JPH08251500A - 表示制御装置および方法 - Google Patents

表示制御装置および方法

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Publication number
JPH08251500A
JPH08251500A JP7054354A JP5435495A JPH08251500A JP H08251500 A JPH08251500 A JP H08251500A JP 7054354 A JP7054354 A JP 7054354A JP 5435495 A JP5435495 A JP 5435495A JP H08251500 A JPH08251500 A JP H08251500A
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JP
Japan
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signal
teletext
display
circuit
stored
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Withdrawn
Application number
JP7054354A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kobayashi
聡 小林
Hiroshi Adachi
浩 安達
Kenichi Tsuchiya
健一 土屋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望の文字放送番組が表示されるまでの待ち
時間をテレビジョン放送の映像と合成してスーパーイン
ポーズ表示することができるようにする。 【構成】 アンテナ2により受信され、選局回路3によ
り選局された所定のチャンネルに対応する映像信号から
抽出された所望の文字放送番組がRAM10に記憶され
るまでの間、カウントダウンタイマ21によるカウント
値の表示イメージが表示メモリ12に供給され、表示処
理回路13により映像信号に変換され、映像文字合成回
路23に供給される。そこで通常のテレビジョン映像信
号と合成され、スーパーインポーズ制御部22に制御さ
れた映像切り替え回路6を介して映像出力回路7に供給
され、出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示制御装置および方
法に関し、例えば、文字放送を受信する文字放送受信機
等に用いて好適な表示制御装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、放送電波を有効に利用するた
めに、テレビジョン放送電波の時間的な隙間を利用し
て、ニュース、天気予報などの文字図形情報が文字放送
番組として放送されている。
【0003】以下、この文字放送を受信できる文字放送
受信機について説明する。図6は従来の文字放送受信機
の一例の構成を示すブロック図である。アンテナ2は放
送電波を受信し、対応する信号を選局回路3に供給する
ようになされている。選局回路3はアンテナ2より供給
された信号から所定のチャンネルを選局し、対応する映
像信号および音声信号を出力するようになされている。
【0004】文字放送デコーダ1は、選局回路3より供
給された映像信号から、文字放送データのみを抽出する
抜き取り回路9、プログラムを記憶するROM11、R
OM11に記憶されたプログラムに従って、各部を制御
するマイクロプロセッサ8、マイクロプロセッサ8の作
業用または文字放送データ記憶用のRAM10、表示イ
メージを記憶する表示メモリ12、表示メモリ12に記
憶された表示イメージを映像信号に変換するための表示
処理回路13、文字放送データに含まれる付加音データ
を音声信号に変換する付加音デコーダ14、文字放送デ
ータに含まれる文字コードを表示イメージに変換する文
字発生器15より構成され、選局回路3からの映像信号
に含まれる文字放送データまたはマイクロプロセッサ8
により生成された文字データを出力するようになされて
いる。
【0005】音声復調増幅回路4は、選局回路3より供
給された音声信号を復調し、増幅するようになされてい
る。また、輝度増幅色復調回路5は、選局回路3より供
給された映像信号の輝度を増幅するとともに、色を復調
するようになされている。
【0006】映像切り替え回路6は、輝度増幅色復調回
路5を介して供給されるテレビジョン放送の映像信号
と、文字放送デコーダ1を介して供給される所定の文字
または図形に対応する映像信号を切り替えて出力するよ
うになされている。映像出力回路7は、映像切り替え回
路6より供給された映像信号を出力する。
【0007】音声切り替え回路16は、テレビジョン放
送の音声信号と、付加音デコーダ14からの出力音声信
号を切り替えて出力するようになされている。音声出力
回路17は、音声切り替え回路16より供給された音声
信号を出力する。
【0008】文字放送受信機の操作パネルキー(パネル
キー)18は、文字放送デコーダ1に対して所定の指令
を行うことができるようになされている。リモートコン
トロール信号発生器(以下、リモコン信号発生器とい
う)20は、所定の操作に従って、所定のリモートコン
トロール信号(以下、リモコン信号という)を発生す
る。リモコン信号受信回路19は、リモコン信号発生器
20からのリモコン信号を受信し、それを文字放送デコ
ーダ1に供給する。
【0009】次にその動作について説明する。テレビジ
ョン放送を見る場合は、従来のテレビジョン受信機の動
作と同一であり、文字放送受信機の操作パネルキー1
8、又は、リモコン信号発生器20を操作することによ
って、選局回路3に対し、受信したテレビジョン放送の
所定のチャンネルを選択するよう指令する。選局回路3
は、操作パネルキー18またはリモコン信号発生器20
からの指令に基づいて、所定のチャンネルを選局する。
【0010】選局回路3によって選局されたテレビジョ
ン放送の所定のチャンネルに対応する信号は音声復調増
幅回路4、輝度増幅色復調回路5において所定の処理が
施され、音声切り替え回路16、映像切り替え回路6を
通って音声出力回路17、映像出力回路7よりそれぞれ
音声信号、映像信号として取り出される。
【0011】一方、文字放送を見る場合、まず、文字放
送受信機の操作パネルキー18、又は、リモコン信号発
生器20を操作することにより、文字放送デコーダ1に
対して文字放送を表示するよう指令する。
【0012】この指令は文字放送デコーダのマイクロプ
ロセッサ8によって受信され、マイクロプロセッサ8に
より、抜き取り回路9によって選局回路3より出力され
た映像信号から抜き取られた文字放送データが、文字放
送データ記憶用RAM10に供給され、記憶させる。そ
して、そのデータからユーザが指定した文字放送番組の
特定のページのデータのみをデコードし、文字放送デー
タに含まれる図形情報は表示メモリ12に書き込み、文
字放送データに含まれる文字情報は文字発生器15によ
って文字イメージに変換して表示メモリ12に書き込
む。
【0013】このようにして表示メモリ12に書き込ま
れた図形情報および文字情報の表示イメージは、表示処
理回路13によって文字放送デコーダ1の映像信号出力
として取り出される。また、ユーザの指定した文字放送
番組の特定のページの文字放送データに含まれる付加音
データは、付加音デコーダ14によって音声信号に変換
され、文字放送デコーダ1の音声信号出力として取り出
される。
【0014】このとき、ユーザが指定した文字放送番組
の特定のページの映像信号は、まず、映像切り替え回路
6によって文字放送デコーダ1からの映像信号が取り出
され、次に、それが映像出力回路7に入力されることに
より、文字放送受信機からの映像信号として取り出され
る。同様に、ユーザが指定した文字放送番組の特定のペ
ージの音声信号は、まず、音声切り替え回路16によっ
て文字放送デコーダ1からの音声信号が取り出され、次
に、それが音声出力回路17に入力されることにより、
文字放送受信機からの音声信号として取り出される。
【0015】このようにして取り出された映像信号は、
例えば図示せぬCRT等の表示装置に供給され、対応す
る文字または図形が表示される。一方、音声信号は、例
えば図示せぬスピーカに供給され、出力される。
【0016】図7は、文字放送番組の構成例を示してい
る。文字放送には、各チャンネル毎に、図7(a)に示
すような目次番組が組まれており、どんな番組があるか
知ることができる。操作パネルキー18またはリモコン
信号発生器20を操作して、この目次画面から所定の番
組を選択すると、図7(b)に示したようにその番組の
第1ページ目が表示される。番組が複数ページからなる
場合(この例では、図7(c)乃至図7(f)の4ペー
ジからなる)、操作パネルキー18またはリモコン信号
発生器20を操作することにより、次ページまたは前ペ
ージを表示させたり、特定のページを指定してそれを表
示させたりすることができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザが所
望の文字放送番組を表示させようとした場合、文字放送
受信機にその番組に対応する文字放送データが記憶され
ていない場合、所定の時間だけ待たなければならず、最
悪の場合には20秒以上も待たなければならない。この
ため、ユーザにとって操作性が悪く、負担が大きい課題
があった。
【0018】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、目的とする文字放送番組または目的とする
所定の番組の所定のページが記憶されるまでの待ち時間
に、カウントダウンタイマを表示するための信号を出力
し、それをテレビジョン放送の映像信号に合成してスー
パーインポーズ表示したり、さらには、文字放送番組に
対応する文字または図形を、テレビジョン放送の映像信
号と合成してスーパーインポーズ表示させることによ
り、ユーザが待ち時間にイライラすることがないように
し、以てユーザの操作時の負担を軽減することができる
ようにするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の表示制
御装置は、伝送媒体を介して伝送されてきた信号を受信
する受信手段と、受信手段により受信された信号に重畳
された文字放送データを抽出する抽出手段と、抽出手段
により抽出された文字放送データを記憶する記憶手段
と、記憶手段に記憶された文字放送データを対応する表
示信号に変換する変換手段と、時間を計時する計時手段
と、記憶手段に目的とする文字放送データの所定のもの
が記憶されているか否かに基づいて、計時手段による計
時結果に対応する文字または図形の表示信号を生成する
生成手段とを備えることを特徴とする。
【0020】また、記憶手段に、目的とする文字放送デ
ータの所定のものが記憶されるまでの間、変換手段によ
り変換された文字放送データに対応する表示信号を、受
信手段により受信された信号と合成する合成手段をさら
に設けるようにすることができる。
【0021】また、記憶手段に、目的とする文字放送デ
ータの所定のものが記憶されるまでの間、生成手段によ
り生成された表示信号を、受信手段により受信された信
号と合成する合成手段をさらに設けるようにすることが
できる。
【0022】請求項4に記載の表示制御方法は、伝送媒
体を介して伝送されてきた信号を受信し、受信された信
号に重畳された文字放送データを抽出し、抽出された文
字放送データを記憶し、記憶された文字放送データを対
応する表示信号に変換し、時間を計時し、目的とする文
字放送データの所定のものが記憶されているか否かに基
づいて、時間を計時した結果に対応する文字または図形
の表示信号を生成することを特徴とする。
【0023】
【作用】請求項1に記載の表示制御装置においては、受
信手段により受信された信号に重畳された文字放送デー
タが抽出手段により抽出され、記憶手段に記憶される。
そして、目的とする文字放送データが記憶手段にない場
合、計時手段により計時された計時結果に対応する文字
または図形の表示信号が生成される。従って、目的とす
る文字放送データが記憶手段に記憶されるまでの待ち時
間に対応する文字または図形の表示信号を生成すること
ができる。
【0024】請求項4に記載の表示制御方法において
は、受信された信号に重畳された文字放送データが抽出
され、記憶される。そして、目的とする文字放送データ
が記憶されていない場合、計時された計時結果に対応す
る文字または図形の表示信号が生成される。従って、目
的とする文字放送データが記憶されるまでの待ち時間に
対応する文字または図形の表示信号を生成することがで
きる。
【0025】
【実施例】図1は、本発明の表示制御装置を応用した文
字放送受信機の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。図1に示した実施例の構成は、基本的に図6に示し
た従来の文字放送受信機の場合と同様であるが、図1の
実施例においては、マイクロプロセッサ8により所定の
プログラムが実行されることにより実質的にカウントダ
ウンタイマ21とスーパーインポーズ制御部22を有し
ており、さらに、映像文字合成回路23が新たに設けら
れている。
【0026】カウントダウンタイマ21は、操作パネル
キー18またはリモコン信号発生器20からの指令、ま
たは、表示処理回路13によって現在表示されている表
示イメージに基づいて、マイクロプロセッサ8により制
御され、所定のタイミングでカウントダウンを開始する
ようになされている。
【0027】マイクロプロセッサ8は、カウントダウン
タイマ21によってカウントダウンされたカウント値に
対応する所定の文字または図形の表示イメージを生成
し、表示メモリ12に供給するようになされている。表
示処理回路13は、表示メモリ12に記憶されたこの表
示イメージを対応する映像信号に変換し、出力する。
【0028】また、スーパーインポーズ制御部22は、
映像切り替え回路6を制御し、映像文字合成回路23か
らの出力信号を映像信号切り替え回路6、映像出力回路
7を介して出力させることができるようになされてい
る。その結果、輝度増幅色復調回路5より供給された映
像信号と、表示処理回路13より供給された文字または
図形に対応する映像信号が合成された映像信号が映像出
力回路7に供給され、そこで増幅された後、出力され
る。
【0029】その他の構成および動作は、図6を参照し
て上述した場合と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0030】以上のように構成された文字放送受信機の
動作を、図2に示したフローチャートを参照して、主
に、カウントダウンタイマ21、スーパーインポーズ制
御部22、および映像文字合成回路23を中心に説明す
る。
【0031】最初に、ステップS1において、ユーザが
操作パネルキー18またはリモコン信号発生器20を操
作することにより、所望の文字放送番組を選択したか否
かが判定される。ユーザが所望の文字放送番組を選択し
ていないと判定された場合、ステップS1の判定処理が
繰り返し実行される。一方、ユーザが所望の文字放送番
組を選択したと判定された場合、ステップS2に進む。
【0032】ここで、ユーザが所望の文字放送番組を選
択する方法について簡単に説明する。ユーザは、まず、
図3に示したようなリモコン信号発生器20に設けられ
た「目次」ボタンを押す。これにより、マイクロプロセ
ッサ8は、図4に示したような目次モード選択画面に対
応する表示イメージをRAM10より読み出し、表示メ
モリ12に記憶させる。表示処理回路13は、表示メモ
リ12に記憶された表示イメージを対応する映像信号に
変換し、映像切り替え回路6に供給する。
【0033】映像切り替え回路6は、マイクロプロセッ
サ8により制御され、表示処理回路13からの出力を選
択し、映像出力回路7に出力する。映像出力回路7に供
給された映像信号は、そこで増幅された後、そこに接続
されたCRT等に出力される。その結果、図4に示すよ
うな目次モード選択画面が表示される。
【0034】この画面において、「目次表示」に対応す
るリモコン信号発生器20の所定のボタンを押すことに
より目次モードとして「目次表示」を選択すると、目次
画面に表示された番組番号に対応するリモコン信号発生
器20の所定のボタンを押すことにより、所望の文字放
送番組を選択することが可能となる。一方、「番組番
号」に対応するリモコン信号発生器20の所定のボタン
を押すことにより目次モードとして「番組番号」を選択
すると、所望の文字放送番組に対応する番組番号を直接
入力することにより、所望の文字放送番組を選択するこ
とが可能となる。ここでは、目次モードとして「目次表
示」を選択するものとする。
【0035】図4に示した目次モード選択画面におい
て、目次モード「目次表示」が選択されると、マイクロ
プロセッサ8により、選局回路3が制御され、所定の放
送局の電波が受信される。そして、抜き取り回路9に文
字放送データを抽出させ、RAM10に記憶させる。さ
らに、マイクロプロセッサ8により、RAM10に記憶
された文字放送データの中から、図5(a)に示したよ
うな目次画面のデータが抽出される。そして、その目次
画面の文字放送データがマイクロプロセッサ8により文
字コードにデコードされ、さらに対応する表示イメージ
に変換された後、表示メモリ12に供給され、記憶され
る。文字放送データのうち、付加音データについては、
付加音デコーダ14により音声信号に変換させ、音声切
り替え回路16、音声出力回路17を介してそこに接続
されたスピーカ等より放音させる。
【0036】表示メモリ12に記憶された表示イメージ
は、表示処理回路13により対応する映像信号に変換さ
れ、図5(a)に示すような目次画面がCRTに表示さ
れる。
【0037】この画面において、リモコン信号発生器2
0より、例えば、文字列「303*02#」を入力する
ことにより、番組番号303の文字放送番組の2ページ
目を選択すると、図2のステップS2において、ユーザ
により選択された文字放送番組の所定のページに対応す
る文字放送データが、RAM10に記憶されているか否
かが判定される。ユーザにより選択された文字放送番組
の所定のページに対応する文字放送データが、RAM1
0に記憶されていると判定された場合、ステップS3に
進み、ユーザによって選択された文字放送番組の所定の
ページに対応する文字放送データが、マイクロプロセッ
サ8の制御によりRAM10より読み出され、対応する
表示イメージに変換された後、表示メモリ12に供給さ
れ、記憶される。表示メモリ12に記憶されたユーザに
よって選択された文字放送番組の所定のページに対応す
る表示イメージは、表示処理回路13により対応する映
像信号に変換され、出力された後、処理を終了する。
【0038】一方、ユーザにより選択された文字放送番
組の所定のページに対応する文字放送データが、RAM
10に記憶されていないと判定された場合、ステップS
4に進み、マイクロプロセッサ8により、カウントダウ
ンタイマ21に初期値がセットされる。この初期値は、
例えば、文字放送番組の番組データの放送方式が、同一
の番組の所定のページのデータとその次のページのデー
タを約20秒間隔で送信するような方式である場合を考
慮して、例えば値20とする。
【0039】次に、ステップS5に進み、マイクロプロ
セッサ8は、スーパーインポーズ制御部22に対して、
表示処理回路13から出力される文字または図形に対応
する映像信号を、輝度増幅色復調回路5より出力される
映像信号に合成してスーパーインポーズ表示するように
指令する。この指令を受けたスーパーインポーズ制御部
22は、映像文字合成回路23からの出力信号を映像出
力回路7に供給するように映像切り替え回路6に対して
指令する。映像切り替え回路6は、スーパーインポーズ
制御部22からの指令に従って、映像文字合成回路23
からの出力信号が映像出力回路7に供給されるように内
部動作を切り替える。
【0040】次に、ステップS6に進み、マイクロプロ
セッサ8の制御により、カウントダウンタイマ21のカ
ウント値に対応する表示イメージが作成され、表示メモ
リ12に供給され、記憶される。表示メモリ12に記憶
されたカウント値に対応する表示イメージは、表示処理
回路13により対応する映像信号に変換され、映像文字
合成回路23に供給される。映像文字合成回路23に供
給された映像信号は、輝度増幅色復調回路5より供給さ
れた映像信号と合成され、映像切り替え回路6に供給さ
れる。
【0041】また、この映像信号に対応する音声信号
は、音声復調増幅回路4より音声切り替え回路16に供
給される。音声切り替え回路16は、マイクロプロセッ
サ8により制御され、音声復調増幅回路4からの出力信
号を入力し、音声出力回路17に供給するように内部動
作が切り替えられている。その結果、音声復調増幅回路
4からの出力信号が音声切り替え回路4、音声出力回路
17を介してスピーカ等に出力され、放音される。
【0042】映像切り替え回路6は、上述したように、
スーパーインポーズ制御部22からの指令に基づいて、
映像文字合成回路23からの出力信号が映像出力回路7
に供給されるように内部動作が切り替えられているの
で、そこに供給された映像信号は映像出力回路7に供給
され、そこで増幅された後、出力され、CRT等に供給
される。その結果、CRT画面には、テレビジョン放送
の映像にカウント値に対応する数字が合成されスーパー
インポーズ表示される。このとき、例えば所定のメッセ
ージ「指定番組を探しています」、および「しばらくお
待ちください」に対応する表示イメージがマイクロプロ
セッサ8により作成され、カウント値の場合と同様にし
て、CRT画面にスーパーインポーズ表示されるように
することもできる。
【0043】このようにして、図5(b)に示すよう
に、カウント値Kとメッセージ「指定番組を探していま
す」、および「しばらくお待ちください」が、テレビジ
ョン放送の映像と合成され、CRT画面の所定の位置に
スーパーインポーズ表示される。
【0044】次に、ステップS7において、再び、ユー
ザにより選択された文字放送番組の所定のページに対応
する文字放送データが、RAM10に記憶されているか
否かが判定される。ユーザにより選択された文字放送番
組の所定のページに対応する文字放送データが、RAM
10に記憶されていると判定された場合、ステップS3
に進み、上述した場合と同様の処理が実行され、選択さ
れた文字放送番組の所定のページに対応する表示イメー
ジが映像信号に変換された後、映像文字合成回路23に
供給される。映像文字合成回路23に供給された映像信
号は、輝度増幅色復調回路5からの映像信号と合成さ
れ、映像切り替え回路6、映像出力回路7を介してCR
Tに供給され、表示された後、処理を終了する。
【0045】一方、ユーザにより選択された文字放送番
組の所定のページに対応する文字放送データが、RAM
10に記憶されていないと判定された場合、ステップS
8に進み、カウントダウンタイマ21のカウント値を1
だけ進めるための所定の基準時間が経過したか否かが判
定される。この場合、基準時間は、例えば1秒とするこ
とができる。ステップS8において、基準時間が経過し
ていないと判定された場合、ステップS7に戻り、上述
した場合と同様の処理が繰り返し実行される。
【0046】一方、基準時間が経過したと判定された場
合、ステップS9に進み、カウントダウンタイマ21に
より、カウント値が1だけ減じられる。そして、ステッ
プS6に戻り、ステップS6以降の処理が実行される。
ステップS6においては、上述したように、カウントダ
ウンされたカウント値がCRT画面に表示される。図5
(c)は、カウント値が19となったときの画面を示し
ている。
【0047】以上のように、図2に示したフローチャー
トに沿って上述したような処理が実行され、これは、最
終的に、ユーザによって選択された文字放送番組の所定
のページに対応する文字放送データがRAM10に記憶
されたと判定されるまで続けられる。そして、ステップ
S7において、ユーザによって選択された文字放送番組
の所定のページに対応する文字放送データがRAM10
に記憶されたと判定された時点で、図5(d)に示した
ような番組番号303に対応する文字放送番組の2ペー
ジ目が表示され、処理を終了する。
【0048】このように、上記実施例においては、ユー
ザが選択した文字放送番組の所定のページの文字放送デ
ータがRAM10に存在しない場合、この文字放送デー
タがRAM10に記憶され、表示されるまでのおおよそ
の待ち時間に対応するカウント値がカウントダウンされ
ながら、この文字放送番組が重畳されている所定のチャ
ンネルのテレビジョン放送の映像に合成されてスーパー
インポーズ表示される。従って、ユーザは、選択した文
字放送番組の所定のページがRAM10に記憶され、そ
れが表示されるまでの待ち時間を知ることができ、その
間、テレビジョン放送の番組を視聴することができる。
これにより、待ち時間に対してユーザが感じる負担を軽
減することが可能となる。
【0049】また、上記実施例においては、カウントダ
ウンタイマ21やスーパーインポーズ制御部22が行う
処理は、マイクロプロセッサ8がそれらに対応するプロ
グラムをそれぞれロードすることにより行うようにして
いる。これにより、新たにそれぞれの処理を実行する専
用の回路を追加する必要がなくなり、装置のコストアッ
プを抑えることができる。
【0050】なお、上記実施例においては、カウント値
の初期値として値20を設定したが、これ以外の任意の
値をカウント値の初期値として設定することも可能であ
る。
【0051】また、上記実施例においては、カウント値
に対応する数字を表示させるようにしたが、カウント値
に対応した所定の長さの長辺を有する矩形、その他、カ
ウント値に対応した所定の図形を表示させるようにする
ことも可能である。
【0052】さらに、上記実施例においては、カウント
値を画面の下部に表示させるようにしたが、画面の任意
の位置に表示させるようにすることも可能である。
【0053】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の表示制御
装置および請求項4に記載の表示制御方法によれば、受
信された信号に重畳された文字放送データが抽出され、
記憶される。そして、目的とする文字放送データが記憶
されていない場合、計時された計時結果に対応する文字
または図形の表示信号が生成されるようにしたので、目
的とする文字放送データが記憶されるまでの待ち時間に
対応する文字または図形の表示信号を生成することがで
きる。この待ち時間に対応する文字または図形の表示信
号をテレビジョン放送の映像信号と合成し、スーパーイ
ンポーズ表示することにより、ユーザは待ち時間を知る
ことができるとともに、テレビジョン放送の映像を視聴
することができる。従って、ユーザが待ち時間に対して
感じる負担を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示制御装置を応用した文字放送受信
機の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図3】図1のリモコン信号発生器20を示す図であ
る。
【図4】目次モード選択画面を示す図である。
【図5】目次画面において選択した文字放送番組が表示
されるまでの画面の遷移を示す図である。
【図6】従来の文字放送受信機の一例の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】文字放送番組の番組構成を示す図である。
【符号の説明】
1 文字放送デコーダ 2 アンテナ 3 選局回路 4 音声復調増幅回路 5 輝度増幅色復調回路 6 映像切り替え回路 7 映像出力回路 8 マイクロプロセッサ 9 抜き取り回路 10 RAM 11 ROM 12 表示メモリ 13 表示処理回路 14 付加音デコーダ 15 文字発生器 16 音声切り替え回路 17 音声出力回路 18 パネルキー 19 リモコン信号受信回路 20 リモコン信号発生器 21 カウントダウンタイマ 22 スーパーインポーズ制御部 23 映像文字合成回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送媒体を介して伝送されてきた信号を
    受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記信号に重畳された文
    字放送データを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記文字放送データを記
    憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記文字放送データを対応す
    る表示信号に変換する変換手段と、 時間を計時する計時手段と、 前記記憶手段に目的とする前記文字放送データの所定の
    ものが記憶されているか否かに基づいて、前記計時手段
    による計時結果に対応する文字または図形の表示信号を
    生成する生成手段とを備えることを特徴とする表示制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に、目的とする前記文字放
    送データの所定のものが記憶されるまでの間、前記変換
    手段により変換された前記文字放送データに対応する前
    記表示信号を、前記受信手段により受信された前記信号
    と合成する合成手段をさらに備えることを特徴とする請
    求項1に記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に、目的とする前記文字放
    送データの所定のものが記憶されるまでの間、前記生成
    手段により生成された前記表示信号を、前記受信手段に
    より受信された前記信号と合成する合成手段をさらに備
    えることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 伝送媒体を介して伝送されてきた信号を
    受信し、 受信された前記信号に重畳された文字放送データを抽出
    し、 抽出された前記文字放送データを記憶し、 記憶された前記文字放送データを対応する表示信号に変
    換し、 時間を計時し、 目的とする前記文字放送データの所定のものが記憶され
    ているか否かに基づいて、時間を計時した結果に対応す
    る文字または図形の表示信号を生成することを特徴とす
    る表示制御方法。
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