JP2000349992A - ファクシミリ装置、原稿読取送信方法、及び記憶媒体 - Google Patents
ファクシミリ装置、原稿読取送信方法、及び記憶媒体Info
- Publication number
- JP2000349992A JP2000349992A JP11154833A JP15483399A JP2000349992A JP 2000349992 A JP2000349992 A JP 2000349992A JP 11154833 A JP11154833 A JP 11154833A JP 15483399 A JP15483399 A JP 15483399A JP 2000349992 A JP2000349992 A JP 2000349992A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reading
- document
- page
- mark sheet
- pages
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数ページの原稿の各ページに対して異なる
送信条件を容易に設定することを可能とする。 【解決手段】 複数ページから構成される原稿のページ
数を認識し(S11〜S14)、認識されたページ数を
基に、ページ毎にファクシミリ送信条件を設定するため
のマークシートを作成する(S17)。このマークシー
トに、操作者がページ毎にファクシミリ送信条件を記入
して(S18)、そのマークシートが入力されると(S
19,S20)、そのマークシートに記入されたページ
毎のファクシミリ送信条件に従い、原稿の各ページを読
み取り(S21,S22)、送信する。
送信条件を容易に設定することを可能とする。 【解決手段】 複数ページから構成される原稿のページ
数を認識し(S11〜S14)、認識されたページ数を
基に、ページ毎にファクシミリ送信条件を設定するため
のマークシートを作成する(S17)。このマークシー
トに、操作者がページ毎にファクシミリ送信条件を記入
して(S18)、そのマークシートが入力されると(S
19,S20)、そのマークシートに記入されたページ
毎のファクシミリ送信条件に従い、原稿の各ページを読
み取り(S21,S22)、送信する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、原稿読取送信方法、及び記憶媒体に関し、特に、所
定のファクシミリ送信条件により原稿を読み取り、送信
するファクシミリ装置、該ファクシミリ装置に適用され
る原稿読取送信方法、及び該原稿読取送信方法を実行す
るプログラムを記憶した記憶媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】最近の複写機、特にデジタル複写機の多
機能化の進歩はめざましく、ファクシミリ、プリンタ
ー、電子ファイルなどの機能が付加されつつある。特に
ファクシミリとの複合化はデジタル複写機の主流になっ
ている。こうした複数機能が複合したデジタル複写機を
デジタル複合機と呼んでいる。 【0003】ところで、ファクシミリ機能が付加された
デジタル複合機において、送信原稿をメモリに一旦読み
込ませてから、送信を行うメモリ送信があり、操作者は
原稿を読ませたら、デジタル複合機から離れることがで
きる。 【0004】また、メモリ送信では、送信中であって
も、別の送信原稿を読み込ませてメモリに蓄えて、次の
送信予約ができ、メモリ量によっては、その予約件数が
1000件などの大量な予約を行うことができる。 【0005】また、万が一に送信途中で送信が止まって
しまった時でも、送信原稿のデータが、送信が完全に終
了するまで、全て記憶されているので、再送信を行うこ
とができる。 【0006】さらにまた、操作者は、原稿の送信設定時
に原稿の種類に応じて、記録解像度を“標準”、“ファ
イン”、“スーパーファイン”、“ウルトラファイン”
に、記録画質を“文字モード”あるいは“ハーフトーン
モード”に設定することができる。 【0007】図8は、上記のような送信設定を行い、原
稿送信を行う従来装置の動作の手順を示すフローチャー
トである。 【0008】まず、記録解像度や記録画質等の標準的な
原稿送信条件を設定する(S1)。この設定された原稿
送信条件によって送信を行う場合にはステップS3へ進
み、この設定された原稿送信条件とは異なる条件で送信
を行う場合にはステップS7へ進む。 【0009】ステップS3では、原稿が原稿自動給送装
置に置かれ、スタートキーが押されると(S3)、ステ
ップS1で設定された条件で原稿読み取りが行われる
(S4)。全部のページの読み取りが終了すると(S
5)、送信が行われる(S6)。 【0010】一方、ステップS7では、原稿が原稿自動
給送装置に置かれ(S7)、新たに原稿送信条件が設定
される(S8)。そしてステップS8で設定された条件
で原稿読み取りが行われる(S9)。全部のページの読
み取りが終了すると(S10)、送信が行われる(S
6)。 【0011】図6は、画面表示装置に表示された、原稿
送信条件を設定する画面を示す図である。ステップS1
及びステップS8での設定はこの画面を利用して行う。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置においては、原稿の種類に応じて原稿単位で、記録解
像度や記録画質を設定できるものの、複数ページからな
る原稿の各ページ毎に異なる記録解像度や記録画質を設
定することはできなかった。すなわち、全ページの原稿
が同じ記録解像度や記録画質に設定されてメモリに読み
込まれるようになっていた。 【0013】例えば、画質を“文字モード”に設定した
場合、原稿のいずれかのページには、その設定条件では
適さないページもあり得る。つまり、写真等の中間調部
が多いページを“文字モード”で送信すると、その部分
はほとんどつぶれた状態になってしまう。一方、画質を
“ハーフトーンモード”に設定した場合、写真原稿ペー
ジの画質は中間階調の処理がされて適切な画質になる
が、文字原稿ページの送信においては送信データが不必
要に多量となってしまい、送信時間が長くなり、通信コ
ストが高くなってしまう。 【0014】また、全てのページが文字原稿であって
も、ページの内容によっては、記録解像度を落として送
信しても(例えば“ファイン”から“標準”へ)支障が
ないページが含まれることもあり得るが、そうした送信
方法をとることができないために、送信データ量が減ら
ず、通信コストを節約できない。 【0015】さらには、中間調の多い写真ページだけの
原稿を“ハーフトーンモード”で送信する際にも、ペー
ジの内容によっては解像度を落としたり、画質を“文字
モード”にして送信データを減らして、通信コストを減
らしたい場合もあり得る。 【0016】なお、従来装置で、複数ページ原稿におい
て記録解像度や記録画質をページ毎に異なる条件で設定
するには、原稿自動給送装置を使用せず、ユーザが原稿
を1ページずつ原稿台に置き、その都度、図7に示すよ
うに、解像度や画質の設定を行い、読み取らせるという
作業をする必要があり、設定作業の煩雑さがあった。図
7は、従来装置における解像度や画質の設定画面を示す
図である。 【0017】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、複数ページの原稿の各ページに対して
異なる送信条件を容易に設定することを可能とするファ
クシミリ装置、原稿読取送信方法、及び記憶媒体を提供
することを目的とする。 【0018】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、所定のファクシミリ
送信条件により原稿を読み取り、送信するファクシミリ
装置において、複数ページから構成される原稿のページ
数を認識するページ数認識手段と、前記ページ数認識手
段によって認識されたページ数を基に、ページ毎にファ
クシミリ送信条件を設定するためのマークシートを作成
するマークシート作成手段と、前記マークシート作成手
段により作成され、ページ毎にファクシミリ送信条件が
記入されたマークシートを読み込むマークシート読込手
段と、前記マークシート読込手段が読み込んだページ毎
のファクシミリ送信条件に従い、前記原稿の各ページを
読み取り、且つ送信する読取送信手段とを有することを
特徴とする。 【0019】また、請求項9記載の発明によれば、所定
のファクシミリ送信条件により原稿を読み取り、送信す
るファクシミリ装置に適用される原稿読取送信方法にお
いて、複数ページから構成される原稿のページ数を認識
するページ数認識ステップと、前記ページ数認識ステッ
プによって認識されたページ数を基に、ページ毎にファ
クシミリ送信条件を設定するためのマークシートを作成
するマークシート作成ステップと、前記マークシート作
成ステップにより作成され、ページ毎にファクシミリ送
信条件が記入されたマークシートを読み込むマークシー
ト読込ステップと、前記マークシート読込ステップで読
み込まれたページ毎のファクシミリ送信条件に従い、前
記原稿の各ページを読み取り、且つ送信する読取送信ス
テップとを有することを特徴とする。 【0020】さらに、請求項17記載の発明によれば、
所定のファクシミリ送信条件により原稿を読み取り、送
信するファクシミリ装置に適用される原稿読取送信方法
をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読み
出し可能な記憶媒体において、前記原稿読取送信方法
が、複数ページから構成される原稿のページ数を認識す
るページ数認識ステップと、前記ページ数認識ステップ
によって認識されたページ数を基に、ページ毎にファク
シミリ送信条件を設定するためのマークシートを作成す
るマークシート作成ステップと、前記マークシート作成
ステップにより作成され、ページ毎にファクシミリ送信
条件が記入されたマークシートを読み込むマークシート
読込ステップと、前記マークシート読込ステップで読み
込まれたページ毎のファクシミリ送信条件に従い、前記
原稿の各ページを読み取り、且つ送信する読取送信ステ
ップとを有することを特徴とする。 【0021】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。 【0022】図1は、本発明に係るファクシミリ装置を
包含した画像処理装置の構成を示すブロック図である。 【0023】図中、リーダ部1は原稿の画像を読み取
り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部2及び画
像入出力制御部3へ出力する。プリンタ部2は、リーダ
部1や画像入出力制御部3から送られる画像データに応
じて画像を記録紙上に印刷する。 【0024】画像入出力制御部3はリーダ部1に接続さ
れており、ファクシミリ部4、ファイル部5、コンピュ
ータインターフェース部7、フォーマッタ部8、イメー
ジメモリ部9、コア部10などからなる。ファクシミリ
部4は電話回線を介して受信した圧縮画像データを伸長
して、伸長された画像データをコア部10へ転送し、ま
た、コア部10から転送された画像データを圧縮して、
圧縮された圧縮画像データを、電話回線を介して送信す
る。ファクシミリ部4にはハードディスク12が接続さ
れており、受信した圧縮画像データを一時的に保存する
ことができる。 【0025】ファイル部5には光磁気ディスクドライブ
ユニット6が接続されており、ファイル部5はコア部1
0から転送された画像データを圧縮し、その画像データ
を、検索するためのキーワードとともに、光磁気ディス
クドライブユニット6にセットされた光磁気ディスクに
記憶させる。また、ファイル部5はコア部10を介して
転送されたキーワードに基づいて、光磁気ディスクに記
憶されている圧縮画像データを検索し、検索された圧縮
画像データを読み出して伸長し、伸長された画像データ
をコア部10へ転送する。 【0026】コンピュータインターフェース部7は、パ
ーソナルコンピュータまたはワークステーション(以下
「PC/WS」と呼ぶ)11とコア部10との間のイン
ターフェイスである。フォーマッタ部8は、PC/WS
11から転送された画像を表すコードデータを、プリン
タ部2で印刷できる画像データに展開するものであり、
イメージメモリ部9はPC/WS11から転送されたデ
ータを一時的に記憶するものである。コア部10は、リ
ーダ部1、ファクシミリ部4、ファイル部5、コンピュ
ータインターフェース部7、フォーマッタ部8、イメー
ジメモリ部9の相互間におけるデータの流れを制御する
ものである。コア部10については後述する。 【0027】図2はリーダ部1及びプリンタ部2の機械
的構造を示す断面図である。 【0028】リーダ部1の原稿給送装置101は、原稿
を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給
送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス10
2上から原稿を排出するものである。原稿がプラテンガ
ラス102上に搬送されると、ランプ103を点灯し、
そしてスキャナユニット104の移動を開始させて、原
稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光が、ミラ
ーl05、l06、107、及びレンズ108を介して
CCDイメージセンサ(以下「CCD」という)109
へ導かれる。原稿の画像はCCD109によって読み取
られ、画像データに変換される。この画像データは、所
定の処理が施された後、プリンタ部2及び画像入出力制
御部3のコア部10へ転送される。 【0029】プリンタ部2のレーザドライバ221は、
レーザ発光部201を駆動するものであり、リーダ部1
から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発
光部201に発光させる。このレーザ光は感光ドラム2
02に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じ
た潜像が形成される。この感光ドラム202の潜像の部
分には現像器203によって現像剤が付着される。そし
て、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセ
ット204及びカセット205のいずれかから記録紙を
給紙して転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付
着された現像剤を記録紙に転写する。 【0030】現像剤の転写された記録紙は定着部207
に搬送され、定着部207の熱と圧力により現像剤は記
像紙に定着される。定着部207を通過した記録紙は排
出ローラ208によって排出され、ソータ220が、排
出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕
分けを行う。なお、ソータ220は、仕分けが設定され
ていない場合は最上ビンに記録紙を収納する。また、両
面記録が設定されている場合は、排出ローラ208のと
ころまで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転
方向を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路
へ導く。多重記録が設定されている場合は、記録紙をフ
ラッパ209によって再給紙搬送路へ導き、排出ローラ
208まで搬送しないようにする。再給紙搬送路へ導か
れた記録紙は上述したタイミングで転写部206へ給紙
される。 【0031】図3は、リーダ部1の電気的構成を示すブ
ロック図である。 【0032】CCD109から出力された画像データは
A/D・SH部110でアナログ/デジタル変換が行わ
れるとともに、シェーディング補正が行われる。A/D
・SH部110によって処理された画像データは、画像
処理部111を介してプリタ部2へ転送されるととも
に、インターフェース部113を介して画像入出力制御
部3のコア部10へ転送される。 【0033】CPU114は、操作部115で設定され
た設定内容に応じて画像処理部111及びインターフェ
ース部113を制御する。例えば、操作部115で、ト
リミング処理を行って複写を行う複写モードが設定され
ている場合は、画像処理部111にトリミング処理を行
わせてプリンタ部2へ転送させる。また、操作部115
でファクシミリ送信モードが設定されている場合は、イ
ンターフェース部113から画像データと、ファクシミ
リ送信モードに応じた制御コマンドとをコア部10へ転
送させる。このようなCPU114の制御プログラムは
メモリ116に記憶されており、CPU114はメモリ
116を参照しながら制御を行う。また、メモリ116
はCPU114の作業領域としても使われる。 【0034】図4は、コア部10の内部構成を示すブロ
ック図である。リーダ部1から送られた画像データはデ
ータ処理部121へ転送されるとともに、リーダ部1か
らの制御コマンドはCPU123へ転送される。データ
処理部121は画像の回転処理や変倍処理などの画像処
理を行うものであり、リーダ部1からデータ処理部12
1へ転送された画像データは、リーダ部1から転送され
た制御コマンドに応じて、インターフェース部120を
介してファクシミリ部4、ファイル部5、コンピュータ
インターフェース部7へ転送される。また、コンピュー
タインターフェース部7を介して入力された画像を表す
コードデータは、データ処理部121に転送された後、
フォーマッタ部8へ転送されて画像データに展開され
る。この画像データはデータ処理部121に転送され、
ファクシミリ部4やプリンタ部2へ転送される。 【0035】ファクシミリ部4からの画像データは、デ
ータ処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファ
イル部5、コンピュータインターフェース部7へ転送さ
れる。また、ファイル部5からの画像データは、データ
処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファクシ
ミリ部4、コンピュータインターフェース部7へ転送さ
れる。 【0036】CPU123はメモリ124に記憶されて
いる制御プログラム、及びリーダ部1から転送された制
御コマンドに従って、上述の制御を行う。また、メモリ
124はCPU123の作業領域としても使われる。 【0037】このように、コア部10を中心に、原稿画
像の読み取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の
保存、コンピュータからのデータの入出力などの機能を
複合させた処理を行うことが可能である。 【0038】次にファクシミリ部4について詳述する。 【0039】図5は、ファクシミリ部4の内部構成を示
すブロック図である。 【0040】ファクシミリ部4は、コネクタ400でコ
ア部10と接続され、各種信号のやり取りを行う。コア
部10から2値情報は、コネクタ400及び信号ライン
453を介してメモリコントローラ404に入力され、
メモリコントローラ404の制御により、メモリ(A)
405、メモリ(B)406、メモリ(C)407、メ
モリ(D)408のいずれか、またはそれらのメモリを
カスケード接続したものに記憶される。 【0041】メモリコントローラ404は5つのモード
の機能を有する。第1のモードは、CPU412の指示
により、メモリ(A)405〜メモリ(D)408とC
PUバス462との間でデータのやり取りを行うモー
ド、第2のモードは、メモリ(A)405〜メモリ
(D)408と、符号化・復号化機能を有するCODE
C411のCODECバス463との間でデータのやり
取りを行うモード、第3のモードは、メモリ(A)40
5〜メモリ(D)408と、DMAコントローラ402
の制御によって変倍回路403のバス454との間でデ
ータのやり取りを行うモード、第4のモードは、タイミ
ング生成回路409の制御により、信号ライン459に
入力される2値のビデオ入力データをメモリ(A)40
5〜メモリ(D)408のいずれかに記憶するモード、
第5のモードは、メモリ(A)405〜メモリ(D)4
08のいずれかからメモリ内容を読み出し、信号ライン
452に出力するモードである。 【0042】メモリ(A)405〜メモリ(D)408
はそれぞれ、2Mバイトの容量を有し、400DPIの
解像度でA4サイズ相当の画像を記憶する。タイミング
生成回路409は、コネクタ400に信号ライン459
で接続されており、コア部10からの制御信号(HSY
NC、HEN、VSYNC、VEN)により起動され、
2つの機能を達成するための信号を生成する。第1の機
能は、コア部10からの画像信号をメモリ(A)405
〜メモリ(D)408のいずれか1つ、またはいずれか
2つに記憶する機能、第2の機能は、メモリ(A)40
5〜メモリ(D)408のいずれか1つから画像信号を
読み出し、信号ライン452に伝送する機能である。 【0043】デュアルポートメモリ410は、信号ライ
ン461を介してコア部10のCPU123と、また、
CPUバス462を介してファクシミリ部4のCPU4
12と接続されている。各々CPUは、このデュアルポ
ートメモリ410を介してコマンドのやり取りを行う。
SCSIコントローラ413は、ファクシミリ部4とハ
ードディスク(HD)12との間のインタフェースを行
い、ファクシミリ送信時や、ファクシミリ受信時のデー
タ等をハードディスク(HD)12に蓄積する。 【0044】CODEC411は、メモリ(A)405
〜メモリ(D)408のいずれかに記憶されているイメ
ージ情報を読み出し、MH、MR、MMR方式のうちい
ずれかの方式で符号化を行った後、メモリ(A)405
〜メモリ(D)408のいずれかに符号化情報として記
憶する。また、メモリ(A)405〜メモリ(D)40
8に記憶されている符号化情報を読み出し、MH、M
R、MMR方式のうちいずれかの方式で復号化を行った
後、メモリ(A)405〜メモリ(D)408のいずれ
かに、復号化情報すなわちイメージ情報として記憶す
る。 【0045】MODEM414は、CODEC411ま
たはSCSIコントローラ413に接続されているハー
ドディスク12からの符号化情報を電話回線上で伝送で
きるように変調する機能と、NCU415から送られて
きた情報を復調して符号化情報に変換し、CODEC4
11またはSCSIコントローラ413に接続されてい
るハードディスク12に転送する機能を有する。NCU
415は、電話回線と直接接続され、電話局等に設置さ
れている交換機と所定の手順により情報のやり取りを行
うネットワーク制御装置である。 【0046】つぎに、ファクシミリ送信処理動作につい
て説明する。 【0047】リーダ部1から送られた2値化画像信号
は、コネクタ400及び信号ライン453を介してメモ
リコントローラ404に達する。2値化画像信号は、メ
モリコントローラ404によってメモリ(A)405に
記憶される。メモリ(A)405に記憶するタイミング
は、リーダ部1からの信号ライン459に入力されるビ
デオ入力データのタイミングによってタイミング生成回
路409で生成される。 【0048】CPU412は、メモリコントローラ40
4を制御して、メモリ(A)405およびメモリ(B)
406をCODEC411のCODECバスライン46
3に接続する。CODEC411は、メモリ(A)40
5から2値化画像信号を読み出し、MR法により符号化
を行い、符号化情報をメモリ(B)406に書き込む。
CPU412は、メモリコントローラ404を制御して
メモリ(B)406をCPUバス462に接続する。C
PU412は、符号化情報をメモリ(B)406より順
次読み出し、MODEM414に転送する。MODEM
414は、符号化情報を変調し、NCU415を介し電
話回線上にファクシミリ情報として送信する。 【0049】次に、ファクシミリ受信処理動作について
説明する。 【0050】電話回線より送られてきた情報はNCU4
15に入力され、NCU415において所定の手順でフ
ァクシミリ部4と接続される。NCU415からの情報
は、MODEM414に入り復調される。CPU412
は、CPUバス462を介してMODEM414から受
け取った符号化情報をメモリ(C)407に記憶する。
1画面の情報がメモリ(C)407に記憶されると、C
PU412は、メモリコントローラ404を制御するこ
とにより、メモリ(C)407のデータライン457を
CODEC411のCODECバスライン463に接続
する。CODEC411は、メモリ(C)407から符
号化情報を順次読み出して、復号化情報すなわちイメー
ジ情報としてメモリ(D)408に記憶する。 【0051】CPU412は、デュアルポートメモリ4
10を介してコア部10のCPU123と通信を行い、
メモリ(D)408からコア部10を通りプリンタ部2
まで、画像をプリント出力するための経路の設定を行
う。設定が終了すると、CPU412は、タイミング生
成回路409に起動をかけ、タイミング生成回路409
は所定のタイミング信号を信号ライン460からメモリ
コントローラ404に出力する。メモリコントローラ4
04は、タイミング生成回路409からの所定のタイミ
ング信号に同期して、メモリ(D)408からイメージ
情報を読み出し、信号ライン452を介してコネクタ4
00に出力する。コネクタ400からプリンタ部2に出
力するまでは、コア部10の動作で説明したので詳細は
省略する。 【0052】次に、ファクシミリ送信において、複数原
稿の各ページ毎に異なる記録解像度及び記録画質を設定
する方法を説明する。 【0053】図14は、マークシート(送信設定用シー
トまたは送信条件設定シート)を用いて、複数原稿の各
ページ毎に記録解像度及び記録画質を設定する手順を示
すフローチャートである。 【0054】まず、後述のように、操作者が誤設定を行
ったときなどにデフォルト値のように使用するための所
定の解像度及び画質を設定する(S11)。つぎに、操
作者が、操作部115に設けられた表示装置の画面上で
“記録条件設定シート作成”を選択操作する。図11
は、操作部115に設けられる表示装置に表示されたシ
ート作成画面を示す図である。 【0055】この選択操作により、画面上に“原稿を置
いてスタートしてください”という表示がされる。操作
者が原稿給送装置101に原稿を置いてスタートさせる
と、原稿給送装置101が原稿の給送を開始し、原稿の
ページ数のカウントが開始される(S12)。そして、
全部のページに亘って原稿読み込み(プレスキャン)が
行われる(S13,S14)。 【0056】なおここで、ページ数を設定する画面を設
け、操作者がページ数を入力するようにしてもよい。 【0057】このあと、ステップS15で、記録条件未
設定ページ範囲の設定を行うか否かを判別するが、これ
については後述することにして、取り敢えず、こうした
ステップS15での判別は否定(NO)としてステップ
S17へ進む。 【0058】ステップS12〜ステップS14でカウン
トされたページ数のデータはリーダ部1よりコア部10
を経てファクシミリ部4へ送られる。ファクシミリ部4
では、送られてきたページ数データを基にページ数に合
わせて、各ページ記録設定用のマークを記したマークシ
ートを作成し、用紙に印刷して出力する(S17)。操
作者は、このマークシートに、ページ毎に記録解像度及
び記録画質を記入する(S18)。 【0059】図9は、操作者によってマークが記入され
たマークシートの例を示す図である。図9では、例とし
ては原稿枚数が20ページである場合を示す。 【0060】このマークシート1000が、原稿と一緒
に原稿給送装置101に載せられ、読み込まれる(S1
9)。そして先ず、マークシート1000に記載された
条件が記憶される(S20)。 【0061】図9に示すように、マークシート1000
上にはマーク判定部1005〜1010が記載されてお
り、これによってマークシートによる送信設定であるこ
とが判別される。送信設定であることが判別されると、
まず「無印ページ」(図9)の設定を検出する。図9に
示す例では、「無印ページ」行には解像度“ファイン”
と画質“文字”がマークされている。この「無印ペー
ジ」(図9)の設定は、操作者が特にマークをしなかっ
たページに対して、この設定が使用される。 【0062】次に各ページ毎の設定をマークによって判
定して、ファクシミリ部4においてその送信設定を記憶
する。 【0063】図9に示したマークシートでは、ページ
1,3,5が“標準”で“ハーフトーン”の送信、ペー
ジ2,6,10,12が“スーパーファイン”で“文
字”画質の送信、残りの無印ページが“ファイン”で
“文字”画質の送信条件が設定されている。 【0064】なお、マークシートへの操作者のマーク記
入において、解像度と画質の各項目に1つづつマークが
記入されている時だけ正常記入とし、どちらかが欠けて
いたり、各項目に2つ以上マークされている時(例えば
図9のページ15の設定)には、誤記とみなし、無印ペ
ージで設定された条件で記入されたものと見なして処理
する。また、無印ページの設定が誤記となっている時
は、図14のステップS11で設定した所定の解像度及
び画質(デフォルト値)を用いて処理する。 【0065】図14に戻って、各ページの読み込みを原
稿給送装置101が始めて、各ページ毎に、ステップS
20で記憶した設定条件に従い、画像記録を行う(S2
1)。そして、全ページの画像記録を完了すると(S2
2)、本処理を終了する。 【0066】ステップS15においては、操作者が原稿
の中で、解像度及び画質の設定を行わないでよいと認識
しているページ範囲があるか否かを判別する。この判別
は、そうした設定不要ページ範囲を除いて解像度及び画
質を設定することによって、マークシート上での送信設
定に要する時間を短縮することを狙っている。 【0067】ステップS15における判別答が肯定(Y
ES)ならばステップS16へ進み、設定不要ページ範
囲を設定する。すなわち、図11に示す画面において
“記録条件設定シート作成”を選択操作し、原稿のペー
ジ数がカウントされた後に、図12に示す記録条件未設
定ページ範囲を設定する画面が表示される。図12に示
した例では原稿枚数をカウントして20ページの原稿と
判別し、その最初と、終わりのページ数が取り敢えず表
示される。この画面のまま範囲設定を行わないならば、
そのまま「OK」を選択する。また、範囲設定を行う時
はページを記入する。図13は、記録条件未設定ページ
範囲を第6ページから第11ページまで設定した例を示
す画面である。 【0068】図10は、設定不要ページ範囲の設定が行
われた場合のマークシートの例を示す図である。この例
では、総数20ページの原稿で第1ページから第5ペー
ジまでと、第12ページから第20ページまでが送信設
定範囲に設定されている。第6ページから第11ページ
まではマークシートに表示がされるが、マークの設定欄
は作成されない。なお、設定不要ページ範囲の各ページ
には、図14のステップS11で設定した所定の解像度
及び画質(デフォルト値)が用いられる。 【0069】以上説明したように、文字ページや、写真
ページが混載した複数原稿をファクシミリ送信する場合
において、“記録条件設定シート作成”モードで送信条
件設定用のマークシートを作成して、操作者がこのマー
クシートに各ページの送信条件を記入(マーク)し、こ
のマークシートの設定内容に基づき原稿を送信すること
により、操作者は各ページ毎に異なる所望の条件で容易
にファクシミリ送信を行うことができる。 【0070】なお、上記の実施形態では、送信原稿をメ
モリに一旦読み込ませてから、送信を行うメモリ送信を
行うことを前提にしているが、本発明は、送信原稿を読
み取って直接送信する方式のファクシミリ装置にも適用
できる。 【0071】また、本発明を、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、あるいは1つの機器からなる
装置に適用してもよい。 【0072】また、前述した実施形態の機能を実現する
ソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。 【0073】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
が本発明を構成することになる。 【0074】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。 【0075】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に
含まれることは言うまでもない。 【0076】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。 【0077】 【発明の効果】以上詳述したように請求項1、請求項9
または請求項17記載の発明によれば、複数ページから
構成される原稿のページ数を認識し、認識されたページ
数を基に、ページ毎にファクシミリ送信条件を設定する
ためのマークシートを作成する。このマークシートに、
操作者がページ毎にファクシミリ送信条件を記入して、
そのマークシートが入力されると、そのマークシートに
記入されたページ毎のファクシミリ送信条件に従い、原
稿の各ページを読み取り、送信する。 【0078】これにより、操作者は各ページ毎に異なる
所望の条件で容易にファクシミリ送信を行うことができ
る。
置、原稿読取送信方法、及び記憶媒体に関し、特に、所
定のファクシミリ送信条件により原稿を読み取り、送信
するファクシミリ装置、該ファクシミリ装置に適用され
る原稿読取送信方法、及び該原稿読取送信方法を実行す
るプログラムを記憶した記憶媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】最近の複写機、特にデジタル複写機の多
機能化の進歩はめざましく、ファクシミリ、プリンタ
ー、電子ファイルなどの機能が付加されつつある。特に
ファクシミリとの複合化はデジタル複写機の主流になっ
ている。こうした複数機能が複合したデジタル複写機を
デジタル複合機と呼んでいる。 【0003】ところで、ファクシミリ機能が付加された
デジタル複合機において、送信原稿をメモリに一旦読み
込ませてから、送信を行うメモリ送信があり、操作者は
原稿を読ませたら、デジタル複合機から離れることがで
きる。 【0004】また、メモリ送信では、送信中であって
も、別の送信原稿を読み込ませてメモリに蓄えて、次の
送信予約ができ、メモリ量によっては、その予約件数が
1000件などの大量な予約を行うことができる。 【0005】また、万が一に送信途中で送信が止まって
しまった時でも、送信原稿のデータが、送信が完全に終
了するまで、全て記憶されているので、再送信を行うこ
とができる。 【0006】さらにまた、操作者は、原稿の送信設定時
に原稿の種類に応じて、記録解像度を“標準”、“ファ
イン”、“スーパーファイン”、“ウルトラファイン”
に、記録画質を“文字モード”あるいは“ハーフトーン
モード”に設定することができる。 【0007】図8は、上記のような送信設定を行い、原
稿送信を行う従来装置の動作の手順を示すフローチャー
トである。 【0008】まず、記録解像度や記録画質等の標準的な
原稿送信条件を設定する(S1)。この設定された原稿
送信条件によって送信を行う場合にはステップS3へ進
み、この設定された原稿送信条件とは異なる条件で送信
を行う場合にはステップS7へ進む。 【0009】ステップS3では、原稿が原稿自動給送装
置に置かれ、スタートキーが押されると(S3)、ステ
ップS1で設定された条件で原稿読み取りが行われる
(S4)。全部のページの読み取りが終了すると(S
5)、送信が行われる(S6)。 【0010】一方、ステップS7では、原稿が原稿自動
給送装置に置かれ(S7)、新たに原稿送信条件が設定
される(S8)。そしてステップS8で設定された条件
で原稿読み取りが行われる(S9)。全部のページの読
み取りが終了すると(S10)、送信が行われる(S
6)。 【0011】図6は、画面表示装置に表示された、原稿
送信条件を設定する画面を示す図である。ステップS1
及びステップS8での設定はこの画面を利用して行う。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置においては、原稿の種類に応じて原稿単位で、記録解
像度や記録画質を設定できるものの、複数ページからな
る原稿の各ページ毎に異なる記録解像度や記録画質を設
定することはできなかった。すなわち、全ページの原稿
が同じ記録解像度や記録画質に設定されてメモリに読み
込まれるようになっていた。 【0013】例えば、画質を“文字モード”に設定した
場合、原稿のいずれかのページには、その設定条件では
適さないページもあり得る。つまり、写真等の中間調部
が多いページを“文字モード”で送信すると、その部分
はほとんどつぶれた状態になってしまう。一方、画質を
“ハーフトーンモード”に設定した場合、写真原稿ペー
ジの画質は中間階調の処理がされて適切な画質になる
が、文字原稿ページの送信においては送信データが不必
要に多量となってしまい、送信時間が長くなり、通信コ
ストが高くなってしまう。 【0014】また、全てのページが文字原稿であって
も、ページの内容によっては、記録解像度を落として送
信しても(例えば“ファイン”から“標準”へ)支障が
ないページが含まれることもあり得るが、そうした送信
方法をとることができないために、送信データ量が減ら
ず、通信コストを節約できない。 【0015】さらには、中間調の多い写真ページだけの
原稿を“ハーフトーンモード”で送信する際にも、ペー
ジの内容によっては解像度を落としたり、画質を“文字
モード”にして送信データを減らして、通信コストを減
らしたい場合もあり得る。 【0016】なお、従来装置で、複数ページ原稿におい
て記録解像度や記録画質をページ毎に異なる条件で設定
するには、原稿自動給送装置を使用せず、ユーザが原稿
を1ページずつ原稿台に置き、その都度、図7に示すよ
うに、解像度や画質の設定を行い、読み取らせるという
作業をする必要があり、設定作業の煩雑さがあった。図
7は、従来装置における解像度や画質の設定画面を示す
図である。 【0017】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、複数ページの原稿の各ページに対して
異なる送信条件を容易に設定することを可能とするファ
クシミリ装置、原稿読取送信方法、及び記憶媒体を提供
することを目的とする。 【0018】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、所定のファクシミリ
送信条件により原稿を読み取り、送信するファクシミリ
装置において、複数ページから構成される原稿のページ
数を認識するページ数認識手段と、前記ページ数認識手
段によって認識されたページ数を基に、ページ毎にファ
クシミリ送信条件を設定するためのマークシートを作成
するマークシート作成手段と、前記マークシート作成手
段により作成され、ページ毎にファクシミリ送信条件が
記入されたマークシートを読み込むマークシート読込手
段と、前記マークシート読込手段が読み込んだページ毎
のファクシミリ送信条件に従い、前記原稿の各ページを
読み取り、且つ送信する読取送信手段とを有することを
特徴とする。 【0019】また、請求項9記載の発明によれば、所定
のファクシミリ送信条件により原稿を読み取り、送信す
るファクシミリ装置に適用される原稿読取送信方法にお
いて、複数ページから構成される原稿のページ数を認識
するページ数認識ステップと、前記ページ数認識ステッ
プによって認識されたページ数を基に、ページ毎にファ
クシミリ送信条件を設定するためのマークシートを作成
するマークシート作成ステップと、前記マークシート作
成ステップにより作成され、ページ毎にファクシミリ送
信条件が記入されたマークシートを読み込むマークシー
ト読込ステップと、前記マークシート読込ステップで読
み込まれたページ毎のファクシミリ送信条件に従い、前
記原稿の各ページを読み取り、且つ送信する読取送信ス
テップとを有することを特徴とする。 【0020】さらに、請求項17記載の発明によれば、
所定のファクシミリ送信条件により原稿を読み取り、送
信するファクシミリ装置に適用される原稿読取送信方法
をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読み
出し可能な記憶媒体において、前記原稿読取送信方法
が、複数ページから構成される原稿のページ数を認識す
るページ数認識ステップと、前記ページ数認識ステップ
によって認識されたページ数を基に、ページ毎にファク
シミリ送信条件を設定するためのマークシートを作成す
るマークシート作成ステップと、前記マークシート作成
ステップにより作成され、ページ毎にファクシミリ送信
条件が記入されたマークシートを読み込むマークシート
読込ステップと、前記マークシート読込ステップで読み
込まれたページ毎のファクシミリ送信条件に従い、前記
原稿の各ページを読み取り、且つ送信する読取送信ステ
ップとを有することを特徴とする。 【0021】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。 【0022】図1は、本発明に係るファクシミリ装置を
包含した画像処理装置の構成を示すブロック図である。 【0023】図中、リーダ部1は原稿の画像を読み取
り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部2及び画
像入出力制御部3へ出力する。プリンタ部2は、リーダ
部1や画像入出力制御部3から送られる画像データに応
じて画像を記録紙上に印刷する。 【0024】画像入出力制御部3はリーダ部1に接続さ
れており、ファクシミリ部4、ファイル部5、コンピュ
ータインターフェース部7、フォーマッタ部8、イメー
ジメモリ部9、コア部10などからなる。ファクシミリ
部4は電話回線を介して受信した圧縮画像データを伸長
して、伸長された画像データをコア部10へ転送し、ま
た、コア部10から転送された画像データを圧縮して、
圧縮された圧縮画像データを、電話回線を介して送信す
る。ファクシミリ部4にはハードディスク12が接続さ
れており、受信した圧縮画像データを一時的に保存する
ことができる。 【0025】ファイル部5には光磁気ディスクドライブ
ユニット6が接続されており、ファイル部5はコア部1
0から転送された画像データを圧縮し、その画像データ
を、検索するためのキーワードとともに、光磁気ディス
クドライブユニット6にセットされた光磁気ディスクに
記憶させる。また、ファイル部5はコア部10を介して
転送されたキーワードに基づいて、光磁気ディスクに記
憶されている圧縮画像データを検索し、検索された圧縮
画像データを読み出して伸長し、伸長された画像データ
をコア部10へ転送する。 【0026】コンピュータインターフェース部7は、パ
ーソナルコンピュータまたはワークステーション(以下
「PC/WS」と呼ぶ)11とコア部10との間のイン
ターフェイスである。フォーマッタ部8は、PC/WS
11から転送された画像を表すコードデータを、プリン
タ部2で印刷できる画像データに展開するものであり、
イメージメモリ部9はPC/WS11から転送されたデ
ータを一時的に記憶するものである。コア部10は、リ
ーダ部1、ファクシミリ部4、ファイル部5、コンピュ
ータインターフェース部7、フォーマッタ部8、イメー
ジメモリ部9の相互間におけるデータの流れを制御する
ものである。コア部10については後述する。 【0027】図2はリーダ部1及びプリンタ部2の機械
的構造を示す断面図である。 【0028】リーダ部1の原稿給送装置101は、原稿
を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給
送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス10
2上から原稿を排出するものである。原稿がプラテンガ
ラス102上に搬送されると、ランプ103を点灯し、
そしてスキャナユニット104の移動を開始させて、原
稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光が、ミラ
ーl05、l06、107、及びレンズ108を介して
CCDイメージセンサ(以下「CCD」という)109
へ導かれる。原稿の画像はCCD109によって読み取
られ、画像データに変換される。この画像データは、所
定の処理が施された後、プリンタ部2及び画像入出力制
御部3のコア部10へ転送される。 【0029】プリンタ部2のレーザドライバ221は、
レーザ発光部201を駆動するものであり、リーダ部1
から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発
光部201に発光させる。このレーザ光は感光ドラム2
02に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じ
た潜像が形成される。この感光ドラム202の潜像の部
分には現像器203によって現像剤が付着される。そし
て、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセ
ット204及びカセット205のいずれかから記録紙を
給紙して転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付
着された現像剤を記録紙に転写する。 【0030】現像剤の転写された記録紙は定着部207
に搬送され、定着部207の熱と圧力により現像剤は記
像紙に定着される。定着部207を通過した記録紙は排
出ローラ208によって排出され、ソータ220が、排
出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕
分けを行う。なお、ソータ220は、仕分けが設定され
ていない場合は最上ビンに記録紙を収納する。また、両
面記録が設定されている場合は、排出ローラ208のと
ころまで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転
方向を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路
へ導く。多重記録が設定されている場合は、記録紙をフ
ラッパ209によって再給紙搬送路へ導き、排出ローラ
208まで搬送しないようにする。再給紙搬送路へ導か
れた記録紙は上述したタイミングで転写部206へ給紙
される。 【0031】図3は、リーダ部1の電気的構成を示すブ
ロック図である。 【0032】CCD109から出力された画像データは
A/D・SH部110でアナログ/デジタル変換が行わ
れるとともに、シェーディング補正が行われる。A/D
・SH部110によって処理された画像データは、画像
処理部111を介してプリタ部2へ転送されるととも
に、インターフェース部113を介して画像入出力制御
部3のコア部10へ転送される。 【0033】CPU114は、操作部115で設定され
た設定内容に応じて画像処理部111及びインターフェ
ース部113を制御する。例えば、操作部115で、ト
リミング処理を行って複写を行う複写モードが設定され
ている場合は、画像処理部111にトリミング処理を行
わせてプリンタ部2へ転送させる。また、操作部115
でファクシミリ送信モードが設定されている場合は、イ
ンターフェース部113から画像データと、ファクシミ
リ送信モードに応じた制御コマンドとをコア部10へ転
送させる。このようなCPU114の制御プログラムは
メモリ116に記憶されており、CPU114はメモリ
116を参照しながら制御を行う。また、メモリ116
はCPU114の作業領域としても使われる。 【0034】図4は、コア部10の内部構成を示すブロ
ック図である。リーダ部1から送られた画像データはデ
ータ処理部121へ転送されるとともに、リーダ部1か
らの制御コマンドはCPU123へ転送される。データ
処理部121は画像の回転処理や変倍処理などの画像処
理を行うものであり、リーダ部1からデータ処理部12
1へ転送された画像データは、リーダ部1から転送され
た制御コマンドに応じて、インターフェース部120を
介してファクシミリ部4、ファイル部5、コンピュータ
インターフェース部7へ転送される。また、コンピュー
タインターフェース部7を介して入力された画像を表す
コードデータは、データ処理部121に転送された後、
フォーマッタ部8へ転送されて画像データに展開され
る。この画像データはデータ処理部121に転送され、
ファクシミリ部4やプリンタ部2へ転送される。 【0035】ファクシミリ部4からの画像データは、デ
ータ処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファ
イル部5、コンピュータインターフェース部7へ転送さ
れる。また、ファイル部5からの画像データは、データ
処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファクシ
ミリ部4、コンピュータインターフェース部7へ転送さ
れる。 【0036】CPU123はメモリ124に記憶されて
いる制御プログラム、及びリーダ部1から転送された制
御コマンドに従って、上述の制御を行う。また、メモリ
124はCPU123の作業領域としても使われる。 【0037】このように、コア部10を中心に、原稿画
像の読み取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の
保存、コンピュータからのデータの入出力などの機能を
複合させた処理を行うことが可能である。 【0038】次にファクシミリ部4について詳述する。 【0039】図5は、ファクシミリ部4の内部構成を示
すブロック図である。 【0040】ファクシミリ部4は、コネクタ400でコ
ア部10と接続され、各種信号のやり取りを行う。コア
部10から2値情報は、コネクタ400及び信号ライン
453を介してメモリコントローラ404に入力され、
メモリコントローラ404の制御により、メモリ(A)
405、メモリ(B)406、メモリ(C)407、メ
モリ(D)408のいずれか、またはそれらのメモリを
カスケード接続したものに記憶される。 【0041】メモリコントローラ404は5つのモード
の機能を有する。第1のモードは、CPU412の指示
により、メモリ(A)405〜メモリ(D)408とC
PUバス462との間でデータのやり取りを行うモー
ド、第2のモードは、メモリ(A)405〜メモリ
(D)408と、符号化・復号化機能を有するCODE
C411のCODECバス463との間でデータのやり
取りを行うモード、第3のモードは、メモリ(A)40
5〜メモリ(D)408と、DMAコントローラ402
の制御によって変倍回路403のバス454との間でデ
ータのやり取りを行うモード、第4のモードは、タイミ
ング生成回路409の制御により、信号ライン459に
入力される2値のビデオ入力データをメモリ(A)40
5〜メモリ(D)408のいずれかに記憶するモード、
第5のモードは、メモリ(A)405〜メモリ(D)4
08のいずれかからメモリ内容を読み出し、信号ライン
452に出力するモードである。 【0042】メモリ(A)405〜メモリ(D)408
はそれぞれ、2Mバイトの容量を有し、400DPIの
解像度でA4サイズ相当の画像を記憶する。タイミング
生成回路409は、コネクタ400に信号ライン459
で接続されており、コア部10からの制御信号(HSY
NC、HEN、VSYNC、VEN)により起動され、
2つの機能を達成するための信号を生成する。第1の機
能は、コア部10からの画像信号をメモリ(A)405
〜メモリ(D)408のいずれか1つ、またはいずれか
2つに記憶する機能、第2の機能は、メモリ(A)40
5〜メモリ(D)408のいずれか1つから画像信号を
読み出し、信号ライン452に伝送する機能である。 【0043】デュアルポートメモリ410は、信号ライ
ン461を介してコア部10のCPU123と、また、
CPUバス462を介してファクシミリ部4のCPU4
12と接続されている。各々CPUは、このデュアルポ
ートメモリ410を介してコマンドのやり取りを行う。
SCSIコントローラ413は、ファクシミリ部4とハ
ードディスク(HD)12との間のインタフェースを行
い、ファクシミリ送信時や、ファクシミリ受信時のデー
タ等をハードディスク(HD)12に蓄積する。 【0044】CODEC411は、メモリ(A)405
〜メモリ(D)408のいずれかに記憶されているイメ
ージ情報を読み出し、MH、MR、MMR方式のうちい
ずれかの方式で符号化を行った後、メモリ(A)405
〜メモリ(D)408のいずれかに符号化情報として記
憶する。また、メモリ(A)405〜メモリ(D)40
8に記憶されている符号化情報を読み出し、MH、M
R、MMR方式のうちいずれかの方式で復号化を行った
後、メモリ(A)405〜メモリ(D)408のいずれ
かに、復号化情報すなわちイメージ情報として記憶す
る。 【0045】MODEM414は、CODEC411ま
たはSCSIコントローラ413に接続されているハー
ドディスク12からの符号化情報を電話回線上で伝送で
きるように変調する機能と、NCU415から送られて
きた情報を復調して符号化情報に変換し、CODEC4
11またはSCSIコントローラ413に接続されてい
るハードディスク12に転送する機能を有する。NCU
415は、電話回線と直接接続され、電話局等に設置さ
れている交換機と所定の手順により情報のやり取りを行
うネットワーク制御装置である。 【0046】つぎに、ファクシミリ送信処理動作につい
て説明する。 【0047】リーダ部1から送られた2値化画像信号
は、コネクタ400及び信号ライン453を介してメモ
リコントローラ404に達する。2値化画像信号は、メ
モリコントローラ404によってメモリ(A)405に
記憶される。メモリ(A)405に記憶するタイミング
は、リーダ部1からの信号ライン459に入力されるビ
デオ入力データのタイミングによってタイミング生成回
路409で生成される。 【0048】CPU412は、メモリコントローラ40
4を制御して、メモリ(A)405およびメモリ(B)
406をCODEC411のCODECバスライン46
3に接続する。CODEC411は、メモリ(A)40
5から2値化画像信号を読み出し、MR法により符号化
を行い、符号化情報をメモリ(B)406に書き込む。
CPU412は、メモリコントローラ404を制御して
メモリ(B)406をCPUバス462に接続する。C
PU412は、符号化情報をメモリ(B)406より順
次読み出し、MODEM414に転送する。MODEM
414は、符号化情報を変調し、NCU415を介し電
話回線上にファクシミリ情報として送信する。 【0049】次に、ファクシミリ受信処理動作について
説明する。 【0050】電話回線より送られてきた情報はNCU4
15に入力され、NCU415において所定の手順でフ
ァクシミリ部4と接続される。NCU415からの情報
は、MODEM414に入り復調される。CPU412
は、CPUバス462を介してMODEM414から受
け取った符号化情報をメモリ(C)407に記憶する。
1画面の情報がメモリ(C)407に記憶されると、C
PU412は、メモリコントローラ404を制御するこ
とにより、メモリ(C)407のデータライン457を
CODEC411のCODECバスライン463に接続
する。CODEC411は、メモリ(C)407から符
号化情報を順次読み出して、復号化情報すなわちイメー
ジ情報としてメモリ(D)408に記憶する。 【0051】CPU412は、デュアルポートメモリ4
10を介してコア部10のCPU123と通信を行い、
メモリ(D)408からコア部10を通りプリンタ部2
まで、画像をプリント出力するための経路の設定を行
う。設定が終了すると、CPU412は、タイミング生
成回路409に起動をかけ、タイミング生成回路409
は所定のタイミング信号を信号ライン460からメモリ
コントローラ404に出力する。メモリコントローラ4
04は、タイミング生成回路409からの所定のタイミ
ング信号に同期して、メモリ(D)408からイメージ
情報を読み出し、信号ライン452を介してコネクタ4
00に出力する。コネクタ400からプリンタ部2に出
力するまでは、コア部10の動作で説明したので詳細は
省略する。 【0052】次に、ファクシミリ送信において、複数原
稿の各ページ毎に異なる記録解像度及び記録画質を設定
する方法を説明する。 【0053】図14は、マークシート(送信設定用シー
トまたは送信条件設定シート)を用いて、複数原稿の各
ページ毎に記録解像度及び記録画質を設定する手順を示
すフローチャートである。 【0054】まず、後述のように、操作者が誤設定を行
ったときなどにデフォルト値のように使用するための所
定の解像度及び画質を設定する(S11)。つぎに、操
作者が、操作部115に設けられた表示装置の画面上で
“記録条件設定シート作成”を選択操作する。図11
は、操作部115に設けられる表示装置に表示されたシ
ート作成画面を示す図である。 【0055】この選択操作により、画面上に“原稿を置
いてスタートしてください”という表示がされる。操作
者が原稿給送装置101に原稿を置いてスタートさせる
と、原稿給送装置101が原稿の給送を開始し、原稿の
ページ数のカウントが開始される(S12)。そして、
全部のページに亘って原稿読み込み(プレスキャン)が
行われる(S13,S14)。 【0056】なおここで、ページ数を設定する画面を設
け、操作者がページ数を入力するようにしてもよい。 【0057】このあと、ステップS15で、記録条件未
設定ページ範囲の設定を行うか否かを判別するが、これ
については後述することにして、取り敢えず、こうした
ステップS15での判別は否定(NO)としてステップ
S17へ進む。 【0058】ステップS12〜ステップS14でカウン
トされたページ数のデータはリーダ部1よりコア部10
を経てファクシミリ部4へ送られる。ファクシミリ部4
では、送られてきたページ数データを基にページ数に合
わせて、各ページ記録設定用のマークを記したマークシ
ートを作成し、用紙に印刷して出力する(S17)。操
作者は、このマークシートに、ページ毎に記録解像度及
び記録画質を記入する(S18)。 【0059】図9は、操作者によってマークが記入され
たマークシートの例を示す図である。図9では、例とし
ては原稿枚数が20ページである場合を示す。 【0060】このマークシート1000が、原稿と一緒
に原稿給送装置101に載せられ、読み込まれる(S1
9)。そして先ず、マークシート1000に記載された
条件が記憶される(S20)。 【0061】図9に示すように、マークシート1000
上にはマーク判定部1005〜1010が記載されてお
り、これによってマークシートによる送信設定であるこ
とが判別される。送信設定であることが判別されると、
まず「無印ページ」(図9)の設定を検出する。図9に
示す例では、「無印ページ」行には解像度“ファイン”
と画質“文字”がマークされている。この「無印ペー
ジ」(図9)の設定は、操作者が特にマークをしなかっ
たページに対して、この設定が使用される。 【0062】次に各ページ毎の設定をマークによって判
定して、ファクシミリ部4においてその送信設定を記憶
する。 【0063】図9に示したマークシートでは、ページ
1,3,5が“標準”で“ハーフトーン”の送信、ペー
ジ2,6,10,12が“スーパーファイン”で“文
字”画質の送信、残りの無印ページが“ファイン”で
“文字”画質の送信条件が設定されている。 【0064】なお、マークシートへの操作者のマーク記
入において、解像度と画質の各項目に1つづつマークが
記入されている時だけ正常記入とし、どちらかが欠けて
いたり、各項目に2つ以上マークされている時(例えば
図9のページ15の設定)には、誤記とみなし、無印ペ
ージで設定された条件で記入されたものと見なして処理
する。また、無印ページの設定が誤記となっている時
は、図14のステップS11で設定した所定の解像度及
び画質(デフォルト値)を用いて処理する。 【0065】図14に戻って、各ページの読み込みを原
稿給送装置101が始めて、各ページ毎に、ステップS
20で記憶した設定条件に従い、画像記録を行う(S2
1)。そして、全ページの画像記録を完了すると(S2
2)、本処理を終了する。 【0066】ステップS15においては、操作者が原稿
の中で、解像度及び画質の設定を行わないでよいと認識
しているページ範囲があるか否かを判別する。この判別
は、そうした設定不要ページ範囲を除いて解像度及び画
質を設定することによって、マークシート上での送信設
定に要する時間を短縮することを狙っている。 【0067】ステップS15における判別答が肯定(Y
ES)ならばステップS16へ進み、設定不要ページ範
囲を設定する。すなわち、図11に示す画面において
“記録条件設定シート作成”を選択操作し、原稿のペー
ジ数がカウントされた後に、図12に示す記録条件未設
定ページ範囲を設定する画面が表示される。図12に示
した例では原稿枚数をカウントして20ページの原稿と
判別し、その最初と、終わりのページ数が取り敢えず表
示される。この画面のまま範囲設定を行わないならば、
そのまま「OK」を選択する。また、範囲設定を行う時
はページを記入する。図13は、記録条件未設定ページ
範囲を第6ページから第11ページまで設定した例を示
す画面である。 【0068】図10は、設定不要ページ範囲の設定が行
われた場合のマークシートの例を示す図である。この例
では、総数20ページの原稿で第1ページから第5ペー
ジまでと、第12ページから第20ページまでが送信設
定範囲に設定されている。第6ページから第11ページ
まではマークシートに表示がされるが、マークの設定欄
は作成されない。なお、設定不要ページ範囲の各ページ
には、図14のステップS11で設定した所定の解像度
及び画質(デフォルト値)が用いられる。 【0069】以上説明したように、文字ページや、写真
ページが混載した複数原稿をファクシミリ送信する場合
において、“記録条件設定シート作成”モードで送信条
件設定用のマークシートを作成して、操作者がこのマー
クシートに各ページの送信条件を記入(マーク)し、こ
のマークシートの設定内容に基づき原稿を送信すること
により、操作者は各ページ毎に異なる所望の条件で容易
にファクシミリ送信を行うことができる。 【0070】なお、上記の実施形態では、送信原稿をメ
モリに一旦読み込ませてから、送信を行うメモリ送信を
行うことを前提にしているが、本発明は、送信原稿を読
み取って直接送信する方式のファクシミリ装置にも適用
できる。 【0071】また、本発明を、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、あるいは1つの機器からなる
装置に適用してもよい。 【0072】また、前述した実施形態の機能を実現する
ソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。 【0073】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
が本発明を構成することになる。 【0074】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。 【0075】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に
含まれることは言うまでもない。 【0076】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。 【0077】 【発明の効果】以上詳述したように請求項1、請求項9
または請求項17記載の発明によれば、複数ページから
構成される原稿のページ数を認識し、認識されたページ
数を基に、ページ毎にファクシミリ送信条件を設定する
ためのマークシートを作成する。このマークシートに、
操作者がページ毎にファクシミリ送信条件を記入して、
そのマークシートが入力されると、そのマークシートに
記入されたページ毎のファクシミリ送信条件に従い、原
稿の各ページを読み取り、送信する。 【0078】これにより、操作者は各ページ毎に異なる
所望の条件で容易にファクシミリ送信を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置を包含した画像
処理装置の構成を示すブロック図である。 【図2】リーダ部及びプリンタ部の機械的構造を示す断
面図である。 【図3】リーダ部の電気的構成を示すブロック図であ
る。 【図4】コア部の内部構成を示すブロック図である。 【図5】ファクシミリ部の内部構成を示すブロック図で
ある。 【図6】画面表示装置に表示された、原稿送信条件を設
定する画面を示す図である。 【図7】従来装置における解像度や画質の設定画面を示
す図である。 【図8】従来における原稿送信の動作の手順を示すフロ
ーチャートである。 【図9】操作者によってマークが記入されたマークシー
トの例を示す図である。 【図10】設定不要ページ範囲の設定が行われた場合の
マークシートの例を示す図である。 【図11】操作部に設けられる表示装置に表示されたシ
ート作成画面を示す図である。 【図12】記録条件未設定ページ範囲を設定するための
画面を示す図である。 【図13】記録条件未設定ページ範囲を第6ページから
第11ページまで設定した画面例を示す図である。 【図14】マークシートを用いて、複数原稿の各ページ
毎に記録解像度及び記録画質を設定する手順を示すフロ
ーチャートである。 【符号の説明】 1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像入出力制御部 4 ファクシミリ部 5 ファイル部 6 光磁気ディスクドライブユニット 7 コンピュータインターフェース部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 11 パーソナルコンピュータまたはワークステーショ
ン(PC/WS) 12 ハードディスク 120 インターフェース部 121 データ処理部 123 CPU 124 メモリ
処理装置の構成を示すブロック図である。 【図2】リーダ部及びプリンタ部の機械的構造を示す断
面図である。 【図3】リーダ部の電気的構成を示すブロック図であ
る。 【図4】コア部の内部構成を示すブロック図である。 【図5】ファクシミリ部の内部構成を示すブロック図で
ある。 【図6】画面表示装置に表示された、原稿送信条件を設
定する画面を示す図である。 【図7】従来装置における解像度や画質の設定画面を示
す図である。 【図8】従来における原稿送信の動作の手順を示すフロ
ーチャートである。 【図9】操作者によってマークが記入されたマークシー
トの例を示す図である。 【図10】設定不要ページ範囲の設定が行われた場合の
マークシートの例を示す図である。 【図11】操作部に設けられる表示装置に表示されたシ
ート作成画面を示す図である。 【図12】記録条件未設定ページ範囲を設定するための
画面を示す図である。 【図13】記録条件未設定ページ範囲を第6ページから
第11ページまで設定した画面例を示す図である。 【図14】マークシートを用いて、複数原稿の各ページ
毎に記録解像度及び記録画質を設定する手順を示すフロ
ーチャートである。 【符号の説明】 1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像入出力制御部 4 ファクシミリ部 5 ファイル部 6 光磁気ディスクドライブユニット 7 コンピュータインターフェース部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 11 パーソナルコンピュータまたはワークステーショ
ン(PC/WS) 12 ハードディスク 120 インターフェース部 121 データ処理部 123 CPU 124 メモリ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 所定のファクシミリ送信条件により原稿
を読み取り、送信するファクシミリ装置において、 複数ページから構成される原稿のページ数を認識するペ
ージ数認識手段と、 前記ページ数認識手段によって認識されたページ数を基
に、ページ毎にファクシミリ送信条件を設定するための
マークシートを作成するマークシート作成手段と、 前記マークシート作成手段により作成され、ページ毎に
ファクシミリ送信条件が記入されたマークシートを読み
込むマークシート読込手段と、 前記マークシート読込手段が読み込んだページ毎のファ
クシミリ送信条件に従い、前記原稿の各ページを読み取
り、且つ送信する読取送信手段とを有することを特徴と
するファクシミリ装置。 【請求項2】 前記ファクシミリ送信条件は少なくとも
解像度条件であることを特徴とする請求項1記載のファ
クシミリ装置。 【請求項3】 前記ファクシミリ送信条件は、少なくと
も濃度中間階調を無視するか否かを示す画質条件である
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のファク
シミリ装置。 【請求項4】 前記ページ数認識手段は、前記読取送信
手段による原稿の読取に先立って予め該原稿の読み取り
を行うことによって、該原稿のページ数を認識すること
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
ファクシミリ装置。 【請求項5】 前記ページ数認識手段は、操作者による
原稿のページ数の入力によって、該原稿のページ数を認
識することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
かに記載のファクシミリ装置。 【請求項6】 前記マークシート読込手段は、前記マー
クシート上にファクシミリ送信条件が記入されていない
ページに関しては、予め設定されているファクシミリ送
信条件が記入されているものとみなすことを特徴とする
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のファクシミリ
装置。 【請求項7】 前記マークシート作成手段は、操作者の
入力により予め指定されたページを除いた残りのページ
を対象に、ファクシミリ送信条件を設定するためのマー
クシートを作成することを特徴とする請求項1乃至請求
項6のいずれかに記載のファクシミリ装置。 【請求項8】 前記マークシート読込手段は、前記残り
のページに関しては、予め設定されているファクシミリ
送信条件が設定されているものとみなすことを特徴とす
る請求項7記載のファクシミリ装置。 【請求項9】 所定のファクシミリ送信条件により原稿
を読み取り、送信するファクシミリ装置に適用される原
稿読取送信方法において、 複数ページから構成される原稿のページ数を認識するペ
ージ数認識ステップと、 前記ページ数認識ステップによって認識されたページ数
を基に、ページ毎にファクシミリ送信条件を設定するた
めのマークシートを作成するマークシート作成ステップ
と、 前記マークシート作成ステップにより作成され、ページ
毎にファクシミリ送信条件が記入されたマークシートを
読み込むマークシート読込ステップと、 前記マークシート読込ステップで読み込まれたページ毎
のファクシミリ送信条件に従い、前記原稿の各ページを
読み取り、且つ送信する読取送信ステップとを有するこ
とを特徴とする原稿読取送信方法。 【請求項10】 前記ファクシミリ送信条件は少なくと
も解像度条件であることを特徴とする請求項9記載の原
稿読取送信方法。 【請求項11】 前記ファクシミリ送信条件は、少なく
とも濃度中間階調を無視するか否かを示す画質条件であ
ることを特徴とする請求項9または請求項10記載の原
稿読取送信方法。 【請求項12】 前記ページ数認識ステップは、前記読
取送信ステップによる原稿の読取に先立って予め該原稿
の読み取りを行うことによって、該原稿のページ数を認
識することを特徴とする請求項9乃至請求項11のいず
れかに記載の原稿読取送信方法。 【請求項13】 前記ページ数認識ステップは、操作者
による原稿のページ数の入力によって、該原稿のページ
数を認識することを特徴とする請求項9乃至請求項11
のいずれかに記載の原稿読取送信方法。 【請求項16】 前記マークシート読込ステップは、前
記マークシート上にファクシミリ送信条件が記入されて
いないページに関しては、予め設定されているファクシ
ミリ送信条件が記入されているものとみなすことを特徴
とする請求項9乃至請求項13のいずれかに記載の原稿
読取送信方法。 【請求項17】 前記マークシート作成ステップは、操
作者の入力により予め指定されたページを除いた残りの
ページを対象に、ファクシミリ送信条件を設定するため
のマークシートを作成することを特徴とする請求項9乃
至請求項14のいずれかに記載の原稿読取送信方法。 【請求項16】 前記マークシート読込ステップは、前
記残りのページに関しては、予め設定されているファク
シミリ送信条件が設定されているものとみなすことを特
徴とする請求項15記載の原稿読取送信方法。 【請求項17】 所定のファクシミリ送信条件により原
稿を読み取り、送信するファクシミリ装置に適用される
原稿読取送信方法をプログラムとして記憶した、コンピ
ュータにより読み出し可能な記憶媒体において、 前記原稿読取送信方法が、 複数ページから構成される原稿のページ数を認識するペ
ージ数認識ステップと、 前記ページ数認識ステップによって認識されたページ数
を基に、ページ毎にファクシミリ送信条件を設定するた
めのマークシートを作成するマークシート作成ステップ
と、 前記マークシート作成ステップにより作成され、ページ
毎にファクシミリ送信条件が記入されたマークシートを
読み込むマークシート読込ステップと、 前記マークシート読込ステップで読み込まれたページ毎
のファクシミリ送信条件に従い、前記原稿の各ページを
読み取り、且つ送信する読取送信ステップとを有するこ
とを特徴とする記憶媒体。 【請求項18】 前記ファクシミリ送信条件は少なくと
も解像度条件であることを特徴とする請求項17記載の
記憶媒体。 【請求項19】 前記ファクシミリ送信条件は、少なく
とも濃度中間階調を無視するか否かを示す画質条件であ
ることを特徴とする請求項17または請求項18記載の
記憶媒体。 【請求項20】 前記ページ数認識ステップは、前記読
取送信ステップによる原稿の読取に先立って予め該原稿
の読み取りを行うことによって、該原稿のページ数を認
識することを特徴とする請求項17乃至請求項19のい
ずれかに記載の記憶媒体。 【請求項21】 前記ページ数認識ステップは、操作者
による原稿のページ数の入力によって、該原稿のページ
数を認識することを特徴とする請求項17乃至請求項1
9のいずれかに記載の記憶媒体。 【請求項22】 前記マークシート読込ステップは、前
記マークシート上にファクシミリ送信条件が記入されて
いないページに関しては、予め設定されているファクシ
ミリ送信条件が記入されているものとみなすことを特徴
とする請求項17乃至請求項21のいずれかに記載の記
憶媒体。 【請求項23】 前記マークシート作成ステップは、操
作者の入力により予め指定されたページを除いた残りの
ページを対象に、ファクシミリ送信条件を設定するため
のマークシートを作成することを特徴とする請求項17
乃至請求項22のいずれかに記載の記憶媒体。 【請求項24】 前記マークシート読込ステップは、前
記残りのページに関しては、予め設定されているファク
シミリ送信条件が設定されているものとみなすことを特
徴とする請求項23記載の記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11154833A JP2000349992A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | ファクシミリ装置、原稿読取送信方法、及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11154833A JP2000349992A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | ファクシミリ装置、原稿読取送信方法、及び記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000349992A true JP2000349992A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15592888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11154833A Withdrawn JP2000349992A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | ファクシミリ装置、原稿読取送信方法、及び記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000349992A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009159566A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-16 | Oki Data Corp | 画像処理装置 |
-
1999
- 1999-06-02 JP JP11154833A patent/JP2000349992A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009159566A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-16 | Oki Data Corp | 画像処理装置 |
JP4551443B2 (ja) * | 2007-12-28 | 2010-09-29 | 株式会社沖データ | 画像処理装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6330067B1 (en) | Digital copying machines and image readers with offline interface | |
US6771914B2 (en) | Image formation control method, image forming apparatus using the same and storage medium to which the same is applied | |
JP3179290B2 (ja) | ディジタル画像形成装置 | |
JP3719537B2 (ja) | ディジタル複写機 | |
US7095525B2 (en) | Image processing apparatus and image processing method | |
JP3701287B2 (ja) | ディジタル複写機および画像読み取り装置 | |
JPH0946514A (ja) | 画像処理装置 | |
US7170615B2 (en) | Image processing device including image data management capabilities | |
JP2000349992A (ja) | ファクシミリ装置、原稿読取送信方法、及び記憶媒体 | |
JP3126444B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07298016A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11196243A (ja) | 画像入出力装置および画像入出力装置の画像入力方法 | |
JP3305019B2 (ja) | 画像処理システムおよび画像処理システムの制御方法 | |
JPH09179966A (ja) | 画像ファイリング装置 | |
JP2000175014A (ja) | データ通信装置 | |
JP2004015818A (ja) | オフラインプリント方法、出力制御データの作成方法、およびプリント装置 | |
JPH11144047A (ja) | ファイルシステムおよび該システムに使用するプログラムを記録した記録媒体 | |
JPS61288658A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09297666A (ja) | 画像通信装置及び画像通信方法 | |
JPH0822535A (ja) | 画像電子ファイリング装置 | |
JPH08102830A (ja) | 画像処理装置 | |
JPH089121A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001298597A (ja) | 複合機能装置 | |
JPH0937050A (ja) | 画像処理装置 | |
JPH08102847A (ja) | 画像入出力装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20060224 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060905 |