JPH10296762A - スラッシュ表皮およびその成形方法、ならびに、スラッシュ表皮一体射出成形品 - Google Patents

スラッシュ表皮およびその成形方法、ならびに、スラッシュ表皮一体射出成形品

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JPH10296762A
JPH10296762A JP10846197A JP10846197A JPH10296762A JP H10296762 A JPH10296762 A JP H10296762A JP 10846197 A JP10846197 A JP 10846197A JP 10846197 A JP10846197 A JP 10846197A JP H10296762 A JPH10296762 A JP H10296762A
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JP10846197A
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Koji Hayashi
公二 林
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部分的に質感および色の異なる表皮を合理的
に製造でき低コストにしうるスラッシュ表皮の成形方法
を提供する。 【解決手段】 部分的にソフト感を有するスラッシュ表
皮1を成形する方法であって、スラッシュ用成形金型1
0の温度を適温まで上げる予熱工程、予熱された金型1
0の一部分に部分表面層aの材料を付着される工程(♯
1成形工程)、前記部分表面層aの裏側に発泡層bの材
料を付着させる工程(♯2成形工程)、前記部分表面層
aおよび前記発泡層bの形成部分の裏側を含む前記金型
10の全面に全体表面層cの材料を付着する工程(♯3
成形工程)、前記金型10に付着した各層a、b、cを
最適加架の状態にする最終加熱工程、各層a、b、cを
金型10ごと冷却する冷却工程、および、金型10から
外す脱型工程を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スラッシュ表皮お
よびその成形方法、ならびに、スラッシュ表皮一体射出
成形品に関し、主に、インストルメントパネル、コンソ
ールボックス、ドアトリムなどの自動車内装品に利用さ
れるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、部分的にソフト感を有する樹脂成
形体の製法としては、特開平8─258224号公報
に記載のもののように、パウダースラッシュ成形により
形成された表面層81、発泡層82、裏面層83からな
るシート状のソフト表皮材84に、芯体85を加圧して
賦形することで貼り合わせる方法(図8参照)、および
別々に形成された芯材と表皮を発泡型にセットし、芯
材と表皮の間にウレタンを注入して発泡させる方法など
がある。なお、図8において、裏面層83は、発泡層8
2の保護と芯材85の接着と2つの役割を有している。
【0003】また、2色以上の色を有する多色表皮を形
成する方法としては、全体表皮の表面に色の異なる部
分表皮を部分的に2重成形する方法、異なる色の2つ
の表皮を粉体塗装にて接合する方法、後塗装する方法
などがある。
【0004】さらに、部分的にソフト感を有していたり
色が異なっていたりと、部分的に色および質感の異なる
表皮などは、図9に示されるように、別体品(ソフト
部91、第1色部92、第2色部93)を組付ける(ビ
ス94止めも可)方法などによって形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、部分的にソ
フト感を有するとともにソフト部の色が他の部分と異な
っているスラッシュ表皮を製造しようとすると、これま
で、合理的に製造する方法が見い出せていなかった。
【0006】つまり、図8に示される方法では、ソフ
ト表皮材84の色と、芯体85の色が異なる2色品を形
成することはできるが、芯体85がスラッシュ成形品で
はないため、ソリッド表皮となる芯体85に高品質のし
ぼなどの装飾を持たせることができないという問題があ
る。別々に形成された芯材と表皮を発泡型にセット
し、芯材と表皮の間にウレタンを注入して発泡させる方
法では、成形工程が多く高コストになるという問題があ
る。また、全体表皮の表面に色の異なる部分表皮を部
分的に2重成形する方法では、部分表皮と重なっている
部分の全体表皮に材料ロスが有り、かつ乃至の多色
方法では、部分ソフト部の形成に関与せず、図9に示
される方法では、各部品を作る工程のほかに組付ける工
程を要し、高コストになるという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、部分的にソフト感を有
するスラッシュ表皮およびその成形方法ならびにスラッ
シュ表皮一体射出成形品であって、部分的に質感および
色の異なる表皮を合理的に製造でき低コストにしうるも
のを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明
は、全体表面層と、該全体表面層の表面側の一部分に形
成される発泡層と、該発泡層を前記全体表面層とで内包
するように周縁が前記全体表面層に接合された部分表面
層からなる部分的にソフト部を有する表皮であって、各
層がそれぞれスラッシュ成形によって形成されたもので
あることを特徴とする。発泡層を有するソフト部は、部
分表面層と発泡層と全体表面層の3層からなり、ソフト
感を持つ。他の部分は全体表面層のみの一般部となり、
ソリッド感を持つ。ソフト部では、部分表面層が表面と
なり、全体表面層は、裏面となる。このとき、全体表面
層は、従来の3層品における裏面層としての役割(射出
成形時の発泡層の保護と芯体の接着)も有する。全体表
面層に従来の裏面層の役割を兼ねさせて3層のソフト部
を構成しているため、材料のロスがなく、成形工程の短
縮も図れる。また、全体表面層のみの部分はソリッド部
となり、射出成形により一体化される芯体とは異なる質
感(しぼなど)を持たせて、多様性のある外観を実現で
きる。
【0009】請求項2の発明では、請求項1に記載の発
明に加えて、前記全体表面層と部分表面層の色を異なら
せるものであり、スラッシュ成形において、同一材料異
着色材を用いることによって、ソフト部と一般部の色の
異なる2色品をも容易に成することができる。
【0010】請求項3の発明では、請求項1または2に
記載のスラッシュ表皮の裏面側を含んで表面側に露出す
る芯体を射出成形により前記スラッシュ表皮と一体的に
形成してなることを特徴とする。また、請求項4の発明
では、前記芯体の色が、前記全体表面層の色または部分
表面層の色と異なるものである。このスラッシュ表皮一
体射出成形品は、部分的に質感および色が異ならせたも
のである。
【0011】請求項5の発明では、請求項1または2に
記載のスラッシュ表皮を成形する方法であって、スラッ
シュ用成形金型の温度を適温まで上げる予熱工程、予熱
された金型の一部分に部分表面層の材料を付着される工
程、前記部分表面層の裏側に発泡層の材料を付着させる
工程、前記部分表面層および前記発泡層の形成部分の裏
側を含む前記金型の全面に全体表面層の材料を付着する
工程、前記金型に付着した各層を最適なシートおよび均
一発泡状態にする最終加熱工程、各層を金型ごと冷却す
る冷却工程、および各層を金型から外す脱型工程を含ん
でなることを特徴とする。全体表面層だけからなるソリ
ッド部と、3層からなるソフト部を、同一工程で成形で
きるので、成形工程の迅速化、簡略化、合理化が可能
で、コストの低減を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図示例とと
もに説明する。図1は本発明のスラッシュ表皮の断面説
明図、図2は本発明のスラッシュ表皮一体射出成形品の
断面説明図、図3は本発明のスラッシュ表皮の成形方法
の一実施例の説明図、図4乃至図7は、本発明のスラッ
シュ表皮一体射出成形品の適用例を示す図である。
【0013】図1において、本発明のスラッシュ表皮1
は、部分表面層2、発泡層3、全体表面層4からなり、
各層はそれぞれスラッシュ成形により形成される。部分
表面層2の周縁2aは、全体表面層4の表面側に接合さ
れており部分表面層2と全体表面層4とで閉空間を形成
している。この閉空間に発泡層3が密に充填されてお
り、ソフト感を有するソフト部6が形成されている。部
分表面層2および発泡層3の無い部分は、全体表面層4
のみの一層で、ソリッド感を有するソリッド部7を形成
する。このスラッシュ表皮1は、部分表面層2と全体表
面層4の2つの表面層が表面に露出しており、これらを
同一材料異着色材とすることによって、ソフト部6とソ
リッド部7の色が異なる2色品を形成することができ
る。しかしながら、本発明ではこれに限定されず、同一
色としてもよい。
【0014】図2は、本発明のスラッシュ表皮一体射出
成形品の断面図である。図2において、本発明のスラッ
シュ表皮一体射出成形品は、図1に示されるスラッシュ
表皮1の裏面側に芯体5を射出成形により一体的に形成
したものである。この芯体5は、スラッシュ表皮1の裏
面側を含んで表面側に露出しており、スラッシュ表皮1
の部分表皮層2と、全体表皮層4と、芯体5の色を異な
るものにしたばあい、3色品を得ることができる。しか
しながら本発明でこれに限定されず、いずれか2つの表
面部分を同色にした2色品のほか、同一色としてもよ
い。また、本発明のスラッシュ表皮一体射出成形品は、
同じソリッド感を有する部分7、8でも、スラッシュ成
形で形成された全体表皮層4の部分7と、芯体5のみの
部分8とでは、質感が異なり、多様な外観を持つ製品と
なる。なお、ソフト部6の裏面層となる全体表皮層4a
は、射出成形時に発泡層3を圧縮損傷から守る役目も果
たすので適度な強度を有するものとすることが好まし
い。このように、本発明では、裏面層を全体表面層が兼
ねており、材料のロスを防ぐことができる。
【0015】次に、図3に基づいて、本発明のスラッシ
ュ表皮成形方法を説明する。本発明のスラッシュ表皮成
形方法は、成形金型10の温度を上げる予熱工程、金型
10の一部分に部分表面層aを形成する工程(♯1成形
工程)、その上に発泡層bを形成する工程(♯2成形工
程)、さらに全面に全体表面層cを形成する工程(♯3
成形工程)、キュアのための最終加熱工程、冷却工程、
脱型工程の7工程を有し(必要に応じて、各層の形成工
程の後毎に中間加熱工程を挿入し、各層毎で適度な溶融
と固化を図るか、または金型の温度を上げるかしてか
ら、次の層の形成工程に移行するようにしてもよい)、
脱型後の成形金型11は、再び予熱工程に回され、次の
成形に使用される。
【0016】前述の成形方法に用いられる装置は、金型
10の一部分に粉末材料AまたはBを分配しうるパウダ
ーボックス11および12と、金型10の全面に粉末材
料Cを分配しうるパウダーボックス13を備えたもので
ある。パウダーボックス11および12は同形同大か、
または、パウダーボックス12の方が僅かにパウダーボ
ックス11の内側に位置するように形成されたものであ
り、開放端11aおよび12aが、金型10の一部分の
外周を隙間無く囲めるように、開放端11aおよび12
aにシール材を設けたものである。
【0017】予熱工程は、成形金型10を加熱炉14に
入れて行い、成形金型10を適当な温度に上昇させるも
のである。♯1成形工程は部分表面層aを形成する工程
であり、部分表面層aの粉末材料Aの入ったパウダーボ
ックス11を成形金型10に取り付けて反転させる。適
量の粉末が金型10に付着したとこらでさらに反転して
元に戻し、余分な粉末をパウダーボックス11に回収す
る。その後、金型10の保温状態と部分表面層aのキュ
ア状態によっては、中間加熱工程を挿入してもよいが、
部分表面層aは、最終加熱工程で最適なシート状態とな
るように、ここではオーバーキュアにならないようにす
る。♯2成形工程は、発泡層bを形成する工程であり、
パウダーボックス11を、発泡層bの粉末材料Bの入っ
たパウダーボックス12と付け替えて、♯1成形工程と
同様にする。その後も場合によっては中間加熱工程を挿
入してもよいが、発泡層bが完全に発泡してしまわない
ようにする。ここで、発泡層bが完全に発泡してしまう
と、次の♯3成形工程後の最終加熱工程において、過加
熱が生じ、発泡層b中の気泡同士が連結し、大きくなり
「フクレ」の不具合が発生する。したがって、♯2成形
工程後の発泡状態は、中程度とする。♯3成形工程は、
全体表面層cを形成する工程であり、全体表面層cの粉
末材料Cの入ったパウダーボックス13に付け替え、同
様に回転させて全体表面層cを形成する。その後の最終
加熱工程では、各層の完全なキュアが行われ、最適なシ
ートおよび均一発泡状態としてから冷却工程で全体を冷
却し、脱型工程で、金型10からスラッシュ表皮1を取
り外す。なお、中間加熱工程で、金型10の温度を調整
するかわりに、粉末材料A、B、Cの溶融重合性(融
点)を変えて、金型10および各層の裏面に付着する粉
末材料A、B、Cの量を調整するようにしてもよい。
【0018】つぎに、図4乃至図7に基づいて、本発明
のスラッシュ表皮一体射出成形品の実施態様例として、
自動車の内装品であるインストルメントパネルを例に挙
げる。
【0019】図4および図5において、このインストル
メントパネル20は、ソフト部21、22、加飾ソリッ
ド部23、ソリッド部24を有している。ソフト部2
1、22と加飾ソリッド部23はスラッシュ成形により
成形されており、表面に、革しぼ、布目調しぼ、ステッ
チ、艶消しなどの細かい加工が施されている。ソリッド
部24は射出成形により形成されている。ソフト部2
1、22を形成する部分表面層aには、熱可塑性エラス
トマー、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン
系熱可塑性エラストマー(TPO)、ウレタン系熱可塑
性エラストマー(TPU)、ポリエステル系熱可塑性エ
ラストマーなどが用いられる。加飾ソリッド部23を形
成する全体表面層cには、部分表面層aと同じ材料が用
いられるが、異なる着色材を用いることによって多色品
とすることができる。発泡層bは、クッション性を付与
するためのものであり、接着性のよさから部分表面層a
または全体表面層cと同系統の発泡性を有する樹脂が用
いられる。外縁13は、射出成形により形成される。ソ
リッド部24を形成する芯材dには、強度を有するとい
う観点から、PP(ポロプロピレン)、PS(ポリスチ
レン)、ABS樹脂、変性ポリフェニリレンオキサイ
ド、およびそれらとタルク、ガラス繊維などの補強用充
填材を含んだ材料などが好適に利用される。芯材dに
は、部分表面層aおよび全体表面層cと異なる着色材を
用いることにより、多色品を形成することができる。各
層の厚さは、例えば、インストルメントパネルのばあ
い、材料の種類、ソフト感の設定により構成が種々ある
が、およそ、部分表面層aが、0.2〜1.0mm、発
泡層bが、1.5〜5.0mm、全体表面層cが、0.
4〜1.2mmである。また、芯体dの厚さは、2.0
〜4.0mm程度である。
【0020】また、図6および図7に示されるインスト
ルメントパネル30は、ソフト部31と加飾ソリッド部
32を有している。ソフト部31と加飾ソリッド部32
の表面にはスラッシュ成形により、ステッチ、艶消しな
どの細かい加工が施されている。また、これらを異着色
材で形成することにより2色品とすることができる。芯
体33はソフト部31と加飾ソリッド部32に裏打ちさ
れ補強の役目をする。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1乃至5にかかる発
明は、部分的にソフト部を有するスラッシュ表皮の、各
層を全てスラッシュ成形で形成したものであり、ソフト
部およびソリッド部がともに表面加飾され、かつ異色に
されたスラッシュ表皮が、表皮の材料ロスが少なく、少
ない工程で合理的に形成できるようにしたものである。
加えて、スラッシュ表皮の裏面側に設けられる芯体と合
わせて3色品を容易に形成することができる。
【0022】請求項5にかかるにかかる発明は、部分的
にソフト部を有するスラッシュ表皮が同一スラッシュ成
形工程で形成できるものであり、成形工程の迅速化、簡
略化、合理化が図れ、低コスト化を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスラッシュ表皮の断面図である。
【図2】本発明のスラッシュ表皮一体射出成形品の断面
図である。
【図3】本発明のスラッシュ表皮の成形方法の説明図で
ある。
【図4】本発明によるインストルメントパネルの説明図
である。
【図5】図4の断面図である。
【図6】本発明によるインストルメントパネルの説明図
である。
【図7】図5の断面図である。
【図8】従来のスラッシュ表皮と芯体の断面図である。
【図9】従来のソフト部付き多色品の説明図である。
【符号の説明】
1 スラッシュ表皮 2 部分表面層 3 発泡層 4 全体表面層 5 芯体 6 ソフト部 10 成形金型 20、30 インストルメントパネル(スラッシュ表皮
一体射出成形品) 21、22、31 ソフト部 a 部分表皮層 b 発泡層 c 全体表面層 d 芯体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体表面層と、該全体表面層の表面側の
    一部分に形成される発泡層と、該発泡層を前記全体表面
    層とで内包するように周縁が前記全体表面層に接合され
    た部分表面層からなる部分的にソフト部を有する表皮で
    あって、各層がそれぞれスラッシュ成形によって形成さ
    れたものであることを特徴とするスラッシュ表皮。
  2. 【請求項2】 前記全体表面層と部分表面層の色が異な
    るものである請求項2記載のスラッシュ表皮。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のスラッシュ表
    皮の裏面側を含んで表面側に露出する芯体を射出成形に
    より前記スラッシュ表皮と一体的に形成してなることを
    特徴とするスラッシュ表皮一体射出成形品。
  4. 【請求項4】 前記芯体の色が、前記全体表面層の色ま
    たは部分表面層の色と異なるものである請求項3記載の
    スラッシュ表皮一体射出成形品。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載のスラッシュ表
    皮を成形する方法であって、スラッシュ用成形金型の温
    度を適温まで上げる予熱工程、予熱された金型の一部分
    に部分表面層の材料を付着される工程、前記部分表面層
    の裏側に発泡層の材料を付着させる工程、前記部分表面
    層および前記発泡層の形成部分の裏側を含む前記金型の
    全面に全体表面層の材料を付着する工程、前記金型に付
    着した各層を最適なシートおよび均一発泡状態にする最
    終加熱工程、各層を金型ごと冷却する冷却工程、および
    各層を金型から外す脱型工程を含んでなることを特徴と
    するスラッシュ表皮の成形方法。
JP10846197A 1997-04-25 1997-04-25 スラッシュ表皮およびその成形方法、ならびに、スラッシュ表皮一体射出成形品 Pending JPH10296762A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023200005A1 (ja) * 2022-04-15 2023-10-19 テイ・エス テック株式会社 車両用内装材

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WO2023200005A1 (ja) * 2022-04-15 2023-10-19 テイ・エス テック株式会社 車両用内装材

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