JP2917685B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2917685B2
JP2917685B2 JP4176334A JP17633492A JP2917685B2 JP 2917685 B2 JP2917685 B2 JP 2917685B2 JP 4176334 A JP4176334 A JP 4176334A JP 17633492 A JP17633492 A JP 17633492A JP 2917685 B2 JP2917685 B2 JP 2917685B2
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範明 高木
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、特
に特性管理用の付加回路を備えた半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の半導体装置の特性管用の
付加回路を備えた半導体装置の一例を示すブロック図で
ある。このブロック図では付加回路として、例えばリン
グオシレータが半導体装置に組み込まれている。
【0003】図5において、半導体装置には内部回路
とリングオシレータを含み、外部からの信号を入力
する内部回路入力と、外部へ信号を出力するための内
部回路出力と、内部回路からリングオシレータ
動作あるいは停止を制御するためのコントロール入力
と、リングオシレータから外部へ出力するリングオシ
レータ出力17から構成されている。
【0004】通常、半導体装置を製造する段階での選別
時には、内部回路入力に半導体試験装置(以下、テ
ターと称す)により所定の入力パターンを入力し、内部
回路出力をテスターでモニターすることによりその内
部回路の動作の良否を確認する。
【0005】次に、ある特定パターンをテスターから内
部回路入力に入力し、内部回路を構成する論理に従
い、コントロール入力でリングオシレータを制御し
動作させるための信号を入力する。そして、リングオシ
レータ出力17の周波数を測定しこの周波数に応じて、
半導体装置の選別を行う。
【0006】この選別はウェハー段階での選別工程時、
あるいは組立後の選別工程時に行われ、所定の周波数以
下のものを不良としたり、また、周波数に応じてグレー
ド選別を行ったりしている。このような選別が可能な理
由は、半導体装置はその製造上の理由から内部回路
構成するトランジスタと、リングオシレータを構成す
るトランジスターの基本特性にはほとんど差がなく、さ
らに、リングオシレータの出力周波数は、トランジス
タの基本特性に大きく依存するということに起因してい
る。
【0007】また、半導体装置の高速化が著しく進む現
在では、選別を行うテスターのパターン発生周波数が、
半導体装置の実動作周波数に追いつかないことが、上記
方法を用いることの理由の1つである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この従来の付加回路で
は、リングオシレータ出力の周波数を測定するために、
この出力を外部へ引き出す必要があり、選別工程におい
ては半導体装置のパッケージのピンの内1本がこの出力
用に用いられるため、信号用として用いられる入出力ピ
ンが1本減るという欠点がある。さらに、半導体装置の
種類によっては、半導体装置のパッケージのどのピンに
リングオシレータ出力が使用されるのか一定していない
ため、これはテスターのすべてのピンに高価な周波数カ
ウンターを備える工夫をしなければならないという欠点
がある。
【0009】また、外部に周波数カウンターを1台用意
する方法もあるが、この場合は半導体装置の種類毎に、
ピンと周波数カウンターの接続を変えなければならない
という欠点がある。
【0010】本発明の目的は、上記の欠点を除去するこ
とにより、半導体装置の特性を管理するために付加する
リングオシレータの周波数特性の測定を、簡単に、且つ
入出力ピンを増加させることなく実施出来るようにする
ことにある。
【0011】本発明の半導体装置の特徴は、所定の機能
動作をする内部回路と、この内部回路を構成するトラン
ジスタの基本特性診断用の手段として、内部回路を構成
するトランジスタと同等の基本特性をもつトランジスタ
からなり、かつ前記内部回路からの制御信号に応答して
発振しその発振周波数を外部で測定することによって前
記特性を間接的に診断するために設けた特性管理用付加
回路のリングオシレータを備え半導体装置におい
て、前記リングオシレータの出力信号により駆動され
前記リングオシレータを構成するトランジスタよりも
消費電流が大きいトランジスタを含みその回路出力端が
他の回路および外部端子のどちらにも接続されず開放状
態にした論理回路を前記付加回路としてさらに備え、前
記発振周波数の測定時には、前記制御信号により前記付
加回路のみが活性化された状態にするとともに、前記周
波数に同期した電流波形を電源供給端子において電流観
測手段で観測することによって周波数測定が行えるよう
にしたことにある。
【0012】
【実施例】次に、本発明について、図面を参照して説明
する。図1は、本発明の半導体装置における付加回路
Nチャネル型電界効トランジスタ(以下、NMOSトラ
ンジスタと称す)で構成した第1の実施例のブロック図
である。
【0013】半導体装置7の電源端子15とテスターの
電源端子9の間には電流計8が接続され半導体装置の接
地端子10は接地電位に接続されている。又半導体装置
7は内部回路4に外部から信号を入力する内部回路入力
5と、外部へ信号を出力するための内部回路出力6と、
内部回路4からコントロール入力2によりその動作と停
止を制御されるリングオシレータ1と、リングオシレー
タ1の出力を入力するNMOSトランジスタ11とその
負荷抵抗12と、半導体装置7の内部接地端子14とか
ら構成されている。
【0014】上述した本発明の第1の実施例の構成と
で示した従来技術との相違点は、リングオシレータ1
の他に、さらにリングオシレータ1の構成トランジスタ
よりも消費電流の大きい、NMOSトランジスタ11,
およびその負荷となる抵抗12が備えられ、NMOSト
ランジスタ11の入力はリングオシレータ出力3に接続
されていることである。抵抗12に接続される半導体装
置7の内部電源端子13は、半導体装置の電源端子15
に接続されているが、その接続状態は省略する。
【0015】一方NMOSトランジス11タのソースが
接続される半導体装置7の内部接地端子14は接地端子
10に接続されているがその接続状態は省略する。さ
て、選別時には半導体装置7の機能である内部回路4の
動作を確認するために、所定の入力テストパターンをテ
スターにより発生させ、内部回路入力5に入力し、内部
回路出力6をモニターすることによって、その良否を判
定する。
【0016】次に、この時点で良品となった半導体装置
7に対し、内部回路4が停止し、且つコントロール入力
2によりリングオシレータ1が動作する状態になるよう
なテストパターンを内部回路入力5に入力する。内部回
路4はこのような状態が作れるように、あらかじめ回路
構成を考えておかなければならないが、通常の半導体装
置ではシステムをリセットするテストパターンが存在
し、これは上記回路構成がすでに存在することを示して
いる。なぜなら半導体装置のリセットとは、半導体装置
の動作を停止させその内部の状態を強制的に初期化する
ことを意味し、このときリングオシレータ1が動作する
ようにすれば上記回路構成は簡単に実現できることにな
【0017】の状態では半導体装置7で動作している
のはリングオシレータ1と、このリングオシレータ1の
出力に接続されたNMOSトランジスタ11およびその負
荷抵抗12だけである。
【0018】したがって、電流計8に流れる電流はリン
グオシレータ1とNMOSトランジスタ11および抵抗
12との2つの付加回路部分の電流消費をそのまま示す
ことになる。その電流波形を図2に示す。
【0019】図2(A)は、リングオシレータ出力3の
電圧波形を示したものである。
【0020】図2(B)は、リングオシレータ1が、C
MOSで構成された場合のリングオシレータ1による消
費電流波形の概略を示したものであるが、通常のリング
オシレータでは多段構成されたインバータを用いるため
その消費電流波形はおおむね図2(B)の様になる。
【0021】図2(C)は、NMOSトランジスタ11
による消費電流波形を示したものであり、図2(A)の
波形に同期し、その消費電流が大きいことから図2
(B)よりも振幅の大きい電流波形となる。
【0022】図2(D)は電流計8に流れる電流波形を
示したものであり、上記図2(B)と図2(C)を合せ
たものになることは明らかであり、この電流波形の変動
の内、図2(C)の成分を周波数カウンターによりカウ
ントすれば、リングオシレータ1の周波数を測定するこ
とと同じことになる。
【0023】また消費電流の差から図2(C)成分の周
波数をカウントすることは非常に容易であり、電流計8
のかわりにカレントプローブ等を用いれば、電流計8の
電位降下を考える必要もなくなる。さらに電流計8はテ
スターに1個用意するだけでよい。
【0024】次に本発明の第2の実施例を説明する。図
3は第2の実施例の付加回路のブロック図である。
【0025】図1と同じ部分の説明は称略するが異なる
点は、図1に示す抵抗12が本図ではPMOSトランジ
スタ16となっている点だけであり、CMOS(相補型
MOS)構成となっている。この場合の電流波形を示し
たものが図4である。図4(A)と図4(B)は図2と
同じであるが,CMOS構成にしたPMOSトランジス
タ,NMOSトランジスタにより電流波形は、図4
(E)に示す様にリングオシレータ出力が高レベルから
低レベルに変化するとき、あるいはその逆の場合にPM
OSトランジスタ16とNMOSトランジスタ11とが
導通しそのオン電流が電流計8を通して流れる。したが
って、電流計8の電流波形は、図4(F)に示す様にな
り、この波形の図4(E)成分を周波数カウンターによ
りカウントする。なお、この場合リングオシレータ出力
1が高レベルから低レベル、あるいは低レベルから高レ
ベルに変化したとき、どちらの場合においてもオン電流
が流れるため、電流計8の電流波形はリングオシレータ
1の2倍の周波数で観測されることになる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、リングオ
シレータと,この信号を入力とし、またリングオシレー
タを構成するトランジスタより消費電流が大きく、且つ
その出力が他の回路のどこにも接続されていないトラン
ジスタを半導体装置に備え、半導体装置の電流波形を観
測することにより、リングオシレータの周波数をカウン
トすることができるという効果がある。また、電流波形
を観測する装置としてテスターの電流計を用いることが
できるという効果があり、これにより、いかなる半導体
装置も複雑な手段を用いずに容易にそのリングオシレー
タの周波数をカウントすることができるという効果があ
る。さらに、半導体装置の入出力信号ピンを1本も減ら
すことなく、あるいは増やすことなくリングオシレータ
の周波数をカウントすることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例付加回路を搭載した
導体装置およびその電流波形測定系を示すブロック図で
ある。
【図2】その電圧・電流波形を示す図である。
【図3】第2の実施例のブロック図である。
【図4】第2の実施例における電圧、電流波形を示す図
である。
【図5】従来の半導体装置の一例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 リングオシレータ 2 コントロール入力 3 リングオシレータ出力 4 内部回路 5 内部回路入力 6 内部回路出力 7 半導体装置 8 電流計 9 テスターの電源 10 接地端子 11 NMOSトランジスタ 12 抵抗 13 内部電源端子 14 内部接地端子 15 半導体装置の電源端子 16 PMOSトランジスタ 17 リングオシレータ出力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01R 31/26 G01R 31/28 H01L 21/66

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の機能動作をする内部回路と、この
    内部回路を構成するトランジスタの基本特性診断用の手
    段として、内部回路を構成するトランジスタと同等の基
    本特性をもつトランジスタからなり、かつ前記内部回路
    からの制御信号に応答して発振しその発振周波数を外部
    で測定することによって前記特性を間接的に診断するた
    めに設けた特性管理用付加回路のリングオシレータ
    備え半導体装置において、 前記リングオシレータの出力信号により駆動されかつ
    記リングオシレータを構成するトランジスタよりも消費
    電流が大きいトランジスタを含みその回路出力端が他の
    回路および外部端子のどちらにも接続されず開放状態に
    した論理回路を前記付加回路としてさらに備え、前記発
    振周波数の測定時には、前記制御信号により前記付加回
    路のみが活性化された状態にするとともに、前記周波数
    に同期した電流波形を電源供給端子において電流観測手
    段で観測することによって周波数測定が行えるようにし
    ことを特徴とする半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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