JPH0520951B2 - - Google Patents

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JPH0520951B2
JPH0520951B2 JP62147198A JP14719887A JPH0520951B2 JP H0520951 B2 JPH0520951 B2 JP H0520951B2 JP 62147198 A JP62147198 A JP 62147198A JP 14719887 A JP14719887 A JP 14719887A JP H0520951 B2 JPH0520951 B2 JP H0520951B2
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page
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memory
circuit
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Tooru Sasabe
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、文字放送(テレビ文字多重放送)
の予約設定された各指定番組、ページの情報をメ
モリに記憶し、各指定番組、ページの受信待ち時
間を短縮する文字多重放送受信装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、各テレビチヤンネルの文字放送の情報信
号、すなわち文字、図形の画像、付加音声のデジ
タル信号(以下文字信号と称する)は、テレビ信
号の垂直帰線消去期間(テレビ画面の隙間)に挿
入されてテレビ信号に多重されている。
ところで、文字放送では、表示画面の単位がペ
ージと呼ばれ、天気予報などの各番組が1または
複数ページからなる。
また、一度に複数ページ分の情報の伝送が行な
えるため、文字放送では、20秒程度の一定の周期
で複数画面分の番組がくり返し伝送される。
一方、文字放送の情報を受信処理する文字多重
放送受信装置の多くのものは、たとえば雑誌「テ
レビ技術」(電子出版株式会社発行)の1986年8
月号の96頁に記載のテレビ受像機内蔵形または独
立形アダプタに構成されている。
そして、内蔵形、独立形アダプタのいずれの受
信装置も、文字デコーダと呼ばれる文字放送の受
信処理デコーダを有し、該デコーダにより、テレ
ビチユーナの受信テレビチヤンネルのテレビ信号
に多重された文字信号を復号し、受信した文字放
送の文字、図形の表示信号および付加音声の音声
信号を再生形成している。
ところで、文字放送の場合、前述したように一
定の周期で複数画面分の番組がくり返し伝送され
るため、所望の番組、ページの選択から当該番組
ページの情報の受信までには、最長20秒程度にも
なる比較的長い待ち時間を要する。
そこで、前記雑誌「テレビ技術」にも記載され
ているように、この種受信装置では、マルチペー
ジメモリあるいはマルチメモリと呼ばれる専用の
バツフアメモリを備え、各テレビチヤンネルの受
信中に、製造時のプリセツトまたは使用者の操作
によつて予約設定された各指定番組、ページの受
信情報を前記バツフアメモリに記憶し、各指定番
組、ページが選択されたときに、前記バツフアメ
モリの各受信情報を読出し、前述の受信待ち時間
を短縮することが考えられている。
そして、特開昭58−196788号公報(H04N7/
08)には、前述の専用のバツフアメモリとして、
1チヤンネル分の指定番組、ページの情報記憶容
量のメモリ(第2のメモリ回路)を設け、該メモ
リを各テレビチヤンネルの指定番組、ページの受
信情報の記憶に共用し、選局操作によつて選択さ
れたテレビチヤンネルの受信中に、文字放送の選
択の有無によらず、当該チヤンネルのテレビ信号
に多重された文字放送の各番組、ページの情報を
受信処理し、そのチヤンネルの各指定番組、ペー
ジの受信情報を、既記憶の前の受信テレビチヤン
ネルの受信情報の代わりに前記メモリに記憶し、
受信待ち時間を短縮する受信装置(受信機)が記
載されている。
また、この種受信装置の多くものは、操作性の
向上を図るため、一般に、リモートコントロール
用の操作器として、通常のビデオ、オーデイオ装
置などのリモコン送信器と同様のリモコン送信器
を備え、装置本体の主電源をオンしておけば、リ
モコン送信器の操作によつて動作モードの制御が
行なえるようになつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、前記公報に記載の受信装置では、テ
レビチヤンネルの選局が行なわれて当該チヤンネ
ルのテレビ信号が受信されているときにのみ、そ
のチヤンネルの指定番組、ページの受信情報の記
憶が行なわれ、しかも、受信チヤンネルが切換え
られると、直前の受信テレビチヤンネルの既記憶
の受信情報が消去される。
そのため、受信チヤンネルが切換えられた直後
などには、そのチヤンネルの指定番組、ページの
受信情報が記憶されておらず、このとき、当該チ
ヤンネルの指定番組、ページが選択されると、選
択された指定番組、ページの情報が受信されて前
述のバツフアメモリに記憶されるまで待つ必要が
あり、受信待ち時間の短縮が行なえない問題点が
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、前記の点に留意してなされたもの
であり、受信テレビチヤンネルそれぞれのテレビ
信号に多重された文字放送の各番組、ページの情
報を受信処理するとともに、予約設定された各指
定番組、ページの受信情報をメモリに記憶し、前
記各指定番組、ページの選択時に前記メモリの各
受信情報それぞれを読出して受信待ち時間を短縮
する文字多重放送受信装置において、 前記メモリの容量を全指定番組、ページの受信
情報の記憶容量以上に設定し、 電源投入操作による起動前の動作待機中にチユ
ーナの受信チヤンネルを切換えて各チヤンネルの
各指定番組、ページの検索受信に制御する選局制
御手段と、 前記検索受信によつて得られた各チヤンネルの
各指定番組、ページの情報を選択して前記メモリ
に記憶保持させるメモリ制御手段とを備えた ことを特徴とする文字多重放送受信装置である。
〔作用〕
したがつて、たとえばリモコン送信器の電源投
入操作によつて起動されるまでの動作待機中に、
選局制御手段により受信チヤンネルが切換えられ
て予約設定されたすべての指定番組、ページが自
動的に検索受信されるとともに、検索受信によつ
て得られた各チヤンネルの各指定番組、ページの
受信情報がメモリ制御手段によりメモリに記憶保
持される。
そのため、電源投入操作により起動されると、
受信チヤンネルの切換えによつていずれのテレビ
チヤンネルの指定番組、ページが選択されても、
選択された指定番組、ページの受信情報をメモリ
から直ちに読出せる。
〔実施例〕
つぎに、この発明を、その1実施例を示した第
1図ないし第3図とともに詳細に説明する。
なお、以降の説明において、映像信号の中間周
波増幅、検波回路はVIF回路と称し、マイクロコ
ンピユータの中央処理装置、リードオンリーメモ
リ、ランダムアクセスメモリはCPU,ROM,
RAMと称する。
そして、第1図は製造時のプリセツトによつて
各指定番組、ページがROMに予約設定された内
蔵形の受信装置の一部を示し、同図において、1
は受信アンテナ、2はアンテナ1に接続されたテ
レビチユーナ、3はチユーナ2に接続されたVIF
回路、4はVIF回路3に接続されたビデオ、クロ
マ処理回路であり、テレビ放送の3原色表示信号
を出力する。5はマイクロコンピユータを用いて
形成された選局制御回路であり、選局制御CPU
6、およびCPU6とチユーナ2との間に設けら
れた選局制御バツフア回路7からなる。8は
CPU6に接続されたリモコン入力端子であり、
リモコン送信器(図示せず)からの操作情報信
号、すなわちリモコンパルス信号が入力される。
9はマイクロコンピユータを用いて形成された
文字デコーダであり、VIF回路3に接続された文
字信号分離回路10、同期分離回路11、および
分離回路10,11それぞれに接続された誤り訂
正回路12、表示クロツク発生回路13と、デコ
ーダ9の動作を制御するマイクロコンピユータ構
成の文字放送受信制御回路14と、各指定番組、
ページの受信情報を記憶するRAM構成のバツフ
アメモリ15と、選択された番組、ページの受信
情報の画像の3原色表示信号、付加音の音声信号
それぞれを出力する表示処理回路16、音声処理
回路17とからなる。
なお、CPU6、誤り訂正回路12、制御回路
14、メモリ15、処理回路16,17などの装
置内の各回路部は、制御データなどの種々のデー
タの転送用のシステムバス18を介して接続され
ている。
また、VIF回路3にはテレビ放送の音声検波回
路(図示せず)も接続され、放送選択にもとづ
き、処理回路4,16の3原色表示信号、処理回
路17、音声検波回路の音声信号は、映像、音声
切換回路を介してCRT駆動回路、スピーカに選
択的に供給される。
さらに、マルチページメモリあるいはページメ
モリに相当するメモリ15は、予約設定された全
指定番組、ページの受信情報の記憶容量以上の容
量に設定され、後述の検索受信によつて得られた
各指定番組、ページの受信情報を、テレビチヤン
ネルの番組で割当てた各メモリアドレスに、受信
テレビチヤンネル番号の情報とともに記憶する。
一方、制御回路14、処理回路16,17の内
部は第2図に示すように構成されている。
そして、第2図において、19はデコーダ
CPU、20は文字信号の受信処理の制御プログ
ラム、予約設定された各指定番組、ページのテレ
ビチヤンネル番号および番組、ページ番号などを
記憶したプログラムROM、21は受信処理中の
情報を一時的に記憶するワークRAM、22は文
字、図形の受信情報を文字、図形のカラーパター
ンデータに変換するキヤラクタジエネレータであ
る。
23,24は画像メモリからなるパターンメモ
リ、カラーメモリであり、ジエネレータ22から
画像インタフエース25を介して入力されたカラ
ーパターンデータのパターンデータ(輝度デー
タ)、カラーデータそれぞれを記憶する。26は
メモリ23,24のデータをマトリクス処理する
カラーマトリクス回路であり、カラー画像の3原
色信号を表示信号として出力する。
27は付加音の受信情報が付加音インタフエー
ス28を介して入力される音声デコーダであり、
付加音の音声信号を再生形成する。
ところで、CPU6はリモコン送信器の操作を
受付けて動作モードを制御するリモコンモード制
御手段、動作待機モード中の検索受信および受信
モード中の受信選局を制御する選局制御手段を形
成し、制御回路14は文字放送の受信処理制御手
段、メモリ15の記憶制御手段を形成する。
また、装置本体の電源スイツチ(図示せず)が
オンされて主電源がオンされている間は、リモコ
ン送信器の操作監視、検索受信中の文字放送の受
信処理およびメモリ15の記憶保持を行なうた
め、電源投入操作に無関係に、CPU6、デコー
ダ9が常時給電されて動作する。
そして、CPU6のリモコンモード制御手段は、
リモコン送信器の操作によつて入力端子8に入力
されたリモコンパルス信号の制御内容を判別し、
電源オン操作のリモコンパルス信号の入力時に、
チユーナ2、VIF回路3、処理回路4、バツフア
回路7などの各回路部を電源オンに制御し、装置
全体を給電駆動して受信起動し、受信モードに制
御するとともに、電源オフ操作のリモコンパルス
信号の入力時に、前記各回路部を電源オフに制御
し、装置を動作待機モードに制御して電源投入操
作による起動の受付待機状態に保持し、かつ、受
信モード中の選局、放送選択などのテレビ放送、
文字放送の各種の受信選局操作のリモコンパルス
信号の入力時には、選局制御手段、デコーダ9な
どに、判別した制御内容のデータを転送する。
さらに、CPU6の選局制御手段は、受信モー
ド中に、入力された受信テレビチヤンネルの制御
データにもとづきチユーナ2の選局を制御し、動
作待機モードに移行すると、電源制御ラインを
介してチユーナ2、VIF回路3、バツフア回路7
に強制給電を指令し、検索受信に必要なチユーナ
2、VIF回路3、バツフア回路7のみを電源オン
に制御して駆動するとともに、文字放送を検索受
信するため、予め設定された受信検索用のテレビ
チヤンネル番号およびCPU19からの検索チヤ
ンネル切換え指令用の終了サインにもとづき、チ
ユーナ2の受信テレビチヤンネルを、周波数の低
いチヤンネルから順に、前記受信検索用の各チヤ
ンネル番号のチヤンネルに切換え、受信検索が終
了したときに、制御ラインを介してチユーナ
2、VIF回路3、バツフア回路7に強制給電オフ
を指令し、チユーナ2、VIF回路3、バツフア回
路7を電源オフに戻す。
そして、動作待機モード中に電源投入操作のリ
モコンパルス信号によつて起動され、装置内の全
回路部が給電駆動されて受信モードになるときに
は、CPU6の選局制御にもとづき、選局操作の
リモコンパルス信号によつてチユーナ6の受信テ
レビチヤンネルが制御され、チユーナ2からVIF
回路3に選択されたテレビチヤンネルのチレビ信
号が出力されるとともに、VIF回路3から処理回
路4、デコーダ9などに入力されたテレビ信号の
映像検波信号(以下受信ビデオ信号と称する)が
出力され、このとき、テレビ放送が選択されてい
れば、処理回路4の3原色表示信号および音声検
波回路の音声信号すなわち受信テレビチヤンネル
のテレビ放送の3原色表示信号および音声信号
が、映像、音声切換回路を介してCRT駆動回路
およびスピーカに出力される。
ところで、VIF回路3の受信ビデオ信号は分離
回路10,11にも入力され、分離回路11によ
つて受信ビデオ信号の水平、垂直同期信号が分離
抽出されるとともに、分離回路11の同期信号に
もとづき、分離回路10が受信ビデオ信号の垂直
帰線消去期間の文字信号を分離抽出するととも
に、発生回路13から処理回路16に表示タイミ
ング制御用の表示クロツクが出力される。
そして、分離回路10の文字信号が誤り訂正回
路12を介して制御回路14に入力され、制御回
路14の受信処理制御手段の制御にもとづき、文
字信号の誤り訂正および復号が行なわれて受信テ
レビチヤンネルの文字放送の各番組、ページの受
信情報がページ単位で受信側に再生形成され、こ
のとき、再生形成された受信情報が、選択された
番組、ページの情報であれば、受信情報にもとづ
くジエネレータ22の文字、図形のカラーパター
ンデータ、当該受信情報の付加音データが処理回
路16,17に転送される。
さらに、処理回路16に入力されたカラーパタ
ーンデータは、パターンデータとカラーデータに
分離されてメモリ23,24に更新記憶されると
ともに、メモリ23,24の両データがマトリク
ス回路26にくり返し読出され、マトリクス回路
26によつて3原色表示信号が再生形成される。
また、処理回路17に入力された付加音データ
が処理回路17によつて復号処理され、音声信号
が再生形成される。
そして、文字放送が選択されていれば、マトリ
クス回路26の3原色表示信号および処理回路1
7の音声信号、すなわち文字放送の選択された番
組、ページの3原色表示信号および音声信号が前
述の映像、音声切換回路を介してCRT駆動回路
およびスピーカに出力される。
ところで、選択された番組、ページが予約設定
された指定番組、ページの場合、当該番組、ペー
ジが受信されるまでは、受信待ち時間を短縮する
ため、制御回路14により、メモリ15に記憶さ
れたその指定番組、ページの受信情報が読出され
て処理され、3原色表示信号および音声信号が再
生形成される。
つぎに、テレビ放送または文字放送の視聴終了
などにもとづき、電源オフのリモコンパルス信号
が入力されると、CPU6のリモコンモード制御
および選局制御にもとづき、再び動作待機モード
に制御されて各指定番組、ページの検索受信が開
始され、このときCPU6、デコーダ9およびチ
ユーナ2、VIF回路3、バツフア回路7が給電さ
れて駆動されるとともに、チユーナ2の受信テレ
ビチヤンネルが最も周波数の低い検索受信用のチ
ヤンネルにイニシヤルセツトされ、かつ、CPU
6から制御回路14に、イニシヤルセツトされた
テレビチヤンネル番号のデータが転送され、デコ
ーダ9に、イニシヤルセツトされたテレビチヤン
ネルの指定番組、ページの情報記憶が指令され
る。
そして、チユーナ2によつて受信されたテレビ
信号にもとづき、デコーダ9が当該テレビチヤン
ネルの文字放送の受信処理を実行し、このとき、
制御回路14の受信処理の制御にもとづき、分離
回路10によつて文字信号が分離抽出されるか否
かにより、文字放送が実施されているか否かが判
別され、文字放送が実施されていなければ、制御
回路14からCPU6に、直ちに終了サインのデ
ータが転送され、CPU6に受信テレビチヤンネ
ルの切換え指令される。
一方、文字放送が実施されていれば、制御回路
14は、誤り訂正回路12を介してページ単位で
受信入力された各番組、ページの番号と、予約設
定されたそのテレビチヤンネルの1つまたは複数
の指定番号、ページ番号とを比較し、該当する指
定番組、ページの受信情報が入力されたときに、
メモリ記憶制御手段により、入力された受信情報
をCPU6から転送されたテレビチヤンネルの番
号データとともにメモリ15に書込み転送し、メ
モリ15の所定のメモリアドレスに受信情報を更
新記憶させて保持させるとともに、メモリ15の
書込み終了後に前述の終了サインのデータを
CPU6に転送し、受信チヤンネルの切換えを指
令する。
ところで、CPU6は、チユーナ2の受信テレ
ビチヤンネルが最も周波数の高い検索受信用のチ
ヤンネルになるまで、前述の終了サインのデータ
が入力される毎に、チユーナ2の受信テレビチヤ
ンネルを、1つ高い周波数の検索受信用のチヤン
ネルに切換えてシフトアツプするとともに、その
テレビチヤンネル番号のデータを制御回路14に
転送し、デコーダ9に、当該テレビチヤンネル番
号のチヤンネルの指定番組、ページの情報記憶を
指令する。
そして、デコーダ9により、各指定番組、ペー
ジの受信情報が検索されてメモリ15に順次に記
憶保持され、最も周波数の高い検索受信用のテレ
ビチヤンネル、すなわちラストチヤンネルの処理
が終了し、制御回路14からCPU6に終了サイ
ンのデータが転送されると、CPU6は、検索受
信の完了サインのデータを制御回路14に返送
し、デコーダ9に検索受信の終了を指令するとと
もに、チユーナ2、VIF回路3、バツフア回路7
の給電を停止し、動作待機モードに戻す。
なお、検索受信中のCPU6、制御回路14の
動作をフローチヤートで図示すれば第3図のよう
になり、図中のY,Nは肯定、否定を示し、破線
のブロツクは制御回路14の処理を示す。
したがつて、動作待機モードの間に、すべての
テレビチヤンネルの指定番組、ページが自動的に
検索受信されてメモリ15に記憶保持され、電源
投入操作で起動されたときには、受信テレビチヤ
ンネルがいずれのチヤンネルに切換えられても、
そのチヤンネルの選択された指定番組、ページの
受信情報がメモリ15から直ちに読出されて処理
されるため、受信チヤンネルの切換え直後などに
も、選択された指定番組、ページの受信情報にも
とづく3原色信号、音声信号が、受信待ち時間な
く再生形成される。
そして、動作待機モードの間に検索受信を行な
うため、チユーナ2、VIF回路3、デコーダ9な
どを1組だけ設けて形成することができ、たとえ
ば、テレビチユーナ、VIF回路、文字デコーダな
どを2組設け、受信モードの間に正規の受信と検
索受信とを行なつてメモリ15に各指定番組、ペ
ージの受信情報を記憶する場合より、部品数が少
なくて済み、しかも、実際には、CPU6,19
の制御プログラムを従来の受信装置の制御プログ
ラムに検索受信の制御プログラムを付加したプロ
グラムに変更し、いわゆるソフト処理を従来の受
信装置のものと変更することによつて形成できる
ため、ハード構成上は従来の受信装置とほとんど
変わらず、製造も容易に行なえ、安価かつ簡単に
受信装置の性能を向上することができる。
また、検索受信が終了したときに、チユーナ2
などを給電を停止して動作待機モードの本来の給
電状態、すなわちCPU6、デコーダ9のみに給
電する状態に戻すため、無駄な電力消費が防止さ
れる。
ところで、ROM20にプリセツトされる各指
定番組、ページの内容、数などは、使用者(ユー
ザー)の選択頻度、メモリ15の記憶容量の設定
などにもとづいて決定すればよく、たとえば、各
指定番組、ページを、文字放送が実施されている
全テレビチヤンネルまたは一部のテレビチヤンネ
ルのメニユー場面の番組、ページに設定すれば、
メモリ15として、比較的容量の小さな安価なも
のを用いることができる。
なお、前記実施例では各指定番組、ページを製
造時にプリセツトして予約設定したが、たとえば
停電バツフクアツプされたRAMなどを各指定番
組、ページの設定データの記憶用のメモリとして
デコーダ9に設け、使用者の選択によつて各指定
番組、ページを予約設定するようにしてもよい。
また、前記実施例では動作待機モードの間に検
索受信を1回だけ行なつたが、たとえば、検索受
信が終了する毎に起動されるタイマをCPU6ま
たは制御回路14に設け、動作待機モードの間
に、前記タイマによつて周期的に検索受信をくり
返し、メモリ15の各指定番組、ページの受信情
報を周期的に更新するようにしてもよい。
そして、前記実施例では内蔵形の受信装置に適
用したが、独立形アダプタに構成された受信装置
に適用できるのは勿論である。
また、前記実施例ではリモコン送信器の電源オ
ン、オフによつて受信モード、動作待機モードに
制御される受信装置に適用したが、リモコン送信
器を備えていない受信装置に適用することも可能
である。
そして、ハイブリツド式、パターン式、コード
式などの種々の情報伝送形式の文字多重放送受信
装置に適用できるのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明の文字多重放送受信装
置によると、電源投入操作による起動前の動作待
機中に、予約設定された各チヤンネルの全指定番
組、ページが選局制御手段により自動的に検索受
信されるとともに、検索受信によつて得られた各
チヤンネルの各指定番組、ページの受信情報がメ
モリ制御手段によりメモリに記憶されて保持れる
ため、電源投入操作により起動されると、いずれ
のチヤンネルの指定番組、ページが選択されて
も、選択された指定番組、ページの受信情報をメ
モリから直ちに読出し、受信待ち時間なく再生で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の文字多重放送
受信装置の1実施例を示し、第1図はブロツク
図、第2図は文字デコーダの詳細なブロツク図、
第3図は検索受信の制御説明用のフローチヤート
である。 2……テレビチユーナ、3……VIF回路、5…
…選局制御回路、9……文字デコーダ、15……
バツフアメモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受信テレビチヤンネルそれぞれのテレビ信号
    に多重された文字放送の各番組、ページの情報を
    受信処理するとともに、予約設定された各指定番
    組、ページの受信情報をメモリに記憶し、前記各
    指定番組、ページの選択時に前記メモリの各受信
    情報それぞれを読出して受信待ち時間を短縮する
    文字多重放送受信装置において、 前記メモリの容量を全指定番組、ページの受信
    情報の記憶容量以上に設定し、 電源投入操作による起動前の動作待機中にチユ
    ーナの受信チヤンネルを切換えて各チヤンネルの
    各指定番組、ページの検索受信に制御する選局制
    御手段と、 前記検索受信によつて得られた各チヤンネルの
    各指定番組、ページの情報を前記メモリに記憶保
    持させるメモリ制御手段とを備えた ことを特徴とする文字多重放送受信装置。
JP14719887A 1987-06-12 1987-06-12 文字多重放送受信装置 Granted JPS63310291A (ja)

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JP14719887A JPS63310291A (ja) 1987-06-12 1987-06-12 文字多重放送受信装置

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JP14719887A JPS63310291A (ja) 1987-06-12 1987-06-12 文字多重放送受信装置

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JPS63310291A JPS63310291A (ja) 1988-12-19
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JPS63310291A (ja) 1988-12-19

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