JPH10296374A - 転造盤のセンタ台装置 - Google Patents

転造盤のセンタ台装置

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JPH10296374A
JPH10296374A JP12477497A JP12477497A JPH10296374A JP H10296374 A JPH10296374 A JP H10296374A JP 12477497 A JP12477497 A JP 12477497A JP 12477497 A JP12477497 A JP 12477497A JP H10296374 A JPH10296374 A JP H10296374A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワーク長の変更に対応してワークのクランプ
を自動的に確認できかつワークを自動的に転造位置まで
移動する転造盤のセンタ台装置を提供する。 【解決手段】 前後方向位置調整可能の押し込みシリン
ダ台12並びに前後方向移動可能で間にワークWをクラ
ンプできる操作センタ台5及び後部センタ台7を転造盤
のロールダイス4に向けて順次にベース1に配設し、一
端を後部センタ台に固定した連結軸24の他端にスト
ッパ部材22を結合し、押し込みシリンダ台12に設け
たクランプ用エアシリンダ20で常時ストッパ部材22
を引き、更に押し込みシリンダ台12に設けた押し込み
シリンダ10を押し出した時にこれに固定された操作セ
ンタ台5を転造盤の方へ移動させ、これと共にストッパ
部材22が移動した時にその移動を検知する検知要素3
6を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークを転造盤
に押し込みながらこのワークにらセレーション、スプラ
イン等を転造するための転造盤のセンタ台装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、押し込み転造は、図8に示すよ
うに、回転している一対のロールダイス101,102
の間にワークWを矢印aのごとく軸方向に押し込んで移
動させながら転造するもので、ワークWの移動は、この
ワークWを両センタ103,104で支持し、この両セ
ンタ103,104を移動させることで行っている。
【0003】図9及び図10を参照して、従来のセンタ
台装置を以下簡単に説明する。センタ台装置100は、
転造盤本体120の前面に固定されたベース110の上
に載せられている。センタ台装置100は、センタ10
3を有する操作センタ台105、センタ104を有する
後部センタ台106及びこれら操作センタ台105と後
部センタ台106を連結する連結軸107等から成って
いる。後部センタ台106はロールダイス101,10
2に近い側に配置され、後部センタ台106とセンタ1
04の間には押しバネ108が介在され、押しバネ10
8の弾力でセンタ104が後部センタ台106から操作
センタ台105の方へ突き出るようになっている。押し
込みシリンダ111はベース110に取り付けられ、こ
のロッド112が操作センタ台105に結合している。
【0004】また、操作センタ台105にクランプシリ
ンダ114が内蔵され、このロッド115がセンタ10
3に結合している。クランプシリンダ114の作動力は
押し込みシリンダ111の作動力より大きく設定し、ワ
ークWが転造される際の抵抗力によってワークWが落下
する等の事故が生じないようにしている。連結軸107
は後部センタ台106には一体的に結合しているが、操
作センタ台105にはボルト116によって解除可能に
結合している。117,118はガイド装置である。
【0005】今、ワークWにセレーション、スプライン
等を転造する場合、ワークWを両センタ103,104
の間にセットしてクランプシリンダ114を作動してワ
ークWを両センタ103,104でクランプする。次い
で押し込みシリンダ111を作動してそのロッド112
によって操作センタ台105をロールダイス101,1
02に向けて移動する。操作センタ台105と後部セン
タ台106とは連結軸107によって連結されているの
で、ワークWは操作センタ台105と後部センタ台10
6と共にガイド装置117,118によってロールダイ
ス101,102に向けて移動し、転造が開始される。
【0006】このように構成された従来のセンタ台装置
100では、以下のような欠点がある。 1.転造するワークWの長さが変更された場合、両セン
タ103,104の間隔をワークWの長さに対応するよ
うに変える必要があるが、これを手動で行わなければな
らない。即ち、ボルト116をゆるめて連結軸107と
操作センタ台105との結合を解除し、後部センタ台1
06をワークWの長さに合わせて移動させてセンタ10
3,104の間隔を変える(図9の実線の位置)。その
後ボルト116を締めて操作センタ台105と連結軸1
07を結合する。この操作は手間がかかる上に自動化が
できない。 2.ワークWは後部センタ台106側から転造されるた
め、上記1の工程で移動させた後部センタ台106を元
の位置に戻すように、センタ台装置100を設定し直す
必要がある。即ち、押し込みシリンダ111、操作セン
タ台105、後部センタ台106を連結してから、全体
を移動させて後部センタ台106を元の位置に移動させ
る(図9の2点鎖線の位置)。従って、上記1の工程と
合わせて2工程の段取りが必要となる問題がある。 3.操作センタ台105にクランプシリンダ114が設
けられているため、操作センタ台105の構造が複雑と
なる。 4.ワークWがクランプされたかどうかを確認するため
に、クランプシリンダ114のストロークエンドをリミ
ットスイッチ等で検出しているが、ワークWが無い場合
でもクランプ確認の信号を出てしまうので、事故の原因
となることがある。 5.ワークWの長さのバラツキを押しバネ108で吸収
しているため、センタ104を後部センタ台106に対
しても移動させる構造とする必要があり、機構が複雑に
なると共にこの移動による摩耗が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、以
上の点に鑑み、ワークの長さが変更されても、自動的に
センタ間距離がワークの長さに対応するように移動して
ワークを自動的にクランプし、かつワークを転造位置ま
で移動するようにした転造盤のセンタ台装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を達成するため
に、本発明にかかる転造盤のセンタ台装置は、 A.転造盤の前面に取り付けられたベース、 B.共に該ベース上に転造盤に対して前進後退可能に設
けられた操作センタ台及び後部センタ台、 C.調整手段により該転造盤に対して前後方向に設定位
置が調整可能に前記ベース上に設けられた押し込みシリ
ンダ台、 D.該押し込みシリンダ台に取り付けられたシリンダ本
体と前記操作センタ台に結合されるロッドとを有し、前
記操作センタ台と前記後部センタ台によりクランプされ
たワークを前記転造盤に向けて押し込み移動させるため
の押し込みシリンダ、 E.一端が後部センタ台に結合された連結軸、 F.前記連結軸の他端に結合されたストッパ部材、 G.前記押し込みシリンダ台に取り付けられたシリンダ
本体と前記ストッパ部材に結合されたロッドとを有し、
作動時は前記ストッパ部材が前記押し込みシリンダ台端
面に当接するように働くクランプ用エアシリンダ、 H.前記操作センタ台の操作センタと前記後部センタ台
の後部センタによりワークがクランプされたことを確認
するクランプ確認手段から構成される。
【0009】また、前記クランプ確認手段は、前記押し
込みシリンダの作動によりワークを介して前記ストッパ
部材が前記押し込みシリンダ台端面から離れた時に離れ
た前記ストッパ部材を検出して前記ワークのクランプを
確認する検出要素で構成している。即ち、前記押し込み
シリンダの作動によりワークを介して前記ストッパ部材
が前記押し込みシリンダ台端面から離れることによっ
て、ワークのクランプを確認するようにしている。
【0010】更に、前記調整手段は、前記ベースの一端
に回転自在ではあるが軸方向移動不可能に軸支された調
整ネジ棒と、該調整ネジ棒に螺合し、前記押し込みシリ
ンダ台に取り付けられたナットから成るようにした。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明によれば、押し込みシリ
ンダのロッドを操作センタ台に結合しており、後部セン
タ台はクランプ用エアシリンダによって操作センタ台の
方に引っ張られている。そのため、押し込みシリンダが
作動すると、そのロッドにより操作センタ台が移動し、
両センタの間でワークをクランプする。即ち、押し込み
シリンダと直結した動作でワークをクランプすることに
なる。後部センタ台は、連結軸を介してストッパ部材に
結合し、該ストッパ部材がクランプ用エアシリンダに結
合しているので、クランプ用エアシリンダが作動するこ
とによってストッパ部材が押し込みシリンダ台端面に当
接する。そして、該押し込みシリンダ台は調整手段によ
り固定されているため、押し込みシリンダが非作動のと
きは、後部センタ台は所定の位置(原位置)にある。従
って、常に後部センタ台基準で転造位置の位置制御が行
えるようになっている。
【0012】ワークの長さが変更されても、押し込みシ
リンダの作動によりワークの長さに応じて操作センタ台
が移動して後部センタ台との間でワークのクランプを行
う。また、操作センタ台によって押されたワークが後部
センタ台を押し、これによって連結軸を介してストッパ
部材が押し込みシリンダ台端面から外れ、したがって後
部センタ台が原位置から外れる。従って、ワークが上記
のようにクランプされていることは、後部センタ台がこ
のように原位置から外れたことを検出することによって
確認出来る。他方、両センタ台間にワークが設置されて
いない場合は、押し込みシリンダのロッドが前進しても
後部センタ台が原位置を外れない。従って、この原位置
の外れが検出されない場合は、ワーク無しとして確認出
来る。ワークを両センタでクランプしたことが確認され
たら、押し込みシリンダが更に作動して操作センタ台、
ワーク、後部センタ台が一体になってロールダイスの方
へ移動され、ワークに転造が行われる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1乃至図
6に基づいて説明する。図1は、この発明のセンタ台装
置と転造盤を示す一部を断面にした概要図で、図2はセ
ンタ台装置とロールダイスの関係を示す平面図である。
【0014】1はセンタ台装置のベースで、後方は支柱
3で支持され、前方は転造盤2のベッド2aに固定され
ている。4,4はワークWにセレーション、スプライン
等を転造するロールダイスで、図示していないが転造盤
2に回転自在に設けられている。5は操作センタ台で、
下方にリニアガイド31が設けられ、ベース1のガイド
30に沿って矢印Z方向に移動することができる。操作
センタ台5にはセンタ6が取り付けられている。7は後
部センタ台で、下方にリニアガイド32が設けられ、操
作センタ台5と同様にベース1のガイド30に沿って矢
印Z方向に移動することができる。後部センタ台7にも
センタ8が取り付けられている。
【0015】10は押し込みシリンダで、押し込みシリ
ンダ台12に取り付けられ、そのロッド11は操作セン
タ台5に結合している。押し込みシリンダ台12にはナ
ット13が固定的に取り付けられ、このナット13に調
整ネジ棒14が螺合している。調整ネジ棒14はベース
1の垂直受け部16に回転自在かつ軸方向移動不可能に
軸支され、その先端にハンドル15が取り付けられてい
る。押し込みシリンダ台12の下方にもリニアガイド2
7,28が設けられ、ベース1のガイド30に沿ってZ
方向に移動できるようになっているが、前記したように
調整ネジ棒14がナット13に螺合していることで、ハ
ンドル15によって調整ネジ棒14を回転しない限り移
動することはない。かくして押し込みシリンダ10は押
し込みシリンダ台12と共にベース1に固定されること
になる。そして、押し込みシリンダ10が作動すること
によって、そのロッド11を介して操作センタ台5がZ
方向に移動することができる。なお、押し込みシリンダ
10の作動力(押し込み力)は後に述べるクランプ用エ
アシリンダの作動力(牽引力)よりも遥かに大きく設定
されている。
【0016】後部センタ台7には図2に示すように一対
の連結軸24,24が取り付けられ、これら連結軸2
4,24は押し込みシリンダ10に向かって延長し、そ
の先端がストッパ部材22に取り付けられている。スト
ッパ部材22はブロック状に構成され、押し込みシリン
ダ台12の端面12aに当接するようになっている。2
0,20はクランプ用エアシリンダで、押し込みシリン
ダ台12に取り付けられ、そのロッド21,21は前記
ストッパ部材22に取り付けられている(図2参照)。
クランプ用エアシリンダ20,20は、本発明のセンタ
台装置が作動している間は常に連結軸24,24を牽引
している。そして、押し込みシリンダ10が操作してい
ないときは、ストッパ部材22を押し込みシリンダ台1
2の端面12aに当接させている。従って、この場合、
連結軸24,24を介して後部センタ台7は所定の位置
(原位置)に置かれている。
【0017】ハンドル15を回すことによって調整ネジ
棒14に螺合するナット13と共に押し込みシリンダ台
12がZ方向に移動する。例えばハンドル15を時計方
向に回すことによって押し込みシリンダ台12、押し込
みシリンダ10、ロッド11と共に操作センタ台5が前
進する(図1の右側へ移動する)と同時に、押し込みシ
リンダ台12の前進に伴ってストッパ部材22、連結軸
24,24と共に後部センタ台7が前進する。また、ハ
ンドル15を反時計方向に回すと、押し込みシリンダ台
12、押し込みシリンダ10、ロッド11と共に操作セ
ンタ台5が後退する(図1の左側へ移動する)と同時
に、押し込みシリンダ台12の後退にともなってストッ
パ部材22がクランプ用エアシリンダ20,20の作動
力(牽引力)によって後退し、したがって連結軸24,
24と共に後部センタ台7が操作センタ台5と同距離だ
け後退する。即ち、ハンドル15を回すことによって、
本発明のセンタ台装置全体がベース1のガイド30に沿
ってZ方向に移動して位置の調整を行うことができる。
ナット13、調整ネジ棒14、ハンドル15、垂直受け
部16は本発明のセンタ台装置の調整手段Cを構成す
る。
【0018】押し込みシリンダ10が作動することによ
って、そのロッド11を介して操作センタ台5が前進
し、ワークWをセンタ6,8で支持・クランプする(図
3、図4参照)。押し込みシリンダ10の作動力はクラ
ンプ用エアシリンダ20,20の作動力よりはるかに大
きいので、押し込みシリンダ10の作動によりワークW
を介して後部センタ台7がロールダイス4側に移動する
ことになり、連結軸24,24を介してストッパ部材2
2も同じ方向に移動し、ストッパ部材22が押し込みシ
リンダ台12の端面12aから離れる。
【0019】他方、ワークWが両センタ台5,7によっ
てクランプされていない場合、即ち、ワークWが両セン
タ台 5,7間に無い場合は、押し込みシリンダ10が
作動すると操作センタ台5は移動するが、後部センタ台
7は移動せず、そのため、ストッパ部材22も移動しな
い。
【0020】従って、ワークWがセンタ台装置に取り付
けられているか否かは、押し込みシリンダ10を作動さ
せた時にストッパ部材22が移動するかしないによって
確認できる。
【0021】この実施例のセンタ台装置は、押し込みシ
リンダ10が作動することによってストッパ部材22が
押し込みシリンダ台12の端面12aから距離S1離れ
た時にワークWが両センタ台5,7にクランプされてい
ると判断するクランプ確認手段を備えている。以下に、
このクランプ確認手段を成す検出要素の1例について説
明する。
【0022】図7a及び図7bに示すように、検出装置
36は、リードスイッチなどのオートスイッチ37とマ
グネットリング38より成る。マグネットリング38は
クランプ用シリンダ20のピストン21aの外周に形成
された円周溝内に設けられている。オートスイッチ37
は、図7aに示すように、ストッパ部材22が押し込み
シリンダ台12の端面12aに当接している状態で、即
ち、ピストン21aが最も後退している位置にある状態
の時にマグネットリング38がオートスイッチ37の作
動範囲G内に位置するように、クランプ用エアシリンダ
20の本体の外周後端部に設置されている。この位置で
は、オートスイッチ37はマグネットリング38の磁力
によりオンの状態にある。
【0023】今、ワークWが両センタ台5,7でクラン
プされている場合を考える。押し込みシリンダ10が押
し込みを開始してクランプ用エアシリンダ20の牽引力
に抗してそれのピストン21aとロッド21を前進させ
ると、図7bに示すように、ストッパ部材22が押し込
みシリンダ台12の端面12aから離れる。この離れた
距離が図7bに示すようにS1になると、マグネットリ
ング38もS1に等しい距離移動し、オートスイッチ3
7の作動範囲Gから外れる。このためオートスイッチ3
7に対するマグネットリング38の磁力が弱まり、オー
トスイッチ37はオフの状態になる。このようにオート
スイッチ37がオンからオフに変化したことを信号とし
て取り出し、この信号を図示しない制御装置に送って両
センタ台5,7によってワークWがクランプされている
ことを確認すると共に、この制御装置により押し込みシ
リンダ10の押し込みが継続されてワークWに所望の転
造が行われる。
【0024】他方、ワークWが両センタ台5,7でクラ
ンプされていない場合、押し込みシリンダ10が作動す
ると、操作センタ台5は移動するが、後部センタ台10
は移動しない。そのために、ストッパ部材22も移動せ
ず、オートスイッチ36はオンの状態を保ったままにな
っている。この場合には、押し込みシリンダ10の作動
開始から所定の時間後に例えばタイマーを操作させて上
記の制御装置にワークWがクランプされていない信号を
送り、この制御装置により押し込みシリンダ10を停止
させる。なお、制御装置は、公知のものを用いるので、
ここでは詳述しない。
【0025】検出要素は上述のオートスイッチ37とマ
グネットリング38から成る検出要素36に限ることな
く、例えば、マイクロスイッチでもよい。この場合、マ
イクロスイッチは、押し込みシリンダ台12の前端に設
けられ、ストッパ部材22が押し込みシリンダ台12の
端面12aから距離S1離れた時にこの離れを検出する
ようにする。
【0026】次に、本発明の作動について説明する。図
1、図2の状態は初期状態(原位置)であり、この状態
でワークWをセンタ8に支持すると同時に押し込みシリ
ンダ10を作動して操作センタ台5を前進させ、図3、
図4に示すようにセンタ6、センタ8によってワークW
をクランプする。前記した如くストッパ部材22が端面
12aより距離S1だけ離れたことを検出要素36が検
出してワークWが両センタ台5,7によってクランプさ
れたことを確認する。
【0027】ワークWのクランプが確認された後、更に
押し込みシリンダ10が作動することによって、その作
動力はワークWを介して後部センタ台7に伝わる。ま
た、前記した如く押し込みシリンダ10の作動力は、ク
ランプ用エアシリンダ20,20のそれよりはるかに大
きいので、押し込みシリンダ10が作動中はクランプ用
エアシリンダ20,20のロッド21,21を引き出し
ながら操作センタ台5、センタ6、ワークW、センタ
8、後部センタ台7が一体になってベース1のガイド3
0に沿ってロールダイス4側に移動する。図3、図4の
クランプ状態からストロークS2まで移動すると、図5
に実線で示すように、ロールダイス4,4によりワーク
Wに転造を開始する転造開始位置となる。
【0028】押し込みシリンダ10が更に作動すると、
ワークWは回転しているロールダイス4,4の間を押し
込まれて移動しながら転造加工が行われる。このように
して図5の2点鎖線で示すように、更に、ワークWがス
トロークS3まで移動することによって、ワークWに対
して転造加工が終了する。図示していないが、ストロー
クS2、S3の検出は公知のリミットスイッチ等を用い
て行うことができ、また転造を開始するまでのストロー
クS2は早送りし、転造開始と共に転造送りに切り換え
る等各種制御も可能である。
【0029】ワークWに対する転造が終了すると、ロー
ルダイス4,4の回転が停止すると同時に押し込みシリ
ンダ10は前記と逆に作動して操作センタ台5が後退
(図1の左側)する。後部センタ台7は、連結軸24,
24及びストッパ部材22を介してクランプ用エアシリ
ンダ20,20によって常に後退する方向に力が加わっ
ているので、結局ワークWは操作センタ台5及び後部セ
ンタ台7のセンタ103,104でクランプされた状態
で図3の実線位置まで後退する。更に押し込みシリンダ
10が逆方向に作動することによって、操作センタ台5
は後退するが、後部センタ台7はストッパ部材22が端
面12aに当接するので、後退することはなく図1の初
期状態となる。この状態でワークWを取り外し、別のワ
ークWを取り付けて再び前記の如く転造を行う。
【0030】ワークWの長さが変更された場合でも、ワ
ークWをセンタ8に支持すると同時に押し込みシリンダ
10を作動して、操作センタ台5のセンタ6がワークW
のセンタ穴に入るまで操作センタ台5を前進させる。操
作センタ台5がストロークS4だけ前進して、短いワー
クWをセンタ6,8によってクランプしている場合の操
作センタ台5の位置を図3の2点鎖線で示す。図3から
分かるようにワークWの長さが短くなった場合でも、ワ
ークWがクランプされると前記した場合と同様にストッ
パ部材22は端面12aから距離S1だけ離れ、ワーク
Wのクランプを確認することができる。以下は、前記し
たと同様にしてワークWに転造加工を行う。
【0031】このようにして、本発明によればワークW
の長さが変更されても自動的にセンタ6,8間の距離が
ワーク長さに対応するように移動して、ワークWを自動
的にクランプする。
【0032】また、本発明によれば、前記した如く調整
手段Cが設けられているので、図6a及び図6bに示す
ようにワークWの長さLが同じであるが、転造する箇所
W1が後部センタ台7側にある場合(図6a)から距離
L1だけ離れたワークWのほぼ中央にある場合(図6
b)に変更されたとしても、リミットスイッチ等の取付
位置を変更してストローク調整を行うことなく、調整手
段Cによってセンタ台装置全体を距離L1だけ移動させ
ることで対応できる。即ち、転造開始位置を後部センタ
台7基準とし、ロールダイス4,4に対するワークWの
転造開始位置を常に一定の距離とすることができる。な
お、この場合、距離L1の個所に転造が行われることが
ないように逃げを設けて置く必要がある。
【0033】更に、この調整手段CによりワークWの転
造長さを自由に設定することもできる。このことを図6
cに基づいて説明する。4aはワークWに対して相対的
に転造開始時の位置にあるロールダイスを示し、4bは
ワークWに対して転造終了時の位置にあるロールダイス
を示す。これらのロールダイス4a,4bの位置間の間
隔がストロークS3に相当する。なお、本発明において
はワークWをロールダイス4に対して移動させるのであ
るが、ここでは、ロールダイス4をワークWに対して移
動させた状態で説明する。
【0034】長さLのワークWが早送りで前進し、ロー
ルダイス4aに対してyの間隔を置いた位置で転造送り
に切り替わる。ストロークS3を行う間、ワークWが転
造され、図6cに示すように、このワークWに長さxに
わたって所望の転造内容、例えば、スプライン、セレー
ションが転造される。
【0035】ワークWの転造長さxの変更は、上記間隔
yを上記調整手段Cによってセンタ台装置全体を前進又
は後退させることによって行われる。例えば、転造長さ
xをx1のように短くする場合には前記間隔yをy1に
増加させ、転造長さxをx2のように長くする場合には
前記間隔yをy2に減少させる。このようにして、調整
手段Cを用いてワークWの転造長さxを自由に設定でき
る。
【0036】以上、実施例では、連結軸、クランプ用エ
アシリンダがそれぞれ1対ずつ設けている場合について
述べたが、それぞれが1個ずつであってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明の転造盤のセンタ
台装置によれば、次のような効果がある。 1.センタ間距離をワークの最大長さに設定しておけ
ば、短いワークの場合は、押し込みシリンダによって自
動的にセンタ間距離を短くしてクランプするので、ワー
クの長短に関わらず、無段取りで転造加工を可能とし
た。 2.後部センタ台は、常にクランプ用エアシリンダによ
り操作センタ台側に力を受けており、押し込みシリンダ
が作動していない初期状態では、後部センタ台はストッ
パ部材が押し込みシリンダ台端面に当接した所定の位置
にあり、これによって後部センタ基準で転造加工の位置
制御を行うことができる。 3.ワークのクランプ確認は、操作センタ台に押された
ワークが後部センタ台を押し、この操作センタ台が原位
置から外れたことを検出して行っているので、ワークに
よる直接検出となり、したがってワークの有無の検出も
確実に行うことができる。 4.操作センタ台のワーククランプシリンダを廃止し、
押し込みシリンダのみでワークのクランプから転造位置
までの早送り、転造送り、転造停止等一連の動きを全て
制御できるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に基づくセンタ台装置と転造
盤を一部を縦断面で示す概要側面図であり、ワークをク
ランプする前の状態を示す。
【図2】図1のセンタ台装置とロールダイスとの位置関
係を示す平面図である。
【図3】図1と同様に本発明の上記実施例に基づくセン
タ台装置と転造盤を一部を縦断面で示す概要図で、ワー
クをクランプした状態を示す。
【図4】本発明の上記実施例において、ワークをクラン
プした状態におけるセンタ台装置とロールダイスとの関
係を示す平面図である。
【図5】本発明の上記実施例においてワークの転造開始
位置及び転造終了位置におけるセンタ台装置とロールダ
イスの関係を示す側面図である。
【図6】ワークの転造箇所に関する図で、(a)は転造
箇所が右側にあるワークの側面図、(b)は転造箇所が
ほぼ中央にあるワークの側面図、(c)はワークへの転
造長さの変更の仕方を示す平面図である。
【図7】掲出装置付きクランプ用エアシリンダの縦断面
であり、(a)はピストン及びロッドが最も後退してい
る時のクランプ用エアーシリンダの状態を示し、(b)
は検出装置がワークのクランプを検知する位置にある時
のクランプ用エアーシリンダの状態を示す。
【図8】押し込み転造の状態を示す概略図である。
【図9】従来のセンタ台装置を示す概略図である。
【図10】従来のセンタ台装置においてセンタ間距離を
変更する状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 転造盤 3 支柱 4 ロールダイス 5 操作センタ台 6,8 センタ 7 後部センタ台 10 押し込みシリンダ 11 ロッド 12 押し込みシリンダ台 13 ナット 14 調整ネジ 15 ハンドル 16 垂直受け部 20 クランプ用エアシリンダ 21 ロッド 22 ストッパ部材 24 連結軸 27,28,31,32 リニアガイド 30 ガイド 36 検出要素 37 オートスイッチ 38 マグネットリング G 作動範囲 W ワーク W1 転造箇所
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークを転造盤
に押し込みながらこのワークにセレーション、スプライ
ン等を転造するための転造盤のセンタ台装置に関するも
のである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】このように構成された従来のセンタ台装置
100では、以下のような欠点がある。 1.転造するワークWの長さが変更された場合、両セン
タ103,104の間隔をワークWの長さに対応するよ
うに変える必要があるが、これを手動で行わなければな
らない。即ち、ボルト116をゆるめて連結軸107と
操作センタ台105との結合を解除し、後部センタ台1
06をワークWの長さに合わせて移動させてセンタ10
3,104の間隔を変える(図10の実線の位置)。そ
の後ボルト116を締めて操作センタ台105と連結軸
107を結合する。この操作は手間がかかる上に自動化
ができない。 2.ワークWは後部センタ台106側から転造されるた
め、上記1の工程で移動させた後部センタ台106を元
の位置に戻すように、センタ台装置100を設定し直す
必要がある。即ち、押し込みシリンダ111、操作セン
タ台105、後部センタ台106を連結してから、全体
を移動させて後部センタ台106を元の位置に移動させ
る(図10の2点鎖線の位置)。従って、上記1の工程
と合わせて2工程の段取りが必要となる問題がある。 3.操作センタ台105にクランプシリンダ114が設
けられているため、操作センタ台105の構造が複雑と
なる。 4.ワークWがクランプされたかどうかを確認するため
に、クランプシリンダ114のストロークエンドをリミ
ットスイッチ等で検出しているが、ワークWが無い場合
でもクランプ確認の信号を出てしまうので、事故の原因
となることがある。 5.ワークWの長さのバラツキを押しバネ108で吸収
しているため、センタ104を後部センタ台106に対
しても移動させる構造とする必要があり、機構が複雑に
なると共にこの移動による摩耗が生じる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明の転造盤のセンタ
台装置によれば、次のような効果がある。 1.センタ間距離をワークの最大長さに設定しておけ
ば、短いワークの場合は、押し込みシリンダによって自
動的にセンタ間距離を短くしてクランプするので、ワー
クの長短に関わらず、無段取りで転造加工を可能とし
た。 2.後部センタ台は、常にクランプ用エアシリンダによ
り操作センタ台側に力を受けており、押し込みシリンダ
が作動していない初期状態では、後部センタ台はストッ
パ部材が押し込みシリンダ台端面に当接した所定の位置
にあり、これによって後部センタ基準で転造加工の位置
制御を行うことができる。 3.ワークのクランプ確認は、後部センタ台に押された
ワークが後部センタ台を押し、この後部センタ台が原位
置から外れたことを検出して行っているので、ワークに
よる直接検出となり、したがってワークの有無の検出も
確実に行うことができる。 4.操作センタ台のワーククランプシリンダを廃止し、
押し込みシリンダのみでワークのクランプから転造位置
までの早送り、転造送り、転造停止等一連の動きを全て
制御できるようになっている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】 検出装置付きクランプ用エアシリンダの縦断
面であり、(a)はピストン及びロッドが最も後退して
いる時のクランプ用エアーシリンダの状態を示し、
(b)は検出装置がワークのクランプを検知する位置に
ある時のクランプ用エアーシリンダの状態を示す。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のロールダイスでワークを挟んで当
    該ワークを転造する転造盤のセンタ台装置において、下
    記A乃至Hの構成要件を具備して成る転造盤のセンタ台
    装置 A.転造盤の前面に取り付けられたベース、 B.共に該ベース上に転造盤に対して前進後退可能に設
    けられた操作センタ台及び後部センタ台、 C.調整手段により該転造盤に対して前後方向に設定位
    置が調整可能に前記ベース上に設けられた押し込みシリ
    ンダ台、 D.該押し込みシリンダ台に取り付けられたシリンダ本
    体と前記操作センタ台に結合されるロッドとを有し、前
    記操作センタ台と前記後部センタ台によりクランプされ
    たワークを前記転造盤に向けて押し込み移動させるため
    の押し込みシリンダ、 E.一端が後部センタ台に結合された連結軸、 F.該連結軸の他端に結合されたストッパ部材、 G.前記押し込みシリンダ台に取り付けられたシリンダ
    本体と前記ストッパ部材に結合されたロッドとを有し、
    作動時は前記ストッパ部材を前記押し込みシリンダ台端
    面に当接させるように牽引するクランプ用エアシリン
    ダ、 H.前記操作センタ台の操作センタと前記後部センタ台
    の後部センタによりワークがクランプされたことを確認
    するクランプ確認手段。
  2. 【請求項2】 前記クランプ確認手段は、前記押し込み
    シリンダの作動によりワークを介して前記ストッパ部材
    が前記押し込みシリンダ台端面から離れた時に離れた前
    記ストッパ部材を検出して前記ワークのクランプを確認
    する検出要素である請求項1に記載の転造盤のセンタ台
    装置。
  3. 【請求項3】 前記調整手段は、前記ベースの一端に回
    転自在ではあるが軸方向移動不可能に軸支された調整ネ
    ジ棒と、該調整ネジ棒に螺合すると共に前記押し込みシ
    リンダ台に取り付けられたナットとから成る請求項1又
    は2に記載の転造盤のセンタ台装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103252433A (zh) * 2013-05-28 2013-08-21 安徽工业大学 一种难成形半挂车车轴轴头轧制成形装置和方法

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