JPH10304222A - 垂直同期分離回路 - Google Patents

垂直同期分離回路

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JPH10304222A
JPH10304222A JP12640697A JP12640697A JPH10304222A JP H10304222 A JPH10304222 A JP H10304222A JP 12640697 A JP12640697 A JP 12640697A JP 12640697 A JP12640697 A JP 12640697A JP H10304222 A JPH10304222 A JP H10304222A
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JP
Japan
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signal
vertical
output
synchronization signal
separation circuit
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Application number
JP12640697A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kariya
哲郎 刈谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範囲な周波数領域の水平・垂直同期信号成
分から成る複合同期信号から最小限の遅延時間で垂直同
期信号を分離する垂直同期分離回路を提供するものであ
る。 【解決手段】 同期分離回路10の出力にカウンタ11
のリセット入力を接続し、カウンタ11の出力にラッチ
12を設け、ラッチ12の出力をコンパレータ13の一
方の入力に、他方の入力に判定タイミングデータ値gを
接続し、コンパレータ13の出力をANDゲート14の
一方の入力に、他方の入力に同期分離回路10のVS信
号dを接続し、ANDゲート14の出力をカウンタ15
のクロック入力に接続し、カウンタ15の出力を同期分
離回路10のサンプリングデータ値cにすることによ
り、複合同期信号から最小限の遅延時間で垂直同期信号
を分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチスキャン機
能を有する画像表示装置に表示する映像信号同期用の水
平同期信号と垂直同期信号で構成される複合同期信号の
ディジタル方式による垂直同期分離回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の画像表示装置の高精度な垂直同期
分離回路としては例えば、特開平7−193729号公
報に示すように、同期分離用の積分回路を入力同期信号
の周波数に応じて切り替えることにより、分離精度を高
めるという方法があった。
【0003】しかし、この方式はアナログ回路を基本と
しており、ディジタルICの中に組み込むことはできな
い。
【0004】ディジタル方式の垂直同期分離回路の例と
して、特開平8−223447号公報に示すように、複
合同期信号のLレベルとHレベルの期間をそれぞれカウ
ントするカウンタを有し、所要カウント以上の場合を垂
直同期期間と判断して出力する方法があった。
【0005】また、別のディジタル方式による垂直同期
分離回路例の構成を図3の電気ブロック図に基づき以下
説明すると、1は複合同期信号(以下、CS信号と略
す)を入力とし、その立上り・立下りエッジを検出し、
前記CS信号aパルスの立上り・立下りごとに基準クロ
ック信号(以下、クロック信号と略す)bに従って、エ
ッジ信号eを出力するパルスエッジ検出回路であり、2
は前記パルスエッジ検出回路1の出力である前記エッジ
信号eをリセット信号とし、前記クロック信号bをクロ
ック入力とするカウンタであり、3は前記カウンタ2の
出力信号を一方の入力とし、もう一方の入力を同期分離
のため前記CS信号aのレベルをサンプリングするタイ
ミングを指示するためのサンプリングデータ値cとし、
前記カウンタ2の出力値と前記サンプリングデータ値c
の値が一致したらサンプリング信号fを出力するコンパ
レータであり、4は前記CS信号aをD入力とし、前記
サンプリング信号fをクロック入力とし、垂直同期信号
(以下、VS信号と略す)dを出力するDフリップフロ
ップである。
【0006】以上の構成の垂直同期分離の動作概要を図
4の動作タイミング図に基づき以下説明すると、図4
(a)のように、前記CS信号aがパルスエッジ検出回
路1に入力されると、前記パルスエッジ検出回路1で図
4(b)のような前記エッジ信号eが出力される。前記
カウンタ2は前記エッジ信号eによりリセットされ、前
記クロック信号bに従ってカウントアップを行う。
【0007】前記コンパレータ3は、前記カウンタ2の
カウント値と前記サンプリングデータ値cを比較し、双
方の値が一致したら前記サンプリング信号fを図4
(c)のように出力する。前記Dフリップフロップ4は
前記サンプリング信号fをクロックとして前記CS信号
aをサンプリングし、図4(d)のように前記VS信号
dを出力する。
【0008】以上のようにして垂直同期分離処理が行わ
れるが、ここでサンプリングタイミングを規定する前記
サンプリングデータ値cは、水平同期信号パルス幅(図
4(a)のHW)よりも大きく、かつ垂直同期信号パル
ス幅(図4(a)のVW)よりも小さい値を設定する必
要がある。
【0009】また、マルチスキャン対応の場合、水平・
垂直同期信号の周波数範囲も例えば水平同期信号が15
kHzから120kHz、垂直同期信号が50Hzから
200Hzなどのように広範囲になりつつあり、前記範
囲内の全ての複合同期信号に対して正常に垂直同期分離
を行うためには、前記サンプリングデータ値cは前記範
囲内で想定し得る最大の水平同期信号パルス幅(例えば
NTSC規格のテレビジョン信号の場合は4.6μSか
ら4.8μS)よりも大きな値(例えば5.0μS)を
前記クロック信号の周期(例えば0.1μS)で除算し
た値の整数値(例えば50)にしておかなければならな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記サ
ンプリングデータ値cを前記範囲内で想定し得る最大の
水平同期信号パルス幅よりも大きな値(例えば5.0μ
S)に対応して設定した場合、その値が図4(d)のV
S信号dにおいてVdelayで示すように、ほぼその
まま同期分離遅延の値になってしまい、前記水平同期信
号の周波数範囲(例えば15kHzから120kHz)
で一律に例えば5.0μSという分離遅延時間となり、
特に周波数の高い信号、例えば水平同期信号の周波数が
120kHZ(周期約8.3μS)の場合などは例えば
垂直同期信号に等価パルスが付加されている時は等価パ
ルスの周期約4.2μSよりも垂直同期信号の分離遅延
時間が大きくなってしまうため、正常に分離できなくな
ってしまったり、等価パルスの無い時と分離遅延時間が
異なってしまい、画面の垂直ポジションがずれるなどの
問題があった。また、同様に特開平8−223447で
提示された方法によっても周波数追従の手段が無く、図
3で示した例と同様の問題が想定される。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の垂直同期分離回路は、映像信号の水平同期
信号と垂直同期信号で構成される複合同期信号から分離
した垂直同期信号の周期を測定して正規の垂直同期信号
であるかどうか判定する回路を備え、前記正規の垂直同
期信号ではないと判定されたら前記複合同期信号をサン
プリングするためのサンプリングデータ値を変更し、前
記判定回路により前記正規の垂直同期信号と判定される
まで前記サンプリングデータ値の変更を繰り返すことを
特徴とする垂直同期分離回路である。
【0012】本発明によれば、広範囲にわたる複合同期
信号に対応して、垂直同期分離に必要最小限のサンプリ
ングタイミングで垂直同期信号を正常に分離でき、等価
パルスの有無で分離遅延が異なってしまうなどというこ
とのない垂直同期分離回路を提供できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、映像信号の水平同期信号と垂直同期信号で構成され
る複合同期信号から分離した垂直同期信号の周期を測定
して正規の垂直同期信号であるかどうか判定する回路を
備え、前記正規の垂直同期信号ではないと判定されたら
前記複合同期信号をサンプリングするためのサンプリン
グデータ値を変更し、前記判定回路により前記正規の垂
直同期信号と判定されるまで前記サンプリングデータ値
の変更を繰り返すことを特徴とする垂直同期分離回路で
あり、広範囲な周波数領域の水平・垂直同期信号から成
る複合同期信号に対して前記判定回路により、サンプリ
ングタイミングを最適位置にもって行くことにより、必
要最小限の遅延時間で垂直同期分離を実現し得るもので
ある。
【0014】本発明の請求項2に記載された発明は、映
像信号の水平同期信号と垂直同期信号で構成される複合
同期信号からサンプリングデータ値に基づき垂直同期信
号を分離する同期分離回路と、前記同期分離回路より出
力される前記垂直同期信号をリセット信号とし、基準ク
ロック信号によりカウントアップを行う第1のカウンタ
と、前記第1のカウンタの出力を前記同期分離回路より
出力された前記垂直同期信号で取り込むためのラッチ
と、前記ラッチの出力と事前に設定されている前記同期
分離回路から出力される前記垂直同期信号が正規の垂直
同期信号であるかどうかを判定するための判定タイミン
グデータ値とを比較するコンパレータと、前記コンパレ
ータの一方の入力である前記ラッチの出力の値が他方の
入力である前記判定タイミングデータ値より小さいかど
うかを比較した出力と前記同期分離回路より出力される
前記垂直同期信号とを入力信号とするANDゲートと、
前記ANDゲートの出力をクロック入力に、前記同期分
離回路より前記垂直同期信号が分離される以前に入力さ
れるリセット信号をリセット入力とし、出力を前記サン
プリングデータ値とする第2のカウンタとで構成した垂
直同期分離回路であり、広範囲な周波数領域の水平・垂
直同期信号から成る複合同期信号に対して前記判定回路
により、サンプリングタイミングを最適位置にもって行
くことにより、必要最小限の遅延時間で垂直同期分離を
実現し得るものである。
【0015】本発明の請求項3に記載された発明は、映
像信号の水平同期信号と垂直同期信号で構成される複合
同期信号からサンプリングデータ値に基づき垂直同期信
号を分離する同期分離回路と、前記同期分離回路より出
力される前記垂直同期信号をロード信号としロードされ
るデータを前記同期分離回路から出力される前記垂直同
期信号が正規の垂直同期信号であるかどうかを判定する
ための判定タイミングデータ値とし、前記複合同期信号
を検知するとカウントイネーブルになり基準クロック信
号によりカウントダウンを行うダウンカウンタと、前記
ダウンカウンタのBORROW出力をクロックとし、前
記同期分離回路より前記垂直同期信号が分離される以前
に入力されるリセット信号をリセット入力としD入力を
電源側にプルアップするDフリップフロップと、前記D
フリップフロップのQBAR出力と前記同期分離回路よ
り出力される前記垂直同期信号とを入力信号とするAN
Dゲートと、前記ANDゲートの出力をクロック入力
に、前記同期分離回路より前記垂直同期信号が分離され
る以前に入力される前記リセット信号をリセット入力と
し、出力を前記サンプリングデータ値とするカウンタと
で構成した垂直同期分離回路であり、請求項2で記載さ
れた垂直同期分離回路よりも簡素な構成で必要最小限の
遅延時間で垂直同期分離を実現し得るものである。
【0016】本発明の請求項4に記載された発明は、判
定タイミングデータ値を、垂直同期信号と前記垂直同期
信号直後の水平同期信号との期間において想定し得る最
大期間を前記基準クロックの周期で除算した値の整数部
とした請求項2或いは請求項4に記載の垂直同期分離回
路であり、短時間で垂直同期信号が正常に同期分離でき
たのか判定でき、より短時間で垂直同期分離を実現し得
るものである。
【0017】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の垂直同期分離回路の
実施の形態1における電気ブロック図であり、図1にお
いて、10は、その内部構成,動作が従来の垂直同期分
離回路を示す図3と構成,動作ともに同じであり、クロ
ック信号bをクロックにして、CS信号aをサンプリン
グデータ値cにより指定されるタイミングでサンプリン
グを行い、VS信号dとして出力する同期分離回路であ
り、11は、VS信号dをリセット信号とし、クロック
信号bをクロックとしてカウントアップを行うカウンタ
であり、12は、カウンタ11のカウント出力をVS信
号dのタイミングで取り込むためのラッチであり、13
は、ラッチ12の出力と判定タイミングデータ値gとを
比較し、判定タイミングデータ値gの方が、ラッチ12
の出力より大きいかどうかの比較結果を出力するコンパ
レータであり、14は、コンパレータ13の比較結果出
力をVS信号dでゲートするためのANDゲートであ
る。これらカウンタ11,ラッチ12,コンパレータ1
3,ANDゲート14によって複合同期信号から分離し
た信号の周期を測定して正規の垂直同期信号であるかど
うか判定する判定回路を構成している。15は、AND
ゲート14の出力をクロック入力としてカウントアップ
を行い、同期分離回路10がVS信号dを分離する以前
のタイミングで入力されるリセット信号hをリセット入
力とし、出力をサンプリングデータ値cとするカウンタ
である。
【0018】以上のような構成による垂直同期分離回路
の動作は以下のようになる。まず、あらかじめカウンタ
15はリセット信号hによりリセットされ、その出力で
あるサンプリングデータ値cは0になっている。ここ
で、CS信号aが入力されると同期分離回路10はVS
信号dを出力するが、サンプリングデータ値cが0のた
め、正規の垂直同期信号ではなく、ほとんどCS信号a
に近い信号となって出力される。このVS信号dによっ
てカウンタ11がリセットされ、クロック信号bの周期
単位で周期が測定される。次のVS信号dによって測定
されたVS信号dの周期データがラッチ12にラッチさ
れコンパレータ13によって判定タイミングデータ値g
と比較される。判定タイミングデータ値gはあらかじ
め、マルチスキャン機能として許容される垂直同期信号
の周期の最小値(例えば5mSから25mSであれば5
mS)をクロック信号bの周期で割った値を設定してお
く。この場合、VS信号dがCS信号aに近似した信号
であるため、水平同期信号成分を含んでおり、その周期
は水平同期信号の周期となり、当然判定タイミングデー
タ値gよりも小さい値になる。その結果コンパレータ1
3の出力はHighとなる。そのため、ANDゲート1
4は一方のコンパレータ13からの入力がHighとな
り、もう一方のVS信号dのパルス入力により、パルス
を出力する。カウンタ15はANDゲート14のパルス
出力によりカウントアップし、その出力であるサンプリ
ングデータ値cの値が1増加する。以下、前述した動作
を繰り返し、サンプリングデータ値cの値が1づつ増加
して行き、ある時点で正規の垂直同期信号が分離され、
その結果ラッチ12に取り込まれた測定周期データが判
定タイミングデータ値gと同等か上回ることになり、コ
ンパレータ13の出力はHighからLowに変化す
る。このためANDゲート14からVS信号dのパルス
タイミングでパルス出力されなくなり、カウンタ15は
カウントアップを停止し、サンプリングデータ値cの増
加も止まり、以降、正規の垂直同期信号が必要最小限の
遅延時間で継続して分離されることになる。
【0019】また、判定タイミングデータ値gとして、
CS信号aに含まれる垂直同期信号と直後の水平同期信
号との期間においてマルチスキャン機能として許容され
る最大期間(例えば500μS)をクロック信号bの周
期で除算した値の整数部を設定すると、カウンタ11,
ラッチ12,コンパレータ13,ANDゲート14で構
成される判定回路により正規の垂直同期信号と判定され
る期間が短くなり、より早く安定な垂直同期分離を実現
できる。
【0020】(実施の形態2)図2は、本発明の垂直同
期分離回路の実施の形態2における電気ブロック図であ
り、前述した実施の形態1を示す図1と同じ構成につい
ては同じ符号を用い、説明を省略する。
【0021】図2において、20はダウンカウンタであ
り、同期分離回路10から出力されるVS信号dによ
り、判定タイミングデータ値gをロードし、クロック信
号bに従って、カウントイネーブル信号iがイネーブル
レベルであればカウントダウンを行う。そしてアンダー
フローを起こすとBORROW出力が発生する。カウン
トイネーブル信号iはCS信号a入力を検知した時にイ
ネーブルレベルになる。21はDフリップフロップであ
り、D端子は電源側(Highレベル)に接続されてお
り、リセット信号hがCLEAR端子に接続され、クロ
ック入力がダウンカウンタ20のBORROW出力に接
続され、QBAR出力がANDゲート14に接続されて
いる。22はANDゲートであり、一方の入力端子にV
S信号dが、他方の入力端子にカウントイネーブル信号
iが接続され、出力はANDゲート14の他方の入力端
子に接続されている。これらダウンカウンタ20,Dフ
リップフロップ21,ANDゲート22,14によって
複合同期信号から分離した信号の周期を測定して正規の
垂直同期信号であるかどうか判定する判定回路を構成し
ている。
【0022】以上のような構成による垂直同期分離回路
の動作は以下のようになる。まず、あらかじめDフリッ
プフロップ21はリセット信号hによりリセットされ、
Dフリップフロップ21のQBAR出力はHighにな
りQBAR出力に接続されているANDゲート14の一
方の入力もHighになる。ここで、CS信号aを検知
すると、カウントイネーブル信号iがイネーブルレベル
になり、同期分離回路10からVS信号dが出力される
とダウンカウンタ20は判定タイミングデータ値gをロ
ードしカウントダウンを行う。ここで、前述したように
最初のVS信号dはCS信号aに近似した信号であるた
め、水平同期信号成分を含んでおり、その周期は水平同
期信号の周期となり、判定タイミングデータ値gによっ
てカウントされる期間よりも短いため、ダウンカウンタ
20がアンダーフローを起こす前に、再びVS信号dに
よって判定タイミングデータ値gがロードされる。この
時、ANDゲート14のDフリップフロップ21からの
入力はHighのままであり、カウントイネーブル信号
iに接続されている入力がHighになっているAND
ゲート22を介して、VS信号dのパルスがANDゲー
ト14から出力され、カウンタ15がカウントアップさ
れる。これにより、サンプリングデータ値cが1増加す
る。
【0023】以下、VS信号dが同期分離不十分で水平
同期信号成分を含んでいる間、VS信号dのパルスが来
る度に判定タイミングデータ値gがロードされ、ダウン
カウンタ20はアンダーフローを起こさず、カウンタ1
5はカウントアップを続け、サンプリングデータ値cは
1づつ増加する。
【0024】ある時点で正規の垂直同期信号が分離さ
れ、その結果ダウンカウンタ20は、アンダーフローを
起こし、BORROW信号を出力する。そのため、Dフ
リップフロップ21のQBAR出力はHighからLo
wに変化する。このためANDゲート14からVS信号
dのパルスタイミングでパルス出力されなくなり、カウ
ンタ15はカウントアップを停止し、サンプリングデー
タ値cの増加も止まり、以降、正規の垂直同期信号が必
要最小限の遅延時間で継続して分離されることになる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明の垂直同期分離回
路によれば、広い範囲の水平同期信号成分や垂直同期信
号成分から成る複合同期信号に対し、その周波数成分に
応じた必要最小限の遅延時間で垂直同期信号を分離で
き、画像表示装置の画面上に等価パルスの有無などの影
響を受けない安定した画像を再生し得るものである。
【0026】また、本発明の垂直同期分離回路は全てデ
ィジタル回路で構成できるので、ディジタルICに組み
込むことが可能であり、基板実装・コスト削減の面で有
利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における垂直同期分離回
路の電気ブロック図
【図2】本発明の実施の形態2における垂直同期分離回
路の電気ブロック図
【図3】従来の垂直同期分離回路の一例を示す電気ブロ
ック図
【図4】同垂直同期分離回路の動作概要を示す動作タイ
ミング図
【符号の説明】
10 同期分離回路 11,15 カウンタ 12 ラッチ 13 コンパレータ 14,22 ANDゲート 20 ダウンカウンタ 21 Dフリップフロップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の水平同期信号と垂直同期信号
    で構成される複合同期信号から分離した垂直同期信号の
    周期を測定して正規の垂直同期信号であるかどうか判定
    する回路を備え、前記正規の垂直同期信号ではないと判
    定されたら前記複合同期信号をサンプリングするための
    サンプリングデータ値を変更し、前記判定回路により前
    記正規の垂直同期信号と判定されるまで前記サンプリン
    グデータ値の変更を繰り返すことを特徴とする垂直同期
    分離回路。
  2. 【請求項2】 映像信号の水平同期信号と垂直同期信号
    で構成される複合同期信号からサンプリングデータ値に
    基づき垂直同期信号を分離する同期分離回路と、前記同
    期分離回路より出力される前記垂直同期信号をリセット
    信号とし、基準クロック信号によりカウントアップを行
    う第1のカウンタと、前記第1のカウンタの出力を前記
    同期分離回路より出力された前記垂直同期信号で取り込
    むためのラッチと、前記ラッチの出力と事前に設定され
    ている前記同期分離回路から出力される前記垂直同期信
    号が正規の垂直同期信号であるかどうかを判定するため
    の判定タイミングデータ値とを比較するコンパレータ
    と、前記コンパレータの一方の入力である前記ラッチの
    出力の値が他方の入力である前記判定タイミングデータ
    値より小さいかどうかを比較した出力と前記同期分離回
    路より出力される前記垂直同期信号とを入力信号とする
    ANDゲートと、前記ANDゲートの出力をクロック入
    力に、前記同期分離回路より前記垂直同期信号が分離さ
    れる以前に入力されるリセット信号をリセット入力と
    し、出力を前記サンプリングデータ値とする第2のカウ
    ンタとで構成される垂直同期分離回路。
  3. 【請求項3】 映像信号の水平同期信号と垂直同期信号
    で構成される複合同期信号からサンプリングデータ値に
    基づき垂直同期信号を分離する同期分離回路と、前記同
    期分離回路より出力される前記垂直同期信号をロード信
    号としロードされるデータを前記同期分離回路から出力
    される前記垂直同期信号が正規の垂直同期信号であるか
    どうかを判定するための判定タイミングデータ値とし、
    前記複合同期信号を検知するとカウントイネーブルにな
    り基準クロック信号によりカウントダウンを行うダウン
    カウンタと、前記ダウンカウンタのBORROW出力を
    クロックとし、前記同期分離回路より前記垂直同期信号
    が分離される以前に入力されるリセット信号をリセット
    入力としD入力を電源側にプルアップするDフリップフ
    ロップと、前記DフリップフロップのQBAR出力と前
    記同期分離回路より出力される前記垂直同期信号とを入
    力信号とするANDゲートと、前記ANDゲートの出力
    をクロック入力に、前記同期分離回路より前記垂直同期
    信号が分離される以前に入力される前記リセット信号を
    リセット入力とし、出力を前記サンプリングデータ値と
    するカウンタとで構成される垂直同期分離回路。
  4. 【請求項4】 判定タイミングデータ値を、垂直同期信
    号と前記垂直同期信号直後の水平同期信号との期間にお
    いて想定し得る最大期間を前記基準クロックの周期で除
    算した値の整数部とする請求項2或いは請求項4に記載
    の垂直同期分離回路。
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