JPH10322608A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH10322608A
JPH10322608A JP12447697A JP12447697A JPH10322608A JP H10322608 A JPH10322608 A JP H10322608A JP 12447697 A JP12447697 A JP 12447697A JP 12447697 A JP12447697 A JP 12447697A JP H10322608 A JPH10322608 A JP H10322608A
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JP
Japan
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channel
video signal
signal processing
output
tuner
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JP12447697A
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English (en)
Inventor
Kenichi Yajima
謙一 矢島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャンネル切換速度が高速で、且つ応答性が
良く、切換完了時までの映像品位の高いテレビジョン受
像機を提供すること。 【解決手段】 マイクロコントローラ40は、UVアン
テナ20を介して受信したUV放送信号を受像管32に
表示している時は、周期的にBSチューナ11を切り換
え、各BSチャンネルの映像信号状態をBS映像信号処
理回路12およぴMUSEデコーダ13を使って判定
し、結果を放送状態格納用メモリ41に記憶する。ま
た、BSアンテナ10を介して受信したBS放送信号を
受像管32に表示している時は、周期的にUVチューナ
21を切り換え、各UVチャンネルの映像信号状態をU
V映像信号処理回路22とワイドクリアビジョン検出回
路23を使って判定し、結果を放送状態格納用メモリ4
1に記憶する。そして、チャンネル切換制御を、この放
送状態格納用メモリ41の情報に基づいて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビジョン受像機
のチャンネル切換速度を向上させるためのチャンネル切
換制御(技術)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例について図面を参照して説明す
る。図5は従来のテレビジョン受像機の構成例を示すブ
ロック図である。
【0003】図5において、BSアンテナ10により受
信されたBS放送(放送衛星を利用した放送)波は、B
Sチューナ(選局手段)11に供給され、選局後BS映
像信号処理回路12に供給される。BS映像信号処理回
路12では、増幅および検波が行われ、入力された信号
が通常(スクランブル処理の施されていないアスペクト
比4:3)のBS放送信号で有れば切換スイッチ30の
端子a1に供給され、入力された信号がハイビジョン放
送信号であればMUSEデコーダ13に供給され、入力
された信号がスクランブル処理の施されたBS放送信号
で有ればBSデコーダ14にそれぞれ供給される。ま
た、MUSEデコーダ13の出力は切換スイッチ33の
端子b1に供給され、BSデコーダ14の出力は切換ス
イッチ30の端子a2にそれぞれ供給される。
【0004】一方、UVアンテナ20により受信された
UV放送(従来の地上波による放送)波はUVチューナ
21に供給され、選局後UV映像信号処理回路22に供
給される。UV映像信号処理回路22では、増幅および
検波が行われ、入力された信号が通常(アスペクト比
4:3)のUV放送信号で有ればそのまま、入力された
信号がワイドクリアビジョン(EDTV2)放送信号で
あればEDTV2デコード処理が行われた後、それぞれ
切換スイッチ30の端子a3ならびにワイドクリアビジ
ョン検出回路23に供給される。
【0005】さらに、切換スイッチ30の端子c1から
の出力信号は切換スイッチ33の端子b2に供給され、
切換スイッチ33の端子c2からの出力信号は出力処理
回路31に供給され、出力処理回路31は供給された映
像信号をRGB信号に変換して受像管32に供給する。
尚、前記BSチューナ11,BS映像信号処理回路1
2,MUSEデコーダ13,BSデコーダ14,UVチ
ューナ21,UV映像信号処理回路22,ワイドクリア
ビジョン検出回路23,切換スイッチ30,切換スイッ
チ33,並びに出力処理回路31は、マイクロコントロ
ーラ50によりそれぞれ制御される。
【0006】次に、前記従来のテレビジョン受像機の選
局動作について説明を行う。図6はBSチャンネル切換
時における従来のテレビジョン受像機の動作例を示すフ
ローチャートである。
【0007】図6のフローチャートに示すように、図示
しないリモコン装置等からBSチャンネルの切換指示が
マイクロコントローラ50に送信されたとすると、マイ
クロコントローラ50は、出力処理回路31等を制御し
て映像ミュートをかけ(ステップS1)、BSチューナ
11を制御して、現在のチャンネルを前記リモコン装置
より指示されたチャンネルに切り換える(ステップS
2)。
【0008】そして、受信周波数が安定するまで所定の
時間ウェイトした後(ステップS3)、BS映像信号処
理回路12の出力の有無を調べ(ステップS4,S
5)、有信号の場合には、切換スイッチ30,切換スイ
ッチ33,並びに出力処理回路31を制御し、前記映像
ミュートを解除して、BS映像信号処理回路12の映像
信号出力を受像管32に出画する(ステップS11,S
12)。
【0009】前記ステップS5で無信号と判定された場
合には、MUSEデコーダ13に“MUSE ROC
K”検出中か否か問い合わせを行い(ステップS6)、
“MUSE ROCK”検出中の場合には、切換スイッ
チ33,並びに出力処理回路31を制御し、前記映像ミ
ュートを解除して、MUSEデコーダ13の映像信号出
力を受像管32に出画する(ステップS7,S10,S
12)。
【0010】前記ステップS7で、“MUSE ROC
K”検出中でないと判定された場合であって、且つMU
SEデコーダ13に対して“MUSE ROCK”検出
中か否かの問い合わせを所定回数行っていない場合には
所定時間ウェイトした後、ステップS6の処理に戻る
(ステップS7,S8,S9,S6)。
【0011】前記ステップS8で、MUSEデコーダ1
3に対して“MUSE ROCK”検出中か否かの問い
合わせを所定回数、既に行っている場合には、切換スイ
ッチ30,切換スイッチ33,並びに出力処理回路31
を制御し、前記映像ミュートを解除して、BS映像信号
処理回路12の映像信号出力を受像管32に出画する
(ステップS8,S11,S12)。
【0012】一方、図7はUVチャンネル切換時におけ
る従来のテレビジョン受像機の動作例を示すフローチャ
ートである。
【0013】図7のフローチャートに示すように、図示
しないリモコン装置等からUVチャンネルの切換指示が
図5のマイクロコントローラ50に送信されたとする
と、マイクロコントローラ50は、出力処理回路31等
を制御して映像ミュートをかけ(ステップT1)、UV
チューナ21を制御して、現在のチャンネルを前記リモ
コン装置より指示されたチャンネルに切り換える(ステ
ップT2)。
【0014】そして、受信周波数が安定するまで所定の
時間ウェイトした後(ステップT3)、ワイドクリアビ
ジョン検出回路23がEDTV2信号を検出しているか
否かを調べ(ステップT4)、EDTV2信号を検出し
ている場合、前記マイクロコントローラ50は、UV映
像信号処理回路22がEDTV2デコード処理を行うよ
うUV映像信号処理回路22を制御し、切換スイッチ3
0,切換スイッチ33,並びに出力処理回路31を制御
し、前記映像ミュートを解除して、UV映像信号処理回
路22の映像信号出力を受像管32に出画する(ステッ
プT5,T6,T7)。
【0015】前記ステップT4で、ワイドクリアビジョ
ン検出回路23がEDTV2信号を検出していない場
合、前記マイクロコントローラ50は、切換スイッチ3
0,切換スイッチ33,並びに出力処理回路31を制御
し、前記映像ミュートを解除して、UV映像信号処理回
路22の映像信号出力を受像管32に出画する(ステッ
プT6,T7)。
【0016】以上、図6および図7のフローチャートで
説明したように、従来のテレビジョン受像機では、CH
切換の都度、BS映像信号処理回路12、若しくはUV
映像信号処理回路22から出カされる映像信号の状態を
調ペ、その信号状態に応じた映像を受像管32に出画す
るよう、各回路を制御している。このため、この制御方
式(従来のテレビジョン受像機)では、チューナ切換に
伴う周波数安定待ち時間や、MUSE L0CK (ハイビジョン
信号)検出待ち時間、無信号検出待ち時間等がチャンネ
ル切換の都度発生するため、チャンネル切換に時間がか
かるという問題があった。
【0017】また、従来、BSスクランブル放送番組に
チャンネルを切り換える場合、図6に示した如くに、チ
ャンネル切換した後、周期的に図8に示す制御を行う事
でBSデコーダ出カを出画するようになっている。図8
は従来のBSデコーダの出力切換制御動作を示すフロー
チャートである。
【0018】即ち、前記図6のステップS12で映像ミ
ュートが解除され、受像管32に出画されている映像信
号がスクランブル信号であった場合、該映像信号に対
し、図8に示す如く、ステップU1からステップU5ま
で順次処理が為され、最後のステップU5にて、BSデ
コーダ14の映像信号出力であるスクランブル解除され
た映像信号が受像管32に出画されることになる。
【0019】このため、前記映像信号(BSスクランブ
ル放送番組)にチャンネル切り換えした際、受像管32
に、必ずスクランブル映像がしばらくの間出画されてか
ら、BSデコーダ出カ映像、すなわちスクランブル解除
された映像が出画される。このため、応答性が悪く、切
換完了時までの期間における映像品位が悪い状態の映像
が、受像管32に出画されてしまうという問題があっ
た。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のテ
レビジョン受像機における選局制御方式によると、チュ
ーナ切換に伴う周波数安定待ち時間や、MUSE L0CK (ハ
イビジョン信号)検出待ち時間、無信号検出待ち時間等
がチャンネル切換の都度発生するため、チャンネル切換
に時間がかかるという問題があった。
【0021】また、BSスクランブル放送番組等にチャ
ンネル切り換えした際、必ずスクランブル映像がしばら
くの間出画されてから、BSデコーダ出カ映像(スクラ
ンブル解除された映像)が出画され、応答性が悪く、切
換完了時までの期間における映像品位が悪い状態の映像
が出画されてしまうという問題があった。
【0022】そこで、本発明はこのような問題に鑑み、
チャンネル切換速度が高速で、応答性が良く、且つ切換
完了までの期間における品位の悪い状態の映像が出画さ
れる事のない映像品位の高いテレビジョン受像機を提供
することを目的とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よるテレビジョン受像機は、テレビジョン放送信号の中
の1つを選択して受信する複数の選局手段と、前記選局
手段によって受信した信号に各種の信号処理を施し、出
画すべき映像信号を出カする、前記複数の選局手段にそ
れぞれ対応した複数の映像信号処理手段と、前記複数の
映像信号処理手段より出力される映像信号を、選択して
出力する選択切換手段と、前記選択切換手段より出力さ
れた映像信号を表示する映像信号表示手段と、前記選択
切換手段に選択されなかった各選局手段に対し、所定周
期にて受信周波数を切り換え、前記各受信周波数に対応
したチャンネル毎の放送状態を検出する検出手段と、前
記検出手段により検出された、前記各チャンネル毎の放
送状態を表す情報を記憶する放送状態情報記憶手段と、
チャンネル切換要求を出力する手段と、前記各手段を所
定の手順にしたがって制御する制御手段とを具備したこ
とを特徴とするものである。
【0024】請求項2に記載の発明によるテレビジョン
受像機は、請求項1に記載のテレビジョン受像機におい
て、前記制御手段が、前記チャンネル切換要求にしたが
って指定のチャンネルにチャンネル切換を行う際、前記
放送状態情報記憶手段から前記指定チャンネルに対応し
た放送状態情報を読み出し、それに基づいて、前記所定
の選局手段とそれに対応した映像信号処理手段と前記選
択切換手段とを制御することを特徴とするものである。
【0025】請求項3に記載の発明によるテレビジョン
受像機は、請求項1に記載のテレビジョン受像機におい
て、前記選局手段がBSチューナとUVチューナとで構
成され、映像信号処理手段が、前記BSチューナに対応
したBS映像信号処理手段と前記UVチューナに対応し
たUV映像信号処理手段とで構成され、前記BS映像信
号処理手段は、BS信号処理回路とMUSEデコーダと
BSデコーダとで構成され、前記UV映像信号処理手段
が、UV信号処理回路とEDTV2デコーダとワイドク
リアビジョン検出手段とで構成されたことを特徴とする
ものである。
【0026】請求項4に記載の発明によるテレビジョン
受像機は、請求項3に記載のテレビジョン受像機におい
て、前記選択切換手段が前記BS映像信号処理手段を選
択している場合、前記UVチューナに対し、所定周期に
て出カ周波数を切り換え、前記UV信号処理回路,ED
TV2デコーダ,並びにワイドクリアビジョン検出手段
の動作状況から、前記各出カ周波数に対応した各チャン
ネル毎の放送状態情報を検出し、前記選択切換手段が前
記UV映像信号処理手段を選択している場合、前記BS
チューナに対し、所定周期にて出カ周波数を切り換え、
前記BS信号処理回路,MUSEデコーダ,並びにBS
デコーダの動作状況から、前記各出カ周波数に対応した
各チャンネル毎の放送状態情報を検出するよう、前記検
出手段が前記各映像信号処理手段に対して動作制御を行
うことを特徴とするものである。
【0027】請求項1乃至4に記載の発明によれば、テ
レビジョン放送信号の中の1つを選択して受信する選局
手段を複数備え、前記選局手段によって受信した信号を
復調し、出画すぺき映像信号を出カする映像信号処理手
段を複数備え、前記各映像信号処理手段からの映像信号
を選択し、映像信号表示手段に供給する選択切換手段を
備え、前記選択切換手段に選択されなかった各選局手段
に対し、所定の周期にて出カ周波数を切り換え、各チャ
ンネル毎の放送状態を検出し、該検出結果を記憶する放
送状態情報記憶手段を備え、ユーザからチャンネル切換
(チャンネル指定)要求があった際、前記放送状態記憶
手段から前記指定チャンネルに対応した放送状態情報を
読み出し、その内容に従って前記各手段を制御する手段
を備えたことにより、チャンネル切換速度が高速で、応
答性が良く、さらにチャンネル切換完了までの期間にお
ける映像品位の劣化の抑制を可能としたテレビジョン受
像機が得られる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明のテレビジョ
ン受像機の実施の形態を示すブロック図である。図1に
示すテレビジョン受像機は、BSチューナとUVチュー
ナの2つのチューナを内蔵しているものとして以下に説
明を行う。
【0029】図1において、BSアンテナ10に誘起し
たRF信号(BS放送波)は、BSチューナ11に供給
される。BSチューナ11は、マイクロコントローラ
(以下単にマイコンともいう)40からのチャンネル切
換信号に基づいて選局を行い、前記RF信号を映像中間
周波信号に変換し、BS映像信号処理回路12に供給す
る。
【0030】BS映像信号処理回路12は、供給された
中間周波信号に対して増幅および検波を行い、映像信号
に変換し、前記供給された信号が通常(例えば、スクラ
ンブル処理の施されていないアスペクト比4:3)のB
S放送信号で有れば切換スイッチ30の端子a1に供給
し、入力された信号がハイビジョン放送信号であればM
USEデコーダ13に供給し、入力された信号がスクラ
ンブル処理の施されたBS放送信号で有ればBSデコー
ダ14にそれぞれ供給する。また、MUSEデコーダ1
3の出力は切換スイッチ33の端子b1に供給され、B
Sデコーダ14の出力は切換スイッチ30の端子a2に
それぞれ供給される。
【0031】一方、UVアンテナ20に誘起したRF信
号(UV放送波)は、UVチューナ21に供給される。
UVチューナ21は、マイコン40からのチャンネル切
換信号に基づいて選局を行い、前記RF信号を映像中間
周波信号に変換し、UV映像信号処理回路22に供給す
る。
【0032】UV映像信号処理回路22では、増幅およ
び検波が行われ、映像信号に変換される。また、入力さ
れた信号が通常(アスペクト比4:3)のUV放送信号
で有ればそのまま、入力された信号がワイドクリアビジ
ョン(EDTV2)放送信号であればEDTV2デコー
ド処理が行われた後、それぞれ切換スイッチ30の端子
a3ならびにワイドクリアビジョン検出回路23に供給
される。
【0033】さらに、切換スイッチ30は、マイコン4
0からの切換制御信号に基づいて、a1,a2、a3の
内1つを選択してコモン端子c1に接続し、切換SW3
3の端子b2に映像信号を供給する。また、切換SW3
3は、マイコン40からの切換制御信号に基づいてb
1、b2の内1つを選択してコモン端子c2に接続し、
出カ処理回路31に映像信号を供給する。
【0034】出カ処理回路31は、マイコン40からの
制御信号に基づいて、供給された映像信号をRGBマト
リックス回路によってRGB信号に変換して、受像管3
2に供給(表示)する。尚、前記BSチューナ11,B
S映像信号処理回路12,MUSEデコーダ13,BS
デコーダ14,UVチューナ21,UV映像信号処理回
路22,ワイドクリアビジョン検出回路23,切換スイ
ッチ30,切換スイッチ33,並びに出力処理回路31
は、マイコン40によりそれぞれ制御される。また、マ
イコン40は当該テレビジョン受像機において受信可能
なチャンネルの放送状態を記憶する放送状態格納用メモ
リ41を有する。
【0035】次に、本発明のテレビジョン受像機におけ
るチャンネル毎の放送状態の記憶動作について説明を行
う。図2はBSまたはUVチャンネル切換時における本
発明のテレビジョン受像機のチャンネル毎の放送状態の
記憶動作を示すフローチャートである。
【0036】図2のフローチャートに示すように、受像
管32にBS放送が出画されていない場合(UV放送が
出画されている場合)であって、BS固定中でない場
合、マイコン(マイクロコントローラ)40は、予め定
められたチャンネル切換の順番に基づいてBSチューナ
11を制御し、現在のチャンネルを、現在の次の順番で
あるチャンネルに切り換える(ステップW1,W2,W
3)。
【0037】そして、受信周波数が安定するまで所定の
時間ウェイトした後(ステップW4)、BS映像信号処
理回路12の出力の有無を調べる(ステップW5)。有
信号(BS映像信号処理回路12の出力有)の場合、B
S映像信号処理回路12に、現在スクランブル放送を受
信中か否かの問い合わせを行い、スクランブル放送受信
中の場合には、放送状態格納用メモリ41上の「放送状
態」列の当該チャンネルの該当する箇所に「BSデコー
ダ信号出力中」と書き込み(ステップW11,W12,
W15)、所定時間ウェイトした後、ステップW1の処
理に戻る(ステップW17)。
【0038】スクランブル放送受信中でない場合には、
放送状態格納用メモリ41上の「放送状態」列の当該チ
ャンネルの該当する箇所に「通常(有信号)出力中」と
書き込み(ステップW11,W12,W16)、所定時
間ウェイトした後、ステップW1の処理に戻る(ステッ
プW17)。
【0039】前記ステップW5で無信号と判定された場
合には、MUSEデコーダ13に“MUSE ROC
K”検出中か否か問い合わせを行い(ステップW6)、
“MUSE ROCK”検出中の場合には、放送状態格
納用メモリ41上の「放送状態」列の当該チャンネルの
該当する箇所に「ハイビジョン信号出力中」と書き込み
(ステップW7,W13)、所定時間ウェイトした後、
ステップW1の処理に戻る(ステップW17)。
【0040】前記ステップW7で、“MUSE ROC
K”検出中でないと判定された場合であって、且つMU
SEデコーダ13に対して“MUSE ROCK”検出
中か否かの問い合わせを所定回数行っていない場合には
所定時間ウェイトした後、ステップW6の処理に戻る
(ステップW7,W8,W9,W6)。
【0041】前記ステップW8で、MUSEデコーダ1
3に対して“MUSE ROCK”検出中か否かの問い
合わせを、所定回数行っている場合には、放送状態格納
用メモリ41上の「放送状態」列の当該チャンネルの該
当する箇所に「通常(無信号)出力中」と書き込み(ス
テップW7,W8,W14)、所定時間ウェイトした
後、ステップW1の処理に戻る(ステップW17)。
【0042】一方、前記ステップW1で、受像管32に
BS放送が出画されている場合、マイコン(マイクロコ
ントローラ)40は、予め定められたチャンネル切換の
順番に基づいてUVチューナ21を制御し、所定の時間
周期で順次にチャンネル(CH)の切換を行い、ワイド
クリアビジョン検出回路23にてワイドクリアビジョン
信号か否かを判定し、放送状態格納用メモリ41上の
「放送状態」列の当該チャンネルの該当する箇所に、前
記判定結果に基づいて「ワイドクリアビジョン信号出力
中」または「通常(有信号)出力中」と書き込み(ステ
ップW10、所定時間ウェイトした後、ステップW1の
処理に戻る(ステップW17)。
【0043】以上説明したように、マイコン40は、U
Vアンテナ20を介して受信した信号を受像管32に表
示している間、すなわち、BS放送を受像管32に表示
していない時には、周期的にBSチューナ11を切り換
え、各BSチャンネルの映像信号状態を、BS映像信号
処理回路12およぴMUSEデコーダ13を使って判定
し、結果を放送状態格納用メモリ41に記憶する。
【0044】また、同様に、BSアンテナ10を介して
受信した信号を受像管32に表示している間、すなわ
ち、BS放送を受像管32に表示している時には、周期
的にUVチューナ21を切り換え、各UVチャンネルの
映像信号状態を、UV映像信号処理回路22とワイドク
リアビジョン検出回路23を使って判定し、結果を放送
状態格納用メモリ41に記憶する。
【0045】次に、前記放送状態格納用メモリ41を有
する本発明のテレビジョン受像機の選局動作について説
明を行う。図3は本発明のテレビジョン受像機のチャン
ネル切り換え動作を示すフローチャートである。
【0046】図3のフローチャートに示すように、図示
しないリモコン装置等からチャンネルの切換指示がマイ
コン40に送信されると、マイコン40は、これから切
り換えるべきチャンネルに関する放送状態データを、放
送状態格納用メモリ41から読み出すべく検索を行う
(ステップX1)。
【0047】前記検索の結果、最新の放送状態データが
放送状態格納用メモリ41内に格納されていた場合、マ
イコン40は、前記放送状態格納用メモリ41より当該
チャンネルに関する放送状態データを読み出し、その内
容にしたがった映像信号を受像管32に出画すべく、各
デバイスの制御を行う(ステップX2,X3)。
【0048】前記検索の結果、最新の放送状態データが
放送状態格納用メモリ41内に格納されていなかった場
合、マイコン40は、従来のチャンネル切り換え方法、
即ち前記図6または図7のフローチャートにしたがって
チャンネル切り換え動作を行う(ステップX2,X
4)。
【0049】以上説明したように、実際にユーザがチャ
ンネル切換動作をする時、マイコン40は、切換すベき
CHの現在の放送状態を放送状態格納用メモリ41から
読み出し、その結果に従って各デバイスを制御する。こ
れにより、チャンネル切換速度が大幅に向上する。
【0050】ところで、上記発明の実施の形態では、B
SおよびUV受信チューナとそれに対応した映像信号処
理回路(2系統)を有するテレビジョン受像機について
説明したが、例えば、図4に示す如き、複数の受信チュ
ーナとそれに対応した映像信号処理回路を有するテレビ
ジョン受像機に対しても本発明を適用することが可能で
ある。図4は本発明であるテレビジョン受像機の他の実
施の形態を示すブロック図である。
【0051】図4において、受信チューナ1〜Nとして
は、BSおよびUV受信チューナ以外に、CS放送(通
信衛星を利用した放送)用受信チューナやディジタル衛
星放送用受信チューナ等が挙げられる。また、異なった
受信チューナを配置する以外に、同一系統の受信チュー
ナ(例えば、BSチューナ等)を複数配置するようにし
ても良い。これにより、例えばUVチャンネルからBS
チャンネルへ、またはその逆へのチャンネル切り換えを
行った場合だけでなく、例えば、スクラブルの施されて
いないBSチャンネルからスクラブルの施されているB
Sチャンネルへの切り換えを行った場合にも、チャンネ
ル切換速度を向上させることが可能となる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、通常
番組、ハイビジョン番組、ワイドクリアビジョン番組
等、放送状態に関わらず、チャンネル切換速度を向上で
きる。また、BSスクランブル放送番組へのチャンネル
切換時、スクランブル映像をユーザに見せる事なく、チ
ャンネルを切り換えることができる。さらに、ワイドク
リアビジョン放送番組へのチャンネル切換時において
も、最初から当該放送用に最適な画面サイズで出画でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョン受像機の実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】チャンネル毎の放送状態の記憶動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明におけるチャンネル切り換え動作を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の他の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図5】従来のテレビジョン受像機の構成例を示すブロ
ック図である。
【図6】BSチャンネル切換時における従来のテレビジ
ョン受像機の動作例を示すフローチャートである。
【図7】UVチャンネル切換時における従来のテレビジ
ョン受像機の動作例を示すフローチャートである。
【図8】従来のBSデコーダの出力切換制御動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 …BSアンテナ 11 …BSチューナ 12 …BS映像信号処理回路 13 …MUSEデコーダ 14 …BSデコーダ 20 …UVアンテナ 21 …UVチューナ 22 …UV映像信号処理回路 23 …ワイドクリアビジョン検出回路 30 …切換SW(スイッチ) 31 …出力処理回路 32 …受像管 33 …切換SW(スイッチ) 40 …マイクロコントローラ(マイコン) 41 …放送状態格納用メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン放送信号の中の1つを選択し
    て受信する複数の選局手段と、 前記選局手段によって受信した信号に各種の信号処理を
    施し、出画すべき映像信号を出カする、前記複数の選局
    手段にそれぞれ対応した複数の映像信号処理手段と、 前記複数の映像信号処理手段より出力される映像信号
    を、選択して出力する選択切換手段と、 前記選択切換手段より出力された映像信号を表示する映
    像信号表示手段と、 前記選択切換手段に選択されなかった各選局手段に対
    し、所定周期にて受信周波数を切り換え、前記各受信周
    波数に対応したチャンネル毎の放送状態を検出する検出
    手段と、 前記検出手段により検出された、前記各チャンネル毎の
    放送状態を表す情報を記憶する放送状態情報記憶手段
    と、 チャンネル切換要求を出力する手段と、 前記各手段を所定の手順にしたがって制御する制御手段
    とを具備したことを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記チャンネル切換要求
    にしたがい、指定のチャンネルにチャンネル切換を行う
    際、前記放送状態情報記憶手段から前記指定チャンネル
    に対応した放送状態情報を読み出し、それに基づいて、
    前記所定の選局手段とそれに対応した映像信号処理手段
    と前記選択切換手段とを制御することを特徴とする請求
    項1に記載のテレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】前記選局手段はBSチューナとUVチュー
    ナとで構成され、 映像信号処理手段は、前記BSチューナに対応したBS
    映像信号処理手段と前記UVチューナに対応したUV映
    像信号処理手段とで構成され、 前記BS映像信号処理手段は、BS信号処理回路とMU
    SEデコーダとBSデコーダとで構成され、 前記UV映像信号処理手段は、UV信号処理回路とED
    TV2デコーダとワイドクリアビジョン検出手段とで構
    成されたことを特徴とする請求項1に記載のテレビジョ
    ン受像機。
  4. 【請求項4】前記検出手段は、前記制御手段からの制御
    により、 前記選択切換手段が前記BS映像信号処理手段を選択し
    ている場合、前記UVチューナに対し、所定周期にて出
    カ周波数を切り換え、前記UV信号処理回路,EDTV
    2デコーダ,並びにワイドクリアビジョン検出手段の動
    作状況から、前記各出カ周波数に対応した各チャンネル
    毎の放送状態情報を検出し、 前記選択切換手段が前記UV映像信号処理手段を選択し
    ている場合、前記BSチューナに対し、所定周期にて出
    カ周波数を切り換え、前記BS信号処理回路,MUSE
    デコーダ,並びにBSデコーダの動作状況から、前記各
    出カ周波数に対応した各チャンネル毎の放送状態情報を
    検出することを特徴とする請求項3に記載のテレビジョ
    ン受像機。
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Cited By (3)

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