JPH10298576A - 低温特性のよい粘度指数向上剤 - Google Patents

低温特性のよい粘度指数向上剤

Info

Publication number
JPH10298576A
JPH10298576A JP9127888A JP12788897A JPH10298576A JP H10298576 A JPH10298576 A JP H10298576A JP 9127888 A JP9127888 A JP 9127888A JP 12788897 A JP12788897 A JP 12788897A JP H10298576 A JPH10298576 A JP H10298576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meth
acrylate
mol
alkyl
viscosity index
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9127888A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3999306B2 (ja
Inventor
Shoji Takigawa
尚二 滝川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP12788897A priority Critical patent/JP3999306B2/ja
Publication of JPH10298576A publication Critical patent/JPH10298576A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3999306B2 publication Critical patent/JP3999306B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異性化パラフィン含有の高粘度指数油に好適
な粘度指数向上剤を開発する。 【解決手段】 98重量%のポリメタクリレート(構成
単位としてメチルメタクリレート8重量%とドデシルメ
タクリレート92重量%含有)、1重量%のポリメタク
リレート(構成単位としてドバノール23のメタクリレ
ート52重量%とドバノール45のメタクリレート48
重量%含有)および1重量%のポリメタクリレート(ド
バノール45のメタクリレート90重量%、セチルメタ
クリレート7重量%とオクタデシルメタクリレート3重
量%)からなる低温特性のよい粘度指数向上剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘度指数向上剤に
関する。更に詳しくは、異性化パラフィンを含有する高
粘度指数鉱物油用の粘度指数向上剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の省燃費という社会的要請によっ
て、潤滑油や作動油は低温粘度の低いことが強く望まれ
るようになってきた。これを解決する手段の一つとして
異性化パラフィンを含有する高粘度指数油、またはこれ
と通常の溶剤精製鉱物油や合成潤滑油、MLDW油との
併用が行われるようになりつつある。これに対し流動点
降下剤を用いて低温粘度を良くする試みがなされてお
り、その例としては、特開昭54−70305号公報等
に認められるが、本高粘度指数油用に好適な粘度指数向
上剤が要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、通常の鉱物
油と組成が著しく異なり、またこれに伴い粘度指数が高
い高粘度指数油に用いられた場合、優れた低温粘度を与
える粘度指数向上剤を開発する。特に、粘度指数115
〜150程度の高粘度指数油に好適な粘度指数向上剤を
開発する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、特定割合で、特定のアルキル炭素数を有する
(メタ)アクリレート系ポリマーを、近年使用されつつ
ある高粘度指数油に用いると極めて低い低温粘度を与え
ることを見いだし本発明に至った。
【0005】すなわち、本発明は炭素数が1〜4のアル
キル基を有するアルキル(メタ)アクリレート(a1)
を5〜60モル%、炭素数5〜13のアルキル基を有す
るアルキル(メタ)アクリレート(a2)を0〜95モ
ル%、炭素数14〜24のアルキル基を有するアルキル
(メタ)アクリレート(a3)を0〜80モル%から構
成される重合体(A)と炭素数1〜13のアルキル基を
有するアルキル(メタ)アクリレート(b1)を0〜9
7モル%、炭素数14〜24のアルキル基を有するアル
キル(メタ)アクリレート(b2)を3〜100モル%
から構成される重合体(B)と炭素数1〜13のアルキ
ル基を有するアルキル(メタ)アクリレート(c1)を
3〜94モル%、炭素数14〜24のアルキル基を有す
アルキル(メタ)アクリレート(c2)を6〜100モ
ル%から構成される重合体(C)との混合物からなり、
(b1)と(c1)のモル比および(b2)と(c2)
のモル比が、それぞれ3モル%以上異なり、(A)が7
0〜99重量%,(B)が0.1〜29.9重量%、
(C)が0.1〜29.9重量%含有されている、異性
化パラフィンを含有する高粘度指数油用の粘度指数向上
剤である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に於て用いられるアルキル
(メタ)アクリレート(a1)とはアルキル基の炭素数
1〜4の直鎖または/および分枝アルキル基を有する
(メタ)アクリレート類である。これらの例としては、
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル
(メタ)アクリレ−ト、2−メチル−プロピル(メタ)
アクリレート、s−ブチル(メタ)アクリレ−ト、t−
ブチル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。特に好
ましい例としてはアルキル基の炭素数が1および/また
は4の場合であり、メチル(メタ)アクリレート、n−
ブチル(メタ)アクリレート、2−メチル−1−プロピ
ル(メタ)アクリレート、s−ブチル(メタ)アクリレ
ート、もしくはt−ブチル(メタ)アクリレートなどが
挙げられる。アルキル(メタ)アクリレート(a2)と
は、アルキル基の炭素数5〜13の直鎖および/または
分枝アルキル基を有する(メタ)アクリレート類であ
る。これらの例としては、イソアミル(メタ)アクリレ
ート、ヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル
(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレー
ト、オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシ
ル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレー
ト、デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)
アクリレート、ウンデシル(メタ)アクリレート、ドデ
シル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリ
レート等が挙げられる。これらの(メタ)アクリレート
は、(メタ)アクリル酸やメチル(メタ)アクリレート
等と天然または合成アルコールとの直接エステル化、ま
たはエステル交換反応によって容易に製造することがで
きる。天然アルコールを用いればアルキル基は直鎖のも
のとなり炭素数は偶数のものとなる。合成アルコールを
用いると、例えばドバノール(三菱油化製)を用いると
アルキル基は直鎖と分枝の混合したものとなり、炭素数
も奇数、偶数の混合したものとなる。ダイアドール(三
菱化学製)を用いるとアルキル基は直鎖と分岐の混合し
たものとなり、炭素数は奇数のもののみとなる。これら
のアルキル(メタ)アクリレートの内、特に好ましいの
はアルキル基の炭素数が8〜13のアルキル(メタ)ア
クリレートであり、オクチル(メタ)アクリレート、2
−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ノニル(メ
タ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、イソ
デシル(メタ)アクリレート、ウンデシル(メタ)アク
リレート、ドデシル(メタ)アクリレート、トリデシル
(メタ)アクリレート等が挙げられる。アルキル(メ
タ)アクリレート(a3)とは、アルキル基の炭素数1
4〜24の直鎖または/および分枝アルキル基を有する
(メタ)アクリレート類である。これらの例としては、
テトラデシル(メタ)アクリレート、ペンタデシル(メ
タ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート、オク
タデシル(メタ)アクリレート、アイコシル(メタ)ア
クリレート、ドコシル(メタ)アクリレート、テトラコ
シル(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらメタ
クリレートは、(メタ)アクリル酸やメチル(メタ)ア
クリレート等と天然または合成アルコールとの直接エス
テル化、またはエステル交換反応によって容易に製造す
ることができる。天然アルコールを用いればアルキル基
は直鎖のものとなり炭素数は偶数のものとなる。合成ア
ルコールを用いると、例えばドバノール(三菱油化製)
を用いるとアルキル基は直鎖と分枝の混合したものとな
り、炭素数も奇数、偶数の混合したものとなる。ダイア
ドール(三菱化学製)を用いるとアルキル基は直鎖と分
岐の混合したものとなり、炭素数は奇数のもののみとな
る。これらのアルキル(メタ)アクリレートの内、特に
好ましいのはアルキル基の炭素数が14〜20のアルキ
ル(メタ)アクリレートであり、テトラデシル(メタ)
アクリレート、ペンタデシル(メタ)アクリレート、セ
チル(メタ)アクリレート、オクタデシル(メタ)アク
リレート、アイコシル(メタ)アクリレート等が挙げら
れる。アルキル(メタ)アクリレート(b1)およびア
ルキル(メタ)アクリレート(c1)とは、アルキル基
の炭素数1〜13の直鎖および/または分枝アルキル基
を有する(メタ)アクリレート類である。これらの例と
しては、メチル(メタ)クリレート、エチル(メタ)ク
リレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブ
チル(メタ)アクリレート、2−メチル−1−プロピル
(メタ)アクリレート、s−ブチル(メタ)アクリレー
ト、t−ブチル(メタ)アクリレート、イソアミル(メ
タ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、シ
クロヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)
アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、2−エ
チルヘキシル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)ア
クリレート、デシル(メタ)アクリレート、イソデシル
(メタ)アクリレート、ウンデシル(メタ)アクリレー
ト、ドデシル(メタ)アクリレート、トリデシル(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。これらメタクリレー
トは、(メタ)アクリル酸やメチル(メタ)アクリレー
ト等と天然または合成アルコールとの直接エステル化、
またはエステル交換反応によって容易に製造することが
できる。天然アルコールを用いればアルキル基は直鎖の
ものとなり炭素数は偶数のものとなる。合成アルコール
を用いると、例えばドバノール(三菱油化製)を用いる
とアルキル基は直鎖と分枝の混合したものとなり、炭素
数も奇数、偶数の混合したものとなる。ダイアドール
(三菱化学製)を用いるとアルキル基は直鎖と分岐の混
合したものとなり、炭素数は奇数のもののみとなる。こ
れらの内、特に好ましいのはアルキル基の炭素数が8〜
13のアルキル(メタ)アクリレートであり、オクチル
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)ア
クリレート、ノニル(メタ)アクリレート、デシル(メ
タ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、
ウンデシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)ア
クリレート、トリデシル(メタ)アクリレート等が挙げ
られる。アルキル(メタ)アクリレート(b2)および
アルキル(メタ)アクリレート(c2)とは、アルキル
基の炭素数14〜24の直鎖および/または分枝アルキ
ル基を有する(メタ)アクリレート類である。これらの
例としては、テトラデシル(メタ)アクリレート、ペン
タデシル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)アクリ
レート、オクタデシル(メタ)アクリレート、アイコシ
ル(メタ)アクリレート、ドコシル(メタ)アクリレー
ト、テトラコシル(メタ)アクリレート等が挙げられ
る。これらメタクリレートは、(メタ)アクリル酸やメ
チル(メタ)アクリレート等と天然または合成アルコー
ルとの直接エステル化、またはエステル交換反応によっ
て容易に製造することができる。天然アルコールを用い
ればアルキル基は直鎖のものとなり炭素数は偶数のもの
となる。合成アルコールを用いると、例えばドバノール
(三菱油化製)を用いるとアルキル基は直鎖と分枝の混
合したものとなり、炭素数も奇数、偶数の混合したもの
となる。ダイアドール(三菱化学製)を用いるとアルキ
ル基は直鎖と分岐の混合したものとなり、炭素数は奇数
のもののみとなる。これらのアルキル(メタ)アクリレ
ートの内、特に好ましいのはアルキル基の炭素数が14
〜22のアルキル(メタ)アクリレートであり、テトラ
デシル(メタ)アクリレート、ペンタデシル(メタ)ア
クリレート、セチル(メタ)アクリレート、オクタデシ
ル(メタ)アクリレート、アイコシル(メタ)アクリレ
ート、ドコシル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0007】これら各種の(メタ)アクリレート類の
内、低温粘度の低い潤滑油等を与える上で、重合体Aに
ついては(a1)が5〜60モル%、(a2)が0〜9
5モル%、(a3)が0〜80モル%から構成され、重
合体(B)については(b1)が0〜97モル%、(b
2)が3〜100モル%から構成され、重合体(C)に
ついては(c1)が3〜100モル%、(c2)が6〜
100モル%から構成されており、(b1)と(c1)
のモル%および(b2)と(c2)のモル%が、それぞ
れ3モル%以上異なり、(A)が70〜99重量%、
(B)が0.1〜29.9重量%、(C)が0.1〜2
9.9重量%含有することが必要である。特に、重合体
Aについては(a1)が5〜50モル%、(a2)が0
〜93モル%、(a3)が0〜70モル%から構成さ
れ、重合体(B)については(b1)が0〜96モル
%、(b2)が4〜100モル%から構成され、重合体
(C)については(c1)が5〜100モル%、(c
2)が7〜100モル%から構成されており、(b1)
と(c1)のモル比および(b2)と(c2)のモル比
が、それぞれ5モル%以上異なり、(A)が70〜99
重量%、(B)が1〜29重量%、(C)が1〜29重
量%含有することが必要である。
【0008】本発明の粘度指数向上剤は、特定の アル
キル(メタ)アクリレートからなる重合体(A)、重合
体(B)および重合体(C)の混合物であるが、これら
の重合体のうち重合体(A)は構成単位として、30重
量%未満、好ましくは20重量%未満の範囲で,(a
1)〜(a3)以外に、重合可能な二重結合を有する他
の化合物を含有することができる。これらの例として
は、例えばアルキル基の炭素数1〜30の不飽和ポリカ
ルボン酸エステル類(ジメチルマレエート、ジエチルマ
レエート、ジブチルマレエート、ジオクチルマレエー
ト、ジ(2−エチル−ヘキシル)マレエート、ジデシル
マレエート、ジドデシルマレエート、ジトリデシルマレ
エート、ジテトラデシルマレエート、ジペンタデシルマ
レエート、ジセチルマレエート、ジステアリルマレエー
ト等やこれらのアルキル基に相当するアルキル基を有す
るジアルキルフマレート、ジアルキルイタコネート、ジ
アルキルクロトネート等や、ビニル芳香族化合物(スチ
レン、ビニルトルエン等)、ビニルエーテル類(メチル
ビニルエーテル、ブチルビニルエーテル等)、ビニルエ
ステル類(酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等)、アル
ファオレフィン類(デセン、ドデセン等)等、N−ビニ
ルピロリドン、N−ビニルチオピロリドン、ビニルピリ
ジン、N,N−ジアルキルアミノアルキル(メタ)アク
リレート(アルキル基の炭素数は通常1〜4)、N,N
−ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミド
(アルキル基の炭素数は、通常、1〜4)、モルホリノ
アルキル(メタ)アクリレート、ビニルイミダゾール等
が挙げられる。これらの化合物の中、窒素原子や硫黄原
子を含有する化合物は清浄分散性や抗酸化性を付与する
ことができ、好ましい含有量は10重量%以下、特に好
ましくは5重量%以下である。
【0009】本発明の重合体(A)、(B)および
(C)は、通常の方法によって容易にうることができ
る。例えば前記したモノマー類を鉱物油や溶剤中でラジ
カル重合することにより得られる。この場合、重合開始
剤としてアゾ系(例えば、アゾビスイソブチロニトリ
ル、アゾビスジメチルバレロニトリル等)や過酸化物系
(例えば、ベンゾイルパーオキシド、クミルパーオキシ
ド、ラウリルパーオキシド等)を用いる。このようにし
て得られた重合体の重量平均分子量は、(A)は1〜1
00万、(B)および(C)は1〜20万である。
【0010】本発明の粘度指数向上剤が添加される異性
化パラフィン含有高粘度指数油とは、通常の溶剤精製な
どによって製造されるものとは、性能的にも組成的にも
大きく異なるものである。この高粘度指数油は、オラン
ダ国特許出願第7613854号、特開平3−2233
93号公報、特開平5−214349号公報、特開平6
−116572号公報等に記載の方法で製造されるもの
である。すなわち、オランダ国特許出願第761385
4号、特開平5−214349号公報、特開平6−11
6572号公報等に記載の方法で製造されるものでは、
n−パラフィンを触媒を用いて水素化分解しイソパラフ
ィンに異性化した成分を含有するものである。この時の
水素化分解触媒としては、貴金属触媒などが通常用いら
れる。また、特開平3−223393等に記載の方法で
製造されるものでは、減圧蒸留留出油、脱歴油等を触媒
を用いて水素化分解しイソパラフィンに異性化した成分
を含有するものである。この時の水素化触媒としては、
貴金属触媒が通常用いられる。尚、このようにして製造
されたイソパラフィン含有異性化鉱物油を、更に溶剤精
製したものも本発明の対象鉱物油に含まれる。このよう
な異性化パラフィン含有鉱物油は、通常の溶剤精製鉱物
油とは組成が大きく異なることから、粘度指数は大き
く、製造法やイソパラフィン含量などにより異なるが通
常115〜150程度のものとなる(通常の鉱物油は、
粘度指数が90〜105程度)。
【0011】本発明の粘度指数向上剤は、異性化パラフ
ィン含有高粘度指数油単独に使用されることは当然であ
るが、これに通常の鉱物油や合成潤滑油、更にはMLD
W油等と混合された場合も本発明に含まれる。ここで、
通常の鉱物油とは、減圧蒸留油や脱れき油等をフルフラ
ール等により芳香族成分を溶剤で除去した後、トルエン
/メチルエチルケトン混合溶剤やプロパン溶剤により脱
ろうしたものをいう。又、合成潤滑油とは、エステル系
のもの(トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル、ヘキサメチレンジオール等のアルコール類と脂肪酸
とのエステル類や、アジピン酸と脂肪族アルコールとの
エステルなど)やポリオレフィン系のもの(例えばデセ
ンオリゴマーなどのPAO系のものなど)である。ま
た、MLDW油とは、モービル・ルーブ・ディワキシン
グと呼ばれるプロセスで製造されるもので、具体的には
合成ゼオライト触媒などによりワックスを分解・除去し
たものである。高粘度指数油と他のものが配合されて使
用される場合も本発明に含まれるが、この場合、高粘度
指数油の含量は100〜30容量%程度である。
【0012】本発明の粘度指数向上剤は高粘度指数油と
共に用いられ、低温粘度が低いとの特性を活かして、S
AE5W−30グレード等のような低粘度タイプのマル
チグレードエンジン油、SAE75W−90グレード等
のようなマルチグレードギアギア油、オートマチックト
ランスミッション油等の駆動系潤滑油、建設機械等に使
用される高粘度指数作動油や数値制御工作機械(NCマ
シン)作動油等の製造に最適のものとなる。
【0013】本発明の粘度指数向上剤は、他の任意成
分、例えば清浄剤(スルフォネート系、サリチレート
系、フェネート系、ナフテネート系のもの等)、分散剤
(イソブテニルコハク酸イミド系、マンニッヒ縮合物系
等)、抗酸化剤(ジンクジチオフォスフェート、アミン
系、ヒンダードフェノール系等)、流動点降下剤、油性
剤(脂肪酸系、脂肪酸エステル系等)、摩擦摩耗調整剤
(モリブデンジチオフォスフェート、モリブデンカーバ
メイト等)、極圧剤(硫黄リン系、クロル系等)を含ん
でいても良い。
【0014】
【実施例】以下に実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。尚、特に
断わらない限り%は重量%を表すものとする。
【0015】合成例A1 攪拌機、温度計、コンデンサー、窒素吹き込み管を付け
た1リットル四ツ口フラスコに、100ニュートラルの
鉱物油を214g仕込み、窒素置換を行った後、85℃
に昇温した。その後、窒素雰囲気下、この温度に保って
単量体としてメチルメタクリレート16g,ドデシルメ
タクリレート484g,重合開始剤としてアゾビスジメ
チルバレロニトリル2.0g,連鎖移動剤としてラウリ
ルメルカプタン5.0gの混合物を3時間にわたって滴
下し、さらに3時間、同温度に保ち反応を完結させ、重
量平均分子量4.0万、ポリマー濃度69%の重合体溶
液を得た。本重合体の組成はモル%において(a1):
(a2):(a3)=8:92:0である。
【0016】合成例A2〜A12 単量体として表1に示す種類の単量体を表1に示す割合
(モル%)で混合したものを500g使用する以外、合
成例A1と同様な方法で重合を行い、表1に示す重量平
均分子量、ポリマー濃度の重合体溶液を得た。
【0017】合成例A13 攪拌機、温度計、コンデンサー、窒素吹き込み管を付け
た1リットル四ツ口フラスコに、100ニュートラルの
鉱物油を300g仕込み、窒素置換を行った後、75℃
に昇温した。その後、窒素雰囲気下、この温度に保って
単量体としてメチルメタクリレート20g,2−エチル
ヘキシルアクリレート130g,テトラデシルメタクリ
レート50g、重合開始剤としてアゾビスジメチルバレ
ロニトリル00.5gの混合物を3時間にわたって滴下
し、さらに3時間、同温度に保ち反応を完結させ、重量
平均分子量18.0万、ポリマー濃度39%の重合体溶
液を得た。本重合体の組成はモル%において(a1):
(a2):(a3)=10:65:25である。
【0018】合成例A14〜A21 単量体として表1に示す種類の単量体を表1に示す割合
(モル%)で混合したものを200g使用する以外、合
成例A13と同様な方法で重合を行い、表1に示す重量
平均分子量、ポリマー濃度の重合体溶液を得た。
【0019】合成例B1 攪拌機、温度計、コンデンサー、窒素吹き込み管を付け
た1リットル四ツ口フラスコに、100ニュートラルの
鉱物油を267g仕込み、窒素置換を行った後、80℃
に昇温した。その後、窒素雰囲気下、この温度に保って
単量体としてドデシルメタクリレート384g,アイコ
シルメタクリレート16g,重合開始剤としてアゾビス
ジメチルルバレロニトリル2.0g,連鎖移動剤として
ラウリルメルカプタン3.0gの混合物を3時間にわた
って滴下し、さらに3時間、同温度に保ち反応を完結さ
せ、重量平均分子量4.0万、ポリマー濃度59%の重
合体溶液を得た。本重合体の組成はモル%において(b
1):(b2)=96:4である。
【0020】合成例B2〜B13、合成例C1〜C11 単量体として表2および表3に示す種類の単量体を表1
に示す割合(モル%)で混合したものを400g使用す
る以外、合成例B1と同様な方法で重合を行い、表2お
よび表3に示す重量平均分子量、ポリマー濃度の重合体
溶液を得た。
【0021】
【表1】
【0022】 C1MA : メチルメタクリレート(Mw=100) C4A : n-フ゛チルアクリレート(Mw=128) C4MA :n-フ゛チルメタクリレト(Mw=142) C8A :2-エチル-ヘキシルアクリレート(Mw=184) C12MA:ト゛テ゛シルメタクリレート(Mw=254) D23MA:ト゛ハ゛ノール23のメタクリレート (C12MA/C13MA=40モル/60モル、Mw=264) C14MA:テトラテ゛シルメタクリレート(Mw=282) D45MA:ト゛ハ゛ノール45のメタクリレート (C14MA/C15MA=60モル/40モル、Mw=288) (C15MA:ヘ゜ンタテ゛シルメタクリレート Mw=296) C16MA:セチルメタクリレート(Mw=310) C18MA:オクタテ゛シルメタクリレート(Mw=338) DMAPMD:シ゛メチルアミノフ゜ロヒ゜ルメタクリルアミト゛(Mw=187) DMAEMA:シ゛メチルアミノエチルメタクリレート(Mw=173) N-VPy:N-ヒ゛ニルヒ゜ロリト゛ン(Mw=123)スチレン : (Mw=120)
【0023】
【表2】
【0024】 C10A :テ゛シルアクリレート(Mw=212) C12A :ト゛テ゛シルアクリレート(Mw=240) C12MA:ト゛テ゛シルメタクリレート(Mw=254) D23MA:ト゛ハ゛ノール23のメタクリレート (C12MA/C13MA=40モル/60モル、Mw=264) C14MA:テトラテ゛シルメタクリレート(Mw=282) D45MA:ト゛ハ゛ノール45のメタクリレート (C14MA/C15MA=60モル/40モル、Mw=288) (C15MA:ヘ゜ンタテ゛シルメタクリレート Mw=296) C16MA:セチルメタクリレート(Mw=310) C18MA:オクタテ゛シルメタクリレート(Mw=338) C20MA:アイコシルメタクリレート(Mw=366) C20A :アイコシルアクリレート(Mw=352)
【0025】
【表3】
【0026】 C8A :2-エチル-ヘキシルアクリレート(Mw=184) C10A :テ゛シルアクリレート(Mw=212) C12MA:ト゛テ゛シルメタクリレート(Mw=254) D23MA:ト゛ハ゛ノール23のメタクリレート (C12MA/C13MA=40モル/60モル、Mw=264) C14MA:テトラテ゛シルメタクリレート(Mw=282) D45MA:ト゛ハ゛ノール45のメタクリレート (C14MA/C15MA=60モル/40モル、Mw=288) (15MA:ヘ゜ンタテ゛シルメタクリレート Mw=296) C16MA:セチルメタクリレート(Mw=310) C18MA:オクタテ゛シルメタクリレート(Mw=338) C20MA:アイコシルメタクリレート(Mw=366) C20A :アイコシルアクリレート(Mw=352)
【0027】実施例1〜10、実施例13〜19、比較
例11〜12および比較例20〜21温度80℃で、表
1、表2および表3に示す合成例の重合体溶液A、重合
体溶液Bおよび重合体溶液Cを表4に示す割合(重量
%)で配合し、表4に示す実施例1〜10および比較例
11〜12、および表5に示す実施例13〜19および
比較例20〜21の本発明の粘度指数向上剤を得た。
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】使用例1〜10および比較使用例11〜1
2 高粘度指数基油A(粘度指数135の100ニュートラ
ル油)、または、溶剤精製基油B(粘度指数102の1
00ニュートラル油)に実施例1〜10、並びに比較例
11〜12の粘度指数向上剤を各々16〜17%加え均
一に混合し、オートマチックトランスミッション油に必
要な100℃での動粘度を7.4〜7.6cStに調製
した。この調製油を用いて、日本石油学会で定められて
いる低温粘度試験方法(JPI−5S−26−85)に
従い、−40℃での粘度を測定し表6の結果を得た。表
6から明らかなように本発明の粘度指数向上剤は溶剤精
製基油に対しても低い低温時粘度を与えているが、特に
高粘度指数油に用いられた場合には効果が顕著で非常に
低い低温粘度を与える。
【0031】使用例13〜19および比較使用例20〜
21 高粘度指数基油A(粘度指数135の100ニュートラ
ル油)、または、溶剤精製基油B(粘度指数102の1
00ニュートラル油)に実施例13〜19、並びに比較
例20〜21の粘度指数向上剤を各々6〜7%加え均一
に混合し、SAE5W−30グレードのマルチグレード
エンジン油に必要な100℃での動粘度を10.0〜1
0.5cStに調製した。この調製油を用いて、日本石
油学会で定められている低温粘度試験方法(JPI−5
S−26−85)に従い、−40℃での粘度を測定し表
7の結果を得た。表7から明らかなように本発明の粘度
指数向上剤は溶剤精製基油に対しても低い低温時粘度を
与えているが、特に高粘度指数油に用いられた場合には
効果が顕著で非常に低い低温粘度を与える。
【0032】
【表6】
【0033】
【表7】
【0034】
【発明の効果】以上の実施例、比較例から明らかなよう
に、本発明の粘度指数向上剤は溶剤精製基油に対しても
低い低温時粘度を与えているが、特に高粘度指数油に用
いられた場合には効果が顕著で非常に低い低温粘度を与
えていることが判る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C10N 30:02 40:08 40:25

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数が1〜4のアルキル基を有するア
    ルキル(メタ)アクリレート(a1)を5〜60モル
    %、炭素数5〜13のアルキル基を有するアルキル(メ
    タ)アクリレート(a2)を0〜95モル%、炭素数1
    4〜24のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリ
    レート(a3)を0〜80モル%から構成される重合体
    (A)と炭素数1〜13のアルキル基を有するアルキル
    (メタ)アクリレート(b1)を0〜97モル%、炭素
    数14〜24のアルキル基を有するアルキル(メタ)ア
    クリレート(b2)を3〜100モル%から構成される
    重合体(B)と炭素数1〜13のアルキル基を有するア
    ルキル(メタ)アクリレート(c1)を3〜94モル
    %、炭素数14〜24のアルキル基を有すアルキル(メ
    タ)アクリレート(c2)を6〜100モル%から構成
    される重合体(C)との混合物からなり、(b1)と
    (c1)のモル%および(b2)と(c2)のモル%
    が、それぞれ3モル%以上異なり、(A)が70〜99
    重量%,(B)が0.1〜29.9重量%、(C)が
    0.1〜29.9重量%含有されている、異性化パラフ
    ィンを含有する高粘度指数油用の粘度指数向上剤
  2. 【請求項2】 エンジン油用、駆動系潤滑油用または作
    動油用である請求項1記載の向上剤。
JP12788897A 1997-04-30 1997-04-30 低温特性のよい粘度指数向上剤 Expired - Fee Related JP3999306B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12788897A JP3999306B2 (ja) 1997-04-30 1997-04-30 低温特性のよい粘度指数向上剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12788897A JP3999306B2 (ja) 1997-04-30 1997-04-30 低温特性のよい粘度指数向上剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10298576A true JPH10298576A (ja) 1998-11-10
JP3999306B2 JP3999306B2 (ja) 2007-10-31

Family

ID=14971150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12788897A Expired - Fee Related JP3999306B2 (ja) 1997-04-30 1997-04-30 低温特性のよい粘度指数向上剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3999306B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002003876A (ja) * 2000-06-20 2002-01-09 Nippon Mitsubishi Oil Corp 内燃機関用潤滑油組成物
JP2006045277A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Sanyo Chem Ind Ltd 粘度指数向上剤および潤滑油組成物
JP2007238663A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Sanyo Chem Ind Ltd 潤滑油添加剤および潤滑油組成物
JP2008031476A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Afton Chemical Corp アルキルアクリレート共重合体系分散剤およびこれらの使用
WO2008152984A1 (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Toho Chemical Industry Co., Ltd. 潤滑油用流動点降下剤
JP2012528923A (ja) * 2009-06-04 2012-11-15 ザ ルブリゾル コーポレイション 高vi粘度調整剤としてのポリメタクリレート
JP2020026519A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 三洋化成工業株式会社 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物
WO2021193821A1 (ja) 2020-03-25 2021-09-30 三菱ケミカル株式会社 重合体組成物、潤滑油添加剤、粘度指数向上剤、潤滑油組成物、重合体組成物の製造方法、及びマクロモノマーの製造方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002003876A (ja) * 2000-06-20 2002-01-09 Nippon Mitsubishi Oil Corp 内燃機関用潤滑油組成物
JP2006045277A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Sanyo Chem Ind Ltd 粘度指数向上剤および潤滑油組成物
JP2007238663A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Sanyo Chem Ind Ltd 潤滑油添加剤および潤滑油組成物
JP2008031476A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Afton Chemical Corp アルキルアクリレート共重合体系分散剤およびこれらの使用
US8980804B2 (en) 2006-07-28 2015-03-17 Afton Chemical Corporation Alkyl acrylate copolymer dispersants and uses thereof
JP2012052142A (ja) * 2006-07-28 2012-03-15 Afton Chemical Corp アルキルアクリレート共重合体系分散剤およびこれらの使用
US8163683B2 (en) 2007-06-08 2012-04-24 Toho Chemical Industry Co., Ltd. Pour point depressant for lubricant
JP5488893B2 (ja) * 2007-06-08 2014-05-14 東邦化学工業株式会社 潤滑油用流動点降下剤
WO2008152984A1 (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Toho Chemical Industry Co., Ltd. 潤滑油用流動点降下剤
JP2012528923A (ja) * 2009-06-04 2012-11-15 ザ ルブリゾル コーポレイション 高vi粘度調整剤としてのポリメタクリレート
US8835367B2 (en) 2009-06-04 2014-09-16 The Lubrizol Corporation Polymethacrylates as high VI viscosity modifiers
JP2020026519A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 三洋化成工業株式会社 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物
JP2021073358A (ja) * 2018-08-09 2021-05-13 三洋化成工業株式会社 粘度指数向上剤及び潤滑油組成物
WO2021193821A1 (ja) 2020-03-25 2021-09-30 三菱ケミカル株式会社 重合体組成物、潤滑油添加剤、粘度指数向上剤、潤滑油組成物、重合体組成物の製造方法、及びマクロモノマーの製造方法
KR20220159357A (ko) 2020-03-25 2022-12-02 미쯔비시 케미컬 주식회사 중합체 조성물, 윤활유 첨가제, 점도 지수 향상제, 윤활유 조성물, 중합체 조성물의 제조 방법, 및 매크로 모노머의 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3999306B2 (ja) 2007-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69918615T2 (de) (Meth)acrylat Copolymere mit ausgezeichneten Kälteeigenschaften
JP3872167B2 (ja) 流動点降下剤
KR102455761B1 (ko) 낮은 작동 온도에서 개선된 점도 특징을 갖는 윤활제 조성물
CN101331215B (zh) 改进燃料经济性的发动机润滑剂
KR20150143721A (ko) 연료 소비를 감소시키기 위한 변속기 오일 제제
CN103189483B (zh) 星型聚合物及其润滑组合物
CN101479367A (zh) 星形聚合物润滑组合物
JP2002145961A (ja) 優れた低温特性を示す分散剤である(メタ)アクリレートコポリマー
CN105296063A (zh) 含嵌段共聚物的组合物和润滑内燃机的方法
CN102712868A (zh) 含有粘度改进剂组合的润滑组合物
JP6463767B2 (ja) 老化した潤滑油の低温粘度を改善するための流動点降下剤
CN101679902B (zh) 润滑油用倾点下降剂
JP6748519B2 (ja) 粘度指数向上剤組成物及び潤滑油組成物
JP2008024908A (ja) 粘度指数向上剤および潤滑油組成物
JPH10306291A (ja) 低温粘度特性がよい粘度指数向上剤
CN104704014A (zh) 疏松核星型聚合物及其润滑组合物
JP2019524965A (ja) 高められた抗乳化性能を有する官能性ポリアルキル(メタ)アクリレート
JP3999306B2 (ja) 低温特性のよい粘度指数向上剤
US4036768A (en) Polymethacrylate and lube composition thereof
JP2754343B2 (ja) 新規な粘度指数向上剤
JP2754341B2 (ja) 新規な粘度指数向上剤
JP2684314B2 (ja) 重合体組成物および潤滑油組成物
EP2204389B1 (en) Power transmission fluids with improved viscometric properties
JPH0641562A (ja) 合成油およびそれからなるモーター油、ギヤ油および作動油
JP2754342B2 (ja) 新規な粘度指数向上剤

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040416

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130817

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees