JP2000298447A - 画素同期回路 - Google Patents
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 117
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 14
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims abstract description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 20
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 5
- 230000001934 delay Effects 0.000 abstract 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G5/00—Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
- G09G5/003—Details of a display terminal, the details relating to the control arrangement of the display terminal and to the interfaces thereto
- G09G5/006—Details of the interface to the display terminal
- G09G5/008—Clock recovery
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
- H03L7/06—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回路の動作周波数を上げることなく、安価に
サンプリングクロックの位相を自動調整する。 【解決手段】 ディレイ回路22は、ドットクロックP
CLKにコントローラ25で設定された遅延を与え、サ
ンプリングクロックSCLKを生成する。カウンタ24
は、水平同期信号の立ち下がりから、デジタルビデオ信
号DVの立ち上がりまでの、サンプリングクロック数を
計測し、その計測結果DATAをコントローラ25に出
力する。コントローラ25は、位相がずれたサンプリン
グクロックSCLKの各々に対する計測結果DATAを
観測し、カウンタ24の計測結果が減少するサンプリン
グクロックのディレイ時間を求め、それに対してさらに
位相が半周期ずれたディレイ時間を算出し、ディレイ回
路22に設定する。
サンプリングクロックの位相を自動調整する。 【解決手段】 ディレイ回路22は、ドットクロックP
CLKにコントローラ25で設定された遅延を与え、サ
ンプリングクロックSCLKを生成する。カウンタ24
は、水平同期信号の立ち下がりから、デジタルビデオ信
号DVの立ち上がりまでの、サンプリングクロック数を
計測し、その計測結果DATAをコントローラ25に出
力する。コントローラ25は、位相がずれたサンプリン
グクロックSCLKの各々に対する計測結果DATAを
観測し、カウンタ24の計測結果が減少するサンプリン
グクロックのディレイ時間を求め、それに対してさらに
位相が半周期ずれたディレイ時間を算出し、ディレイ回
路22に設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にパーソナルコ
ンピュータ等より出力されるビデオ信号を入力して表示
する液晶表示装置に用いて好適な画素同期回路に関す
る。
ンピュータ等より出力されるビデオ信号を入力して表示
する液晶表示装置に用いて好適な画素同期回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ等より出
力されるビデオ信号を入力して表示する液晶表示装置に
用いられる画素同期回路においては、一般的に使用者が
表示画面を見ながらスイッチを操作することにより、サ
ンプリングクロックの位相調整を行っており、使用者の
操作作業が煩雑化されるという欠点がある。このため、
サンプリングロックの位相調整を自動化することが要求
されている。
力されるビデオ信号を入力して表示する液晶表示装置に
用いられる画素同期回路においては、一般的に使用者が
表示画面を見ながらスイッチを操作することにより、サ
ンプリングクロックの位相調整を行っており、使用者の
操作作業が煩雑化されるという欠点がある。このため、
サンプリングロックの位相調整を自動化することが要求
されている。
【0003】そこで、例えば、特許番号 第27143
02号に開示されているように、基準クロックのn倍の
サンプリングクロックでビデオ信号をサンプリングし、
そのサンプリングデータから該当ビデオ信号の電位安定
期間を観測し、サンプリングクロックの位相調整するこ
とが提案されている。図4は、従来の位相調整回路の一
構成例を示すブロック図である。図において、PLL回
路1は、入力された水平同期信号に同期したドットクロ
ックのN倍の周波数の基準クロックを出力する。検出用
サンプリング回路13は、上記基準クロックによってビ
デオ信号をサンプリングし、サンプリングデータをDA
TAとして安定期間検出回路14に出力する。
02号に開示されているように、基準クロックのn倍の
サンプリングクロックでビデオ信号をサンプリングし、
そのサンプリングデータから該当ビデオ信号の電位安定
期間を観測し、サンプリングクロックの位相調整するこ
とが提案されている。図4は、従来の位相調整回路の一
構成例を示すブロック図である。図において、PLL回
路1は、入力された水平同期信号に同期したドットクロ
ックのN倍の周波数の基準クロックを出力する。検出用
サンプリング回路13は、上記基準クロックによってビ
デオ信号をサンプリングし、サンプリングデータをDA
TAとして安定期間検出回路14に出力する。
【0004】安定期間検出回路14においては、ビデオ
信号の電位の変化を検出し、電位の変化がない場合、電
位安定期間を示すCS信号をコントローラ15に出力す
る。コントローラ15では、CS信号を解析し、セット
アップ時間とホールド時間を確保することができるよう
な位相制御信号をディレイ回路12に与える。一方、分
周回路11では、基準クロックを1/N分周したサンプ
リングクロックを生成し、ディレイ回路12に出力す
る。ディレイ回路12では、コントローラから出力され
た位相制御信号に基づいて、サンプリングクロックの位
相を制御し、画素データサンプリング回路に第2のサン
プリングクロックSCLKを出力する。
信号の電位の変化を検出し、電位の変化がない場合、電
位安定期間を示すCS信号をコントローラ15に出力す
る。コントローラ15では、CS信号を解析し、セット
アップ時間とホールド時間を確保することができるよう
な位相制御信号をディレイ回路12に与える。一方、分
周回路11では、基準クロックを1/N分周したサンプ
リングクロックを生成し、ディレイ回路12に出力す
る。ディレイ回路12では、コントローラから出力され
た位相制御信号に基づいて、サンプリングクロックの位
相を制御し、画素データサンプリング回路に第2のサン
プリングクロックSCLKを出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、動画に対応した高速な調整が可能ではあるが、
ドットクロックのN倍の高周波で動作する高価なPLL
やA/D変換器が必要となるという問題がある。さら
に、内部の動作周波数が高くなるため、EMI上の放射
ノイズが増加するという問題もある。
術では、動画に対応した高速な調整が可能ではあるが、
ドットクロックのN倍の高周波で動作する高価なPLL
やA/D変換器が必要となるという問題がある。さら
に、内部の動作周波数が高くなるため、EMI上の放射
ノイズが増加するという問題もある。
【0006】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、回路の動作周波数を上げることなく、安価にサ
ンプリングクロックの位相を自動調整することができる
画素同期回路を提供することを目的とする。
もので、回路の動作周波数を上げることなく、安価にサ
ンプリングクロックの位相を自動調整することができる
画素同期回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、ビデオ信号および
同期信号に基づいて、該サンプリングクロックの位相を
調整しながらビデオ信号をサンプリングするサンプリン
グクロックを生成する画素同期回路において、水平同期
信号に基づいて、所定の遅延時間だけ位相がずれたサン
プリングクロックを順次生成する生成手段と、前記生成
手段により順次生成されるサンプリングクロックのう
ち、該サンプリングクロックの立ち上がりがビデオ信号
の立ち上がりに一致するサンプリングクロックを検出す
るサンプリングクロック検出手段と、前記サンプリング
クロック検出手段によって検出されたサンプリングクロ
ックに対して、位相が半周期ずれたサンプリングクロッ
クを出力するように、前記生成手段における遅延時間を
設定する設定手段とを具備することを特徴とする。
るために、請求項1記載の発明では、ビデオ信号および
同期信号に基づいて、該サンプリングクロックの位相を
調整しながらビデオ信号をサンプリングするサンプリン
グクロックを生成する画素同期回路において、水平同期
信号に基づいて、所定の遅延時間だけ位相がずれたサン
プリングクロックを順次生成する生成手段と、前記生成
手段により順次生成されるサンプリングクロックのう
ち、該サンプリングクロックの立ち上がりがビデオ信号
の立ち上がりに一致するサンプリングクロックを検出す
るサンプリングクロック検出手段と、前記サンプリング
クロック検出手段によって検出されたサンプリングクロ
ックに対して、位相が半周期ずれたサンプリングクロッ
クを出力するように、前記生成手段における遅延時間を
設定する設定手段とを具備することを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の画素同期回路において、前記サンプリングクロッ
ク検出手段は、前記生成手段によって順次生成されるサ
ンプリングクロックに対し、水平同期信号の立ち上がり
からビデオ信号の立ち上がりまでのクロック数を計測す
る計測手段と、前記計測手段により計測されたクロック
数の変化を観測し、クロック数が減少したときのサンプ
リングクロックを検出する検出手段とを具備することを
特徴とする。
記載の画素同期回路において、前記サンプリングクロッ
ク検出手段は、前記生成手段によって順次生成されるサ
ンプリングクロックに対し、水平同期信号の立ち上がり
からビデオ信号の立ち上がりまでのクロック数を計測す
る計測手段と、前記計測手段により計測されたクロック
数の変化を観測し、クロック数が減少したときのサンプ
リングクロックを検出する検出手段とを具備することを
特徴とする。
【0009】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載の画素同期回路において、前記生成手段は、水平同
期信号に基づいて、所定の遅延時間だけ位相がずれた複
数のサンプリングクロックを生成し、前記サンプリング
クロック検出手段は、前記生成手段により生成される複
数のサンプリングクロックのうち、該サンプリングクロ
ックの立ち上がりがビデオ信号の立ち上がりに一致する
サンプリングクロックを検出し、前記サンプリングクロ
ック検出手段による検出結果に基づいて、前記生成手段
によって生成された複数のサンプリングクロックのう
ち、前記サンプリングクロック検出手段によって検出さ
れたサンプリングクロックに対して、位相が半周期ずれ
たサンプリングクロックを選択的に出力する選択手段を
具備することを特徴とする。
記載の画素同期回路において、前記生成手段は、水平同
期信号に基づいて、所定の遅延時間だけ位相がずれた複
数のサンプリングクロックを生成し、前記サンプリング
クロック検出手段は、前記生成手段により生成される複
数のサンプリングクロックのうち、該サンプリングクロ
ックの立ち上がりがビデオ信号の立ち上がりに一致する
サンプリングクロックを検出し、前記サンプリングクロ
ック検出手段による検出結果に基づいて、前記生成手段
によって生成された複数のサンプリングクロックのう
ち、前記サンプリングクロック検出手段によって検出さ
れたサンプリングクロックに対して、位相が半周期ずれ
たサンプリングクロックを選択的に出力する選択手段を
具備することを特徴とする。
【0010】また、請求項4記載の発明では、請求項3
記載の画素同期回路において、前記サンプリングクロッ
ク検出手段は、前記生成手段によって生成される複数の
サンプリングクロック毎に、水平同期信号の立ち上がり
からビデオ信号の立ち上がりまでのクロック数を計測す
る複数の計測手段と、前記複数の計測手段により計測さ
れたクロック数を比較し、クロック数が減少したサンプ
リングクロックを検出する検出手段とを具備することを
特徴とする。
記載の画素同期回路において、前記サンプリングクロッ
ク検出手段は、前記生成手段によって生成される複数の
サンプリングクロック毎に、水平同期信号の立ち上がり
からビデオ信号の立ち上がりまでのクロック数を計測す
る複数の計測手段と、前記複数の計測手段により計測さ
れたクロック数を比較し、クロック数が減少したサンプ
リングクロックを検出する検出手段とを具備することを
特徴とする。
【0011】この発明では、サンプリングクロック検出
手段は、前記生成手段により順次生成される、所定の遅
延時間だけ位相がずれたサンプリングクロックのうち、
該サンプリングクロックの立ち上がりがビデオ信号の立
ち上がりに一致するサンプリングクロックを検出する。
設定手段は、検出されたサンプリングクロックに対し
て、位相が半周期ずれたサンプリングクロックを出力す
るように、前記生成手段における遅延時間を設定する。
したがって、サンプリングクロックの立ち上がりを画素
データのほぼ中央に自動的に設定することが可能とな
り、適切なサンプリング結果を得ることが可能となる。
手段は、前記生成手段により順次生成される、所定の遅
延時間だけ位相がずれたサンプリングクロックのうち、
該サンプリングクロックの立ち上がりがビデオ信号の立
ち上がりに一致するサンプリングクロックを検出する。
設定手段は、検出されたサンプリングクロックに対し
て、位相が半周期ずれたサンプリングクロックを出力す
るように、前記生成手段における遅延時間を設定する。
したがって、サンプリングクロックの立ち上がりを画素
データのほぼ中央に自動的に設定することが可能とな
り、適切なサンプリング結果を得ることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 A.第1実施形態の構成 図1は、本発明の第1実施形態による画素同期回路の構
成を示すブロック図である。なお、図4に対応する部分
には同一の符号を付けている。図において、画素同期回
路は、PLL回路20、位相調整回路21、画素データ
サンプリング回路3、液晶駆動回路4、ビデオ信号処理
回路5および液晶パネル6から構成されている。PLL
回路20は、水平同期信号に同期するドットクロックP
CLKを生成する。位相調整回路21は、ドットクロッ
クPCLKの位相を自動調整し、サンプリングクロック
SCLKを生成する。画素データサンプリング回路3
は、サンプリングクロックSCLKに従ってビデオ信号
をサンプリングし、サンプリングデータとして出力す
る。液晶駆動回路4は、垂直・水平同期信号に従って液
晶駆動信号を出力する。ビデオ信号処理回路5は、上記
サンプリングデータに対しガンマ補正および極性反転を
含むビデオ処理を行う。液晶パネル6は、ビデオ処理さ
れた画像信号データを液晶駆動信号に従って表示する。
なお、画素データサンプリング回路3、液晶駆動回路
4、ビデオ信号処理回路5、液晶パネル6は、当業者に
とってよく知られており、また本発明とは直接関係しな
いので、その詳細な構成は省略する。
の形態を説明する。 A.第1実施形態の構成 図1は、本発明の第1実施形態による画素同期回路の構
成を示すブロック図である。なお、図4に対応する部分
には同一の符号を付けている。図において、画素同期回
路は、PLL回路20、位相調整回路21、画素データ
サンプリング回路3、液晶駆動回路4、ビデオ信号処理
回路5および液晶パネル6から構成されている。PLL
回路20は、水平同期信号に同期するドットクロックP
CLKを生成する。位相調整回路21は、ドットクロッ
クPCLKの位相を自動調整し、サンプリングクロック
SCLKを生成する。画素データサンプリング回路3
は、サンプリングクロックSCLKに従ってビデオ信号
をサンプリングし、サンプリングデータとして出力す
る。液晶駆動回路4は、垂直・水平同期信号に従って液
晶駆動信号を出力する。ビデオ信号処理回路5は、上記
サンプリングデータに対しガンマ補正および極性反転を
含むビデオ処理を行う。液晶パネル6は、ビデオ処理さ
れた画像信号データを液晶駆動信号に従って表示する。
なお、画素データサンプリング回路3、液晶駆動回路
4、ビデオ信号処理回路5、液晶パネル6は、当業者に
とってよく知られており、また本発明とは直接関係しな
いので、その詳細な構成は省略する。
【0013】位相調整回路21は、ディレイ回路22、
コンパレータ23、カウンタ24、およびコントローラ
25を備えている。ディレイ回路22は、ドットクロッ
クPCLKに、コントローラ25で設定された遅延を与
え、サンプリングクロックSCLKを生成し、カウンタ
24と画素データサンプリング回路3にサンプリングク
ロックSCLKを出力する。コンパレータ12は、アナ
ログビデオ信号を基準電圧と比較し、デジタルビデオ信
号DVを生成し、カウンタ24に出力する。カウンタ2
4は、水平同期信号の立ち下がりから、デジタルビデオ
信号DVの立ち上がりまでの、サンプリングクロック数
を計測し、その計測結果DATAをコントローラ25に
出力する。コントローラ25は、位相がずれたサンプリ
ングクロックSCLKの各々に対する計測結果DATA
を観測し、カウンタ24の計測結果が「n+1」から
「n」に減少するサンプリングクロックのディレイ時間
を求め、それに対してさらに位相が半周期ずれたディレ
イ時間を算出し、ディレイ回路22に設定する。
コンパレータ23、カウンタ24、およびコントローラ
25を備えている。ディレイ回路22は、ドットクロッ
クPCLKに、コントローラ25で設定された遅延を与
え、サンプリングクロックSCLKを生成し、カウンタ
24と画素データサンプリング回路3にサンプリングク
ロックSCLKを出力する。コンパレータ12は、アナ
ログビデオ信号を基準電圧と比較し、デジタルビデオ信
号DVを生成し、カウンタ24に出力する。カウンタ2
4は、水平同期信号の立ち下がりから、デジタルビデオ
信号DVの立ち上がりまでの、サンプリングクロック数
を計測し、その計測結果DATAをコントローラ25に
出力する。コントローラ25は、位相がずれたサンプリ
ングクロックSCLKの各々に対する計測結果DATA
を観測し、カウンタ24の計測結果が「n+1」から
「n」に減少するサンプリングクロックのディレイ時間
を求め、それに対してさらに位相が半周期ずれたディレ
イ時間を算出し、ディレイ回路22に設定する。
【0014】B.第1実施形態の動作 次に、上述した本第1実施形態の動作について説明す
る。まず、カウンタ24の動作ついて図2に示すタイミ
ングチャートを用いて説明する。カウンタ24では、負
極性に極性を合わされた水平同期信号(図2の(a))
の立ち上がりからデジタルビデオ信号DV(図2の
(b))の立ち上がりまでのサンプリングクロックSC
LK(図2の(c))の立ち上がりカウントする。
る。まず、カウンタ24の動作ついて図2に示すタイミ
ングチャートを用いて説明する。カウンタ24では、負
極性に極性を合わされた水平同期信号(図2の(a))
の立ち上がりからデジタルビデオ信号DV(図2の
(b))の立ち上がりまでのサンプリングクロックSC
LK(図2の(c))の立ち上がりカウントする。
【0015】ここで、コントローラ25でディレイ回路
22を制御し、サンプリングクロックSCLKの位相を
変化させながら、カウンタ24でサンプリングクロック
SCLKを計測する。サンプリングクロックSCLKの
位相を1/m周期のステップで遅らせたものをSCLK
[0,…,m−1]で表す。図2では、ディレイ回路2
2の調整ステップをサンプリングクロックSCLKの周
期の1/8としているが、調整ステップは、細かいほど
正確な位相検出が可能である。また、位相の変更および
カウンタ24での計測は、任意のLライン毎またはLフ
レーム毎に行う。Lライン毎に行う場合、表示画面は、
任意の水平位置に縦線を表示する必要がある。Lフレー
ム毎に行う場合には、表示画面を静止画とし、同一のラ
インについて計測を行う必要がある。
22を制御し、サンプリングクロックSCLKの位相を
変化させながら、カウンタ24でサンプリングクロック
SCLKを計測する。サンプリングクロックSCLKの
位相を1/m周期のステップで遅らせたものをSCLK
[0,…,m−1]で表す。図2では、ディレイ回路2
2の調整ステップをサンプリングクロックSCLKの周
期の1/8としているが、調整ステップは、細かいほど
正確な位相検出が可能である。また、位相の変更および
カウンタ24での計測は、任意のLライン毎またはLフ
レーム毎に行う。Lライン毎に行う場合、表示画面は、
任意の水平位置に縦線を表示する必要がある。Lフレー
ム毎に行う場合には、表示画面を静止画とし、同一のラ
インについて計測を行う必要がある。
【0016】図2において、カウンタ計測結果DATA
を見ると、サンプリングクロックSCLKの位相をずら
していくと、カウンタ計測結果DATAが「n」と「n
+1」の間で変化することがわかる。サンプリングクロ
ックSCLK[3]からSCLK[4]への移行すると
きに、カウンタ計測結果DATAが「n」から「n+
1」に増加する。このとき、SCLK[4]で水平同期
信号(図2の(a))の立ち下がりとサンプリングクロ
ックSCLKの立ち上がりとが一致する。また、サンプ
リングクロックSCLK[5]からSCLK[6]への
移行するときに、カウンタ計測結果DATAが「n+
1」から「n」に減少する。このとき、サンプリングク
ロックSCLK[6]でデジタルビデオ信号DV(図2
の(b))の立ち上がりとサンプリングクロックSCL
Kの立ち上がりとが一致する。
を見ると、サンプリングクロックSCLKの位相をずら
していくと、カウンタ計測結果DATAが「n」と「n
+1」の間で変化することがわかる。サンプリングクロ
ックSCLK[3]からSCLK[4]への移行すると
きに、カウンタ計測結果DATAが「n」から「n+
1」に増加する。このとき、SCLK[4]で水平同期
信号(図2の(a))の立ち下がりとサンプリングクロ
ックSCLKの立ち上がりとが一致する。また、サンプ
リングクロックSCLK[5]からSCLK[6]への
移行するときに、カウンタ計測結果DATAが「n+
1」から「n」に減少する。このとき、サンプリングク
ロックSCLK[6]でデジタルビデオ信号DV(図2
の(b))の立ち上がりとサンプリングクロックSCL
Kの立ち上がりとが一致する。
【0017】サンプリングクロックSCLKとビデオ信
号との位相関係が最も良いのは、サンプリングクロック
SCLKの立ち上がりがデジタルビデオ信号の画素デー
タの中央となるサンプリングクロックSCLK[2]で
ある。これは、サンプリングクロックSCLKの立ち上
がりとデジタルビデオ信号の立ち上がりとが重なるサン
プリングクロックSCLK[6]から、位相が半周期ず
れた状態である。これより、コントローラ25におい
て、カウンタ24の計測結果が「n+1」から「n」に
減少するサンプリングクロックのディレイ時間を求め、
それに対してさらに位相が半周期ずれたディレイ時間を
算出し、ディレイ回路22において該ディレイ時間に従
って位相を設定すれば、サンプリングクロックSCLK
の立ち上がりをデジタルビデオ信号の画素データの中央
に設定することができる。
号との位相関係が最も良いのは、サンプリングクロック
SCLKの立ち上がりがデジタルビデオ信号の画素デー
タの中央となるサンプリングクロックSCLK[2]で
ある。これは、サンプリングクロックSCLKの立ち上
がりとデジタルビデオ信号の立ち上がりとが重なるサン
プリングクロックSCLK[6]から、位相が半周期ず
れた状態である。これより、コントローラ25におい
て、カウンタ24の計測結果が「n+1」から「n」に
減少するサンプリングクロックのディレイ時間を求め、
それに対してさらに位相が半周期ずれたディレイ時間を
算出し、ディレイ回路22において該ディレイ時間に従
って位相を設定すれば、サンプリングクロックSCLK
の立ち上がりをデジタルビデオ信号の画素データの中央
に設定することができる。
【0018】C.第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態について説明する。本第2
実施形態では、その基本的構成は上述した第1実施形態
と同様であるが、カウンタ部分をさらに工夫している。
ここで、図3は、本第2実施形態による位相調整回路の
構成を示すブロック図である。図において、ディレイ回
路32は、入力されたドットクロックPCLKをm分割
し、それぞれのクロックに周期の1/mステップで増加
する遅延を与え、サンプリングクロックSCLK[0]
〜SCLK[m−1]を生成する。生成されたサンプリ
ングクロックSCLK[0]〜SCLK[m−1]は、
カウンタ34とセレクタ36とに入力される。
実施形態では、その基本的構成は上述した第1実施形態
と同様であるが、カウンタ部分をさらに工夫している。
ここで、図3は、本第2実施形態による位相調整回路の
構成を示すブロック図である。図において、ディレイ回
路32は、入力されたドットクロックPCLKをm分割
し、それぞれのクロックに周期の1/mステップで増加
する遅延を与え、サンプリングクロックSCLK[0]
〜SCLK[m−1]を生成する。生成されたサンプリ
ングクロックSCLK[0]〜SCLK[m−1]は、
カウンタ34とセレクタ36とに入力される。
【0019】カウンタ34は、m個のカウンタからな
り、各々のサンプリングクロックSCLKに対して、水
平同期信号立ち下がりから、デジタルビデオ信号の立ち
上がりまでのサンプリングクロック数を計測し、その結
果をm個のデータDATA[0]〜[m−1]としてコ
ントローラ35に出力する。コントローラ35におい
て、前述した第1実施形態と同様に、データDATAが
減少する場所を探し、それから半周期ずれた場所を、セ
レクタ36に選択信号SELとして出力する。セレクタ
36では、サンプリングクロックSCLK[0]〜[m
−1]から、選択信号SELに基づいて、1つのサンプ
リングクロックSCLKを選択して出力する。
り、各々のサンプリングクロックSCLKに対して、水
平同期信号立ち下がりから、デジタルビデオ信号の立ち
上がりまでのサンプリングクロック数を計測し、その結
果をm個のデータDATA[0]〜[m−1]としてコ
ントローラ35に出力する。コントローラ35におい
て、前述した第1実施形態と同様に、データDATAが
減少する場所を探し、それから半周期ずれた場所を、セ
レクタ36に選択信号SELとして出力する。セレクタ
36では、サンプリングクロックSCLK[0]〜[m
−1]から、選択信号SELに基づいて、1つのサンプ
リングクロックSCLKを選択して出力する。
【0020】このように、本第2実施形態では、カウン
タ計測が1ラインで行えるため、表示画面が動画であっ
ても自動調整が可能であるという効果が得られる。
タ計測が1ラインで行えるため、表示画面が動画であっ
ても自動調整が可能であるという効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力されるビデオ信号の対する最適位相をコントローラ
にて自動調整するため、人為的な操作なしにサンプリン
グクロックを画素データの中央に設定することができ、
正常な液晶表示が得られるという利点が得られる。ま
た、ドットクロックのN倍といった高周波で動作するP
LL回路やA/D変換器、サンプリングデータを保存す
るメモリを使用しないため、回路を安価に実現できると
いう利点が得られる。さらに、本発明によれば、画素デ
ータサンプリング回路でのサンプリング結果を使用しな
いため、A/D変換器を使用しないので、液晶パネルを
アナログ電圧で駆動するアナログ液晶パネルにおいても
使用できるという利点が得られる。
入力されるビデオ信号の対する最適位相をコントローラ
にて自動調整するため、人為的な操作なしにサンプリン
グクロックを画素データの中央に設定することができ、
正常な液晶表示が得られるという利点が得られる。ま
た、ドットクロックのN倍といった高周波で動作するP
LL回路やA/D変換器、サンプリングデータを保存す
るメモリを使用しないため、回路を安価に実現できると
いう利点が得られる。さらに、本発明によれば、画素デ
ータサンプリング回路でのサンプリング結果を使用しな
いため、A/D変換器を使用しないので、液晶パネルを
アナログ電圧で駆動するアナログ液晶パネルにおいても
使用できるという利点が得られる。
【図1】 本発明の第1実施形態の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】 本第1実施形態における動作を説明するため
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【図3】 本発明の第2実施形態の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図4】 従来例の構成を示すブロック図である。
20 PLL回路 21 位相調整回路 22 ディレイ回路(生成手段) 23 コンパレータ 24 カウンタ(サンプリングクロック検出手段、計測
手段) 25 コントローラ(設定手段、検出手段) 32 ディレイ回路(生成手段) 33 コンパレータ 34 カウンタ(サンプリングクロック検出手段、計測
手段) 35 コントローラ(設定手段、検出手段) 36 セレクタ(選択手段)
手段) 25 コントローラ(設定手段、検出手段) 32 ディレイ回路(生成手段) 33 コンパレータ 34 カウンタ(サンプリングクロック検出手段、計測
手段) 35 コントローラ(設定手段、検出手段) 36 セレクタ(選択手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 ビデオ信号および同期信号に基づいて、
該サンプリングクロックの位相を調整しながらビデオ信
号をサンプリングするサンプリングクロックを生成する
画素同期回路において、 水平同期信号に基づいて、所定の遅延時間だけ位相がず
れたサンプリングクロックを順次生成する生成手段と、 前記生成手段により順次生成されるサンプリングクロッ
クのうち、該サンプリングクロックの立ち上がりがビデ
オ信号の立ち上がりに一致するサンプリングクロックを
検出するサンプリングクロック検出手段と、 前記サンプリングクロック検出手段によって検出された
サンプリングクロックに対して、位相が半周期ずれたサ
ンプリングクロックを出力するように、前記生成手段に
おける遅延時間を設定する設定手段とを具備することを
特徴とする画素同期回路。 - 【請求項2】 前記サンプリングクロック検出手段は、 前記生成手段によって順次生成されるサンプリングクロ
ックに対し、水平同期信号の立ち上がりからビデオ信号
の立ち上がりまでのクロック数を計測する計測手段と、 前記計測手段により計測されたクロック数の変化を観測
し、クロック数が減少したときのサンプリングクロック
を検出する検出手段とを具備することを特徴とする請求
項1記載の画素同期回路。 - 【請求項3】 前記生成手段は、水平同期信号に基づい
て、所定の遅延時間だけ位相がずれた複数のサンプリン
グクロックを生成し、 前記サンプリングクロック検出手段は、前記生成手段に
より生成される複数のサンプリングクロックのうち、該
サンプリングクロックの立ち上がりがビデオ信号の立ち
上がりに一致するサンプリングクロックを検出し、 前記サンプリングクロック検出手段による検出結果に基
づいて、前記生成手段によって生成された複数のサンプ
リングクロックのうち、前記サンプリングクロック検出
手段によって検出されたサンプリングクロックに対し
て、位相が半周期ずれたサンプリングクロックを選択的
に出力する選択手段を具備することを特徴とする請求項
1記載の画素同期回路。 - 【請求項4】 前記サンプリングクロック検出手段は、 前記生成手段によって生成される複数のサンプリングク
ロック毎に、水平同期信号の立ち上がりからビデオ信号
の立ち上がりまでのクロック数を計測する複数の計測手
段と、 前記複数の計測手段により計測されたクロック数を比較
し、クロック数が減少したサンプリングクロックを検出
する検出手段とを具備することを特徴とする請求項3記
載の画素同期回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11104618A JP2000298447A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 画素同期回路 |
US09/540,880 US6753926B1 (en) | 1999-04-12 | 2000-03-31 | Circuit for generating sampling clock to stably sample a video signal and display apparatus having the circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11104618A JP2000298447A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 画素同期回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000298447A true JP2000298447A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14385438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11104618A Pending JP2000298447A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 画素同期回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6753926B1 (ja) |
JP (1) | JP2000298447A (ja) |
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US8645589B2 (en) | 2009-08-03 | 2014-02-04 | National Instruments Corporation | Methods for data acquisition systems in real time applications |
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1999
- 1999-04-12 JP JP11104618A patent/JP2000298447A/ja active Pending
-
2000
- 2000-03-31 US US09/540,880 patent/US6753926B1/en not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030708 |