JPH10289004A - 信号出力装置 - Google Patents

信号出力装置

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JPH10289004A
JPH10289004A JP9993597A JP9993597A JPH10289004A JP H10289004 A JPH10289004 A JP H10289004A JP 9993597 A JP9993597 A JP 9993597A JP 9993597 A JP9993597 A JP 9993597A JP H10289004 A JPH10289004 A JP H10289004A
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JP
Japan
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output
signal
abnormality
switch
module
Prior art date
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Pending
Application number
JP9993597A
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English (en)
Inventor
Yutaka Komiyama
裕 小宮山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、二重化を実現し、プラントを
安定に制御する。 【解決手段】 二重化用の2つのアナログ出力モジュー
ル1A 、1B に、ディジタルデータをアナログ信号に変
換するD/Aコンバータ12と、このアナログ信号を外
部に出力するか否かを切替えるスイッチ13と、自己診
断回路14と、相手方に自己の異常を出力するモジュー
ル状態出力端子15と、相手方の異常の有無を取込むモ
ジュール状態入力端子16とを備え、一方の出力回路を
稼働側、他方の出力回路を待機側とし、待機側で稼働側
からの異常信号を受けると、待機側は前記スイッチ13
を出力ONとし、異常の稼働側はスイッチ13を出力O
FFとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工業プラント等
の制御装置において、プラントを制御する信号を出力す
る信号出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プラント等の制御装置におい
て、プラントを安定に制御するために、出力回路を二重
化することがある。従来の制御装置の二重化は、出力モ
ジュールを2セット設けるとともに、この2セットの出
力モジュールの出力を、それぞれ接続し、出力モジュー
ルのどちらを選択するかを切替えるモジュールとを備
え、二重化された出力モジュールの信号のどちらを出力
するか切替モジュールによって切替えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の二重化
された信号出力装置では、2個の出力モジュール以外に
出力信号を切替えるための第3のモジュール(切替モジ
ュール)が必要であり、回路が複雑となる上、コスト高
となる、という問題があった。この発明は上記問題点に
着目してなされたものであって、簡単な構成で二重化を
なし得、プラント等を安定に制御し得る信号出力装置を
提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の信号出力装置
は、制御演算部で演算されたディジタルデータを外部へ
アナログ信号として出力する二重化用の2つの出力回路
を備える信号出力装置であって、各出力回路に自己の異
常を診断する診断手段と、自己の正常/異常の診断結果
を他方に出力する手段と、アナログ信号を外部へ出力す
るか否か切替える出力切替手段とを備え、一方の出力回
路を稼働側、他方の出力回路を待機側とし、待機側で稼
働側からの異常信号を受けると、待機側は前記出力切替
手段を出力ONとし、異常の稼働側は出力切替手段を出
力OFFとするようにしている。
【0005】この信号出力装置では、稼働側、待機側の
いずれもが自己診断により正常の場合には、稼働側の出
力切替手段はONで、アナログ信号を外部へ出力してい
る。しかし、待機側は出力切替手段で出力OFFであ
り、アナログ信号が外部へ出力されない。稼働側に異常
が生じると、自己診断により自己異常を検出し、異常を
示す信号を待機側に送るとともに、自己の出力切替手段
により出力をOFFとする。待機側では送られて来た稼
働側の異常を受けて、出力切替手段により出力ONと
し、アナログ信号を外部に出力し、待機側から稼働側に
代わることになる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態制御装置の信号出力回路を示すブロック図である。
図1において、2個のアナログ出力モジュール1A 、1
B が並設されており、これらアナログ出力モジュール1
A 、1B には、制御演算部2より同一のディジタルデー
タが入力され、同じ処理を行う。もっとも、アナログ信
号に変換した出力信号は一方のみ(稼働側)から出力さ
れ、他方(待機側)からは出力されない。なお、アナロ
グ出力モジュール1A 、1B には、それぞれ自己の正常
/異常を判別する診断機能を有するし、この自己の診断
結果を相手側に送出する機能、相手側の正常/異常をモ
ニタする機能を備えている。
【0007】各アナログ出力モジュール1A 、1B は、
内部機能構成を示すと、図2のブロック図の通りであ
り、処理用のCPU11、ディジタルデータをアナログ
信号に変換するためのD/Aコンバータ12、このD/
Aコンバータ12のアナログ信号出力を外部に出すか否
かを切替えるスイッチ13、さらに自己診断回路14、
自己診断結果を相手方に出力するためのポート15、相
手方の自己診断結果を受けるポート16を備えている。
両アナログ出力モジュール1A 、1B のスイッチ13の
出力側は、共通に接続されている。
【0008】アナログ出力モジュール1A (1B )は、
自己が稼働側である場合にスイッチ13をCPU11の
指令のもと、ONしており、D/Aコンバータ12のア
ナログ信号出力をスイッチ13を介して外部へ出力して
いる。自己が待機側の場合には、スイッチ13をOFF
しており、出力は出さない。待機側である時に、相手方
から異常信号を受けると、スイッチ13をONしてアナ
ログ信号を外部に出力する。この場合、元の稼働側は自
己異常の診断でスイッチ13をOFFする。
【0009】ここで、上述したアナログ出力モジュール
の診断及び切替の全体動作を図3に示すフローチャート
により説明する。この実施形態制御装置では、本来の制
御演算を行い、その計算結果をアナログ信号に変換して
制御信号として外部に出力する処理を行うが、そのサイ
クルの中で、図3に示す診断、切替の処理を実行する。
一連の処理の中で、診断処理ルーチンに入ると、先ず、
自己に異常がないか否かの自己診断を行う(ステップS
T1)。自己診断の結果、異常がなければ(ステップS
T2)、自己が正常である旨をモジュール状態出力ポー
ト15より、相手方に出力する(ステップST3)。そ
して、自己が待機側であるか否かを判別し(ステップS
T4)、稼働側の場合は、判定NOでそのままリターン
する。すなわち、自己に異常がなく、かつ稼働側である
場合には、何も変化なし(稼働側のスイッチ13ONを
維持)で、そのまま通常の処理が継続される。
【0010】ステップST2において、自己診断結果が
異常の場合は、モジュール出力ポート15より相手方に
自己の異常を出力する(ステップST5)。そして、自
己が稼働側であるか否か判別し(ステップST6)、稼
働側である場合には、スイッチ3をOFFして、出力O
FFし(ステップST7)、リターンする。ステップS
T6において、自己が待機側の場合は、スイッチ13が
すでにOFFであり、さらにOFFする必要がないか
ら、そのままリターンする。
【0011】ステップST3で自己の正常出力を出した
後、ステップST4の判別で自己が待機側の場合は、モ
ジュール状態入力ポート16に入る。相手方の診断結果
を参照し、相手方に異常が生じているか否かを判別する
(ステップST8)。相手側、つまり稼働側に異常が生
じていない場合、待機側である自己は何もする必要がな
く、そのままリターンする。ステップST8で、相手方
の異常が判別されると、自己のスイッチ13をONし、
出力ONとする(ステップST9)。これにより自己の
D/Aコンバータ12よりのアナログ信号がスイッチ1
3を経て、外部に出力される。この場合、相手方はステ
ップST7で出力OFFとなっているので、それまで待
機側であった方が稼働側に代わることになる。
【0012】なお、他の実施形態として、図4に示すよ
うに、図2に示した回路のスイッチ13の入力側aと出
力側bを信号比較回路17に入力する構成を持ち、自己
が待機側モジュールとなっている時、自己のモジュール
の出力信号aと、稼働側のモジュールの出力信号bを信
号比較回路17で比較する。この照合チェックにより、
この一致/不一致の状態をCPU11より制御演算部2
もしくは外部装置へ通知する。照合不一致の状態で稼働
/待機の状態が入れ替わると、プラントへの出力が突変
し、プラントに擾乱を与えるおそれがある。それゆえ照
合不一致の場合は、稼働/待機の切替ができないように
ロックし、擾乱の発生を未然に防止する。
【0013】また、他の実施形態として、図5に示すよ
うに、自己のモジュールの出力信号a、相手方のモジュ
ールの出力信号bをそれぞれA/Dコンバータ18、1
9でA/D変換して、CPU11へ取り込めばアナログ
出力モジュール1A 、1B のどちらかの出力信号が異常
か特定でき、異常信号を出力している方を切り離すこと
が可能となる。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、並設した信号出力回
路のそれぞれに自己診断機能を持ち、その診断結果を相
手方に出力し、出力切替手段により稼働側のみ出力し、
待機側は相手方が異常を出力したときに、自己の出力切
替手段により出力ONとするものであるから、切替用の
モジュールを必要とせず、簡単でローコストで二重化さ
れた安定なプラントの制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態制御装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図2】同実施形態制御装置のアナログ出力モジュール
の回路構成を示すブロック図である。
【図3】同実施形態制御装置の診断切替の動作を説明す
るためのフロー図である。
【図4】この発明の他の実施形態制御装置のアナログ出
力モジュールの回路構成を示すブロック図である。
【図5】この発明のさらに他の実施形態制御装置のアナ
ログ出力モジュールの回路構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
A 、1B アナログ出力モジュール 11 CPU 12 D/Aコンバータ 13 スイッチ 14 自己診断回路 15 モジュール状態出力端子 16 モジュール状態入力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御演算部で演算されたディジタルデータ
    を外部へアナログ信号として出力する二重化用の2つの
    出力回路を備える信号出力装置であって、 各出力回路に自己の異常を診断する診断手段と、自己の
    正常/異常の診断結果を他方に出力する手段と、アナロ
    グ信号を外部へ出力するか否か切替える出力切替手段と
    を備え、一方の出力回路を稼働側、他方の出力回路を待
    機側とし、待機側で稼働側からの異常信号を受けると、
    待機側は前記出力切替手段を出力ONとし、異常の稼働
    側は出力切替手段を出力OFFとするようにしたことを
    特徴とする信号出力装置。
JP9993597A 1997-04-17 1997-04-17 信号出力装置 Pending JPH10289004A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9993597A JPH10289004A (ja) 1997-04-17 1997-04-17 信号出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9993597A JPH10289004A (ja) 1997-04-17 1997-04-17 信号出力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10289004A true JPH10289004A (ja) 1998-10-27

Family

ID=14260589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9993597A Pending JPH10289004A (ja) 1997-04-17 1997-04-17 信号出力装置

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JP (1) JPH10289004A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019061661A (ja) * 2017-09-22 2019-04-18 横河電機株式会社 オープンプロセス自動化システムにおいて使用される分散制御ノードに基づいたプロセス信頼性向上方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019061661A (ja) * 2017-09-22 2019-04-18 横河電機株式会社 オープンプロセス自動化システムにおいて使用される分散制御ノードに基づいたプロセス信頼性向上方法

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