JPH10293161A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH10293161A
JPH10293161A JP9116494A JP11649497A JPH10293161A JP H10293161 A JPH10293161 A JP H10293161A JP 9116494 A JP9116494 A JP 9116494A JP 11649497 A JP11649497 A JP 11649497A JP H10293161 A JPH10293161 A JP H10293161A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CMOS集積回路で、IDDQ試験用の電源電
流の測定値の選出作業を簡略にし、高い故障検出率を得
るとともに試験時間を短くする半導体装置の提供。 【解決手段】CMOS集積回路内のCMOSゲートのP
型トランジスタ側の電源線の供給を遮断するP型トラン
ジスタ及びその制御線POFFと、CMOSゲートの出
力をプルアップするP型トランジスタ及びその制御線P
ON*と、N型トランジスタ側のグランド線の供給を遮
断するN型トランジスタ及びその制御線NOFF*と、
CMOSゲートの出力をプルダウンするN型トランジス
タ及びその制御線NONを配置し、制御信号POFF、
PON*、NOFF*、NONを制御してCMOS集積回
路内の全てのノードを論理値1または論理値0に固定し
て電源電流を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関し、
特にCMOS回路で構成される半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CMOS集積回路の試験方法として、最
も一般的に行われている方法は、CMOS集積回路の外
部入力端子から予め決められた端子入力値の列、即ちテ
ストパターン列を与え、その結果としてCMOS集積回
路の外部出力端子の端子出力値を期待値パターンと比較
して内部論理機能の故障が無いことを確認するものであ
り、一般に、「ファンクション試験」と呼ばれる。
【0003】この試験方法によるCMOS集積回路内部
の故障の検出は次の手順で行われる。まず、テストパタ
ーン列を入力し、故障の影響を活性化させる。これを
「故障の顕在化」とも呼ぶ。
【0004】さらにテストパターン列を入力し、活性化
されたノードの故障の値を出力端子のいずれかに伝搬さ
せる。
【0005】以上の手順について図面を参照して説明す
る。図9は、従来技術によるCMOS集積回路で使用さ
れる論理ゲートの代表として2NANDゲート1と2N
ORゲート2との回路構成を示したものである。
【0006】2NANDゲート1は、PチャネルMOS
トランジスタ(「P型トランジスタ」という)1aとN
チャネルMOSトランジスタ(「N型トランジスタ」と
いう)1cのゲート入力は一般に同電位、すなわち短絡
される。同様に、P型トランジスタ1bとN型トランジ
スタ1dのゲート入力も一般に同電位である。したがっ
て、P型トランジスタ1aとP型トランジスタ1bのい
ずれかのゲート入力が論理値0であるなら、いずれかの
P型トランジスタがオン状態となり2NANDのゲート
出力1eは電源線VDD3に接続され、N型トランジス
タ1cとN型トランジスタ1dのいずれかのゲート入力
が論理値0でありいずれかのN型トランジスタがオフ状
態となり、2NANDのゲート出力1eとグランド線4
は切り離されるので、2NANDのゲート出力1eは論
理値1となる。また、P型トランジスタ1aとP型トラ
ンジスタ1bの両方のゲート入力が論理値1であるな
ら、両方のP型トランジスタがオフ状態となると同時に
N型トランジスタ1cとN型トランジスタ1dの両方の
ゲート入力が論理値1であり両方のN型トランジスタが
オン状態となるので2NANDのゲート出力1eは論理
値0となる。
【0007】2NORゲート2では、P型トランジスタ
2cとN型トランジスタ2aのゲート入力は一般に同電
位、すなわち短絡される。同様に、P型トランジスタ2
dとN型トランジスタ2bのゲート入力も一般に同電位
である。したがって、P型トランジスタ2cとP型トラ
ンジスタ2dのいずれかのゲート入力が論理値1である
なら、いずれかのN型トランジスタがオン状態となり、
2NORのゲート出力2eはグランド線4に接続され、
P型トランジスタ2cとP型トランジスタ2dのいずれ
かのゲート入力が論理値1でありいずれかのP型トラン
ジスタがオフ状態となり2NORのゲート出力2eと電
源線3は切り離されるので2NORのゲート出力2eは
論理値0となる。また、N型トランジスタ2aとN型ト
ランジスタ2bの両方のゲート入力が論理値0であるな
ら両方のN型トランジスタがオフ状態となると同時にP
型トランジスタ2cとP型トランジスタ2dの両方のゲ
ート入力が論理値0であり両方のP型トランジスタがオ
ン状態となるので2NORのゲート出力2eは論理値1
となる。
【0008】図10は、順序回路及び組合せ回路101
と2NANDゲート1で構成される従来技術によるCM
OS集積回路の構成の一例を模式的に表したものであ
る。図10において、外部入力端子102と外部出力端
子103はそれぞれ順序回路及び組合せ回路101への
入力と順序回路及び組合せ回路101からの出力であ
る。また、2NANDゲート1の出力に抵抗を通じて電
源線3に短絡する1縮退故障(stuck−at−1)
104がある。
【0009】たとえば1縮退故障104を検出する場合
には、2NANDゲート1の出力にグランド線の電位す
なわち論理値0をドライブするようなテストパターン列
を外部入力端子102から入力する。2NANDゲート
1の出力は電源線3に1縮退故障104により短絡して
いるので、たとえ論理値0をドライブしても、2NAN
Dゲート1の出力抵抗が1縮退故障104の抵抗よりも
大きい場合、論理値1の状態になる。
【0010】したがって2NANDゲート1の出力の値
は、良品すなわち、故障の無い場合とは違った状態にな
る。これで、故障の活性化が完了したことになる。
【0011】次に、活性化された1縮退故障104の影
響が外部出力端子103に現れるまで、すなわち1縮退
故障104の影響が外部出力端子103に伝搬するまで
テストパターン列を外部入力端子102から入力する。
【0012】もしも、活性化された1縮退故障104の
影響が外部出力端子103に現れる以前に、順序回路及
び組合せ回路101に保持されている1縮退故障104
の影響の消滅かつ1縮退故障104が非活性化してしま
った場合には、再度、1縮退故障104の活性化の過程
を繰り返さなければならない。
【0013】順序回路及び組合せ回路101の回路規模
が大きくなればなるほど、すなわち、集積化がすすめば
進むほど、この繰り返し(1縮退故障104の活性化の
過程の繰り返し)は、頻繁に発生するようになるととも
に、故障の活性化とその影響の伝搬に必要な入力パター
ン列は大きくなる傾向がある。
【0014】また順序回路及び組合せ回路101の回路
規模が大きくなるにしたがい、より効率良く多くの故障
を検出するための入力パターン列の生成も困難になる。
【0015】これらのファンクション試験の問題点を補
う手段として、静的な電源電流測定によりCMOS集積
回路内を故障検出する試験方法、通称、「IDDQ試
験」(IDDQは、「VDD supply current Quiescen
t」の意味)が導入されつつある。
【0016】このIDDQ試験の原理を図面を参照して
説明する。前述した図10における1縮退故障104の
場合、2NANDゲート1の出力にグランド線の電位す
なわち論理値0をドライブするようなテストパターン
列、すなわち2NANDゲート1の入力の両方に論理値
1を与えるようなテストパターン列を外部入力端子10
2から入力する。
【0017】2NANDゲート1の出力は、電源線3に
1縮退故障104により短絡して電源線とグランド線の
間に電流が生じるので、この時点で、電源電流を測定す
ることによって、1縮退故障104を検出することがで
きる。
【0018】IDDQ試験がファンクション試験と相違
する点は、IDDQ試験では、活性化した故障を外部出
力端子まで伝搬させる必要がなく、活性化した時点でそ
の故障が検出されるということである。
【0019】図12は、2NANDゲート1の出力に抵
抗を通じてグランド線4に短絡する0縮退故障(stu
ck−at−0)105がある回路を示している。この
場合、2NANDゲート1の出力に電源線の電位すなわ
ち論理値1をドライブするようなテストパターン列、し
たがって2NANDゲート1の入力のどちらか一方に論
理値0を与えるようなテストパターン列を外部入力端子
102から入力する。2NANDゲート1の出力は電源
線に接続されるが、0縮退故障105により短絡して電
源線とグランド線の間に電流が生じるので、この時点で
電源電流を測定することによって0縮退故障105を検
出することができる。
【0020】図11は、2NORゲート2の出力に抵抗
を通じて電源線3に短絡する1縮退故障104がある例
を示している。この場合、2NORゲート2の出力にグ
ランド線の電位すなわち論理値0をドライブするような
テストパターン列、したがって2NORゲート2の入力
のどちらか一方に論理値1を与えるようなテストパター
ン列を外部入力端子102から入力する。2NORゲー
ト2の出力はグランド線に接続されるが1縮退故障10
4より短絡して電源線とグランド線の間に電流が生じる
ので、この時点で電源電流を測定することによって1縮
退故障104を検出することができる。
【0021】図13は、2NORゲート2の出力に抵抗
を通じてグランド線4に短絡する0縮退故障105があ
る例を示している。この場合、2NORゲート2の出力
に電源線の電位すなわち論理値1をドライブするような
テストパターン列、したがって2NORゲート2の入力
の両方に論理値0を与えるようなテストパターン列を外
部入力端子102から入力する。2NORゲート2の出
力は電源線に接続されるが0縮退故障105により短絡
して電源線とグランド線の間に電流が生じるので、この
時点で電源電流を測定することによって0縮退故障10
5を検出することができる。
【0022】通常、LSIテスタでは、一回の電源電流
測定には、測定系の安定に時間を要することから、数百
μ秒から数m秒の時間がかかるため、IDDQ試験では
テストパターン列の全てについて電源電流を測定するこ
とは、試験時間の点から不可能である。
【0023】このため、IDDQ試験では、最も多くの
故障を、最も少ない電源電流の測定回数で検出できるよ
うな、測定点をテストパターン列から選出するか、ID
DQ試験専用のテストパターンを生成することが、通常
行われている。
【0024】例えば特開平6−118131号公報に
は、IDDQ試験専用テストパターンを生成するため
の、集積回路のテスト方法として、集積回路の内部ゲー
トまたはトランジスタの出力信号により、論理値0と論
理値1の2つの状態を示すノード数と全ノード数との割
合Tが既知であるテストパターンを用いて各テストパタ
ーンアドレスごとに静止電源電流測定を行い、基準値と
の比較判定を行う、集積回路のテスト方法が提案されて
いる。このテスト方法では、テストパターン列の各点で
テストの対象となるCMOS集積回路内の全てのノード
の論理値をシミュレーションにより調べ、論理値1と論
理値0の両方の値をとるノードの数が所定の数に達する
までテストパターンの生成を繰り返すため、最終的に
は、故障検出率は所定の値に達することができる。しか
しながら、電源電流の測定点の数はCMOS集積回路に
依存しており、電源電流測定点の数に現実的に限りのあ
る実際のLSIテスターで使用するテストパターン列の
生成には適さない。
【0025】また、ファンクション試験用のテストパタ
ーン列からIDDQ試験に最も適した測定点を選択する
手法でも、IDDQ試験による故障検出率は、CMOS
集積回路とそのテストパターン列の内容に強く依存す
る。例えばデコーダ回路など内部状態がデコード値の組
合せの数だけ存在する回路では、その全ての組合せにて
電源電流の測定を行わない限り、完全な故障検出率は得
られない。
【0026】また、テストパターン列の中で頻繁にCM
OS集積回路の初期化を行っているような場合、前回の
初期化した状態で、電源電流を測定したのなら、初期化
を行った時点でCMOS集積回路の内部状態は、前回初
期化した状態と同じになってしまうために、IDDQ試
験では、何ら新たな故障を検出することがなくなる。す
なわち故障検出率には全く貢献しなくなる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
上記従来の方法は、下記記載の問題点を有している。
【0028】(1)第1の問題点は、IDDQ試験用の
電源電流の測定点を選出する作業もしくはIDDQ試験
専用のテストパターン列を生成する作業が時間を要する
ということである。
【0029】その理由は、既存のテストパターン列から
電源電流の測定点を選出する場合、全パターンから、未
検出の故障を最も多く活用化される複数の点の組合せを
選出することになるので、その検索作業の量が大きくな
るからであり、またIDDQ試験専用のテストパターン
列を生成する作業では、テスト対象のCMOS集積回路
の内部の各ノードを未検出の故障を最も多く活用化され
るように制御しなければならないからでもある。そして
CMOS集積回路の論理機能が都合良く構成されていな
い場合に、同時に活用化できる故障の数が限られてくる
こともその理由の一つである。
【0030】(2)第2の問題点は、少ない電源電流の
測定点で高い故障検出率を得られるとは限らないことで
ある。
【0031】その理由は、既存のテストパターン列から
電源電流の測定点を選出する場合には、たとえばテスト
対象のCMOS集積回路に対して初期化を実行するパタ
ーン列が複数入力されていた場合などCMOS集積回路
内部の状態がかつて現れたものと同一になると、IDD
Q試験による未検出故障を全く検出できなくなるという
具合に、一般に、IDDQ試験の故障検出率は、テスト
パターン列の内容に依存するからである。
【0032】(3)第3の問題点は、電源電流の測定
は、ファンクション試験に比べて試験時間が長く、多く
の測定を行えないということである。
【0033】その理由は、一般に、電源電流の測定で
は、電源線に発生する電流を抵抗値の小さい抵抗にて電
圧に変換し、その電圧量を増幅して測定するが、電源線
自体に大きなインピーダンスが存在することと、測定系
自体にもインピーダンスが存在することから、測定値の
安定に時間を要するからである。
【0034】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、IDDQ試験用
の電源電流の測定点の選出作業の一切を省略することが
できるCMOS集積回路を提供することにある。
【0035】本発明の他の目的は、2つの電源電流の測
定点で縮退故障について100%の故障検出率を得るC
MOS集積回路を提供することである。
【0036】本発明のさらに別の目的は、少ない電源電
流の測定点でブリッジ故障について高い故障検出率を得
るCMOS集積回路を提供することである。
【0037】本発明のさらに別の目的は、試験時間を短
縮するCMOS集積回路を提供することである。
【0038】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本願第1発明の半導体装置は、構成要素である各C
MOSゲートが、1縮退故障をテストするモード時にソ
ースの供給すなわち正電荷の供給を遮断するP型トラン
ジスタ及びその制御線と、0縮退故障をテストするモー
ド時に前記CMOSゲートの出力をプルアップするP型
トランジスタ及びその制御線と、を有し、0縮退故障を
テストするモード時に、ソースの供給すなわち負電荷の
供給を遮断するN型トランジスタ及びその制御線と、1
縮退故障をテストするモード時に前記CMOSゲートの
出力をプルダウンするN型トランジスタ及びその制御線
と、を有することを特徴とする。
【0039】また、本願第2発明の半導体装置において
は、1縮退故障をテストするモード時にソースの供給す
なわち正電荷の供給を遮断するP型トランジスタを制御
する信号と、0縮退故障をテストするモード時に前記C
MOSゲートの出力をプルアップするP型トランジスタ
を制御する信号と、0縮退故障をテストするモード時に
ソースの供給すなわち負電荷の供給を遮断するN型トラ
ンジスタを制御する信号と、1縮退故障をテストするモ
ード時に前記CMOSゲートの出力をプルダウンするP
型トランジスタを制御する信号を外部端子から入力でき
るようにしたことを特徴とする。
【0040】また、本願第3発明の半導体装置において
は、1縮退故障をテストするモード時にソースの供給す
なわち正電荷の供給を遮断するP型トランジスタを制御
する信号と、0縮退故障をテストするモード時に前記C
MOSゲートの出力をプルアップするP型トランジスタ
を制御する信号と、0縮退故障をテストするモード時に
ソースの供給すなわち負電荷の供給を遮断するN型トラ
ンジスタを制御する信号と、1縮退故障をテストするモ
ード時に前記CMOSゲートの出力をプルダウンするP
型トランジスタを制御する信号を内部回路が制御できる
ようにしたことを特徴とする。
【0041】また、本願第4発明の半導体装置において
は、ある特定のゲートの出力を選択的にプルアップして
その他の全てのゲートの出力をプルダウンするかもしく
は、ある特定のゲートの出力を選択的にプルダウンして
その他の全てのゲートの出力をプルアップできるよう
に、ソースの供給すなわち正電荷の供給を遮断するP型
トランジスタを制御する信号と、ゲートの出力をプルア
ップするP型トランジスタを制御する信号と、ソースの
供給すなわち負電荷の供給を遮断するN型トランジスタ
を制御する信号と、ゲートの出力をプルダウンするP型
トランジスタを制御する信号を複数に分割してそれぞれ
独立に制御できるようにしたことを特徴とする。
【0042】本願第5発明の半導体装置は、CMOSゲ
ートの高位側電源側端のPチャネルMOSトランジスタ
のソース端子と前記高位側電源線との間に接続された第
1のスイッチ素子及び前記第1のスイッチ素子のオン・
オフを制御する第1の制御線と、前記CMOSゲートの
低位側電源側端のNチャネルMOSトランジスタのソー
ス端子と前記低位側電源線との間に接続された第2のス
イッチ素子及び前記第2のスイッチ素子のオン・オフを
制御する第2の制御線と、前記CMOSゲート出力を前
記高位側電源電位側にプルアップする第3のスイッチ素
子及び前記第3のスイッチ素子のオン・オフを制御する
第3の制御線と、前記CMOSゲート出力を前記低位側
電源電位側にプルダウンする第4のスイッチ素子及び前
記第4のスイッチ素子のオン・オフを制御する第4の制
御線と、を備えたことを特徴とする。
【0043】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明の半導体装置は、その好ましい実施
の形態において、2NANDや2ORで代表されるCM
OSゲートの高位側電源(VDD)側端のP型トランジ
スタのソース端子と高位側電源(VDD)線との間に接
続され第1のスイッチ素子として作用するP型トランジ
スタ及び前記第1のスイッチ素子のオン・オフを制御す
る第1の制御線(POFF)と、CMOSゲートの低位
側電源(GND)側端のNチャネルMOSトランジスタ
のソース端子と低位側電源(GND)線との間に接続さ
れ第2のスイッチ素子として作用するN型トランジスタ
及び前記第2のスイッチ素子のオン・オフを制御する第
2の制御線(NOFF*)と、CMOSゲート出力を高
位側電源電位側にプルアップする第3のスイッチ素子と
して作用するP型トランジスタ及び前記第3のスイッチ
素子のオン・オフを制御する第3の制御線(PON*
と、CMOSゲート出力を低位側電源電位側にプルダウ
ンする第4のスイッチ素子として作用するN型トランジ
スタ及び前記第4のスイッチ素子のオン・オフを制御す
る第4の制御線(NON)と、を備える。
【0044】0縮退故障テスト時には、第3のスイッチ
素子をオンとし、第4のスイッチをオフとし、第2のス
イッチをオフ状態とし、CMOSデバイス内の全てのゲ
ート出力を高位側電源電位とし、この状態で、試験装置
により電源電流を測定して0縮退故障検出が行われる。
一方、1縮退故障テスト時、第3のスイッチ素子をオフ
とし、第4のスイッチをオンとし、第1のスイッチをオ
フ状態とし、CMOSデバイス内の全てのゲート出力を
低位側電源電位とし、この状態で、試験装置により電源
電流を測定して0縮退故障検出が行われる。上記した実
施の形態について更に詳細に説明すべく、以下、各種実
施例に即して説明する。
【0045】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して以下
に説明する。
【0046】[実施例1]図1は、本発明を適用した半
導体装置の一実施例の構成を示す図である。図1を参照
すると、論理回路の代表として、2NAND11と、2
NOR12の構成が示されている。
【0047】2NAND11は、P型トランジスタ側の
ソースの供給、すなわち電源線3の供給を遮断するP型
トランジスタ11a及びその制御信号POFF13と、
2NANDのゲート出力1eをプルアップするP型トラ
ンジスタ11b及びその制御信号PON*14と、N型
トランジスタ側のソースの供給、すなわちグランド線4
の供給を遮断するN型トランジスタ11c及びその制御
信号NOFF*15と、2NANDのゲート出力1eを
プルダウンするN型トランジスタ11d及びその制御信
号NON16を有する。
【0048】2NOR12はP型トランジスタ側のソー
スの供給、つまり電源線3の供給を遮断するP型トラン
ジスタ12a及びその制御信号POFF13と、2NO
Rのゲート出力2eをプルアップするP型トランジスタ
12b及びその制御信号PON*14と、N型トランジ
スタ側のソースの供給、すなわちグランド線4の供給を
遮断するN型トランジスタ12c及びその制御信号NO
FF*15と、2NORのゲート出力2eをプルダウン
するN型トランジスタ12d及びその制御信号NON1
6を有する。
【0049】図1に示した本実施例の回路の動作につい
て説明する。
【0050】通常動作時、2NANDのゲート出力1e
と2NORのゲート出力2eを、プルアップするP型ト
ランジスタ11b、12bと、プルダウンするN型トラ
ンジスタ11d、12dをオフにするために、制御信号
PON*14に論理値1を入力し、制御信号NON16
に論理値0を入力する。
【0051】また、P型トランジスタ側のソースの供
給、つまり電源線3の供給を遮断するP型トランジスタ
11a及びP型トランジスタ12aと、N型トランジス
タ側のソースの供給、つまりグランド線4の供給を遮断
するN型トランジスタ11c及びN型トランジスタ12
cをオンにするために、制御信号POFF13に論理値
0を入力し、制御信号NOFF*15に論理値1を入力
する。
【0052】0縮退故障をテストするときは、2NAN
Dのゲート出力1eと2NORのゲート出力2eをプル
アップするP型トランジスタ11b及びP型トランジス
タ12bをオンにするために、制御信号PON*14に
論理値0を入力し、2NANDのゲート出力1eと2N
ORのゲート出力2eをプルダウンするN型トランジス
タ11d及びN型トランジスタ12dをオフにするため
に、制御信号NON16に論理値0を入力し、N型トラ
ンジスタ側のソースの供給、つまりグランド線4の供給
を遮断するN型トランジスタ11c及びN型トランジス
タ12cをオフにするために、制御信号NOFF*15
に論理値0を入力する。
【0053】このとき、P型トランジスタ側ソースの供
給つまり電源線3の供給を遮断するP型トランジスタ1
1aとP型トランジスタ12aは、オンでもオフでも、
テストには影響しない。
【0054】1縮退故障をテストするとき、2NAND
のゲート出力1eと2NORのゲート出力2eをプルダ
ウンするN型トランジスタ11dとN型トランジスタ1
2dをオンにするするために、制御信号NON16に論
理値1を入力し、2NANDのゲート出力1eと2NO
Rのゲート出力2eをプルアップするP型トランジスタ
11bとP型トランジスタ12bをオフにするために、
制御信号PON*14に論理値1を入力し、P型トラン
ジスタ側のソースの供給、つまり電源線3の供給を遮断
するP型トランジスタ11aとP型トランジスタ12a
をオフにするために、制御信号POFF13に論理値1
を入力する。
【0055】このとき、N型トランジスタ側ソースの供
給つまりグランド線4の供給を遮断するN型トランジス
タ11cとN型トランジスタ12cは、オンでもオフで
も、テストには影響しない。
【0056】つぎに、様々な故障の例を用いて、本発明
の半導体装置の動作を具体的に説明する。
【0057】図2は、順序回路及び組合せ回路111と
2NANDゲート11で構成されるCMOS回路に本発
明を適用したCMOS集積回路の一例を模式的に表した
ものである。
【0058】図2において、外部入力端子112と外部
出力端子113は、それぞれ順序回路及び組合せ回路1
11への入力と順序回路及び組合せ回路111からの出
力である。2NANDのゲート出力1eに抵抗を通じて
電源線3に短絡する1縮退故障114がある。
【0059】たとえば1縮退故障114を検出する場合
には、2NANDのゲート出力1eをプルダウンするた
めに、制御信号NON16に、論理値1を入力し、制御
信号PON*14に論理値1を入力し、制御信号POF
F13に論理値1を入力する。このとき、2NANDの
ゲート出力1eと1縮退故障114の間に電流が流れ、
これが電源電流となるので、ここで電源電流を測定すれ
ば1縮退故障114を検出することができる。
【0060】図3は、順序回路及び組合せ回路121と
2NORゲート12で構成される回路に本発明を適用し
たCMOS集積回路の構造の一例を模式的に表したもの
である。
【0061】図3において、外部入力端子122と外部
出力端子123は、それぞれ順序回路及び組合せ回路1
21への入力と順序回路及び組合せ回路121からの出
力である。また、2NANDのゲート出力2eに抵抗を
通じて電源線3に短絡する1縮退故障124がある。
【0062】たとえば1縮退故障124を検出する場合
には2NORのゲート出力2eをプルダウンするために
制御信号NON16に論理値1を入力し、制御信号PO
*14に論理値1を入力し、制御信号POFF13に
論理値1を入力する。このとき2NORのゲート出力1
eと1縮退故障124の間に電流が流れ、これが電源電
流となるので、ここで電源電流を測定すれば、1縮退故
障114を検出することができる。
【0063】図4は、順序回路及び組合せ回路111と
2NANDゲート11で構成される回路に本発明を適用
したCMOS集積回路の構造の一例を模式的に表したも
のである。
【0064】図4において、外部入力端子112と外部
出力端子113はそれぞれ順序回路及び組合せ回路11
1への入力と順序回路及び組合せ回路111からの出力
である。また、2NANDのゲート出力1eに抵抗を通
じて電源線4に短絡する0縮退故障115がある。
【0065】たとえば0縮退故障115を検出する場合
には2NANDのゲート出力1eをプルアップするため
に制御信号PON*14に論理値0を入力し、制御信号
NON16に論理値0を入力し、制御信号NOFF*
3に論理値0を入力する。このとき2NANDのゲート
出力1eと0縮退故障115の間に電流が流れ、これが
電源電流となるので、ここで電源電流を測定すれば、0
縮退故障115を検出することができる。
【0066】図5は、順序回路及び組合せ回路121と
2NORゲート12で構成される回路に本発明を適用し
たCMOS集積回路の構造の一例を模式的に表したもの
である。
【0067】図5において、外部入力端子122と外部
出力端子123はそれぞれ順序回路及び組合せ回路12
1への入力と順序回路及び組合せ回路121からの出力
である。また、2NORのゲート出力1eに抵抗を通じ
て電源線4に短絡する0縮退故障125がある。
【0068】たとえば0縮退故障125を検出する場合
には、2NORのゲート出力1eをプルアップするため
に制御信号PON*14に論理値0を入力し、制御信号
NON16に論理値0を入力し、制御信号NOFF*
3に論理値0を入力する。このとき、2NORのゲート
出力1eと0縮退故障125の間に電流が流れ、これが
電源電流となるので、ここで電源電流を測定すれば、0
縮退故障125を検出することができる。
【0069】[実施例2]次に、本発明の第2の実施例
について図面を参照して詳細に説明する。図6は、本発
明の第1の実施例をより一般化した構成になっており、
CMOSゲート211とCMOSゲート212と順序回
路及び組合せ回路201で構成されるCMOS集積回路
の構造の一例を模式的に表したものである。
【0070】図6において、外部入力端子202と外部
出力端子203はそれぞれ順序回路及び組合せ回路20
1への入力と順序回路及び組合せ回路201からの出力
である。第1の実施例との相違点は、CMOSゲート2
11とCMOSゲート212の出力のプルアップ、プル
ダウンの制御線をそれぞれPOFF213a、PON*
214a、NOFF*215a、NON216aとPO
FF213b、PON*214b、NOFF*215b、
NON216bに分割していることである。
【0071】図7は、第2の実施例において、CMOS
ゲート211とCMOSゲート212の出力にブリッジ
故障217が存在した場合の例を示している。CMOS
ゲート211とCMOSゲート212の出力値を、すな
わちプルアップまたはプルダウンの値を互いに違うもの
にするように、POFF213a、PON*214a、
NOFF*215a、NON216aとPOFF213
b、PON*214b、NOFF*215b、NON21
6bを制御することで、ブリッジ故障217は検出され
るようになる。
【0072】たとえばCMOSゲート212の出力をプ
ルダウンするために、NON216aに論理値1を入力
し、PON*214aに論理値1を入力し、POFF2
13aに論理値1を入力し、CMOSゲート211の出
力をプルダウンするためにPON*214に論理値0を
入力し、NON216に論理値0を入力し、NOFF*
215に論理値0を入力すると、ブリッジ故障217の
抵抗を通してCMOSゲート211とCMOSゲート2
12の出力の間に電源電流が発生するので、電源電流を
測定することで、ブリッジ故障217を検出することが
できる。
【0073】[実施例3]次に、本発明の第3の実施例
について図面を参照して詳細に説明する。図8を参照す
ると、本実施例は、前記第2の実施例をさらに一般化し
た構成になっており、CMOSゲート311とCMOS
ゲート312とCMOSゲート313であらわされる複
数のCMOSゲートと順序回路及び組合せ回路301と
さらにテスト信号制御回路315で構成されるCMOS
集積回路の構造の一例を模式的に表したものである。
【0074】制御信号321と制御信号322と制御信
号323はそれぞれが独立に値を設定することのできる
制御信号PON*、POFF、NON、NOFF*の束を
表す。図8において、外部入力端子302と外部出力端
子303はそれぞれ記順序回路及び組合せ回路301へ
の入力と順序回路及び組合せ回路301からの出力であ
る。また外部出力端子314はテスト信号制御回路31
5への入力である。
【0075】本実施例と前記第2の実施例との違いは、
CMOSゲート311とCMOSゲート312とCMO
Sゲート313のように、出力値のプルアップまたはプ
ルダウンの制御線の数を任意にしたことと、それら制御
線がテスト信号制御回路315を通して外部端子から制
御されるようになっていることである。
【0076】テスト信号制御回路315の構成を、外部
端子をそれぞれの制御線に単に接続する構成とすると、
本実施例は、第2の実施例と同じになる。
【0077】外部端子の数を削減するためにはテスト信
号制御回路315の構成をデコーダーの構成にするか、
有限状態機械にすると良い。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0079】(1)本発明の第1の効果は、電源電流の
測定点の選出作業の一切を省略することができる、とい
うことである。
【0080】その理由は、本発明においては、CMOS
集積回路内部の全ノードの値を論理値1または論理値0
に設定して、その点を電源電流の測定点とすることがで
きるからである。
【0081】(2)本発明の第2の効果は、2つの電源
電流の測定点で縮退故障について100%の故障検出率
を得るCMOS集積回路を提供することである。
【0082】その理由は、本発明においては、CMOS
集積回路内部に0縮退故障が存在する場合、CMOS集
積回路内部の全ノードの値を論理値1に設定してその点
を電源電流測定することで、全ての0縮退故障は検出さ
れ、CMOS集積回路内部に1縮退故障が存在する場
合、CMOS集積回路内部の全ノードの値を論理値0設
定してその点を電源電流測定することで、全ての1縮退
故障が検出されるからである。
【0083】(3)本発明の第3の効果は、少ない電源
電流の測定点でブリッジ故障について高い故障検出率を
得ることができる、ということである。
【0084】その理由は、本発明のCMOS集積回路内
部の全ノードの内ブリッジ故障の発生する可能性のある
ノードの組に、互いに違う論理値を設定できるような回
路構成にして、互いに違う論理値をもつノードの間にブ
リッジ故障が存在すれば、電源電流の測定を行うこと
で、そのブリッジ故障は検出されるからである。
【0085】(4)本発明の第4の効果は、試験時間を
短縮化できる、ということである。
【0086】その理由は、本発明においは、2つの電源
電流の測定点で縮退故障について100%の故障検出率
を、また少ない電源電流の測定点でブリッジ故障につい
て高い故障検出率を得ることができるために、電源電流
測定に長い時間を必要としないこと、および、電源電流
の測定で高い故障検出率を得ることができることから通
常のファンクション試験を省略できるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の半導体装置をなすCM
OSゲートの代表例の図である。
【図2】本発明の第1の実施例のCMOS集積回路を説
明するための図であり、内部の2NANDの出力に1縮
退故障を持つ場合のブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例のCMOS集積回路を説
明するための図であり、内部の2NORの出力に1縮退
故障を持つ場合のブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施例のCMOS集積回路を説
明するための図であり、内部の2NANDの出力に0縮
退故障を持つ場合のブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施例のCMOS集積回路を説
明するための図であり、内部の2NORの出力に0縮退
故障を持つ場合のブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施例のCMOS集積回路のブ
ロック図である。
【図7】本発明の第2の実施例のCMOS集積回路を説
明するための図であり、内部にブリッジ故障を持つ場合
のブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施例のCMOS集積回路のブ
ロック図である。
【図9】従来技術を示す半導体装置のCMOSゲートの
代表例の図である。
【図10】従来技術のCMOS集積回路で内部の2NA
NDの出力に1縮退故障を持つ場合のブロック図であ
る。
【図11】従来技術のCMOS集積回路で内部の2NO
Rの出力に1縮退故障を持つ場合のブロック図である。
【図12】従来技術のCMOS集積回路で内部の2NA
NDの出力に0縮退故障を持つ場合のブロック図であ
る。
【図13】従来技術のCMOS集積回路で内部の2NO
Rの出力に0縮退故障を持つ場合のブロック図である。
【符号の説明】
GND 低位側電源 NOFF* 第2の制御線 NON 第4の制御線 POFF 第1の制御線 PON* 第3の制御線 VDD 高位側電源 1 2NANDゲート 1a、1b P型トランジスタ 1c、1d N型トランジスタ 1e 2NANDのゲート出力 2 2NORゲート 2c、2d P型トランジスタ 2a、2b N型トランジスタ 2e 2NORのゲート出力 3 電源線 4 グランド線 11 2NAND 11a、11b P型トランジスタ 11c、11d N型トランジスタ 12 2NOR 12a、12b P型トランジスタ 12c、12d N型トランジスタ 13 制御信号POFF 14 制御信号PON* 15 制御信号NOFF* 16 制御信号NON 101 順序回路及び組合せ回路 102 外部入力端子 103 外部出力端子 104 1縮退故障 105 0縮退故障 112 外部入力端子 113 外部出力端子 114 1縮退故障 121 順序回路及び組合せ回路 122 外部入力端子 123 外部出力端子 124 1縮退故障 125 0縮退故障 211、212 CMOSゲート 201 順序回路及び組合せ回路 202 外部入力端子 203 外部出力端子 213a、213b POFF 214a、214b PON* 215a、215b NOFF* 216a、216b NON 217 ブリッジ故障 311、312、313 CMOSゲート 301 順序回路及び組合せ回路 302 外部入力端子 303 外部出力端子 311、312、313 CMOSゲート 314 外部出力端子 315 テスト信号制御回路 321、322、323 制御信号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構成要素である各CMOSゲートが、 1縮退故障をテストするモード時にソースの供給すなわ
    ち正電荷の供給を遮断するP型トランジスタ及びその制
    御線と、 0縮退故障をテストするモード時に前記CMOSゲート
    の出力をプルアップするP型トランジスタ及びその制御
    線と、 を有し、 0縮退故障をテストするモード時に、ソースの供給すな
    わち負電荷の供給を遮断するN型トランジスタ及びその
    制御線と、 1縮退故障をテストするモード時に前記CMOSゲート
    の出力をプルダウンするN型トランジスタ及びその制御
    線と、 を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体装置において、 1縮退故障をテストするモード時にソースの供給すなわ
    ち正電荷の供給を遮断するP型トランジスタを制御する
    信号と、 0縮退故障をテストするモード時に前記CMOSゲート
    の出力をプルアップするP型トランジスタを制御する信
    号と、 0縮退故障をテストするモード時にソースの供給すなわ
    ち負電荷の供給を遮断するN型トランジスタを制御する
    信号と、 1縮退故障をテストするモード時に前記CMOSゲート
    の出力をプルダウンするP型トランジスタを制御する信
    号を外部端子から入力できるようにした半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の半導体装置において、 1縮退故障をテストするモード時にソースの供給すなわ
    ち正電荷の供給を遮断するP型トランジスタを制御する
    信号と、 0縮退故障をテストするモード時に前記CMOSゲート
    の出力をプルアップするP型トランジスタを制御する信
    号と、 0縮退故障をテストするモード時にソースの供給すなわ
    ち負電荷の供給を遮断するN型トランジスタを制御する
    信号と、 1縮退故障をテストするモード時に前記CMOSゲート
    の出力をプルダウンするP型トランジスタを制御する信
    号を内部回路が制御できるようにした半導体装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の半導体装置において、 ある特定のゲートの出力を選択的にプルアップしてその
    他の全てのゲートの出力をプルダウンするかもしくは、
    ある特定のゲートの出力を選択的にプルダウンしてその
    他の全てのゲートの出力をプルアップできるように、 ソースの供給すなわち正電荷の供給を遮断するP型トラ
    ンジスタを制御する信号と、 ゲートの出力をプルアップするP型トランジスタを制御
    する信号と、 ソースの供給すなわち負電荷の供給を遮断するN型トラ
    ンジスタを制御する信号と、 ゲートの出力をプルダウンするP型トランジスタを制御
    する信号を複数に分割してそれぞれ独立に制御できるよ
    うにした半導体装置。
  5. 【請求項5】CMOSゲートの高位側電源側端のPチャ
    ネルMOSトランジスタのソース端子と前記高位側電源
    線との間に接続された第1のスイッチ素子及び前記第1
    のスイッチ素子のオン・オフを制御する第1の制御線
    と、 前記CMOSゲートの低位側電源側端のNチャネルMO
    Sトランジスタのソース端子と前記低位側電源線との間
    に接続された第2のスイッチ素子及び前記第2のスイッ
    チ素子のオン・オフを制御する第2の制御線と、 前記CMOSゲート出力を前記高位側電源電位側にプル
    アップする第3のスイッチ素子及び前記第3のスイッチ
    素子のオン・オフを制御する第3の制御線と、 前記CMOSゲート出力を前記低位側電源電位側にプル
    ダウンする第4のスイッチ素子及び前記第4のスイッチ
    素子のオン・オフを制御する第4の制御線と、 を備えたことを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】0縮退故障テスト時、前記第3のスイッチ
    素子をオンとし、前記第4のスイッチをオフとし、前記
    第2のスイッチをオフ状態とし、前記CMOSゲート出
    力を前記高位側電源電位とし、この状態で、試験装置に
    より電源電流を測定して0縮退故障検出が行われる、こ
    とを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】1縮退故障テスト時、前記第3のスイッチ
    素子をオフとし、前記第4のスイッチをオンとし、前記
    第1のスイッチをオフ状態とし、前記CMOSゲート出
    力を前記低位側電源電位とし、この状態で、試験装置に
    より電源電流を測定して0縮退故障検出が行われる、こ
    とを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】前記第1、第3のスイッチ素子がPチャネ
    ルMOSトランジスタ、 前記第2、第4のスイッチ素子がNチャネルMOSトラ
    ンジスタ、であることを特徴とする請求項5記載の半導
    体装置。
  9. 【請求項9】構成要素である各CMOSゲートが、 1縮退故障をテストするモード時に高位側電源線から前
    記CMOSゲートへの電流の供給を遮断するP型トラン
    ジスタ及びその制御線と、 0縮退故障をテストするモード時に前記CMOSゲート
    の出力を前記高位側電源電位側にプルアップするP型ト
    ランジスタ及びその制御線と、 を有し、 0縮退故障をテストするモード時に、前記CMOSゲー
    トから低位側電源線へへの電流を供給を遮断するN型ト
    ランジスタ及びその制御線と、 1縮退故障をテストするモード時に前記CMOSゲート
    の出力を前記低位側電源側にプルダウンするN型トラン
    ジスタ及びその制御線と、 を有することを特徴とする半導体装置。
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