JPS60165879A - テレビアンテナの切換え装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車等の移動体に塔載される単載テレビアン
テナに用いて有効なテレビアンテナの切換え装置に関す
る。

背景技術とその問題点 従来より、車載テレビの受信方式として、それぞれ指向
性の異る複数個のアンテナを切換えて、電波の状態の良
好なアンテナを選択する方式や、１個のアンテナの指向
性を切換える方式等いわゆるダイパーシティ受信方式が
用いられ、ている。上記複数個のアンテナを用いる方式
として、従来より第１図に示すアンテナ切換え装置が知
られている。

第１図において、４個のアンテナ１．２，３゜４はそれ
ぞれ第２図に示す指向性■、■、■、■を有している。

これらのアンテナ１，２，３．４で受信されたテレビジ
ョン信号は、切換え回路５により、垂直ブランキング期
間における所定のＨ期間（Ｈ：水平走査周期）にアンテ
ナ毎に順次サンプリングされる。このサンプリングは制
御回路」ｌから加えられる切換え信号Ｓ、により８１！
６図に示すタイミングで行われる。この切換え回路５は
サンプリングが行われるＨ期間以外の期間においては、
アンテナ１〜４で受信される信号の一つを選択している
。切換え回路５から得られる信号はチ瓢−す６で選局さ
れた後、中間周波信号に変換され、さらに検波回路７で
検波される。この検波出力は受像回路８に供給されると
共に、同期分離回路９及び最大レベルアンテナ検出回路
１０に供給される。上記検出回路１０は上記所定のＨ期
間において、上記サンプリングにより順次に得られる各
アンテナ１〜４の受信信号にそれぞれ対応する検波出力
を、同期分離回路９から加えられる同期信号ｌζ基いて
検出すると共に、検出された各検波出力のレベルのうち
最大レベルが得られるアンテナを検出する。この検出は
、上記Ｈ期間にサンプリングされたペデスタルレベルを
比較することにより行われる。この検出に基いて制御回
路１１は、最大レベルの検波出力が得られるアンテナを
選択する切換え信号８．を切換え回路５に加える。これ
によって、次のサンプリングが行われるまでの期間は、
切換え回路５は最大レベルが得られるアンテナを選択す
る。次の所定のＨ期間になると、制御回路１１は再びサ
ンプリングを行うための切換え信号Ｓ、を同期信号に基
いて形成し、これを切換え回路５に加える。尚、上記サ
ンプリングは、通常は偶数フィールド又は奇数フィール
ド毎に行われる。

以上によれば、受信信号の映像期間においては、常に電
界強度の最も強いアンテナが選択されるので、常に良好
な受信を行うことが可能となる。また上記サンプリング
は垂直ブランキング期間に行われるので、画面にサンプ
リングの影響が現われることはない。しかしながら音声
信号の場合は、サンプリングが行われる期間に、電界強
度の弱いアンテナからサンプリングされたレベルの低い
信号が瞬間的に混入することになり、これがバズ音的な
ノイズとなって現われ、非常に聞きづらくなることがあ
る。

発明の目的 本発明は車載テレビ等に用いられるアンテナの指向方向
を選択するアンテナ切換え装置において、音声信号のノ
イズを軽減するようにしたアンテナ切換え装置を提供す
るものである。

発明の概要 本発明は最大入力レベルの得られる指向方向から得られ
る受信信号が所定レベル以上にあるときは、サンプリン
グを中止するようにしたことを特徴とするものである。

これによって斯種アンテナ切換え装置における前述した
音声ノイズを軽減することができる。

実施例 第４図は本発明の実施例を示すもので、第１図と対応す
る部分には同一符号を付しである。尚、４本のアンテナ
１〜４は、ｆｓ１図の場合と同様にそれぞれ第２図に示
す指向性■〜■を有しているものとする。

＄４図において、検波回路７の検波出力は増巾回路１０
、同期分離回路９及び判定回路１４に加えられると共に
、サンプルホールド回路１２に加えられる。増巾回路１
０の出力は陰極線管１６に加えられる。上記サンプルホ
ールド回路１２は、スイッチ脂、　〜１９Ｗ、　、　１
９９ｉ１．、〜ｆｆｉ、４、ダイオードＤ１〜Ｄ４及び
コンデンサ０１〜０４等により図示のように構成されて
いる。上記スイッチ荒、　〜ＳＷ４はアンテナ１〜４と
それぞれ対応するもので、制御回路１１からの切換え信
号Ｓ１により、切換え回路５の切換え動作と同期して切
換えられる。これによって検波出力が第３図のタイミン
グでサンプリングされる。サンプリングされた各検波出
力のレベルはそれぞれダイオードＤ、〜Ｄ４を通じコン
デンサ０１〜Ｃ４にホールドされる。スイッチＳＷ、　
、〜謂、４は、次のサンプリングが行われる直前に制御
回路１１からの切換え信号８２により所定時間閉ざされ
て１コンデンサ０１〜Ｃ４を放電させる。

アンテナ１〜４と対応してコンデンサＣ１〜０４にそれ
ぞれホールドされた検波出方レベルは最大レベルアンテ
ナ検出回路１３に加えられる。この検出回路１３は最大
入力レベルのアンテナを検出して、そのアンテナを示す
検出信号８ａを出力する〇この検出信号Ｓａはラッチ回
路１５で２ツチされる◎判定回路１４は検波回路７から
得られる最大大刀レベルアンテナで受（ｉ！された映像
信号が所定レベル以上にあるか否かを判定し、その判定
信号Ｓ。

を制御回路１１に加える。この判定を行うために判定回
路１４は例えば垂直ブランキング期間における同期パル
スのレベルを検出するようにしている０尚、この判定回
路１４の実施例については後述する。

上記構成において、今、最大入力レベルのアンテナが早
２図の指向性■を有するアンテナ１であるとする。ラッ
チ回路１５から得られるアンテナ１を示す検出信号８ａ
は制御回路１１に加えられる。

制御回路１１は上記検出信号８ａに応じて、サンプリン
グ終了後にアンテナ１を選択する切換え信号Ｓ１　を切
換え回路５に加える。

切換え回路５がアンテナ１を選択している期間に判定回
路１４は、映像信号が実用的に支障のない画面を得るに
充分な大きさの所定レベル以上にあるか否かを判定する
。そして映像信号が所定レベル以上にあるときは、それ
を示す判定信号Ｓ３を制御回路１１に加える。これを受
けて制御回路１１は次のサンプリングを中止してアンテ
ナ１の選択を保持する切換え信号Ｓ、を切換え回路５と
サンプルホールド回路１２とに加える。このようにして
映像信号が所定レベル以上にある期間はアンテナ１が連
続して選択される。そして映像信号が所定レベルより下
がると、そのことを示す判定信号Ｓ５が制御回路１１に
送られる。これを受けて制御回路１１はサンプリングの
中止を解除して、次のサンプリング期間に再び全部のア
ンテナ１〜４をサンプリングするための切換え信号Ｓ、
を出力する。

以上述べたように本実施例においては、一旦選択された
アンテナから得られる映像信号が所定レベルを維持して
いる期間は、そのアンテナに固定され、サンプリングが
行われないので、音声にノイズが混入する機会が少くな
る。また従来の方式ではサンプリングが周期的に行われ
るので、レベルの低い信号による音声の途切れが連続し
たバズ音として聞えていたが、本実施例によれば、サン
プリングが不定期的に行われるので、音の途切れが不連
続となり、このためバズ音が大巾に峨減される。またア
ンテナが固定されている期間に最大入力レベルのアンテ
ナが他のアンテナに変ることもあるが、アンテナが固定
されている期間の映像信号は少くとも所定レベル以上を
保持しているので、画面が乱れたりすることはなく、実
用的に良好な画面を得ることができる〇 次に判定回路１４の第１の実施例を第５図及び１ＪＸ６
図について説明する。

第５図化おいて、同期分離回路９で分離された第６図に
示す垂直同期信号ＶＤ及び他の同期パルスは積分回路１
８で積分されることにより、第６図に示す積分波形を有
する電圧ＶＳとなる。この電圧■Ｓはサンプルホールド
回路１９．２０に加えられて、第４図の制御回路１１か
ら所定のタイミングで加えられるサンプリングパルスＰ
１．　Ｐ２によりサンプリングされる。サンプルホール
ド回路１９からは垂直同期信号ＶＤのレベルと対応する
電圧■、が得られ、サンプルホールド回路２０からは略
ペデスタルレベルと対応する電圧■２が得られる。これ
らの電圧■１■２は加算器２１に加えられてＶ、　−Ｖ
２＝ΔＶの減算が成され、その差電圧Δ■は比較回路２
２で基準電圧Ｖｐ　と比較される。そしてこの比較回路
２２より、ΔＶ≧Ｖｐのとき映像信号が所定レベル以上
にあることを示す判定信号Ｓｓを出力し、ΔＶ（Ｖｐの
とき映像信号が所定レベルより低いことを示す判定信号
Ｓ３を出力する。

第７図は判定回路１４の第２の実施例を示すもので、本
実施例はＡＧＯ回路２４から得られるＡＧｏ電圧Ｖｃを
利用したものである。

ＡＧＯ回路２４は検波回路７の出力に応じたＡＧＯ［圧
■ｃを得、この電圧Ｖｃによりチューナ６の中間周波増
巾回路の利得を制御している。本実施例においてはＡＧ
Ｏ電圧Ｖｃをレベル検出回路２５に加えて所定期間のレ
ベル■、を検出し、このｖｓ　を比較回路２６で基準電
圧Ｖｐと比較することにより判定信号Ｓ３を得るように
している。

以上述べた各実施例は第２図のようにそれぞれ指向性の
異る４本のアンテナ１〜４を切換えて最大入力レベルの
アンテナを選択する場合であるが、本発明は１本のアン
テナの指向性を例えば第２図のように順次に切換えて最
大入力レベルの得られる指向性を選択する場合ｉども適
用することができる◎従って、本発明は一般的には１本
又は複数本のテレビアンテナに関する複数の指向方向を
切換えて最大入力レベルの得られる指向方向を選択する
場合に適用することが可能である。

発明の効果 垂直ブランキング期間に指向性を切換えて最大入力レベ
ルのアンテナを選択するようにした、アンテナ切換え装
置を用いる車載テレビ等の音声ノイズを軽減することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示すブロック図、第２図はアンテナの
指向性を示す図、第３図はアンテナ切換え動作の原理を
示すためのタイミングチャート、第４図は本発明の実施
例を示すブロック図、第５図は判定回路のｆＨｌの実施
例を示すブロック図、１ＩＥ６図は第５図のタイミング
チャート、第７図は判定回路の第２の実施例を示すブロ
ック図である口なお図面に用いられた符号において、 １．２，３，４・・・・・・アンテナ ５・・・・・・・・・・・・・・・・・・切換え回路１
１・・−・・・・・・・・・・・・・・・制御回路１２
・・・・−・・・・・・・・・・・・・サンプルホール
ド回路１６・・・・・・・・・・・・・・・・・・最大
レベルアンテナ検出回路１４・・・・・・・・・・・・
・・・・・・判定回路である。 代理人　上屋　勝 Ｉ　常包芳男

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. テレビアンテナの複数の指向方向から得られる受信信号
   を垂直ブランキング期間に順次にサンプリングすること
   により、最大入力レベルの得られる指向方向を検出し、
   この検出に基いて次のサンプリングが行われるまでの期
   間に上記最大入力レベルの得られる指向方向を選択する
   ようにしたテレビアンテナの切換え装置において、上記
   最大入力レベルの得らオフる指向方向から得られる受信
   信号が所定のレベル以上にあるときは、上記サンプリン
   グを中止するようにしたことを特徴とするテレビアンテ
   ナの切換え装置。