JPH066698A - Ｔｖ受信装置 - Google Patents
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- JPH066698A JPH066698A JP4161002A JP16100292A JPH066698A JP H066698 A JPH066698 A JP H066698A JP 4161002 A JP4161002 A JP 4161002A JP 16100292 A JP16100292 A JP 16100292A JP H066698 A JPH066698 A JP H066698A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、ダイバーシティーアンテナＡ，Ｂ，
Ｃ，Ｄが１Ｖ期間中に受信映像信号レベルが悪化した場
合でも、良好且つ安定した映像信号を得るＴＶ受信装置
を提供することを目的とする。 【構成】本発明は、複数のダイバーシティーアンテナ
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄから受信状態の良い所定数のダイバーシ
ティーアンテナを選択する切り換え部３１と、この切り
換え部３１により選択した所定数のダイバーシティーア
ンテナから受信した映像信号を夫々の系統に対応して記
憶する系統別メモリ部４６1 ，４６2 と、この系統別メ
モリ部４６1 ，４６2 により記憶した各映像信号のうち
受信状態の良い部分を合成した映像信号を記憶する表示
用メモリ部４７と、この表示用メモリ部４７により記憶
した映像信号を表示する表示部３６より構成する。
Ｃ，Ｄが１Ｖ期間中に受信映像信号レベルが悪化した場
合でも、良好且つ安定した映像信号を得るＴＶ受信装置
を提供することを目的とする。 【構成】本発明は、複数のダイバーシティーアンテナ
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄから受信状態の良い所定数のダイバーシ
ティーアンテナを選択する切り換え部３１と、この切り
換え部３１により選択した所定数のダイバーシティーア
ンテナから受信した映像信号を夫々の系統に対応して記
憶する系統別メモリ部４６1 ，４６2 と、この系統別メ
モリ部４６1 ，４６2 により記憶した各映像信号のうち
受信状態の良い部分を合成した映像信号を記憶する表示
用メモリ部４７と、この表示用メモリ部４７により記憶
した映像信号を表示する表示部３６より構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は例えば移動ＴＶ受信装置
等に用いる複数のアンテナをもったダイバーシティーシ
ステムを有するＴＶ受信装置に関する。
等に用いる複数のアンテナをもったダイバーシティーシ
ステムを有するＴＶ受信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来のＴＶ受信装置を示す構成説
明図である。即ち、複数のダイバーシティー用アンテナ
（以下ダイバーシティーアンテナと称する）Ａ，Ｂ，
Ｃ，ＤはそれぞれＴＶ電波のＲＦ信号を受信するが、切
り換え部１によりダイバーシティーアンテナＡ，Ｂ，
Ｃ，Ｄのうち１つだけが選択され、選択されたダイバー
シティーアンテナより受信されたＲＦ信号２がチューナ
部３に出力される。このチューナ部３は切り換え部１か
ら入力されたＲＦ信号２から音声系信号７及び映像系信
号６を抽出し、音声系信号７は音声アンプ等よりなる音
声信号処理部８に出力し、映像系信号６は映像系信号処
理部５に出力する。音声信号処理部８はチューナ部３か
ら入力された音声系信号７を音声信号処理してスピーカ
９に出力し、スピーカ９から音声を放送する。前記映像
信号処理部５はチューナ部３から入力された映像系信号
６を映像信号処理して表示用映像信号として表示部６に
出力し、表示部６は映像信号処理部５から入力された表
示用映像信号により映像を表示する。
明図である。即ち、複数のダイバーシティー用アンテナ
（以下ダイバーシティーアンテナと称する）Ａ，Ｂ，
Ｃ，ＤはそれぞれＴＶ電波のＲＦ信号を受信するが、切
り換え部１によりダイバーシティーアンテナＡ，Ｂ，
Ｃ，Ｄのうち１つだけが選択され、選択されたダイバー
シティーアンテナより受信されたＲＦ信号２がチューナ
部３に出力される。このチューナ部３は切り換え部１か
ら入力されたＲＦ信号２から音声系信号７及び映像系信
号６を抽出し、音声系信号７は音声アンプ等よりなる音
声信号処理部８に出力し、映像系信号６は映像系信号処
理部５に出力する。音声信号処理部８はチューナ部３か
ら入力された音声系信号７を音声信号処理してスピーカ
９に出力し、スピーカ９から音声を放送する。前記映像
信号処理部５はチューナ部３から入力された映像系信号
６を映像信号処理して表示用映像信号として表示部６に
出力し、表示部６は映像信号処理部５から入力された表
示用映像信号により映像を表示する。
【０００３】前記切り換え部１によりダイバーシティー
アンテナＡ，Ｂ，Ｃ，ＤをＡからＤまで順次切り換えた
時の映像信号処理部５から出力される映像信号１０を映
像信号レベル検出部１１に入力する。映像信号レベル検
出部１１は映像信号処理部５から入力された映像信号１
０の状態を検出して検出情報信号１２としてコントロー
ル部１３に出力する。このコントロール部１３は映像信
号レベル検出部１１から検出情報信号１２が入力されコ
ントロール信号１４を切り換え部１に出力し、この切り
換え部１はコントロール部１３から入力されたコントロ
ール信号１４によりダイバーシティーアンテナＡ，Ｂ，
Ｃ，Ｄを切り換え、使用するダイバーシティーアンテナ
を１つだけが選択決定する。
アンテナＡ，Ｂ，Ｃ，ＤをＡからＤまで順次切り換えた
時の映像信号処理部５から出力される映像信号１０を映
像信号レベル検出部１１に入力する。映像信号レベル検
出部１１は映像信号処理部５から入力された映像信号１
０の状態を検出して検出情報信号１２としてコントロー
ル部１３に出力する。このコントロール部１３は映像信
号レベル検出部１１から検出情報信号１２が入力されコ
ントロール信号１４を切り換え部１に出力し、この切り
換え部１はコントロール部１３から入力されたコントロ
ール信号１４によりダイバーシティーアンテナＡ，Ｂ，
Ｃ，Ｄを切り換え、使用するダイバーシティーアンテナ
を１つだけが選択決定する。
【０００４】前記切り換え部１，映像信号レベル検出部
１１及びコントロール部１３はダイバーシティー部１５
を構成し、前記チューナ部３，映像系信号処理部５，表
示部６、音声信号処理部８及びスピーカ９はＴＶ部１６
を構成する。
１１及びコントロール部１３はダイバーシティー部１５
を構成し、前記チューナ部３，映像系信号処理部５，表
示部６、音声信号処理部８及びスピーカ９はＴＶ部１６
を構成する。
【０００５】図４は図３のＴＶ受信装置のダイバーシテ
ィーアンテナ選択時のタイミングチャートである。即
ち、反転映像信号２５の垂直帰線消去期間内の１Ｈ（水
平走査期間）内において、１／５Ｈ信号２６より作成し
たダイバーシティーアンテナＡサンプリング信号２７，
ダイバーシティーアンテナＢサンプリング信号２８，ダ
イバーシティーアンテナＣサンプリング信号２９及びダ
イバーシティーアンテナＤサンプリング信号３０を用
い、サンプリング信号２７〜３０がハイレベルの時のダ
イバーシティーアンテナＡ〜Ｄを切り換え接続し、ダイ
バーシティーアンテナＡ〜Ｄのうち受信映像信号レベル
の最も高いダイバーシティーアンテナを、次の１Ｖ（垂
直走査期間）に使用するダイバーシティーアンテナとし
て選択決定している。
ィーアンテナ選択時のタイミングチャートである。即
ち、反転映像信号２５の垂直帰線消去期間内の１Ｈ（水
平走査期間）内において、１／５Ｈ信号２６より作成し
たダイバーシティーアンテナＡサンプリング信号２７，
ダイバーシティーアンテナＢサンプリング信号２８，ダ
イバーシティーアンテナＣサンプリング信号２９及びダ
イバーシティーアンテナＤサンプリング信号３０を用
い、サンプリング信号２７〜３０がハイレベルの時のダ
イバーシティーアンテナＡ〜Ｄを切り換え接続し、ダイ
バーシティーアンテナＡ〜Ｄのうち受信映像信号レベル
の最も高いダイバーシティーアンテナを、次の１Ｖ（垂
直走査期間）に使用するダイバーシティーアンテナとし
て選択決定している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、選択決
定して使用しているダイバーシティーアンテナが１Ｖ期
間中に受信映像信号レベルが悪化した場合には対応でき
ないという欠点があった。
定して使用しているダイバーシティーアンテナが１Ｖ期
間中に受信映像信号レベルが悪化した場合には対応でき
ないという欠点があった。
【０００７】本発明は上記の実情に鑑みてなされたもの
で、ダイバーシティーアンテナが１Ｖ期間中に受信映像
信号レベルが悪化した場合でも、良好且つ安定した映像
信号が得られるＴＶ受信装置を提供することを目的とす
る。
で、ダイバーシティーアンテナが１Ｖ期間中に受信映像
信号レベルが悪化した場合でも、良好且つ安定した映像
信号が得られるＴＶ受信装置を提供することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、複数のダイバーシティーアンテナから受信
状態の良い所定数のダイバーシティーアンテナを選択す
る選択手段と、この手段により選択された所定数のダイ
バーシティーアンテナから受信した映像信号を夫々の系
統に対応して記憶する系統別記憶手段と、この系統別記
憶手段により記憶された各映像信号のうち受信状態の良
い部分を合成した映像信号を記憶する表示用記憶手段
と、この表示用記憶手段により記憶された映像信号を表
示する表示手段とを具備することを特徴とするものであ
る。
するために、複数のダイバーシティーアンテナから受信
状態の良い所定数のダイバーシティーアンテナを選択す
る選択手段と、この手段により選択された所定数のダイ
バーシティーアンテナから受信した映像信号を夫々の系
統に対応して記憶する系統別記憶手段と、この系統別記
憶手段により記憶された各映像信号のうち受信状態の良
い部分を合成した映像信号を記憶する表示用記憶手段
と、この表示用記憶手段により記憶された映像信号を表
示する表示手段とを具備することを特徴とするものであ
る。
【０００９】
【作用】本発明は、複数のダイバーシティーアンテナか
ら受信した映像信号を夫々の系統に対応して記憶し、系
統別に記憶された各映像信号のうち受信状態の良い部分
を合成した映像信号を作成することにより、ダイバーシ
ティーアンテナが１Ｖ期間中に受信映像信号レベルが悪
化した場合でも、良好且つ安定した映像信号を得ること
ができる。
ら受信した映像信号を夫々の系統に対応して記憶し、系
統別に記憶された各映像信号のうち受信状態の良い部分
を合成した映像信号を作成することにより、ダイバーシ
ティーアンテナが１Ｖ期間中に受信映像信号レベルが悪
化した場合でも、良好且つ安定した映像信号を得ること
ができる。
【００１０】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
【００１１】図１は本発明の一実施例を示す構成説明図
である。即ち、複数のダイバーシティーアンテナＡ，
Ｂ，Ｃ，ＤはそれぞれＴＶ電波のＲＦ信号を受信する
が、切り換え部３１によりダイバーシティーアンテナ
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄのうち所定数例えばこの実施例では２つ
だけが選択され、選択された２つのダイバーシティーア
ンテナより受信されたＲＦ信号３２1 ，３２2 が夫々対
応した第１の系統のチューナ部３３1 及び第２の系統の
チューナ部３３2 に出力される。第１の系統のチューナ
部３３1 は切り換え部１１から入力されたＲＦ信号３２
1 から音声系信号３７及び第１の系統の映像系信号３４
1 を抽出し、音声系信号３７は音声アンプ等よりなる音
声信号処理部３８に出力し、第１の系統の映像系信号３
４1 は第１の系統の映像信号処理部３５1 に出力する。
音声信号処理部３８はチューナ部３３1から入力された
音声系信号３７を音声信号処理してスピーカ３９に出力
し、スピーカ３９から音声を放送する。前記第１の系統
の映像信号処理部３５1 は第１の系統のチューナ部３３
1 から入力された第１の系統の映像系信号３４1 を映像
信号処理して第１の系統の映像信号４５1 として第１の
系統の系統別メモリ部４６1 にフレーム単位で記憶す
る。前記第２の系統のチューナ部３３2 は切り換え部３
１からＲＦ信号３２2 が入力され第２の系統の映像系信
号３４2 を第２の系統の映像信号処理部３５2 に出力す
る。第２の系統の映像信号処理部３５2 は第２の系統の
チューナ部３３2 から入力された第２の系統の映像系信
号３４2 を映像信号処理して第２の系統の映像信号４５
2 として第２の系統の系統別メモリ部４６2 にフレーム
単位で記憶する。前記第１の系統の系統別メモリ部４６
1 及び第２の系統の系統別メモリ部４６2 にそれぞれフ
レーム単位で記憶された第１の系統の映像信号４５1 及
び第２の系統の映像信号４５2 はメモリコントロール部
４８からのメモリコントロール信号により制御されて表
示用メモリ部４７に表示用映像信号に変換されて転送記
憶される。表示用メモリ部４７に記憶された表示用映像
信号は表示部３６に出力され、表示部３６は表示用メモ
リ部４７から入力された表示用映像信号により映像を表
示する。前記第１の系統の系統別メモリ部４６1 ，第２
の系統の系統別メモリ部４６2 ，表示用メモリ部４７及
びメモリコントロール部４８はメモリブロック５０を構
成する。
である。即ち、複数のダイバーシティーアンテナＡ，
Ｂ，Ｃ，ＤはそれぞれＴＶ電波のＲＦ信号を受信する
が、切り換え部３１によりダイバーシティーアンテナ
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄのうち所定数例えばこの実施例では２つ
だけが選択され、選択された２つのダイバーシティーア
ンテナより受信されたＲＦ信号３２1 ，３２2 が夫々対
応した第１の系統のチューナ部３３1 及び第２の系統の
チューナ部３３2 に出力される。第１の系統のチューナ
部３３1 は切り換え部１１から入力されたＲＦ信号３２
1 から音声系信号３７及び第１の系統の映像系信号３４
1 を抽出し、音声系信号３７は音声アンプ等よりなる音
声信号処理部３８に出力し、第１の系統の映像系信号３
４1 は第１の系統の映像信号処理部３５1 に出力する。
音声信号処理部３８はチューナ部３３1から入力された
音声系信号３７を音声信号処理してスピーカ３９に出力
し、スピーカ３９から音声を放送する。前記第１の系統
の映像信号処理部３５1 は第１の系統のチューナ部３３
1 から入力された第１の系統の映像系信号３４1 を映像
信号処理して第１の系統の映像信号４５1 として第１の
系統の系統別メモリ部４６1 にフレーム単位で記憶す
る。前記第２の系統のチューナ部３３2 は切り換え部３
１からＲＦ信号３２2 が入力され第２の系統の映像系信
号３４2 を第２の系統の映像信号処理部３５2 に出力す
る。第２の系統の映像信号処理部３５2 は第２の系統の
チューナ部３３2 から入力された第２の系統の映像系信
号３４2 を映像信号処理して第２の系統の映像信号４５
2 として第２の系統の系統別メモリ部４６2 にフレーム
単位で記憶する。前記第１の系統の系統別メモリ部４６
1 及び第２の系統の系統別メモリ部４６2 にそれぞれフ
レーム単位で記憶された第１の系統の映像信号４５1 及
び第２の系統の映像信号４５2 はメモリコントロール部
４８からのメモリコントロール信号により制御されて表
示用メモリ部４７に表示用映像信号に変換されて転送記
憶される。表示用メモリ部４７に記憶された表示用映像
信号は表示部３６に出力され、表示部３６は表示用メモ
リ部４７から入力された表示用映像信号により映像を表
示する。前記第１の系統の系統別メモリ部４６1 ，第２
の系統の系統別メモリ部４６2 ，表示用メモリ部４７及
びメモリコントロール部４８はメモリブロック５０を構
成する。
【００１２】前記切り換え部３１によりダイバーシティ
ーアンテナＡ，Ｂ，Ｃ，ＤをＡからＤまで順次切り換え
た時、第１の系統の映像信号処理部３５1 から出力され
る第１の系統の映像信号４０1 及び第２の系統の映像信
号処理部３５2 から出力される第２の系統の映像信号４
０2 を映像信号レベル検出部４１に入力する。映像信号
レベル検出部４１は第１の系統の映像信号処理部３５1
から入力された第１の系統の映像信号４０1 及び第２の
系統の映像信号処理部３５2 から入力された第２の系統
の映像信号４０2 の状態を検出して検出情報信号４２と
してコントロール部４３に出力する。このコントロール
部４３は映像信号レベル検出部４１から検出情報信号４
２が入力されコントロール信号４４を切り換え部３１に
出力し、この切り換え部３１はコントロール部４３から
入力されたコントロール信号４４によりダイバーシティ
ーアンテナＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄを切り換え、使用するダイバ
ーシティーアンテナを２つだけが選択決定する。
ーアンテナＡ，Ｂ，Ｃ，ＤをＡからＤまで順次切り換え
た時、第１の系統の映像信号処理部３５1 から出力され
る第１の系統の映像信号４０1 及び第２の系統の映像信
号処理部３５2 から出力される第２の系統の映像信号４
０2 を映像信号レベル検出部４１に入力する。映像信号
レベル検出部４１は第１の系統の映像信号処理部３５1
から入力された第１の系統の映像信号４０1 及び第２の
系統の映像信号処理部３５2 から入力された第２の系統
の映像信号４０2 の状態を検出して検出情報信号４２と
してコントロール部４３に出力する。このコントロール
部４３は映像信号レベル検出部４１から検出情報信号４
２が入力されコントロール信号４４を切り換え部３１に
出力し、この切り換え部３１はコントロール部４３から
入力されたコントロール信号４４によりダイバーシティ
ーアンテナＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄを切り換え、使用するダイバ
ーシティーアンテナを２つだけが選択決定する。
【００１３】しかして、ダイバーシティーアンテナの選
択は次のようにして行われる。即ち、反転映像信号の垂
直帰線消去期間内の１Ｈ期間内において作成したダイバ
ーシティーアンテナＡサンプリング信号，ダイバーシテ
ィーアンテナＢサンプリング信号，ダイバーシティーア
ンテナＣサンプリング信号及びダイバーシティーアンテ
ナＤサンプリング信号を用いて、ダイバーシティーアン
テナＡ〜Ｄを切り換え接続し、ダイバーシティーアンテ
ナＡ〜Ｄのうち受信映像信号レベルの最も高いダイバー
シティーアンテナを、次の１Ｖ期間に使用する第１の系
統のダイバーシティーアンテナとして選択決定し、又、
ダイバーシティーアンテナＡ〜Ｄのうち受信映像信号レ
ベルの次に高いダイバーシティーアンテナを、次の１Ｖ
期間に使用する第２の系統のダイバーシティーアンテナ
として選択決定している。
択は次のようにして行われる。即ち、反転映像信号の垂
直帰線消去期間内の１Ｈ期間内において作成したダイバ
ーシティーアンテナＡサンプリング信号，ダイバーシテ
ィーアンテナＢサンプリング信号，ダイバーシティーア
ンテナＣサンプリング信号及びダイバーシティーアンテ
ナＤサンプリング信号を用いて、ダイバーシティーアン
テナＡ〜Ｄを切り換え接続し、ダイバーシティーアンテ
ナＡ〜Ｄのうち受信映像信号レベルの最も高いダイバー
シティーアンテナを、次の１Ｖ期間に使用する第１の系
統のダイバーシティーアンテナとして選択決定し、又、
ダイバーシティーアンテナＡ〜Ｄのうち受信映像信号レ
ベルの次に高いダイバーシティーアンテナを、次の１Ｖ
期間に使用する第２の系統のダイバーシティーアンテナ
として選択決定している。
【００１４】このようにして選択された第１の系統のダ
イバーシティーアンテナ及び第２の系統のダイバーシテ
ィーアンテナの受信信号より作成された第１の系統の映
像信号４５1 及び第２の系統の映像信号４５2 はそれぞ
れ対応して第１の系統の系統別メモリ部４６1 及び第２
の系統の系統別メモリ部４６2 にフレーム単位で記憶る
が、この時、映像信号レベル検出部４１は、第１の系統
の映像信号４０1 より第１の系統の映像信号４５1 の受
信状態を常に検査すると共に第２の系統の映像信号４０
2 より第２の系統の映像信号４５2 の受信状態を常に検
査する。第１の系統の映像信号４５1 及び第２の系統の
映像信号４５2 の受信状態により、コントロール部４３
からメモリ系コントロール信号４９をメモリコントロー
ル部４８に出力し、メモリコントロール部４８はコント
ロール部４３からメモリ系コントロール信号４９が入力
されて第１の系統の系統別メモリ部４６1 ，第２の系統
の系統別メモリ部４６2 及び表示用メモリ部４７の動作
を制御する。
イバーシティーアンテナ及び第２の系統のダイバーシテ
ィーアンテナの受信信号より作成された第１の系統の映
像信号４５1 及び第２の系統の映像信号４５2 はそれぞ
れ対応して第１の系統の系統別メモリ部４６1 及び第２
の系統の系統別メモリ部４６2 にフレーム単位で記憶る
が、この時、映像信号レベル検出部４１は、第１の系統
の映像信号４０1 より第１の系統の映像信号４５1 の受
信状態を常に検査すると共に第２の系統の映像信号４０
2 より第２の系統の映像信号４５2 の受信状態を常に検
査する。第１の系統の映像信号４５1 及び第２の系統の
映像信号４５2 の受信状態により、コントロール部４３
からメモリ系コントロール信号４９をメモリコントロー
ル部４８に出力し、メモリコントロール部４８はコント
ロール部４３からメモリ系コントロール信号４９が入力
されて第１の系統の系統別メモリ部４６1 ，第２の系統
の系統別メモリ部４６2 及び表示用メモリ部４７の動作
を制御する。
【００１５】図２（ａ）はメモリブロック５０での信号
選択の一例を示すタイミングチャートであり、図２
（ｂ）は表示用メモリ部４７に記憶される１フレームの
表示用映像信号の一例を示す説明図である。即ち、第１
の系統の映像信号４５1 は水平走査期間ＮH ，Ｎ＋
１H ，Ｎ＋４H が受信状態の良い部分であり、水平走査
期間Ｎ＋２H ，Ｎ＋３H が受信状態の悪い部分である。
又、第２の系統の映像信号４５2 は水平走査期間Ｎ＋２
H ，Ｎ＋３H が受信状態の良い部分であり、水平走査期
間ＮH ，Ｎ＋１H ，Ｎ＋４H が受信状態の悪い部分であ
る。そこで、コントロール部４３から水平走査期間Ｎ＋
２H ，Ｎ＋３H がハイレベルのメモリ系コントロール信
号４９をメモリコントロール部４８に出力することによ
り、水平走査期間ＮH ，Ｎ＋１H ，Ｎ＋４H は第１の系
統の系統別メモリ部４６1 から第１の系統の映像信号４
５1 を表示用メモリ部４７に転送記憶すると共に水平走
査期間Ｎ＋２H ，Ｎ＋３H は第２の系統の系統別メモリ
部４６2 から第２の系統の映像信号４５2 を表示用メモ
リ部４７に転送記憶する。このようにして、表示用メモ
リ部４７には第１の系統の映像信号４５1 及び第２の系
統の映像信号４５2 のうちの１Ｈ単位で受信状態の良い
部分よりなる１フレームの表示用映像信号が記憶され
る。その後、表示用メモリ部４７では現在表示されてい
る表示用映像信号との比較を行うことで、第１の系統の
映像信号４５1 及び第２の系統の映像信号４５2 のうち
の１Ｈ単位で受信状態の良い部分を合成して作成した表
示用映像信号の例えば水平同期のずれによる縦線のずれ
や明かるさのずれ等の不具合を補正する。
選択の一例を示すタイミングチャートであり、図２
（ｂ）は表示用メモリ部４７に記憶される１フレームの
表示用映像信号の一例を示す説明図である。即ち、第１
の系統の映像信号４５1 は水平走査期間ＮH ，Ｎ＋
１H ，Ｎ＋４H が受信状態の良い部分であり、水平走査
期間Ｎ＋２H ，Ｎ＋３H が受信状態の悪い部分である。
又、第２の系統の映像信号４５2 は水平走査期間Ｎ＋２
H ，Ｎ＋３H が受信状態の良い部分であり、水平走査期
間ＮH ，Ｎ＋１H ，Ｎ＋４H が受信状態の悪い部分であ
る。そこで、コントロール部４３から水平走査期間Ｎ＋
２H ，Ｎ＋３H がハイレベルのメモリ系コントロール信
号４９をメモリコントロール部４８に出力することによ
り、水平走査期間ＮH ，Ｎ＋１H ，Ｎ＋４H は第１の系
統の系統別メモリ部４６1 から第１の系統の映像信号４
５1 を表示用メモリ部４７に転送記憶すると共に水平走
査期間Ｎ＋２H ，Ｎ＋３H は第２の系統の系統別メモリ
部４６2 から第２の系統の映像信号４５2 を表示用メモ
リ部４７に転送記憶する。このようにして、表示用メモ
リ部４７には第１の系統の映像信号４５1 及び第２の系
統の映像信号４５2 のうちの１Ｈ単位で受信状態の良い
部分よりなる１フレームの表示用映像信号が記憶され
る。その後、表示用メモリ部４７では現在表示されてい
る表示用映像信号との比較を行うことで、第１の系統の
映像信号４５1 及び第２の系統の映像信号４５2 のうち
の１Ｈ単位で受信状態の良い部分を合成して作成した表
示用映像信号の例えば水平同期のずれによる縦線のずれ
や明かるさのずれ等の不具合を補正する。
【００１６】尚、上記実施例では、第１の系統の映像信
号４５1 及び第２の系統の映像信号４５2 のうちの１Ｈ
単位で受信状態の良い部分を合成して表示用映像信号を
作成したが、これに限らず、第１の系統の映像信号４５
1 及び第２の系統の映像信号４５2 のうちの画像ドット
単位で受信状態の良い部分を合成して表示用映像信号を
作成してもよい。この場合には第１の系統の映像信号４
５1 で１フレームの映像信号データを作り、欠落した部
分だけ第２の系統の映像信号４５2 より補うようにして
もよい。
号４５1 及び第２の系統の映像信号４５2 のうちの１Ｈ
単位で受信状態の良い部分を合成して表示用映像信号を
作成したが、これに限らず、第１の系統の映像信号４５
1 及び第２の系統の映像信号４５2 のうちの画像ドット
単位で受信状態の良い部分を合成して表示用映像信号を
作成してもよい。この場合には第１の系統の映像信号４
５1 で１フレームの映像信号データを作り、欠落した部
分だけ第２の系統の映像信号４５2 より補うようにして
もよい。
【００１７】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、複数
のアンテナから受信した映像信号を夫々の系統に対応し
て記憶し、系統別に記憶された各映像信号のうち受信状
態の良い部分を合成した映像信号を作成することによ
り、アンテナが１Ｖ期間中に受信映像信号レベルが悪化
した場合でも、良好且つ安定した映像信号を得ることが
できる。従って、例えば高品位な移動ＴＶ受信装置を構
成して好適するものである。
のアンテナから受信した映像信号を夫々の系統に対応し
て記憶し、系統別に記憶された各映像信号のうち受信状
態の良い部分を合成した映像信号を作成することによ
り、アンテナが１Ｖ期間中に受信映像信号レベルが悪化
した場合でも、良好且つ安定した映像信号を得ることが
できる。従って、例えば高品位な移動ＴＶ受信装置を構
成して好適するものである。
【図１】本発明の一実施例を示す構成説明図である。
【図２】本発明に係るメモリブロックでの信号選択の一
例を示すタイミングチャート及び説明図である。
例を示すタイミングチャート及び説明図である。
【図３】従来のＴＶ受信装置を示す構成説明図である。
【図４】図３のダイバーシティー部の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
めのタイミングチャートである。
３１…切り換え部、３３1 ，３３2 …チューナ部、３５
1 ，３５2 …映像信号処理部、３６…表示部、３８…音
声信号処理部、３９…スピーカ、４１…映像信号レベル
検出部、４３…コントロール部、４６1 ，４６2 …系統
別メモリ部、４７…表示用メモリ部、４８…メモリコン
トロール部、５０…メモリブロック、Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ…
ダイバーシティーアンテナ。
1 ，３５2 …映像信号処理部、３６…表示部、３８…音
声信号処理部、３９…スピーカ、４１…映像信号レベル
検出部、４３…コントロール部、４６1 ，４６2 …系統
別メモリ部、４７…表示用メモリ部、４８…メモリコン
トロール部、５０…メモリブロック、Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ…
ダイバーシティーアンテナ。
Claims (1)
- 【請求項１】 複数のアンテナから受信状態の良い所定
数のアンテナを選択する選択手段と、 この手段により選択された所定数のアンテナから受信し
た映像信号を夫々の系統に対応して記憶する系統別記憶
手段と、 この系統別記憶手段により記憶された各映像信号のうち
受信状態の良い部分を合成した映像信号を記憶する表示
用記憶手段と、 この表示用記憶手段により記憶された映像信号を表示す
る表示手段とを具備することを特徴とするＴＶ受信装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161002A JPH066698A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | Ｔｖ受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161002A JPH066698A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | Ｔｖ受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH066698A true JPH066698A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15726711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4161002A Pending JPH066698A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | Ｔｖ受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH066698A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100272497B1 (ko) * | 1996-09-13 | 2000-11-15 | 베른트 라인베데르 | 주파수 다이버시티 시스템 |
| US7359336B2 (en) | 2003-01-14 | 2008-04-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Simultaneous broadcasting receiver |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP4161002A patent/JPH066698A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100272497B1 (ko) * | 1996-09-13 | 2000-11-15 | 베른트 라인베데르 | 주파수 다이버시티 시스템 |
| US7359336B2 (en) | 2003-01-14 | 2008-04-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Simultaneous broadcasting receiver |
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