JP2001501054A - 遅延補正回路 - Google Patents

遅延補正回路

Info

Publication number
JP2001501054A
JP2001501054A JP10514715A JP51471598A JP2001501054A JP 2001501054 A JP2001501054 A JP 2001501054A JP 10514715 A JP10514715 A JP 10514715A JP 51471598 A JP51471598 A JP 51471598A JP 2001501054 A JP2001501054 A JP 2001501054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
clock signal
clock
timing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10514715A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4541452B2 (ja
JP2001501054A5 (ja
Inventor
アラン クラナウエツター,グレグ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Technicolor USA Inc
Original Assignee
Thomson Consumer Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thomson Consumer Electronics Inc filed Critical Thomson Consumer Electronics Inc
Publication of JP2001501054A publication Critical patent/JP2001501054A/ja
Publication of JP2001501054A5 publication Critical patent/JP2001501054A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4541452B2 publication Critical patent/JP4541452B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/93Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
    • H04N5/95Time-base error compensation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/93Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
    • H04N5/95Time-base error compensation
    • H04N5/956Time-base error compensation by using a digital memory with independent write-in and read-out clock generators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 遅延補正回路は、クロック信号の信号源(15)と、このクロック信号と非同期のタイミング信号の信号源(15)とを含んでいる。タイミング信号検出器(10)は、クロック信号とタイミング信号とに応答して、タイミング信号がクロック信号の近辺の予め設定された時間期間の間安定しているときのみ適正に動作する。制御回路(70)は、タイミング信号が検出された後のある遅延時間後に利用回路(80)を動作させるように条件付ける。調整回路(10、20、30、40、50、60)は、タイミング信号が予め設定された時間期間内に安定しなければ遅延時間を調整するように制御回路(70)を条件付ける。

Description

【発明の詳細な説明】 遅延補正回路 産業上の利用分野 本発明は、タイミング信号が検出された後、予め設定された遅延期間付勢され る処理回路に関するものであり、特に、タイミング信号が不正確に検出される可 能性のある場合に遅延期間を補正する回路に関するものである。 発明の背景 一般に、ディジタルビデオ信号処理回路は、ビデオ信号の1つの同期成分に同 期したクロック信号に応答してビデオ信号をサンプリングする。例えば、標準の NTSCビデオ信号では、カラーバースト信号に同期してカラーバースト信号の 周波数の4倍の周波数をもったクロック信号(バーストロック・クロック(バー ストにロックされたクロック)と称される)に応答してビデオ信号がサンプリン グされる。標準のNTSCビデオ信号では、このようなサンプルクロック信号は 1水平線(ライン)当たり910個のパルスをもっている。このようなサンプル クロック信号の位相はライン(例えば水平)同期成分の位相には無関係であるが 、両者間の位相差は一定に維持されている。 しかしながら、ディジタルビデオ信号処理回路は、しばしば非標準ビデオ信号 を処理しなければならない。このような信号では、バーストロック・クロックと ライン(線)同期成分との間の位相差はライン毎に変化する。この状態は、再生 中に記録媒体が機械的ジッタを受けるビデオカセットレコーダおよび/またはビ デォディスクプレーヤーにおいて生ずる可能性がある。その影響は、ノイズ低減 およびフレーム櫛形ルミナンス/クロミナンス成分の分離のような機能のために 、およびフリーズフレーム(凍結フレーム)およびピクチャ−イン−ピクチャ( 画像内画像)のような特徴のためにディジタルビデオデータのフレームを記憶( 蓄積)する処理回路で悪化する。 このような機能を実行するために、またこのような特徴を与えるために、隣接 するフレーム内で空間的に配列されたラスタ位置からのサンプルを処理すること が要求される。すなわち、2個のサンプルは各フレーム内の同じラインからのも ので、しかもそのライン中の水平同期信号から同じ時間遅延をもつものでなけれ ばならない。しかしながら、前述のようにバーストロック・サンプルクロックと ライン毎のおよびフレーム毎の水平同期信号との間の位相変化のために、あるフ レームのあるライン中のサンプルは先行フレーム中の同じライン中のサンプルと 空間的に必ずしも整合していない。 バーストクロック信号と各ライン中の水平同期信号との間の位相差(スキュー と称される)を計算することは知られており、1994年5月3日付けでマクニ ーリ(MacNeely)氏他に付与された米国特許第5,309,111号、発明の名 称「スキュータイミングエラー測定装置(Apparatus for Measuring Skew Timin g Errors)」の明細書中にはクロック期間の関数としてスキューを測定する装置 が記載されており、これは装置のパラメータには比較的不感である。1個の全ク ロックサイクルを包含するのに十分な数の複数のアナログ遅延要素の縦続接続に サンプリングクロック信号が供給される。各アナログ遅延要素の出力接続部は各 記憶要素(蓄積要素)のデータ入力端子に結合されている。水平同期信号を表わ す信号は記憶要素に供給され、同時に信号を各記憶要素にラッチ入力させる。そ れによって記憶要素内でサンプリングクロック信号の対応するサイクルを捕捉す る。デコーディング(復合化)回路が記憶要素に結合されていて、例えば水平パ ルス(水平同期パルス)の後縁遷移部の直前のサンプリングクロックパルスの前 縁遷移部の相対位置を検出する。スキューエラーを表わす比が計算され、この比 は遅延単位中のサンプリングクロック周期の期間で除した遅延単位中の第1の遷 移部の位置に相当する。 補間パラメータとして2本のライン間のスキューの差を使用して、先行するフ レームの同じライン中のサンプルと空間的に整合した(すなわち、水平同期信号 から同じ遅延にある)補間サンプルを発生させるために、1っのフレームのある ライン中の2個のサンプル間を補間することが知られている。次に、この補間さ れたサンプルは先行するフレームからのサンプルと共に処理されて前述の機能お よび特徴が与えられる。上述の点は1987年5月19日付けでウイリス(Wi llis)氏他に付与された米国特許第4,667,240号、発明の名称「TV信号再 帰フィルタ用としてのタイミング補正回路(Timing Correction Circuitryas fo r TV Signal Recursive Filters)の明細書中に開示されており、これには メモリをベース(base)にしたビデオ信号処理システムにおける非標準ビデ オ信号の連続するフレームからの対応する信号サンプルの一時的整合を行う装置 が開示されている。この装置は、入力信号と遅延信号とを処理するための遅延要 素とビデオ信号処理回路とを含んでいる。この装置は、入力信号と遅延信号とが ライン毎に実質的に等しいスキュー値をもつように入力信号のスキューを検出し 、変更するように結合されている。別の構成として、スキュー検出及び補正装置 が遅延要素の出力に結合されていて、遅延信号のスキューを入力信号のスキュー に整合させるようにすることもできる。 フレームの記憶に必要とする容量を減少させるために、フレームの記憶に当た って可視サンプル(すなわち、非ブランクサンプル)のみを記憶することも知ら れている。従って、このようなシステムでは、ビデオサンプルの取出しおよび記 憶は水平ブランキング周期に実質的に等しい期間だけ水平同期信号から遅延され ている。 このようなシステムは水平同期信号を検出するために、水平同期信号に応答し 、バーストロック・クロックによってクロック制御される論理ゲート、すなわち フリップフロップを使用している。図1、図2、図3は、このような装置におい て不確定な状態がどのようにして生じ得るかを示す波形図である。図1で、最上 部の波形CLOCK(クロック)は水平ラインの開始近くのバーストロック・ク ロックを示している。2番目の波形のH SYNC(水平同期)は水平ライン用 の水平同期信号を示している。これから判るように、水平同期信号の前縁(リー ディングエッジ)(負方向)201はバーストロック・クロック信号CLOCK のサイクル0のほゞ中央部(すなわち、負方向遷移部の近く)で生じる。第3の 波形のSYNC DETECTED(検出された同期)は、例えばフリップフロ ップである水平同期信号検出器の出力を表している。SYNC DETECTE D信号は、水平同期信号H SYNCの前縁201の後のバーストロック・クロ ックCLOCKのサイクル1の前縁で高202に向かう。4番目の波形SAMP LEはサンプルクロックを示している。サンプルクロックは水平同期信号H S YNCが検出された202の後のバーストロック・クロックCLOCKの4番目 のサイクルで開始し、図示の具体例では、これが可視(visible)サンプ ルの開始であると仮定する。実際の具体例では、水平同期信号の検出から第1の 可視ビデオサンプルまでのバーストロック・クロックのサイクル数は異なる可能 性がある。遅延をどのようにして適正に調整すべきかは当業者には理解できよう 。 水平同期信号検出器を構成するフリップフロップのような論理回路は、サンプ リングされる信号(この場合水平同期信号)が、セットアップ時間(準備時間) と称されるクロック信号(この場合、バーストロック・クロック信号)の遷移部 の前の予め設定された時間から、ホールド時間(保持時間)と称されるクロック 信号の遷移部の後の予め設定された時間まで安定している場合に限って適正に動 作するように保証されている。そうでなければ、その論理装置の動作は不安定に なる。しかしながら、前述のように水平同期信号の位相はバーストクロック信号 の位相と無関係であり、このため水平同期信号がセットアップ時間およびホール ド時間の期間の間安定状態にあることは保証されない。 水平同期信号が、セットアップ時間およびホールド時間の期間の間安定してい ない場合は、論理ゲートあるいはフリップフロップは水平同期信号を検出するた めに適正に動作するかも知れないし、動作しないかも知れない。このため、この ような状態の下では、水平同期信号の検出に1クロック期間の不確定が存在する 可能性がある。その結果、取り出されて記憶される最初の可視サンプルを決定す るに当たって1クロック期間の不確定が存在する可能性がある。このことは、ラ スタ中の空間的に変位した1ピクセルである連続するフレーム中のサンプルを処 理することができることを意味し、このような処理の精度を著しく低下させる。 図2は、上述の不確定を生じさせる可能性のあるバーストロック・クロックと 水平同期信号のタイミングの1つの組み合わせを示す。図2で、水平同期信号H SYNCの前縁301はバーストロック・クロックCLOCKのサイクル0の 前縁の直後に生じる。水平同期信号H SYNCは、SYNC DETECTE D信号の立上り端302によって示すように水平同期成分H SYNCの前縁3 01に続く次のクロックサイクルである、バーストロック・クロックの前縁のク ロックサイクル1で検出されるべきである。同様に、サンプルクロックは、4番 目の波形SAMPLE(RIGHT)(サンプル(正確))に示すように、その 後の4クロックサイクルまで、すなわちクロックパルス5まで開始すべきでない 。 しかしながら、この場合は、水平同期信号H SYNCはクロックパルス0で フリップフロップの保持時間の期間の間不安定である。このため、フリップフロ ップは、バーストロック・クロック信号CLOCKのサイクル0に応答して、そ の出力端子SYNC DETECTEDに“高”あるいは“低”の何れかの信号 を発生する可能性がある。このことがSYNC DETECTED信号の前縁に おける一連の斜線によって図2に示されている。もしフリップフロップが、前縁 303を発生するクロックパルス0に応答して、SYNC DETECTED出 力端子に誤って“高”信号を発生すると、その場合、サンプルクロックSAMP LEは4サイクル後のバーストロック・クロックサイクル4で誤って開始する。 このことが図2で4番目の波形SAMPLE(WRONG)(サンプル(誤リ) )に示されている。 図3は前述の不確定を生じさせるバーストロック・クロックと水平同期信号の タイミングの他の組み合わせを示す。図3では、水平同期信号H SYNCの前 縁401はバーストクロックCLOCKのサイクル1の前縁の直前で生じる。こ の場合は、同様に水平同期信号H SYNCは、SYNC DETECTED信 号の立上り端402によって示されるように、クロックパルス1によって検出さ れるべきである。同様に、サンプルクロックは、5番目の波形SAMPLE(R IGHT)によって示すように、その4クロックパルスサイクル後、すなわちク ロックパルス5で開始すべきである。 しかしながら、この場合は、水平同期信号H SYNCはクロックパルス1で フリップフロップのセットアップ時間の期間の間安定していない。従って、フリ ップフロップは、バーストロック・クロック信号CLOCKのサイクル1に応答 して、その出力端子SYNC DETECTEDに“高”または“低”の何れか の信号を発生する。このことが図3にSYNC DETECTED信号の前縁の 一連の斜線で示されている。もしフリップフロップが、前縁402を発生させる バーストロック・クロック信号CLOCKのサイクル1に応答して、SYNC DETECTED出力端子に“高”信号を発生しなければ、そのときはSYNC DETECTED信号の前縁403で示すように、バーストロック・クロック 信号CLOCKのサイクル2まで水平同期信号H SYNCは検出されない。こ の場合、サンプルクロックSAMPLEは4サイクル後のバーストロック・クロ ック信号CLOCKのサイクル6で誤って開始する。このことが図3の4番目の 波形SAMPLE(WRONG)に示されている。 水平同期信号に関連して取り出されるサンプルの空間位置が正確に位置付けさ れるように、水平同期信号の位置が正確に検出されることが望ましい。この方法 では、フレームの処理は対応するサンプルを処理し、必要な処理精度を維持して いる。 本発明の概要 本発明の原理に従って、遅延補正回路はクロック信号の信号源と、クロック信 号と非同期のタイミング信号の信号源とを含んでいる。タイミング信号検出器は クロック信号およびタイミング信号に応答して、タイミング信号がクロック信号 の近辺の予め設定された時間期間の間安定しているときのみ適正に動作する。制 御回路は、タイミング信号の検出後の遅延時間後に動作するように利用回路を条 件付ける。調整回路は、タイミング信号が予め設定された時間期間内に安定しな かった場合に遅延時間を調整するように制御回路を条件付ける。 図面の簡単な説明 図1、図2、および図3は、不確定状態がどのようにして生じ得るかを示す波 形図である。 図4は、図1、図2、および図3で示した不確定状態を補正するための回路の ブロック図である。 図5、図6、および図7は、図4に示す補正回路の動作を説明するための波形 図である。 図8は、図4に示す補正回路の好ましい具体例のさらに詳細なブロック図であ る。 本発明の詳細な説明 図4は、図1、図2、および図3に示す不確定状態を補正するための回路のブ ロック図である。図4では、本発明の動作を理解するのに必要な要素のみが示さ れている。当業者は、この他にどのような要素が必要であるか、これらの要素を どのように設計し且つ構成すべきであるか、さらにこれらの要素を図4に示され ている要素とどのように相互接続すべきであるかについて十分に理解できよう。 図4で、水平同期成分信号H SYNCの信号源(図示されていない)が第1 の入力端子5に結合されており、バーストロック・クロック(burst lo cked clock)信号CLOCKの信号源(同様に図示されていない)が 第2の入力端子15に結合されている。入力端子5は第1のD型フリップフロッ プ10および第2のD型フリップフロップ20の各反転D入力端子に結合されて おり、またスキュー測定回路30の第1の入力端子に結合されている。入力端子 15は第1のD型フリップフロップ10のクロック入力端子C、第2のD型フリ ップフロップ20の反転クロック入力端子C、スキュー測定回路30の第2の入 力端子、およびメモリ制御回路70のクロック信号入力端子に結合されている。 第1のD型フリップフロップ10のQ出力端子はSYNC DETECTED( 検出された同期)信号を発生して、これをアンドゲート40の反転入力端子に供 給し、またメモリ制御回路70の対応する入力端子に供給する。第2のフリップ フロップ20のQ出力端子はアンドゲート40の非反転入力端子に結合されてい る。 アンドゲート40の出力端子はS−R型フリップフロップ50のセット入力端 子Sに結合されている。S−R型フリップフロップ50のQ出力端子は、バース トロック・クロック信号CLOCKのどの端縁(立上りまたは立下り)が水平同 期信号H SYNCを最初に検出したかを表わす信号を発生し、これを補正論理 回路60の第1の入力端子に供給する。スキュー測定回路30の出力端子は補正 論理回路60の第2の入力端子に結合されている。補正論理回路60の第1およ び第2の出力端子は、検出された水平同期信号から最初の可視サンプルまでのバ ーストクロックサイクルの計数が増加されるべきであるか、減少されるべきであ るかを示す各信号を発生し、これらの各信号はメモリ制御回路70の対応する入 力端子に供給される。メモリ制御回路70の双方向性端子はフレーム記憶メモリ 80に結合されている。メモリ制御回路70の制御出力端子はS−R型フリップ フロップ50のリセット入力端子に結合されている。 図5は、以下の説明で参照する図4に示す補正回路の動作を理解するのに有効 な波形図である。動作を説明すると、第1のフリップフロップ10および第2の フリップフロップ20の両方、およびS−R型フリップフロップ50はリセット 状態で開始し、そのときQ出力端子は論理“0”を発生している。すべて周知の 態様で第1のD型フリップフロップ10はバーストロック・クロック信号CLO CKの前縁で水平同期信号H SYNCを検出して、SYNC DETECTE D信号を発生するように動作する。第1のD型フリップフロップ10によって発 生されたSYNC DETECTED信号は図1、図2および図3で示す不確定 状態になり易い。第2のD型フリップフロップ10はバーストロック・クロック 信号CLOCKの後縁で水平同期信号H SYNCを検出するように動作する。 水平同期信号H SYNCの前縁が前縁検出フリップフロップ10によって最 初に検出されると、このフリップフロップ10はそのQ出力端子に論理“1”の SYNC DETECTED信号を発生し、この信号はアンドゲート40を不能 化(ディスエーブル)する。SYNC DETECTED信号は、第1の可視サ ンプルが得られるまでバーストロック・クロック信号CLOCKのサイクル数の 計数を開始するようにメモリ制御回路70を条件付ける。次にS−R型フリップ フロップ50のQ出力端子は、水平同期信号H SYNCがバーストロック・ク ロック信号CLOCKの前縁で検出されたことを示す論理“0”信号を発生し続 ける。水平同期信号H SYNCが後縁検出フリップフロップ20によって最初 に検出されると、このフリップフロップ20はそのQ出力端子に論理“1”の信 号を発生する。アンドゲート40はこの論理“1”の信号をS−R型フリップフ ロップ50のセット入力端子Sに通過させる。これに応答してS−R型フリップ フロップ50はセット状態に入り、この状態でそのQ出力端子に論理“1”信号 を発生する。この論理“1”信号は、水平同期信号H SYNCがバーストロッ ク・クロック信号CLOCKの後縁で検出されたことを示す。 スキュー測定回路30は米国特許第5,309,111号明細書に記載されているよう な周知の態様で動作して、前述のように水平同期信号H SYNCとバーストロ ック・クロック信号CLOCKとの間のスキューの大きさを示す信号を発生する 。このスキューの大きさはバーストロック・クロック信号CLOCKの1周期の 分数として表わされる。上述のように、水平同期信号H SYNCの前縁がバー ストロック・クロック信号CLOCKの前縁のセットアップ時間およびホールド 時間(保持時間)内で生じる場合に不確定状態が生ずる。図2および図3に示す ように、この状態に対するスキューtSKEW(1周期の分数として表わされる)が 0に近いか、1に近い。一方、水平同期信号H SYNCの前縁がバーストロッ ク・クロック信号CLOCKの前縁に近くなければ、この場合は不確定状態は存 在しない。図5に示すように、スキューtSKEWに対する最小値MINおよび最大 値MAXが指定される。もし、スキューtSKEWが指定された最小値MINより大 きく、指定された最大値MAXより小さければ、その時は水平同期信号H SY NCは、正規の態様でバーストクロック信号CLOCKの次の前縁で検出される 。 図4を参照すると、スキュー測定回路30は、1周期の分数として表わされる 測定されたスキューを表わす信号を発生する。好ましい具体例では、スキューは 1サイクルの16分の幾らかで表わされる。最小スキュー値MINはバーストロ ック・クロック信号CLOCKの1サイクルの2/16であると指定され、最大 スキュー値MAXはバーストロック・クロック信号CLOCKの1サイクルの1 4/16であると指定される。スキューが2/16より大で、14/16より小 であれば、補正論理回路60は+1出力端子、−1出力端子の両方に論理“O” 信号を発生する。これに応答して、メモリ制御回路70は正規の態様で動作して 、SYNC DETECTED信号の後で、フレーム記憶メモリ80に第1の可 視サンプルを記憶する前にバーストロック・クロック信号CLOCKの4サイク ルを計数する。 図6は、ある不確定状態の下での図4に示す補正回路の動作を説明する波形図 である。図6では、スキューtSKEWが最小スキュ一値MIN以下である。このこ とは、前縁検出フリップフロップ10のホールド時間を通して水平同期信号HS YNCは安定していない可能性のあることを意味する。このことは、また、水平 同期信号H SYNCはバーストロック・クロック信号CLOCKの後縁で最初 に検出されるべきであり、SYNC DETECTED信号は、バーストロック ・クロック信号CLOCKのサイクル1で適正に検出されるべきであることを 意味する。 図6の上半分は、SYNC DETECTED信号がバーストロック・クロッ ク信号CLOCKのサイクル0で前縁検出フリップフロップ10によって不適切 に発生されたときの状態を示している。図4を参照すると、これはアンドゲート 40を不能化(ディスエーブル)し、S−R型フリップフロップ50の出力にお けるEDGE(端縁)信号は、水平同期信号H SYNCが前縁検出フリップフ ロップ10によって最初に検出されたことを表わす論理“0”に留まっている。 補正論理回路60はスキュー測定回路30からスキュー信号を受信し、スキュー tSKEWが指定された最小スキュー値MIN以下であると決定する。補正論理回路 60は、また、水平同期信号H SYNCが前縁検出フリップフロップ10によ って検出されたことを表わすS−R型フリップフロップ50からの論理“0”の EDGE信号を受信する。この組合わせは、バーストロック・クロック信号のサ イクル数は、最初の可視サンプルまで増加されなければならないことを意味する 。図示の具体例では、4個の代わりに5個のクロックサイクルが計数されなけれ ばならない。補正論理回路60は、+1出力端子に論理“1”信号を発生し、− 1出力端子に論理“0”信号を発生する。この信号に応答して、メモリ制御回路 70は最初の可視サンプルを記憶する前にバーストロック・クロック信号CLO CKの5サイクルを計数する。 図6の下半分は、SYNC DETECTED信号がバーストロック・クロッ ク信号CLOCKのサイクル1で前縁検出フリップフロップ10によって適正に 発生されたときの状態を示している。図4を参照すると、この場合は、後縁検出 フリップフロップ20はバーストロック・クロック信号CLOCKのサイクル0 の後縁で水平同期信号H SYNCを最初に検出する。これに応答して後縁検出 フリップフロップ20はそのQ出力端子に論理“1”信号を発生する。この信号 はアンドゲート40を通過して、S−R型フリップフロップ50をセット状態に 入るように条件付け、この状態でEDGE信号は論理“1”信号になる。補正論 理回路60はスキュー測定回路30からスキュー信号を受信し、それが指定され た最小スキュー値MIN以下であると決定する。補正論理回路60は、また、S −R型フリップフロップ50から水平同期信号H SYNCが後縁検出フリップ フロップ20によって最初に検出されたことを示す論理“1”のEDGE信号を 受信する。この組合わせは、バーストロック・クロック信号のサイクルの計数は 、最初の可視サンプルが生ずるまで調整する必要がなく、正規の4サイクルが正 しいことを意味する。これによって、補正論理回路60は、+1出力信号端子、− 1出力信号端子の両方に論理“0”信号を発生する。この信号に応答して、メモ リ制御回路70は最初の可視サンプルを記憶する前にバーストロック・クロック 信号CLOCKの4サイクルを計数する。何れの場合も、メモリ制御回路70が 補正回路60から+1および−1出力信号を受信したとき、このメモリ制御回路 70は、S−R型フリップフロップ50が再びリセット状態をとるように条件付 ける制御信号を発生し、それによってS−R型フリップフロップ50は次の水平 同期信号H SYNCを適正に検出する態勢を整える。 図7は他の不確定状態の下での図4に示す補正回路の動作を説明する波形図で ある。図7では、スキューtSKEWが最大スキュ一値MAXよりも大ある。このこ とは、水平同期信号H SYNCは前縁検出フリップフロップ10のセットアッ プ時間の期間の間は安定していない可能性のあることを意味する。このことは、 また、水平同期信号H SYNCはバーストロック・クロック信号CLOCKの 前縁で最初に検出されるべきであり、水平同期信号H SYNCはクロックのサ イクル1で適正に検出されるべきであることを意味する。 図7の上半分は、SYNC DETECTED信号がバーストロック・クロッ ク信号CLOCKのサイクル1で前縁検出フリップフロップ10によって適正に 発生されたときの状態を示している。図4を参照すると、これはアンドゲート4 0を不能化(ディスエーブル)し、S−R型フリップフロップ50の出力におけ るEDGE(端縁)信号は、水平同期信号H SYNCが前縁検出フリップフロ ップ10によって最初に検出されたことを表わす論理“0”’に留まっている。 補正論理回路60はスキュー測定回路30からスキュー信号を受信し、スキュー tSKEWが指定された最大スキュー値MAX以上であると決定する。補正論理回路 60は、また、水平同期信号H SYNCが前縁検出フリップフロップ10によ って検出されたことを表わすS−R型フリップフロップ50からの論理“0”の EDGE信号を受信する。この組合わせは、バーストロック・クロック信号CL O CKのサイクルの計数は、最初の可視サンプルが生ずるまで調整される必要はな く、正規の4サイクルが正しいことを意味する。従って、補正論理回路60は、 +1出力端子、−1出力端子の双方に論理“0”信号を発生する。この信号に応 答して、メモリ制御回路70は最初の可視サンプルを記憶する前にバーストロッ ク・クロック信号CLOCKの4サイクルを計数する。 図7の下半分は、SYNC DETECTED信号がバーストロック・クロッ ク信号CLOCKのサイクル2で前縁検出フリップフロップ10によって不適切 に発生されたときの状態を示している。図4を参照すると、この場合は、後縁検 出フリップフロップ20はバーストロック・クロック信号CLOCKのサイクル 1の後縁で水平同期信号H SYNCを最初に検出する。この信号はアンドゲー ト40を通過して、S−R型フリップフロップ50をセット状態に入るように条 件付け、この状態でEDGE信号は論理“1”信号になる。補正論理回路60は スキュー測定回路30からスキュー信号を受信し、それが指定された最大スキュ ー値MAX以上であると決定する。補正論理回路60は、また、S−R型フリッ プフロップ50から水平同期信号H SYNCが後縁検出フリップフロップ20 によって最初に検出されたことを示す論理“1”のEDGE信号を受信する。こ の組合わせは、バーストロック・クロック信号CLOCKのサイクルの計数は、 最初の可視サンプルが生ずるまで減少させなければならないことを意味する。図 示の具体例では、4サイクルの代わりに3クロックサイクルが計数されなければ ならない。補正論理回路60は、−1出力端子に論理“1”信号を、+1出力端 子に論理“0”信号を発生する。この信号に応答して、メモリ制御回路70は最 初の可視サンプルを記憶する前にバーストロック・クロック信号CLOCKの3 サイクルを計数する。 図8は図4に示す補正回路の好ましい具体例のより詳細なブロック図である。 図8で、水平同期信号源(図示されていない)が入力端子5’に結合されている 。バーストロック・クロック信号源(同様に図示されていない)は、バーストロ ック・クロック信号CLOCKと、CLOCKの表示の上にラインを付けて示し た反転バーストロック・クロック信号の両方を発生する。バーストロック・クロ ック信号は入力端子15’に供給され、反転クロック信号は入力端子25’に供 給される。入力端子5’は第1のD型フリップフロップ110のD入力端子に結 合されている。第1のD型フリップフロップ110のQ出力端子は第2のD型フ リップフロップ112のD入力端子に結合されている。第2のD型フリップフロ ップ112のQ出力端子は第3のD型フリップフロップ114のD入力端子と、 第1のアンドゲート116の第1の入力端子と、第1のインバータ118の入力 端子とに結合されている。第3のD型フリップフロップ114のQ出力端子は第 2のインバータ120の入力端子に結合されており、第2のインバータ120の 出力端子は第1のアンドゲート116の第2の入力端子に結合されている。 入力端子5’は、また、第4のD型フリップフロップ122のD入力端子に結 合されている。第4のD型フリップフロップ122のQ出力端子は第5のD型フ リップフロップ124のD入力端子に結合されており、第5のD型フリップフロ ップ124のQ出力端子は第2のアンドゲート126の第1の入力端子に結合さ れている。第1のインバータ118の出力端子は第2のアンドゲート126の第 2の入力端子に結合されている。第1のアンドゲート116の出力端子はSYN C DETECTED’信号を発生し、このSYNC DETECTED’信号 はS−R型フリップフロップ128のリセット入力端子Rに供給される。第2の アンドゲート126の出力端子はS−R型フリップフロップ128のセット入力 端子Sに結合されている。S−R型フリップフロップ128のQ出力端子は第6 のD型フリップフロップ130のD入力端子に結合されており、第6のD型フリ ップフロップ130のQ出力端子は第7のD型フリップフロップ132のD入力 端子に結合されている。第7のD型フリップフロップ132のQ出力端子はED GE’信号を発生する。第1のアンドゲート116の出力端子は、また、第6お ょび第7のD型フリップフロップ130、132のイネーブル(可能化)入力端 子にそれぞれ結合されている。SYNC DETECTED’信号およびEDG E’信号は、SYNC DETECTED信号およびEDGE信号がそれぞれ供 給される図4に示す他の要素に供給される。 入力端子15’は、第1のD型フリップフロップ110、第2のD型フリップ フロップ112、第3のD型フリップフロップ114、S−R型フリップフロッ プ128、第6のD型フリップフロップ130、および第7のD型フリップフロ ップ132の各クロック入力端子に結合されている。入力端子25’は、第4の D型フリップフロップ122および第5のD型フリップフロップ124の各クロ ック入力端子に結合されている。 動作を説明すると、第1のD型フリップフロップ110は上述の不確定状態に なり易い状態にある。第1のD型フリップフロップ110と第2のD型フリップ フロップ112の組合わせは、それぞれジッタ状態を除去し、図4の第1のD型 フリップフロップ10の機能を実行する。すなわち、第1のD型フリップフロッ プ110と第2のD型フリップフロップ112の組み合わせによって図1、図2 、図3、図5、図6、および図7におけるSYNC DETECTED信号に相 当する信号を発生する。図示の具体例では、SYNC DETECTED’信号 は好ましくはバーストロック・クロック信号CLOCKの1サイクルの持続期間 である。第3のD型フリップフロップ114、第2のインバータ120および第 1のアンドゲート116の組合わせは、周知の態様でバーストロック・クロック 信号CLOCKの1サイクルの持続期間であるSYNC DETECTED’パ ルスを発生するように動作する。このSYNC DETECTED’パルスは図 8におけるS−R型フリップフロップ128のリセット入力端子Rに供給される 。 同様な態様で、第4のD型フリップフロップ122と第5のD型フリップフロ ップ124の組合わせは、ジッタ状態を除去し、図4の第2のD型フリップフロ ップ12の機能を実行する。すなわち、第4のD型フリップフロップ122と第 5のD型フリップフロップ124の組合わせによって、これらのクロック入力信 号に対する入力端子25’からの反転クロック信号を使用して、バーストロック ・クロック信号CLOCKの後縁で水平同期信号H SYNCを検出する。第1 のインバータ118と第2のアンドゲート126の組合わせは図4中のアンドゲ ート40の機能を実行し、S−R型フリップフロップ128は図4中のS−R型 フリップフロップ50と同じ機能を実行する。第6のD型フリップフロップ13 0と第7のD型フリップフロップ132はEDGE’信号をバーストロック・ク ロック信号CLOCKに同期させ且つその信号を遅延させるように動作する。S YNC DETECTED信号およびEDGE’信号は、前に述べたように図4 の補正論理回路60およびメモリ制御回路70を制御する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年9月4日(1998.9.4) 【補正内容】 請求の範囲 1. クロック信号を受信する第1の入力(15)と、 クロック信号と非同期のタイミング信号を受信する第2の入力(5)と、 クロック信号およびタイミング信号に応答して、タイミング信号がクロック信 号の遷移の近辺の予め設定された時間期間の間安定しているときのみ適正に動作 するタイミング信号検出器(10、20)を含む調整回路(10、20、30、 40、50、60)と、 タイミング信号が上記タイミング信号検出器によって検出された後、予め設定 された遅延時間後に動作するように利用回路(80)を条件付ける制御回路(7 0)と、 を含み、 上記調整回路(10、20、30、40、50、60)は、タイミング信号が 予め設定された時間期間内に安定しなければ、遅延を調整するように制御回路を 条件付ける、 遅延補正回路。 2. クロック信号は、各サイクルが前縁と後縁とを有する連続するサイクルで 形成され、 タイミング信号は前縁を有し、このタイミング信号の検出はその前縁の検出に 基づいており、 調整回路は、 タイミング信号の前縁と、隣接するクロック信号の前縁との間のスキューを測 定する回路(30)と、 クロック信号の前縁の近くでタイミング信号を検出する回路(10)と、 クロック信号の後縁の近くでタイミング信号を検出する回路(20)と、 スキューが予め設定された最小値よりも小さく且つタイミング信号がクロック 信号の前縁の近くで検出されたときは遅延時間を増大させ、スキューが予め設定 された最大値より大きく且つタイミング信号がクロック信号の後縁で検出された ときは遅延時間を減少させる回路(40、50、60)と、を含む、 請求項1記載の遅延補正回路。 3. 制御回路(70)は、クロック信号に応答し、タイミング信号が検出され た後クロック信号の選択されたサイクル数の後に動作するように利用回路(80 )を条件付ける、 請求項2記載の遅延補正回路。 4. 調整回路(10、20、30、40、50、60)中の制御回路(40) 50、60)は、制御回路(70)に対してスキューが予め設定された最小値よ りも小さく且つタイミング信号がクロック信号の前縁の近くで検出されたときは クロックの選択されたサイクル数を増加させ、スキューが予め設定された最大値 よりも大きく且つタイミング信号がクロック信号の後縁の近くで掲出されたとき はクロックの選択されたサイクル数を減少させる、 請求項3記載の遅延補正回路。 5. スキュー測定回路(30)はクロック信号の周期の分数の形のスキューを 表わす信号を発生する、 請求項2記載の遅延補正回路。 6. クロック信号の前縁の近くでタイミング信号を検出する回路(10)は、 タイミング信号を受信するように結合された入力端子とクロック信号を受信する ように結合されたクロック信号入力端子とを有する前縁フリップフロップからな り、 クロック信号の後縁の近くでタイミング信号を検出する回路(20)は、タイ ミング信号を受信するように結合された入力端子とクロック信号を受信するよう に結合された反転クロック信号入力端子とを有する後縁フリップフロップからな り、 調整回路(10、20、30、40、50、60)中の制御回路(40、50 、60)は、前縁フリップフロップ(10)、後縁フリップフロップ(20)お よびスキュー測定回路(30)に応答して、スキューが予め設定された最小値よ りも小さく且つ前縁フリップフロップ(10)がタイミング信号を検出したとき は遅延時間を増加させ、スキューが予め設定された最大値よりも大きく且つ後縁 フリップフロップ(20)がタイミング信号を検出したときは遅延時間を減少さ せるように制御回路(70)を条件付ける回路(60)を含む、 請求項5記載の遅延補正回路。 7. クロック信号の前縁の近くでタイミング信号を検出する回路(10)は、 タイミングを受信するように結合された入力端子とクロック信号を受信するよう に結合されたクロック信号入力端子とを有するフリップフロップからなる、 請求項2記載の遅延補正回路。 8. クロック信号の後縁の近くでタイミング信号を検出する回路(20)は、 タイミングを受信するように結合された入力端子とクロック信号を受信するよう に結合された反転クロック信号入力端子とを有するフリップフロップからなる、 請求項2記載の遅延補正回路。 9. クロック信号は連続するサイクルで形成され、 条件付け手段(70)はクロック信号に応答して、タイミング信号が検出され た後、選択された数のクロック信号の後に動作するように利用回路(80)を条 件付ける、 請求項1記載の遅延補正回路。 10. タイミング信号検出器(10)は、タイミング信号を受信するように結 合された入力端子と、クロック信号を受信するように結合されたクロック入力端 子と、タイミング信号が検出されたとき信号を発生する出力端子とを有するフリ ップフロップからなる、 請求項1記載の遅延補正回路。 11. 前縁を有する水平同期信号成分を含む複合ビデオ信号を受信する第1の 入力端子(15)と、 各サイクルが前縁と後縁を有する連続するサイクルをもった、複合ビデオ信号 に同期したバーストロック・クロック信号を受信する第2の入力端子(5)と、 バーストロック・クロック信号の前縁の近くで水平同期信号を検出する回路( 10)と、 バーストロック・クロック信号の後縁の近くで水平同期信号を検出する回路( 20)と、 水平同期信号の前縁とバーストロック・クロック信号の隣接するサイクルの前 縁との間のスキューを測定する回路(30)と、 スキューが予め設定された最小値よりも小さく且つ水平同期信号がバーストロ ック・クロック信号の前縁の近くで検出されたときは増加信号を発生し、スキュ ーが予め設定された最大値より大きく且つ水平同期信号がバーストロック・クロ ック信号の後縁の近くで検出されたときは減少信号を発生する補正論理回路(6 0)と、 増加信号に応答してバーストロック・クロック信号の予め設定されたサイクル 数よりも1サイクル大きく遅延させ、減少信号に応答してバーストロック・クロ ック信号の予め設定されたサイクル数よりも1サイクル小さく遅延させ、それ以 外の場合は予め設定されたクロックのサイクル数遅延させ、次いでフレーム記憶 メモリ(80)中に複合ビデオ信号を表わす連続するサンプルを記憶させる、メ モリ制御回路(70)と、 からなる遅延補正回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. クロック信号の信号源(15)と、 クロック信号と非同期のタイミング信号の信号源(15)と、 クロック信号とタイミング信号に応答し、タイミング信号がクロック信号の近 辺の予め設定された時間期間の間安定しているときのみ適正に動作するタイミン グ信号検出器(10)と、 タイミング信号が検出された後、ある遅延時間後に動作するように利用回路( 80)を条件付ける制御回路(70)と、 予め設定された時間期間内にタイミング信号が安定しなければ遅延時間を調整 するように制御回路を条件付ける調整回路(10、20、30、40、50、6 0)と、 からなる遅延補正回路。 2. クロック信号の信号源(15)は、各サイクルが前縁と後縁とを有する連 続するサイクルをもったクロック信号を発生し、 タイミング信号の信号源(5)は、前縁を有するタイミング信号を発生し、 調整回路(10、20、30、40、50、60)は、 タイミング回路の前縁と隣接するクロック信号のサイクルの前縁との間のスキ ューを測定する回路(30)と、 クロック信号の前縁でタイミング信号を検出する回路(10)と、 クロック信号の後縁でタイミング信号を検出する回路(20)と、 スキューが予め設定された最小値よりも小さく、タイミング信号がクロック信 号の前縁で検出されたときは遅延時間を増大させ、スキューが予め設定された最 大値よりも大きく、タイミング信号がクロック信号の後縁で検出されたときは遅 延時間を減少させるように制御回路(70)を条件付ける回路(40、50、6 0)からなる、 請求項1の回路。 3. 制御回路(70)はクロック信号に応答して、タイミング信号が検出され た後、クロック信号の選択されたサイクル数の後に動作するように利用回路(8 0)を条件付ける、 請求項2の回路。 4. 調整回路(10、20、30、40、50、60)中の条件付け回路(4 0、50、60)は、スキューが予め設定された最小値よりも小さく、タイミン グ信号がクロック信号の前縁で検出されたときはクロックの選択されたサイクル 数を増加させ、スキューが予め設定された最大値よりも大きく、タイミング信号 がクロック信号の後縁で検出されたときはクロックの選択されたサイクル数を減 少させるように制御回路(70)を条件付ける、 請求項3の回路。 5. スキュー測定回路(30)はクロック信号の周期の分数の形のスキューを 表わす信号を発生する、 請求項2の回路。 6. クロック信号の前縁でタイミング信号を検出する回路(10)はタイミン グ信号源(5)に結合された入力端子と、クロック信号源(15)に結合された クロック信号入力端子とを有する前縁フリップフロップからなり、 クロック信号の後縁でタイミング信号を検出する回路(20)はタイミング信 号源(5)に結合された入力端子と、クロック信号源(15)に結合された反転 クロック信号入力端子とを有する後縁フリップフロップからなり、 調整回路(10、20、30、40、50、60)中の条件付け回路(40、 50、60)は前縁フリップフロップ(10)、後縁フリップフロップ(20) 、およびスキュー測定回路(30)に応答して、スキューが予め設定された最小 値より小さく、前縁フリップフロップ(10)がタイミング信号を検出したとき は遅延時間を増加させ、スキューが予め設定された最大値より大きく、後縁フリ ップフロップ(20)がタイミング信号を検出したときは遅延時間を減少させる ように制御回路(70)を条件付ける、 請求項5の回路。 7. クロック信号の前縁でタイミング信号を検出するための回路(10)はタ イミング信号源(5)に結合された入力端子と、クロック信号源(15)に結合 されたクロック信号入力端子とを有する前縁フリップフロップからなる、 請求項2の回路。 8. クロック信号の後縁でタイミング信号を検出する回路(20)はタイミン グ信号源(5)に結合された入力端子と、クロック信号源(15)に結合された 反転クロック信号入力端子とを有する後縁フリップフロップからなる、 請求項2の回路。 9. クロック信号源(15)は連続するサイクルをもったクロック信号を発生 し、 制御回路(70)はクロック信号に応答して、タイミング信号が検出された後 、クロック信号の選択されたサイクル数の後に動作するように利用回路(80) を条件付ける、 請求項1の回路。 10. タイミング信号検出器(10)は、タイミング信号源(5)に結合され た入力端子と、クロック信号源(15)に結合されたクロック信号入力端子と、 タイミング信号が検出されたとき信号を発生する出力端子と、 とからなる請求項1の回路。 11. 水平同期信号成分を含む複合ビデオ信号の信号源(5)と、 複合ビデオ信号に同期しており且つ各サイクルが前縁と後縁を有する連続する サイクルをもったバーストロック・クロック信号の信号源(15)と、 バーストロック・クロック信号の前縁で水平同期信号を検出する回路(10) と、 バーストロック・クロック信号の後縁で水平同期信号を検出する回路(20) と、 水平同期信号とバーストロック・クロックの隣接するサイクルの前縁との間の スキューを測定する回路(30)と、 スキューが予め設定された最小値より小さく、水平同期信号がバーストロック ・クロック信号の前縁で検出されたときは増加信号を発生し、スキューが予め設 定された最大値より大きく、水平同期信号がバーストロック・クロック信号の後 縁で検出されたときは減少信号を発生する補正論理回路(60)と、 増加信号に応答してバーストロック・クロック信号の予め設定されたサイクル の数よりも1サイクル大きく遅延させ、減少信号に応答してバーストロック・ク ロック信号の予め設定されたサイクルの数よりも1サイクル小さく遅延させ、そ れ以外の場合は予め設定されたクロックのサイクル数遅延させ、次いでフレーム 記憶メモリ(80)に複合ビデオ信号を表わす連続するサンプルを記憶させるメ モリ制御回路(70)と、 からなる遅延補正回路。
JP51471598A 1996-09-20 1997-09-08 遅延補正回路 Expired - Fee Related JP4541452B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/717,093 US5963267A (en) 1996-09-20 1996-09-20 Delay correction circuit
US08/717,093 1996-09-20
PCT/US1997/015823 WO1998012873A1 (en) 1996-09-20 1997-09-08 A delay correction circuit

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001501054A true JP2001501054A (ja) 2001-01-23
JP2001501054A5 JP2001501054A5 (ja) 2005-05-12
JP4541452B2 JP4541452B2 (ja) 2010-09-08

Family

ID=24880689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51471598A Expired - Fee Related JP4541452B2 (ja) 1996-09-20 1997-09-08 遅延補正回路

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5963267A (ja)
EP (1) EP0927492B1 (ja)
JP (1) JP4541452B2 (ja)
KR (1) KR100466553B1 (ja)
CN (1) CN1137577C (ja)
AU (1) AU4258597A (ja)
DE (1) DE69709879T2 (ja)
ES (1) ES2166560T3 (ja)
WO (1) WO1998012873A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6288699B1 (en) * 1998-07-10 2001-09-11 Sharp Kabushiki Kaisha Image display device
JP2000298447A (ja) * 1999-04-12 2000-10-24 Nec Shizuoka Ltd 画素同期回路
AU2002320270B2 (en) 2001-07-03 2008-06-05 Clark Davis Boyd Self-powered switch initiation system
US7019764B2 (en) * 2001-09-20 2006-03-28 Genesis Microchip Corporation Method and apparatus for auto-generation of horizontal synchronization of an analog signal to digital display
KR100486261B1 (ko) * 2002-09-16 2005-05-03 삼성전자주식회사 스큐가 없는 듀얼 레일 버스 드라이버
JP4379380B2 (ja) * 2005-04-28 2009-12-09 ソニー株式会社 水平レジスタ転送パルス生成回路及び撮像装置
US8378710B1 (en) * 2011-09-20 2013-02-19 Nxp B.V. Secure device anti-tampering circuit
CN109765779B (zh) * 2019-01-14 2021-08-24 上海联影医疗科技股份有限公司 延时校正方法、装置、计算机设备和存储介质

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07162808A (ja) * 1993-12-10 1995-06-23 Mitsubishi Electric Corp 映像信号処理装置及び映像信号処理方法及び映像信号記録・再生装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3763317A (en) * 1970-04-01 1973-10-02 Ampex System for correcting time-base errors in a repetitive signal
US4301417A (en) * 1980-03-12 1981-11-17 Ncr Corporation Quadriphase differential demodulator
US4595953A (en) * 1984-10-31 1986-06-17 Rca Corporation Television receiver having character generator with burst locked pixel clock and correction for non-standard video signals
US4668999A (en) * 1984-12-04 1987-05-26 Cierva Sr Juan De Time base equalizer and corrector (TIBEC) for video tape or disk machines in playback modes
US4667240A (en) * 1985-07-31 1987-05-19 Rca Corporation Timing correction circuitry as for TV signal recursive filters
US4638360A (en) * 1985-09-03 1987-01-20 Rca Corporation Timing correction for a picture-in-picture television system
US5309111A (en) * 1992-06-26 1994-05-03 Thomson Consumer Electronics Apparatus for measuring skew timing errors
US5717469A (en) * 1994-06-30 1998-02-10 Agfa-Gevaert N.V. Video frame grabber comprising analog video signals analysis system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07162808A (ja) * 1993-12-10 1995-06-23 Mitsubishi Electric Corp 映像信号処理装置及び映像信号処理方法及び映像信号記録・再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4541452B2 (ja) 2010-09-08
US5963267A (en) 1999-10-05
EP0927492A1 (en) 1999-07-07
DE69709879T2 (de) 2002-09-19
DE69709879D1 (de) 2002-02-28
CN1238099A (zh) 1999-12-08
KR100466553B1 (ko) 2005-01-15
ES2166560T3 (es) 2002-04-16
WO1998012873A1 (en) 1998-03-26
EP0927492B1 (en) 2002-01-02
CN1137577C (zh) 2004-02-04
KR20000036202A (ko) 2000-06-26
AU4258597A (en) 1998-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02115774A (ja) ジッタ・タイミング測定方法
JPS6231289A (ja) テレビジヨン表示方式
JP2001501054A (ja) 遅延補正回路
JPH02301375A (ja) 検出器
JP2995923B2 (ja) 同期クロック発生回路
JPH09512415A (ja) 同期信号からクロック信号を獲得する装置及びこの装置を設けたビデオレコーダ
JP3092938B2 (ja) 画像表示装置用ディジタル同期回路
JP2001509986A (ja) ディジタル同期信号分離器
US6801246B2 (en) Method and apparatus for detecting change in video source material
JP3182418B2 (ja) 同期パルス検出用ディジタル回路配置
JPH0119789B2 (ja)
JP2737346B2 (ja) 映像信号の時間差補正装置
JPH0218636B2 (ja)
JPH01279684A (ja) 垂直同期信号検出回路
JP2519544B2 (ja) 非標準信号検出装置およびクロック判定装置
JP3475773B2 (ja) 映像信号処理装置及び液晶表示装置
JP3232447B2 (ja) ビデオ信号の時間軸補正装置
JP2501088Y2 (ja) 輝度信号と色信号のデレ―タイム自動調節回路
US5995158A (en) Blanking signal generating control circuit of a video apparatus
US20030081148A1 (en) Method and device for detecting the parity of successive fields of an interlaced video signal
JP3114180B2 (ja) 同期不連続検知装置
JPS58221574A (ja) 垂直同期信号検出回路
JP2006180441A (ja) 時間軸補正装置
JPS6410154B2 (ja)
JPS60247377A (ja) 自動水平同期調整回路

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040902

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040902

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060829

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20061124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080414

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080430

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081119

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100203

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100622

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees