JPH10290438A - テレビジョン受信機 - Google Patents

テレビジョン受信機

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Publication number
JPH10290438A
JPH10290438A JP9390597A JP9390597A JPH10290438A JP H10290438 A JPH10290438 A JP H10290438A JP 9390597 A JP9390597 A JP 9390597A JP 9390597 A JP9390597 A JP 9390597A JP H10290438 A JPH10290438 A JP H10290438A
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JP
Japan
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display
display image
circuit
data
intertext
Prior art date
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Pending
Application number
JP9390597A
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English (en)
Inventor
Katsumi Narita
克巳 成田
Hiroshi Adachi
浩 安達
Hidenori Yamazaki
英則 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が希望するインターテキスト番組の表
示イメージを番組終了後の任意の時間に見ることができ
るようにする。 【解決手段】 ROM72に選択イメージ保存ルーチン
WRおよび選択イメージ呼出ルーチンRRを書き込んで
おき、不揮発性メモリ74内に選択イメージ記憶領域7
4Aを設定する。ディスプレイ35上にインターテキス
ト番組の表示イメージが表示されている状態で、利用者
がその表示イメージの保存を指示すると、CPU71は
選択イメージ保存ルーチンWRに従って、その時に表示
メモリ76に書き込まれている表示イメージデータを選
択イメージ記憶領域74Aに書き込む。番組終了後、利
用者が表示イメージの呼び出しを指示すると、CPU7
1は選択イメージ呼出ルーチンRRに従って、選択イメ
ージ記憶領域74Aに記憶されている表示イメージデー
タを表示メモリ76に書き込む。表示制御回路77は、
その表示イメージデータを映像信号に変換してディスプ
レイ35に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターテキス
ト放送を受信できるテレビジョン受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】放送電波を有効に利用するために、テレ
ビジョン放送電波の時間的な隙間を利用して文字放送番
組を放送することが行われている。この文字放送多重シ
ステムにインタラクティブ機能を付加して、テレビジョ
ン放送電波を使用したデータ放送と電話回線を使用した
通信とによって双方向データサービスを提供するインタ
ーテキスト放送が考えられ、そのインターテキスト放送
を受信できるテレビジョン受信機(以下、インターテキ
スト受信機または単に受信機と称する)が考えられてい
る。
【0003】図2は、その従来のインターテキスト受信
機の一例を示し、この受信機は、アンテナ10、選局回
路20、映像増幅回路31、色復調回路32、映像切換
回路33、映像出力回路34、CRTやLCDなどのデ
ィスプレイ35、音声復調回路41、音声増幅回路4
2、音声切換回路43、音声出力回路44、スピーカ4
5、操作パネルキー51、リモコン(リモートコントロ
ール)信号受信回路52、およびリモコン信号発生器6
0とともに、インターテキストデコーダ70を備える。
インターテキストデコーダ70は、後述するようにCP
U71などを有する。
【0004】アンテナ10で放送電波が受信され、選局
回路20でCPU71によって指示された所定チャンネ
ルの放送が選局されて、選局回路20から所定チャンネ
ルの映像信号および音声信号が出力される。
【0005】選局回路20からの映像信号は、映像増幅
回路31で輝度信号が増幅され、色復調回路32で色復
調されて、映像切換回路33によってインターテキスト
デコーダ70からの後述する表示イメージの映像信号と
切り換えられて映像切換回路33から取り出され、映像
出力回路34から出力されて、ディスプレイ35に供給
される。
【0006】選局回路20からの音声信号は、音声復調
回路41で復調され、音声増幅回路42で増幅されて、
音声切換回路43によってインターテキストデコーダ7
0からの後述する付加音の音声信号と切り換えられて音
声切換回路43から取り出され、音声出力回路44から
出力されて、スピーカ45に供給される。
【0007】操作パネルキー51は、利用者が受信機に
対して所定の指示を行うことができるものであり、リモ
コン信号発生器60は、利用者の操作に従って受信機本
体に対して所定のリモコン信号を発生するものであり、
リモコン信号受信回路52は、そのリモコン信号発生器
60からのリモコン信号を受信して、それをインターテ
キストデコーダ70に送出するものである。
【0008】インターテキストデコーダ70は、受信機
の各部を制御するCPU71のほかに、ROM72、R
AM73、不揮発性メモリ74、データ抜取回路75、
表示メモリ76、表示制御回路77、付加音デコーダ7
8、モデム81、および回線接続回路82を備える。
【0009】ROM72は、CPU71が実行すべき制
御プログラム、および表示イメージ作成用の文字フォン
トデータおよび描画ビットマップデータを記憶したもの
である。
【0010】RAM73は、CPU71の作業用、およ
びインターテキスト番組データまたは文字放送番組デー
タの記憶用に用いられる。不揮発性メモリ74は、チャ
ンネル設定用、および各部の設定データの記憶用として
用いられる。
【0011】データ抜取回路75は、CPU71の指示
によって、選局回路20からの映像信号からインターテ
キスト番組データおよび文字放送番組データのみを抽出
するものである。
【0012】表示メモリ76は、表示イメージのデータ
を記憶し、表示制御回路77は、CPU71の指示によ
って、表示メモリ76に表示イメージのデータを書き込
むとともに、その表示イメージのデータを表示メモリ7
6から読み出して映像信号に変換し、その変換後の映像
信号を映像切換回路33に送出する。
【0013】付加音デコーダ78は、CPU71の指示
によって、文字放送番組データに含まれる付加音データ
を音声信号に変換し、その変換後の音声信号を音声切換
回路43に送出する。
【0014】モデム81は、CPU71の指示によっ
て、インターテキスト通信データを電話信号に変換して
回線接続回路82に供給し、または回線接続回路82か
ら供給された電話信号を通信データに変換してインター
テキストデコーダ70に取り込む。回線接続回路82
は、CPU71の指示によって電話回線90と受信機と
の接続を制御する。
【0015】上記のインターテキスト受信機は、テレビ
ジョン放送を受信して、映像を見るとともに音声を聴く
限りにおいては、インターテキスト受信機ではないテレ
ビジョン受信機と同じである。すなわち、この場合、利
用者が操作パネルキー51またはリモコン信号発生器6
0を操作することによって、CPU71は、不揮発性メ
モリ74から、これに設定されている所定チャンネルを
選択し、選局回路20に対して、その所定チャンネルを
選局するように指示する。
【0016】これによって、選局回路20が、その所定
チャンネルを選局して、選局回路20から、その所定チ
ャンネルの映像信号および音声信号が出力され、上述し
た処理を経て、映像出力回路34からディスプレイ35
に映像信号が出力されるとともに、音声出力回路44か
らスピーカ45に音声信号が出力される。
【0017】これに対して、インターテキスト放送また
は文字放送を受信する場合には、利用者は、操作パネル
キー51またはリモコン信号発生器60を操作すること
によって、インターテキストデコーダ70に対してイン
ターテキスト放送または文字放送を表示するように指示
する。
【0018】この利用者による操作パネルキー51また
はリモコン信号発生器60からの指示は、CPU71に
よって受信され、これによってCPU71は、データ抜
取回路75にデータの抜き取りを指示し、データ抜取回
路75によって、選局回路20からの映像信号からイン
ターテキスト番組データまたは文字放送番組データが抜
き取られ、CPU71によって、その抜き取られたイン
ターテキスト番組データまたは文字放送番組データがR
AM73に書き込まれる。
【0019】次にCPU71は、そのRAM73に書き
込んだデータから、利用者が指定したインターテキスト
番組または文字放送番組のデータをデコードし、ROM
72に記憶されている文字フォントデータおよび描画ビ
ットマップデータをもとに表示イメージを作成して、そ
の表示イメージデータを表示制御回路77を通じて表示
メモリ76に書き込む。
【0020】その表示メモリ76に書き込まれた表示イ
メージデータは、表示制御回路77によって表示メモリ
76から読み出されて映像信号に変換され、その変換後
の映像信号が、インターテキストデコーダ70の映像信
号出力として映像切換回路33に送出される。そして、
そのインターテキストデコーダ70からの映像信号は、
映像切換回路33から映像出力回路34に供給され、さ
らに映像出力回路34からディスプレイ35に出力され
る。
【0021】また、利用者が指定した文字放送番組のデ
ータに含まれる付加音データは、付加音デコーダ78に
よって音声信号に変換され、その変換後の音声信号が、
インターテキストデコーダ70の音声信号出力として音
声切換回路43に送出される。そして、そのインターテ
キストデコーダ70からの音声信号は、音声切換回路4
3から音声出力回路44に供給され、さらに音声出力回
路44からスピーカ45に出力される。
【0022】このように、利用者が指定したインターテ
キスト番組または文字放送番組の映像信号は、受信機の
映像出力としてディスプレイ35に供給されて、ディス
プレイ35上に表示イメージが表示されるとともに、利
用者が指定した文字放送番組の音声信号は、受信機の音
声出力としてスピーカ45に供給されて、スピーカ45
から音声が出力される。
【0023】利用者が指定したインターテキスト番組の
通信データは、モデム81によって電話信号に変換さ
れ、CPU71の指示によって回線接続回路82が電話
回線90と受信機とを接続することによって、その変換
後の電話信号が、受信機の通信信号として電話回線90
に送出される。
【0024】インターテキスト番組および文字放送番組
は、基本的にテレビジョン放送番組と同期して送られ
る。そのため、インターテキスト放送または文字放送の
受信時、受信されたインターテキスト番組データまたは
文字放送番組データは、RAM73に一時的に記憶され
るだけで、番組が終了するとともにRAM73から消去
される。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のインターテキスト受信機では、インターテキスト放送
の受信時、受信されたインターテキスト番組データは、
RAM73に一時的に記憶されるだけで、番組の終了と
ともにRAM73から消去される。これは、RAM73
のメモリ容量を節約することによって、インターテキス
ト受信機のコストを下げるためである。また、インター
テキスト番組データ中には電話回線90を使用する動作
記述が含まれており、その記述による誤動作を防止する
ためでもある。
【0026】そのため、例えば地図や料理レシピなど、
利用者が後で参照したい表示イメージも、一時的に表示
されるだけで、利用者が後で見ることはできない。
【0027】そこで、この発明は、インターテキスト放
送を受信できるテレビジョン受信機において、利用者が
希望するインターテキスト番組の表示イメージを番組終
了後の任意の時間に見ることができるようにしたもので
ある。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明では、受信機内
に不揮発性メモリを設けるとともに、インターテキスト
放送の受信時、インターテキスト番組の表示イメージの
うちの利用者が選択したものを前記不揮発性メモリに書
き込み、その後、その書き込んだ表示イメージを利用者
の指示によって前記不揮発性メモリから読み出す表示イ
メージ書き込み読み出し制御手段を設ける。
【0029】この場合、表示イメージ書き込み読み出し
制御手段は、利用者が選択した表示イメージをデータ圧
縮処理して不揮発性メモリに書き込むようにすることが
望ましい。
【0030】
【作用】上記のように構成した、この発明のテレビジョ
ン受信機においては、インターテキスト放送の受信時、
インターテキスト番組データを受信して表示画面上に表
示イメージを表示しているとき、利用者が、その表示イ
メージを見て、その表示イメージを後で参照したいとし
て、受信機の操作部により表示イメージ書き込み読み出
し制御手段に対して、その表示イメージを保存すべきこ
とを指示すると、表示イメージ書き込み読み出し制御手
段は、その指示に従って、現に表示画面上に表示してい
る、その表示イメージのデータを不揮発性メモリに書き
込む。
【0031】さらに、番組終了後の任意の時点におい
て、利用者が受信機の操作部により表示イメージ書き込
み読み出し制御手段に対して、不揮発性メモリに保存さ
れている表示イメージの呼び出しを指示すると、表示イ
メージ書き込み読み出し制御手段は、その指示に従って
不揮発性メモリから、これに記憶されている表示イメー
ジのデータを読み出し、その読み出された表示イメージ
のデータが、映像信号に変換されてディスプレイに供給
される。
【0032】したがって、例えば地図や料理レシピな
ど、利用者は希望するインターテキスト番組の表示イメ
ージを番組終了後の任意の時間に見ることができる。し
かも、不揮発性メモリには、受信されたインターテキス
ト番組データそのものが記憶されるのではなく、表示イ
メージに変換された後のデータが記憶されるので、上述
したインターテキスト番組データ中に含まれる、電話回
線を使用する動作記述による誤動作を誘発することがな
い。
【0033】また、利用者が後で参照したいとして選択
した表示イメージのみが不揮発性メモリに保存されるの
で、不揮発性メモリのメモリ容量の増加を最小限に抑え
ることができる。さらに、表示イメージ書き込み読み出
し制御手段が表示イメージをデータ圧縮処理して不揮発
性メモリに書き込む場合には、不揮発性メモリのメモリ
容量を節約することができ、限られたメモリ容量内でよ
り多くの表示イメージを保存することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の、インターテ
キスト放送を受信できるテレビジョン受信機(以下、イ
ンターテキスト受信機または単に受信機と称する)の一
実施形態を示し、この受信機は、アンテナ10、選局回
路20、映像増幅回路31、色復調回路32、映像切換
回路33、映像出力回路34、CRTやLCDなどのデ
ィスプレイ35、音声復調回路41、音声増幅回路4
2、音声切換回路43、音声出力回路44、スピーカ4
5、操作パネルキー51、リモコン信号受信回路52、
およびリモコン信号発生器60とともに、インターテキ
ストデコーダ70を備える。
【0035】インターテキストデコーダ70は、受信機
の各部を制御するCPU71のほかに、ROM72、R
AM73、不揮発性メモリ74、データ抜取回路75、
表示メモリ76、表示制御回路77、付加音デコーダ7
8、モデム81、および回線接続回路82を備える。
【0036】ROM72は、CPU71が実行すべき制
御プログラム、および表示イメージ作成用の文字フォン
トデータおよび描画ビットマップデータとともに、それ
ぞれCPU71が実行すべき制御プログラムの一つとし
ての、後述する選択イメージ保存ルーチンWRおよび選
択イメージ呼出ルーチンRRを記憶したものである。
【0037】不揮発性メモリ74は、チャンネル設定
用、および各部の設定データの記憶用として用いられる
と同時に、この不揮発性メモリ74内に選択イメージ記
憶領域74Aが設定され、後述するように、この選択イ
メージ記憶領域74Aに利用者が選択した表示イメージ
のデータが書き込まれる。
【0038】RAM73、データ抜取回路75、表示メ
モリ76、表示制御回路77、付加音デコーダ78、モ
デム81、および回線接続回路82については、図2に
示した従来の受信機のそれと同じである。
【0039】上記のインターテキスト受信機は、テレビ
ジョン放送を受信して、映像を見るとともに音声を聴く
限りにおいては、インターテキスト受信機ではないテレ
ビジョン受信機と同じである。すなわち、この場合、利
用者が操作パネルキー51またはリモコン信号発生器6
0を操作することによって、CPU71は、不揮発性メ
モリ74から、これに設定されている所定チャンネルを
選択し、選局回路20に対して、その所定チャンネルを
選局するように指示する。
【0040】これによって、選局回路20が、その所定
チャンネルを選局して、選局回路20から、その所定チ
ャンネルの映像信号および音声信号が出力され、映像増
幅回路31および色復調回路32での処理を経て、映像
切換回路33および映像出力回路34を通じてディスプ
レイ35に映像信号が供給されるとともに、音声復調回
路41および音声増幅回路42での処理を経て、音声切
換回路43および音声出力回路44を通じてスピーカ4
5に音声信号が供給される。
【0041】これに対して、インターテキスト放送また
は文字放送を受信する場合には、利用者は、操作パネル
キー51またはリモコン信号発生器60を操作すること
によって、インターテキストデコーダ70に対してイン
ターテキスト放送または文字放送を表示するように指示
する。
【0042】この利用者による操作パネルキー51また
はリモコン信号発生器60からの指示は、CPU71に
よって受信され、これによってCPU71は、データ抜
取回路75にデータの抜き取りを指示し、データ抜取回
路75によって、選局回路20からの映像信号からイン
ターテキスト番組データまたは文字放送番組データが抜
き取られ、CPU71によって、その抜き取られたイン
ターテキスト番組データまたは文字放送番組データがR
AM73に書き込まれる。
【0043】次にCPU71は、そのRAM73に書き
込んだデータから、利用者が指定したインターテキスト
番組または文字放送番組のデータをデコードし、ROM
72に記憶されている文字フォントデータおよび描画ビ
ットマップデータをもとに表示イメージを作成して、そ
の表示イメージデータを表示制御回路77を通じて表示
メモリ76に書き込む。
【0044】その表示メモリ76に書き込まれた表示イ
メージデータは、表示制御回路77によって表示メモリ
76から読み出されて映像信号に変換され、その変換後
の映像信号が、映像切換回路33に送出されて、映像切
換回路33から映像出力回路34に供給され、さらに映
像出力回路34からディスプレイ35に供給されて、デ
ィスプレイ35上に表示イメージが表示される。
【0045】また、利用者が指定した文字放送番組のデ
ータに含まれる付加音データは、付加音デコーダ78に
よって音声信号に変換され、その変換後の音声信号が、
音声切換回路43に送出されて、音声切換回路43から
音声出力回路44に供給され、さらに音声出力回路44
からスピーカ45に供給されて、スピーカ45から音声
が出力される。
【0046】なお、利用者が指定したインターテキスト
番組の通信データは、モデム81によって電話信号に変
換され、CPU71の指示によって回線接続回路82が
電話回線90と受信機とを接続することによって、その
変換後の電話信号が、受信機の通信信号として電話回線
90に送出される。
【0047】そして、インターテキスト放送の受信時、
上述したように表示メモリ76に書き込まれた表示イメ
ージデータに基づいて、ディスプレイ35上にインター
テキスト番組の表示イメージが表示されている状態にお
いて、利用者が、その表示イメージを見て、その表示イ
メージを後で参照したいとして、操作パネルキー51ま
たはリモコン信号発生器60を操作して、その表示イメ
ージを保存すべきことを指示すると、CPU71は、そ
の指示を検出判断して、ROM72に記憶されている選
択イメージ保存ルーチンWRに従って、その時に表示メ
モリ76に書き込まれている表示イメージデータを、不
揮発性メモリ74の選択イメージ記憶領域74Aに書き
込む。
【0048】このとき、CPU71は、その表示メモリ
76から読み出した表示イメージデータを、圧縮処理し
て選択イメージ記憶領域74Aに書き込むとともに、す
でに選択イメージ記憶領域74Aに書き込まれている、
またはその後に選択イメージ記憶領域74Aに書き込ま
れる、他の表示イメージデータと区別するために、その
圧縮処理後の表示イメージデータにラベルをつける。
【0049】次に、番組終了後の任意の時点において、
利用者が、操作パネルキー51またはリモコン信号発生
器60を操作して、保存されている表示イメージの呼び
出しを指示すると、CPU71は、その指示を検出判断
して、ROM72に記憶されている選択イメージ呼出ル
ーチンRRに従って、不揮発性メモリ74の選択イメー
ジ記憶領域74Aから、これに記憶されている表示イメ
ージデータを読み出す。
【0050】この場合、CPU71は、まず、選択イメ
ージ記憶領域74Aに複数の表示イメージが記憶されて
いるか否かを判断し、複数の表示イメージが記憶されて
いると判断したときには、その全ての表示イメージのデ
ータを読み出して、全ての表示イメージを1画面内に縮
小して収め、利用者がいずれかの表示イメージを選択で
きるような選択画面のデータを作成して、表示メモリ7
6に書き込む。
【0051】この表示メモリ76に書き込まれた選択画
面データは、表示制御回路77によって表示メモリ76
から読み出されて映像信号に変換され、その変換後の映
像信号が、映像切換回路33に送出されて、映像切換回
路33から映像出力回路34に供給され、さらに映像出
力回路34からディスプレイ35に供給されて、ディス
プレイ35上に選択画面が表示される。
【0052】利用者は、その選択画面を見て、操作パネ
ルキー51またはリモコン信号発生器60を操作するこ
とによって、自分が希望する表示イメージの番号を指示
する。
【0053】これによって、次にCPU71は、その指
示された番号の表示イメージのデータを、不揮発性メモ
リ74の選択イメージ記憶領域74Aから読み出し、デ
ータ伸張処理後、表示メモリ76に書き込む。
【0054】この表示メモリ76に書き込まれた表示イ
メージデータは、表示制御回路77によって表示メモリ
76から読み出されて映像信号に変換され、その変換後
の映像信号が、映像切換回路33に送出されて、映像切
換回路33から映像出力回路34に供給され、さらに映
像出力回路34からディスプレイ35に供給されて、デ
ィスプレイ35上に表示イメージが表示される。したが
って、利用者は希望する表示イメージを見ることができ
る。
【0055】最初に、CPU71が不揮発性メモリ74
の選択イメージ記憶領域74Aに一つの表示イメージし
か記憶されていないと判断したときには、次にCPU7
1は、その一つの表示イメージのデータを、選択イメー
ジ記憶領域74Aから読み出し、データ伸張処理後、表
示メモリ76に書き込む。
【0056】この表示メモリ76に書き込まれた表示イ
メージデータは、表示制御回路77によって表示メモリ
76から読み出されて映像信号に変換され、その変換後
の映像信号が、映像切換回路33に送出されて、映像切
換回路33から映像出力回路34に供給され、さらに映
像出力回路34からディスプレイ35に供給されて、デ
ィスプレイ35上に表示イメージが表示される。したが
って、利用者は希望する表示イメージを見ることができ
る。
【0057】このように、上述した実施形態によれば、
例えば地図や料理レシピなど、利用者は希望するインタ
ーテキスト番組の表示イメージを番組終了後の任意の時
間に見ることができる。
【0058】しかも、上述した実施形態によれば、あら
かじめROM72に書き込んでおくプログラムに選択イ
メージ保存ルーチンWRおよび選択イメージ呼出ルーチ
ンRRを付加し、不揮発性メモリ74のメモリ容量を増
加するだけでよいので、利用者が希望するインターテキ
スト番組の表示イメージを番組終了後に見るために、ほ
とんどコストアップを生じない。
【0059】さらに、不揮発性メモリ74の選択イメー
ジ記憶領域74Aには、受信されたインターテキスト番
組データそのものが記憶されるのではなく、表示イメー
ジに変換された後のデータが記憶されるので、インター
テキスト番組データ中に含まれる、電話回線90を使用
する動作記述による誤動作を誘発することがない。
【0060】また、利用者が後で参照したいとして選択
した表示イメージのみが不揮発性メモリ74に保存され
るので、不揮発性メモリ74のメモリ容量の増加を最小
限に抑えることができる。さらに、表示イメージはデー
タ圧縮処理されて不揮発性メモリ74に書き込まれるの
で、不揮発性メモリ74のメモリ容量を節約することが
でき、限られたメモリ容量内でより多くの表示イメージ
を保存することができる。
【0061】なお、利用者が表示イメージの呼び出しを
指示した時点で、不揮発性メモリ74の選択イメージ記
憶領域74Aに複数の表示イメージが記憶されている場
合には、その全てが順次、選択イメージ記憶領域74A
から読み出されて表示メモリ76に書き込まれ、映像信
号に変換されてディスプレイ35上に表示されるように
してもよい。
【0062】
【発明の効果】上述したように、請求項1の発明によれ
ば、利用者は希望するインターテキスト番組の表示イメ
ージを番組終了後の任意の時間に見ることができるとと
もに、そのために、インターテキスト番組データ中に含
まれる、電話回線を使用する動作記述による誤動作を誘
発することがない。しかも、プログラムを付加し、不揮
発性メモリのメモリ容量を増加するだけでよいので、ほ
とんどコストアップを生じない。
【0063】また、請求項2の発明によれば、さらに、
不揮発性メモリのメモリ容量を節約することができ、限
られたメモリ容量内でより多くの表示イメージを保存す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のテレビジョン受信機の一実施形態を
示すブロック図である。
【図2】従来のテレビジョン受信機の一例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10…アンテナ、20…選局回路、31…映像増幅回
路、32…色復調回路、33…映像切換回路、34…映
像出力回路、35…ディスプレイ、41…音声復調回
路、42…音声増幅回路、43…音声切換回路、44…
音声出力回路、45…スピーカ、51…操作パネルキ
ー、52…リモコン信号受信回路、60…リモコン信号
発生器、70…インターテキストデコーダ、71…CP
U、72…ROM、73…RAM、74…不揮発性メモ
リ、74A…選択イメージ記憶領域、75…データ抜取
回路、76…表示メモリ、77…表示制御回路、78…
付加音デコーダ、81…モデム、82…回線接続回路、
90…電話回線、WR…選択イメージ保存ルーチン、R
R…選択イメージ呼出ルーチン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターテキスト放送を受信できるテレビ
    ジョン受信機において、 不揮発性メモリを備え、インターテキスト放送の受信
    時、インターテキスト番組の表示イメージのうちの利用
    者が選択したものを前記不揮発性メモリに書き込み、そ
    の後、その書き込んだ表示イメージを利用者の指示によ
    って前記不揮発性メモリから読み出す表示イメージ書き
    込み読み出し制御手段を備えることを特徴とするテレビ
    ジョン受信機。
  2. 【請求項2】請求項1のテレビジョン受信機において、 前記表示イメージ書き込み読み出し制御手段は、利用者
    が選択した表示イメージをデータ圧縮処理して前記不揮
    発性メモリに書き込むことを特徴とするテレビジョン受
    信機。
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