップS110)。
他の文書を記録する場合は、上記ステップS101へ戻
る。他方、他の文書を記録しない場合は、本処理を終了
する。
【0056】上述したように、本実施の形態によれば、
画像処理装置は、記録画質選択モードの設定が可能な操
作部115を有するリーダ部1と、画像を記録紙上に記
録するプリンタ部2と、原稿が文字ページか写真ページ
かを判別し、写真ページと判別したページを文字記録画
質で記録させ、該記録ページについて操作部115によ
る記録画質の再設定に基づきページ毎に再記録を行わせ
る画像入出力制御部3とを備えているため、文字/写真
ページが混在した複数枚の原稿を記録する場合、操作者
は文字モードにより中間調がつぶれて記録された写真ペ
ージを見て、文字モードで記録してもよいページならば
そのまま記録させ、写真モードで記録したいページなら
ば再び当該写真ページだけハーフトーンモードで記録さ
せることができる。即ち、操作者が各ページの記録画質
を決めることで、記憶媒体を効率良く使用して所望の文
書記録を行わせることができる。
【0057】これにより、従来のごとく、記録画質をハ
ーフトーンモードに設定した際、画像データをハーフト
ーン処理して記録するために文字原稿ページの記録時に
も多量の記憶媒体を使用する不具合や、複数枚の原稿の
順序を変えて文字ページと写真ページとに分離して記録
する際、記録終了後に原稿の順序を元通りに直す煩雑性
を解消することができる。
【0058】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0059】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0060】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0061】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0062】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、原稿から読み取った画像を記録する画像記録装
置において、原稿が文字ページか写真ページかを判別す
る判別手段と、写真ページと判別したページを文字記録
画質で記録させ、該記録したページについて記録画質の
再設定に基づき再記録を行わせる制御手段とを有するた
め、文字/写真ページが混在した複数枚の原稿を記録す
る場合、写真ページに判別されて記録されたページに基
づき、所望の記録画質を再設定して再起録することがで
きる。これにより、従来のごとく例えば写真記録画質の
設定時に、画像データを写真記録画質で処理して記録す
るために文字ページ記録時にも多量の記憶媒体を使用す
る不具合を解消でき、従って、記憶媒体を効率良く使用
して所望の文書記録を行わせることができる。また、従
来のごとく複数枚の原稿の順序を変えて文字ページと写
真ページとに分離して記録した際、記録終了後に原稿の
順序を元通りに直す煩雑性を解消できる。
【0064】請求項2の発明によれば、前記記録画質の
再設定を行う再設定手段を有するため、操作者は再設定
手段により各ページの記録画質を決めることができ、記
憶媒体を効率良く使用して所望の文書記録を行わせるこ
とができる。
【0065】請求項3の発明によれば、前記再設定手段
は、画面に表示されたメッセージに従って、文字記録画
質で記録された単一ページ或いは複数ページについて記
録画質の再設定を行うことが可能であるため、操作者は
画面の表示を見ながら簡易かつ効率良く記録画質の再設
定操作を行うことができる。
【0066】請求項4の発明によれば、前記再設定手段
は、文字記録画質で記録されたページについて文字記録
画質でよいか写真記録画質で再記録するかの再設定を行
うことが可能であるため、文字/写真ページが混在した
複数枚の原稿を記録する場合、操作者は文字記録画質に
より中間調がつぶれて記録された写真ページを見て、文
字記録画質で記録してもよいページならばそのまま記録
させ、写真記録画質で記録したいページならば再び当該
写真ページだけ写真記録画質で記録させることができ
る。これにより、操作者は各ページの記録画質を決める
ことができ、記憶媒体を効率良く使用して所望の文書記
録を行わせることができる。
【0067】請求項5の発明によれば、原稿から読み取
った画像を記録する画像記録方法において、原稿が文字
ページか写真ページかを判別する判別ステップと、写真
ページと判別したページを文字記録画質で記録させ、該
記録したページについて記録画質の再設定に基づき再記
録を行わせる制御ステップとを有するため、上記請求項
1の発明と同様に、各ページの記録画質を決めることが
でき、記憶媒体を効率良く使用して所望の文書記録を行
わせることができる。
【0068】請求項6の発明によれば、前記記録画質の
再設定を行う再設定ステップを有するため、上記請求項
2の発明と同様に、操作者は各ページの記録画質を決め
ることができ、記憶媒体を効率良く使用して所望の文書
記録を行わせることができる。
【0069】請求項7の発明によれば、前記再設定ステ
ップでは、画面に表示されたメッセージに従って、文字
記録画質で記録された単一ページ或いは複数ページにつ
いて記録画質の再設定を行うことが可能であるため、上
記請求項3の発明と同様に、操作者は画面の表示を見な
がら簡易かつ効率良く記録画質の再設定操作を行うこと
ができる。
【0070】請求項8の発明によれば、前記再設定ステ
ップでは、文字記録画質で記録されたページについて文
字記録画質でよいか写真記録画質で再記録するかの再設
定を行うことが可能であるため、上記請求項4の発明と
同様に、文字/写真ページが混在した複数枚の原稿を記
録する場合、操作者は文字記録画質により中間調がつぶ
れて記録された写真ページを見て、文字記録画質で記録
してもよいページならばそのまま記録させ、写真記録画
質で記録したいページならば再び当該写真ページだけ写
真記録画質で記録させることができる。これにより、操
作者は各ページの記録画質を決めることができ、記憶媒
体を効率良く使用して所望の文書記録を行わせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の全体
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像処理装置のリー
ダ部及びプリンタ部の各機構部の構成を示す概略断面図
である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像処理装置のリー
ダ部の詳細構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の画像
入出力制御部のコア部の詳細構成及びコア部と他の各部
との接続構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の画像
入出力制御部のファイル部の詳細構成を示すブロック図
である。
【図6】一般的な原稿記録の流れを示すフローチャート
である。
【図7】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の画像
入出力部のコア部のデータ処理部の詳細構成を示すブロ
ック図である。
【図8】一般的な記録設定画面の説明図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の操作
部に表示された記録設定画面の説明図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の操
作部に表示された画質再設定画面の説明図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の操
作部に表示された記録画質設定終了画面の説明図であ
る。
【図12】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の操
作部に表示された記録開始画面の説明図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る画像処理装置にお
ける記録画質選択モードによる文書記録の流れを示すフ
ローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態に係る画像処理装置にお
ける記録画質選択モードによる文書記録の流れを示すフ
ローチャートである。
【図15】従来例に係る複写機、画像入出力装置、MO
ドライブからなるシステムの構成例を示す外観図であ
る。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像入出力部 4 ファクシミリ部 5 ファイル部 6 光磁気ディスク・ドライブユニット 7 コンピュータ・インターフェース部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 12 ハードディスク 115 操作部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿から読み取った画像を記録する画像
    記録装置において、 原稿が文字ページか写真ページかを判別する判別手段
    と、写真ページと判別したページを文字記録画質で記録
    させ、該記録したページについて記録画質の再設定に基
    づき再記録を行わせる制御手段とを有することを特徴と
    する画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録画質の再設定を行う再設定手段
    を有することを特徴とする請求項1記載の画像記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記再設定手段は、画面に表示されたメ
    ッセージに従って、文字記録画質で記録された単一ペー
    ジ或いは複数ページについて記録画質の再設定を行うこ
    とが可能であることを特徴とする請求項2記載の画像記
    録装置。
  4. 【請求項4】 前記再設定手段は、文字記録画質で記録
    されたページについて文字記録画質でよいか写真記録画
    質で再記録するかの再設定を行うことが可能であること
    を特徴とする請求項2又は3記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 原稿から読み取った画像を記録する画像
    記録方法において、 原稿が文字ページか写真ページかを判別する判別ステッ
    プと、写真ページと判別したページを文字記録画質で記
    録させ、該記録したページについて記録画質の再設定に
    基づき再記録を行わせる制御ステップとを有することを
    特徴とする画像記録方法。
  6. 【請求項6】 前記記録画質の再設定を行う再設定ステ
    ップを有することを特徴とする請求項5記載の画像記録
    方法。
  7. 【請求項7】 前記再設定ステップでは、画面に表示さ
    れたメッセージに従って、文字記録画質で記録された単
    一ページ或いは複数ページについて記録画質の再設定を
    行うことが可能であることを特徴とする請求項6記載の
    画像記録方法。
  8. 【請求項8】 前記再設定ステップでは、文字記録画質
    で記録されたページについて文字記録画質でよいか写真
    記録画質で再記録するかの再設定を行うことが可能であ
    ることを特徴とする請求項6又は7記載の画像記録方
    法。
JP9134460A 1997-05-09 1997-05-09 画像記録装置及び画像記録方法 Pending JPH10307435A (ja)

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