JPH10294087A - 希ガス放電灯 - Google Patents
希ガス放電灯Info
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- JPH10294087A JPH10294087A JP10051897A JP10051897A JPH10294087A JP H10294087 A JPH10294087 A JP H10294087A JP 10051897 A JP10051897 A JP 10051897A JP 10051897 A JP10051897 A JP 10051897A JP H10294087 A JPH10294087 A JP H10294087A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構成によって透光性シ−トの外囲器への
密着性を改善できる上、外部電極の端縁部分における空
間部を縮小化でき、外部電極間ないし対地間の絶縁破壊
を効果的に抑制できる希ガス放電灯を提供すること。 【解決手段】内面に発光層2を有する直管状の外囲器1
と、外囲器の全長と同程度の長さを有する透光性シ−ト
4の一方の面に接着層9Aを形成すると共に、帯状の一
対の外部電極5,6を、第1,第2の開口部7,8が形
成されるように離隔して配置してなるシ−ト構体3と、
熱収縮性樹脂よりなる透光性の保護チュ−ブ12とを具
備し、前記外囲器1の外周面にシ−ト構体3を、外囲器
1と透光性シ−ト4との間に外部電極5,6が位置する
ように巻回し接着すると共に、シ−ト構体3の外周面に
保護チュ−ブ12を、シ−ト構体3が被覆されるように
装着し、保護チュ−ブ12の熱収縮により第1,第2の
開口部7,8に対応する透光性シ−ト部分を外囲器1に
ほぼ密着させた。
密着性を改善できる上、外部電極の端縁部分における空
間部を縮小化でき、外部電極間ないし対地間の絶縁破壊
を効果的に抑制できる希ガス放電灯を提供すること。 【解決手段】内面に発光層2を有する直管状の外囲器1
と、外囲器の全長と同程度の長さを有する透光性シ−ト
4の一方の面に接着層9Aを形成すると共に、帯状の一
対の外部電極5,6を、第1,第2の開口部7,8が形
成されるように離隔して配置してなるシ−ト構体3と、
熱収縮性樹脂よりなる透光性の保護チュ−ブ12とを具
備し、前記外囲器1の外周面にシ−ト構体3を、外囲器
1と透光性シ−ト4との間に外部電極5,6が位置する
ように巻回し接着すると共に、シ−ト構体3の外周面に
保護チュ−ブ12を、シ−ト構体3が被覆されるように
装着し、保護チュ−ブ12の熱収縮により第1,第2の
開口部7,8に対応する透光性シ−ト部分を外囲器1に
ほぼ密着させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は希ガス放電灯に関
し、特にガラスバルブの外周面に一対の帯状の外部電極
を有する希ガス放電灯において、外部電極の端縁部間の
絶縁構造の改良に関する。
し、特にガラスバルブの外周面に一対の帯状の外部電極
を有する希ガス放電灯において、外部電極の端縁部間の
絶縁構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、図8〜図10に示す
希ガス放電灯を提案した。同図において、1は例えばガ
ラスバルブにて密閉状に構成された直管状の外囲器であ
って、その内面には希土類蛍光体,ハロリン酸塩蛍光体
などの蛍光体よりなる発光層2が形成されている。特
に、この発光層2には所定の開口角を有するアパ−チャ
部2aがほぼ全長に亘って形成されている。そして、外
囲器1の封着構造はガラスバルブの端部にディスク状の
封着ガラス板を封着して構成されているが、例えば単に
ガラスバルブを加熱しながら縮径加工し溶断して構成す
ることもできる。尚、この外囲器1の密閉空間には水銀
などの金属蒸気を含まないキセノン(Xe),クリプト
ン(Kr),ネオン(Ne),ヘリウム(He)などの
希ガスが単一又は混合して所定量封入されている。
希ガス放電灯を提案した。同図において、1は例えばガ
ラスバルブにて密閉状に構成された直管状の外囲器であ
って、その内面には希土類蛍光体,ハロリン酸塩蛍光体
などの蛍光体よりなる発光層2が形成されている。特
に、この発光層2には所定の開口角を有するアパ−チャ
部2aがほぼ全長に亘って形成されている。そして、外
囲器1の封着構造はガラスバルブの端部にディスク状の
封着ガラス板を封着して構成されているが、例えば単に
ガラスバルブを加熱しながら縮径加工し溶断して構成す
ることもできる。尚、この外囲器1の密閉空間には水銀
などの金属蒸気を含まないキセノン(Xe),クリプト
ン(Kr),ネオン(Ne),ヘリウム(He)などの
希ガスが単一又は混合して所定量封入されている。
【0003】この外囲器1の外周面にはシ−ト構体3が
密着するように巻回されている。このシ−ト構体3は、
例えば外囲器1の全長とほぼ同程度の長さを有し、かつ
厚さが20〜100μmの範囲に設定された絶縁性の透
光性シ−ト4と、この透光性シ−ト4の一方の面に互い
に所定の間隔だけ離隔配置して接着された不透光性の金
属部材よりなる帯状の一対の外部電極5,6と、この外
部電極5,6の端部から、それと電気的な接続関係を有
し、かつ導出端が透光性シ−ト4の端縁部分より突出す
るように導出された端子51,61と、透光性シ−ト4
の一方の面に付与された粘着ないし接着機能を有する接
着層9とから構成されている。尚、シ−ト構体3の外囲
器1への装着状態において、外部電極5,6の一端5
a,6a間には第1の開口部7が、外部電極5,6の他
端5b,6bの間には第2の開口部8がそれぞれ形成さ
れており、発光層2からの光は主としてアパ−チャ部2
aを介して第1の開口部7から外部に放出される。又、
シ−ト構体3において、透光性シ−ト4としては、例え
ばポリエチレンテレフタレ−ト(PET)樹脂が好適す
るが、ポリエステル樹脂など他の樹脂も利用可能であ
る。
密着するように巻回されている。このシ−ト構体3は、
例えば外囲器1の全長とほぼ同程度の長さを有し、かつ
厚さが20〜100μmの範囲に設定された絶縁性の透
光性シ−ト4と、この透光性シ−ト4の一方の面に互い
に所定の間隔だけ離隔配置して接着された不透光性の金
属部材よりなる帯状の一対の外部電極5,6と、この外
部電極5,6の端部から、それと電気的な接続関係を有
し、かつ導出端が透光性シ−ト4の端縁部分より突出す
るように導出された端子51,61と、透光性シ−ト4
の一方の面に付与された粘着ないし接着機能を有する接
着層9とから構成されている。尚、シ−ト構体3の外囲
器1への装着状態において、外部電極5,6の一端5
a,6a間には第1の開口部7が、外部電極5,6の他
端5b,6bの間には第2の開口部8がそれぞれ形成さ
れており、発光層2からの光は主としてアパ−チャ部2
aを介して第1の開口部7から外部に放出される。又、
シ−ト構体3において、透光性シ−ト4としては、例え
ばポリエチレンテレフタレ−ト(PET)樹脂が好適す
るが、ポリエステル樹脂など他の樹脂も利用可能であ
る。
【0004】上述のシ−ト構体3は外囲器1の外周面
に、外部電極5,6が外囲器1と透光性シ−ト4との間
に位置するように装着(巻回)されている。このシ−ト
構体3の外囲器1への装着は、例えば図11に示すよう
に行われる。まず、シ−ト構体3をステ−ジ10に展開
状態で配置する。次に、このシ−ト構体3における透光
性シ−ト4の一端4aに外囲器1を配置すると共に、外
囲器1が一対の従動ロ−ラ11,11にて透光性シ−ト
4に押し付けられるようにセットした上で、ステ−ジ1
0を若干だけM方向に移動させた後、N方向に移動させ
る。すると、外囲器1は透光性シ−ト4の上において相
対的に転動し、その外周面にはシ−ト構体3が巻回され
ることにより装着が行われる。尚、シ−ト構体3におい
て、外部電極5,6はその表面に形成された接着層9a
を利用して外囲器1の外周面に接着されており、透光性
シ−ト4はそれの一方の面に形成された接着層9を利用
して巻回時に外囲器1の外周面に接着されると共に、そ
れぞれの端部4a,4bは第2の開口部8で重ね合わせ
られて接着されている。
に、外部電極5,6が外囲器1と透光性シ−ト4との間
に位置するように装着(巻回)されている。このシ−ト
構体3の外囲器1への装着は、例えば図11に示すよう
に行われる。まず、シ−ト構体3をステ−ジ10に展開
状態で配置する。次に、このシ−ト構体3における透光
性シ−ト4の一端4aに外囲器1を配置すると共に、外
囲器1が一対の従動ロ−ラ11,11にて透光性シ−ト
4に押し付けられるようにセットした上で、ステ−ジ1
0を若干だけM方向に移動させた後、N方向に移動させ
る。すると、外囲器1は透光性シ−ト4の上において相
対的に転動し、その外周面にはシ−ト構体3が巻回され
ることにより装着が行われる。尚、シ−ト構体3におい
て、外部電極5,6はその表面に形成された接着層9a
を利用して外囲器1の外周面に接着されており、透光性
シ−ト4はそれの一方の面に形成された接着層9を利用
して巻回時に外囲器1の外周面に接着されると共に、そ
れぞれの端部4a,4bは第2の開口部8で重ね合わせ
られて接着されている。
【0005】この希ガス放電灯は、端子51,61を介
して外部電極5,6に高周波高電圧(例えば30KHz
で2500Vo−p)を印加することにより希ガスの放
電が生じ、希ガスの励起線によって発光層2が励起され
て発光するものであり、光はアパ−チャ部2aを介して
第1の開口部7から外部に放出される。特に、この希ガ
ス放電灯には水銀が用いられていないために、点灯後に
おける光量の立ち上がりが急峻であり、点灯と同時に光
量がほぼ100%近くにまで達するという特徴を有して
いる。このために、ファクシミリ,イメ−ジスキャナ,
複写機などのOA機器の原稿読取用の光源として好適す
るものである。
して外部電極5,6に高周波高電圧(例えば30KHz
で2500Vo−p)を印加することにより希ガスの放
電が生じ、希ガスの励起線によって発光層2が励起され
て発光するものであり、光はアパ−チャ部2aを介して
第1の開口部7から外部に放出される。特に、この希ガ
ス放電灯には水銀が用いられていないために、点灯後に
おける光量の立ち上がりが急峻であり、点灯と同時に光
量がほぼ100%近くにまで達するという特徴を有して
いる。このために、ファクシミリ,イメ−ジスキャナ,
複写機などのOA機器の原稿読取用の光源として好適す
るものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この希ガス
放電灯は、外囲器1の外周面が絶縁性の透光性シ−ト4
にて被覆されているために、外部電極5,6に高周波高
電圧が印加されても、通常の使用状態では組み込み機器
に対し十分の絶縁性を維持することができるものの、例
えば湿度の高い状態で使用されると、外部電極5,6の
コ−ナ部5aa−6aa又は5bb−6bb間などで絶
縁破壊による沿面放電が生じ、希ガス放電灯の正常な動
作が期待できなくなるのみならず、原稿の読み取り機能
を奏し得なくなるという問題がある。
放電灯は、外囲器1の外周面が絶縁性の透光性シ−ト4
にて被覆されているために、外部電極5,6に高周波高
電圧が印加されても、通常の使用状態では組み込み機器
に対し十分の絶縁性を維持することができるものの、例
えば湿度の高い状態で使用されると、外部電極5,6の
コ−ナ部5aa−6aa又は5bb−6bb間などで絶
縁破壊による沿面放電が生じ、希ガス放電灯の正常な動
作が期待できなくなるのみならず、原稿の読み取り機能
を奏し得なくなるという問題がある。
【0007】この原因としては次のことが推測される。
即ち、外囲器1の外周面に透光性シ−ト4を巻回し接着
させても、透光性シ−ト4及び外部電極5,6が厚みを
有することから、透光性シ−ト4の内面と外部電極5,
6の端部5a,5b,6a,6bの端面と外囲器1の外
周面とで囲まれる部分には必然的に空間部Gが形成され
る。そして、使用雰囲気の湿度が高くなったりすると、
空間部Gに湿気が侵入し、対向する端部間の絶縁間隔が
短縮されることになる。特に、コ−ナ部5aa,6a
a,5bb,6bbはほぼ直角に形成されているため
に、外部電極5,6に高周波高電圧が印加されると、同
コ−ナ部分の電位傾度が他の部分に比べて高くなる。こ
のために、空間部Gが不所望に大きく形成されたり、透
光性シ−ト4の外囲器1に対する密着性が低下したりす
ると、コ−ナ部5aa−6aa又は5bb−6bb間に
十分の絶縁性を保つことができなくなって沿面放電する
ものと考えられる。尚、この沿面放電は、コ−ナ部以外
においても、空間部Gが不所望に大きく形成されたりし
て絶縁性が低下すると、コ−ナ部以外の外部電極5,6
の端部間でも同様に生起される。
即ち、外囲器1の外周面に透光性シ−ト4を巻回し接着
させても、透光性シ−ト4及び外部電極5,6が厚みを
有することから、透光性シ−ト4の内面と外部電極5,
6の端部5a,5b,6a,6bの端面と外囲器1の外
周面とで囲まれる部分には必然的に空間部Gが形成され
る。そして、使用雰囲気の湿度が高くなったりすると、
空間部Gに湿気が侵入し、対向する端部間の絶縁間隔が
短縮されることになる。特に、コ−ナ部5aa,6a
a,5bb,6bbはほぼ直角に形成されているため
に、外部電極5,6に高周波高電圧が印加されると、同
コ−ナ部分の電位傾度が他の部分に比べて高くなる。こ
のために、空間部Gが不所望に大きく形成されたり、透
光性シ−ト4の外囲器1に対する密着性が低下したりす
ると、コ−ナ部5aa−6aa又は5bb−6bb間に
十分の絶縁性を保つことができなくなって沿面放電する
ものと考えられる。尚、この沿面放電は、コ−ナ部以外
においても、空間部Gが不所望に大きく形成されたりし
て絶縁性が低下すると、コ−ナ部以外の外部電極5,6
の端部間でも同様に生起される。
【0008】又、上述の空間部Gが不所望に大きくなる
と、動作中に空間部Gに対応する透光性シ−ト部分
(4)にはそれを構成する樹脂部材が融けたような痕跡
の孔が形成され、時間と共に拡大する傾向にある。この
ために、外部電極5,6が部分的に露呈されることにな
って、安全性が損なわれるのみならず、組み込み機器と
の絶縁性も損なわれるようになる。
と、動作中に空間部Gに対応する透光性シ−ト部分
(4)にはそれを構成する樹脂部材が融けたような痕跡
の孔が形成され、時間と共に拡大する傾向にある。この
ために、外部電極5,6が部分的に露呈されることにな
って、安全性が損なわれるのみならず、組み込み機器と
の絶縁性も損なわれるようになる。
【0009】この原因は明らかではないが、次のように
推測される。透光性シ−ト4としてPET樹脂を用い、
動作時の周囲環境が高温・高湿の場合には、1 外部電
極5,6に高周波高電圧が印加されることによって、透
光性シ−ト4に繰り返し電気衝撃が付与されること、2
外部電極5,6の端部5a,5b,6a,6b、特に
コ−ナ部5aa,6aa,5bb,6bbに電荷が集中
し、空間部Gにおいてボイド放電が生起されること、3
PET樹脂が例えば100°C以上で加水分解が促進
され易いこと、などに基づいて透光性シ−ト4に孔が形
成されるものと推測される。従って、このような推測に
基づき、透光性シ−ト4の外囲器1への密着性を高め、
空間部Gを縮小化することが孔あきの発生を抑制する1
つの解決策とも考えられる。
推測される。透光性シ−ト4としてPET樹脂を用い、
動作時の周囲環境が高温・高湿の場合には、1 外部電
極5,6に高周波高電圧が印加されることによって、透
光性シ−ト4に繰り返し電気衝撃が付与されること、2
外部電極5,6の端部5a,5b,6a,6b、特に
コ−ナ部5aa,6aa,5bb,6bbに電荷が集中
し、空間部Gにおいてボイド放電が生起されること、3
PET樹脂が例えば100°C以上で加水分解が促進
され易いこと、などに基づいて透光性シ−ト4に孔が形
成されるものと推測される。従って、このような推測に
基づき、透光性シ−ト4の外囲器1への密着性を高め、
空間部Gを縮小化することが孔あきの発生を抑制する1
つの解決策とも考えられる。
【0010】それ故に、本発明の目的は、簡単な構成に
よって透光性シ−トの外囲器への密着性を改善できる
上、外部電極の端縁部分における空間部を縮小化でき、
外部電極間ないし対地間の絶縁破壊を効果的に抑制でき
る希ガス放電灯を提供することにある。
よって透光性シ−トの外囲器への密着性を改善できる
上、外部電極の端縁部分における空間部を縮小化でき、
外部電極間ないし対地間の絶縁破壊を効果的に抑制でき
る希ガス放電灯を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、内面に発光層を有する直管状
の外囲器と、外囲器の外周面に、それのほぼ全長に亘っ
て第1,第2の開口部が形成されるように互いに離隔し
て配置した金属部材よりなる帯状の一対の外部電極と、
外囲器に当接する側の面に粘着ないし接着機能を有する
絶縁性の接着層を形成すると共に、外囲器の外周面に、
外部電極が被覆されるように巻回し接着した透光性シ−
トと、透光性シ−トの外周面に、透光性シ−トが被覆さ
れるように装着した熱収縮性樹脂よりなる透光性の保護
チュ−ブとを具備し、前記保護チュ−ブの熱収縮により
第1,第2の開口部に対応する透光性シ−ト部分を外囲
器にほぼ密着させたことを特徴とする。
の目的を達成するために、内面に発光層を有する直管状
の外囲器と、外囲器の外周面に、それのほぼ全長に亘っ
て第1,第2の開口部が形成されるように互いに離隔し
て配置した金属部材よりなる帯状の一対の外部電極と、
外囲器に当接する側の面に粘着ないし接着機能を有する
絶縁性の接着層を形成すると共に、外囲器の外周面に、
外部電極が被覆されるように巻回し接着した透光性シ−
トと、透光性シ−トの外周面に、透光性シ−トが被覆さ
れるように装着した熱収縮性樹脂よりなる透光性の保護
チュ−ブとを具備し、前記保護チュ−ブの熱収縮により
第1,第2の開口部に対応する透光性シ−ト部分を外囲
器にほぼ密着させたことを特徴とする。
【0012】又、本発明の第2の発明は、内面に発光層
を有する直管状の外囲器と、外囲器の全長とほぼ同程度
の長さを有する絶縁性の透光性シ−トの一方の面に粘着
ないし接着機能を有する絶縁性の接着層を形成すると共
に、金属部材よりなる帯状の一対の外部電極を、第1,
第2の開口部が形成されるように互いに離隔して配置し
てなるシ−ト構体と、熱収縮性樹脂よりなる透光性の保
護チュ−ブとを具備し、前記外囲器の外周面にシ−ト構
体を、外囲器と透光性シ−トとの間に外部電極が位置す
るように巻回し接着すると共に、シ−ト構体の外周面に
保護チュ−ブを、シ−ト構体が被覆されるように装着
し、保護チュ−ブの熱収縮により第1,第2の開口部に
対応する透光性シ−ト部分を外囲器にほぼ密着させたこ
とを特徴とする。
を有する直管状の外囲器と、外囲器の全長とほぼ同程度
の長さを有する絶縁性の透光性シ−トの一方の面に粘着
ないし接着機能を有する絶縁性の接着層を形成すると共
に、金属部材よりなる帯状の一対の外部電極を、第1,
第2の開口部が形成されるように互いに離隔して配置し
てなるシ−ト構体と、熱収縮性樹脂よりなる透光性の保
護チュ−ブとを具備し、前記外囲器の外周面にシ−ト構
体を、外囲器と透光性シ−トとの間に外部電極が位置す
るように巻回し接着すると共に、シ−ト構体の外周面に
保護チュ−ブを、シ−ト構体が被覆されるように装着
し、保護チュ−ブの熱収縮により第1,第2の開口部に
対応する透光性シ−ト部分を外囲器にほぼ密着させたこ
とを特徴とする。
【0013】さらには、本発明の第3の発明は、前記保
護チュ−ブを、外部電極の端面と透光性シ−トと外囲器
の外周面とによって囲まれた空間部が縮小化されるよう
に熱収縮させたことを特徴とし、第4の発明は、前記透
光性シ−ト及び保護チュ−ブの合計した肉厚を20μm
以上に設定したことを特徴とし、第5の発明は、前記透
光性シ−トの肉厚を4〜100μm、好ましくは10〜
70μmの範囲に設定したことを特徴とし、第6の発明
は、前記透光性シ−トに形成された接着層を、シリコ−
ン系樹脂を主成分とする接着剤にて構成したことを特徴
とし、さらに、第7の発明は、前記透光性シ−ト及び外
部電極に形成された接着層を、同一又は異なった樹脂系
接着剤にて構成したことを特徴とする。
護チュ−ブを、外部電極の端面と透光性シ−トと外囲器
の外周面とによって囲まれた空間部が縮小化されるよう
に熱収縮させたことを特徴とし、第4の発明は、前記透
光性シ−ト及び保護チュ−ブの合計した肉厚を20μm
以上に設定したことを特徴とし、第5の発明は、前記透
光性シ−トの肉厚を4〜100μm、好ましくは10〜
70μmの範囲に設定したことを特徴とし、第6の発明
は、前記透光性シ−トに形成された接着層を、シリコ−
ン系樹脂を主成分とする接着剤にて構成したことを特徴
とし、さらに、第7の発明は、前記透光性シ−ト及び外
部電極に形成された接着層を、同一又は異なった樹脂系
接着剤にて構成したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施例につ
いて図1〜図4を参照して説明する。尚、図8〜図10
に示す先行技術と同一部分には同一参照符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。同図において、この実施例の
特徴部分は、シ−ト構体3の外周面に熱収縮性樹脂より
なる保護チュ−ブ12を被せたことと、透光性シ−ト4
及び保護チュ−ブ12の合計した肉厚(保護チュ−ブは
熱収縮後における肉厚)を20μm以上に設定したこと
と、シ−ト構体3における透光性シ−ト4の、外囲器1
に当接する側の面に、シリコ−ン系樹脂を主成分とする
粘着ないし接着機能を有する接着層9Aを形成したこと
である。
いて図1〜図4を参照して説明する。尚、図8〜図10
に示す先行技術と同一部分には同一参照符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。同図において、この実施例の
特徴部分は、シ−ト構体3の外周面に熱収縮性樹脂より
なる保護チュ−ブ12を被せたことと、透光性シ−ト4
及び保護チュ−ブ12の合計した肉厚(保護チュ−ブは
熱収縮後における肉厚)を20μm以上に設定したこと
と、シ−ト構体3における透光性シ−ト4の、外囲器1
に当接する側の面に、シリコ−ン系樹脂を主成分とする
粘着ないし接着機能を有する接着層9Aを形成したこと
である。
【0015】上述の保護チュ−ブ12は、例えばPET
樹脂などのように熱収縮性を呈する熱収縮性樹脂にてチ
ュ−ブ状に構成されており、外囲器1に装着されたシ−
ト構体3の外周面に被せられている。この保護チュ−ブ
12のチュ−ブ径は、例えば外囲器1にシ−ト構体3を
巻回した状態の最大外径より若干大きい目に設定されて
いる。そして、保護チュ−ブ12をシ−ト構体3の外周
面に被せた状態において、保護チュ−ブ12は、例えば
150〜200°C程度に加熱されることによって体積
収縮を起こし、シ−ト構体3の外周面に密着される。こ
の際に、保護チュ−ブ12の熱収縮によって、外部電極
5,6及び透光性シ−ト4は外囲器1の外周面にほぼ密
着させられる。
樹脂などのように熱収縮性を呈する熱収縮性樹脂にてチ
ュ−ブ状に構成されており、外囲器1に装着されたシ−
ト構体3の外周面に被せられている。この保護チュ−ブ
12のチュ−ブ径は、例えば外囲器1にシ−ト構体3を
巻回した状態の最大外径より若干大きい目に設定されて
いる。そして、保護チュ−ブ12をシ−ト構体3の外周
面に被せた状態において、保護チュ−ブ12は、例えば
150〜200°C程度に加熱されることによって体積
収縮を起こし、シ−ト構体3の外周面に密着される。こ
の際に、保護チュ−ブ12の熱収縮によって、外部電極
5,6及び透光性シ−ト4は外囲器1の外周面にほぼ密
着させられる。
【0016】特に、外部電極5,6の端面と透光性シ−
ト4の内面と外囲器1の外周面とで囲まれる空間部G
は、保護チュ−ブ12の熱収縮の際に、透光性シ−ト4
が保護チュ−ブ12によって強制的に外囲器1の外周面
に押し付けられる結果、図2に示すように、縮小化され
るのみならず、第1,第2の開口部7,8に対応する透
光性シ−ト部分が外囲器1の外周面にほぼ密着させられ
る。
ト4の内面と外囲器1の外周面とで囲まれる空間部G
は、保護チュ−ブ12の熱収縮の際に、透光性シ−ト4
が保護チュ−ブ12によって強制的に外囲器1の外周面
に押し付けられる結果、図2に示すように、縮小化され
るのみならず、第1,第2の開口部7,8に対応する透
光性シ−ト部分が外囲器1の外周面にほぼ密着させられ
る。
【0017】又、透光性シ−ト4及び保護チュ−ブ12
の合計した肉厚は20μm以上に設定されているが、そ
の上限は経済性,OA機器などへの組み込み性などの観
点から決定され、実用的には500μm以下が推奨され
る。尚、合計した肉厚が20μm未満になると、絶縁性
が低下し、OA機器などへの組み込み状態での十分な対
地間絶縁を確保できなくなる。しかしながら、透光性シ
−ト4については、その肉厚は4〜100μm、好まし
くは10〜70μmの範囲に設定することが望ましく、
4μm未満では自動機による外囲器1への巻回作業が困
難になるし、100μmを超えると透光性シ−ト4の腰
が強くなるために、外囲器1に巻回して端部4a,4b
を重ね合わせて接着しても、剥がれ易くなる。従って、
作業性などを考慮すると、10〜70μmの範囲が推奨
される。
の合計した肉厚は20μm以上に設定されているが、そ
の上限は経済性,OA機器などへの組み込み性などの観
点から決定され、実用的には500μm以下が推奨され
る。尚、合計した肉厚が20μm未満になると、絶縁性
が低下し、OA機器などへの組み込み状態での十分な対
地間絶縁を確保できなくなる。しかしながら、透光性シ
−ト4については、その肉厚は4〜100μm、好まし
くは10〜70μmの範囲に設定することが望ましく、
4μm未満では自動機による外囲器1への巻回作業が困
難になるし、100μmを超えると透光性シ−ト4の腰
が強くなるために、外囲器1に巻回して端部4a,4b
を重ね合わせて接着しても、剥がれ易くなる。従って、
作業性などを考慮すると、10〜70μmの範囲が推奨
される。
【0018】又、上述の接着層9Aはシリコ−ン系樹脂
を主成分とする接着剤にて構成されている関係で、アク
リル系樹脂接着剤に比べて価格が格段に高いことから、
その厚みは絶縁性が損なわれない範囲内で極力薄くする
ことが材料コストを低減する上で望ましいものである。
従って、この接着層9Aの厚みは、透光性シ−ト4への
接着層9Aの形成性,コストなどの観点から、10〜5
0μmの範囲に設定することが望ましい。尚、経済性な
どを考慮しない場合には、この範囲外での使用も可能で
ある。又、予め、外部電極5,6に形成される接着層9
aにはアクリル系樹脂,シリコ−ン系樹脂,エポキシ系
樹脂などを主成分とする接着剤など適宜の接着剤を適用
することができ、その厚みは10〜30μmの範囲に設
定することが望ましいが、この範囲外での使用も可能で
ある。
を主成分とする接着剤にて構成されている関係で、アク
リル系樹脂接着剤に比べて価格が格段に高いことから、
その厚みは絶縁性が損なわれない範囲内で極力薄くする
ことが材料コストを低減する上で望ましいものである。
従って、この接着層9Aの厚みは、透光性シ−ト4への
接着層9Aの形成性,コストなどの観点から、10〜5
0μmの範囲に設定することが望ましい。尚、経済性な
どを考慮しない場合には、この範囲外での使用も可能で
ある。又、予め、外部電極5,6に形成される接着層9
aにはアクリル系樹脂,シリコ−ン系樹脂,エポキシ系
樹脂などを主成分とする接着剤など適宜の接着剤を適用
することができ、その厚みは10〜30μmの範囲に設
定することが望ましいが、この範囲外での使用も可能で
ある。
【0019】さらには、シ−ト構体3は外囲器1の外周
面に、外部電極5,6が外囲器1と透光性シ−ト4との
間に位置するように巻回されており、透光性シ−ト4の
それぞれの端部4a,4bは第2の開口部8にて重ね合
わせて接着した上で超音波溶着,熱圧着などにより溶着
されている。特に、シ−ト構体3の外囲器1への巻回状
態において、外部電極5,6間には第1,第2の開口部
7,8が形成されており、発光層2からの光は主として
アパ−チャ部2aから第1の開口部7を介して外部に放
出される。この第1,第2の開口部7,8の開口角
θ1 ,θ2 はθ1 >θ2 の関係に設定されているが、用
途によっては同一ないし逆の関係に設定することもでき
る。
面に、外部電極5,6が外囲器1と透光性シ−ト4との
間に位置するように巻回されており、透光性シ−ト4の
それぞれの端部4a,4bは第2の開口部8にて重ね合
わせて接着した上で超音波溶着,熱圧着などにより溶着
されている。特に、シ−ト構体3の外囲器1への巻回状
態において、外部電極5,6間には第1,第2の開口部
7,8が形成されており、発光層2からの光は主として
アパ−チャ部2aから第1の開口部7を介して外部に放
出される。この第1,第2の開口部7,8の開口角
θ1 ,θ2 はθ1 >θ2 の関係に設定されているが、用
途によっては同一ないし逆の関係に設定することもでき
る。
【0020】この実施例によれば、シ−ト構体3の外周
面に被せられた保護チュ−ブ12は、それ自身の加熱処
理による熱収縮作用によって、外部電極5,6及び透光
性シ−ト4を外囲器1の外周面に強制的に押し付ける
(締め付ける)ことになる。この結果、第1,第2の開
口部7,8に対応する透光性シ−ト部分は外囲器1の外
周面にほぼ密着させられるのみならず、外部電極5,6
の端面と透光性シ−ト4の内面と外囲器1の外周面とで
囲まれる空間部Gも縮小化される。従って、高温・高湿
の雰囲気下で使用しても、外部電極5,6間での絶縁破
壊は勿論のこと、空間部Gに対応する透光性シ−ト部分
への孔あき現象の発生も抑制でき、長期間に亘って安定
した動作状態を維持できる。
面に被せられた保護チュ−ブ12は、それ自身の加熱処
理による熱収縮作用によって、外部電極5,6及び透光
性シ−ト4を外囲器1の外周面に強制的に押し付ける
(締め付ける)ことになる。この結果、第1,第2の開
口部7,8に対応する透光性シ−ト部分は外囲器1の外
周面にほぼ密着させられるのみならず、外部電極5,6
の端面と透光性シ−ト4の内面と外囲器1の外周面とで
囲まれる空間部Gも縮小化される。従って、高温・高湿
の雰囲気下で使用しても、外部電極5,6間での絶縁破
壊は勿論のこと、空間部Gに対応する透光性シ−ト部分
への孔あき現象の発生も抑制でき、長期間に亘って安定
した動作状態を維持できる。
【0021】又、透光性シ−ト4及び保護チュ−ブ12
の合計した肉厚(保護チュ−ブは熱収縮後における肉
厚)は20μm以上に設定されているために、外部電極
5,6間及び対地間の絶縁性を、保護チュ−ブ12の熱
収縮作用による締め付け効果と相俟って有効に高めるこ
とができる。従って、環境条件が厳しい,安全基準が高
いなどの部所にも希ガス放電灯を容易に適用することが
できる。
の合計した肉厚(保護チュ−ブは熱収縮後における肉
厚)は20μm以上に設定されているために、外部電極
5,6間及び対地間の絶縁性を、保護チュ−ブ12の熱
収縮作用による締め付け効果と相俟って有効に高めるこ
とができる。従って、環境条件が厳しい,安全基準が高
いなどの部所にも希ガス放電灯を容易に適用することが
できる。
【0022】しかも、シ−ト構体3における透光性シ−
ト4の、外囲器1に当接する側の面にはシリコ−ン系樹
脂を主成分とする接着層9Aが形成されているのである
が、この接着層9Aが耐熱・耐湿性に優れている,耐圧
性能に優れている,環境変化に強いなどの特徴を有する
ことから、シ−ト構体3が外囲器1の外周面に巻回され
た状態において、外部電極5,6の端面と外囲器1の外
周面と透光性シ−ト4の内面とで囲まれる部分に空間部
Gが縮小化されていなくても、空間部Gに対応する透光
性シ−ト部分への孔あき現象の発生を抑制できる。従っ
て、動作時の周囲環境が高温・高湿の場合であっても、
透光性シ−ト部分への孔あき現象が抑制され、対地間絶
縁を著しく改善できる。
ト4の、外囲器1に当接する側の面にはシリコ−ン系樹
脂を主成分とする接着層9Aが形成されているのである
が、この接着層9Aが耐熱・耐湿性に優れている,耐圧
性能に優れている,環境変化に強いなどの特徴を有する
ことから、シ−ト構体3が外囲器1の外周面に巻回され
た状態において、外部電極5,6の端面と外囲器1の外
周面と透光性シ−ト4の内面とで囲まれる部分に空間部
Gが縮小化されていなくても、空間部Gに対応する透光
性シ−ト部分への孔あき現象の発生を抑制できる。従っ
て、動作時の周囲環境が高温・高湿の場合であっても、
透光性シ−ト部分への孔あき現象が抑制され、対地間絶
縁を著しく改善できる。
【0023】その上、外部電極5,6の端部間に形成さ
れる第1,第2の開口部7,8に対応する外囲器部分に
は透光性シ−ト4が、保護チュ−ブ12の熱収縮による
締め付け効果によりシリコ−ン系樹脂接着剤よりなる接
着層9Aを介して密着されているために、仮に、空間部
Gが形成されていても、外部電極間の絶縁性を有効に向
上できる。従って、湿度の高い雰囲気において、外部電
極5,6に高周波高電圧が印加されても、絶縁破壊によ
る沿面放電の生成を防止でき、安定した動作状態を維持
できる。
れる第1,第2の開口部7,8に対応する外囲器部分に
は透光性シ−ト4が、保護チュ−ブ12の熱収縮による
締め付け効果によりシリコ−ン系樹脂接着剤よりなる接
着層9Aを介して密着されているために、仮に、空間部
Gが形成されていても、外部電極間の絶縁性を有効に向
上できる。従って、湿度の高い雰囲気において、外部電
極5,6に高周波高電圧が印加されても、絶縁破壊によ
る沿面放電の生成を防止でき、安定した動作状態を維持
できる。
【0024】特に、外囲器1の外周面における絶縁被覆
層は透光性シ−ト4と保護チュ−ブ12との二重になっ
ているために、透光性シ−ト4の肉厚を4〜100μ
m、好ましくは10〜70μmの範囲における小さい領
域に設定することによって、機械化によるシ−ト構体3
の外囲器1への巻回作業を能率的に遂行することができ
る。従って、透光性シ−ト4の肉厚を小さくした分を保
護チュ−ブ12の肉厚でカバ−することができ、絶縁性
の低下を補償できる。
層は透光性シ−ト4と保護チュ−ブ12との二重になっ
ているために、透光性シ−ト4の肉厚を4〜100μ
m、好ましくは10〜70μmの範囲における小さい領
域に設定することによって、機械化によるシ−ト構体3
の外囲器1への巻回作業を能率的に遂行することができ
る。従って、透光性シ−ト4の肉厚を小さくした分を保
護チュ−ブ12の肉厚でカバ−することができ、絶縁性
の低下を補償できる。
【0025】図5は本発明の第2の実施例を示すもので
あって、基本的な構成は図1に示す希ガス放電灯と同じ
である。異なる点は、アパ−チャ部2aの開口角θ3 を
第1の開口部7の開口角θ1 より大きく設定し、かつ第
1の開口部7に発光層2が食み出さないようにしたこと
である。尚、アパ−チャ部2aの開口角θ3 は例えば7
0〜110度の範囲で設定されているが、用途,目的な
どに応じて適宜に変更できる。
あって、基本的な構成は図1に示す希ガス放電灯と同じ
である。異なる点は、アパ−チャ部2aの開口角θ3 を
第1の開口部7の開口角θ1 より大きく設定し、かつ第
1の開口部7に発光層2が食み出さないようにしたこと
である。尚、アパ−チャ部2aの開口角θ3 は例えば7
0〜110度の範囲で設定されているが、用途,目的な
どに応じて適宜に変更できる。
【0026】この実施例によれば、アパ−チャ部2aの
開口角θ3 は第1の開口部7の開口角θ1 より大きく設
定され、かつ第1の開口部7には発光層2が食み出さな
いように構成されているために、製造時に、アパ−チャ
部2aに対する外部電極5,6の位置関係が少々ずれて
も、光軸の変動を実用上支障の生じない範囲に止めるこ
とができる。従って、OA機器への組み込みが容易にな
る。
開口角θ3 は第1の開口部7の開口角θ1 より大きく設
定され、かつ第1の開口部7には発光層2が食み出さな
いように構成されているために、製造時に、アパ−チャ
部2aに対する外部電極5,6の位置関係が少々ずれて
も、光軸の変動を実用上支障の生じない範囲に止めるこ
とができる。従って、OA機器への組み込みが容易にな
る。
【0027】又、発光層2から放射された光は外囲器内
において高密度化されてアパ−チャ部2aから第1の開
口部7を経て外部に放出されるために、OA機器の原稿
照射装置に適用した場合、原稿面照度を高めることがで
き、原稿の読み取り精度を向上できる。
において高密度化されてアパ−チャ部2aから第1の開
口部7を経て外部に放出されるために、OA機器の原稿
照射装置に適用した場合、原稿面照度を高めることがで
き、原稿の読み取り精度を向上できる。
【0028】特に、外部電極5,6の外囲器側の面に光
反射性を付与すれば、アパ−チャ部2aからの光出力を
さらに高めることができ、原稿の読み取り精度も一層改
善できる。これの材料としては、例えばアルミニウム箔
のように光反射性を有する金属部材が好適する。
反射性を付与すれば、アパ−チャ部2aからの光出力を
さらに高めることができ、原稿の読み取り精度も一層改
善できる。これの材料としては、例えばアルミニウム箔
のように光反射性を有する金属部材が好適する。
【0029】図6は本発明の第3の実施例を示すもので
あって、基本的な構成は図1に示す希ガス放電灯と同じ
である。異なる点は、シ−ト構体3の外囲器1への巻回
・装着状態において、透光性シ−ト4のそれぞれの端部
4a,4bの主たる重ね合わせ部分を外部電極5の外面
側に設定し、この部分を超音波溶着したことと、透光性
シ−ト4の一方の面(外囲器1の外周面に当接する側の
面)にシリコ−ン系樹脂接着剤とは異なる例えばアクリ
ル系樹脂接着剤よりなる接着層9を形成したことであ
る。尚、この重ね合わせ・溶着部分は外部電極6の外面
側とすることもできる。
あって、基本的な構成は図1に示す希ガス放電灯と同じ
である。異なる点は、シ−ト構体3の外囲器1への巻回
・装着状態において、透光性シ−ト4のそれぞれの端部
4a,4bの主たる重ね合わせ部分を外部電極5の外面
側に設定し、この部分を超音波溶着したことと、透光性
シ−ト4の一方の面(外囲器1の外周面に当接する側の
面)にシリコ−ン系樹脂接着剤とは異なる例えばアクリ
ル系樹脂接着剤よりなる接着層9を形成したことであ
る。尚、この重ね合わせ・溶着部分は外部電極6の外面
側とすることもできる。
【0030】この実施例によれば、透光性シ−ト4の重
ね合わせ部分の超音波溶着は外部電極5の外面側におい
て行なわれるために、外囲器内面の発光層2に作用する
超音波振動が緩和される。従って、第1,第2の実施例
に比べると、発光層2の外囲器内面からの剥離を抑制で
き、光出力の改善が可能となる。
ね合わせ部分の超音波溶着は外部電極5の外面側におい
て行なわれるために、外囲器内面の発光層2に作用する
超音波振動が緩和される。従って、第1,第2の実施例
に比べると、発光層2の外囲器内面からの剥離を抑制で
き、光出力の改善が可能となる。
【0031】又、透光性シ−ト4の接着層9を、シリコ
−ン系樹脂接着剤に代えてアクリル系樹脂接着剤にて構
成しても、保護チュ−ブ12の熱収縮による透光性シ−
ト4の締め付け効果によって、透光性シ−ト4の外囲器
に対する密着性が向上すると共に空間部Gも縮小化され
るために、高温・高湿などのように環境条件の厳しい部
所に適用しても、孔あき現象の発生を抑制でき、長期間
に亘って良好な絶縁性を維持できる。
−ン系樹脂接着剤に代えてアクリル系樹脂接着剤にて構
成しても、保護チュ−ブ12の熱収縮による透光性シ−
ト4の締め付け効果によって、透光性シ−ト4の外囲器
に対する密着性が向上すると共に空間部Gも縮小化され
るために、高温・高湿などのように環境条件の厳しい部
所に適用しても、孔あき現象の発生を抑制でき、長期間
に亘って良好な絶縁性を維持できる。
【0032】図7は本発明の第4の実施例を示すもので
あって、基本的な構成は図1に示す希ガス放電灯と同じ
である。異なる点は、一方の面に接着層9aを有する帯
状の外部電極5,6を外囲器1の外周面に、外部電極間
に第1,第2の開口部7,8が形成されるように、接着
層9aを利用して貼着した後に、一方の面にアクリル系
樹脂を主成分とする接着層9を有する透光性シ−ト4A
を外囲器1の外周面に、接着層9を利用して巻回・接着
し、それぞれの端部4a,4bを重ね合わせて接着した
ことである。
あって、基本的な構成は図1に示す希ガス放電灯と同じ
である。異なる点は、一方の面に接着層9aを有する帯
状の外部電極5,6を外囲器1の外周面に、外部電極間
に第1,第2の開口部7,8が形成されるように、接着
層9aを利用して貼着した後に、一方の面にアクリル系
樹脂を主成分とする接着層9を有する透光性シ−ト4A
を外囲器1の外周面に、接着層9を利用して巻回・接着
し、それぞれの端部4a,4bを重ね合わせて接着した
ことである。
【0033】この実施例によれば、上述の実施例に比べ
ると作業性は低下するものの、保護チュ−ブ12の熱収
縮による透光性シ−ト4Aに対する締め付け効果によっ
て、第1,第2の開口部7,8に対応する透光性シ−ト
部分の外囲器に対する密着性が向上すると共に、空間部
Gも縮小化されるために、この希ガス放電灯を高温・高
湿の環境下で動作させても、空間部Gに対応する透光性
シ−ト4Aへの孔あき現象を有効に抑制できる。
ると作業性は低下するものの、保護チュ−ブ12の熱収
縮による透光性シ−ト4Aに対する締め付け効果によっ
て、第1,第2の開口部7,8に対応する透光性シ−ト
部分の外囲器に対する密着性が向上すると共に、空間部
Gも縮小化されるために、この希ガス放電灯を高温・高
湿の環境下で動作させても、空間部Gに対応する透光性
シ−ト4Aへの孔あき現象を有効に抑制できる。
【0034】尚、本発明は、何ら上記実施例にのみ制約
されることなく、例えば第1,第2の開口部を形成する
外部電極の側縁部はストレ−ト状に形成されているが、
適宜の側縁部に三角状,半円状,矩形状などの異形部を
ほぼ周期性を以て形成してチラツキの抑制,始動特性の
改善を図ることも可能である。又、外部電極の接着層は
透光性シ−トの接着層と同一部材にて構成したり、異な
った部材にて構成したりすることもできる。又、アパ−
チャ部を省略し、外囲器の内面全体に発光層を形成する
こともできる。さらには、透光性シ−トの端部は重ね合
わせなくてもよいし、重ね合わせる場合には、その部分
を接着・溶着する他、単に接着だけでもよい。
されることなく、例えば第1,第2の開口部を形成する
外部電極の側縁部はストレ−ト状に形成されているが、
適宜の側縁部に三角状,半円状,矩形状などの異形部を
ほぼ周期性を以て形成してチラツキの抑制,始動特性の
改善を図ることも可能である。又、外部電極の接着層は
透光性シ−トの接着層と同一部材にて構成したり、異な
った部材にて構成したりすることもできる。又、アパ−
チャ部を省略し、外囲器の内面全体に発光層を形成する
こともできる。さらには、透光性シ−トの端部は重ね合
わせなくてもよいし、重ね合わせる場合には、その部分
を接着・溶着する他、単に接着だけでもよい。
【0035】
【実施例】次に、実験例について説明する。外径が8m
m,長さが300mmの鉛ガラスよりなる外囲器に図3
〜図4に示すシ−ト構体を巻回・密着させる。このシ−
ト構体において、透光性シ−トには肉厚が50μmのP
ET樹脂を用い、かつそれの外囲器に当接する側の面全
体には厚さが25μmのアクリル系樹脂接着剤(接着
層)が形成されており、外部電極には肉厚が35μm,
巾が8mmの帯状のアルミニウム箔を用い、それの外囲
器に当接する側の面全体には厚さが20μmのアクリル
系樹脂接着剤(接着層)が形成されている。そして、第
2の開口部側の外部電極間の間隔は3mmに設定されて
いる。次に、このシ−ト構体の外周面に、収縮前の肉厚
が75μmで外径が11mmのPET樹脂よりなる保護
チュ−ブを被せ、然る後、保護チュ−ブを200°Cに
加熱して熱収縮させた。尚、熱収縮後における保護チュ
−ブの肉厚はほぼ100μm程度であった。
m,長さが300mmの鉛ガラスよりなる外囲器に図3
〜図4に示すシ−ト構体を巻回・密着させる。このシ−
ト構体において、透光性シ−トには肉厚が50μmのP
ET樹脂を用い、かつそれの外囲器に当接する側の面全
体には厚さが25μmのアクリル系樹脂接着剤(接着
層)が形成されており、外部電極には肉厚が35μm,
巾が8mmの帯状のアルミニウム箔を用い、それの外囲
器に当接する側の面全体には厚さが20μmのアクリル
系樹脂接着剤(接着層)が形成されている。そして、第
2の開口部側の外部電極間の間隔は3mmに設定されて
いる。次に、このシ−ト構体の外周面に、収縮前の肉厚
が75μmで外径が11mmのPET樹脂よりなる保護
チュ−ブを被せ、然る後、保護チュ−ブを200°Cに
加熱して熱収縮させた。尚、熱収縮後における保護チュ
−ブの肉厚はほぼ100μm程度であった。
【0036】この希ガス放電灯を周囲温度が60°C,
相対湿度が90%の雰囲気に配置し、それぞれの外部電
極間に30KHz,2500Vo−pの高周波高電圧を
印加する加速試験を行なったところ、1000時間を経
過するも沿面放電の発生した形跡は全く認められないの
みならず、空間部に対応する透光性シ−ト部分にも孔あ
き現象の発生は全く認められなかった。しかしながら、
同一仕様で保護チュ−ブを装着しなかった図8に示す構
造の先行技術では34時間経過した時点で空間部に対応
する透光性シ−ト部分に孔あき現象の発生が認められ
た。
相対湿度が90%の雰囲気に配置し、それぞれの外部電
極間に30KHz,2500Vo−pの高周波高電圧を
印加する加速試験を行なったところ、1000時間を経
過するも沿面放電の発生した形跡は全く認められないの
みならず、空間部に対応する透光性シ−ト部分にも孔あ
き現象の発生は全く認められなかった。しかしながら、
同一仕様で保護チュ−ブを装着しなかった図8に示す構
造の先行技術では34時間経過した時点で空間部に対応
する透光性シ−ト部分に孔あき現象の発生が認められ
た。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、透光性
シ−ト上に装着された保護チュ−ブは、それ自身の加熱
処理による熱収縮作用によって、外部電極及び透光性シ
−トを外囲器の外周面に強制的に押し付ける(締め付け
る)。この結果、第1,第2の開口部に対応する透光性
シ−ト部分は外囲器の外周面にほぼ密着させられるのみ
ならず、外部電極の端面と透光性シ−トの内面と外囲器
の外周面とで囲まれる空間部Gも縮小化される。従っ
て、仮に高温・高湿の雰囲気下で使用しても、外部電極
間での絶縁破壊は勿論のこと、空間部Gに対応する透光
性シ−ト部分への孔あき現象の発生も抑制でき、長期間
に亘って安定した動作状態を維持できる。
シ−ト上に装着された保護チュ−ブは、それ自身の加熱
処理による熱収縮作用によって、外部電極及び透光性シ
−トを外囲器の外周面に強制的に押し付ける(締め付け
る)。この結果、第1,第2の開口部に対応する透光性
シ−ト部分は外囲器の外周面にほぼ密着させられるのみ
ならず、外部電極の端面と透光性シ−トの内面と外囲器
の外周面とで囲まれる空間部Gも縮小化される。従っ
て、仮に高温・高湿の雰囲気下で使用しても、外部電極
間での絶縁破壊は勿論のこと、空間部Gに対応する透光
性シ−ト部分への孔あき現象の発生も抑制でき、長期間
に亘って安定した動作状態を維持できる。
【0038】又、透光性シ−ト及び保護チュ−ブ(熱収
縮後の状態)の合計した肉厚は20μm以上に設定され
ているために、外部電極間及び対地間の絶縁性を、保護
チュ−ブの熱収縮による締め付け効果と相俟って有効に
高めることができる。従って、環境条件が厳しい,安全
基準が高いなどの部所にも希ガス放電灯を容易に適用す
ることができる。
縮後の状態)の合計した肉厚は20μm以上に設定され
ているために、外部電極間及び対地間の絶縁性を、保護
チュ−ブの熱収縮による締め付け効果と相俟って有効に
高めることができる。従って、環境条件が厳しい,安全
基準が高いなどの部所にも希ガス放電灯を容易に適用す
ることができる。
【0039】特に、透光性シ−トの外囲器に当接する側
の面にシリコ−ン系樹脂を主成分とする接着層を形成す
れば、この接着層が耐熱・耐湿性,耐圧性などに優れて
いることから、透光性シ−トが外囲器の外周面に巻回さ
れた状態において、仮に空間部Gが縮小化されていなく
ても、透光性シ−トの外囲器への密着性の向上と相俟っ
て、空間部Gに対応する透光性シ−ト部分への孔あき現
象の発生を抑制できる。従って、動作時の周囲環境が高
温・高湿などのように厳しくても、透光性シ−ト部分へ
の孔あき現象が抑制され、対地間絶縁を著しく改善でき
る。
の面にシリコ−ン系樹脂を主成分とする接着層を形成す
れば、この接着層が耐熱・耐湿性,耐圧性などに優れて
いることから、透光性シ−トが外囲器の外周面に巻回さ
れた状態において、仮に空間部Gが縮小化されていなく
ても、透光性シ−トの外囲器への密着性の向上と相俟っ
て、空間部Gに対応する透光性シ−ト部分への孔あき現
象の発生を抑制できる。従って、動作時の周囲環境が高
温・高湿などのように厳しくても、透光性シ−ト部分へ
の孔あき現象が抑制され、対地間絶縁を著しく改善でき
る。
【図1】本発明の第1の実施例を示す縦断面図。
【図2】図1の要部拡大図。
【図3】本発明にかかるシ−ト構体の展開図。
【図4】図3のX−X断面図。
【図5】本発明の第2の実施例を示す縦断面図。
【図6】本発明の第3の実施例を示す縦断面図。
【図7】本発明の第4の実施例を示す縦断面図。
【図8】先行技術の縦断面図。
【図9】図8にかかるシ−ト構体の展開図。
【図10】図9のY−Y断面図。
【図11】先行技術にかかるシ−ト構体の外囲器への巻
回方法を説明するための縦断面図。
回方法を説明するための縦断面図。
【符号の説明】 G 空間部 1 外囲器 2 発光層 2a アパ−チャ部 3 シ−ト構体 4,4A 透光性シ−ト 4a,4b 端部 5,6 外部電極 51,61 端子 7 第1の開口部 8 第2の開口部 9,9a 接着層 9A シリコ−ン系樹脂を主成分とする接着層 12 保護チュ−ブ
Claims (7)
- 【請求項1】 内面に発光層を有する直管状の外囲器
と、外囲器の外周面に、それのほぼ全長に亘って第1,
第2の開口部が形成されるように互いに離隔して配置し
た金属部材よりなる帯状の一対の外部電極と、外囲器に
当接する側の面に粘着ないし接着機能を有する絶縁性の
接着層を形成すると共に、外囲器の外周面に、外部電極
が被覆されるように巻回し接着した透光性シ−トと、透
光性シ−トの外周面に、透光性シ−トが被覆されるよう
に装着した熱収縮性樹脂よりなる透光性の保護チュ−ブ
とを具備し、前記保護チュ−ブの熱収縮により第1,第
2の開口部に対応する透光性シ−ト部分を外囲器にほぼ
密着させたことを特徴とする希ガス放電灯。 - 【請求項2】 内面に発光層を有する直管状の外囲器
と、外囲器の全長とほぼ同程度の長さを有する絶縁性の
透光性シ−トの一方の面に粘着ないし接着機能を有する
絶縁性の接着層を形成すると共に、金属部材よりなる帯
状の一対の外部電極を、第1,第2の開口部が形成され
るように互いに離隔して配置してなるシ−ト構体と、熱
収縮性樹脂よりなる透光性の保護チュ−ブとを具備し、
前記外囲器の外周面にシ−ト構体を、外囲器と透光性シ
−トとの間に外部電極が位置するように巻回し接着する
と共に、シ−ト構体の外周面に保護チュ−ブを、シ−ト
構体が被覆されるように装着し、保護チュ−ブの熱収縮
により第1,第2の開口部に対応する透光性シ−ト部分
を外囲器にほぼ密着させたことを特徴とする希ガス放電
灯。 - 【請求項3】 前記保護チュ−ブを、外部電極の端面と
透光性シ−トと外囲器の外周面とによって囲まれた空間
部が縮小化されるように熱収縮させたことを特徴とする
請求項1又は2記載の希ガス放電灯。 - 【請求項4】 前記透光性シ−ト及び保護チュ−ブの合
計した肉厚を20μm以上に設定したことを特徴とする
請求項1又は2記載の希ガス放電灯。 - 【請求項5】 前記透光性シ−トの肉厚を4〜100μ
m、好ましくは10〜70μmの範囲に設定したことを
特徴とする請求項1又は2記載の希ガス放電灯。 - 【請求項6】 前記透光性シ−トに形成された接着層
を、シリコ−ン系樹脂を主成分とする接着剤にて構成し
たことを特徴とする請求項1又は2記載の希ガス放電
灯。 - 【請求項7】 前記透光性シ−ト及び外部電極に形成さ
れた接着層を、同一又は異なった樹脂系接着剤にて構成
したことを特徴とする請求項1又は2記載の希ガス放電
灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10051897A JPH10294087A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 希ガス放電灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10051897A JPH10294087A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 希ガス放電灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10294087A true JPH10294087A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14276183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10051897A Withdrawn JPH10294087A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 希ガス放電灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10294087A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009094023A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-04-30 | Ushio Inc | 希ガス蛍光ランプ |
-
1997
- 1997-04-17 JP JP10051897A patent/JPH10294087A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009094023A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-04-30 | Ushio Inc | 希ガス蛍光ランプ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |