JPH10287559A - パッチ - Google Patents

パッチ

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JPH10287559A
JPH10287559A JP10093612A JP9361298A JPH10287559A JP H10287559 A JPH10287559 A JP H10287559A JP 10093612 A JP10093612 A JP 10093612A JP 9361298 A JP9361298 A JP 9361298A JP H10287559 A JPH10287559 A JP H10287559A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脂溶性活性化合物と親水性活性化合物を同時
に解放することを意図したパッチの提供。 【解決手段】 疎水性ポリマー層と、それを固定した支
持層と、a)少なくとも1種の水溶性活性化合物の第1
の粒子、b)油の第2の粒子、c)少なくとも1種の脂
溶性活性化合物を含むパッチであり、上記ポリマー層
が、該ポリマー層中に均質に分散された水吸収剤の第3
の粒子を含んだことを特徴とするパッチ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薬学的、化粧学的又
は皮膚薬学的に活性な化合物、特に異なる溶解特性を有
する化合物の少なくとも2つの表皮内への解放をコント
ロールさせるパッチに関する。本発明に従い、これは特
に脂溶性活性剤の第1の群と水溶性活性剤の第2の群と
に関する。
【0002】以下の本発明の開示において、用語「パッ
チ」は、皮膚に適用した時に、経皮活動(transdermal
action)によって活性物質の解放を確実にする、層状の
形態における複合構造を有する活性剤の解放システム
(delivery system)を示す。
【0003】脂溶性活性化合物に関して、これは特に、
油性媒体のような無極性媒体中に溶解することができる
化合物である。
【0004】水溶性活性物質に関して、それは固体形
状、特に微粒子の粉末又は顆粒の形態である。
【0005】
【従来の技術】経皮活動によって、活性化合物を浸透さ
せるのにパッチを使用することは知られている。
【0006】そのようなパッチは一般に次の順序:全般
的な閉塞、すなわち後述の物の蒸発を防ぐと共に経皮活
動を促進させるように、その活性化合物に対して不浸透
性である材料からなる、支持層として知られる第1の
層;該支持層に結合したポリマー層として知られる第2
の層、それは皮膚に直接接触しているこの層内に入れる
ことが可能とされた、活性化合物を含む;任意に、皮膚
にパッチの結合を促進するために、該ポリマー層の表面
に塗布され、且つ活性剤が浸透可能な粘着材料の層;最
後に、該パッチが使用されるより以前の保管時の間に何
らかの外部の汚染物質に対してそれを保護するように、
該ポリマー層を密封するように覆う、分離可能な保護
層、の幾つかの連続した層を含む構造を有する。
【0007】閉塞する支持層に結合し、分散された状態
において、脂質物質と疎水性活性化合物を含んだシリコ
ーンポリマーのマトリックスで作られたポリマー層を備
えてなるパッチ構造は、特に米国特許第5,232,702号に
より知られている。パッチのこの形態は水溶性活性化合
物の解放のために特に好適であるが、その文献には脂溶
性特質の添加活性化合物の解放は記載されていない。
【0008】その上、しわの処理用に適応させる形態の
閉塞性パッチの上述したタイプのものは、無水マトリッ
クス中に粉末の形態で水溶性化合物を含有し、それはま
た、このマトリックス中に浸透剤として使用される油を
含ませることをも可能とし、国際公開WO 96/14822中に
開示されている。
【0009】更にまた、フランス特許FR-A-2,738,744号
には、化粧学的又は皮膚薬学的な活性化合物の少なくと
も1種の解放を制御するためのパッチが開示され、この
パッチは、蓄積層、結合する支持層とを含み、該貯蓄層
は酸化媒体中で分解する可能性のある活性化合物の粒子
と、少なくとも1種の水吸収剤の粒子が分散された疎水
性ポリマーマトリックスからなり、該蓄積層は無水とさ
れている。
【0010】パッチは、脂溶性活性剤、水溶性活性剤と
該脂溶性活性剤の浸透を増加させるための油とを含むシ
リコーンマトリックスを備え、この水溶性活性剤は特
に、マトリックス中に分散された形態がドイツ特許DE-A
-4,210,165号からも知られている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、小滴の形態の
油が分散された無水ポリマーマトリックス、このマトリ
ックスを含む制御された解放システムを提案し、このマ
トリックスは脂溶性活性化合物と親水性活性化合物を同
時に解放することが意図されている。油が分散された無
水ポリマーマトリックスの使用は、非常に可撓性のパッ
チを提供することができ、平面でない、湾曲の程度の高
い皮膚表面、及び皮膚を曲げる領域によって邪魔になる
ことなく、密着することが図られる効果を有する。
【0012】出願人により実行されたテストでは、従来
技術のパッチでの確実なケースにおいて、皮膚に対する
粘着性は確保することが困難であり、これは特に、油が
混入される比率が相対的に大きい時のケースである。
【0013】全く驚くべきことに、マトリックス中への
水吸着剤の添加が、本発明のパッチの粘着力における実
質的な改善につながることが見出された。
【0014】その上、出願人は、特有な疎水性ポリマー
マトリックス中に、第1の脂溶性活性化合物が溶解され
た油の適当な量を分散させることによって、親水性特質
の第2の粉末の活性化合物の解放を優秀にコントロール
するにもかかわらず、無水ポリマー層を含んだパッチを
得ることが可能となることを確認している。
【0015】そのパッチは、特に包装と親油性又は親水
性特質、及び特にそれらが組合せ中に見出された時に、
互いを不活性化する傾向を有する親油性と親水性活性
剤、の皮膚滋養性及び/又は皮膚修復物質の会合のコン
トロールされた投与を許す。
【0016】全く驚くべき及び非予測的に、1種(又は
それ以上)の親水性活性化合物、1種(又はそれ以上)
の親油性活性化合物及び1種(又はそれ以上の)油を、
同じポリマーマトリックス中に包装することが可能であ
ることもまた、確認している。このようにそれは、例え
ば水性媒体中又は解放空気中で不安定である水溶性化合
物の粒子及び/又は解放空気中で乾燥する結果を、活性
化合物の劣化の何らかの危険のない、且つ油の硬化の何
らかの危険のない、不飽和油脂と共に、水性媒体中で又
は解放空気中で不安定な脂溶性活性化合物との安定な組
合せを調製することが可能である。
【0017】かくして、本発明の主題は、疎水性ポリマ
ー層、それを固定する支持層と、 a)少なくとも1種の水溶性活性化合物の第1の粒子、 b)油の第2の粒子、 c)少なくとも1種の脂溶性活性化合物 を含む製薬用(pharmaceutical)、化粧用(cosmetic)
又は皮膚-製薬用(dermo-pharmaceutical)パッチであ
り、上記ポリマー層が、該ポリマー層中に均質に分散さ
れた水吸収剤の第3の粒子を含んだことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施態様に従え
ば、上記脂溶性活性化合物は上記油中に溶解される。
【0019】別な実施態様に従えば、上記脂溶性活性化
合物は上記ポリマー層中に分散された、微粒子形態とさ
れる。
【0020】本発明に従って使用することのできる油
は、単独又は混合物として、次に挙げることのできる油
脂の中から選択することができる:動物、植物又は鉱物
起源の油、特にポリオールの脂肪酸エステルによって形
成される動物又は植物油、特に液体トリグリセリド、例
えばヒマワリ油、コーン油、大豆油、マロウ油(marrow
oil)、グレープシード油、ゴマ油、ヘーゼルナッツ
油、ピスタチオ油、アプリコット油、アーモンド油又は
アボカド油;魚油、グリセリルトリカプロカプリレー
ト、又は式R1COOR2の植物又は動物油で式中、R1
は7から19の炭素原子を含む高級脂肪酸残基を表し、
2は3から20までの炭素原子を含む分枝した炭化水
素鎖を表し、例えばプルセリン油、麦芽油、ビューティ
リーフ油、ゴマ油、コリアンダー油、サフラワー油、パ
ッションフラワー油、ムスクローズ油、マカダミア油、
フルーツ(ブドウ、クロスグリ、オレンジ、キウィ)種
子油、菜種油、ココナッツ油、落花生油、月見草油、パ
ーム油、ひまし油、アマ油、ホホバ油、チャ油(chia o
il)、オリーブ油又は麦芽油、米ぬか油、カリテバター
(karite butter)のような穀類胚芽油;アセチルグリ
セリド;アルキル又はポリアルキルオクタノエート、デ
カノエート又はリシノレエート;脂肪酸トリグリセリ
ド;グリセリド;液体パラフィン、液体石油ゼリー、パ
ーヒドロスクワレン;脂肪アルコール(ステアリルアル
コール、セチルアルコール)と脂肪酸(ステアリン酸)
とそれらのエステル;ポリ(C1−C20)アルキルシロ
キサンと特にトリメチルシリル末端基を含むそれら。好
ましくは粘度が0.06m2/sより小さいそれら、直
鎖ポリジメチルシロキサンとセチルジメチコーン(CT
FAの名称)のようなアルキルメチルポリシロキサンの
中から挙げられる。
【0021】部分的にフッ素化された炭化水素油又はパ
ーフルオロ油、特にパーフルオロポリエーテルとパーフ
ルオロアルカンもまた挙げることができる。
【0022】油相、すなわちポリマー層中に分散された
油の小滴は、組成物の全重量に比して0.1重量%から
30重量%の範囲の比率で存在させる。好ましくは、こ
のパーセンテージは5から25の間である。
【0023】本発明に従う組成物が皮膚の美容的処理又
は皮膚化学的目的のために使用される時、油相中に含ま
れる活性化合物は特に、抗酸化剤、抗フリーラジカル
剤、保湿剤、脱色素剤、脂肪調整物(liporegulator
s)、スリム化剤、抗ニキビ剤、抗乾癬剤、抗脂漏症
剤、抗ヒスタミン剤、抗老化剤、抗シワ剤、皮膚角層除
去剤、抗炎症剤、リフレッシュ剤、瘢痕形成剤、血管保
護剤、抗細菌剤、抗カビ剤、抗汗剤、スキンコンディシ
ョナー、免疫調整剤及び滋養剤から選択される。
【0024】油相中に溶解させる親油性活性剤の中で、
本発明に関連して経皮活動によって処理するのに使用す
ることのできるのは、例えば次の化合物を特に挙げるこ
とができる:D−α−トコフェロール、DL−α−トコ
フェロール、D−α−酢酸トコフェリル、DL−α−酢
酸トコフェリル、アスコルビルパルミテート、ビタミン
FとビタミンFグリセリド、ビタミンD、ビタミン
2、ビタミンD3、レチノール、レチノールエステル、
レチニールパルミテート、レチニールプロピオネート、
β−カロチン、D−パンテノール、ファルネソール、酢
酸ファルネシル;必須脂肪酸の豊富なホホバ油とクロフ
サスグリ油;サリチル酸とそのエステル、5−n−オク
タノイルサリチル酸とそのそのエステル、クエン酸、乳
酸グリコール酸のようなα−ヒドロキシ酸のアルキルエ
ステル;アジアチン酸(asiatic acid)、マデカシン酸
(madecassic acid)、アジアチコシド(asiaticoside)、
センテラ・アジアチカ(Centella asiatica)の全抽出物、
β−グリシルレチン酸、α−ビサボロール、2−オレオ
イルアミノ−1,3−オクタデカンのようなセラミド;
フィタントリオール、ポリ不飽和必須脂肪酸の豊富な水
産物起源のリン脂質、エトキシキン;ローズマリーの抽
出物、バルサム抽出物、ケルセチン、乾燥微細藻類の抽
出物、抗炎症剤、特にステロイダル抗炎症剤、及び生物
刺激剤、例えば一定のホルモン又は脂質及び/又はタン
パク質の合成のための化合物。
【0025】使用して良い油相中の親油性活性化合物の
濃度は、使用される植物油の本質に基づく。典型的に
は、この濃度は、油相の全重量に比して0.01重量%
から20重量%の範囲とすることができる。
【0026】適当な場合、油相はまた親油性表面活性
剤、例えばショ糖ジステアレート、ジグリセリルジステ
アレート、テトラグリセリルトリステアレート、デカグ
リセリルデカステアレート、ジグリセリルモノステアレ
ート、ヘキサグリセリルトリステアレート、デカグリセ
リルペンタステアレート、ソルビタンモノステアレー
ト、ソルビタントリステアレート、ジエチレングリコー
ルモノステアレート、グリセリンとパルミチン酸とステ
アリン酸のエステル、2OE(2酸化エチレン単位を含
む)のポリオキシエチレン化モノステアレート、グリセ
リルモノ又はジベヘネートとペンタエリスリチルテトラ
ステアレートを含めることもできる。
【0027】本発明に従う組成物が皮膚の化粧(美容)
的処理又は皮膚科学的目的のために使用される時、1つ
(又は複数)の水溶性固形活性化合物の粒子は、抗酸化
剤、抗フリーラジカル剤、保湿剤、脱色素剤、脂肪調整
物、スリム化剤、抗ニキビ剤、抗乾癬剤、抗脂漏症剤、
抗ヒスタミン剤、抗老化剤、抗シワ剤、皮膚角層除去
剤、抗炎症剤、リフレッシュ剤、瘢痕形成剤、血管保護
剤、抗細菌剤、抗カビ剤、抗汗剤、脱臭剤、スキンコン
ディショナー、免疫調整剤及び滋養剤のような通常的に
使用される親水性活性剤から選択される。
【0028】本発明に従うパッチにおいて、親水性活性
化合物は、例えばアスコルビン酸と生物学的に両立する
その塩、酵素、クリンダマイシンリン酸塩のような抗生
物質、表面活性剤効果を持つ成分、例えば大豆又は小麦
からのタンパク質粉末、α−ヒドロキシ酸とそれの塩、
ヒドロキシル化ポリ酸、ショ糖とそれの誘導体、尿素、
アミノ酸、オリゴペプチド、水溶性植物エキスと酵母、
コラーゲンとエラスチンのようなタンパク質加水分解
物、ヒアルロン酸、ムコ多糖類、ビタミンB2、B6、H
とPP、パンテノール、葉酸、アセチルサリチル酸、ア
ラントイン、グリチルレチン酸、コウジ酸、ハイドロキ
ノン、などから選択される。
【0029】有利には、該水溶性活性化合物は、ポリマ
ー層中に、該層の全重量に比して0.2重量%から20
重量%の範囲の比率で存在させる。
【0030】好ましくは、水溶性活性化合物の粒子は、
0.2μmから0.5mmの間の平均サイズを有する。
【0031】本発明の有利な態様に従うと、1つ(又は
それ以上)の加水分解感受性の親水性活性化合物、1つ
(又はそれ以上)の酸化感受性親油性活性化合物及び酸
化感受性の1つ(又はそれ以上)の油とを、同じマトリ
ックス中に包装することが可能である。これらの条件に
基づいて、標準的で典型的なクリームタイプ又はローシ
ョンタイプの調製において、脂溶性活性化合物又は油と
和合しない水溶性活性剤を使用することも可能である。
このように、例えばビタミンCの粒子と、ビタミンAを
含む不飽和の油の組合せを、該ビタミンの減少の何らか
の危険のない、及び該油の重合化のおそれもなく、調製
することが可能である。
【0032】有利には、ポリマー層を形成するマトリッ
クスは、該マトリックス中に均一に分散された少なくと
も1種の水吸収剤の粒子を含む。皮膚水分との接触につ
いて、その水吸収剤の粒子が水分を取り込み、かくして
水溶性の、固体活性化合物の溶解化が促進される。ある
意味では、水溶性活性剤のこの「本来の」溶解化によっ
て、その生物学的有効性が実質的に瞬間的に且つポリマ
ー層中に存在する別の化合物との相互作用を最小限とす
る可能性がある。皮膚の水分は、パッチの支持層が閉塞
された状態を生み出すことから、なおさら水溶性活性剤
のための溶解化剤として作用することができる。
【0033】分散状態において疎水性ポリマーマトリッ
クス中に存在することのできる水吸収剤のうち、好適な
ものとしては、水中で膨潤する高い度合を持つ架橋され
たポリアクリル酸超吸収剤、例えばアクアキープ(Aqua
keepR)の名称の下でノルソール(Norsolor)社により販
売されるもの;ポリビニルアルコール;カーボポール
(CarbopolR)の名称の下でグッドリッチ(Goodrich)社
により販売されるようなカルボキシビニルポリマー;カ
ルボキシメチルセルロースのような半合成セルロース誘
導体;糖類、天然ガム(グアガム、アラビアガム、トラ
ガカントガム)、カゼイン、フィトコロイド(カラゲー
ナン、アルギン酸塩、寒天)、綿繊維とゼラチンが挙げ
られる。
【0034】真空乾燥又はスプレーされたエマルジョン
の粉末の粒子の形態における水吸収剤の使用も可能であ
る。有利には、水吸収剤の粒子は約0.2μmから約
1.5mmの間の平均サイズを有する。
【0035】本発明に従って最も好ましい、疎水性ポリ
マーマトリックス中に分散された状態で存在する架橋さ
れたポリアクリル酸「超吸収剤」の使用は、水和後に、
親水性活性化合物の良好な分散を促進する。これらの
「超吸収剤」の存在の効能によって、皮膚に対する、特
に延長される適用が望まれる時にもパッチの良好な粘着
性が得られる。
【0036】上述したような水吸収剤は、ポリマー層の
全重量に比して、好ましくは約0.1重量%から約30
重量%の範囲の比率で、特に0.5重量%から10重量
%の範囲で存在させる。
【0037】本発明に従うパッチにおいて、疎水性ポリ
マーマトリックスは、例えば、シリコーンポリマー又は
ポリエステルポリウレタン又はポリエーテルポリウレタ
ンタイプのポリウレタンに基づくものである。
【0038】ポリマーマトリックスがシリコーンポリマ
ーに基づくものである時、そのシリコーンポリマーは、
1−C6アルキル、アリル又はアル(C1−C2アルキ
ル)基から選択される基によってシリコン原子が置換さ
れ、且つ末端シリコン原子が、C1−C6アルキル基によ
って三置換されたオルガノポリシロキサンから好適に選
択される。そのようなオルガノポリシロキサンは、特に
米国特許第2,541,137号、同2,723,966号、同2,863,846
号、同2,890,188号、同2,927,907号、同3,002,951号と
同3,035,016号中に開示されている。
【0039】上記シリコーンポリマーは、次式:
【化2】 式中:Rは、1から7の炭素原子を含むアルキル又はア
ルコキシ基、ビニル又はフェニル基を表し、またnは約
100から約5000までの範囲の中から選択される、
の単位を含むことが特に好ましい。
【0040】本発明に従て特に好適であるオルガノシロ
キサンは、ダウコーニング社によって、シラスチック
(Silastic)382R、Q7-4635R、Q7-4650R、Q7-4735R、Q7
-4750R、Q7-4765R、MDX 4-4210R と DC 3.6486R の名称
の下で知られるそれらを挙げることができる。
【0041】使用されるシリコーンのプレポリマーは、
室温のような適度の温度で、得られたポリマーマトリッ
クス中に生物学的に許容し得るとともにこのマトリック
ス中に分散された活性化合物と併存し得る架橋化触媒を
用いて好ましく架橋できる。
【0042】本発明に従って、架橋化触媒の意味は、架
橋剤と触媒との組合せに関係するものと理解される。
【0043】上記シリコーンのプレポリマーが、ヒドロ
キシル基、テトラプロポキシシラン[Si-(O-CH2-
CH2-CH34]のようなヒドロキシル基を含む時、ス
ズ-ベースの触媒との組合せは架橋剤として挙げること
ができる。
【0044】シリコーンのプレポリマーがビニル基を含
む時、ジメチルシリコーンポリマーと、白金-ベースの
触媒のような触媒との組合せの存在中で架橋することが
できる。
【0045】ポリマーマトリックスがポリウレタンに基
づくものである時、当該分野において知られたポリエス
テル-ポリオール又はポリエーテル-ポリオールタイプの
プレポリマーから得られる。ポリエステル-ポリオール
の中では、アジピン酸、テレフタル酸、及び、より一般
的な、何れかの別の多価の酸のような酸と二価又は三価
のアルコールとの反応によって得られるそれらを挙げる
ことができる。ポリエーテルポリオールの中では、エチ
レングリコール又はプロピレングリコール又はトリメチ
ロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリトール、
ソルビトール等の様なポリオールと、エチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド又はそれらの混合物との反応に
よるアルキル化によって得られるそれらを挙げることが
できる。
【0046】ポリウレタンの生成のためのポリ付加剤
は、イソシアネート又はポリイソシアネート、特にトル
エンジイソシアネート、ジフェニルメタン4,4'−ジ
イソシアネート、ナフタレン1,5−ジイソシアネート
及びイソホロンジイソシアネートである。
【0047】架橋化触媒又はポリ付加剤は、架橋化又は
ポリ付加が完全でなく、これが支持層を都合良く妨げる
ために満足できる固有の自己粘着特質を該ポリマー層が
有するようにするための量が好ましくは使用される。
【0048】最後に、ポリマーマトリックスの伸張に対
する抵抗を強化するために、ポリマー層には、例えばプ
ラスチック材料の穴あきシート、天然又は合成の繊維の
非ウエーブのシート或いは、天然又はフランス特許No.
92/05623 (FR-A-2,620,914)中に記載された、ポリアミ
ドのような合成繊維で作られた非緊張ガーゼからなるフ
レームを含めることができる。
【0049】本発明の従うパッチ用の支持層又は閉塞層
は、隣接したポリマー層中に含まれる活性化合物に対し
て不浸透性である何れかの適当な材料から構成すること
ができる。
【0050】支持層は、ポリマー層を支持するために利
用するばかりでなく、その被覆保護としても利用され
る。
【0051】支持層は、ポリマー層の周縁を越えて外側
に引き延ばすように、ポリマー層の周りを囲む表面が粘
着手段を任意に受け入れることができるように、ポリマ
ー層と同じサイズか又は大きいサイズとすることができ
る。
【0052】支持層のために好適な材料の中では、高又
は低密度ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリエチレンフタレート
のようなポリエステルで作られたフィルム、エチレン/
酢酸ビニルの共重合体で作られたフィルム及びポリウレ
タンフィルムを挙げることができる。これらの材料は、
アルミニウムのシートのような少なくとも1つの金属の
シートと共にラミネート化形成において存在させること
もできる。支持層は、望ましい支持と保護機能を提供す
るであろう何れかの適当な厚さとすることができる。好
ましくは、支持層の厚さは約0.2mmから約1.5m
mの間である。
【0053】本発明に従うパッチは、ポリマー層に隣接
する分離できる又は剥離可能な保護層の存在によって、
及び/又は適当な包装、殊に水に対し及び蒸気に対し不
浸透性であるいずれかの包装によっても保護することが
できる。
【0054】ポリマー層が分離可能な保護層によって保
護されるとき、この保護層は使用時に除去される。それ
は、ポリマーマトリックス中に存在する他の何れかの成
分と同じく活性化合物に不浸透性の何れかの材料から構
成することができる。使用することのできる材料の中で
は、シリコーン紙のシート又は例えばワニスを用い、抗
-粘着性を生じるように処理した熱可塑性プラスチック
材料のシートで作られたものが好適に挙げられる。好ま
しくは、この分離可能な保護層はポリエチレンからな
る。
【0055】周知の手法において、本発明に従うパッチ
は処置するべき皮膚表面の領域、例えば顔に塗布するた
めのマスクの形態として、殊に目の回り、目の下のたる
み又は額部に塗布するために相当する適当な外形に従っ
て切断することができる。勿論、本発明に従うパッチ
は、身体の限定された領域に塗布するために望ましい何
れかの他の形状に切断することができる。一般に、本発
明に従うパッチのサイズは、0.25cm2から500
cm2の間である。それ故に、皮膚の着色したシミの脱
色素化を意図したパッチは、1cm2以下の小さいサイ
ズとすることができるのに対し、スリム化作用を持つパ
ッチは、例えば大腿部の部分を十分に覆えるような大き
な表面積を有することができる。
【0056】このように作られ且つ裁断されるパッチ
は、分離可能な保護層を除去した後、処置するべき皮膚
の表面上に、皮膚に直接それを塗布することによって使
用することができ、この皮膚の汗水で親水性活性化合物
の望まれる解放(除放)を得ることの可能性を生み出
す。それはまた、約5から30秒の間の好ましい期間、
水中に浸すこともでき、又は、例えばスポンジを用いて
予め湿り気を持たせた後に皮膚に塗布することもでき
る。
【0057】一般に、皮膚の汗の水分は、親水性活性化
合物を含んだ疎水性ポリマーマトリックスから、処置す
るべき皮膚の表面に親水性活性化合物の解放を得るため
に十分である。
【0058】本発明の一つの実施態様に従うパッチにお
いて、ポリマー層を個性するポリマーマトリックスは、
ポリウレタン又はシリコーンのプレポリマー、両方とも
粒子の形態とした親水性活性化合物と水吸収剤、同じく
上述の溶解された親油性化合物を含んだ油とを、撹拌と
共に親密に混合することによって調製される。
【0059】プレポリマーがシリコーンポリマーである
なら架橋化触媒、プレポリマーがポリエステル-ポリオ
ール又はポリエーテル-ポリオールであるならイソシア
ネート又はポリイソシアネート、の何れか一方が、低
温、一般には室温で次に添加され、混合することによっ
て得られる。
【0060】その混合物は次いで、ホッパーに導入さ
れ、そしてパッチ用の分離可能又は剥離可能な保護フィ
ルムを構成する、例えばポリエチレンのシート上に注
ぐ。スクレーパーがホッパーの下流側に配置され、この
スクレーパーは平らにするべきポリマー層の厚みを決
め、この厚みは一般に、0.1mmから12mmの間と
される。
【0061】上述したようなフレームシートが続いて塗
布され、カレンダリング(calendering)の前に、ポリ
エチレンのシートとすることもできる支持層又は閉塞層
のシートによって、続行される。
【0062】ポリマー化又はポリ付加化(polyadditio
n)は好ましくは室温で実行され、これは活性化合物が
悪化しないようにするためである。一般に、そのポリマ
ー化又はポリ付加化は室温で24時間後に完全なものと
なる。
【0063】カレンダリングの後及びポリマー化又はポ
リ付加化が完全となる前に、得られる複合構造物は望ま
しい形状に直ちに裁断することができ、それによって何
らかの流動を回避するために得られるエッジ部をにひだ
を形成することを許す。
【0064】
【実施例】以下の実施例は本発明を説明するためのもの
である。
【0065】実施例1 0.2gの全トランス-レチノールを含んだ10gのス
イートアーモンド油と、微細結晶のビタミンCが、8g
のポリアクリル酸粉末(ノルソーラー(Norsolor)社に
よって販売されるアクアキープ(AquakeepR))に添加
される。43gのDC3.6486Rオルガノポリシロキサン
(ダウコーニング社により販売)が添加される。1.7
gの医学用グレードキュアリング剤架橋化触媒が、15
00回転/分での撹拌と共に加えられ、さらに撹拌は数
分間継続される。
【0066】そのように均質化された生産物はホッパー
に導入され、そして厚さ200μmのポリエチレンシー
ト上に厚さ0.8mmの層になるようにスクレーパーを
用いて展延される。このシートはその粘着性を減じるた
めに表面-予備処理することができる。1mmの隙間と
0.3mmの厚みを持つメッシュを含んだポリエチレン
又はポリアミドのガーゼからなるフレームが、上記の如
く被覆されたポリエチレンのシートに接着される。
【0067】
パッチの支持又は閉塞性を構成する厚さ30μmのポ
リエチレンシート(抗粘着性処理を除く)が次いで貼着
され、またカレンダリングがその組立物上で実行され
る。閉塞性の支持層と部分的に架橋されたシリコーンポ
リマーマトリックスの形成された自己粘着性ポリマー層
を含む組立物(assembly)がこのように得られ、この組
立物はまた、分離可能な保護層をも備える。
【0068】望まれる使用形態に基づいて異なる形状の
パッチは、この組立物の裁断によって作製することがで
きる。
【0069】裁断の後、そのパッチは次いでポリエチレ
ン袋中に包装される。使用の間、分離可能な保護層を取
り除いた後、該パッチは、例えば約30分の期間、目の
周囲に直接貼付される。パッチが取り除かれた後、目の
回りの領域がこのパッチでは、他の処置しなかった場合
よりも実質的に平滑となり、且つより生き生きした外観
に処理されることが観察された。
【0070】実施例2 0.3gのD−トコフェロールを含む12gのひまし油
と2gの乳酸ナトリウムの微細結晶が、8gのポリアク
リル酸粉末(ノルソーラー(Norsolor)社によって販売
されるアクアキープ(AquakeepR))に添加される。4
3gのDC3.6486Rオルガノポリシロキサン(ダウコーニ
ング社により販売)が添加される。1.7gの医学用グ
レードキュアリング剤架橋化触媒が、1500回転/分
での撹拌と共に加えられ、さらに撹拌は数分間継続され
る。
【0071】実施例1と同様の手法によってパッチが作
製される。このパッチを皮膚に塗布してから12時間
後、良好な粘着力が再度観測される。
【0072】45℃、48時間での保存試験により、ひ
まし油もトコフェロールも劣化していないことが示され
る。
【0073】実施例3 ホホバ油10g、β-カロチン0.6g及び1.5gの
微細結晶のヒドロキシプロリンが、8gのポリアクリル
酸粉末(ノルソーラー(Norsolor)社によって販売され
るアクアキープ(AquakeepR)に添加される。43gのD
C3.6486Rオルガノポリシロキサン(ダウコーニング社に
より販売)が添加される。1.7gの医学用グレードキ
ュアリング剤架橋化触媒が、1500回転/分での撹拌
と共に加えられ、さらに撹拌は数分間継続される。
【0074】実施例1と同様の手法によってパッチが作
製され、このパッチは日光でダメージを受けた皮膚につ
いて修復作用、及びエモリエントと瘢痕形成作用とを有
す。皮膚上のこのパッチの粘着力は、12時間後に評価
され、満足すべき結果が得られた。
【0075】実施例4 尿素1.5gとカフェイン粉末0.5gが、0.2gの
ニコチン酸ヘキシルを含むゴマ油10gに添加される。
43gのDC3.6486Rオルガノポリシロキサン(ダウコー
ニング社により販売)が添加される。1.7gの医学用
グレードキュアリング剤架橋化触媒が、1500回転/
分での撹拌と共に加えられ、さらに撹拌は数分間継続さ
れる。
【0076】実施例1と同様の手法によってパッチが作
製される。このパッチを15分間貼付した後、皮膚の血
管の微細循環が増加し、加えて皮下脂肪の代謝が促進す
る。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 疎水性ポリマー層と、それを固定した支
    持層と、 a)少なくとも1種の水溶性活性化合物の第1の粒子、 b)油の第2の粒子、 c)少なくとも1種の脂溶性活性化合物 を含むパッチであり、 上記ポリマー層が、該ポリマー層中に均質に分散された
    水吸収剤の第3の粒子を含んだことを特徴とするパッ
    チ。
  2. 【請求項2】 上記脂溶性活性化合物が上記油中に溶解
    されたことを特徴とする請求項1記載のパッチ。
  3. 【請求項3】 上記脂溶性活性化合物が上記ポリマー層
    中に分散された、微粒子形態としたことを特徴とする請
    求項1記載のパッチ。
  4. 【請求項4】 上記水吸収剤が、架橋されたポリアクリ
    ル酸超吸収剤、ポリビニルアルコール、カルボキシビニ
    ルポリマー、半合成セルロース誘導体、澱粉、グアガ
    ム、アラビアゴム及びトラガカントゴム、カゼイン、フ
    ィトコロイド、綿繊維から選択されることを特徴とする
    請求項1から3のいずれか1項記載のパッチ。
  5. 【請求項5】 上記水吸収剤が凍結乾燥された又はスプ
    レーされたエマルジョンの粒子の形態とされたことを特
    徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のパッチ。
  6. 【請求項6】 上記水吸収剤が上記ポリマー層内に、該
    層の全重量に比して約0.1重量%から約30重量%ま
    での範囲の比率で存在させたことを特徴とする請求項1
    から5のいずれか1項記載のパッチ。
  7. 【請求項7】 上記水吸収剤の粒子が約0.2μmから
    約1.5mmの間の平均サイズを有することを特徴とす
    る請求項1から6のいずれか1項記載のパッチ。
  8. 【請求項8】 上記油が、鉱油、動物脂、植物油又は合
    成油、又はそれらの混合物から選択されることを特徴と
    する請求項1から7のいずれか1項記載のパッチ。
  9. 【請求項9】 上記油が、上記ポリマー層の全重量に比
    して0.1重量%から30重量%までの範囲の比率で該
    ポリマー層中に存在することを特徴とする請求項1から
    8のいずれか1項記載のパッチ。
  10. 【請求項10】 上記脂溶性活性化合物が、上記油の全
    重量に比して0.01重量%から20重量%の範囲の比
    率で上記ポリマー層中に存在することを特徴とする請求
    項1から9のいずれか1項記載のパッチ。
  11. 【請求項11】 上記脂溶性活性化合物が、以下の化合
    物:D−α−トコフェロール、DL−α−トコフェロー
    ル、D−α−酢酸トコフェリル、DL−α−酢酸トコフ
    ェリル、アスコルビルパルミテート、ビタミンFとビタ
    ミンFグリセリド、ビタミンD、ビタミンD2、ビタミ
    ンD3、レチノール、レチノールエステル、レチニール
    パルミテート、レチニールプロピオネート、β−カロチ
    ン、D−パンテノール、ファルネソール、酢酸ファルネ
    シル;必須脂肪酸の豊富なホホバ油とクロフサスグリ
    油;サリチル酸とそのエステル、5−n−オクタノイル
    サリチル酸とそのそのエステル、クエン酸、乳酸グリコ
    ール酸のようなα−ヒドロキシ酸のアルキルエステル;
    アジアチン酸、マデカシン酸、アジアチコシド、センテ
    ラ・アジアチカの全抽出物、β−グリシルレチン酸、α
    −ビサボロール、2−オレオイルアミノ−1,3−オク
    タデカンのようなセラミド;フィタントリオール、ポリ
    不飽和必須脂肪酸の豊富な水産物起源のリン脂質、エト
    キシキン;ローズマリーの抽出物、バルサム抽出物、ケ
    ルセチン、乾燥微細藻類の抽出物、ステロイダル抗炎症
    剤から選択されることを特徴とする請求項1から10の
    いずれか1項記載のパッチ。
  12. 【請求項12】 上記水溶性活性化合物が、上記ポリマ
    ー層中に、該層の全重量に比して0.2重量%から20
    重量%までの範囲の比率で存在させたことを特徴とする
    請求項1から11のいずれか1項記載のパッチ。
  13. 【請求項13】 上記水溶性活性化合物が、平均粒子サ
    イズが0.2μmから0.5mmの間である粒子形態で
    あることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項
    記載のパッチ。
  14. 【請求項14】 上記水溶性活性化合物が、次の化合
    物:アスコルビン酸と生物学的に両立するその塩、酵
    素、抗生物質、表面活性剤効果を持つ成分、α−ヒドロ
    キシ酸とそれの塩、ヒドロキシル化ポリ酸、ショ糖とそ
    れの誘導体、尿素、アミノ酸、オリゴペプチド、水溶性
    植物エキスと酵母、タンパク質加水分解物、ヒアルロン
    酸、ムコ多糖類、ビタミンB2、B6、HとPP、パンテ
    ノール、葉酸、アセチルサリチル酸、アラントイン、グ
    リチルレチン酸、コウジ酸、ハイドロキノンから選択さ
    れることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項
    記載のパッチ。
  15. 【請求項15】 上記疎水性ポリマー層がシリコーンポ
    リマー又はポリウレタンに基づくものであることを特徴
    とする請求項1から14のいずれか1項記載のパッチ。
  16. 【請求項16】 シリコーンポリマーに基づく疎水性ポ
    リマー層がC1−C6アルキル、アリル又はアル(C1
    2アルキル)基から選択される基によってシリコン原
    子が置換された直鎖のオルガノポリシロキサンの架橋化
    によって得られ、且つ末端シリコン原子がC1−C6アル
    キル基によって三置換されていることを特徴とする請求
    項15記載のパッチ。
  17. 【請求項17】 上記シリコーンポリマーが、次式: 【化1】 式中:Rは、1から7の炭素原子を含むアルキル又はア
    ルコキシ基、ビニル又はフェニル基を表し、またnは約
    100から約5000までの範囲の中から選択される、
    の単位を含むことを特徴とする請求項16記載のパッ
    チ。
  18. 【請求項18】 ポリウレタンポリマーに基づく疎水性
    ポリマー層が、トルエンジイソイアネート、ジフェニル
    4,4'−ジイソシアネート、ナフタレン1,5−ジイ
    ソシアネート及びイソホロンジイソシアネートから選択
    されるイソシアネート又はポリイソシアネートの存在
    中、ポリエステル-ポリオール又はポリエーテル-ポリオ
    ールのポリ付加反応によって得られることを特徴とする
    請求項15記載のパッチ。
  19. 【請求項19】 上記ポリマー層と上記支持層の間に挿
    入されたフレームを含むことを特徴とする請求項1から
    18のいずれか1項記載のパッチ。
  20. 【請求項20】 上記フレームがプラスチック材料の穴
    あきシート、天然又は合成の繊維の非ウエーブのシート
    或いは天然又は合成繊維で作られた非緊張ガーゼから選
    択されることを特徴とする請求項19記載のパッチ。
  21. 【請求項21】 上記ポリマー層の厚みが約0.1mm
    から12mmの間であることを特徴とする請求項1から
    20のいずれか1項記載のパッチ。
  22. 【請求項22】 上記支持層が、高又は低密度ポリエチ
    レン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、エチレンと酢
    酸ビニルの共重合体、ポリエステルとポリウレタンから
    選択されるポリマーからなることを特徴とする請求項1
    から21のいずれか1項記載のパッチ。
  23. 【請求項23】 上記支持層の厚みが0.2mmから
    1.5mmであることを特徴とする請求項1から22の
    いずれか1項記載のパッチ。
  24. 【請求項24】 自己粘着性であることを特徴とする請
    求項1から23のいずれか1項記載のパッチ。
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