JPH10287857A - 接着剤組成物、それを用いた接着方法ならびに化粧シート被覆材料の製造方法 - Google Patents

接着剤組成物、それを用いた接着方法ならびに化粧シート被覆材料の製造方法

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JPH10287857A
JPH10287857A JP9751697A JP9751697A JPH10287857A JP H10287857 A JPH10287857 A JP H10287857A JP 9751697 A JP9751697 A JP 9751697A JP 9751697 A JP9751697 A JP 9751697A JP H10287857 A JPH10287857 A JP H10287857A
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meth
ethylene
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vinyl acetate
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JP9751697A
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Yoshiyuki Oguchi
善之 大口
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライ接着法での使用に耐えられるだけの初
期接着力を有し、さらに、ウェット接着法で接着した場
合と同様の優れた常態接着力、耐熱性を有する水系の接
着組成物、それを用いた接着方法、ならびに化粧シート
被覆材料の製造方法を提供する。 【解決手段】 (メタ)アクリル酸0.3〜5重量%及
び(メタ)アクリル酸エステル10〜75重量%を含有
し、ガラス転移温度(Tg)が−45〜−30℃である
(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル−エ
チレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(A)と、ガ
ラス転移温度(Tg)が−5〜10℃であるエチレン−
酢酸ビニル共重合体エマルジョン(B)とを主成分とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着剤組成物、そ
れを用いた接着方法、ならびに化粧シート被覆材料の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、合板、木質繊維板、アルミニウム
等の金属、無機質材料からなり、表面に曲面や凹凸を有
する断面異形の芯材の表面に、樹脂加工紙、合成樹脂系
化粧シート、突き板等の化粧シートを連続して巻き付け
ながら接着するプロフィールラミネート加工が広く行わ
れている(特公昭58−48350号公報等)。このプ
ロフィールラミネート加工で製造される化粧シート被覆
材料は、安価な芯材、耐久性の高い芯材等の表面に各種
の模様を与え、高級感等の付加価値が付与されることか
ら、疑似木材として、家具・建材等に広く用いられてい
る。
【0003】このプロフィールラミネート加工で製造さ
れる化粧シート被覆材料は、表面に曲面や凹凸を有する
芯材の加工に用いられるので、化粧シート自体の反発が
大きい場合には、貼り合わせの直後に曲面部分や凹凸部
分で化粧シートが芯材から浮き上がり、化粧シート被覆
材料の外観不良をもたらす。従って、化粧シートを被覆
するために、初期接着力の強い接着剤が要求される。
【0004】また、このような用途に使用される接着剤
として、例えば、特公平7−37602号公報には、熱
可塑性ポリエステル系ポリウレタン樹脂及び各種粘着付
与樹脂を低沸点の有機溶剤に溶解した主剤とポリイソシ
アネート系硬化剤からなる、2液混合型のポリウレタン
溶剤型接着剤が開示されている。しかしながら、このよ
うな溶剤型接着剤には、一般に溶剤として塩素系溶剤で
ある塩化メチレンが使用されるため、作業環境を汚染す
るおれがあり、プロフィールラミネート加工に水系の接
着剤を使用する方法が検討されている。
【0005】上記化粧シートを接着する水系の接着剤と
しては、例えば、特公昭63−33518号公報に、ウ
レタン樹脂のエマルジョン、アジリジン環含有化合物及
び水性ラテックスを混合したウレタン樹脂系エマルジョ
ンを使用する方法が開示されている。この接着剤は、主
に合板等の木質材料に使用され、接着剤が乾燥しない状
態でシートと接合するウェット接着法が採用される。こ
のウェット接着法では、接着剤が合板等の基材に浸透し
て優れた接着性を示し、凝集力が高い、いわゆる「固
い」樹脂を主体とした接着剤が使用できるので耐熱性に
も優れる。
【0006】しかしながら、このように固い接着剤を、
プロフィールラミネート加工のような、接着剤を接合さ
せる前の段階で乾燥させて貼り合わせる、ドライ接着法
に使用すると、芯材に対する十分な食いつき性(ドライ
タック)が得られず、接着することが不可能である。逆
に、プロフィールラミネート加工にウェット接着法を適
用すると、接着剤中に水分が多量に残留していることか
ら初期接着力が極めて低く、芯材の曲面や凹凸部での化
粧シートの反発に耐えられず、浮きや剥がれが発生する
ことがある。
【0007】一方、ドライ接着法でも、芯材に対する食
いつき性(ドライタック)が十分な、いわゆる「柔らか
い」接着剤として、アクリル系粘着剤のエマルジョン
や、合成ゴム系エマルジョン等が使用されている。しか
しながら、これらの接着剤は、良好な初期接着力を有す
るものの凝集力が極めて低く、養生後の常態剥離強度及
び耐熱性等が不十分であり、このような接着剤を使用し
た化粧シート被覆材料では、長期間過酷な環境下での使
用には耐えられないという問題点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ドラ
イ接着法での使用に耐えられるだけの初期接着力を有
し、さらに、ウェット接着法で接着した場合と同様の優
れた常態接着力、耐熱性を有する水系の接着組成物、そ
れを用いた接着方法、ならびに化粧シート被覆材料の製
造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の接着剤組成物
は、(メタ)アクリル酸0.3〜5重量%及び(メタ)
アクリル酸エステル10〜75重量%を含有し、ガラス
転移温度(Tg)が−45〜−30℃である(メタ)ア
クリル酸−(メタ)アクリル酸エステル−エチレン−酢
酸ビニル共重合体エマルジョン(A)と、ガラス転移温
度(Tg)が−5〜10℃であるエチレン−酢酸ビニル
共重合体エマルジョン(B)とを主成分とし、(メタ)
アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル−エチレン−
酢酸ビニル共重合体エマルジョン(A)100重量部
(固形分)に対して、エチレン−酢酸ビニル共重合体エ
マルジョン(B)50〜150重量部(固形分)が配合
されていることを特徴とする。
【0010】本発明の接着剤組成物は、(メタ)アクリ
ル酸−(メタ)アクリル酸エステル−エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体エマルジョン(A)と、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体エマルジョン(B)とを主成分とする。
【0011】(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸
エステル−エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン
(A) 上記エマルジョン(A)のガラス転移温度(Tg)は、
−45〜−30℃に制限される。上記エマルジョン
(A)のTgは、−45℃より低くなると、凝集力が不
足して十分な接着強度が得られなくなり、−30℃より
高くなると、ドライタック(乾燥後のドライ状態におけ
る粘着性)が不足して初期の接着性が低下するため、接
着直後の被着体に浮き上がり等が発生することがある。
尚、エマルジョン(A)のTgは、DSCによって測定
されるピーク温度である。後述のエマルジョン(B)の
Tgも、同様にして測定される。
【0012】上記エマルジョン(A)において、(メ
タ)アクリル酸は該共重合体の凝集力を高めると共に、
架橋剤を配合した場合の架橋点とするために用いられ、
その含有量は0.3〜5重量%(固形分)である。(メ
タ)アクリル酸の含有量が、0.3重量%未満では凝集
力が低くなり、架橋剤を使用した場合の架橋点が不足す
るため、接着強度が不十分となる。また、(メタ)アク
リル酸の含有量が、5重量%を超えると耐水性が低下し
たり、エマルジョン(A)自体の貯蔵安定性や他のエマ
ルジョンとの混和性が低下すると共に、凝集力が高くな
り過ぎてドライタックが不足する。
【0013】上記エマルジョン(A)において、(メ
タ)アクリル酸エステルの含有量は10〜75重量%
(固形分)である。(メタ)アクリル酸エステルの含有
量が、10重量%未満ではTgを−30℃以下にするこ
とが難しくなり、75重量%を超えるとTgを−45℃
以上にすることが難しくなる。
【0014】上記エマルジョン(A)において、エチレ
ン含有量は5〜40重量%(固形分)が好ましい。エチ
レン含有量が、5重量%未満では低温接着性が低下した
り、造膜温度が高くなって造膜性が低下し、ドライタッ
ク性が減少するため初期接着性も低下する。また、エチ
レン含有量が、40重量%を超えると各種被着体に対す
る接着性が低下する。
【0015】上記(メタ)アクリル酸エステルとして
は、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アク
リル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)ア
クリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メ
タ)アクリル酸2−エチルヘキシル等があげられ、中で
もアクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシルが
好ましい。
【0016】また、上記エマルジョン(A)には、性能
を損なわない範囲で、必要に応じて、他のモノマーが共
重合されてもよい。他のモノマーとしては、例えば、塩
化ビニル;ピバリン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、バー
サティック酸ビニル(シェル化学社製「Veova−1
0」)等の高級カルボン酸ビニルエステルの他、マレイ
ン酸、マレイン酸エステル、水酸基、アミド基、スルホ
ン酸基、エポキシ基、アルコキシ基、メチロール基等の
官能基を有するモノマーなどが挙げられる。
【0017】上記エマルジョン(A)は、通常の乳化重
合法によって製造される。この乳化重合法で使用される
乳化分散剤としては、例えば、ノニオン及びアニオン系
の界面活性剤;ポリビニルアルコール、ヒドロキシセル
ロース等の保護コロイドなどが挙げられる。
【0018】エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョ
ン(B) 上記エマルジョン(B)のガラス転移温度(Tg)は、
−5〜10℃に制限される。エマルジョン(B)のTg
が、−5℃より低くなると、凝集力が不足して十分な接
着強度が得られなくなり、10℃より高くなると、ドラ
イタック(乾燥後のドライ状態における粘着性)が不足
して初期の接着性が低下する。
【0019】上記エマルジョン(B)において、エチレ
ンの含有量は5〜40重量%(固形分)が好ましい。エ
チレンの含有量が、5重量%未満では低温接着性が不足
したり、造膜温度が高くなって造膜性が低下し、ドライ
タックも小さくなるため初期接着性が低下する。また、
エチレンの含有量が、40重量%を超えると各種被着体
に低下する。
【0020】また、上記エマルジョン(B)には、接着
性を損なわない範囲で、必要に応じて、前記エマルジョ
ン(A)と同様の他のモノマーが共重合されてもよい。
【0021】上記エマルジョン(B)は、通常の乳化重
合法によって製造される。この乳化重合法で使用される
乳化分散剤としては、接着剤を塗布する際の塗布安定性
の観点からポリビニルアルコールを使用することが好ま
しい。ポリビニルアルコールの使用によって、塩化ビニ
ル樹脂等の樹脂フィルムに接着剤を塗布する際の塗布む
らが発生し難くなる。
【0022】上記ポリビニルアルコールとしては、一般
に乳化分散剤として使用される、平均ケン化度7〜9
9.5モル%、平均重合度700〜2,700のものが
好ましい。さらに、ヒドロキシセルロース系の保護コロ
イド、ノニオン系乳化剤、アニオン系乳化剤などが併用
されてもよい。
【0023】本発明の接着剤組成物において、エマルジ
ョン(A)とエマルジョン(B)との配合割合は、エマ
ルジョン(A)100重量部に対して、エマルジョン
(B)50〜150重量部である。上記接着剤組成物に
おいて、エマルジョン(B)割合が、50重量部より少
なくなると良好な初期接着力は得られるものの、凝集力
が極めて低くなり、養生後の剥離強度が不十分となる。
また、エマルジョン(B)割合が、150重量部より多
くなるとドライ接着法において芯材に対する十分な食い
つき性(ドライタック)が得られず、接着することがで
きなくなる。
【0024】本発明の接着剤組成物において、エマルジ
ョン(A)及びエマルジョン(B)の固形分量合計は6
0重量%以上が好ましい。固形分量合計が60重量%未
満では、接着剤組成物を塗布後乾燥させるのに長時間を
要するため、生産性が低下する。特に、プロフィールラ
ミネート加工のように乾燥時間が生産ラインスピードに
大きく影響する場合は、乾燥時間の短縮が重要な要素と
なる。
【0025】上記接着剤組成物には、接着性や耐熱性を
損なわない範囲で、他の樹脂エマルジョン又は樹脂水溶
液が添加されてもよい。このようなエマルジョン又は水
溶液としては、例えば、スチレン、ブタジエン、アクリ
ロニトリル、クロロプレン、イソプレン、酢酸ビニル、
(メタ)アクリル酸エステル及び(メタ)アクリル酸等
の不飽和単量体からなる群より選ばれる1種以上の
(共)重合体のエマルジョン又は水溶液;天然ゴムラテ
ックスなどが挙げられる。
【0026】上記接着剤組成物のブルックフィールド粘
度計による60rpmの粘度は、500〜2,000m
Pa・sが好ましい。ブルックフィールド粘度計による
60rpmの粘度が500cps未満では、プロフィー
ルラミネート加工に使用する場合に接着剤が流動し易く
なるため、塗布装置から接着剤が流失して作業性が低下
すると共に、接着剤が被着体上ではじかれて外観不良を
招くことがある。また、この粘度が2,000mPa・
sを超えると、接着剤が流動し難くなるため、塗布面の
レベリング性が低下して塗布むらを生じ易くなる。
【0027】上記接着剤組成物のブルックフィールド粘
度計による60rpmの粘度が、上記範囲となるように
調節するために、トルエン、キシレン等の有機溶剤を添
加してもよい。また、粘性改良剤を添加することによっ
て、粘度、流動特性等を調節してもよい。粘性改良剤と
しては、例えば、ウレタン系のノニオン増粘剤;アルカ
リ増粘タイプのアニオン増粘剤;水溶性高分子などの公
知の増粘剤が挙げられる。さらに、上記有機溶剤と増粘
剤とが併用されてもよい。
【0028】本発明の接着剤組成物に硬化剤を配合する
ことにより、二液硬化型接着剤組成物として使用するこ
とができる。硬化剤としては、酸基及び/又は水酸基と
反応可能な官能基を分子中に2個以上有する化合物が好
適に用いられる。このような化合物としては、例えば、
イソシアネート系、メラミン系、アジリジン系、エポキ
シ系、オキサゾリン系、カルボジイミド系の硬化剤;各
種金属キレート型硬化剤などが挙げられ、中でも、イソ
シアネート系、エポキシ系、カルボジイミド系の硬化剤
や各種金属キレート型硬化剤が好ましい。
【0029】上記イソシアネート系の硬化剤としては、
例えば、トルイレンジイソシアネート(TDI)、ジフ
ェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ヘキサメチ
レンジイソシアネート(HDI)等のジイソシアネート
化合物;これらのジイソシアネート化合物の2量体、3
量体、それ以上の多量体であるポリイソシアネート化合
物;これらの変成物であるポリイソシアネート化合物な
どが挙げられる。これらの中で、特に、上記ポリイソシ
アネート化合物をポリエチレングリコール等のノニオン
性の親水基で変成しものが好ましい。このような親水性
のセグメントによって変成されたポリイソシアネート化
合物は、水分散性イソシアネートと呼ばれ、水性硬化剤
として広く市販されている。
【0030】上記エポキシ系の硬化剤としては、例え
ば、分子内に2個以上のエポキシ基を有する化合物が挙
げられる。このようなエポキシ系の硬化剤としては、例
えば、ビスフェノール型エポキシ化合物;フェノールノ
ボラック型エポキシ化合物;N,N,N',N'-テトラグリシジ
ル−m−キシリレンジアミン等の三級アミン含有の化合
物のように、それ自体は水溶性や強い親水性を有しない
エポキシ硬化剤;親水性セグメントで変成された水溶性
エポキシ硬化剤;ビスフェノール型エポキシ化合物やフ
ェノールノボラック型のエポキシ化合物を乳化剤によっ
て強制的に水中に分散させた水分散型エポキシ硬化剤な
どが挙げられ、いずれも使用可能である。
【0031】上記水溶性エポキシ硬化剤としては、例え
ば、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、
ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセ
ロールポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパ
ンポリグリシジルエーテル、レゾルシンジグリシジルエ
ーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ソルビ
タンポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグ
リシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジ
ルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエ
ーテル等が挙げられる。
【0032】上記カルボジイミド系硬化剤としては、一
般式R1 −N=C=N−R2 (式中、R1 、R2 は、水
素原子、プロピル基、シクロヘキシル基又はp−トルオ
イル基を示す)で表される化合物等が挙げられる。これ
らのカルボジイミド系硬化剤は親水性を付与した形に変
成されたものが好ましく、添加時に水又は親水性の有機
溶剤で希釈して使用するのが好ましい。
【0033】上記各種の金属キレート型硬化剤として
は、例えば、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化マグネ
シウム等の金属酸化物;亜鉛、マグネシウム、鉄、カル
シウム、コバルト、銅、アルミニウム、モリブデン、バ
ナジウム、錫、チタン等の各種金属元素のアセチルアセ
トン錯体などが挙げられる。
【0034】上記硬化剤の中でも、特に好ましく用いら
れるのはイソシアネート系の硬化剤である。イソシアネ
ート系の硬化剤は、反応活性が大きいため速やかに硬化
反応が進行して接着強度が向上する。また、イソシアネ
ート系の硬化剤は、酸基と水酸基のいずれに対しても反
応活性を有するため、上記エマルジョン(A)中の(メ
タ)アクリル酸由来のカルボン酸基と、エマルジョン
(B)中に含まれる乳化分散剤のポリビニルアルコール
の水酸基のいずれとも反応し、硬化後の凝集力が高く優
れた接着強度を発現する。
【0035】上記硬化剤の添加量は、硬化剤の種類によ
って異なるが、上記接着剤組成物100重量部(固形
分)に対して1〜5重量部(固形分)に制限され、好ま
しくは2〜8重量部である。硬化剤の添加量が、1重量
部未満では十分な凝集力や接着強度が得られず、5重量
部を超えると接着直後の凝集力が硬化剤の可塑化効果に
よって低下し、コスト的にも不利となる。
【0036】本発明の接着剤組成物には、必要に応じ
て、溶剤、可塑剤、防黴剤、消泡剤、防錆剤、充填剤、
粘着付与剤、粘着性改良剤等が添加されてもよい。
【0037】上記接着剤組成物を塗布する場合は、例え
ば、ロールコーター、刷毛塗り、フローコーター、ナイ
フコーター、スプレーコーター等の各種塗布装置が使用
可能であり、塗布される被着体の形状や用途によって適
宜選択される。
【0038】上記接着剤組成物は、特に塗布後乾燥させ
てから接着するドライ接着法を採用することによって、
その特徴が発揮される。ドライ接着法が採用される加工
方法としては、プロフィールラミネート加工方法、真空
成形加工方法、その他手作業による加工方法などが挙げ
られるが、いずれの加工方法も本発明の接着剤組成物を
使用して効果的に接着可能である。
【0039】以下に、上記接着剤組成物を使用して、プ
ロフィールラミネート加工する方法を説明する。被着材
として使用される化粧シートとしては、例えば、塩化ビ
ニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル、ポリスチレン、アクリル樹
脂、ABS樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、ポリビニ
ルアルコール、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化
ポリプロピレン等の合成樹脂からなるシート又はフィル
ムの他、木材の突き板シート、合成樹脂を含浸させた突
き板シート、アルミ箔等の金属シート、紙シート、合成
樹脂を含浸させた紙シート、合成樹脂をラミネートした
紙シート、布等が用いられる。
【0040】また、芯材としては、例えば、木質材料、
無機材料、金属、合成樹脂等からなる任意の成形体、積
層構造体等があり、例えば、天然木材、ラワン合板、パ
ーティクルボード、硬質ファイバーボード、中密度繊維
板(MDF)等の半硬質ファイバーボード;集成材等の
木質材料類;石膏ボード、セメントボード等の無機材料
成形体類;アルミニウム、ステンレス、鉄等の金属類;
塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル、ポリスチレン、アクリ
ル樹脂、ABS樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、ポリ
ビニルアルコール、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩
素化ポリプロピレン等の合成樹脂成形体類;これらの合
成樹脂類の発泡成形体などが用いられる。
【0041】上記プロフィールラミネート加工におい
て、上記化粧シートに接着剤組成物を塗布する方法とし
ては、ナイフコーター、各種ロールコーターを用いるの
が一般的である。上記接着剤組成物の塗布厚さは、未乾
燥状態で10〜100μmが好ましい。塗布厚さが10
μm未満では、芯剤表面の凹凸を埋めることができず十
分な接着面積が得られなくなるので、得られる化粧シー
ト被覆材料の接着性能が低下する。また、塗布厚さが1
00μmを超えると、乾燥時間が著しく長くなるので溶
剤型接着剤に比べて生産性が著しく低下する。
【0042】上記接着剤組成物が塗布された化粧シート
は、引き続いて乾燥ゾーンに供給されて乾燥される。乾
燥条件としては、20〜110℃、5秒〜5分間が好ま
しい。特に、塩化ビニル樹脂シートのように高温で著し
く軟化する熱可塑性樹脂シートを用いる場合は、乾燥条
件として、47〜75℃、5秒〜1分間が好ましい。
【0043】熱可塑性樹脂シートの場合、乾燥温度が著
しく高くなると、シートにかかる張力によって変形し、
得られる化粧シート被覆材料の外観が損なわれることが
あり、乾燥温度が低くなり過ぎると、乾燥時間が長くな
り生産性が低下するの上記温度範囲が好ましい。また、
乾燥時間が短かすぎる場合は、水分が残留してウェット
接着の状態となり、接着剤の凝集力が得られなくなるの
で、芯材に貼り合わせた直後に化粧シートが浮いたり剥
がれたりして、化粧シート被覆材料の外観が損なわれる
ので、上記時間範囲が好ましい。
【0044】上記接着剤組成物が塗布された化粧シート
は、乾燥後直ちに貼り合わせてもよいし、化粧シートを
一旦ロール巻きにして保存してもよい。一旦保存した後
に接着する場合は、接着剤の塗布表面を加熱などの手段
により、再活性化して貼り合わせることが好ましい。
【0045】上記接着剤組成物を塗布した化粧シートを
芯材に接着するには、芯材の表面の凹凸に合うように固
定された複数のロールを、化粧シートの上から押さえつ
けながら圧着して貼り合わせるのが好ましい。上記ロー
ルの押さえ圧力は、線圧1〜20kg/cmが好まし
い。線圧が1kg/cm未満では、化粧シートと芯材を
密着させることが困難であり、線圧が20kg/cmを
超えると、化粧シートを破損するおそれがある。
【0046】上記化粧シート被覆材料の製造を行なうた
めに、市販のプロフィールラミネーターを使用すること
ができる。このプロフィールラミネーターとしては、
化粧シートを連続的に送り出す供給ロール、接着剤を
化粧シートに接着剤を塗布するコーター、塗布された
接着剤を乾燥させる熱風乾燥機、一定の長さの芯材を
供給する芯材供給機、化粧シートを芯材に被覆しなが
ら曲面又は凹凸面に沿って圧着するロール、及び化粧
シートを芯材の長さに合わせて切断するカッター等、を
備えたものが好ましい。
【0047】
【作用】本発明の接着剤組成物は、エマルジョン(A)
として、(メタ)アクリル酸エステルが共重合された、
比較的低いTgを有する共重合体を使用することによ
り、乾燥後のドライタック(粘着性)が発現するため、
ドライ接着法で使用した場合の初期接着力に優れる。ま
た、エマルジョン(B)のTgを比較的高く設定し、さ
らに、エマルジョン(A)は、(メタ)アクリル酸が共
重合され、硬化剤との反応点を有することにより、高い
凝集力を発現し接着強度に優れる。本発明の接着剤組成
物は、エマルジョン(A)とエマルジョン(B)とを特
定の比率で配合することによって、プロフィールラミネ
ート加工等のドライ接着法で接着した場合、優れた初期
接着性と養生後の接着性とを発現する。
【0048】
【発明の実施の形態】以下に実施例を掲げて本発明を更
に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定
されるものではない。
【0049】(実施例1)接着剤組成物の調製 エマルジョン(A)として、エチレン−酢酸ビニル−ア
クリル酸2−エチルヘキシル−アクリル酸共重合体のエ
マルジョン(住友化学社製「スミカフレックス(以下、
SFという)921」、Tg−40℃、固形分60重量
%、pH5)、エマルジョン(B)として、エチレン−
酢酸ビニル共重合体のエマルジョン(住友化学社製「S
F455」、ポリビニルアルコール保護コロイドを用い
た分散剤系、固形分65重量%、Tg0℃、pH5)を
それぞれ用いた。まず、エマルジョン(A)の粘度調節
のため、エマルジョン(A)100重量部に増粘剤(旭
電化社製「アデカノールUH−420」をメタノールで
2倍に希釈したもの)0.12重量部を加えて十分に混
合した後、エマルジョン(B)120重量部を加えて十
分に混合し、接着剤組成物を得た。得られた接着剤組成
物のブルックフィールド粘度計による60rpmの粘度
は、1,500mPa・sであった。
【0050】上記接着剤組成物100重量部(固形分)
に対して、硬化剤として水分散性イソシアネート(積水
化学社製「エスダインUX−W」)3重量部(固形分)
を加えてよく混合攪拌し、二液硬化型接着剤組成物を得
た。
【0051】(実施例2、比較例1〜4)表1及び2に
示す配合量の、エチレン−酢酸ビニル−アクリル酸2−
エチルヘキシル−アクリル酸共重合体のエマルジョン
(A)、エチレン−酢酸ビニル共重合体のエマルジョン
(B)、増粘剤及び硬化剤を使用したこと以外は、実施
例1と同様にして接着剤組成物を調製した後二液硬化型
接着剤組成物を得た。
【0052】なお、使用したエマルジョンは、下記の性
状のものである。 ・SF951:住友化学社製、エチレン−酢酸ビニル共
重合体のエマルジョン(乳化剤系、Tg−25℃、固形
分55重量%) ・SF460:住友化学社製、エチレン−酢酸ビニル共
重合体のエマルジョン(ポリビニルアルコール保護コロ
イド、Tg0℃、固形分60重量%) ・SF400:住友化学社製、エチレン−酢酸ビニル共
重合体のエマルジョン(ポリビニルアルコール保護コロ
イド、Tg0℃、固形分55重量%)
【0053】上記実施例及び比較例で得られた二液硬化
型接着剤組成物について、下記の性能評価を行い、その
結果を表1に示した。 〔化粧シート被覆材料サンプルの作製〕プロフィールラ
ミネーター(丸伸商事社製「PL−300」)を用い
て、厚さ170μmの塩化ビニル樹脂シートを12m/
分の速度で供給し、その片面にナイフコーターで実施例
及び比較例で得られた二液硬化型接着剤組成物を40μ
mの厚さで塗布した。次いで、塩化ビニル樹脂シートを
70℃の熱風乾燥炉を通過させて乾燥させ、長さ2m、
幅100mm、厚さ20mmで、その表面に深さと幅が
約5mm、角部のRが2mmの2本のU字状の溝が70
mm間隔で長さ方向に設けられた断面異形の芯材(MD
F)の表面から裏面の両縁部にかけて包み込むように被
覆しながら、圧着ローラーを用いて圧着し、化粧シート
被覆材料サンプルを得た。
【0054】上記実施例及び比較例で得られた化粧シー
ト被覆材料サンプルにつき、以下の性能評価を行い、そ
の結果を表1及び2に示した。 (1)塗布状態及び乾燥状態 化粧シートに塗布された二液硬化型接着剤組成物の塗布
状態及び乾燥状態を目視観察し、下記の基準により判定
した。 ◎:均一にむらなく塗布され、乾燥も完了していた。 ○:均一にむらなく塗布され、乾燥もほぼ完了してい
た。 △:塗布面にややむらがあるが、乾燥は完了していた。 ×:塗布面にややむらがあり、完全に造膜するまで乾燥
していなかった。
【0055】(2)初期接着性 得られた化粧シート被覆材料サンプルの外観、特に、角
部の曲面や溝部の接着状態を目視観察し、下記の基準に
より判定した。 ○:浮き等の外観不良がなく、溝部も含めて全面が良好
に接着していた。 △:溝部とエッジ部の未乾燥(又はドライタック不足)
に由来する接着不良によって、浮きがみられた。 ×:ドライタック不足で全面的に芯材に対して食いつか
ず、接着ができなかった。 (3)常態剥離試験 得られた化粧シート被覆材料サンプルの平面部を、長さ
100mm×幅25mmの寸法に切断し、予め化粧シー
トの一端部を剥離させ、これを23℃、50%RHの雰
囲気下で2日間養生した。次いで、芯材と化粧シートの
一端部とをチャックに固定し、23℃、50%RHの雰
囲気下で、引張試験機を用いて剥離速度50mm/分に
て180度剥離試験を行った。
【0056】
【表1】
【0057】
【発明の効果】本発明の接着剤組成物は、上述の構成で
あり、主剤に初期の食いつき性を付与するエマルジョン
(A)と耐熱性や常態接着力を付与するエマルジョン
(B)とを併用しているために、優れた初期接着力と養
生後の耐熱性や常態接着強度とを同時に発現するので、
プロフィールラミネート加工等のドライ接着法による接
着作業に好適に用いられる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (メタ)アクリル酸0.3〜5重量%及
    び(メタ)アクリル酸エステル10〜75重量%を含有
    し、ガラス転移温度(Tg)が−45〜−30℃である
    (メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル−エ
    チレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(A)と、ガ
    ラス転移温度(Tg)が−5〜10℃であるエチレン−
    酢酸ビニル共重合体エマルジョン(B)とを主成分と
    し、(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル
    −エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(A)1
    00重量部(固形分)に対して、エチレン−酢酸ビニル
    共重合体エマルジョン(B)50〜150重量部(固形
    分)が配合されていることを特徴とする接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 (メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル
    酸エステル−エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョ
    ン(A)及びエチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョ
    ン(B)の固形分量が、60重量%以上であることを特
    徴とする請求項1記載の接着剤組成物。
  3. 【請求項3】 ブルックフィールド粘度計による60r
    pmの粘度が500〜2,000mPa・sであること
    を特徴とする請求項1又は2記載の接着剤組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうちいずれか1項記載の
    接着剤組成物100重量部(固形分)に対して、硬化剤
    として酸基及び/又は水酸基と反応可能な官能基を分子
    中に2個以上有する化合物1〜5重量部が配合されてい
    ることを特徴とする二液硬化型接着剤組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれか1項記載の
    接着剤組成物を一方の被着体に塗布し乾燥させた後、他
    方の被着体の表面に接合加圧して接着することを特徴と
    する接着方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のうちいずれか1項記載の
    接着剤組成物を化粧シートに塗布し乾燥させた後、芯材
    に接合加圧して接着することことを特徴とする化粧シー
    ト被覆材料の製造方法。
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