JPH10287356A - 容器とこれに用いる耐熱キャップ - Google Patents

容器とこれに用いる耐熱キャップ

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JPH10287356A
JPH10287356A JP9093849A JP9384997A JPH10287356A JP H10287356 A JPH10287356 A JP H10287356A JP 9093849 A JP9093849 A JP 9093849A JP 9384997 A JP9384997 A JP 9384997A JP H10287356 A JPH10287356 A JP H10287356A
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Naoya Ikeda
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 容器のリサイクルに際し、容易にキャップを
外し取ることのできる容器とこれに用いる耐熱キャップ
の提供。 【解決手段】 中栓5よりも軟化温度が高く、かつ硬度
も高い合成樹脂により形成された外蓋18と、前記中筒
7外周で、前記突条15の上部及び下部又はその間に対
応して位置せしめられた、前記外筒16の下端20と、
前記中筒7に形成された、前記外筒16の下端20を受
ける下受け部21と、前記中筒7内面で、前記突条15
の上下部の内のいずれか一方に接して形成された弱化ラ
イン22と、前記中筒7の下端部23から前記弱化ライ
ン22に接続して形成された切欠き24とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は清酒、ジュース、
麺つゆ等のような、容器に充填する場合に加熱して行
う、容器とこれに用いる耐熱キャップに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来上記のような目的に使用される容器
とこれに用いる耐熱キャップは一般に図13に示すよう
に形成されている。同図において51は容器であり、一
例としての瓶を示す。52はその口部であり、その上部
の外周に環状の凹条53が形成されている。かつその下
方に環状の突部54が形成されている。55は中栓であ
り、合成樹脂、一例としてポリエチレンにより形成さ
れ、内筒56、中筒57、上壁58を有し、無端状の裂
溝59を有する口壁60が設けられている。61は裂取
部材、62は下受け部、63は注筒、64は係止部を示
す。又65は前記凹条53と係止する環状の突条を示
す。次に66は外蓋であり、耐熱性の高い合成樹脂、一
例としてポリプロピレンにより形成され、外筒67、蓋
体68がヒンジ69により一体に形成されている。そし
て前記外筒67の下端部70は前記下受け部62に達し
て位置させられており、かつ外筒67の上部内側に、内
方に環状に突出する係合部71が設けられ、この係合部
71が前記上壁58上に設けられた環状の係止部64
に、上下方向に係合させて設けられている。又前記蓋体
68はその内周面一部に設けられた固定部72が、前記
係合部71の一部の上部に設けられた被固定部73に、
閉止の際に上下に軽く固定するようになっている。74
は前記注筒63と密接する環状の中足を示す。
【0003】この容器とこれに用いる耐熱キャップは、
前記のように構成されていることにより、前記のような
加熱して充填する液体商品の容器に用いられ、外筒67
の中筒57への圧接によって、中筒57の、前記容器5
1内に充填された図示しない加熱液体が口部52を伝っ
てもたらす熱により、中筒57の圧接による弾性変形に
おける弾性が減少して密閉の減少してしまうのを補って
いる。即ち、それにより密閉の減少を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記のように構
成された従来の容器とこれに用いる耐熱キャップは次に
述べるような問題を有している。それは容器の内容の液
体商品を消費し、この容器をリサイクルする場合、容器
と前記耐熱キャップを分離する必要が生じる。即ち前記
耐熱キャップを容器口部52から取り外さなければなら
ない。しかし前記耐熱キャップはその突条65が、前記
凹条53と上下方向に固く係合しているため容易に取り
外すことができない。かつ又栓抜き等の取り外し器具を
用いようとしても、前記下受け部62の下面は容器口部
52の突部54により遮られていて、栓抜き等の取り外
し器具を用いることができない。この発明は上記のよう
な問題を解決するためになされたもので、その目的は容
器51の口部52に装着する際は打栓形式の耐熱キャッ
プで打栓により容易に装着でき、しかも容器の口部52
から取り外しがきわめて容易な、容器のリサイクル用に
適した、容器とこれに用いる耐熱キャップを提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するこ
の発明について述べるとそれは、容器1の口部2外周に
上下に間隔をおいて、周方向に形成された凹条3及び突
部4;前記口部2に装着される合成樹脂製の中栓5;該
中栓5に設けられた、前記口部2の内外及び上端にそれ
ぞれ圧接する、内筒6、中筒7及び上壁8から成る挟持
部9;前記上壁8上に設けられた注筒10及び半径方向
外側に向けて形成された係止部11;前記注筒10内側
に設けられた、無端状の裂溝12及び上面に裂取部材1
3を有する口壁14;前記中筒7内面に設けられた、前
記凹条3に圧接する突条15;前記中筒7外周一部に圧
接する外筒16と蓋体17から成り、前記中栓5を形成
する合成樹脂よりも軟化温度が高く、かつ硬度も高く、
又水の沸点よりも高い軟化温度を有する合成樹脂により
形成された外蓋18;該外蓋18に設けられた、前記係
止部11に係合させられる係合部19;前記中筒7外周
で、前記突条15の上部及び下部又はその間に対応して
位置せしめられた、前記外筒16の下端20;前記中筒
7に形成された、前記外筒16の下端20を受ける下受
け部21;前記中筒7に、前記突条15の上下部のうち
のいずれか選ばれた一方に接して形成された周方向の弱
化ライン22;前記中筒7の下端部23から前記弱化ラ
イン22に接続して形成された切欠き24;から成るこ
とを特徴とする容器とこれに用いる耐熱キャップであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について述
べると次の通りである。容器1の口部2外周に上下に間
隔をおいて、周方向に形成された凹条3及び突部4と、
前記口部2に装着される合成樹脂製の中栓5と、該中栓
5に設けられた、前記口部2の内外及び上端にそれぞれ
圧接する、内筒6、中筒7及び上壁8から成る挟持部9
と、前記上壁8上に設けられた注筒10及び半径方向外
側に向けて形成された係止部11と、前記注筒10内側
に設けられた、無端状の裂溝12及び上面に裂取部材1
3を有する口壁14と、前記中筒7内面に設けられた、
前記凹条3に圧接する突条15と、前記中筒7外周一部
に圧接する外筒16と蓋体17から成り、前記中栓5を
形成する合成樹脂よりも軟化温度が高く、かつ硬度も高
く、又水の沸点よりも高い軟化温度を合成樹脂により形
成された外蓋18と、該外蓋18に設けられた、前記係
止部11に係合させられる係合部19と、前記中筒7外
周で、前記突条15の上部及び下部又はその間に対応し
て位置せしめられた、前記外筒16の下端20と、前記
中筒7に形成された、前記外筒16の下端20を受ける
下受け部21と、前記中筒7に、前記突条15の上下部
のうちのいずれか選ばれた一方に接して形成された周方
向の弱化ライン22と、前記中筒7の下端部23から前
記弱化ライン22に接続して形成された切欠き24と、
から成ることを特徴とする容器とこれに用いる耐熱キャ
ップ。
【0007】この発明は、前記のように構成されたこと
により、加熱した液体商品を充填した容器1の口部2に
この耐熱キャップを装着した場合、前記液体商品の、口
部2を伝わってもたらされる熱により中筒7の、弾性変
形による圧接において、その弾性が減少し、圧接の度合
いが減少しそうになる。この場合水の沸点より高い軟化
点の前記外筒16の圧接により、その減少分は補充さ
れ、これにより密閉力の減少は実用上差支えない程度に
抑制することができる。
【0008】そして容器1のリサイクルに際しては、切
欠き24により前記弱化ライン22を裂切るだけの簡単
な動作によって、栓抜き等を掛止させる部分を形成させ
ることができ、これにより、栓抜きを用い又は素手で、
容器1からこの耐熱キャップを容易に外し取ることがで
きる。そして栓抜きを用いる場合、弱化ライン22を裂
き切った際に中筒7と外筒16の両方の下面が現われる
ものについては、中筒7の外側に、中筒7よりも硬度の
高い外筒16が圧接していることにより、中筒7は栓抜
きによる部分的な付勢に対して、部分的に変形してしま
うことなく、上記付勢に対する充分な反力を生じるか
ら、栓抜きの力は分散せずに通達するため、なかなか抜
けないもどかしさがなく、壮快に外し取ることができ
る。又下受部21を裂き取った後には中筒5の下面と外
筒16の下面の各面積の和が、又は中筒7の上部より厚
い下受け部21の下面が大きく出現するから、栓抜きを
かけて外し取る力を加え易くすることができる。又弱化
ライン22を裂き切った場合に下受け部21の下部を含
む中筒7の下面が現われるものは、同様に栓抜きをかけ
る広い面積が出現することになり栓抜きに強い力をかけ
易くなり容易に外しとることができる。
【0009】又前記外筒16の下端20は前記中筒7
の、突条15上部に対応する位置に位置し、かつ弱化ラ
イン22は中筒7に、突条15の上部に接した位置に形
成されてもよい。このように構成されることにより、こ
の耐熱キャップは容器のリサイクルの際に切り欠き24
から弱化ライン22を裂切ることにより、栓抜き等の器
具を用いることなく、素手によりきわめて容易に外し取
ることができる。又前記外筒16の下端20は中筒7
の、突条15上部に対応する位置に位置し、かつ弱化ラ
イン22は中筒7の内面で、突条15の下部に接して形
成されていてもよい。
【0010】このように構成されることにより、容器の
リサイクルの際に切欠き24から弱化ライン22を裂き
切ることによって、栓抜きを用いてきわめて容易に耐熱
キャップを外し取ることができる。又前記外筒16の下
端20は中筒7の、突条15に対応する位置に位置し、
弱化ライン22は中筒7の内面で突条15の下部に接し
て形成されてもよい。このように構成されたことによ
り、外筒16による突条15の前記口部2への圧接を充
分強めて行うことができ、従って耐熱性を高めることが
できると共に、容器1のリサイクルの際は、切り欠き2
4から弱化ライン22を裂切ることにより、栓抜き等の
器具等を用いてきわめて容易にこの耐熱キャップを外し
取ることができる。
【0011】又外筒16の下端20は、中筒7の、突条
15の下部に対応する位置に位置し、かつ下受け部21
より下の中筒7は半径方向で齟齬して形成されてもよ
い。このように構成されることにより弱化ライン22を
裂切る際に極めて容易に裂切ることができる。これは前
記齟齬部分において裂切りの応力が集中し易く、かつ中
栓5よりも硬度の高い外筒16の下端がいわゆるカッタ
ーとして役立つからである。又容器1のリサイクルの際
は切欠き24から弱化ライン22を裂切れば、弱化ライ
ン22は中筒7の齟齬している部分のため前記のように
応力集中が起こり易いので、きわめて容易に裂切れ、従
って栓抜き等の器具を用いて容易に外し取ることができ
る。又前記下受け部21より下の中筒7が半径方向に齟
齬して形成されている耐熱キャップにおいて、突条15
は前記凹条3の、上下方向の途中に圧接させられてもよ
い。
【0012】このように構成されることにより、容器の
リサイクルの際に切欠き24から弱化ライン22を裂き
切れば、外筒16の下端がカッターとして役立ち、一層
容易に薄肉部13を裂き切ることができる。又前記下受
け部21より下の中筒7が半径方向に齟齬して形成され
ている耐熱キャップにおいて、前記突条15は凹条3の
最深部25より上に位置させられていてもよい。このよ
うに構成されることにより、中筒6の下面に栓抜き等の
器具をかけてこのキャップを外す際にきわめて容易に外
すことができると共に、栓抜き等の器具をもちいずに素
手で、指によってもきわめて容易に外すことができる。
又前記外筒16は、ヒンジ26を介して蓋体17を有し
て形成されてもよい。このように構成されることによ
り、外筒16及び蓋体17は一体に形成されるから、こ
の耐熱キャップの半径方向に加えて上下方向の耐熱性を
高めることができる。
【0013】又前記切欠き24は、該切欠き24に一体
的に張り渡した薄膜27を有して形成されてもよい。こ
のように構成されることにより、切欠き24部分からの
塵埃の侵入を防止できると共に開放の場合はきわめて容
易に破断することができる。又この薄膜27は不正開放
を防止する封止部材として役立てることができる。次に
前記下受け部21は、切欠き24の近傍に摘み28を有
して形成されてもよい。このように構成されることによ
り、この摘み28を引っ張ることによって、容易に栓抜
きの掛止部を出現させることができ、従って容易にこの
耐熱キャップを容器1から外しとることができる。
【0014】
【実施例】図1〜図7において1は容器であり、一例と
して瓶が示され、その口部2外周に、上下に間隔をおい
て凹条3及び突部4が形成されている。5は前記口部2
に装着される中栓であり、一例としてポリエチレンによ
り形成されている。9は内筒6、中筒7及び上壁8から
成る挟持部である。そして前記上壁8上には注筒10及
び係止部11が設けられてあり、又その注筒10内側に
は口壁14が設けられ、これに無端状の裂溝12と、そ
の上面に裂取部材13が設けられている。又前記中筒7
内面には前記凹条3に圧接する突条15が設けられてい
る。18は外蓋であり、前記中筒7外周で、その一部に
圧接する外筒16と蓋体17から成り、かつ該外蓋18
は前記中栓5の合成樹脂よりも軟化温度が高く、硬度も
高く、又水の沸点よりも高い軟化温度を有する合成樹
脂、一例としてポリプロピレンにより形成された。
【0015】そして前記外筒16の下端20は、前記中
筒7外周で、前記突条15の上部及び下部、又はその間
に対応して位置させられている。次に、前記中筒7に前
記外筒16の下端20を受ける下受け部21が形成され
ており、又該中筒7に、前記突条15の上下部のうちの
いずれか選ばれた一方に接して、周方向の弱化ライン2
2が形成されている。この弱化ライン22は一例として
溝状に形成されているが、その外ミシン目、それらの組
合わせ等で裂取り易く形成されている部分である。そし
て前記中筒7の下端部23から、前記弱化ライン22に
接して切欠き24が形成されている。19は外蓋18に
設けられた係合部で前記係止部11に係合させられてい
る。
【0016】なお図1中35は蓋体17内面に設けられ
た中足であり、蓋体17の閉止の際に前記注筒10に密
接するようになっている。又36は前記外筒16の上部
の一部に設けられた掛止部で、前記蓋体17閉止の際
に、蓋体17の一部に設けられた被掛止部37に掛止す
るようになっている。図1において、消費者等は使用の
際蓋体17を明け、裂取部材13を上方に引っ張り裂溝
12を裂切って口壁14に通口を形成し、容器1内の図
示しない液体商品を注出して用いる。容器1のリサイク
ルの際は前記中筒7を、切欠き24の近傍のつまみ28
を外方に引っ張り、弱化ライン22を周方向に裂切って
弱化ライン22より下部の中筒7を除去する。そうする
と中筒7の下受部21を含む巾の広い下面、又は中筒7
及び外筒16の下面が出現する。これらの部分とこの耐
熱キャップの上部に、図9に示すように栓抜き34をか
け、上方に押し上げて外し取るのである。なお図9にお
いて蓋体17は紙背となっていて現れない。図1に示す
ものは、外筒16の下端20は前記中筒7の、突条15
上部に対応する位置に位置し、かつ弱化ライン22は中
筒7内面で、突条15の上部に接した位置に形成された
ものである。
【0017】図2に示すものは、外筒16の下端20は
中筒7の、突条15上部に対応する位置に位置し、かつ
弱化ライン22は中筒7に、突条15の下部に接して形
成されている。又図3において外筒16の下端20は中
筒7の、突条15に対応する位置に位置し、かつ弱化ラ
イン22は中筒7に、突条15の下部に接して形成され
ている。図4に、図1に示す耐熱キャップの外観が示さ
れている。同図において28は摘みであり、切欠き24
の近傍において中筒7に設けられており、前記弱化ライ
ン22を裂切る場合、この摘み28を引っ張るようにな
っている。
【0018】29は摘み28の基端部、30は先端部、
31は裂切れ易い連結片を示す。但し摘み28が設けら
れていないものは切欠き24の端部を指で摘み、外方に
引っ張ればよい。図5に示すものは弱化ライン22を、
前記突条15の上部を侵して形成させたものであり、外
筒18の下端20は本来突条15の上部に対応する位置
に位置している。そして摘み28を中筒7の下端部に位
置させた例を示し、図6に示すものも同様の構成におい
て摘み28を弱化ライン22に沿って設けたものであ
る。図7に示すものは、図1に示す耐熱キャップにおい
て切欠き24を上下に垂直に形成したものである。次に
図10に示すものは前記の耐熱キャップにおいて、外筒
16の下端20を、中筒7の、突条15下部に対応する
位置に位置させ、かつ下受け部21より下の中筒7は、
半径方向で齟齬して形成されている。
【0019】図11に示すものは図3に示す耐熱キャッ
プのA−A線断面図を示すが、その切欠き24に薄膜2
7が形成されている。この薄膜27は中筒7に一体に形
成されているもので、中筒7の、その厚み方向の位置は
任意であり、図示のように中筒7の外表面と同一に形成
されてもよく、又は内面と同一面を形成して位置させて
もよく、更に外表面と内面との間に位置させても差支え
ない。
【0020】次に、このように形成された容器とこれに
用いる耐熱キャップの実施例の作用について述べると、
使用に際して蓋体17を明け、裂取部材13を上方に引
っ張り裂溝12を裂切って通口を形成し、容器1の内容
品を注出する。そして容器1のリサイクルの場合は摘み
28を摘んで外方に引っ張り、或は指で切欠き24の端
部を摘み、外方に引っ張り、切欠き24から中筒7の弱
化ライン22を裂切り、図8、図12に示すようにそこ
に現われた中筒7、外筒16の両方の下面に指33をか
け、又は栓抜き34を上下に亘ってかけ、上方に付勢し
て外し取るのである。又図9に示すように下受け部21
の下部を含む中筒7の下面の現われたものは、ここに栓
抜き34を上下に亘ってかけ、上方に付勢して外し取る
のである。なお図示は省略するが、前記注筒7の全部又
は周方向の一部を薄肉に形成してもよい。その薄さの程
度は、つけ根部の厚さ1.1mmを0.9mm以下とす
るのである。具体的な一例としては0.8mmに形成さ
れ、そのつけ根部から先端に至る程次第に薄くなるよう
に形成された。但しこのテーパーは付けなくても差支え
はない。このようにすることにより、棒状の、一方に缶
切りを設けた栓抜きを用いて、その一端で中筒7を斜め
下方向に押圧すると、同方向に屈曲し、その変形によっ
て前記栓抜きを掛けることができるのである。このよう
に、即ち栓抜きにより押圧することによって弾性変形す
るように薄く構成されてもよい。従来の、つけ根部の厚
さ1.1mmの注筒7は栓抜き等の押圧によっても容易
に屈曲しないのである。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明は、前記のように構成さ
れたことにより、加熱した液体商品を充填した容器1の
口部2にこの耐熱キャップを装着した場合、前記液体商
品の、口部2を伝わってもたらされる熱により、中筒7
の弾性変形による圧接において、その弾性が減少し、圧
接の度合いが減少しそうになる。この場合水の沸点より
高い軟化点の前記外筒16の圧接によりその減少分は補
充され、これにより密閉力の減少は実用上差支えない程
度に抑制することができる。
【0022】そして容器1のリサイクルに際しては、切
欠き2により前記弱化ライン22を裂き切るだけの簡単
な動作よって、栓抜き34を掛止させる部分を形成させ
ることができ、これにより、栓抜き34を用い、又は素
手で容器1からこの耐熱キャップを容易に外し取ること
ができる。そして栓抜き34を用いる場合、弱化ライン
22を裂き切った場合に中筒7と外筒16の両方の下面
が現われるものについては、中筒7よりも硬度の高い外
筒16が圧接していることにより、中筒7は栓抜き34
による部分的な付勢に対して部分的に変形してしまうこ
となく、上記付勢に対する充分な反力を生じるから、栓
抜き34の力は分散せずに直達する為、なかな抜けない
もどかしさがなく、壮快に外し取ることができる。
【0023】又下受部21を裂き取った後には中筒5の
下面と外筒16の下面の各面積の和が、又は中筒5の上
部より厚い下受部21の下面が大きく出現するから、栓
抜き34をかけて外し取る力を加え易くすることができ
る。又弱化ライン22を裂き切った場合に下受け部21
の下部を含む中筒7の下面が現れるものは、同様に栓抜
き34をかける広い面積が出現することになり、栓抜き
34に強い力をかけ易くなり、容易に外しとることがで
きる。請求項2の発明は前記のように構成されることに
より、この耐熱キャップは容器のリサイクルの際に切欠
き24から弱化ライン22を裂き切ることにより、栓抜
き34を用いることなく、素手によりきわめて容易に外
し取ることができる。
【0024】請求項3の発明は前記のように構成される
ことにより、容器のリサイクルの際に、切欠き24から
弱化ライン22を裂切ることにより、栓抜き34を用い
てきわめて容易に耐熱キャップを外し取ることができ
る。
【0025】請求項4の発明は前記のように構成される
ことにより、外筒16により突条15の前記口部2への
圧接を充分強めて行うことができ、従って耐熱性を高め
ることができると共に、容器1のリサイクルの際は切欠
き24から弱化ライン22を裂切ることにより、栓抜き
34を用いてきわめて容易にこの耐熱キャップを外し取
ることができる。
【0026】請求項5の発明は前記のように構成される
ことにより、弱化ライン22を裂切る際に極めて容易に
裂切ることができる。これは前記齟齬部分において裂切
りの応力が集中し易く、かつ中栓5よりも硬度の高い外
筒16の下端がいわゆるカッターとして役立つからであ
る。
【0027】請求項6の発明は前記のように構成された
ことにより、容器1のリサイクルの際に、切欠き24か
ら弱化ライン22を裂き切れば外筒16の下端がカッタ
ーとして役立ち、一層容易に薄肉部13を切ることがで
きる。
【0028】請求項7の発明は前記のように構成された
ことにより、中筒6の下面に栓抜き34をかけてこのキ
ャップを外す際にきわめて容易に外すことができると共
に、栓抜き34を用いずとも、素手で指33によっても
きわめて容易に外すことができる。
【0029】請求項8の発明は前記のように構成される
ことにより、外筒16及び蓋体17は一体に形成される
から、この耐熱キャップの半径方向に加えて上下方向の
耐熱性を高めることができる。
【0030】請求項9の発明は前記のように構成された
ことにより、切欠き24部分から塵埃の侵入を防止でき
ると共に開放の場合きめて容易に破断することができ
る。又この薄膜27は不正開放を防止する封止部材とし
て役立てることができる
【0031】請求項10の発明は前記のように構成され
たことにより、この摘み28を引っ張ることにより容易
に栓抜き34の掛止部を出現させることができ、従って
容易にこの耐熱キャップを容器1から外しとることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示し、容器とこれに用いる
耐熱キャップの断面図である。
【図2】同じく第2の実施例を示し、図1に相当する図
である。
【図3】同じく第3の実施例を示し、図1に相当する図
あでる。
【図4】図1に示す容器とこれに用いる耐熱キャップに
おける、耐熱キャップの部分断面図である。
【図5】この発明の第4の実施例を示し、図4に相当す
る図である。
【図6】同じく第5の実施例を示し、図4に相当する図
である。
【図7】同じく第6の実施例を示し、図4に相当する図
である。
【図8】図1に示す耐熱キャップの、容器から外し取る
状態を示す図である。
【図9】図2に示す耐熱キャップの、容器から外し取る
状態を示す図である
【図10】この発明の第7の実施例を示し、図1に相当
する図である。
【図11】図1におけるA−A線矢視断面図である。
【図12】図10に示す耐熱キャップの、容器から外し
取る状態を示す図である。
【図13】従来の容器とこれに用いる耐熱キャップの断
面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 口部 3 凹条 4 突部 5 中栓 6 内筒 7 中筒 8 上壁 9 挟持部 10 注筒 11 係止部 12 裂溝 13 裂取部材 14 口壁 15 突条 16 外筒 17 蓋体 18 外蓋 19 係合部 20 下端 21 下受け部 22 弱化ライン 23 下端部 24 切欠き 25 最深部 26 ヒンジ 27 薄膜 28 摘み
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】29は摘み28の基端部、30は先端部、
31は裂切れ易い連結片を示す。但し摘み28が設けら
れていないものは切欠き24の端部を指で摘み、外方に
引っ張ればよい。図5に示すものは弱化ライン22を、
前記突条15の上部を侵して形成させたものであり、外
筒18の下端20は本来突条15の上部に対応する位置
に位置している。同図に示すものは摘み28が設けられ
てなく、かつ切欠き24を垂直に形成したものである。
図6に示すものも同様の構成において摘み28を弱化ラ
イン22に沿って設けたものである。図7に示すもの
は、図1に示す耐熱キャップにおいて切欠き24を垂直
に形成したものである。次に図10に示すものは前記の
耐熱キャップにおいて、外筒16の下端20を、中筒7
の、突条15下部に対応する位置に位置させ、かつ下受
け部21より下の中筒7は、半径方向で齟齬して形成さ
れている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】次に、このように形成された容器とこれに
用いる耐熱キャップの実施例の作用について述べると、
使用に際して蓋体17を明け、裂取部材13を上方に引
っ張り裂溝12を裂切って通口を形成し、容器1の内容
品を注出する。そして容器1のリサイクルの場合は摘み
28を摘んで外方に引っ張り、或は指で切欠き24の端
部を摘み、外方に引っ張り、切欠き24から中筒7の弱
化ライン22を裂切り、図8、図12に示すようにそこ
に現われた中筒7、外筒16の両方の下面に指33をか
け、又は栓抜き34を上下に亘ってかけ、上方に付勢し
て外し取るのである。又図9に示すように下受け部21
の下部を含む中筒7の下面の現われたものは、ここに栓
抜き34を上下に亘ってかけ、上方に付勢して外し取る
のである。同図に示すものは蓋体17を開けて栓抜き3
4をかけた場合を示す。なお図示は省略するが、前記注
筒7の全部又は周方向の一部を薄肉に形成してもよい。
その薄さの程度は、つけ根部の厚さ1.1mmを0.9
mm以下とするのである。具体的な一例としては0.8
mmに形成され、そのつけ根部から先端に至る程次第に
薄くなるように形成された。但しこのテーパーは付けな
くても差支えはない。このようにすることにより、棒状
の、一方に缶切りを設けた栓抜きを用いて、その一端で
中筒7を斜め下方向に押圧すると、同方向に屈曲し、そ
の変形によって前記栓抜きを掛けることができるのであ
る。このように、即ち栓抜きにより押圧することによっ
て弾性変形するように薄く構成されてもよい。従来の、
つけ根部の厚さ1.1mmの注筒7は栓抜き等の押圧に
よっても容易に屈曲しないのである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器1の口部2外周に上下に間隔をおい
    て、周方向に形成された凹条3及び突部4;前記口部2
    に装着される合成樹脂製の中栓5;該中栓5に設けられ
    た、前記口部2の内外及び上端にそれぞれ圧接する、内
    筒6、中筒7及び上壁8から成る挟持部9;前記上壁8
    上に設けられた注筒10及び半径方向外側に向けて形成
    された係止部11;前記注筒10内側に設けられた、無
    端状の裂溝12及び上面に裂取部材13を有する口壁1
    4;前記中筒7内面に設けられた、前記凹条3に圧接す
    る突条15;前記中筒7外周一部に圧接する外筒16と
    蓋体17から成り、前記中栓5を形成する合成樹脂より
    も軟化温度が高く、かつ硬度も高く、又水の沸点よりも
    高い軟化温度を有する合成樹脂により形成された外蓋1
    8;該外蓋18に設けられた、前記係止部11に係合さ
    せられる係合部19;前記中筒7外周で、前記突条15
    の上部及び下部又はその間に対応して位置せしめられ
    た、前記外筒16の下端20;前記中筒7に形成され
    た、前記外筒16の下端20を受ける下受け部21;前
    記中筒7に、前記突条15の上下部の内のいずれか選ば
    れた一方に接して形成された周方向の弱化ライン22;
    前記中筒7の下端部23から前記弱化ライン22に接続
    して形成された切欠き24;から成ることを特徴とする
    容器とこれに用いる耐熱キャップ。
  2. 【請求項2】 外筒16の下端20は、中筒7の、突条
    15上部に対応する位置に位置し、かつ弱化ライン22
    は中筒7に、突条15の上部に接した位置に形成されて
    いる請求項1記載の容器とこれに用いる耐熱キャップ。
  3. 【請求項3】 外筒16の下端20は、中筒7の、突条
    15上部に対応する位置に位置し、かつ弱化ライン22
    は中筒7に、突条15の下部に接して形成されている請
    求項1記載の容器とこれに用いる耐熱キャップ。
  4. 【請求項4】 外筒16の下端20は中筒7の、突条1
    5に対応する位置に位置し、かつ弱化ライン22は中筒
    7に、突条15の下部に接して形成されている請求項1
    記載の容器とこれに用いる耐熱キャップ。
  5. 【請求項5】 外筒16の下端20は、中筒7の、突条
    15下部に対応する位置に位置し、かつ下受け部21よ
    り下の中筒7は半径方向で齟齬して形成されている請求
    項1記載の容器とこれに用いる耐熱キャップ。
  6. 【請求項6】 突条15は凹条3の、上下方向の途中に
    圧接させられている請求項5記載の容器とこれに用いる
    耐熱キャップ。
  7. 【請求項7】 突条15は凹条3の最深部25より上に
    位置させられている請求項6記載の容器とこれに用いる
    耐熱キャップ。
  8. 【請求項8】 外筒16はヒンジ26を介して蓋体17
    を有している請求項1、2、3、4、5、6又は7記載
    の容器とこれに用いる耐熱キャップ。
  9. 【請求項9】 切欠き24は、該切欠き24に一体的に
    張り渡した薄膜27を有する請求項1、2、3、4、
    5、6、7又は8記載の容器とこれに用いる耐熱キャッ
    プ。
  10. 【請求項10】 下受け部21は切欠き24の近傍に摘
    み28を有している請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8又は9記載の容器とこれに用いる耐熱キャップ。
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