JPH10302472A - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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JPH10302472A
JPH10302472A JP9121783A JP12178397A JPH10302472A JP H10302472 A JPH10302472 A JP H10302472A JP 9121783 A JP9121783 A JP 9121783A JP 12178397 A JP12178397 A JP 12178397A JP H10302472 A JPH10302472 A JP H10302472A
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JP
Japan
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control line
line
equalization
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JP9121783A
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Shinji Bessho
真次 別所
Shunichi Sukegawa
俊一 助川
Masayuki Taira
雅之 平
Yasushi Takahashi
康 高橋
Tsutomu Takahashi
勉 高橋
Koji Arai
公司 荒井
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Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ビット線イコライズをオフにするときの所要
時間短縮し、メモリアクセスタイムを高速化する。 【解決手段】 各サブマットSM内で各行のセンスアン
プ・バンク12内の全てのセンスアンプSAに共有され
るイコライズ制御線BLEQが、サブマットの左端に設
けられたP型MOSトランジスタからなる第1のイコラ
イズ制御線ドライバに接続され、イコライズ制御線が通
過する各行のクロスエリア16に分散して設けられた複
数のN型MOSトランジスタからなる第2のイコライズ
制御線ドライバ32に接続される。第1のイコライズ制
御線ドライバは、各センスアンプへのビット線対のイコ
ライズをオンするために、イコライズ制御線をHレベル
の電位に駆動し、第2のイコライズ制御線ドライバイコ
ライズをオフするために、イコライズ制御線をLレベル
の電位に駆動する。第1および第2のイコライズ制御線
ドライバは相補的に動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0010】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリ装置
に係り、特にDRAM (タ゛イナミック・ランタ゛ムアクセス・メモリ)等のメ
モリデバイスに関する。
【0020】
【従来の技術】一般に、DRAMのメモリアレイにおい
ては、図8に示すように、各行(または列)毎に設けら
れたビット線BLi (またはビット補線BLi-)と各列
(または行)毎に設けられたワード線WLj との交差位
置に1個のメモリセルMCijが接続される。各メモリセ
ルMCijは、1個のN型MOSトランジスタTRijと1
個のキャパシタCijとから構成される。各ワード線WL
j は各列のワード線ドライバWDj に接続され、各ビッ
ト線BLi (ビット補線BLi-)は各行のセンスアンプ
SAi に接続されている。なお、図8に示すメモリアレ
イの一部分の構造は、説明を容易にするために簡略化し
て図示している。
【0030】センスアンプSAi において、一対のN型
MOSトランジスタTR1 ,TR2は、このセンスアン
プSAi にビット線対BLi ,BLi-を条件的に接続す
るためのトランスファゲートを構成する。3つのN型M
OSトランジスタTR3 ,TR4 ,TR5 は、ビット線
対BLi ,BLi-を所定の電位たとえば電源電圧中間電
位(Vcc/2)にプリチャージするためのプリチャージ
回路を構成する。一対のP型MOSトランジスタTR6
,TR7 および一対のN型MOSトランジスタTR8
,TR9 は、ビット線対上のプリセンス電圧をそれぞ
れ所定レベルまで増幅するための増幅回路を構成する。
一対のN型MOSトランジスタTR10,TR11は、ビッ
ト線対BLi ,BLi-をデータ入出力線対IO,IO-
に条件的に接続するためのトランスファゲートを構成す
る。
【0040】図9につき、このメモリアレイにおけるメ
モリセルMCijへのデータの書き込みまたは読み出しの
動作を説明する。読み出しまたは書き込み前のスタンバ
イ状態では、イコライズ制御信号φEがHレベルで、プ
リチャージ回路のN型MOSトランジスタTR3,TR4,
TR5 はいずれもオンになっている。一方、プリチャー
ジ給電線VBLRはVcc/2レベルの電圧を給電してい
る。これにより、ビット線BLi およびビット補線BL
i-は、イコライズ(平衡または短絡)状態でVcc/2レ
ベルにプリチャージされている。
【0050】読み出しまたは書き込みのため外部ロウ・
アドレス・ストローブ信号RAS-がLレベルに立ち下
がると、これに応動してイコライズ制御信号φEがLレ
ベルに下がり、プリチャージ回路のトランジスタTR3
,TR4 ,TR5 はいずれもオフになる。
【0060】次に、選択された列のワード線WLj がワ
ード線ドライバWDj により活性化されて、そのワード
線WLj に接続されているメモリセルMCi,j の電位情
報(記憶情報)がビット線対の一方たとえばビット線B
Li 上に読み出され、そのビット線BLi の電位が変化
する。図9の例では、電位情報が“0”であり、ビット
線BLi の電位がVcc/2レベルから低い方へわずかに
変化する。
【0070】次に、一方のセンスアンプ駆動線SDNが
接地電位Vssまで引き下げられ、他方のセンスアンプ駆
動線SDPが電源電圧Vccまで引き上げられる。
【0080】この例の場合、ビット線BLi の電位がV
cc/2レベルから低い方へ変化するために、P型MOS
トランジスタTR7 がオンする。そうすると、このオン
したトランジスタTR7 を介してビット補線BLi-がセ
ンスアンプ駆動線SDPに接続され、ビット補線BLi-
は電源電圧Vccまで引き上げられる。一方、トランジス
タTR7 がオンしてビット補線BLi-の電圧が上昇する
ことによってN型MOSトランジスタTR8 がオンし、
このオンしたトランジスタTR8 を介してビット線BL
i がセンスアンプ駆動線SDNに接続され、ビット線B
Li は接地電位Vssまで引き下げられる。
【0090】次に、Yアドレスデコーダ(図示せず)に
よってYアドレス線YSi が活性化されると、トランス
ファゲートTR10,TR11がオンし、ビット線BLi お
よびビット補線BLi-がそれぞれデータ入出力線IOお
よびデータ入出力補線IO-に接続される。
【0100】これによって、読み出しのときは、メモリ
セルMCi,j からビット線BLi に読み出されたデータ
が、トランスファゲートT1 およびトランスファゲート
TR10を介してデータ入出力線IO上に送出される。書
き込みのときは、データ入出力線IO上のデータが、ト
ランスファゲートTR10およびトランスファゲートTR
1 を介してビット線BLi に送られ、当該メモリセル
(ビット線BLi とワード線WLj との交差位置のメモ
リセル)MCi,j に書き込まれる。
【0110】ところで、たとえば64メガビットクラス
のような大規模のDRAMでは、1チップ内のメモリア
レイを複数のブロックまたはサブマットに分割し、かつ
各々のサブマット内でメモリアレイを複数の単位メモリ
アレイに分割したメモリアレイ構成を採用している。
【0120】各サブマット内では、一定数の単位メモリ
アレイが一定の間隔を置いてマトリクス状に配置され
る。そして、各単位メモリアレイに隣接して、たとえば
左右両側にワード線ドライバWDの集合回路(ワード線
ドライバ・バンク)が相対向して配置され、上下両側に
センスアンプSAの集合回路(センスアンプ・バンク)
が相対向して配置される。したがって、左右方向におい
て、所定数の単位メモリアレイが一定の間隔を置いて一
列に配置されるのと平行して、それぞれの単位メモリア
レイに対応する数のセンス・アンプ・バンクが一定の間
隔を置いて一列に配置される。
【0130】これら一列に配置された各列または各行の
センス・アンプ・バンクに対して、イコライズ制御信号
φEを供給するためのイコライズ制御線BLEQが1本
割り当てられる。各々のイコライズ制御線BLEQは、
サブマットの片側端部に配置されているイコライズ制御
線ドライバの出力端子からサブマット内を横断または縦
断するように延びて、各行または各列のセンス・アンプ
・バンクの上に層間絶縁膜を介して配線され、それら各
行または各列のセンスアンプ・バンク内の全てのセンス
アンプSAiにコンタクトホールを介して接続される。
【0140】図10に、従来のこの種DRAMで用いら
れているイコライズ制御線ドライバの回路構成を示す。
このイコライズ制御線ドライバは、CMOSインバータ
からなり、その出力端子がイコライズ制御線BLEQに
接続され、その入力端子にアレイ・コントローラ(図示
せず)からのイコライズ制御用のタイミング信号φAを
受ける。
【0150】イコライズ・タイミング信号φAがLレベ
ルのときは、P型MOSトランジスタMPがオンでN型
MOSトランジスタMNはオフであり、イコライズ制御
線BLEQはオン状態のP型MOSトランジスタMPを
介してHレベルの所定電圧VDD(たとえば2.9V)の
電源電圧端子に接続されている。これにより、イコライ
ズ制御信号φEがHレベルに保持され、イコライズ制御
線BLEQに接続されている各センスアンプSAiにお
いては、プリチャージ回路の各N型トランジスタTR3
,TR4 ,TR5 がすべて導通しており、ビット線対
BLi ,BLi-のイコライズがオン(活性化状態)にな
っている。
【0160】イコライズ・タイミング信号φAがHレベ
ルになると、N型MOSトランジスタMNがオンでPM
OSトランジスタMPがオフになり、イコライズ制御線
BLEQはオン状態のN型MOSトランジスタMNを介
して接地電位Vssの電源電圧端子に接続される。これに
より、イコライズ制御信号φEがLレベルに立ち下げら
れ、イコライズ制御線BLEQに接続されている各セン
スアンプSAiにおいては、プリチャージ回路の各N型
トランジスタTR3 ,TR4 ,TR5 がいずれも遮断し
て、ビット線対BLi ,BLi-のイコライズがオフし、
増幅トランジスタTR6 〜TR9 によるセンシング動作
が可能化される。
【0170】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、この
種のDRAMのメモリアクセスでは、ロウ・アドレス・
ストローブ信号RAS- をLレベルに立ち下げた後、先
ずイコライズ制御信号φEをLレベルに立ち下げてビッ
ト線対BLi ,BLi-のイコライズをオフ(ディセーブ
ル)にしてから、選択されたワード線WLj を活性化す
るという手順になっている。
【0180】この手順の中で、ワード線WLを活性化す
るタイミングを早めると、メモリアクセス時間(RAS
- の立ち下がりからデータ入出力までの時間)を短縮化
し、メモリアクセス速度を向上させることができる。
【0190】ただし、ワード線WLを早いタイミングで
立ち上げる場合でも、イコライズ制御信号φEの方がそ
れより早くLレベルに立ち下がらなければならない。ワ
ード線WLの立ち上げを開始させるためのタイミング信
号もイコライズ制御信号φEの立ち下げを開始させるた
めのタイミング信号も共通のアドレス・デコード信号か
ら生成されるため、イコライズ制御信号φEの立ち下げ
を開始するタイミングを早めるのには限界がある。
【0200】したがって、ワード線WLの早期活性化に
イコライズ制御信号φEのタイミングを適合させるに
は、イコライズ制御信号φEまたはイコライズ制御線B
LEQの立ち上げ速度を向上させるしかない。
【0210】ところが、上記のように、各イコライズ制
御線BLEQは、サプマット内の各列または各行の複数
のセンスアンプ・バンクに属する全てのセンスアンプの
プリチャージ回路(TR3 ,TR4 ,TR5 )に共通接
続されている。このため、イコライズ制御線BLEQ自
体の配線抵抗や配線容量が大きいうえ、プリチャージ回
路(TR3 ,TR4 ,TR5 )における入力ゲート容量
が大きく効いて、イコライズ制御線BLEQの負荷容量
は極めて大である。
【0220】しかるに、従来のDRAMでは、そのよう
な負荷容量の非常に大きいイコライズ制御線BLEQを
上記CMOSインバータ型のイコライズ制御線ドライバ
(図10)でサブマットの片端から駆動する方式である
ため、イコライズ制御信号φEの立ち下げ速度を早める
のは難しい。特に、イコライズ制御線ドライバから遠く
離れるほど、イコライズ制御線BLEQにおける遅延が
増大し、イコライズ制御信号φEの立ち下がり速度は遅
くなる。
【0230】このため、ワード線WLの活性化のタイミ
ングを早めようとすると、図11に示すように、イコラ
イズ制御線BLEQ(イコライズ制御信号φE)の電位
とワード線WLの電位とが交差するクロスポイントCP
がどうしても高くなり、BLEQ(φE)がまだプリチ
ャージ回路(TR3 ,TR4 ,TR5 )のしきい値より
も高いうちに(ビット線イコライズ中に)ワード線WL
がしきい値以上のレベルまで立ち上がってしまい、プリ
チャージ回路を通じてセンシング不良が発生したり、メ
モリセルのデータが破壊されるおそれがある。
【0240】このように、従来のDRAMでは、イコラ
イズ制御信号φEの立ち下がり速度が遅いため、ワード
線の活性化タイミングを早めようとすれば、センシング
不良等の不具合を来すおそれがある。このため、メモリ
アクセス速度の向上は難しかった。
【0250】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、ビット線イコライズをオフにするときの所要時
間を大幅に短くし、メモリアクセスタイムの高速化を可
能にする半導体メモリ装置を提供することを目的とす
る。
【0260】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の半導体メモリ装置は、1つの半導
体基板上で、複数個の単位メモリアレイが所定の配置パ
ターンで離散的に配置され、各々の前記単位メモリアレ
イに隣接して前記単位メモリアレイ内の相補的な一対の
ビット線に接続されるセンスアンプが複数個配置され、
各々の前記ビット線対の電位のイコライズを制御するた
めのイコライズ制御線が複数個の前記単位メモリアレイ
にわたって複数個の前記センスアンプに共通に接続され
ている半導体メモリ装置において、前記ビット線対のイ
コライズをオンするために前記イコライズ制御線を第1
の電圧レベルに駆動する第1の駆動回路と、前記ビット
線対のイコライズをオフするために前記イコライズ制御
線を第2の電圧レベルに駆動する第2の駆動回路とを有
し、前記第2の駆動回路は複数個分散して前記イコライ
ズ制御線の複数の箇所に電気的に接続されている構成と
した。
【0270】また、本発明の第2の半導体メモリ装置
は、上記第1の半導体メモリ装置において、各々の前記
単位メモリアレイに隣接して配置される複数個の前記セ
ンスアンプが所定のバンク領域内に配置され、前記第2
の駆動回路は互いに隣接する複数の前記センスアンプ・
バンク領域の間の領域に設けられる構成とした。
【0280】また、本発明の第3の半導体メモリ装置
は、上記第1または第2の半導体メモリ装置において、
前記第1の駆動回路が、前記イコライズ制御線に接続さ
れる第1の端子と、前記第1の電位レベルを与える電源
電圧端子に接続される第2の端子と、前記イコライズ制
御線の電位レベルを指示する二値信号を入力する制御端
子とを有し、前記二値信号の第1の論理レベルに応じて
前記第1の端子と第2の端子間が導通状態となり、前記
二値信号の第2の論理レベルに応じて前記第1の端子と
第2の端子間が遮断状態となる第1導電型のトランジス
タを有し、前記第2の駆動回路が、前記イコライズ制御
線に接続される第1の端子と、前記第2の電位レベルを
与える基準電源電圧端子に接続される第2の端子と、前
記二値信号を入力する制御端子とを有し、前記二値信号
の第1の論理レベルに応じて前記第1の端子と第2の端
子間が遮断状態となり、前記二値信号の第2の論理レベ
ルに応じて前記第1の端子と第2の端子間が導通状態と
なる第2導電型のトランジスタを有する構成とした。
【0290】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して本発
明の実施例を説明する。
【0300】図1に、本発明の一実施例によるDRAM
内のメモリアレイ構成を示す。このDRAMはたとえば
64Mビットの記憶容量を有し、1チップ(半導体基
板)内のメモリアレイ(64Mビット)を8個の8Mビ
ット・ブロックまたはサブマットSMに分割し、各サブ
マットSM内のメモリアレイ(8Mビット)を128個
の64Kビット・アレイまたは単位メモリアレイUMに
分割している。
【0310】各サブマットSM内では、128個の単位
メモリアレイUMが16行×8列のマトリクス・パター
ンで一定の間隔を置いて離散的に配置されている。各サ
ブマットSMの左端部にはアレイ・コントローラ10が
配置されており、このコントローラ10の内側に各行分
のメインワード線ドライバMWDが縦方向一列に配置さ
れている。また、各サブマットSMの上端部には、各列
でYアドレス線YSを選択的に駆動するためのYSドラ
イバYSDが横方向一列に配置されている。
【0320】図2に、図1の中の点線Fで囲まれた部分
を拡大して示す。さらに、図3に、図2の点線Gで囲ま
れた部分を拡大して示す。
【0330】各単位メモリアレイUM内では、たとえば
256組(行)のビット線対と256本(列)のサブワ
ード線とがマトリクス状に配線され、各ワード線WLと
各ビット線BLとの交差位置にメモリセルが接続されて
いる。なお、この例では、各ワード線WLと各ビット補
線BL- との交差位置にはメモリセルが接続されていな
い。
【0340】各単位メモリアレイUMに隣接して、上下
両側に一対のセンスアンプ・バンク12,12が相対向
して配置されるとともに、左右両側に一対のサブワード
線ドライバ・バンク14,14が相対向して配置され
る。また、各単位メモリアレイUMの各斜め隣にはクロ
スエリア16が設けられている。
【0350】左右両側のサブワード線ドライバ・バンク
14,14には、それぞれ128個のサブワード線ドラ
イバSWDが千鳥状に配置されている。単位メモリアレ
イUM内の256本のサブワード線WLのうち、たとえ
ば半数(128本)の奇数番目のサブワード線WLは左
側のサブワード線ドライバ・バンク14内の128個の
サブワード線ドライバSWDにそれぞれ接続され、残り
の半数(128本)の偶数番目のサブワード線WLは右
側のサブワード線ドライバ・バンク14内の128個の
サブワード線ドライバSWDにそれぞれ接続されてい
る。
【0360】各行のメインワード線ドライバMWDから
は32本のメインワード線MWLが各行の単位メモリア
レイUM,UM,…およびサブワード線ドライバ・バン
ク14,14…の上を通って横方向に横断している。そ
して、図4に示すように、各々のメインワード線MWL
は、各サブワード線ドライバ・バンク14内の4個のサ
ブワード線ドライバたとえば(SWD0 ,SWD2 ,S
WD4 ,SWD6 )に接続されている。
【0370】また、サブマットSMの左端部のアレイ・
コントローラ10内に設けられているメインFXドライ
バ(図示せず)より、2行単位で8本のトランジスタ駆
動線(FX0B〜FX7B)が各行の単位メモリアレイU
M,UM,…の上を通って横方向に横断しており、図3
に示すように、クロスエリア16に分散して配置されて
いる複数のサブFXドライバ20の中の対応するものに
接続されている。
【0380】これら1組(8本)のトランジスタ駆動線
(FX0B〜FX7B)は、該メインワード線MWLと協働
して各単位メモリアレイUMの両側のサブワード線ドラ
イバ・バンク14,14の中のいずれか1つのサブワー
ド線ドライバSWDを選択的に作動させるように機能す
る。
【0390】図5に示すように、サブFXドライバ20
は、たとえばCMOSインバータからなり、入力したト
ランジスタ駆動信号FXKBの論理レベルを反転する。そ
してHレベルの駆動信号FXK を出力するときは、ワー
ド線駆動用の基準電源電圧VPPのレベルで出力する。
【0400】図4において、各々のサブワード線ドライ
バSWDは、1個のCMOS回路22と1個のN型MO
Sトランジスタ24とから構成されている。CMOS回
路22の入力端子にメインワード線MWLが接続され、
CMOS回路22の出力端子にサブワード線WLが接続
される。CMOS回路22のP型MOSトランジスタQ
Pのソース端子には、対応するサブFXドライバ20か
らの出力信号FXが与えられる。N型MOSトランジス
タ24のゲート端子には、メインFXドライバ(図示せ
ず)からの対応するトランジスタ駆動信号FXB が与え
られる。
【0410】したがって、図4において、当該メインワ
ード線MWLがLレベルに活性化され、かつトランジス
タ駆動信号(FX0B,FX2B,FX4B,FX6B)の中の
いずれか1つがLレベルになっているときは、そのLレ
ベルのトランジスタ駆動信号(たとえばFX2B)に対応
するサブワード線ドライバSWD(SWD2 )において
ワード線WL(WL2 )がHレベルに活性化される。
【0420】図2および図3において、各単位メモリア
レイUMの上下両側のセンスアンプ・バンク12,12
には、それぞれ128個のセンスアンプSAが千鳥状に
配置されている。単位メモリアレイUM内の256組の
ビット線対のうち、たとえば半数(128組)の奇数番
目のビット線対は上側センスアンプ・バンク12内の1
28個のセンスアンプSAにそれぞれ接続され、残りの
半数(128組)の偶数番目のビット線対は下側センス
アンプ・バンク12内の128個のセンスアンプSAに
それぞれ接続されている。各センスアンプSAの回路構
成は任意のものでよく、たとえば図8に示したものでも
よい。
【0430】この例では、1回のメモリアクセスで4ビ
ットのデータ(D0 〜D3 )が同時(パラレル)に各サ
ブマットSMに入出力されるようになっており、各サブ
マットSM内では2列分の単位メモリアレイ(UM,U
M)に1ビットのデータが書き込みまたは読み出しされ
るようになっている。
【0440】図3において、サブマットSM内の横方向
で相隣接する一対のセンスアンプ・バンク12,12内
のセンスアンプSAにそれぞれ接続されるローカルのデ
ータ入出力線およびデータ入出力補線(IO,IO- )
は、それぞれのセンスアンプ・バンク12,12の上を
横断し、クロスエリア16内のIOスイッチ18に接続
されている。IOスイッチ18には、サブマットSM内
でサブワード線ドライバ・バンク14およびクロスエリ
ア16の上を通って縦方向に延びるメインのデータ入出
力線およびデータ入出力補線(MIO,MIO- )も接
続されている。
【0450】これにより、横方向で相隣接する一対の単
位メモリアレイ(UM,UM)の片側でYセレクト線Y
Sによって選択されたセンスアンプSAが、ローカルの
データ入出力線およびデータ入出力補線(IO,IO-
)、IOスイッチ18およびメインのデータ入出力線
およびデータ入出力補線(MIO,MIO- )を介して
サブマットSMの外部のデータ線と接続されるようにな
っている。
【0460】このサブマットSMでは、各行の8個のセ
ンス・アンプ・バンク12,12,…に対して、イコラ
イズ制御信号φEを供給するためのイコライズ制御線B
LEQが1本割り当てられている。各イコライズ制御線
BLEQは、サブマットSMの片側端部のアレイ・コン
トローラ10に設けられている第1のイコライズ制御線
ドライバ30(図6)の出力端子からサブマットSM内
を各行のセンス・アンプ・バンク12およびクロスエリ
ア16の上を通るようにして横方向に横断し、それらの
センスアンプ・バンク内の全てのセンスアンプSA(よ
り詳細にはプリチャージ回路の各トランジスタTR3 ,
TR4 ,TR5 のゲート端子)に接続されている。
【0470】図6に示すように、第1のイコライズ制御
線ドライバ30は、たとえば1個のP型MOSトランジ
スタからなり、そのドレイン端子が各行のイコライズ制
御線BLEQi に接続されるとともに、そのソース端子
が電源電圧VDDの端子に接続され、そのゲート端子には
アレイ・コントローラ10内で生成されるイコライズ制
御用のタイミング信号φAが与えられる。
【0480】一方、イコライズ制御線BELQと平行に
各行の9個のクロスエリア16に分散して(たとえば図
示のように1つ置きに)複数個(4個)の第2のイコラ
イズ制御線ドライバ32が設けられている。各々の第2
のイコライズ制御線ドライバ32は、たとえば1個のN
型MOSトランジスタからなり、そのドレイン端子がイ
コライズ制御線BLEQi に接続されるとともに、その
ソース端子が接地電位Vssの端子に接続され、そのゲー
ト端子にはアレイ・コントローラ10内で生成されるイ
コライズ制御用のタイミング信号φAが制御線BLEQ
iBを介して与えられる。
【0490】なお、各イコライズ制御線BLEQは、各
行のセンスアンプ・バンク12およびクロスエリア16
の上に層間絶縁膜を介して配線され、該層間絶縁膜に形
成されたコンタクトホールを介して各センスアンプ・バ
ンク12内の各センスアンプSAに接続されている。
【0500】また、各センスアンプSAには、上記イコ
ライズ制御線BLEQやデータ入出力線/入出力補線
(IO,IO- )の他に、プリチャージ給電線BLRや
センスアンプ駆動線SDN,SDP等も図示しないが通
常の配線技術にしたがって接続されている。
【0510】この実施例のDRAMにおけるメモリアク
セスの動作は以下のようになる。
【0520】メモリアクセス前のスタンバイ状態では、
各サブマットSMにおいて、アレイ・コントローラ10
より生成されるイコライズ・タイミング信号φAはLレ
ベルに保持されている。これにより、第1のイコライズ
制御線ドライバ30のP型MOSトランジスタは導通状
態にあり、各イコライズ制御線BELQはこの導通状態
のP型MOSトランジスタ30を介して電源電圧VDDの
レベルに維持されている。したがって、イコライズ制御
線BELQ上のイコライズ制御信号φEはHレベルであ
り、各センスアンプ・バンク12内の全てのセンスアン
プSAにおいてプリチャージ回路のN型MOSトランジ
スタTR3,TR4,TR5 はいずれもオン状態にある。一
方、各センスアンプSAにはプリチャージ給電線VBL
R(図示せず)よりVcc/2レベルの電圧が給電され
る。したがって、各センスアンプSAに接続されている
各ビット線BLi およびビット補線BLi-は、イコライ
ズ(平衡または短絡)状態でVcc/2レベルにプリチャ
ージされている。
【0530】読み出しまたは書き込みのため外部ロウ・
アドレス・ストローブ信号RAS-がLレベルに立ち下
がると、これに応動してアレイ・コントローラ10はイ
コライズ・タイミング信号φAをHレベルに上げる。そ
うすると、第1のイコライズ制御線ドライバ30のP型
MOSトランジスタは遮断状態になると同時に、クロス
エリア16に分散配置されている第2のイコライズ制御
線ドライバ32のN型MOSトランジスタが一斉に導通
状態となる。そして、各イコライズ制御線BELQは、
それら第2のイコライズ制御線ドライバ32の導通状態
のN型MOSトランジスタを介して接地電位Vssの端子
に接続される。これにより、各イコライズ制御線BEL
Q上の電荷は複数の第2のイコライズ制御線ドライバ3
2が分散配置されている複数のクロスエリア16で並列
的に接地電位Vssへ放電し、イコライズ制御線BELQ
の各部においてイコライズ制御信号φEの電位が急速に
Lレベル(Vss)まで立ち下がる。
【0540】次に、アドレス・デコード信号によって選
択された行のメインワード線ドライバMWD、メインF
Xドライバ、サブFXドライバ18およびサブワード線
ドライバSWDにより、その選択された各の単位メモリ
アレイUM内でいずれか1本のサブワード線WLj が活
性化される。これにより、そのサブワード線WLj に接
続されているメモリセルMCi,j の電位情報(記憶情
報)がビット線BLi 上に読み出され、そのビット線B
Li の電位が変化する。たとえば、図9のようにビット
線BLi の電位がVcc/2レベルから低い方へわずかに
変化する。
【0550】次に、各センスアンプSAにおいて、一方
のセンスアンプ駆動線SDNが接地電位Vssまで引き下
げられると同時に、他方のセンスアンプ駆動線SDPが
電源電圧Vccまで引き上げられ、増幅トランジスタ(T
R6 〜TR9 )が作動し、ビット線対上の電位情報が相
補的にHレベル(Vcc)およびLレベル(Vss)に増幅
される。
【0560】次に、Yアドレス線ドライバYSDにより
各2列分(一対)のセンスアンプ・バンク12,12の
中でいずれか1個のセンスアンプSAが選択され、その
選択されたセンスアンプSAを介してビット線BLi お
よびビット補線BLi-がそれぞれローカルのデータ入出
力線IOおよびデータ入出力補線IO- に接続され、ひ
いてはメインのデータ入出力線MIOおよびデータ入出
力補線MIO- に接続される。
【0570】これによって、読み出しのときは、ビット
線BLi 上に読み出されているデータが当該センスアン
プSAを介してデータ入出力線/補線(IO/IO-
)、(MIO/MIO- )上に送出される。書き込み
のときは、データ入出力線/補線(MIO/MIO-
)、(IO/IO- )からのデータが、当該センアン
プSAおよびビット線BLi を介して目的のメモリセル
MCi,j に書き込まれる。
【0580】上記のようにしてメモリアクセスが行われ
た後、アレイ・コントローラ10はイコライズ・タイミ
ング信号φAをHレベルに戻す。これにより、第1のイ
コライズ制御線ドライバ30のP型MOSトランジスタ
が導通状態になると同時に、クロスエリア16に分散配
置されている第2のイコライズ制御線ドライバ32のN
型MOSトランジスタが一斉に遮断状態となる。そうす
ると、各イコライズ制御線BELQは第1のイコライズ
制御線ドライバ30によって電源電圧VDDのHレベルに
駆動(プルアップ)され、イコライズ制御信号φEの電
位がHレベルに戻る。この際、各イコライズ制御線BE
LQは1箇所(第1のイコライズ制御線ドライバ30)
だけから給電されるため、イコライズ制御信号φEの立
ち上がり速度は立ち下がりの速度よりもかなり遅くな
る。もっとも、メモリアクセス終了後のイコライズ復帰
動作であるから、遅くても構わない。
【0590】また、イコライズ制御線BELQと平行に
延びる制御線BELQB は信号線であり、この制御線B
ELQB 上におけるイコライズ・タイミング信号φAの
遅延時間は非常に短い(たとえば0.2nsec程
度)。したがって、第1のイコライズ制御線ドライバ3
0(P型MOSトランジスタ)と第2のイコライズ制御
ドライバ32(N型MOSトランジスタ)との間での貫
通電流の問題はない。
【0600】このように、本実施例のDRAMでは、各
サブマットSM内で各行のセンスアンプ・バンク12内
の全てのセンスアンプSAに共有されるイコライズ制御
線BLEQが、サブマットSMの左端(メモリアレイ部
の外側)に設けられたP型MOSトランジスタからなる
第1のイコライズ制御線ドライバ30に接続されるとと
もに、イコライズ制御線BLEQが通過する各行のクロ
スエリア16に分散して設けられた複数のN型MOSト
ランジスタからなる第2のイコライズ制御線ドライバ3
2に接続されている。
【0610】第1のイコライズ制御線ドライバ30は、
各センスアンプSAに接続されているビット線対BL,
BL- のイコライズをオンにするために、イコライズ制
御線BLEQをHレベルの電位(VDD)に駆動するよう
に動作する。一方、第2のイコライズ制御線ドライバ3
2は各ビット線対BL,BL- のイコライズをオフ(デ
ィセーブル)にするために、イコライズ制御線BLEQ
をLレベルの電位(Vss)に駆動するように動作する。
第1のイコライズ制御線ドライバ30と第2のイコライ
ズ制御線ドライバ32とは相補的に動作し、一方が駆動
動作するとき他方はオフ(遮断)状態となる。
【0620】かかる構成においては、イコライズ制御線
BLEQに対して第2のイコライズ制御線ドライバ32
が複数個分散して配置されているため、それら複数個の
第2のイコライズ制御線ドライバ32はイコライズ制御
線BLEQの負荷容量(配線抵抗・配線容量・トランジ
スタ入力ゲート容量等)を分割または分担して駆動する
ことになる。したがって、各ビット線対のイコライズを
オフさせるとき、それら分散配置型の複数個の第2のイ
コライズ制御線ドライバ32はイコライズ制御線BEL
Qを高速に接地電位Vssに放電させ、コライズ制御線B
ELQ上の各部においてイコライズ制御信号φEの電位
を急速にLレベル(Vss)まで立ち下げることができ
る。
【0630】これにより、ワード線WLの活性化タイミ
ングを早めても、図7に示すようにイコライズ制御線B
LEQ(イコライズ制御信号φE)の電位とワード線W
Lの電位とが交差するクロスポイントCPをしきい値よ
りも十分に低くすることができ、センシング不良やメモ
リセル・データの破壊等を防止できる。したがって、メ
モリアクセス速度の向上をはかることができる。
【0640】また、イコライズ制御信号φEの立ち下が
り時間が短いほど、センスアンプSAのプリチャージ用
またはイコライズ制御用トランジスタ(TR3 ,TR4
,TR5 )の動作速度が改善されることになり、これ
らのトランジスタにおいて従来採用されている比較的大
きなサイズの低しきい値型Nチャンネル構造を比較的小
さいサイズの通常しきい値型Nチャンネル構造に変える
ことも可能となる。そうなると、センスアンプSAのレ
イアウト面積が小さくなるだけでなく、イコライズ制御
線BELQの入力ゲート容量も減少し、イコライズ制御
信号φEの遷移がより一層速くなる。
【0650】なお、各イコライズ制御線BELQに対し
て第2のイコライズ制御線ドライバ32を複数個分散さ
せる配置パターンは、上記実施例のものに限定されるわ
けではなく、任意の配置パターンが可能である。たとえ
ば、1つ置きではなく2つの置きのクロスエリア16
に、あるいは全てのクロスエリア16に分散して第2の
イコライズ制御線ドライバ32を配置してもよい。ある
いは、メモリアレイ部の外側たとえばアレイコントロー
ラ10内にも第2のイコライズ制御線ドライバ32を配
置してもよい。
【0660】また、第1のイコライズ制御線ドライバ3
0の個数や配置位置も任意に選択することが可能であ
り、たとえばクロスエリア16内に配置することも可能
ではある。
【0670】もっとも、半導体基板内で、クロスエリア
16は、センスアンプ・バンク12側のN型ウエルとサ
ブワード線ドライバ・バンク14側のN型ウエルとに囲
まれたP型ウエルである。このP型ウエル内に第1のイ
コライズ制御線ドライバ30(P型MOSトランジス
タ)のためのN型ウエルを設けるとなると、電源電圧の
異なる3種類のN型ウエルの間の分離が必要となり、ク
ロスエリア16の所要面積は相当大きなものとなり、ひ
いてはサブマットSMのサイズが大きくなる。その意味
では、上記実施例のように、第1のイコライズ制御線ド
ライバ30(P型MOSトランジスタ)をクロスエリア
16から排除するほうが、レイアウト上からも好まし
い。
【0680】また、第1のイコライズ制御線ドライバ3
0はイコライズ復帰時に動作し、その動作速度に特に高
速性を要求されるものでもない。したがって、第1のイ
コライズ制御線ドライバ30についてはクロスエリア1
6に分散配置することなく、メモリアレイ部の外に配置
しても何等支障はない。
【0690】上記実施例におけるメモリアレイ構造、特
に単位メモリアレイ内のビット線、ワード線およひメモ
リセルの配置構成は一例であり、種々のアレイ構造が可
能である。センスアンプ・バンク12、サブワード線ド
ライバ14、クロスエリア16のレイアウトも種々の変
形が可能であり、各種ドライバの回路構成も任意のもの
が可能である。特に、第1のイコライズ制御線ドライバ
30にP型MOSトランジスタ以外のトランジスタを使
用することも可能であり、第2のイコライズ制御線ドラ
イバ32にN型MOSトランジスタ以外のトランジスタ
を使用することも可能である。
【0700】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体メ
モリ装置によれば、ビット線イコライズを制御するため
のイコライズ制御線を駆動する駆動手段をイコライズ・
オン用の第1駆動回路とイコライズ・オフ用の第2の駆
動回路とに分割し、かつ第2の駆動回路をイコライズ制
御線に対して複数箇所に分散配置することにより、イコ
ライズ・オフ時の所要時間を大幅に短縮化し、メモリア
クセスタイムの高速化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるDRAM内のメモリア
レイ構成を示す図である。
【図2】図1の点線Fで囲まれた部分を拡大して示す部
分拡大図である。
【図3】図2の点線Gで囲まれた部分を拡大して示す部
分拡大図である。
【図4】実施例のDRAMにおけるサブワード線ドライ
バの回路構成を示す回路図である。
【図5】実施例のDRAMにおけるサブFXドライバの
回路構成を示す回路図である。
【図6】実施例のDRAMにおいて各イコライズ制御線
BELQに接続される第1および第2のイコライズ制御
線ドライバの回路構成と配置関係を示す図である。
【図7】実施例のDRAMにおけるイコライズ制御線な
いしイコライズ制御信号の電位の立ち下がりとワード線
の電位の立ち上がりの関係を示す図である。
【図8】DRAMにおける典型的なメモリセルの配置ま
たは接続構成とセンスアンプの回路構成を示す図であ
る。
【図9】DRAMにおける読み出しまたは書き込みの動
作を説明するための各部の信号の波形を示す図である。
【図10】従来のDRAMにおけるイコライズ制御線ド
ライバの回路構成を示す回路図である。
【図11】従来のDRAMにおけるイコライズ制御線な
いしイコライズ制御信号の電位の立ち下がりとワード線
の電位の立ち上がりの関係を示す図である。
【符号の説明】
10 アレイ・コントローラ 12 センスアンプ・バンク 14 サブワード線ドライバ・バンク 16 クロスエリア 30 第1のイコライズ制御線ドライバ 32 第2のイコライズ制御線ドライバ SM サブマット UM 単位メモリアレイ BLEQ イコライズ制御線 SA センスアンプ
フロントページの続き (72)発明者 助川 俊一 茨城県稲敷郡美浦村木原2355番地 日本テ キサス・インスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 平 雅之 茨城県稲敷郡美浦村木原2355番地 日本テ キサス・インスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 高橋 康 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 高橋 勉 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 荒井 公司 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの半導体基板上で、複数個の単位メ
    モリアレイが所定の配置パターンで離散的に配置され、
    各々の前記単位メモリアレイに隣接して前記単位メモリ
    アレイ内の相補的な一対のビット線に接続されるセンス
    アンプが複数個配置され、各々の前記ビット線対の電位
    のイコライズを制御するためのイコライズ制御線が複数
    個の前記単位メモリアレイにわたって複数個の前記セン
    スアンプに共通に接続されている半導体メモリ装置にお
    いて、 前記ビット線対のイコライズをオンするために前記イコ
    ライズ制御線を第1の電圧レベルに駆動する第1の駆動
    回路と、前記ビット線対のイコライズをオフするために
    前記イコライズ制御線を第2の電圧レベルに駆動する第
    2の駆動回路とを有し、前記第2の駆動回路は複数個分
    散して前記イコライズ制御線の複数の箇所に電気的に接
    続されている半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 各々の前記単位メモリアレイに隣接して
    配置される複数個の前記センスアンプは所定のバンク領
    域内に配置され、前記第2の駆動回路は互いに隣接する
    複数の前記センスアンプ・バンク領域の間に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の駆動回路は、前記イコライズ
    制御線に接続される第1の端子と、前記第1の電位レベ
    ルを与える電源電圧端子に接続される第2の端子と、前
    記イコライズ制御線の電圧レベルを指示する二値信号を
    入力する制御端子とを有し、前記二値信号の第1の論理
    レベルに応じて前記第1の端子と第2の端子間が導通状
    態となり、前記二値信号の第2の論理レベルに応じて前
    記第1の端子と第2の端子間が遮断状態となる第1導電
    型のトランジスタを有し、 前記第2の駆動回路は、前記イコライズ制御線に接続さ
    れる第1の端子と、前記第2の電位レベルを与える電源
    電圧端子に接続される第2の端子と、前記二値信号を入
    力する制御端子とを有し、前記二値信号の第1の論理レ
    ベルに応じて前記第1の端子と第2の端子間が遮断状態
    となり、前記二値信号の第2の論理レベルに応じて前記
    第1の端子と第2の端子間が導通状態となる第2導電型
    のトランジスタを有することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の半導体メモリ装置。
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