JPH10303072A - 缶 体 - Google Patents

缶 体

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JPH10303072A
JPH10303072A JP9108787A JP10878797A JPH10303072A JP H10303072 A JPH10303072 A JP H10303072A JP 9108787 A JP9108787 A JP 9108787A JP 10878797 A JP10878797 A JP 10878797A JP H10303072 A JPH10303072 A JP H10303072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal case
packing
stress absorbing
absorbing portion
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP9108787A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyouichi Mimura
詳一 三村
Takeshi Fukumasa
猛志 福政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP9108787A priority Critical patent/JPH10303072A/ja
Publication of JPH10303072A publication Critical patent/JPH10303072A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/13Energy storage using capacitors

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  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は缶体に関するもので、封口に対する
信頼性を高めることを目的とする。 【解決手段】 この目的を達成するために本発明は開口
部を有する第1の金属ケース1と、この第1の金属ケー
ス1の開口縁に装着されたリング状のパッキング2と、
このパッキング2を介して前記第1の金属ケース1の開
口部を覆った第2の金属ケース3とを備え、第1及び第
2の金属ケース1,3に1つ以上の応力吸収部1b,3
bを形成するとともに、前記第2の金属ケース3の外周
縁をこのパッキング2を圧縮させながら第1の金属ケー
ス1側へかしめた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気二重層コンデン
サ等に用いられる缶体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば従来の電気二重層コンデンサ
は、開口部を有する第1の金属ケースと、この第1の金
属ケースの開口縁に装着されたリング状のパッキング
と、このパッキングを介して前記第1の金属ケースの開
口部を覆った第2の金属ケースとを備え、第1、第2の
金属ケース内に電気的構造体を収納させるとともに、前
記第2の金属ケースの外周縁をこのパッキングを圧縮さ
せながら第1の金属ケース側へかしめることによって封
口していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例においては
熱変化に対する封口の信頼性が低いという問題点があっ
た。すなわち第2の金属ケースをかしめた場合、パッキ
ング局所に応力が集中したまま残留してパッキングの弾
性が失われた状態となり、金属ケースとパッキングの熱
膨張収縮による変形のためパッキングが塑性変形してパ
ッキングと金属ケース間に隙間が発生拡大し、封口性が
徐々に失われていたのである。そこで本発明は、熱に対
する封口性の劣化を抑制し封口の信頼性を高めることを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は開口部を有する第1の金属ケースと、この第
1の金属ケースの開口縁に装着されたリング状のパッキ
ングと、このパッキングを介して前記第1の金属ケース
の開口部を覆った第2の金属ケースとを備え、第1及び
第2の金属ケースの一方、または両方に応力吸収部を形
成するとともに、前記第2の金属ケースの外周縁をこの
パッキングを圧縮させながら第1の金属ケース側へかし
めることにより所期の目的を達成するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1の発明は、開口
部を有する第1の金属ケースと、この第1の金属ケース
の開口縁に装着されたリング状のパッキングと、このパ
ッキングを介して前記第1の金属ケースの開口部を覆っ
た第2の金属ケースとを備え、前記金属ケースの一方、
又は両方に応力吸収部を形成するとともに、前記第2の
金属ケースの外周縁をこのパッキングを圧縮させながら
第1の金属ケース側へかしめたものである。そして、以
上の構成とすれば第2の金属ケースの外周縁をパッキン
グを圧縮させながら第1の金属ケース側へかしめた場
合、熱膨張収縮による金属ケースとパッキングの変形は
応力吸収部とその内側に集中してカシメ部の第1及び第
2の金属ケースの変形及びパッキングの塑性変形を大幅
に緩和し、封口に対する信頼性が高いものとなる。
【0006】また本発明の請求項2の発明は、応力吸収
部は第1の金属ケースに設けた湾曲部により形成した請
求項1に記載の缶体であって、湾曲部の大きさと位置に
よって容易に応力吸収部を形成することができる。
【0007】また本発明の請求項3の発明は、応力吸収
部は第2の金属ケースに設けた湾曲部により形成した請
求項1に記載の缶体であって、湾曲部の大きさと位置に
よって容易に応力吸収部を形成することができる。
【0008】また本発明の請求項4の発明は、応力吸収
部は第1の金属ケースの一部の厚みを薄くして形成した
請求項1に記載の缶体であって、薄肉部の大きさと位置
によって容易に応力吸収部を形成することができる。
【0009】また本発明の請求項5の発明は、応力吸収
部は第2の金属ケースの一部の厚みを薄くして形成した
請求項1に記載の缶体であって、薄肉部の大きさと位置
によって容易に応力吸収部を形成することができる。
【0010】また本発明の請求項6の発明は、第1及び
第2の金属ケースとパッキングのカシメ部を応力吸収部
よりも外側に位置した請求項1〜5のいずれか1つに記
載の缶体であって、熱膨張収縮による第1及び第2の金
属ケースの変形のカシメ部に与える影響を軽減すること
が出来る。
【0011】また本発明の請求項7の発明は、パッキン
グを第2の金属ケースと一体成形により形成した請求項
1〜6のいずれか1つに記載の缶体であって、カシメ後
に残留するパッキングの局所的応力を大幅に軽減してパ
ッキングの塑性変形を抑制することが出来る。
【0012】さらに本発明の請求項8の発明は、第1、
第2の金属ケースで形成される缶体内部に電気的構造体
を収納させた請求項1〜7のいずれか1つに記載の缶体
であって、電気的構造体の封口に対する信頼性を高める
ことができるものである。
【0013】以下本発明の一実施の形態を図を用いて説
明する。図1において、1は図2に示すステンレス製の
第1の金属ケースで、椀状で、中間部は折り返されて二
重となり強度を高めている。この第1の金属ケース1の
開口縁にはポリプロピレン樹脂製のリング状のパッキン
グ2が装着され、内方の凹部2aが第1の金属ケース1
の上記二重となった開口縁に嵌合させられている。その
状態において第1の金属ケース1の開口縁には、ステン
レス製で皿状となった第2の金属ケース3が装着され、
その外周の立壁部3aがパッキングを介して第1の金属
ケース1側にかしめられる。
【0014】この際、第1の金属ケース1の平坦部1a
には湾曲した応力吸収部1bが設けられているので、温
度変化により生じる第1及び第2の金属ケース1,3及
びパッキング2の変形は、この湾曲部とその平坦部1a
にのみ集中し、この結果として第1及び第2の金属ケー
ス1,3及びパッキング2のカシメ部1c,2b,3c
の変形は減少してパッキング2による封口の熱に対する
信頼性が高いものとなる。
【0015】なお、図1において第1及び第2の金属ケ
ース1,3内には一対の炭素電極からなる電気的構造体
4,5とセパレータ6による電気二重層コンデンサが封
入されている。
【0016】図3は他の実施の形態を示し、湾曲部によ
る応力吸収部3bを第2の金属ケース3に形成したもの
である。図4はさらに他の実施の形態を示し、第1の金
属ケース1の肉厚を部分的に薄くして応力吸収部1bを
形成したものである。また、図5はさらに他の実施の形
態を示し、薄肉化した応力吸収部3bを第2の金属ケー
ス3に形成したものである。また図6はさらに他の実施
の形態を示し、カシメ部分1c,2b,3cを応力吸収
部3bよりも外側に配置したものである。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は開口部を有する第
1の金属ケースと、この第1の金属ケースの開口縁に装
着されたリング状のパッキングと、このパッキングを介
して前記第1の金属ケースの開口部を覆った第2の金属
ケースとを備え、第1及び第2の金属ケースに1つ以上
の応力吸収部を形成するとともに、前記第2の金属ケー
スの外周縁をこのパッキングを圧縮させながら第1の金
属ケース側へかしめたものである。
【0018】そして、以上の構成とすれば第2の金属ケ
ースの外周縁をパッキングを圧縮させながら第1の金属
ケース側へかしめた場合、温度変化によるカシメ部分の
第1及び第2の金属ケースとパッキングの変形は、この
第1及び第2の金属ケースの応力吸収部とその内側を変
形させることで大幅に緩和され、この結果としてパッキ
ングの変形による第1及び第2の金属ケースとパッキン
グ間の隙間拡大が起きず、封口に対する信頼性の高いも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の缶体の構成を示す断面
【図2】同実施の形態における金属ケース1の断面図
【図3】金属ケースの応力吸収部の他の例を示す断面図
【図4】金属ケースの応力吸収部のさらに他の例を示す
断面図
【図5】金属ケースの応力吸収部のさらに他の例を示す
断面図
【図6】金属ケースの応力吸収部をカシメ部より外側に
配置した例を示す断面図
【符号の説明】
1 第1の金属ケース 1a 平坦部 1b 応力吸収部 1c カシメ部 2 パッキング 2a 内方凹部 2b カシメ部 3 第2の金属ケース 3a 外周立壁部 3b 応力吸収部 3c カシメ部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する第1の金属ケースと、こ
    の第1の金属ケースの開口縁に装着されたリング状のパ
    ッキングと、このパッキングを介して前記第1の金属ケ
    ースの開口部を覆った第2の金属ケースとを備え、第1
    及び第2の金属ケースに1つ以上の応力吸収部を形成す
    るとともに、前記第2の金属ケースの外周縁をこのパッ
    キングを圧縮させながら第1の金属ケース側へかしめた
    缶体。
  2. 【請求項2】 応力吸収部は第1の金属ケースに設けた
    湾曲部により形成した請求項1に記載の缶体。
  3. 【請求項3】 応力吸収部は第2の金属ケースに設けた
    湾曲部により形成した請求項1に記載の缶体。
  4. 【請求項4】 応力吸収部は第1の金属ケースの厚みを
    部分的に薄くして形成した請求項1に記載の缶体。
  5. 【請求項5】 応力吸収部は第2の金属ケースの厚みを
    部分的に薄くして形成した請求項1に記載の缶体。
  6. 【請求項6】 パッキングと金属ケースのカシメ部を応
    力吸収部よりも外側に位置した請求項1〜5のいずれか
    1つに記載の缶体。
  7. 【請求項7】 パッキングを第2の金属ケースと一体成
    形して形成した請求項1〜6のいずれか1つに記載の缶
    体。
  8. 【請求項8】 第1、第2の金属ケース内部に電気的構
    造体を収納させた請求項1〜7のいずれか1つに記載の
    缶体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005055259A1 (ja) * 2003-12-03 2005-06-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. コイン形蓄電セル

Cited By (4)

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