JPH10295453A - 人力応動装置 - Google Patents

人力応動装置

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JPH10295453A
JPH10295453A JP11075797A JP11075797A JPH10295453A JP H10295453 A JPH10295453 A JP H10295453A JP 11075797 A JP11075797 A JP 11075797A JP 11075797 A JP11075797 A JP 11075797A JP H10295453 A JPH10295453 A JP H10295453A
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human power
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Shigeru Shirai
白井  滋
Makoto Oyama
真 大山
Ryohei Murakami
良平 村上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人力応動装置において、不意に可動体が動く
ような危険がなく、僅かな人力で軽く安全に可動体を駆
動可能とする。 【解決手段】 人力の強さおよび人力の方向を検知する
人力検知手段73と、前記人力検知手段23の検知信号
に応じてアクチュエータ25の駆動力を制御する制御器
24と、前記アクチュエータ25の駆動力に応じて駆動
される可動体10を備えたものであり、人が手動で可動
体10を動かすのと同じ感覚で自分の意志に応じた方向
に安全に駆動でき、かつアクチュエータ25の駆動力に
より大幅に人力を軽減でき、楽に動かすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動体を人力で軽
く安全に駆動できる人力応動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、人力を軽減する装置としてたとえ
ば昇降装置で特開平7−313274号公報に記載され
ているようなものがある。この装置は図9に示されてい
るように、底面を開口した箱体J2内に棚ユニットJ3
が上下方向にスライド可能に配置され、箱体J2の天井
部分に4本のワイヤーJ5を巻取り・巻戻しするモータ
ー(図示せず)の回転を制御する駆動制御ユニットから
なる昇降ユニットJ4が設けられ、昇降ユニットJ4の
4本のワイヤーJ5が棚ユニットJ3の上面の四隅にロ
ックJ6とフックJ7により取り出し可能に連結され
て、モーターがワイヤーJ5を巻取り・巻戻しすること
により棚ユニットJ3が上下にスライドするように構成
されており、昇降ユニットJ4には棚ユニットJ3が一
定の位置まで上昇したことを知らせる上方センサーJ8
と、棚ユニットJ3が一定の位置まで降下したことを知
らせる下方センサーJ9がその入力に接続され、各セン
サーからの停止信号により昇降ユニットJ4が作動を停
止するというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような装置ではモーターによって収納部分である棚
ユニットJ3が昇降することから、人力を要さずに収納
物の昇降ができるが、不意に駆動用のリモコンスイッチ
(図示せず)に触れてしまった場合、モーターが作動
し、箱体J2と棚ユニットJ3との間に手を挟まれる等
の事故も起こる危険性があるという課題を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、可動体と、前記可動体に作用する人力の強
さおよび人力の方向に応じてアクチュエータの駆動力を
制御する制御器を備えたものである。
【0005】上記発明によれば、可動体に作用する人力
の強さおよび人力の方向に応じてアクチュエータの駆動
力を制御する制御器を備えていることから、まず人が可
動体を動かそうとしてその可動体に人力を作用したと
き、その人力に応じてアクチュエータが駆動され、軽く
可動体を動かすことができる。また、人力を作用する場
所がリモコンスイッチ等と異なり、動かそうとする可動
体そのものなので、不意にスイッチに触れて可動体が動
くようなことがない。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、請求項1に記載のよう
に、可動体と、前記可動体に作用する人力の強さおよび
人力の方向に応じてアクチュエータの駆動力を制御する
制御器を備えたものである。
【0007】そして、可動体に作用する人力の強さおよ
び人力の方向に応じてアクチュエータの駆動力を制御す
る制御器を備えていることから、まず人が可動体を動か
そうとしてその可動体に人力を作用したとき、その人力
に応じてアクチュエータが駆動され、軽く可動体を動か
すことができる。また、人力を作用する場所がリモコン
スイッチ等と異なり、動かそうとする可動体そのものな
ので、不意にスイッチに触れて可動体が動くようなこと
がない。したがって、人力で軽くかつ安全に駆動するこ
とができる。
【0008】また、本発明は請求項2に記載のように、
人力の強さおよび人力の方向を検知する人力検知手段
と、前記人力検知手段の検知信号に応じてアクチュエー
タの駆動力を制御する制御器と、前記アクチュエータの
駆動力に応じて駆動される可動体を備えたものである。
【0009】そして、人力検知手段が人力の強さおよび
人力の方向を検知し、その人力検知手段の検知信号に応
じて、制御器がアクチュエータの駆動力を制御し可動体
を駆動させることができる。したがって、人が手動で可
動体を動かすのと同じ感覚で自分の意志に応じた方向に
安全に駆動でき、かつアクチュエータの駆動力により大
幅に人力を軽減でき、楽に動かすことができる。
【0010】また、本発明は請求項3に記載したよう
に、制御器は、人力の方向を正逆2方向に判別する方向
判別手段を備え、方向判別手段の判別結果に応じてアク
チュエータを正逆駆動するものである。
【0011】そして、制御器に備えた方向判別手段よっ
て、人力の方向を正逆2方向に判別して、その判別され
た方向に制御器がアクチュエータの駆動力を制御し可動
体を駆動させることができる。したがって、人力の作用
する方向があいまいであっても、正逆2方向のいずれか
に判別して可動体を駆動することができ、たとえば昇降
装置の場合であれば、可動体の駆動方向に対して斜めに
人力を作用させても、上昇方向か下降方向かを判別して
正しく小さい人力で駆動することができる。
【0012】また、本発明は請求項4に記載したよう
に、可動体に設けた把手と、前記把手に係る人力の強さ
および人力の方向を検知する人力検知手段と、前記人力
検知手段の信号に応じてアクチュエータの駆動力を制御
し前記可動体を駆動する制御器を備えたものである。
【0013】そして、たとえば可動体に設けた把手を人
力で押したり引いたりすると、その押したり引いたりす
る人力の強さおよび人力の方向を人力検知手段が検知
し、その人力検知手段の検知信号に応じて、制御器がア
クチュエータの駆動力を制御し可動体を駆動させること
ができる。したがって、人が手動で可動体の把手を動か
すのと同じ感覚で自分の意志に応じた方向に安全に駆動
でき、かつアクチュエータの駆動力により把手に僅かな
人力で動かそうとするだけで、可動体を思い通りに楽に
動かすことができる。
【0014】また、本発明は請求項5に記載したよう
に、基台と、前記基台に対して移動可能なラック等の可
動体と、前記可動体の移動軌跡を規制して支持する平行
リンクやレール等の支持手段と、前記可動体に設けた把
手と、前記把手に係る人力の強さおよび人力の方向を検
知する人力検知手段と、前記人力検知手段の信号に応じ
てアクチュエータの駆動力を制御し前記可動体を駆動す
る制御器を備えたものである。
【0015】そして、たとえば可動体に設けた把手を人
力で押したり引いたりすると、その押したり引いたりす
る人力の強さおよび人力の方向を人力検知手段が検知
し、その人力検知手段の検知信号に応じて、制御器がア
クチュエータの駆動力を制御し可動体は、平行リンク等
の支持手段によって定まった移動軌跡を移動させること
ができる。したがって、人が手動で可動体の把手を動か
すのと同じ感覚で自分の意志に応じて安全に駆動でき、
かつアクチュエータの駆動力により把手に僅かな人力で
動かそうとするだけで、可動体を定まった移動軌跡で楽
に動かすことができる。
【0016】また、本発明は請求項6・請求項7・請求
項8に記載したように、基台は、前記基台をたとえば家
屋やキャビネット、押し入れ等の固定構造物の底面・天
面・奥面に固定する構成としたものである。
【0017】そして、たとえば引き戸の押し入れのよう
に基台を取り付ける面が両側面にない場合でも、押し入
れ上段もしくは下段等の底板面や天井面や奥壁面等に取
り付けることができ、たとえばラック等を都合のよい高
さに昇降して使用することにより布団等の出し入れを楽
にすることができる。
【0018】また、本発明は請求項9に記載したよう
に、基台は、前記基台をたとえば家屋やキャビネットや
押し入れ等の固定構造物の側面に固定する構成としたも
のである。
【0019】そして、たとえばトイレ空間のような狭い
部屋等で両側の壁面しか都合のよい基台の取付面がない
場合等、側壁面等に基台を取り付け固定することがで
き、たとえばラック等を都合のよい高さに昇降して使用
することができる。
【0020】また、本発明は請求項10に記載したよう
に、人力検知手段は、把手に設けたものである。
【0021】そして、人力検知手段を把手に設けたこと
により、把手以外の部分たとえばラックやかご、棚等に
触れても、アクチュエータが作動する心配をなくするこ
とができる。
【0022】また、本発明は請求項11に記載したよう
に、人力検知手段は、中空の把手の内部に設けたもので
ある。
【0023】そして、人力検知手段は、中空の把手の内
部に設けたことにより、表面に人力検知手段を露出しな
いので人力検知手段が保護され長期作動信頼性を高める
ことができる。
【0024】また、本発明は請求項12に記載したよう
に、人力検知手段から制御器に信号伝達する電線を、把
手の内部を通して設けたものである。
【0025】そして、人力検知手段から制御器に信号伝
達する電線を、把手の内部を通して設けたことにより、
表面に電線を露出しないので、電線が保護され断線等の
を防止でき長期作動信頼性を確保することができる。
【0026】また、本発明は請求項13に記載したよう
に、人力検知手段は、把手のひずみによりたとえば電気
抵抗等の電気信号が変化するひずみセンサにてなるもの
である。
【0027】そして、把手のひずみに応じて電気信号が
変化するひずみセンサにより、その電気信号の変化を制
御器でそのまま電気的に信号処理してアクチュエータを
制御することができる。
【0028】また、本発明は請求項14に記載したよう
に、人力検知手段は、ひずみゲージを用いたものであ
る。
【0029】そして、ひずみゲージにより薄くて嵩張る
ことなく人力の方向および人力の強さ等を検知すること
ができる。
【0030】また、本発明は請求項15に記載したよう
に、制御器は、人力検知手段が検知する人力の強さの信
号に応じてアクチュエータの駆動速度を制御するもので
ある。
【0031】可動体を速く動かしたいとき一般的に人は
自然に強めの力を可動体に作用する。そして、本発明は
人力検知手段が検知する人力の強さに応じて、アクチュ
エータの駆動速度を制御するので、人が手動で可動体を
動かすのと同じ感覚で自分の意志に応じた速度で安全に
駆動でき、かつアクチュエータの駆動力により僅かな人
力で可動体を思い通りの速度で楽に動かすことができ
る。
【0032】また、本発明は請求項16に記載のよう
に、制御器は、所定値以上に人力の強さがなったことを
人力検知手段が検知したときアクチュエータの作動を開
始するものである。
【0033】そして、制御器は人力の強さが所定値以上
である場合にかぎり、アクチュエータを作動する。人力
が所定値以上にならないとアクチュエータが作動しない
ので、たとえば可動体にあやまって少し触れたくらいで
アクチュエータが不意に動くようなことを防止でき、よ
り安心して使用することができる。
【0034】また、本発明は請求項17に記載したよう
に、制御器は、所定値以下に人力の強さがなったことを
人力検知手段が検知したときアクチュエータの作動を停
止するものである。
【0035】そして、制御器は人力の強さが所定値以下
である場合は、アクチュエータの作動を停止するので、
たとえば可動体から手を離すなどで、可動体および人力
検知手段へかかる人力が所定値より小さくなったとき、
アクチュエータが停止し、可動体も停止することができ
任意の位置に可動体を止めることができる。
【0036】また、本発明は請求項18に記載のよう
に、制御器は、アクチュエータの作動開始時、作動速度
を低速領域を経た後に通常速度にする低速作動開始機能
を備えたものである。
【0037】そして、アクチュエータが作動し始めると
き、必ず低速で動き始めてから後に通常速度で動くよう
に機能するので、可動体にたとえば割れ物等が入ってい
るような場合でもゆっくり動き始めるため衝撃がないの
で、不用意に可動体の中身を衝撃で破損したり、急に衝
撃的に動き始めて驚いたりすることを防止することがで
きる。
【0038】また、本発明は請求項19に記載のよう
に、制御器は、アクチュエータの作動開始時、低速領域
の速度が漸増するものである。
【0039】そして、アクチュエータが作動し始めると
き、必ず低速で動き始め、かつその後次第に通常速度に
近づいて、その後に通常速度で動くように機能するの
で、可動体の動き始めが滑らかにでき、内容物の破損等
を防止でき安心して使用することができる。
【0040】また、本発明は請求項20に記載したよう
に、制御器は、アクチュエータの作動停止時、作動速度
を低速領域を経た後に停止する低速作動停止機能を備え
たものである。
【0041】そして、アクチュエータが作動を停止する
とき、通常速度の状態から必ず一旦減速して低速状態に
した後に停止するように機能するので、可動体にたとえ
ば割れ物等が入っているような場合でも急停止すること
なく低速に減速して衝撃を緩和しながら停止できるの
で、不用意に可動体の中身を衝撃で破損したり、急停止
して驚いたりするといったことを防止することができ
る。
【0042】また、本発明は請求項21に記載したよう
に、制御器は、アクチュエータの作動停止時、低速領域
の速度が漸減するものである。
【0043】そして、アクチュエータが作動を停止する
とき、通常速度の状態から必ず徐々に減速しながら停止
するように機能するので、可動体にたとえば割れ物等が
入っているような場合でも急停止することなく徐々に減
速されながら停止できるので、可動体の停止が滑らか
で、内容物の破損等を防止でき安心して使用することが
できる。
【0044】また、本発明は請求項22に記載したよう
に、可動体はアクチュエータの作動により昇降移動する
ものである。
【0045】そして、アクチュエータの作動によって可
動体が昇降移動することができるので、重いものでもた
とえば可動体の重量の何分の一かの僅かな人力によって
上下でき、たとえば高所に収納したり取り出したりする
ことを安全でかつ楽にすることができる。
【0046】また、本発明は請求項23に記載したよう
に、可動体はアクチュエータの作動により略水平移動す
るものである。
【0047】そして、アクチュエータの作動によって可
動体が略水平移動することができるので、重いものでも
たとえば書棚等の可動体を人力だけで移動する場合の何
分の一かの僅かな人力によって略水平移動することがで
きる。
【0048】また、本発明は請求項24に記載したよう
に、アクチュエータは正逆動作可能ななアクチュエータ
をものである。
【0049】そして、アクチュエータが正逆動作可能な
ので、一つのアクチュエータで可動体を僅かな人力によ
って正逆方向に動作することができる。
【0050】また、本発明は請求項25に記載したよう
に、アクチュエータは速度制御可能なアクチュエータを
用いたものである。
【0051】そして、アクチュエータは速度制御可能な
ので、人が手動で可動体を動かすのと同じ感覚で、かつ
自分の意志に応じて僅かな人力で可動体を任意の速度で
滑らかに動かすことができる。
【0052】また、本発明は請求項26に記載したよう
に、アクチュエータは超音波モータを用いたものであ
る。
【0053】そして、アクチュエータは超音波モータな
ので減速機構なしに速度制御が可能で、小型で大きい駆
動力が得られるので、僅かな人力で可動体を任意の速度
で滑らかに動かせる人力応動装置を、大型化せずにコン
パクトに実現することができる。
【0054】また、本発明は請求項27に記載したよう
に、アクチュエータは形状記憶合金を用いたものであ
る。
【0055】そして、アクチュエータは形状記憶合金な
のでモータや減速機構なしに、たとえば形状記憶合金ワ
イヤーや形状記憶合金ばね等による簡単な構成にでき、
そのアクチュエータのスペースも小さくできるので、僅
かな人力で可動体を動かせる人力応動装置を、構成簡単
でコンパクトに実現することができる。
【0056】また、本発明は請求項28に記載したよう
に、アクチュエータは油圧シリンダを用いたものであ
る。
【0057】そして、アクチュエータは油圧シリンダな
ので大きい駆動力を得ることができ、僅かな人力でより
重い可動体を人手で動かす感覚で安全に動かすことがで
きる。
【0058】また、本発明は請求項29に記載のよう
に、アクチュエータは水圧シリンダを用いたものであ
る。
【0059】そして、アクチュエータは水圧シリンダな
ので、たとえば水道圧等の水圧源がある台所や洗面浴室
等の場所の場合、その水圧を利用でき、かつモータのよ
うな騒音を出さずに静かに駆動力を得ることができ、僅
かな人力で可動体を人手で動かす感覚で安全に動かすこ
とができる。
【0060】また、本発明は請求項30に記載のよう
に、アクチュエータは空圧シリンダを用いたものであ
る。
【0061】そして、アクチュエータは空圧シリンダな
ので、たとえば水や油と比較して、漏れても周りに悪影
響がなく、僅かな人力で可動体を人手で動かす感覚で安
全に動かすことができる。
【0062】また、本発明は請求項31に記載のよう
に、アクチュエータは水素吸蔵合金による水素圧力を用
いたものである。
【0063】そして、アクチュエータは水素吸蔵合金に
よる水素圧力を用いたものなので、騒音を出さずに静か
に駆動力を得ることができ、僅かな人力で可動体を人手
で動かす感覚で安全に動かすことができる。
【0064】また、本発明は請求項32に記載のよう
に、アクチュエータは、基台に組み付けたものである。
【0065】そして、基台にアクチュエーターを組み付
けることにより、可動体を基台に支持する支持手段を駆
動するユニットとしてコンパクトに構成することができ
る。
【0066】また、本発明は請求項33に記載のよう
に、制御器は、基台に組み付けたものである。
【0067】そして、基台に制御器を組み付けることに
より、基台に支持する支持手段を駆動するユニットとし
てコンパクトに構成することができる。
【0068】また、本発明は請求項34に記載のよう
に、基台は、たとえば箱状に形成するか蓋やカバー等に
より中に異物が入らない構成としたものである。
【0069】そして、基台の中に異物が入らない構成に
より基台の中の動く部分に触れる心配がないことと合わ
せて、異物を可動部分に噛みむ故障等を防止することが
できる。
【0070】また、本発明は請求項35に記載のよう
に、アクチュエータおよび可動体の作動を禁止する作動
禁止スイッチを設けたものである。
【0071】そして、可動体を動かす必要がない場合た
とえば制御器やアクチュエータの電源を遮断する等の作
動禁止スイッチにより、可動体の作動を禁止する状態に
でき非使用時の安全性を高めることができる。
【0072】また、本発明は請求項36に記載のよう
に、可動体の移動軌跡の終端で可動体の動きを停止する
ストッパーを設けたものである。
【0073】そして、たとえば把手を引っぱり続けた
り、または押し続けたりした場合においても、可動体の
移動軌跡の終端でストッパーにより可動体は自動的に停
止することができる。
【0074】また、本発明は請求項37に記載のよう
に、ストッパーは、制御器がアクチュエータを作動して
いる状態においても、可動体の作動を機械的に停止する
ストッパーとしたものである。
【0075】そして、たとえば制御器が故障して制御器
がアクチュエータを駆動する状態が解除されなくなった
りした場合においても、可動体の作動を停止することが
できる。
【0076】また、本発明は請求項38に記載のよう
に、ストッパーは、ゴムやばね等の衝撃吸収体を有した
ものである。
【0077】そして、可動体はストッパーにて停止する
ときその衝撃吸収体により、衝撃なく停止することがで
きる。
【0078】また、本発明は請求項39に記載のよう
に、ストッパーが機能する手前で事前信号を制御器に対
して発する終端信号発生器を設けたものである。
【0079】そして、可動体が移動軌跡の終端でストッ
パーで停止する事前に、終端信号発生器からの信号によ
り制御器がアクチュエーターの駆動速度を遅くする等の
制御が可能になり、滑らかで静かに停止することができ
る。
【0080】また、本発明は請求項40に記載のよう
に、終端信号発生器は、たとえばリードスイッチやホー
ル素子、磁気抵抗素子、フォトトランジスタ等の非接触
センサとしたものである。
【0081】そして、非接触センサにより接触部の磨耗
等により作動位置が変動するような不都合を防止できる
とともに、長期作動信頼性を確保することができる。
【0082】また、本発明は請求項41に記載のよう
に、終端信号発生器は、ストッパーと一体的に構成した
ものである。
【0083】そして、終端信号発生器をストッパーと一
体的に構成することにより、ストッパーと終端信号発生
器との相対位置のばらつきを小さくでき、ストッパーで
停止するときの、ストッパーの位置に対して終端信号発
生器の信号を発生するタイミングのばらつきを小さくす
ることができる。
【0084】以下、本発明の実施例について図面を用い
て説明する。 (実施例1)図1は昇降用の人力応動装置の側面図であ
る。
【0085】図1〜図4は本発明の実施例1の人力応動
装置であり、収納キャビネット1には、前方下方に引き
出し下降する昇降式のラック10が格納されている。収
納キャビネット1は、内面3の両側には基台4のピン5
a、5bに枢支した平行リンク6が取り付けられてお
り、両側面で対向し合う前部側のアーム7aは図3に示
すように枢軸8により連結され同体回転するようになっ
ている。
【0086】平行リンク6は、前後アーム7a、7bの
自由端部間を取り付け座9により連結されリンク機構を
構成している。
【0087】可動体であるラック10は、両側板11と
底面から背面につながる線材や薄板材等よりなるかご1
2と、線材や樹脂成形材等よりなる棚13と、前方下部
に取り付けられた把手14により構成されており、その
両側板11が平行リンク6の取り付け座9に固定されて
いる。
【0088】ここで、物品はかご12と棚13に収納
し、把手14をにぎってラック10の出し入れ操作を行
うものである。
【0089】また、基台4の内側には、後部側アーム7
bに連結されて同時回転する回転板15と、ねじりバネ
16が配置されており、ねじりバネ16の先端は一方を
固定金具17と、他方を回転板15に取り付けられた受
けピン18に当接し、ラック10が引き出されて下降し
ていくときこのねじりバネ16を巻き上げ、この反力に
よりラック10の出し入れが軽い操作で行えるようにな
っている。
【0090】さらに、可動体であるラック10の把手1
4は中空パイプで構成され、その把手14の内部には、
その把手14に作用する人力の強さおよび人力の方向を
検知するための人力検知手段23であるひずみセンサが
組み込まれている。そして、そのひずみセンサ23の信
号は、基台4の内側に設けた制御器24に伝送され、ひ
ずみセンサ23の信号に応じてモータ25を駆動する構
成である。
【0091】なお、モータ25は、前記回転板15と歯
車26によって減速増力して動力伝達される構成であ
る。
【0092】また図において、19は基台4に取り付け
られたストッパーであり、後部側アーム7bが垂直位置
よりやや後方に傾いた位置でこのストッパー19に当接
してラック10は格納状態となり、次に図に示すよう
に、ラック10を引き出していくとき後部側アーム7b
は、ほぼ水平位置でストッパー19の反対側に当接して
停止するようになっている。すなわち、可動体であるラ
ック10の移動軌跡の終端で可動体の作動を機械的に停
止する。このストッパー19は、金属板に2方の曲げ起
し片20a、20bを形成し、ゴム製の衝撃吸収体21
a、21bを接着固定してあるとともに、電気的にアク
チュエータであるモータ25を停止させるための終端信
号発生器である停止スイッチ28、29が装着してあ
る。停止スイッチ28,29は、後部側アーム7bがス
トッパー19のゴム製の衝撃吸収体21a、21bに当
たる手前で働く位置に、ストッパー19と一体的に構成
してある。
【0093】次に動作、作用について説明する。図1に
おいて、収納キャビネット1内に基台4および平行リン
ク6等により支持された2点鎖線で示した状態にある可
動体であるラック10の把手14を手前(図では右下方
向)に引っ張ると、把手14の内部に組み込まれた人力
検知手段23であるひずみセンサが、人力の強さおよび
人力の方向を示す信号として制御器24に伝達し、その
制御器24がアクチュエータであるモータ25を駆動す
る。
【0094】そしてモータ25の動力は歯車26により
回転板15を通じて平行リンク6の後部側アーム7bに
伝達され、平行リンク6は前方へ回転し、可動体である
ラック10は略水平を保ちながら手前下方に移動する。
【0095】制御器24は、把手14の人力検知手段で
あるひずみセンサ23の信号により、人力の強さが所定
値以下になったことを検知したときアクチュエータであ
るモータ25の作動を停止する構成なので、把手14を
引き下げようとする力を抜いたり、把手14から手を離
すと、その過程で制御器24は人力の強さが所定値以下
になったことを検知し、モータ25の作動を停止する。
【0096】したがって、ラック10を引き下げる途中
で把手14を引き下げようとする力を抜くか把手14か
ら手を離せば、ラック10はその位置に停止できる。す
なわち、ラック10を途中のどの位置にでも使い易い任
意の位置に停止することができる。
【0097】また、制御器24は、可動体10の人力検
知手段23に作用する人力の強さおよび人力の方向に応
じてアクチュエータ25の駆動力を制御する構成なの
で、人が可動体であるラック10を動かそうとしてその
把手14に人力を作用したとき、その人力に応じてアク
チュエータであるモータ25が駆動され、モータ25の
力が補助してくれるのでラック10を僅かな人力で軽く
動かすことができる。また、人力を作用する場所がリモ
コンスイッチ等などのボタンスイッチを押すようなもの
と違って、動かそうとするラック10の把手14そのも
のなので、不意にスイッチに触れてしまって意志に反し
てラック10がかってに動いてしまうといったようなこ
とがない。したがって、人力で軽くかつ安全に駆動する
ことができる。これは、ラック10を上昇させる場合お
よび下降させる場合いずれも同様である。
【0098】また、人力検知手段であるひずみセンサ2
3が人力の強さおよび人力の方向を検知し、その人力検
知手段23の検知信号に応じて、制御器24がアクチュ
エータであるモータ25の駆動力を制御し可動体である
ラック10を駆動するように作用する。したがって、人
が手動でラック10を動かすのと同じ感覚で自分の意志
に応じた方向に安全に駆動でき、かつモータ25の駆動
力により大幅に人力を軽減でき、楽に動かすことができ
る。
【0099】人力検出手段であるひすみセンサ23は、
棒状の把手14に固着して設けてあり、棒状の把手14
に人力を作用すると把手14に僅かなたわみを生じる。
そのたわみ度合いに応じて把手14に固着してあるひず
みセンサ23の電気抵抗が変化し、人力の強さが検出で
きる構成である。ひずみセンサ23の電気信号は電気抵
抗の変化に限られるものではなく、リラクタンス変化や
静電容量変化などいかなる電気信号変化であれ、把手1
4のたわみ量に応じて電気的な物性値が変化するもので
あれば、いずれでも同様に機能できる。
【0100】また、把手14のたわみの方向でひずみセ
ンサ23の信号の抵抗値等の絶対値なりひずみゲージを
ブリッジ結線した構成で正負逆信号が出力される構成等
により、把手14に作用する人力の方向を検知すること
ができる。
【0101】また、把手14は棒状にしたことにより、
掴みやすいばかりでなくひずみセンサ23の信号を得る
のに好都合なたわみが得られるメリットがある。
【0102】また、把手14を中空のものにすることに
より、その内面にひずみセンサ24を固着しやすく、か
つ把手14によってひずみセンサ24が保護されるとと
もに、電気信号を制御器24に伝達するための電線もそ
の中空部分を通すことができ、表面に電線やひずみセン
サ23が露出しないので、長期耐久信頼性を確保するこ
とができる。
【0103】また、人力検知手段であるひずみセンサ2
3を把手14に設けたことにより、把手14以外の部分
たとえばラック10やかご12や棚13などに触れて
も、アクチュエータであるモータ25が作動する心配を
なくすることができる。
【0104】また、ラック10に乗せた品物が比較的重
い品物であった場合等に、引き下ろしたラック10を持
ち上げて収納キャビネット1に収納するような場合、ラ
ック10を押し上げるために把手14を押す力に応じ
て、人力検知手段であるひずみセンサ23のひずみ信号
も大きくなり、その信号に応じて制御器24がアクチュ
エータであるモータ25の駆動力を増大し、モータ25
が補助する力が大きくなる。したがって、重いものでも
僅かな人力で収納や取り出しを楽に行うことができる。
【0105】また制御器24は、人力の方向を正逆2方
向に判別する方向判別手段27を備え、方向判別手段の
判別結果に応じてアクチュエータを正逆駆動する構成で
ある。
【0106】そして、制御器24に備えた方向判別手段
よって、人力の方向を正逆2方向に判別して、その判別
された方向に制御器24がアクチュエータであるモータ
25の駆動力を制御し可動体であるラック10を駆動さ
せることができる。したがって、人力の作用する方向が
あいまいであっても、正逆2方向のいずれかに判別して
可動体を駆動することができる。
【0107】たとえば把手14を水平に手前に引っ張っ
た場合も真下に垂直に引っ張った場合も斜め下に引っ張
った場合いずれとも、方向判別手段よってラック10を
前下方に移動する方向にモータ25を作動する。また把
手14を水平に奥に押した場合も真上に垂直に押した場
合も斜め上に押した場合いずれとも、方向判別手段よっ
てラック10を後上方に移動する方向にモータ25を作
動する。このように可動体10の駆動方向に対してあい
まいな方向に人力を作用させても、上昇方向か下降方向
かを判別して小さい人力で正しく意図する方向に駆動す
ることができる。
【0108】また制御器24は、人力検知手段であるひ
ずみセンサ23が検知する人力の強さの信号に応じてア
クチュエータであるモータ25の駆動速度を制御するよ
うに構成してある。したがって把手14を強めの人力で
押すか引くかすると、ラック10は速めの速度で昇降
し、把手14を弱めの人力で押すか引くかすると、ラッ
ク10は遅めの速度で昇降する。
【0109】たとえばラック10を速く動かしたいと
き、一般的に人は自然に強めの力をラック10の把手1
4に掛ける。そうした場合、ひずみセンサ23が検知す
る人力の強さの信号は大きくなり、モータ25の駆動速
度を速めるように制御器24が駆動する。
【0110】逆にラック10を遅く動かしたいとき、一
般的に人は自然に弱めの力をラック10の把手14に掛
ける。そうした場合、ひずみセンサ23が検知する人力
の強さの信号は小さくなり、モータ25の駆動速度を遅
くするように制御器24が駆動する。このように、人が
手動でラック10を動かすのと同じ感覚で自分の意志に
応じた速度で、かつ僅かな人力で安全に動かすことがで
きる。
【0111】また制御器24は、人力の強さが所定値以
上になったことを人力検知手段であるひずみセンサ23
が検知したときアクチュエータであるモータ25の作動
を開始する構成にしてある。
【0112】そして、制御器24は人力検知手段である
ひずみセンサ23の信号、すなわち人力が所定値以上に
ならないとアクチュエータであるモータ25が作動しな
いので、たとえばラック10の把手14にあやまって少
し触れたくらいでモータ25およびラック10が不意に
動くようなことはなく、所定以上の人力が作用してから
動き始める。したがって不用意に動くことを防止でき、
より安心して使用することができる。
【0113】また制御器24は、アクチュエータである
モータ25の作動開始時、作動速度を低速領域を経た後
に通常速度にする低速作動開始機能を備えており、モー
タ25が作動し始めるとき、必ず低速で動き始めてから
後に通常速度で動くように機能するので、たとえば可動
体であるラック10に割れ物等が入っているような場合
でもゆっくり動き始めるため衝撃がなく、不用意にラッ
ク10の中身を急に動き始めた衝撃で破損したり、急に
動き始めて驚いたりすることを防止できる。
【0114】また制御器24は、アクチュエータである
モータ25の作動開始時、低速領域の速度が漸増する速
度漸増機能を備えており、モータ25が作動し始めると
き、必ず低速で動き始め、かつその後次第に通常速度に
近づいて、その後に通常速度で動くように作用するの
で、ラック10の動き始めが滑らかにでき、内容物の破
損等を防止でき安心して使用することができる。
【0115】また制御器24は、アクチュエータである
モータ25の作動停止時、低速領域の速度が漸減する速
度漸減機能を備えており、モータ25が作動を停止する
とき、通常速度の状態から徐々に減速しながら停止する
ように機能するので、ラック10にたとえば割れ物等が
入っているような場合でも急停止することなく徐々に減
速されながら停止するように作用するので、ラック10
の停止が滑らかで、内容物の破損等を防止でき安心して
使用することができる。
【0116】また可動体であるラック10は、アクチュ
エータであるモータ25の作動により昇降移動する構成
で、モータ25の作動によってラック10が昇降移動で
きるので、重いものでもたとえばラック10の内容物の
重量の何分の一かの僅かな人力によって上下でき、高所
に収納したり取り出したりすることを安全でかつ楽にす
ることができる。
【0117】またアクチュエータは、正逆動作可能なモ
ータ25を用いた構成なので、一つのモータ25で可動
体であるラック10を僅かな人力によって正逆方向に動
作することができる。
【0118】またアクチュエータは、速度制御可能なモ
ータ25を用いた構成なので、人が手動で可動体である
ラック10を動かすのと同じ感覚で、かつ自分の意志に
応じて僅かな人力でラック10を任意の速度で滑らかに
動かすことができる。
【0119】またモータ25を、超音波モータを用いた
構成にすることにより、正逆動作および速度制御が可能
で、減速機構なしに低速大トルクを得ることが可能で、
小型で大きい駆動力が得られるので、僅かな人力で可動
体を任意の速度で滑らかに動かせる人力応動装置を、大
型化せずにコンパクトに実現することができる。
【0120】また、基台4にアクチュエーターであるモ
ータ4を組み付けることにより、可動体であるラック1
0を基台4に支持するアーム7a,7bおよび平行リンク
6で構成される支持手段を駆動するユニットとしてコン
パクトに構成することができる。
【0121】また、基台4に制御器24を組み付けるこ
とにより、上記と同様に基台4に支持する支持手段を駆
動するユニットとしてコンパクトに構成することができ
る。
【0122】また、ラック10の支持手段であるアーム
7a,7bおよび移動軌跡の終端でアーム7a,7bおよびラ
ック10の動きを停止するストッパー19を設けてある
ので、たとえば把手14を引っぱり続けたり、または押
し続けたりした場合においても、アーム7a,7bおよび
ラック10の移動軌跡の終端でストッパー19によりア
ーム7a,7bおよびラック10は自動的に停止すること
ができて安全である。
【0123】また、ストッパー19は、可動体10の作
動を機械的に停止するストッパーとした構成なので、た
とえば制御器24が故障して制御器24がアクチュエー
タ25を駆動する状態が解除されなくなったりした場合
においても、可動体10の作動を停止するので安心して
使用できる。
【0124】また、ストッパー19は、ゴムやばね等の
衝撃吸収体を有した構成なので、可動体10はストッパ
ー19によって停止するときその衝撃吸収体により、衝
撃なく停止することができる。
【0125】また、終端信号発生器である停止スイッチ
28,29をストッパー19と一体的に構成したことに
より、ストッパー19と終端信号発生器28,29との
相対位置のばらつきを小さくできる。したがって、スト
ッパー19で停止するときの、ストッパー19の位置に
対して終端信号発生器28,29の信号を発生するタイ
ミングのばらつきを小さくすることができる。たとえ
ば、終端信号発生器28,29が働いたとき、すぐ制御
器24がアクチュエータを低速にすることによりストッ
パー19に当たって停止する際さらに滑らかに静かに停
止するような制御をより確実に行うことができる。
【0126】また、実施例では終端信号発生器28,2
9を接触式のスイッチで示したが、たとえばリードスイ
ッチやホール素子、磁気抵抗素子、フォトトランジスタ
等の非接触センサを用いることにより、接触部の磨耗等
により作動位置が変動するような不都合を防止できると
ともに、長期作動信頼性を確保することができる。
【0127】(実施例2)図5は本発明の実施例2の人
力応動装置であり、実施例1と異なる要点は、基台4を
押し入れ30の底面31に固定する構成とした点であ
る。
【0128】このように、基台4の固定構造物への取付
面を基台4の下側にする構成によって、固定構造物がラ
ック10の両側面にない引き戸の押し入れにも、実施例
1同様の作用効果を有する人力応動装置を取り付けるこ
とができる。
【0129】そして、押し入れ30の上段もしくは下段
等の底板面31に人力応動装置の基台4を取り付けるこ
とができ、たとえばラック10等を都合のよい高さに昇
降して使用することにより布団等の出し入れを楽にする
ことができる。
【0130】また、基台4は箱状に形成して蓋により中
に異物が入らない構成にしてある。そして、基台4の中
に異物が入らない構成により基台の中の動く部分に触れ
る心配がないので、指などを歯車に挟んだりする心配が
なく安全であり、また布団のわたごみやその他の異物等
が制御器をショートさせたり可動部分に噛みんだりする
故障や事故を防止することができる。
【0131】(実施例3)図6は本発明の実施例3の人
力応動装置であり、実施例1と異なる要点は、基台4を
押し入れ30の天面31に固定する構成とした点であ
る。このように、基台4の固定構造物への取付面を基台
4の上側にする構成によって、固定構造物がラック10
の両側面にない引き戸の押し入れにも、実施例1同様の
作用効果を有する人力応動装置を取り付けることができ
る。
【0132】そして、押し入れ30の上段もしくは下段
等の天井面32に人力応動装置の基台4を取り付けるこ
とができ、たとえばラック10等を都合のよい高さに昇
降して使用することにより布団等の出し入れを楽にする
ことができる。
【0133】実施例1や実施例2は、収納時にラック1
0を上に収納し、ラック10の中に品物を出し入れする
とき下に降ろして使用する人力応動装置の例でしめした
が、実施例3は、逆に収納時にラック10を降ろして収
納し、出し入れ時に上に上げて使用する人力応動装置で
ある。この人力応動装置は、たとえば台所の流し台の下
に食器洗い器を収納し、食器類をその食器洗い器へ出し
入れする場合等、腰を屈めなくてもいい使い易い高さま
で上に上げて食器を出し入れし、通常は下へ下げて収納
するような家庭電化商品用の収納ラックとしても有効で
ある。
【0134】(実施例4)図7は本発明の実施例4の人
力応動装置であり、実施例1と異なる要点は、基台4を
押し入れ30の奥面33に固定する構成とした点であ
る。このように、基台4の固定構造物への取付面を基台
4の奥側にする構成によって、固定構造物がラック10
の両側面にない引き戸の押し入れにも、実施例1同様の
作用効果を有する人力応動装置を取り付けることができ
る。
【0135】そして、押し入れ30の上段もしくは下段
等の奥壁面33に人力応動装置の基台4を取り付けるこ
とができ、たとえばラック10等を都合のよい高さに昇
降して使用することにより布団等の出し入れを楽にする
ことができる。
【0136】(実施例5)図8は本発明の実施例5の人
力応動装置であり、実施例1ないし4が可動体であるラ
ック10がアクチュエータ25の作動により昇降移動す
る人力応動装置であるのに対し、実施例5と実施例1な
いし4とが異なる要点は、可動体であるラック10がア
クチュエータ25の作動により略水平移動する人力応動
の書棚である。ラック10を移動したいとき、移動した
い方向に把手14に軽く人力を作用するだけで、把手1
4の内部に組み込まれた人力検知手段(図示せず)が、
人力の強さおよび人力の方向を示す信号として制御器
(図示せず)に伝達し、制御器がアクチュエータである
モータ(図示せず)を駆動し、可動体である書棚のラッ
ク10の底部34にあるガイドレール35に嵌合したゴ
ム製の案内車を回転させて、ガイドレール35に沿って
ラック10を移動する。
【0137】このように動作として実施例1が昇降移動
であったのが、水平方向の移動になった以外は同様の作
用効果を有するものである。
【0138】また36は、アクチュエータおよび可動体
10の作動を禁止する作動禁止スイッチで、可動体10
を動かす必要がない場合たとえば制御器やアクチュエー
タの電源を遮断する作動禁止スイッチ36により、可動
体10の作動を禁止する状態にでき非使用時等の安全性
を高めることができる。
【0139】このような作動禁止スイッチ36を実施例
1ないし4に設けた場合、同様に可動体10を動かす必
要がないときは、作動禁止スイッチ36によって把手1
4を動かそうとしても、可動体10は静止状態を保つこ
とができて安全である。
【0140】なお上記各実施例においてアクチュエータ
としてモータを例示したが、これは形状記憶合金、油圧
や水圧や空圧等のシリンダー、水素吸蔵合金による水素
圧力を用いたもの等どのようなものであってもよいもの
である。
【0141】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、可動体に
作用する人力の強さおよび人力の方向に応じてアクチュ
エータの駆動力を制御する制御器を備えているので、不
意にスイッチに触れて可動体が動くようなことがなく人
力で軽くかつ安全に駆動できる人力応動装置を提供する
ことができる。
【0142】また、人力検知手段が人力の強さおよび人
力の方向を検知し、その人力検知手段の検知信号に応じ
て、アクチュエータの駆動力を制御する制御器を備えた
構成により、人が手動で可動体を動かすのと同じ感覚で
自分の意志に応じた方向に安全に駆動でき、かつアクチ
ュエータの駆動力により大幅に人力を軽減でき、楽に動
かすことができる。
【0143】また制御器は、人力の方向を正逆2方向に
判別する方向判別手段を備え、方向判別手段の判別結果
に応じてアクチュエータを正逆駆動する構成により、人
力の作用する方向があいまいであっても、正逆2方向の
いずれかに判別して可動体を意図する方向に僅かな人力
で駆動することができる。
【0144】また可動体に設けた把手と、前記把手に係
る人力の強さおよび人力の方向を検知する人力検知手段
と、前記人力検知手段の信号に応じてアクチュエータの
駆動力を制御し前記可動体を駆動する制御器を備えた構
成により、人が手動で可動体の把手を動かすのと同じ感
覚で自分の意志に応じた方向に安全にかつ僅かな人力で
楽に動かすことができる。
【0145】また制御器は、人力検知手段が検知する人
力の強さの信号に応じてアクチュエータの駆動速度を制
御する構成により、人が手動で可動体を動かすのと同じ
感覚で自分の意志に応じた速度で安全にかつ僅かな人力
で楽に動かすことができる。
【0146】また制御器は、所定値以上に人力の強さが
なったことを人力検知手段が検知したときアクチュエー
タの作動を開始する構成により、人力が所定値以上にな
らないとアクチュエータが作動しないので、たとえば可
動体にあやまって少し触れたくらいでアクチュエータが
不意に動くようなことを防止でき、より安心して使用す
ることができる。
【0147】また制御器は、所定値以下に人力の強さが
なったことを人力検知手段が検知したときアクチュエー
タの作動を停止する構成により、可動体から手を離した
り力を抜いたりなどで、可動体および人力検知手段へか
かる人力が所定値より小さくなるとアクチュエータが停
止し、可動体も停止することができ任意の位置に可動体
を止めることができる。
【0148】また制御器は、アクチュエータの作動開始
時、作動速度を低速領域を経た後に通常速度にする低速
作動開始機能を備えた構成により、ゆっくり動き始める
ため衝撃がないので、不用意に可動体の中身を衝撃で破
損したり、急に衝撃的に動き始めて驚いたりすることを
防止することができる。
【0149】また制御器は、アクチュエータの作動開始
時、低速領域の速度が漸増する構成により、可動体の動
き始めが滑らかにでき、内容物の破損等を防止でき安心
して使用することができる。
【0150】また制御器は、アクチュエータの作動停止
時、作動速度を低速領域を経た後に停止する低速作動停
止機能を備えた構成により、急停止することなく低速に
減速して衝撃を緩和しながら停止でき、不用意に可動体
の中身を衝撃で破損したり、急停止して驚いたりすると
いったことを防止することができる。
【0151】また制御器は、アクチュエータの作動停止
時、低速領域の速度が漸減する構成により、可動体の停
止が滑らかで、内容物の破損等を防止でき安心して使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の人力応動装置の可動体の降
下状態を示す断面図
【図2】同人力応動装置のストッパー部を示す詳細図
【図3】同人力応動装置の昇降機構を示す斜視図
【図4】同人力応動装置の外観斜視図
【図5】本発明の実施例2の人力応動装置の可動体の降
下引き出し状態を示す外観斜視図
【図6】本発明の実施例3の人力応動装置の可動体の上
昇引き出し状態を示す外観斜視図
【図7】本発明の実施例4の人力応動装置の可動体の収
納状態を示す外観斜視図
【図8】本発明の実施例5の人力応動装置の可動体の外
観斜視図
【図9】従来の電動昇降装置の構成図
【符号の説明】
4 基台 5 支持手段(アーム、平行リンク) 10 可動体(ラック) 14 把手 23 人力検出手段(ひずみセンサ) 24 制御器 25 アクチュエータ(モータ) 28 終端信号発生器(停止スイッチ) 29 終端信号発生器(停止スイッチ) 31 底面 32 天面 33 奥面 36 作動禁止スイッチ

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動体と、前記可動体に作用する人力の強
    さおよび人力の方向に応じてアクチュエータの駆動力を
    制御する制御器を備えた人力応動装置。
  2. 【請求項2】人力の強さおよび人力の方向を検知する人
    力検知手段と、前記人力検知手段の検知信号に応じてア
    クチュエータの駆動力を制御する制御器と、前記アクチ
    ュエータの駆動力に応じて駆動される可動体を備えた人
    力応動装置。
  3. 【請求項3】制御器は、人力の方向を正逆2方向に判別
    する方向判別手段を備え、前記方向判別手段の信号に応
    じてアクチュエータを正逆駆動する請求項2記載の人力
    応動装置。
  4. 【請求項4】可動体に設けた把手と、前記把手に係る人
    力の強さおよび人力の方向を検知する人力検知手段と、
    前記人力検知手段の信号に応じてアクチュエータの駆動
    力を制御し前記可動体を駆動する制御器を備えた人力応
    動装置。
  5. 【請求項5】基台と、前記基台に対して移動可能なラッ
    ク等の可動体と、前記可動体の移動軌跡を規制して支持
    する平行リンクやレール等の支持手段と、前記可動体に
    設けた把手と、前記把手に係る人力の強さおよび人力の
    方向を検知する人力検知手段と、前記人力検知手段の信
    号に応じてアクチュエータの駆動力を制御し前記可動体
    を駆動する制御器を備えた人力応動装置。
  6. 【請求項6】基台を家屋やキャビネットや押し入れ等の
    固定構造物の底面に固定する構成とした請求項5記載の
    人力応動装置。
  7. 【請求項7】基台を家屋やキャビネットや押し入れ等の
    固定構造物の天面に固定する構成とした請求項5記載の
    人力応動装置。
  8. 【請求項8】基台を家屋やキャビネットや押し入れ等の
    固定構造物の奥面に固定する構成とした請求項5記載の
    人力応動装置。
  9. 【請求項9】基台を家屋やキャビネットや押し入れ等の
    固定構造物の側面に固定する構成とした請求項5記載の
    人力応動装置。
  10. 【請求項10】人力検知手段は、把手に設けた請求項4
    または5記載の人力応動装置。
  11. 【請求項11】人力検知手段は、中空の把手の内部に設
    けた請求項10記載の人力応動装置。
  12. 【請求項12】人力検知手段から制御器に信号伝達する
    電線を、把手の内部を通して設けた請求項11記載の人
    力応動装置。
  13. 【請求項13】人力検知手段は、把手のひずみにより電
    気抵抗等の電気信号が変化するひずみセンサにてなる請
    求項4から12のいずれか1項記載の人力応動装置。
  14. 【請求項14】人力検知手段は、ひずみゲージを用いた
    請求項13記載の人力応動装置。
  15. 【請求項15】制御器は、人力検知手段が検知する人力
    の強さの信号に応じてアクチュエータの駆動速度を制御
    する請求項2から14のいずれか1項記載の人力応動装
    置。
  16. 【請求項16】制御器は、所定値以上に人力の強さがな
    ったことを人力検知手段が検知したときアクチュエータ
    の作動を開始する請求項2から15のいずれか1項記載
    の人力応動装置。
  17. 【請求項17】制御器は、所定値以下に人力の強さがな
    ったことを人力検知手段が検知したときアクチュエータ
    の作動を停止する請求項2から16のいずれか1項記載
    の人力応動装置。
  18. 【請求項18】制御器は、アクチュエータの作動開始
    時、作動速度を低速領域を経た後に通常速度にする低速
    作動開始機能を備えた請求項2から17のいずれか1項
    記載の人力応動装置。
  19. 【請求項19】制御器は、アクチュエータの作動開始
    時、低速領域の速度が漸増する速度漸増機能を備えた請
    求項18記載の人力応動装置。
  20. 【請求項20】制御器は、アクチュエータの作動停止
    時、作動速度を低速領域を経た後に停止する低速作動停
    止機能を備えた請求項2から19のいずれか1項記載の
    人力応動装置。
  21. 【請求項21】制御器は、アクチュエータの作動停止
    時、低速領域の速度が漸減する速度漸減機能を備えた請
    求項20記載の人力応動装置。
  22. 【請求項22】可動体は、アクチュエータの作動により
    昇降移動する請求項2から21のいずれか1項記載の人
    力応動装置。
  23. 【請求項23】可動体は、アクチュエータの作動により
    略水平移動する請求項2から22のいずれか1項記載の
    人力応動装置。
  24. 【請求項24】アクチュエータは、ステッピングモータ
    やDCブラシレスモータ等の正逆動作可能なアクチュエ
    ータとした請求項2から23のいずれか1項記載の人力
    応動装置。
  25. 【請求項25】アクチュエータは、ステッピングモータ
    やDCブラシレスモータ等の速度制御可能なアクチュエ
    ータとした請求項2から24のいずれか1項記載の人力
    応動装置。
  26. 【請求項26】アクチュエータは、超音波モータを用い
    た請求項2から25のいずれか1項記載の人力応動装
    置。
  27. 【請求項27】アクチュエータは、形状記憶合金を用い
    た請求項2から25のいずれか1項記載の人力応動装
    置。
  28. 【請求項28】アクチュエータは、油圧シリンダを用い
    た請求項2から25のいずれか1項記載の人力応動装
    置。
  29. 【請求項29】アクチュエータは、水圧シリンダを用い
    た請求項2から25のいずれか1項記載の人力応動装
    置。
  30. 【請求項30】アクチュエータは、空圧シリンダを用い
    た請求項2から25のいずれか1項記載の人力応動装
    置。
  31. 【請求項31】アクチュエータは、水素吸蔵合金による
    水素圧力を用いた請求項2から25のいずれか1項記載
    の人力応動装置。
  32. 【請求項32】アクチュエータは、基台に組み付けた請
    求項5から31のいずれか1項記載の人力応動装置。
  33. 【請求項33】制御器は、基台に組み付けた請求項5か
    ら32のいずれか1項記載の人力応動装置。
  34. 【請求項34】基台は、箱状に形成するか蓋やカバー等
    により中に異物が入らない構成とした請求項5から33
    のいずれか1項記載の人力応動装置。
  35. 【請求項35】アクチュエータおよび可動体の作動を禁
    止する作動禁止スイッチを設けた請求項1から34のい
    ずれか1項記載の人力応動装置。
  36. 【請求項36】可動体の移動軌跡の終端で可動体の動き
    を停止するストッパーを設けた請求項1から35のいず
    れか1項記載の人力応動装置。
  37. 【請求項37】ストッパーは、制御器がアクチュエータ
    を作動している状態においても、可動体の作動を機械的
    に停止するストッパーとした請求項36記載の人力応動
    装置。
  38. 【請求項38】ストッパーは、ゴムやばね等の衝撃吸収
    体を有した請求項37記載の人力応動装置。
  39. 【請求項39】ストッパーが機能する手前で事前信号を
    制御器に対して発する終端信号発生器を設けた請求項3
    5から38のいずれか1項記載の人力応動装置。
  40. 【請求項40】終端信号発生器は、リードスイッチやホ
    ール素子、磁気抵抗素子、フォトトランジスタ等の非接
    触センサとした請求項39記載の人力応動装置。
  41. 【請求項41】終端信号発生器は、ストッパーと一体的
    に構成した請求項39または40記載の人力応動装置。
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JP2002345567A (ja) * 2001-05-24 2002-12-03 Matsukinrii:Kk 電動式の昇降ラック装置
JP2008048771A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Matsushita Electric Works Ltd キッチン設備
JP2008169685A (ja) * 2006-12-15 2008-07-24 Nifco Inc 電動補助装置
JP2010194252A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Cleanup Corp 収納庫
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