JPH10297963A - スパッタリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体およびその製造方法 - Google Patents
スパッタリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH10297963A JPH10297963A JP9111089A JP11108997A JPH10297963A JP H10297963 A JPH10297963 A JP H10297963A JP 9111089 A JP9111089 A JP 9111089A JP 11108997 A JP11108997 A JP 11108997A JP H10297963 A JPH10297963 A JP H10297963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zno
- sintered body
- sintering
- sputtering target
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
れたZnO−Ga2O3系膜を成膜することができるスパ
ッタリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体及び
その製造方法の提供。 【解決手段】 スパッタリングターゲット用ZnO−G
a2O3系焼結体は、Gaが固溶したZnO相が主な構成
相である焼結体において、(1)焼結密度が5.2g/
cm3以上、 (2)体積抵抗率が2×10-2Ω・cm以
下、(3)平均結晶粒径が2〜10μm、かつ(4)最
大空孔径が2μm以下である。上記ZnO−Ga2O3系
焼結体は、(1)平均粒径が1μm以下の該酸化亜鉛粉
末と、平均粒径が1μm以下の該酸化ガリウム粉末とを
用い、(2)該成形を冷間で行い、(3)焼結温度を1
300〜1550℃とし、途中の1000〜1300℃
の温度範囲の昇温速度を1〜10℃/分として該焼結を
行うことにより得られる。
Description
によって透明導電性膜を形成する際に用いられるスパッ
タリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体および
その製造方法に関する。
して用いられる透明導電性膜には、比抵抗が低いことか
ら、In2O3−SnO2 系(以下、ITOという)膜や
ZnO−Al2O3系(以下、AZOという)膜が多く使
われるようになってきている。これらの透明導電性膜
は、スパッタリングターゲットを原料とし、加熱した基
板上にスパッタリング法によって形成される。形成され
る膜は、比抵抗値を2×10-4Ω・cm以下とすること
ができる。
池の低コスト化の傾向により、ITOにおいては、主成
分であるIn2O3が高価であるためコスト面で問題があ
った。また、AZOは、原料粉末が安価であるのでコス
ト面では問題ないが、低抵抗の膜を得るための最適な成
膜条件の範囲が狭いため生産性に問題があった。
ト面および生産性に問題がなく、低抵抗および高耐久性
のZnO−Ga2O3系(以下、GZOという)膜、従っ
てGZO膜を形成するために用いられるGZOスパッタ
リングターゲットが注目されつつある。このGZO膜の
導電性は、特に、主成分であるZnOが金属過剰(Zn
OからOが抜けた状態)型酸化物であること、つまりZ
nOの酸素欠損によることが知られている。
折ピークにおいて、Gaが固溶したZnO相の(00
2)面のピーク(高角側)の積分強度と、Gaが固溶し
ていないZnO相の(002)面のピーク(低角側)の
積分強度との比が0.2以上であるGZO焼結体が開示
されている。そして、このGZO焼結体の製造方法とし
て、ZnO粉末とGa2O3粉末との混合粉末をラバープ
レス法を用いて成形し、その成形体を1400〜155
0℃で焼結する方法が開示されている。
5838号公報に開示されたGZO焼結体をターゲット
として用いて成膜を行うと、異常放電の発生によってプ
ラズマ放電状態が不安定となり安定した成膜が行われな
い。そのため膜特性が悪化するという問題点が生じてい
る。
大画面化に伴って大面積に成膜されることが主流である
ため、大型焼結体に対する要求が非常に強くなってきて
いる。
放電の発生がなく、安定して、特性の優れたGZO膜を
成膜することができるスパッタリングターゲット用GZ
O焼結体、およびこのGZO焼結体を、安い製造コスト
で、かつ大型のものも含めて製造することができる方法
を提供することにある。
意研究した結果、上記特開平6−25838号公報に開
示されたGZO焼結体は、焼結密度が低く、また体積抵
抗率が5×10-2Ω・cm以上の高抵抗であることが分
かった。
解析を行って本発明に到達した。
ターゲット用GZO焼結体は、Gaが固溶したZnO相
が主な構成相である焼結体において、(1)焼結密度が
5.2g/cm3 以上、(2)体積抵抗率が2×10-2
Ω・cm以下、(3)平均結晶粒径が2〜10μm、か
つ(4)最大空孔径が2μm以下であることを特徴とす
る。
用GZO焼結体の製造方法は、酸化亜鉛粉末に酸化ガリ
ウム粉末を添加して混合し、混合粉末を成形し、成形物
を常圧で焼結する方法において、(1)平均粒径が1μ
m以下の該酸化亜鉛粉末と、平均粒径が1μm以下の該
酸化ガリウム粉末とを用い、(2)該成形を冷間で行
い、(3)焼結温度を1300〜1550℃とし、該焼
結温度まで昇温する途中の1000〜1300℃の温度
範囲の昇温速度を1〜10℃/分として該焼結を行うこ
とを特徴とする。
ト用GZO焼結体は、Gaが好ましくは2重量%以上固
溶したZnO相が主な構成相である。その他の構成相
は、Gaが固溶していないZnO相やZnGa2O4相
(スピネル相)で表される中間化合物相である。そし
て、(1)焼結密度が5.2g/cm3 以上、(2)体
積抵抗率が2×10-2Ω・cm以下、(3)平均結晶粒
径が2〜10μm、および(4)最大空孔径が2μm以
下のいずれをも満足する。上記4項目のうちいずれを満
足しなくても異常放電を十分に抑制することができな
い。
大空孔径についてさらに説明する。
めに、成膜時に急激なパワーをかけると、割れが発生し
たり結晶粒の脱落が生じたりする。すると、局所的な異
常放電が多発する。よって、本発明のGZO焼結体で
は、その平均結晶粒径を2〜10μmにする。
が生じる。すると、局所的な異常放電が多発する。よっ
て、本発明のGZO焼結体では、その最大空孔径を2μ
m以下にする。
O焼結体の製造方法は、上記4項目を満足するGZO焼
結体の製造方法であり、この製造方法について次に説明
する。
〜0.6μmの酸化亜鉛粉末、および平均粒径が1μm
以下、好ましくは0.05〜0.3μmの酸化ガリウム
粉末である。平均粒径が1μmを超える酸化亜鉛粉末、
または平均粒径が1μmを超える酸化ガリウム粉末を用
いると、焼結密度が5.2g/cm3 以上、最大空孔径
が2μm以下、および平均結晶粒径が2〜10μmを満
足するGZO焼結体を製造し難い。
にて(87〜97):(3〜13)とすると、製造され
る焼結体のZnO中にGaを2〜8重量%固溶させるこ
とができ、ZnOの酸素欠損が増加して、2×10-2Ω
・cm以下の体積抵抗率がより得易くなる。それととも
に、成膜される膜の耐久性が向上する。Ga固溶量が2
重量%未満で耐久性が不十分な膜は、液晶ディスプレイ
製造時に受ける高温処理によって膜が劣化し易い。固溶
したGa量は、8重量%あれば十分である。
て、湿式でも乾式でも行うことができる。均一微細な結
晶粒や、微細な(従って最大径の小さな)空孔を得る上
で、混合法の中で特に湿式ボールミル混合法が最も好ま
しい。湿式ボールミル混合法における混合時間は、12
〜78時間が好ましい。12時間未満では、均一微細な
結晶粒や微細な空孔が得難く、一方、78時間を超えて
混合しても、より以上の混合効果が得難く、逆に不純物
が混入し易くなる。
合、バインダーも一緒に添加混合する。用いるバインダ
ーとして、例えば、ポリビニルアルコール、酢酸ビニル
を挙げることができる。
レス、冷間静水圧プレスなどの冷間成形機を用いて、1
ton/cm2 以上の圧力を掛けて行う。ホットプレス
などを用いて熱間で成形を行うと、製造コストが掛かる
だけでなく、大型焼結体が製造し難くなる。
ないのは、上記した熱間成形を行わないのと同様の理由
による。
くは1400〜1500℃とし、該焼結温度まで昇温す
る途中の1000〜1300℃の温度範囲の昇温速度を
1〜10℃/分、好ましくは3〜5℃/分として、焼結
を行う。
が5.2g/cm3 以上、および最大空孔径が2μm以
下を満足する焼結体を得難い。一方、1550℃を超え
ると、焼結体の結晶粒成長が著しくなるとともに、空孔
の粗大化、ひいては最大空孔径の増大化を来すので、最
大空孔径が2μm以下、および平均結晶粒径が2〜10
μmを満足する焼結体を得難い。焼結温度を1300〜
1550℃として焼結を行うので、ZnO中にGaを固
溶させZnOの酸素欠損を増加させて、2×10-2Ω・
cm以下の体積抵抗率を得ることもできる。
と、焼結体の結晶粒成長が著しくなるとともに、空孔の
粗大化、ひいては最大空孔径の増大化を来す。一方、1
0℃/分より速いと、焼結炉内温度の均一性が低下し、
焼結体内の膨脹・収縮量にバラツキを生じて、該焼結体
は割れ易い。この昇温速度を1000〜1300℃の温
度範囲で規定するのは、この温度範囲でGZO焼結体の
焼結が最も活発化するからである。
ように、焼結炉内容積0.1m3 当たり2〜20リット
ル/分の割合で酸素を大気雰囲気に導入しながら行うの
が好ましい(以後、焼結における酸素、および後述する
還元における非酸化性ガスの、炉内容積0.1m3 当た
りの導入量を、リットル/分/m3 の単位表記にす
る)。酸素を導入するのは、ZnOの蒸発を抑制し、焼
結体の緻密化を一層促すためである。酸素導入量が2リ
ットル/分/m3 未満では、上記作用が薄れる。一方、
20リットル/分/m3 を超えると、焼結炉内温度の均
一性が乱れ易くなる。
間とするのが好ましい。保持時間が3時間未満では、焼
結密度が5.2g/cm3 以上、および最大空孔径が2
μm以下を満足する焼結体を得難い。一方、15時間を
超えると、焼結体の結晶粒成長が著しくなるとともに、
空孔の粗大化、ひいては最大空孔径の増大化を来す。
計るために、焼結を終わった焼結体に対して還元を行う
ことが好ましい。
炭素、ヘリウムなどの非酸化性ガスを導入しながら常圧
で行う方法や、好ましくは2Pa以下の真空雰囲気中1
000〜1300℃で加熱する方法により行うことがで
きるが、製造コストをより低くできるため、上記常圧で
行う方法が有利である。次に、この常圧で行う方法の一
例について説明する。
ある1100〜1400℃まで1〜10℃/分の降温速
度で降温し(酸素を導入しながら焼結を行い、該焼結を
行った焼結炉で還元を行う場合は、酸素の導入を止めて
降温する)た後、2〜20リットル/分/m3 の割合で
非酸化性ガスを導入しながら、該還元温度を3〜10時
間保持する。
ガスによる上記還元作用が薄れる。一方、1400℃を
超えると、ZnOの蒸発が活発化して組成ずれを来し易
いばかりか、炉材やヒータの寿命を縮めて生産性を悪化
させ易い。降温速度が1℃/分より遅いと、焼結体の結
晶粒成長が著しくなる。一方、10℃/分より速いと、
還元炉内温度の均一性が低下し、焼結体内の膨脹・収縮
量にバラツキを生じて、該焼結体は割れ易い。非酸化性
ガスの導入量が2リットル/分/m3 未満では、上記作
用が薄れる。一方、20リットル/分/m3 超えると、
還元炉内温度の均一性が乱れ易くなる。保持時間が3時
間未満では、体積抵抗率を一層低下させることが難し
い。一方、10時間を超えると、焼結体の結晶粒成長が
著しくなるとともに、空孔の粗大化、ひいては最大空孔
径の増大化を来す。
粉末およびGa2O3粉末を原料粉末とした。ZnO粉末
とGa2O3粉末とを重量比で95:5の割合で樹脂製ポ
ットに入れ、湿式混合した。湿式混合は、湿式ボールミ
ル混合法を用い、ボールは硬質ZrO2 ボールを、バイ
ンダーをポリビニルアルコール(全原料粉末量に対して
1重量%添加)を用い、そして混合時間を18時間とし
た。混合後のスラリーを取り出し、乾燥、造粒した。造
粒した原料粉末を、冷間静水圧プレスで1ton/cm
2 の圧力を掛けて成形して、直径100mm、厚さ8m
mの円盤状成形体を得た。
気雰囲気中、1000℃までを1℃/分、1000〜1
500℃を5℃/分で昇温し、焼結温度である1500
℃を5時間保持することにより行った。以上の方法のう
ち主な条件を表1に示す(後述する実施例2〜12およ
び比較例1〜3も同様)。
結晶粒径、最大空孔径および体積抵抗率を測定した。こ
こで、平均結晶粒径および最大空孔径は、焼結体を深さ
方向に切断し、切断面を鏡面研磨した後、切断面を熱腐
食して結晶粒界を析出させた後、SEM観察を行うこと
により測定した。また、体積抵抗率は、上記鏡面研磨し
た切断面上、肌面から2mmの位置において四探針法を
用いて測定した。
m、厚さ6mmの円盤状に加工してスパッタリングター
ゲットを作製した。その後、このスパッタリングターゲ
ットを用いてDCマグネトロンスパッタリング法によっ
て成膜を行った。この際のスパッタリング条件は、投入
電力を200W、Arガス圧を0.7Paとした。そし
て、成膜開始から1時間経過後の10分間当たりに発生
する異常放電回数を測定した。
例2〜12および比較例1〜3も同様)。
500℃を10℃/分で昇温し、焼結温度である150
0℃を10時間保持した以外は、実施例1と同様に試験
した。
m2 の圧力を掛けた以外は、実施例1と同様に試験し
た。
500℃を0.5℃/分で昇温した以外は、実施例3と
同様に試験した。
10リットル/分/m3 (炉内容積:0.1m3)と
し、1000〜1500℃を3℃/分で昇温した以外
は、実施例1と同様に試験した。
量を、2リットル/分/m3 (実施例5)、および20
リットル/分/m3 (実施例6)とした以外は、実施例
4と同様に試験した。
500℃を0.5℃/分で昇温した以外は、実施例4と
同様に試験した。
ある1500℃から還元温度である1300℃まで10
℃/分で降温した後、10リットル/分/m3 の割合で
Arを導入しながら1300℃を3時間保持することに
より還元を行った(還元炉は、焼結を行った焼結炉)以
外は、実施例3と同様に試験した。
500℃を0.5℃/分で昇温した以外は、実施例7と
同様に試験した。
3 とし、1000〜1500℃を3℃/分で昇温し、
(2)焼結を行った後、酸素導入を止め降温した以外
は、実施例7と同様に試験した。
m3 とし、1000〜1400℃を5℃/分で昇温し、
焼結温度である1400℃を保持し、(2)還元におい
て、1400℃から還元温度である1200℃まで10
℃/分で降温した後、N2 を導入しながら1200℃を
保持した以外は、実施例8と同様に試験した。
m3 とし、1000〜1300℃を3℃/分で昇温し、
焼結温度である1300℃を保持し、(2)還元におい
て、1300℃から還元温度である1100℃まで降温
した後、1100℃を保持することにより行った以外
は、実施例8と同様に試験した。
を10リットル/分/m3 とした以外は、実施例8と同
様に試験した。
を2リットル/分/m3 とした以外は、実施例11と同
様に試験した。
ZO焼結体によれば、異常放電の発生がなく、安定し
て、特性の優れたGZO膜を成膜することができる。
発明のスパッタリングターゲット用GZO焼結体を、安
い製造コストで、かつ大型のものも含めて製造すること
ができる。
Claims (11)
- 【請求項1】 Gaが固溶したZnO相が主な構成相で
ある焼結体において、(1)焼結密度が5.2g/cm
3 以上、(2)体積抵抗率が2×10-2Ω・cm以下、
(3)平均結晶粒径が2〜10μm、かつ(4)最大空
孔径が2μm以下であることを特徴とするスパッタリン
グターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体。 - 【請求項2】 Gaが固溶したZnO相のGa固溶量
が、2重量%以上である請求項1に記載のスパッタリン
グターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体。 - 【請求項3】 酸化亜鉛粉末に酸化ガリウム粉末を添加
して混合し、混合粉末を成形し、成形物を常圧で焼結す
る方法において、(1)平均粒径が1μm以下の該酸化
亜鉛粉末と、平均粒径が1μm以下の該酸化ガリウム粉
末とを用い、(2)該成形を冷間で行い、(3)焼結温
度を1300〜1550℃とし、該焼結温度まで昇温す
る途中の1000〜1300℃の温度範囲の昇温速度を
1〜10℃/分として該焼結を行うことを特徴とするス
パッタリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体の
製造方法。 - 【請求項4】 酸化亜鉛粉末と酸化ガリウム粉末との混
合比率は、重量にて(87〜97):(3〜13)であ
る請求項3に記載のスパッタリングターゲット用ZnO
−Ga2O3系焼結体の製造方法。 - 【請求項5】 混合は、バインダーを用い、混合時間を
12〜78時間とする湿式ボールミル混合法により行う
請求項3に記載のスパッタリングターゲット用ZnO−
Ga2O3系焼結体の製造方法。 - 【請求項6】 焼結は、焼結炉内容積0.1m3 当たり
2〜20リットル/分の割合で酸素を導入しながら行う
請求項3に記載のスパッタリングターゲット用ZnO−
Ga2O3系焼結体の製造方法。 - 【請求項7】 焼結温度における保持時間は、3〜15
時間である請求項3に記載のスパッタリングターゲット
用ZnO−Ga2O3系焼結体の製造方法。 - 【請求項8】 焼結を行った後、還元を行う請求項3に
記載のスパッタリングターゲット用ZnO−Ga2O3系
焼結体の製造方法。 - 【請求項9】 還元は、焼結温度から還元温度である1
100〜1400℃まで1〜10℃/分の降温速度で降
温した後、還元炉内容積0.1m3 当たり2〜20リッ
トル/分の割合で非酸化性ガスを導入しながら該還元温
度を3〜10時間保持することにより行う請求項8に記
載のスパッタリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼
結体の製造方法。 - 【請求項10】 非酸化性ガスは、窒素、アルゴン、二
酸化炭素またはヘリウムである請求項9に記載のスパッ
タリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体の製造
方法。 - 【請求項11】 還元は、2Pa以下の真空雰囲気中1
000〜1300℃で行う請求項8に記載のスパッタリ
ングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11108997A JP4026194B2 (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | スパッタリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11108997A JP4026194B2 (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | スパッタリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10297963A true JPH10297963A (ja) | 1998-11-10 |
JP4026194B2 JP4026194B2 (ja) | 2007-12-26 |
Family
ID=14552111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11108997A Expired - Lifetime JP4026194B2 (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | スパッタリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4026194B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007223849A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 酸化ガリウム系焼結体およびその製造方法 |
JP2007302508A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 酸化物焼結体、ターゲット、およびそれを用いて得られる透明導電膜 |
JP2010285321A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | スパッタリングターゲット用酸化亜鉛系焼結体の製造方法 |
JP2011021272A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-02-03 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 酸化亜鉛系焼結体タブレットおよびその製造方法 |
JP2013224259A (ja) * | 2006-08-11 | 2013-10-31 | Hitachi Metals Ltd | 酸化亜鉛焼結体およびその製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009120024A2 (ko) * | 2008-03-27 | 2009-10-01 | 부산대학교 산학협력단 | p형 산화아연화합물 반도체 재료용 소결체 및 이를 이용한 박막 및 후막의 제조방법 |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP11108997A patent/JP4026194B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007223849A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 酸化ガリウム系焼結体およびその製造方法 |
JP2007302508A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 酸化物焼結体、ターゲット、およびそれを用いて得られる透明導電膜 |
JP2013224259A (ja) * | 2006-08-11 | 2013-10-31 | Hitachi Metals Ltd | 酸化亜鉛焼結体およびその製造方法 |
JP2010285321A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | スパッタリングターゲット用酸化亜鉛系焼結体の製造方法 |
JP2011021272A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-02-03 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 酸化亜鉛系焼結体タブレットおよびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4026194B2 (ja) | 2007-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10306367A (ja) | スパッタリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体およびその製造方法 | |
JP5205696B2 (ja) | 酸化ガリウム系焼結体およびその製造方法 | |
JP4885274B2 (ja) | アモルファス複合酸化膜、結晶質複合酸化膜、アモルファス複合酸化膜の製造方法および結晶質複合酸化膜の製造方法 | |
JPH11236219A (ja) | ZnO系焼結体およびその製法 | |
JP5686067B2 (ja) | Zn−Sn−O系酸化物焼結体とその製造方法 | |
JPH11322332A (ja) | ZnO系焼結体およびその製造方法 | |
JPH11302835A (ja) | ZnO系焼結体の製造方法 | |
EP2650271A1 (en) | Zinc oxide sintered compact, sputtering target, and zinc oxide thin film | |
EP2829636A1 (en) | Oxide sintered body and sputtering target, and method for manufacturing same | |
JPH11256320A (ja) | ZnO系焼結体 | |
JP5285149B2 (ja) | ZnO−Ga2O3系スパッタリングターゲット用焼結体及びその製造方法 | |
JP4092764B2 (ja) | ZnO系焼結体 | |
JPH11171539A (ja) | ZnO系焼結体およびその製法 | |
JPH11323533A (ja) | MgOを主成分とする蒸着材及びその製造方法 | |
JPH10297962A (ja) | スパッタリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体およびその製造方法 | |
JP2007246318A (ja) | 酸化物焼結体、その製造方法、酸化物透明導電膜の製造方法、および酸化物透明導電膜 | |
JPH10297963A (ja) | スパッタリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体およびその製造方法 | |
JP5369444B2 (ja) | Gzo焼結体の製造方法 | |
JPH10297964A (ja) | スパッタリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体の製造方法 | |
JPH10297966A (ja) | スパッタリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体の製造方法 | |
JP6414527B2 (ja) | Sn−Zn−O系酸化物焼結体とその製造方法 | |
JPH11158607A (ja) | ZnO系焼結体およびその製法 | |
JP2004175616A (ja) | ZnO系焼結体およびその製造方法 | |
JPH10297965A (ja) | スパッタリングターゲット用ZnO−Ga2O3系焼結体の製造方法 | |
JPH11302836A (ja) | ZnO系焼結体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20030708 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040709 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060718 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070313 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070402 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070918 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071001 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131019 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |