JP3140090B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3140090B2
JP3140090B2 JP03151581A JP15158191A JP3140090B2 JP 3140090 B2 JP3140090 B2 JP 3140090B2 JP 03151581 A JP03151581 A JP 03151581A JP 15158191 A JP15158191 A JP 15158191A JP 3140090 B2 JP3140090 B2 JP 3140090B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に係り、詳
しくは、半導体集積回路の試験の分野に用いて好適な、
例えば、LSI(Large Scale Integrated circuit)の
内部トランジスタの特性劣化、及びスキャンパスの不具
合を容易に調査できる半導体装置に関する。
【0002】近年、各種機器の中には、例えば、LSI
等の半導体集積装置を内蔵するものが数多く提供されて
おり、このような半導体集積装置においては、時々、必
要に応じて半導体集積装置内の内部トランジスタの特性
変化に伴う特性劣化等を調べることが要求される。
【0003】
【従来の技術】従来、例えば、プリント配線板上に実装
されたLSI等の特性変化を調べる場合、まず、プリン
ト配線板から目的のLSIを外し、このLSIをLSI
テスタで調べるしかなく、大変面倒であった。そこで、
LSIがプリント配線板上に実装された状態のままで、
LSIの内部トランジスタの特性を測定できるように、
LSI内に測定専用のリングオシレータ等の測定手段を
内蔵したものが提供されている。
【0004】リングオシレータとは、図4に示すよう
に、インバータセルを奇数段並べて閉ループを形成する
ように接続して最終段インバータの出力端を二股に分岐
し、一方の出力端を初段インバータの入力と接続すると
ともに、他方の出力端をモニタ用としたものであり、奇
数段のインバータによって発振した波形より、その発振
周波数を調べ、インバータ一段当りのスピードを検出す
るものである。
【0005】すなわち、図4に示す例において、7段で
1周期の時間A=14nsが得られた場合、インバータ
一段当りのupとdownとの遅延時間の和は、平均1
4÷7=2nsとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の半導体装置にあっては、LSI内部にリング
オシレータを内蔵するという構成となっていたため、回
路本来の動作と無関係な測定手段であるリングオシレー
タの回路の分だけチップサイズが大きくなってしまうと
いう問題点があった。
【0007】このことは、近時における半導体集積回路
の高機能、高密度化の流れに逆らうものであり、専用の
リングオシレータを設けることは、非効率的であった。
[目的]そこで本発明は、チップ面積の増大化を抑えつ
つ、必要に応じて内部素子の特性劣化等を調べることの
できる半導体装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
は上記目的達成のため、スキャンFFを含む回路の回路
動作状態を通常の動作状態と所定の動作状態とに切り替
える動作モード切替手段と、前記所定の動作状態時にお
いて、スキャンFFを含む閉ループである内部スキャン
パスを形成する内部スキャンパス形成手段とを備え、
記通常の動作状態の場合には、前記スキャンFFを含む
回路に通常動作を行わせ、前記所定の動作状態の場合に
は、前記スキャンFFをインバータとして使用するとと
もに任意のインバータの出力をモニタしてリングオシレ
ート状態を検出するように構成している。
【0009】
【作用】本発明では、動作モード切替手段により所定の
動作状態に切り替えが行われた場合、予め存在するスキ
ャンFFをインバータとして使用して内部スキャンパス
が形成されるとともに任意のインバータの出力がモニタ
されることによってリングオシレート状態が検出され
る。
【0010】すなわち、半導体装置中で、通常、顧客が
必要とする論理の中で一鎖となっているパスが内部スキ
ャンパスとして活用されるため、チップ面積の増大化が
抑えられつつ、内部素子の特性劣化等が調べられる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1,2は本発明に係る半導体装置の一実施例を示す図で
あり、図1は本実施例の要部構成を示すブロック図、図
2はスキャンFFの論理等価回路例を示す回路図であ
る。
【0012】まず、構成を説明する。本実施例の半導体
装置は、大別して、スキャンフリップフロップ(以下、
スキャンFFという)1、アンドゲート2,3、ノアゲ
ート4、インバータ5,6、バッファアンプ7,8,9
からなる内部スキャンパスを有しており、スキャンFF
1は、図2(a)に示すように、CMOS形式のパスト
ランジスタ回路10〜17、インバータ18〜25から
構成されている。
【0013】なお、図2(b)〜(d)は、動作切替手
段である、クロックCLK,ACK,BCKを生成する
ための回路例を示すものであり、26はノアゲート、2
7〜29はインバータである。本実施例は、LSIの通
常の顧客が必要とする論理の中で一鎖となっているパス
を内部スキャンパスとして活用するものであり、本実施
例では、そのパスとしてスキャンF/F1がシリアルに
つながっているスキャンパスを活用するものである。
【0014】すなわち、スキャン出力を1つ分岐させ、
その分岐に対してインバートした信号がスキャン入力と
なるように設定するものであり、このため、通常の動作
を行う通常モードと、LSIの内部トランジスタの状態
を測定するためのリングオシレートモードと切り替えの
ための切替端子として制御端子が設けられている。次に
作用を説明する。
【0015】まず、通常動作モード時においては、制御
端子には“H”が与えられ、アンドゲート2の一方端に
“H”が入力されるとともに、アンドゲート3の一方入
力端に“L”が入力され、アンドゲート2からの出力は
スキャンin端子からの入力レベルに応じた出力が得ら
れるとともに、アンドゲート3からの出力は“L”に固
定される。
【0016】すなわち、スキャンin端子からの入力
は、インバータを介して初段のスキャンFF1に入力さ
れるのと同様となり、4個のスキャンFF1のパス、及
びバッファアンプ9を介してスキャンout端子から出
力される。次に、リングオシレートモード時において
は、制御端子に対して与えられる信号が“H”から
“L”に切り替えられ、スキャンパス方式で共通入力と
なっているクロックCLK,ACK,BCK等をリング
オシレートのための条件、すなわち、図2(b),
(c),(d)に示す回路において、‘CK’または
‘IH’のいずれかが“H”、‘A’が“H”、‘B’
が“L”となるように切り替えられる。
【0017】すると、図3に示すように、スキャンF/
F1の入力端SIから出力端Qまでの経路にはインバー
タが4段存在するパスとなり、図1に示すように、全体
として奇数段(この場合、17段)のインバータによっ
て閉ループが形成されることになる。この結果、閉ルー
プが形成された状態において、図4に示すリングオシレ
ータが形成され、一定の周波数での発振が引き起こされ
る。
【0018】すなわち、入力端子がある状態に固定さ
れ、出力端子がモニタされることによって、例えば、プ
リント配線板の実装容量に依存することなく、LSI内
のトランジスタの特性、特に、スピード特性が容易に調
べられる。このように本実施例では、LSIを実装した
状態のままで、入力数ピンに入力信号を与え、出力の1
ピンだけモニタすることによってスキャンパスを用いた
LSIの内部トランジスタの特性劣化、及びスキャンパ
スの不具合についての調査ができる。
【0019】したがって、実装直後、または、ある一定
期間経った後のメンテナンス時等に内部トランジスタの
状態を調査することによりトランジスタの劣化程度を把
握できる。なお、上記実施例は、内部パスとしてスキャ
ンFFによるパスを利用した例について説明したが、こ
れに限らず、要は、通常の顧客が必要とする論理の中で
一鎖となっているパスであれば、どのようなパスであっ
ても利用できる。
【0020】
【発明の効果】本発明では、動作モード切替手段によっ
所定の動作状態に切り替えを行った場合、予め存在す
スキャンFFをインバータとして使用して内部スキャ
ンパスを形成するとともに任意のインバータの出力をモ
ニタすることによってリングオシレート状態を検出でき
る。
【0021】したがって、チップ面積の増大化を抑えつ
つ、内部素子の特性劣化等を調べることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の半導体装置の要部構成を示す
ブロック図である。
【図2】スキャンFFの論理等価回路例を示す回路図で
ある。
【図3】動作モード切り替え時におけるスキャンFFを
示す波形図である。
【図4】リングオシレータを説明するための概略回路図
である。
【符号の説明】
1 スキャンFF 2,3 アンドゲート 4 ノアゲート 5,6 インバータ 7,8,9 バッファアンプ 10〜17 パストランジスタ回路 18〜25 インバータ 26 ノアゲート 27〜29 インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−262986(JP,A) 特開 平1−187968(JP,A) 特開 平1−141383(JP,A) 特開 昭64−84657(JP,A) 特開 昭63−186163(JP,A) 特開 昭60−171545(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/28 - 31/3193

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャンFFを含む回路の回路動作状態
    を通常の動作状態と所定の動作状態とに切り替える動作
    モード切替手段と、前記所定の動作状態時において、スキャンFFを含む閉
    ループである 内部スキャンパスを形成する内部スキャン
    パス形成手段と、 を備え、前記通常の動作状態の場合には、前記スキャンFFを含
    む回路に通常動作を行わせ、 前記所定の動作状態の場合には、前記スキャンFFをイ
    ンバータとして使用するとともに任意のインバータの出
    力をモニタして リングオシレート状態を検出することを
    特徴とする半導体装置。
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