JP3741504B2 - 転造盤の主軸台後退位置及びワーク転造開始時検出装置 - Google Patents

転造盤の主軸台後退位置及びワーク転造開始時検出装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、転造盤でネジやウォーム等の転造を行う場合、転造盤の主軸台の後退位置及びワーク転造開始時を検出する検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ネジ等を転造する転造盤は、図4に示すように、右主軸台120と左主軸台120Aに回転自在に設けられた一対の主軸101,102それぞれにロールダイス103,104を取り付けている。ワークWは、両ロールダイス103,104間に設置された両センタ装置116上に設置される。モーター107からの回転がベルト108,プーリー109,歯車列110を介して、駆動軸111,112に伝わる。そして、一方では、更に駆動軸111の回転が減速歯車装置113を介して右主軸101に、他方では、駆動軸112の回転が減速歯車装置114を介して左主軸102に伝わる。この結果、右主軸101と左主軸102は同期回転することになる。駆動軸111にはスプライン機構115が設けられていて、右主軸101が矢印方向に支障無く移動出来るようになっている。これらの一対の主軸101,102を同期回転させながら右主軸101を油圧シリンダ105,106によって左主軸102に接近させると、両ロールダイス103,104がこれらの間に設置されたワークWに当接し、次いでそれらのネジ山等をワークWに食い込ませてこのワークWを転造する。
【0003】
このような従来の転造盤でネジやウォーム等の転造を行う場合、自動運転のインターロックとして右主軸台120の前進・後退の位置検出を機械式のリミットスイッチ121,122とドッグ123,124で行っている。即ち、前進リミットスイッチ121及び後退リミットスイッチ122は、転造盤本体119に固定されており、ドッグ123,124は右主軸台120にその移動方向に調整可能に取り付けられている。右主軸台120がストロークaだけ前進し、これと一体に取り付けたドッグ123が前進リミットスイッチ121を作動させると、タイマー(図示せず)が起動し、この起動時間の間更に右主軸台120はストロークbだけ前進し、ワークWに対しネジ等の転造が行われる。タイマーがタイムアップすると、この信号が油圧シリンダ105,106の電磁弁(図示せず)を切り替えることによって右主軸台120が後退し、転造が終了する。右主軸台120の後退位置は、ドッグ124が後退リミットスイッチ122を作動させることによって検出される。
【0004】
上記のような従来の転造盤では、以下のような欠点があった。
1.段取り替えや調整作業で主軸101,102の心間距離又は右主軸台120の移動ストロークを変更させる毎にドッグ123,124の取り付け位置を手動で調整しなければならない。従って、この調整作業が熟練を要すると共に取り付け位置の設定を再現可能に正確に行うことが出来なかった。
2.転造時間のタイマー起動を前進リミットスイッチ121で行っているため、ドッグ123の取り付け位置が不正確な場合、転造時間が不安定となり、ワークの転造加工が不完全になる。
3.後退リミットスイッチ122の作動信号で次工程(例えば、製品排出用ローダー等の操作)を制御するようになっているので、ドッグ124の取り付け位置が不正確になると、製品排出用ローダ等の操作のような次工程に支障をきたす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の課題は、以上の点に鑑み、主軸心間距離の変更又は右主軸台のストローク変更があっても、何等調整作業を必要とすることなく、主軸台の後退位置の検出及びワーク転造開始時の検出を行えるようにした検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題を達成するために、本発明にかかる転造盤の主軸台後退位置及びワーク転造開始時検出装置は、間にワークを挟んで該ワークを転造する一対のロールダイスを取り付けた回転自在の一対の主軸を設けた一対の主軸台と、これら主軸台の一方を他方の主軸台に対して接近・離間可能に移動させる油圧シリンダと、該油圧シリンダへの圧油の供給及び該油圧シリンダ内の圧油のドレーンへの切り換えを行う切換弁を有する転造油圧回路と、前記一方の主軸台が前記他方の主軸台方向へ移動するときに復帰バネを圧縮するバネ受けとを有する転造盤に使用され、前記バネ受けに設けられたドッグと、前記一方の主軸台の後退位置で前記ドッグに当接して作動する位置において前記転造盤の本体に設けられ主軸台後退信号を出力するリミットスイッチと、前記一対のロールダイスが前記ワークに当接した事を検知して検知信号を出力する検知手段とを具備し、前記ドッグと前記リミットスイッチとが当接したときの前記バネ受けの位置は、前記一方の主軸台が前記他方の主軸台の方向に移動する幅を示すストロークの大きさに関わらず一定であるように構成されている。
【0007】
また、前記検知手段は、前記油圧シリンダに接続され前記一対のロールダイスが前記ワークに当接した時に該油圧シリンダ内に発生した油圧を検出して前記検知信号を出力する圧力スイッチで構成するのが望ましい。
【0008】
主軸台前進後退検出装置は、前記圧力スイッチに接続され、該圧力スイッチの前記検知信号を受け、前記ワークの転造終了時に転造信号を出力して前記切換弁をドレーンに切り換えるタイマーを設ける事が望ましい。
【0009】
更に、前記バネ受けは、前記一方の主軸台が前記後退位置にある時前記転造盤の本体に設けられた止め部材に当接する構成にすることが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明によれば、一対のロールダイスが実際にワークに接触した時点の圧力上昇を圧力スイッチで検出するとともに、この時点でタイマーを起動するようにしているので、ワークに対する転造時間がタイマーで設定した時間通りになり、均一条件での転造加工が実施できる。また、主軸台の後退は、タイマーのタイムアップ信号が油圧シリンダの電磁弁を切り変えることで行われる。そして主軸台の後退位置の検出は、段取り調整を不要としたリミットスイッチとドッグとの組み合わせで行っており、主軸台が後退した場合、常にその定位置で主軸台の後退位置を検出しているので、製品を排出するローダ等の操作のような次工程を設けてもこれに全く支障が生じない。
【0011】
【実施例】
以下、この発明の好適な実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。図1は、この発明の主軸台前進位置及びワーク転造開始時検出装置を組み込んだ転造盤の概要図、図2は主軸台の前進後退のフローチャート、図3はワークとロールダイスの関係を示す図である。
【0012】
図1に示すように、1は右主軸台、2は左主軸台である。右主軸台1及び左主軸台2には、それぞれ主軸3,4を回転可能に軸支し、これらの主軸3,4に共軸にロールダイス5,6が取り付けられている。
【0013】
右主軸台1の移動手段及び主軸3,4の回転駆動手段は、従来と同様である。即ち、モーター7の回転がプーリー8、ベルト9、プーリー10を介して歯車列11に伝わり、一方では、スプライン機構12、駆動軸13、減速歯車装置15を経て右側の主軸3が回転され、他方では、他の駆動軸14、他の減速歯車装置16を経て左側の主軸4が同期回転される。
【0014】
油圧シリンダ20,21は転造盤本体18に平行に固定されており、そのピストン22,23のピストンロッド24,25が右主軸台1に固定されている。後述する油圧回路からの転造圧油が油圧シリンダ20,21内に供給されることによって、油圧シリンダ20,21内でピストン22,23が図1中左側へ移動し、それらのピストンロッド24,25が図1の状態(初期状態)から左へ移動する。これによって、右側の主軸台1が後述する位置調整機構30内の復帰バネ36を押し縮めながら左へ移動し、ロールダイス5,6が、まず、これらの間に両センター装置17上に支持されたワークWを挟み、次いで、このワークWに食い込むことによって転造作業を行うようになっている。スプライン機構12により右主軸台1が支障がなく前進後退するようになっている。
【0015】
位置調整機構30としては、右主軸台1の前極位置を調整する公知の機構を用いる。即ち、中空円筒形のスリーブ31が両油圧シリンダ20,21間で自らの軸心の回りに回転可能に転造盤本体18に保持されている。スリーブ31の後端はスリーブ蓋をも成す止め部材38に接している。調整ネジ棒34がその中間部に形成されたフランジ部34aをスリーブ31の中心孔31aの小径部に摺接させた状態でスリーブ31内に挿入されている。調整ネジ棒34は、キー35によってスリーブ31の回転が伝わるようになっている。又、調整ネジ棒34の前側ネジ部34bはスリーブ31の前端面より突出し、右主軸台1の雌ネジ部1aに螺合されている。
【0016】
32はバネ受けで、雌ネジ部32dが形成された円筒部32a、その一端に形成された端壁32b、更に他端に形成されたフランジ部32cとより成る。このバネ受け32はスリーブ蓋38を貫通してスリーブ31内でその中心軸方向に摺動可能になっている。調整ネジ棒34の後側ネジ部34cはバネ受け32の雌ネジ部32dに螺合している。スリーブ31の中心孔31a内に調整ネジ棒34を復帰バネ36が取り巻いている。この復帰バネ36は、スリーブ31の中心孔31aの前側部に形成された段部31bに一端を圧接させ、油圧シリンダ20,21が作動しておらず右主軸台1が後退位置にある初期状態においてはバネ受け32のフランジ部32cをスリーブ蓋38に押しつけるようになっている。
【0017】
スリーブ31の前端部に段部31cが形成されており、調整ネジ棒34が初期状態から前進してそのフランジ部34aがこの段部31cに当接するまでの距離Sが右主軸台1のストロークになる。
【0018】
ここで、図3を参照してロールダイス5,6とワークWの位置関係を説明する。図3(A)はロールダイス5が後退した位置にあり転造盤の初期状態を示し、図3(B)は油圧シリンダ20,21によって右主軸台1が前進してロールダイス5がワークWに接触する転造開始位置にあることを示している。この時のロールダイス5(右主軸台1)の前進ストロークがAである。図3(C)はロールダイス5(右主軸台1)が転造開始位置から前進し、転造が終了した位置(転造終了位置)にあり、転造のためのストローク(転造ストローク)Bを示している。ストロークAとBを加えたストロークSが全ストロークとなる。又、図3(C)の位置にあるロールダイス5とロールダイス6との距離Dが主軸心間距離となる。
【0019】
次に、この位置調整機構30の作用を説明する。
(1)ワークWの大きさ変更により主軸3,4の心間距離Dを変更する場合
調整ネジ棒34の前側ネジ部34bは右主軸台1の雌ネジ部1aに螺合しているので、スリーブ31を回転させキー35を介して調整ネジ棒34を回転させると、右主軸台1は矢印の方向(左側又は右側)に移動する。このようにして主軸3,4の心間距離Dを変更することが出来る。この構造により、調節ネジ棒34が回転した場合、ドッグ33を取り付けたバネ受け32は一緒に回転するだけでその位置が変わることがない。
(2)右主軸台1のストロークSを変更する場合
ストロークSの変更は、調整ネジ棒34の後側ネジ部34cに螺合しているバネ受け32を回転させて調整ネジ棒34を矢印方向に移動させることによって行う。この場合も、バネ受け32は復帰バネ36に押されて止め部材38に当接し、その位置が変わることがない。
【0020】
次に、右主軸台1が後退位置に到達した時に作動する検知手段を成す右主軸台後退位置検出部26について説明する。これは、バネ受け32の端壁(右主軸台1と反対側の端面)32bに設けたドッグ33と転造盤本体18上に設けたリミットスイッチ37とを含む。リミットスイッチ37は、右主軸台1が後退位置に来ると同時にドッグ33によって作動し、モーター7を停止させる。このリミットスイッチ37の作動位置は、主軸3,4の心間距離Dの変更又は右主軸台1のストロークSの変更が行われても、前述の通り、バネ受け32の位置が変わらないので、変動することのない位置であり、従って、右主軸台1の後退位置は常にこの位置にあるという特徴がある。
【0021】
転造油圧回路39は、切換弁の一種である4ポート2位置切換電磁弁42(以下、単に「電磁弁」という)と、図1に示すように接続されたパイプ43,44,45,46,47と、油圧ポンプ41とを含む。図1から明らかなように、電磁弁42のON,OFFによって、それぞれ、油圧ポンプ41と油圧シリンダ20,21との断絶及び接続が行われる。
【0022】
45は油圧検出パイプで、両端がそれぞれ油圧シリンダ20,21に接続され、その中間で検知手段の一例である圧力スイッチ48に接続されている。49は転造時間を設定する転造タイマーで、圧力スイッチ48からの信号を受けて起動し、設定時間が経過すると、電磁弁42を切り換えるようになっている。
【0023】
次に、図1乃至図3を参照して、本発明の実施例の作動を説明する。図1の初期状態からモーター7及び油圧ポンプ41の運転を開始し、電磁弁42をONに切り換える(図2のステップS1)と、オイルタンク40の油50が油圧ポンプ41で吸い上げられて加圧され、パイプ43と電磁弁42と圧油供給パイプ44を経て油圧シリンダ20,21に送り込まれる。これによってピストン22,23が前進すると、ピストンロッド24,25を介して右主軸台1が前進する(図2のステップS2)。この場合、右主軸台1の前進と共に調整ネジ棒34も前進し、バネ受け32によって、復帰バネ36を圧縮していく。そして、ドッグ33がリミットスイッチ37から離れてそれをOFFにする。この右主軸台1が前進しているか否かは公知の検出手段で検知される(図2のステップS3)。この前進が行われていない場合は、従来の方法通りにモーター7が非常停止される(図2のステップS4)。
【0024】
他方、右主軸台1が前進して、図3(B)に示すように左右のロールダイス5,6がワークWに当接すると、この当接によって油圧シリンダ20,21内の圧力が急激に上昇する。この油圧の上昇を圧力スイッチ48が検知し転造タイマー49に検知信号を送りこれをONにする(図2のステップS5)。次いで、上述の設定時間が経過して左右のロールダイス5,6によるワークWの転造が終了すると、転造タイマー49がタイムアップしてONからOFFに切り変わり(図2のステップS6)、これと共に転造終了信号を電磁弁42に送り、電磁弁42の通電を断ってこれを切り換える。かくして、油圧回路は図1の初期状態に戻るので、パイプ43の油はパイプ47を経てオイルタンク40へドレーンされ、油圧シリンダ20,21の圧油は、パイプ44、電磁弁42、パイプ46を経てオイルタンク40へドレーンされる。この結果、右主軸台1が後退位置まで後退し(図2のステップS7)、ドッグ33がリミットスイッチ37を作動する。従って、本発明では、ロールダイスがワークに接触してからタイマーがONするので、転造時間がタイマーで設定した時間通りになり、均一な転造が行われることになる。
【0025】
右主軸台1が後退したか否かは、ドッグ33がリミットスイッチ37に当接したか否かによって確かめられる(図2のステップS8)。右主軸台1が後退しない場合は、従来の方法通りに転造盤を非常停止させる(図2のステップS9)。これに対して、右主軸台1が後退して転造盤が図1の初期状態になると、ドッグ33がリミットスイッチ37に当接してONになり、次工程、例えば、製品排出用ローダ等の操作が実行される。このようにして、転造の1サイクルが終わる(図2のステップS10)。
【0026】
以上のように、本発明に基づく装置をネジを転造する場合について述べてきたが、これに限られるものではなくウオーム、セレーション、スプライン、フォーミング、ギアのバニッシング、その他これに類するものの転造にも適用できる。
【0027】
【発明の効果】
本発明の転造盤の主軸台後退位置及びワーク転造開始時検出装置によれば、次のような効果がある。
(1)ワーク転造開始時の検出を転造油圧の上昇として圧力スイッチで検出しているので、実際にロールダイスがワークに接触した時点からタイマーで転造時間を設定することができ、ワークに対し均一条件での転造加工を行うことができる。
(2)ワーク転造開始時の検出はロールダイスが実際にワークに接触した時点に行われ、後退位置の検出は常に定位置で行われるため、主軸心間距離の変更や主軸台のストロークの変更があっても、これまでのようにドッグの取り付け位置を変更する等面倒な段取り調整が不要となった。
(3)上記の如く主軸台の後退位置の検出は、常に定位置で行われるため、製品排出用ローダ等の操作のような次工程を設けてもこれに全く支障が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主軸台前進後退検出装置を組み込んだ転造盤の一実施例の概略図である。
【図2】図1の実施例における主軸台の前進後退のフローチャートである。
【図3】図1の実施例におけるワークとロールダイスの関係を示す概略図である。
【図4】従来の転造盤の概略平面図である。
【符号の説明】
1 右主軸台
1a 雌ネジ
2 左主軸台
3,4 主軸
5,6 ロールダイス
7 モータ
18 本体(転造盤本体)
20,21 油圧シリンダ
22,23 ピストン
24,25 ピストンロッド
30 位置調整機構
31 スリーブ
32 バネ受け
33 ドッグ
34 調整ネジ棒
34a フランジ部
34b 前側ネジ部
34c 後側ネジ部
35 キー
36 復帰バネ
37 リミットスイッチ
38 止め部材(スリーブ蓋)
39 転造油圧回路
40 オイルタンク
41 油圧ポンプ
42 電磁弁(切換弁)
43,44,45,46,47 パイプ
48 圧力スイッチ(検知手段)
49 転造タイマー
50 油
D 主軸心間距離
W ワーク
S ストローク

Claims (4)

  1. 間にワークを挟んで該ワークを転造する一対のロールダイスを取り付けた回転自在の一対の主軸を設けた一対の主軸台と、これら主軸台の一方を他方の主軸台に対して接近・離間可能に移動させる油圧シリンダと、該油圧シリンダへの圧油の供給及び該油圧シリンダ内の圧油のドレーンへの切換を行う切換弁を有する転造油圧回路と、前記一方の主軸台が前記他方の主軸台方向へ移動するときに復帰バネを圧縮するバネ受けとを有する転造盤に使用され、前記バネ受けに設けられたドッグと、前記一方の主軸台の後退位置で前記ドッグに当接して作動する位置において前記転造盤の本体に設けられ主軸台後退信号を出力するリミットスイッチと、前記一対のロールダイスが前記ワークに当接した事を検知して検知信号を出力する検知手段とを具備し、前記ドッグと前記リミットスイッチとが当接したときの前記バネ受けの位置は、前記一方の主軸台が前記他方の主軸台の方向に移動する幅を示すストロークの大きさに関わらず一定であることを特徴とする転造盤の主軸台後退位置及びワーク転造開始時検出装置。
  2. 前記検知手段は、前記油圧シリンダに接続され前記一対のロールダイスが前記ワークに当接した時に該油圧シリンダ内に発生した油圧を検出して前記検知信号を出力する圧力スイッチであることを特徴とする請求項1に記載の転造盤の主軸台後退位置及びワーク転造開始時検出装置。
  3. 前記圧力スイッチに接続され、該圧力スイッチの前記検知信号を受け、前記ワークの転造終了時に転造信号を出力して前記切換弁をドレーンに切り換える転造タイマーを更に具備することを特徴とする請求項2に記載の転造盤の主軸台後退位置及びワーク転造開始時検出装置。
  4. 前記バネ受けは、前記一方の主軸台が前記後退位置にある時前記転造盤の本体に設けられた止め部材に当接することを特徴とする請求項1乃至3の何れかの1に記載の転造盤の主軸台後退位置及びワーク転造開始時検出装置。
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